JPS58131202A - 鉄道軌条を研磨するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、それぞれ２つの研磨工具ユニットを備えてい
る２？の研磨工具群を有し、これら研磨工具群にあって
各研磨工具の研磨工具ユニットが各々一つのフレームに
保持されており、このフレームが軌条長手軸線に対して
横方向に延びている揺動軸を介して軌条に沿って走る担
持体に枢着されている鉄道軌条を研磨するための装置に
関する。

直線をカーブに適合させること、即ちカーブを直線の一
点においてか或いは直線の両端において接触させること
が可能でなければならない。

当該接触点が多数の研磨手段から成っておるので、すべ
ての研磨手段が同時に軌条に接触したときにのみ正しい
研磨が可能となる。

このような軌条９研磨を可能にするため、特願昭５０−
１２９４２５号（特公昭５７−５５４０１号）には、接
触要素の少くとも１つを軌条の車輪走行面から遠ざ檜）
るような方向で或いは接近する方向で運動可能にし、か
つ達せられた位置に上記接触要素を錠止可能な手段を設
けることが提案されている。

更に上記公報には、各２つの接触要素から成る２つのグ
ループが設けられており、これらのグループの各々１つ
が傾倒装置を介して担持されており、この傾倒装置は他
方の接触要素が軌条に接近した際一方の接触要素間で軌
条から遠ざけられる、この場合各グループはその占有し
た位置での固定のための錠止手段を備えていることが開
示されている。

本発明の目的は、上記の構成を錠止装置を使用しなくて
も済むように改善しな軌条を研磨するだめの装置を造る
ことである。

これは以下のようにして解決される。即ち、研磨工具ユ
ニツｂが作業状額においてその都度の枠に対して相対的
に不動にこのフレームに設けられていること、および両
群の両フレームが互いに運動可能に連結されており、こ
れによりフレームの傾斜変化が、両群の研磨工具ユニッ
トの作業面が実際に曲線に従い、この曲線を研磨工具ユ
ニットの作業面が正接するような他のフレームの強制的
な傾斜変化を起すように構成されていることによって解
決される。

以下に添付図面に図示しな実施例につき本発明を詳説す
る。

第１図において１両相持体は位置５４．５５において位
置５６および５７の担持位置で関着されている。これら
担持体の相対している両端は位置５８で相互に係合し合
っており、これにより成る方向での１つの相持体の揺動
は反・対方向での他の相持体を揺動させる。“ これら担持体の回転点の両側において、相持体は研磨手
段、図示した実施例の場合は担持体５４用の研磨板５９
と６０％担持体５５用の研磨板６１と６２を相持してい
る。これらの研磨板はこの図では直線として描かれてい
る軌条６５との接触点を形成している。

符号ａおよびｂでおよびＣとｄで、軌条に対して垂直に
研磨板の中心線を通して案内されている軸線を示した。

これらの軸線は担持体における研磨板の接触点をも通っ
ており、担持体の係合位置５８を通る同様な軸線である
。

２つの第１の距離ａ、ｂは担持体５８に依存する接触点
に関し、他の両距離ｃ＋ｄは他の担持体の接触点に関す
る。この場合観察できる規則はａＸｂはｃＸｄでなけれ
ばならないと云うことである。

第２図に示し念ように相持体を外し、一定の曲率半径を
有する持上げられな軌条６４を越えて車輌が走行すると
、すべての研磨板が位置５９゜６０．６１および６２の
位置で軌条６４と完全に接触するまで、傾斜する。

図面には曲率半径を大きく描くことができないので、係
合位置５８は上記の規則を満していないかに思われる。

しかし“、実際にはこの曲率半径は距Ｉｌｌ　ａ、ｂ、
ｃ、ｄが不変に思われるほど大きい。

このような構成に基いて研磨板が、ブレーキシューが車
輪局面に接すると同じ程度に正確に軌条に可撓状態で接
する。

どんな錠止装置も必要でないが、もちろん附加的に設け
ることもできる。

第５図には、上に記載した実施例が実際どのようにして
行われるかが示されている。

４つの研磨板５９．６０，６１．６２はそのモータと共
に１つのユニットとして、位置５６．５７において［Ｐ
フレーム６５にリンク結合している担持体５４゜５５上
に設けられている。相持体の相対している自由端は扇形
ギヤを介して５８に係合し合っている。

