JPS5813392A - 新規抗生物質sf−2107a↓2物質及びその製造法 - Google Patents
新規抗生物質sf−2107a↓2物質及びその製造法Info
- Publication number
- JPS5813392A JPS5813392A JP11133881A JP11133881A JPS5813392A JP S5813392 A JPS5813392 A JP S5813392A JP 11133881 A JP11133881 A JP 11133881A JP 11133881 A JP11133881 A JP 11133881A JP S5813392 A JPS5813392 A JP S5813392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- methanol
- reaction
- antibiotic
- antibiotic substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規抗生物質及びその製造法に関するものであ
り、さらに詳しくは抗生物質5F−2107A2物質及
びダクチロスポランギウム(Dactylospora
ngium)属に属する5F−21074物質生産菌を
培地に培養し、得られた培養物から抗生物質5F−21
07A、物質を採取することを特徴とする新規抗生物質
8F−2107A、物質の製造法に関するものである。
り、さらに詳しくは抗生物質5F−2107A2物質及
びダクチロスポランギウム(Dactylospora
ngium)属に属する5F−21074物質生産菌を
培地に培養し、得られた培養物から抗生物質5F−21
07A、物質を採取することを特徴とする新規抗生物質
8F−2107A、物質の製造法に関するものである。
本発明者らは、ある種の菌株の培養物中にダラム陰性菌
及び陽性菌に対して抗菌作用を示す物質が生産さねてい
ることを見出し、その有効物質を培養物から純粋に単離
し、その性状を調べた結果、既知の物質とけ異なる新規
抗生物質であることを確かめ、この有効物質を5F−2
107A2物質と命名した。
及び陽性菌に対して抗菌作用を示す物質が生産さねてい
ることを見出し、その有効物質を培養物から純粋に単離
し、その性状を調べた結果、既知の物質とけ異なる新規
抗生物質であることを確かめ、この有効物質を5F−2
107A2物質と命名した。
新規抗生物質5F−21074物質生産菌としては、そ
の培養物中に、採取するに光分な量のSF−・111 2107 At物質を生産する能力を有するものであれ
ば、いかなるものであってもよいが、このような菌株の
一例としては本発明者らにより神奈川県横浜市鶴見区駒
岡町の常倫寺の土壌より新たに分離された5F−210
7株がある。該菌株の菌学的性状は下記の通りである。
の培養物中に、採取するに光分な量のSF−・111 2107 At物質を生産する能力を有するものであれ
ば、いかなるものであってもよいが、このような菌株の
一例としては本発明者らにより神奈川県横浜市鶴見区駒
岡町の常倫寺の土壌より新たに分離された5F−210
7株がある。該菌株の菌学的性状は下記の通りである。
■、形態
晶化菌糸はよく分枝して波状に伸長し、その直径は約0
.5〜0.6ミクロンである。寒天培地及び液体培地の
いずれにおいても晶化菌糸の分断は通常観察されない。
.5〜0.6ミクロンである。寒天培地及び液体培地の
いずれにおいても晶化菌糸の分断は通常観察されない。
気菌糸はほとんど見られず事実上形成されないと思われ
る。SF’−2107株は寒天培地の表面に胞子のうを
1個あるいはタフト状に形成する。胞子のうけスターチ
寒天培jl12 、グリセロール・アスパラギン寒天培
地等で多数部められる。胞子のうけ指状で大きさはおよ
そ0.8〜1.I X 2.5〜4.0建り四ンである
。各胞子のうけ中に一列に3〜4コ□ の胞子を含む。胞子のうを含む寒天培地表面をかきとっ
て滅菌水に懸濁し・、30分以上放置した後、1ト巨 検鏡すると胞子が活発な遊走性を有することが認められ
る。このような胞子を電子顕微鏡で観察すると、胞子は
楕円ないし短円筒型で表面は平滑(8mooth )で
あり、一端に数本の鞭毛が認められる。
る。SF’−2107株は寒天培地の表面に胞子のうを
1個あるいはタフト状に形成する。胞子のうけスターチ
寒天培jl12 、グリセロール・アスパラギン寒天培
地等で多数部められる。胞子のうけ指状で大きさはおよ
そ0.8〜1.I X 2.5〜4.0建り四ンである
。各胞子のうけ中に一列に3〜4コ□ の胞子を含む。胞子のうを含む寒天培地表面をかきとっ
て滅菌水に懸濁し・、30分以上放置した後、1ト巨 検鏡すると胞子が活発な遊走性を有することが認められ
る。このような胞子を電子顕微鏡で観察すると、胞子は
楕円ないし短円筒型で表面は平滑(8mooth )で
あり、一端に数本の鞭毛が認められる。
■、各種培地上の生育状態
8F−2107株の各種培地上の生育状態は次表に示す
通りである。色の記載について〔〕内に示す標準はコン
テナー・コーポレーション・オブ・アメリカ(Cont
ainer Corporaiion of Amer
ica)社製の[カラー〇ハーモニーーマニュアル(C
olorHarmony Manual ) Jに記載
のものを用いた。観察は28℃で、14〜21日培養後
に行なった。
通りである。色の記載について〔〕内に示す標準はコン
テナー・コーポレーション・オブ・アメリカ(Cont
ainer Corporaiion of Amer
ica)社製の[カラー〇ハーモニーーマニュアル(C
olorHarmony Manual ) Jに記載
のものを用いた。観察は28℃で、14〜21日培養後
に行なった。
■、生理的性質
(1)生育温度範囲:イースト麦芽寒天培地において2
0〜42℃の温度範囲で生育し、28〜37℃で良好に
生育する。
0〜42℃の温度範囲で生育し、28〜37℃で良好に
生育する。
(2) ゼラチンの液化:陰性(20℃、21日培養
)(3) スターチの加水分解:陰性(28℃、14
日培養)(4)硝酸塩の遺児:陽性(28℃、14日培
養)(5) 脱脂乳のペプトン化:陰性(28℃、3
7℃、14日培養) 〃 の凝固:陰性(28℃、37℃、14日培養)(6
)耐塩性: x、5tsでは生育するが3.0%以上で
は生育しない。
)(3) スターチの加水分解:陰性(28℃、14
日培養)(4)硝酸塩の遺児:陽性(28℃、14日培
養)(5) 脱脂乳のペプトン化:陰性(28℃、3
7℃、14日培養) 〃 の凝固:陰性(28℃、37℃、14日培養)(6
)耐塩性: x、5tsでは生育するが3.0%以上で
は生育しない。
(7) メラニン様色素の生成:陰性■、炭素源の利
用性 丹 良好に生育(利用性:十) 十 弱い生育(利用性ニー) 用いた基本培地: ■、細胞壁組成 ベラカー(Becker)らの方法(Appl、 Mi
crobiol、 。
用性 丹 良好に生育(利用性:十) 十 弱い生育(利用性ニー) 用いた基本培地: ■、細胞壁組成 ベラカー(Becker)らの方法(Appl、 Mi
crobiol、 。
13:236(1965・1・’Ill:)、、tp
@ ) vcよ、□1.よ、細胞壁組成成分中島シアず
ノピハン酸は主にヒドロキシ型であった。
@ ) vcよ、□1.よ、細胞壁組成成分中島シアず
ノピハン酸は主にヒドロキシ型であった。