巻上機６６は装置全体を車輌と結合し、研磨板を介して
軌条上に及ぼされる圧力を調節するのに役立ち、また研
磨板が作業を行わない際研磨板を軌条から外すのに役立
つ。

第４図に図示した第２の実施例においては、研磨板組６
０．７０および７１．７２を相持している両担持体６７
および６８との間の結合は２つの結合ロッド７５と７４
ニよって行われる。ロッド７５は担持体６７の上方点７
５を相持体６８の下方点と結合し、一方反対にロッド７
４は担持体６７の下方点７７を担持体６８の上方点７８
と結合する。

交叉している両ロンドは同じ長さである。両グループの
研磨板の間隔が等しいと両担持体上の固定点間の距離も
互いに等しくなる。この場合、部材６９と７０との間の
間隔は部材７１と７２との間の間隔よりも大きい。した
がって点７６と７８との間の間隔も点７５と７７の間の
間隔よりも大きい。これらの間隔を微調節することを可
能にする手段を設けることができる。

これらの点は最終的には対をなして担持体軸＠に対して
垂直線上に位置する。もちろんこれらの相持体は図示し
ていない担持体フレームの中央回転点７８．８０を中心
にして回転し、絶えず相互に反対な方向で回、転する。

もちろん両担持体６７．６８は成る程度の遊びを有して
おり、この遊びは担持体に相互に離れることを、或いは
接近し合うことを許容する。この目的のなめに長孔８１
が形成されている。

研磨板は担持体上を摺動可能で・あり、したがって研磨
板は色々な距離で作業することができる。したがってこ
の距離が研磨されるべき軸長に相当することが避けられ
る。

ここで上記の構成がすべての４つの研磨板のどんな好都
合な或いは不都合な軌条彎曲部へでも当接するのを可能
にすることが云える。

第５図および第６図による第５の実施形の場合にけ、両
担持体８２および８５けここでもその中央部で回転可能
に、しかも位置８４と８５で懸架されている、この場合
回転軸は担持フレーム８６（第５図において半部分を断
面で図示した）上に座している。

担持フレームの中央部において軸８７け２重で同腕の傾
倒装置８０上に座しており、この傾倒装置は水平面で揺
動可能である、即ち軌条の方向に対して平行に揺動可能
である。同じ長さのロッド８９と９０は各々１つの傾倒
装置の端部、各々１つの相持体の各々１つの点９１と９
２ニ関着されており、これらの担持体の固定点は回転点
８４．８５から同じ距離で離れている。即ち全体は対称
的に形成されている。

この構成から明らかなことは、１つの担持体８２或いＶ
：ｒ、８５が一定角度で傾斜した際他の担持体が反対方
向で同じ角度で傾斜することである。

第５図はこの構成を曲率半径Ｈの基線上で示している。

第７図および第８図による第４の実施例は、２つの研磨
板グループが後続して設けられていす、この研磨板が交
互に１つのグループともう１つのグループに所属するよ
うに設けられている場合の実施例である。１つのグルー
プは実際に相持体９５に存在している研磨板９５と９４
から成り、他のグループは相持体９日に存在する研磨板
９６と９７から成る。したがって両部会は部分的に重な
り合う。

重なり合った区間の中央部では相持体が９９の位置で相
持フレーム１００に関着されている。

図面を見易くするため、両担持体は互いに重なり合った
状態で示されている。しかしこれらの担持体は実際は同
じ高さで並んで存在し、この場合揺動軸９９Ｖ′ｉ両担
持体を貫通して案内されている。

各々１つの相持体の外端部は１つの研磨板を担持してお
り、その軸は担持体９５の研磨板９５のためにおよび同
じグループには属さない担持体９８の研磨板９７のため
に直角の角度で或いは成る不変の角度で担持体に相対し
て存在している。

担持体の内方に向いた端部は他の研磨板、即ち相持体９
８のための研磨板９６と相持体９５のための研磨板９４
を担持している。

最後に述べた研磨板を担持している軸１０１および１０
２はその担持体の相応する端部に関着されており、研磨
板の上方へと、軸１０１用の傾倒装置１０５の端部にま
た軸１０２用の傾倒装置１０４の端部にそれぞれ延びて
いる。両傾倒装置はそれ自体位置１０５および１０６で
担持フレーム１００に関着されている。ロッド１０７お
よび１０８は傾倒装置１０５および１０４の各々の自由
端を担持体と、即ち一方の傾倒装置用の相持体９５とお
よび他方傾倒装置用の相持体９８と結合する。これらの
ロッドは事実上同じ長さである。なぜなら既に述べたよ
うにこれらの担持体は同じ高さに位置するからである。