以上の性状よfi、5F−2107株は放線菌の中でタ
クチロスボランキウA (Dactylo@poran
gium )属に属する菌株である。
クチロスボランキウA (Dactylo@poran
gium )属に属する菌株である。
本発明者らは5F−2107株をダクチpスボランギウ
ム番エスピー* SF−2107(Dactylosp
orangiumsp、 5F−2107) と称す
ることにした。
ム番エスピー* SF−2107(Dactylosp
orangiumsp、 5F−2107) と称す
ることにした。
本菌株は微工研に寄託されておシ、その微工研微生物受
託番号は第5351号である。
託番号は第5351号である。
5F−2107株は他の放線菌の多くの菌株の場合にみ
られるようにその性質が変化しやすく、例えば紫外線、
エックス線、放射線、薬品等を用いる人工的変異手段で
変異しうるものであるがミいずれの変異株であっても8
F−2107At物質の生産能を有するダクチロスポラ
ンギウム属の菌株はすべて本発明の方法に使用すること
ができる。
られるようにその性質が変化しやすく、例えば紫外線、
エックス線、放射線、薬品等を用いる人工的変異手段で
変異しうるものであるがミいずれの変異株であっても8
F−2107At物質の生産能を有するダクチロスポラ
ンギウム属の菌株はすべて本発明の方法に使用すること
ができる。
本発明の方法では、前記菌株を通常の微生物が利用しう
る栄養物を含有する培地で培養する。栄養源としては従
来、放線菌の培養に利用されている公知のものが使用で
きる。例えば炭素源としてグルコース、グリセロール、
シュクp−ス、澱粉、デキストリン、水飴、糖蜜、大豆
油等が使用できる。又、窒素源としては大豆粉、小麦胚
芽、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、乾燥酵母、コー
ンステイープリカー、綿実粕、魚粉、硫酸アンモニウム
、硝酸ソーダ、尿素等を使用しうる。その他、必要に応
じて炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化コバルト、
燐酸塩等の無機塩類を添加する他、菌の発育を助け、5
F−2107At物質の生産を促進することができる有
機及び無機物を適当に添加することができる。
る栄養物を含有する培地で培養する。栄養源としては従
来、放線菌の培養に利用されている公知のものが使用で
きる。例えば炭素源としてグルコース、グリセロール、
シュクp−ス、澱粉、デキストリン、水飴、糖蜜、大豆
油等が使用できる。又、窒素源としては大豆粉、小麦胚
芽、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、乾燥酵母、コー
ンステイープリカー、綿実粕、魚粉、硫酸アンモニウム
、硝酸ソーダ、尿素等を使用しうる。その他、必要に応
じて炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化コバルト、
燐酸塩等の無機塩類を添加する他、菌の発育を助け、5
F−2107At物質の生産を促進することができる有
機及び無機物を適当に添加することができる。
培養法としては、一般の抗生物質生産方法と同じく好気
的条件下での培養法であれば、いかなる方法を適用して
もよいが、特に深部培養法が最も適している。培養に適
当な温度は25〜37℃であるが、多くの場合28〜3
2℃付近で培養を行彦うのが好iしい。5F−2107
At物質の生産は振盪培養、タンク培養共に3〜10日
で蓄積が最高に達する。
的条件下での培養法であれば、いかなる方法を適用して
もよいが、特に深部培養法が最も適している。培養に適
当な温度は25〜37℃であるが、多くの場合28〜3
2℃付近で培養を行彦うのが好iしい。5F−2107
At物質の生産は振盪培養、タンク培養共に3〜10日
で蓄積が最高に達する。
5F−2107At物質の検定に当っては、ビブリオ・
パーコラy ス(Vibrlo percolans)
ATCC8461を用いる生物検定法、シリカゲル薄
層クロマトグラフイー及び高速液体クロマトグラフィー
を併用する。
パーコラy ス(Vibrlo percolans)
ATCC8461を用いる生物検定法、シリカゲル薄
層クロマトグラフイー及び高速液体クロマトグラフィー
を併用する。
5F−2107A2物質は後記する理化学性状を有する
のでその性状に従って抽出、精製することが可能である
が、以下に示す方法によ如効率的に抽出、精製が可能で
ある。すなわち、有効成分は主として培養液から液体部
分を炉去した固形部分に含まれており、固形部分から含
水アセトン、含水メタノール等で抽出し、有機溶剤を留
去したのち、酢酸エチル等の溶剤で抽出する。また、炉
液にも有効成分が含寸れている場合は、培養ろ液から酢
酸エチル等の溶剤で抽出する。次に、有効成分を含有す
る酢酸エチル等の溶剤層を濃縮、乾固し、シリカゲル、
アルミナ、セファデックスLH−20(ファルマシア社
製)、フロリジル等の担体を用いたクロマトグラフィー
、高速液体クロマトグラフィーあるいは向流分配操作法
を適宜組合せて使用するj & K ヨfi 8F−2
107A、、、、’A”Mien、6 j &75!で
きる。かくして得られた511i’−21074物質は
各種の溶剤系での薄層クロマトグラフィーでいずれも単
一のスポットを与え、また、高速液体クロマトグラフィ
ーで実質的に単一のピークを示すことから純品であると
判断される。
のでその性状に従って抽出、精製することが可能である
が、以下に示す方法によ如効率的に抽出、精製が可能で
ある。すなわち、有効成分は主として培養液から液体部
分を炉去した固形部分に含まれており、固形部分から含
水アセトン、含水メタノール等で抽出し、有機溶剤を留
去したのち、酢酸エチル等の溶剤で抽出する。また、炉
液にも有効成分が含寸れている場合は、培養ろ液から酢
酸エチル等の溶剤で抽出する。次に、有効成分を含有す
る酢酸エチル等の溶剤層を濃縮、乾固し、シリカゲル、
アルミナ、セファデックスLH−20(ファルマシア社
製)、フロリジル等の担体を用いたクロマトグラフィー
、高速液体クロマトグラフィーあるいは向流分配操作法
を適宜組合せて使用するj & K ヨfi 8F−2
107A、、、、’A”Mien、6 j &75!で
きる。かくして得られた511i’−21074物質は
各種の溶剤系での薄層クロマトグラフィーでいずれも単
一のスポットを与え、また、高速液体クロマトグラフィ
ーで実質的に単一のピークを示すことから純品であると
判断される。
前記の方法で得られた5F−2107At物質の理化学
性状は以下のとおりである。
性状は以下のとおりである。
元素分析:炭素54.63重量ヂ、水素6.79重量俤
(窒素、ハロゲン、硫黄、リンを 含有しない。) 分子量:900〜1100(ゲル濾過法による。)融
点:191°〜200°C(徐々に融解)比旋光度:
〔α)”、;=+18°(c O,5、メタノール)紫
外線吸収スペクトル:第1図に示す(メタノール中)。
(窒素、ハロゲン、硫黄、リンを 含有しない。) 分子量:900〜1100(ゲル濾過法による。)融
点:191°〜200°C(徐々に融解)比旋光度:
〔α)”、;=+18°(c O,5、メタノール)紫
外線吸収スペクトル:第1図に示す(メタノール中)。
赤外線吸収スペクトル:第2図に示す(臭化カリウム錠
剤法)。
剤法)。
呈色反応:ヨード反応、レミュー反応・・・陽性ニンヒ
ドリン反応、塩化第二鉄反応 ・・・陰性 1:11 外 観:淡黄省粉末 中性、酸性、塩基性の区別: 中性ないし弱酸性物質と
して挙動(W気泳動による。) シリカゲル薄層クロマトグラフィー: Rf W 0.67 (クロロホルム:メタノール−5
:1) = 0.56 (アセトン:ベンゼン=5:1)高速液
体クロマトグラフィー: ヌクレオジル5C18を担体
として用い、メタノール:ア セトニトリル:水(7:1:1.9)の系で展開(3m
e/min ) したときの保持時間は16.9分。
ドリン反応、塩化第二鉄反応 ・・・陰性 1:11 外 観:淡黄省粉末 中性、酸性、塩基性の区別: 中性ないし弱酸性物質と
して挙動(W気泳動による。) シリカゲル薄層クロマトグラフィー: Rf W 0.67 (クロロホルム:メタノール−5
:1) = 0.56 (アセトン:ベンゼン=5:1)高速液
体クロマトグラフィー: ヌクレオジル5C18を担体
として用い、メタノール:ア セトニトリル:水(7:1:1.9)の系で展開(3m
e/min ) したときの保持時間は16.9分。
溶解性:メタノール、アセトンに可溶、ベンゼン、クロ
ロホルム、n−へキ サン、水に難溶。
ロホルム、n−へキ サン、水に難溶。
5F−2107At物質の寒天希釈法で測定した各種の
微生物に対する最小発育阻止濃度は、次表に示すとおり
でありダラム陽性及び陰性細菌に対し有効であることが
判る。
微生物に対する最小発育阻止濃度は、次表に示すとおり
でありダラム陽性及び陰性細菌に対し有効であることが
判る。
前記L7た5F−2107At物質の理化学性状、及び
生物学的性状を既知抗生物質のそれと比較したが該当す
る物質はηく、本物質は新規抗生物質であることが判明
した。
生物学的性状を既知抗生物質のそれと比較したが該当す
る物質はηく、本物質は新規抗生物質であることが判明
した。
培地ニハードインフュージョンアガー(栄研)以下に5
F−21074物質の製造法の実施例を示すが、ここに
例示しなかった多くの変形、修飾手段を用いうることけ
言うまでもない。
F−21074物質の製造法の実施例を示すが、ここに
例示しなかった多くの変形、修飾手段を用いうることけ
言うまでもない。
実施例
種菌としてダクチロスポランギウム・エスピーφ5F−
2107株(微工研微生物受託番号第5351号)を用
い、種培地として可溶性澱粉2.0%、グルコース1.
0qII、小麦胚芽0.6チ、大豆粉0.2係、ポリペ
プトン0.5%、酵母エキス0.3%、肉エキス0.2
優、炭酸カルシウムo、iチ(滅菌前pH7,0)を含
む培地を用いた。イースト麦芽斜面寒天培地に28℃で
14日培養した種菌5白金耳を容量100−の三角フラ
スコ中で20m1の上記種培地に接種し、32℃で96
時間振盪培養した。ついで、この種培養液を容量500
−の三角フラスコ中で80艷の種培地に8−ずつ10本
に接種し、32℃で72時間振盪培養し、これを第2種
培養:・11■・ とした。容量30A?のジャーファーメンタ−に20/
の生産培地を仕込み、これに前記の第2種培養800−
を接種した。生産培地としては、グルコース1.7%、
シュクロース1.5%、小麦胚芽2.0%、酵母エキス
0.2%、グルテンミール0.3%、塩化ナトリウム0
.25 % (滅菌前pH7,0)の組成からなる培地
を用いた。培養は28℃で164時間通気攪拌培養を行
なった。培養終了後、濾過により炉液を除去し、固形分
に127の80qbアセトン水を加え攪拌し有効成分を
抽出した。抽出液のアセトンを減圧下で留去し、21の
水溶液とし、pH9にして酢酸エチル1.51ずつで2
回抽出した。
2107株(微工研微生物受託番号第5351号)を用
い、種培地として可溶性澱粉2.0%、グルコース1.
0qII、小麦胚芽0.6チ、大豆粉0.2係、ポリペ
プトン0.5%、酵母エキス0.3%、肉エキス0.2
優、炭酸カルシウムo、iチ(滅菌前pH7,0)を含
む培地を用いた。イースト麦芽斜面寒天培地に28℃で
14日培養した種菌5白金耳を容量100−の三角フラ
スコ中で20m1の上記種培地に接種し、32℃で96
時間振盪培養した。ついで、この種培養液を容量500
−の三角フラスコ中で80艷の種培地に8−ずつ10本
に接種し、32℃で72時間振盪培養し、これを第2種
培養:・11■・ とした。容量30A?のジャーファーメンタ−に20/
の生産培地を仕込み、これに前記の第2種培養800−
を接種した。生産培地としては、グルコース1.7%、
シュクロース1.5%、小麦胚芽2.0%、酵母エキス
0.2%、グルテンミール0.3%、塩化ナトリウム0
.25 % (滅菌前pH7,0)の組成からなる培地
を用いた。培養は28℃で164時間通気攪拌培養を行
なった。培養終了後、濾過により炉液を除去し、固形分
に127の80qbアセトン水を加え攪拌し有効成分を
抽出した。抽出液のアセトンを減圧下で留去し、21の
水溶液とし、pH9にして酢酸エチル1.51ずつで2
回抽出した。
抽出液を合わせ、減圧下で濃縮乾固して800■の油状
物を得た。これをメタノール5tntに溶解し、セファ
デックスLH−20(7アルマシア社製)500 tn
eを充填したカラムにかけ、メタノールで展開し、活性
画分を分離しこれを減圧下で濃縮、乾固して280■の
粉末を得た。仁の粉末をワコーゲルc−200(和光純
薬社7Jl’! ) 1001n/を充填したカラムに
かけ、クロ1:Pホルム:メタノール(25:1)1.
1゜ の混合溶媒で展開し:□、活性画分を濃縮、乾固して微
黄色の粉末60〜を得た。この粉末を高速液体クロマト
装置(ウォーターズ社製)を用いてSF−42107A
2物質を単離した。このときの条件は、担体としてヌク
レオジル5018 (ナーゲル社製)を用い、展開は、
展開溶剤としてメタノールニアセトニ) IJル:水(
7: 1 : 1.9 )の混合溶剤を用い、流速は3
ml/min で行なった。保持時間15.0分K
SIi”−2107物質(特願昭55−41206号)
が溶出し、16.9分に本5F−2107At物質が溶
出した。
物を得た。これをメタノール5tntに溶解し、セファ
デックスLH−20(7アルマシア社製)500 tn
eを充填したカラムにかけ、メタノールで展開し、活性
画分を分離しこれを減圧下で濃縮、乾固して280■の
粉末を得た。仁の粉末をワコーゲルc−200(和光純
薬社7Jl’! ) 1001n/を充填したカラムに
かけ、クロ1:Pホルム:メタノール(25:1)1.
1゜ の混合溶媒で展開し:□、活性画分を濃縮、乾固して微
黄色の粉末60〜を得た。この粉末を高速液体クロマト
装置(ウォーターズ社製)を用いてSF−42107A
2物質を単離した。このときの条件は、担体としてヌク
レオジル5018 (ナーゲル社製)を用い、展開は、
展開溶剤としてメタノールニアセトニ) IJル:水(
7: 1 : 1.9 )の混合溶剤を用い、流速は3
ml/min で行なった。保持時間15.0分K
SIi”−2107物質(特願昭55−41206号)
が溶出し、16.9分に本5F−2107At物質が溶
出した。
8F−2107A2物質の両分を減圧濃縮し、20■の
5F−2107At物質の純品を得た。
5F−2107At物質の純品を得た。
第1図は5F−2107At物質の紫外部吸収スペクト
ルであり、25mct/mlのメタノール溶液を用いて
測定したものである。 第2図は5F−2107Av物質の光外部吸収スペクト
ルであり、臭化カリウム錠として測定したものである。
ルであり、25mct/mlのメタノール溶液を用いて
測定したものである。 第2図は5F−2107Av物質の光外部吸収スペクト
ルであり、臭化カリウム錠として測定したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 下記の物理イヒ学的特性を有する8F−2107
A2物質 元素分析:炭素54.63重量係、水素6.79重量係
(窒素、ハロゲン、硫黄、リン を含有しない。) 分子量:900〜1100(ゲル沖過法による。)融
点=191°〜200°C(徐々に融解)比旋光度:
[α〕”、;=+18°(co、5、メタノール)紫
外線吸収スペクトル:第1図に示す(メタノール中)。 赤外線吸収スペクトル:第2図に示す(臭化カリウム錠
剤法)。 呈色反応:ヨード反応、しはニー反応・・・陽性ニンヒ
ドリン反応、塩化第二鉄反応 ・・・陰性 外 観:淡黄色粉末 中性、酸性、塩基性の区別:中性ないし弱酸性物質とし
て挙動(型録泳動による。) シリカゲル薄層クロマトグラフィー: Rf=0.67(クロロホルム:メタノール−5:1) =0.56(アセトン:ベンゼン= 5:1) 高速液体クロマトグラフィー:ヌクレオジル5C18を
担体として用い、メタノール:アセ トニトリル:水(7:1:1.9)の系で展開(3m/
!/m1n) シたときの保持時間は16.9分。 溶解性:メタノール、アセトンに可溶、ベンゼン、クロ
ロホルム、n−ヘキ サノ、水に難溶。 2、 ダクチロスポランギウム(1’)actylos
porangium )属に属する抗生物質SF’−2
107A−を物質生産菌を培養し、得られた培養物から
抗生物質5F−2107At物質を採取することを特徴
とする新規抗生物質5F−2107A2物質の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133881A JPS5813392A (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 新規抗生物質sf−2107a↓2物質及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133881A JPS5813392A (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 新規抗生物質sf−2107a↓2物質及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813392A true JPS5813392A (ja) | 1983-01-25 |
JPS6250473B2 JPS6250473B2 (ja) | 1987-10-24 |
Family
ID=14558659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11133881A Granted JPS5813392A (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | 新規抗生物質sf−2107a↓2物質及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189492U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-16 | 三菱重工業株式会社 | コンテナソケツト取付用レセス |
JPS63166892U (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-31 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62152169U (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-26 |
-
1981
- 1981-07-16 JP JP11133881A patent/JPS5813392A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60189492U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-16 | 三菱重工業株式会社 | コンテナソケツト取付用レセス |
JPS63166892U (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-31 | ||
JPH0415595Y2 (ja) * | 1987-04-21 | 1992-04-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6250473B2 (ja) | 1987-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6254433B2 (ja) | ||
JPS5813392A (ja) | 新規抗生物質sf−2107a↓2物質及びその製造法 | |
JPS61247396A (ja) | ゲニステインの製造法 | |
JPS6220984B2 (ja) | ||
US4249008A (en) | 3,4-Dihydro-4-hydroxy-5-(3-hydroxy-2-pyridinyl)-4-methyl-2H-pyrrole-2-carboxamide | |
JPH0329079B2 (ja) | ||
US4339535A (en) | Process for preparing antibiotic EM 4940 | |
JPH0740950B2 (ja) | 微生物によるニコチアナミンの製造法 | |
JPH06234784A (ja) | 新規抗生物質sf2768物質及びその製造法 | |
JPH0374677B2 (ja) | ||
JPS5813156B2 (ja) | シンコウセイブツシツ sf−1854 ブツシツノセイゾウホウ | |
JPH0639480B2 (ja) | 新規マクロライド系抗生物質m119 | |
US4396603A (en) | Novel antibiotic SF-2107 series substance and process for preparing the same | |
JPS5849235B2 (ja) | 新抗生物質xk−99およびその製造法 | |
JPS6254431B2 (ja) | ||
JPS6015318B2 (ja) | 新抗生物質sf−1942物質,その製造法およびそれを含有する抗ガン剤 | |
KR0154492B1 (ko) | 신규 항생물질 엠알-93에이 및 이의 제조방법 | |
JPS63192792A (ja) | 新規抗生物質sf2487物質及びその製造法 | |
JPS5828286A (ja) | 新規抗生物質sf−2139物質及びその製造法 | |
JPS6246551B2 (ja) | ||
JPS6246550B2 (ja) | ||
JPS6040838B2 (ja) | ビシクロマイシンの製造方法 | |
JPS61289898A (ja) | 植物病原菌胞子発芽抑制因子の製造方法 | |
JPH0254074B2 (ja) | ||
JPS5918035B2 (ja) | 抗生物質ab−85 |