換言すれば、全装置は対称的に形成されている。

研磨板が直線軌条上に存在する場合の第７図の実施例か
ら第８図の実施例へ移行する場合、装置が一定の曲率半
径Ｒの落込みを経て走行する際如何なる現象が生じるか
が見られる。４つの研磨板は強制的にカーブに従う。

この結果が研磨板の間隔、担持体の長さ、傾倒装置の寸
法間の一定の比率の下でのみ達せられることはもちろん
である。この原理を考えると、この関係は計算によって
簡単に確認することができる。

更に、研磨板グループが無条件に軌条の上部走行面を加
工しなければならないのではなく、軌条を側方でどんな
高さでも研磨することができる。

この目的のため、上記の装置は傾斜可能に形成されてい
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第１の実施例であって、本発明による装置の
配設を幾何学的な線図で説明をなしたもの、 第２図は、２つのグループが一定の曲率半径Ｒを備えた
隆起部を走行する際に生じる装置の作業経過を示したも
の、 第６図は、本願装置の実際の使用にあたっての装置の略
図、 第４図は、第２の実施例、 第５図は第６の実施例、 第６図は第５図の平面図、 第７図は第４の実施例であるが装置が直線状の軌条区間
に存在する場合を示す、 第８図は曲率半径Ｈの彎曲部を有する軌条区間に装置が
存在する場合を示す０ 図中符号は ５４、５５・・・・・・相持体 ５８・・・・・・係合位置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　それぞれ２つの研磨工具ユピットを備えている２
   つの研磨工具群を有し、これら研磨工具群にあって各研
   磨工具ユニットが各々一つのフレームに保持されており
   、このフレームが軌条長手軸ｆｓＫ対して横方向に延び
   ている揺動軸を介して軌条に沿って走る相持体に枢着さ
   れている。鉄道軌条を研磨するための装置において、研
   磨工具ユニツ）　（５９，６０，６１゜６２、６９．７
   ０．７１　、７２）が作業状態においてその都度のフレ
   ーム（５４，５５，６７，６８，８２，８５１に対して
   相対的に不動にこのフレームに沿けられていること、お
   よび両群の両フレーム（５４ｔ５５．６７゜６８．８２
   ，８５）が互いに運動可能に連結されており、これによ
   りフレーム（５４もしくけ５５．６７もしくは６８．８
   ５もしくは８２）の傾斜変化が、両群の研磨工具ユニッ
   ト（５９，６０，６１，６２，７０゜７１．７２）の作
   業面が実際に曲線に従い、この曲線を研磨工具ユニツ上
   の作業面が正接するような他のフレーム（５５もしくは
   ５４．６８もしくは６７、ＢＳもしくけ８２）の強制的
   な傾斜変化を起すように構成されていることを特徴とす
   る。 上記鉄道軌条を研磨するための装置。 ２、　フレーム（６７，６８）の互いに相対している自
   由端が一対の同じ長さのかつ交叉しているロッド（７５
   ，７４）を介して互いに関着されており、この場合揺動
   軸（７９，８０）の一つが成る程度の側方での遊びをも
   って該当する枠（６７，６Ｂ）内に軸受されている。各
   フレームの揺動軸がそれぞれの群の２つの研磨工具ユニ
   ット間の中央で担持体に設けられている。前記特許請求
   の範囲第１項に記載の鉄道軌条を研磨するための装置。 ３、　少くとも一つの群の研磨工具二二ソ）　（６９゜
   ７０、７１　、７２１の相互の間隔が調節可能であり、
   ロンド（７５，７４１の一つの〕し−ム（６７或いは６
   ８）における固定点（７５，７７もしくは７６．７８１
   の間隔が同様に調節である。前記特許請求の範囲第２項
   に記載の鉄道軌条を研磨するための装置。 ４、　両フレーム（８２，８５１が２腕のレバー（８８
   ）とフレーム（８２，８５Ｊとレバ一端部にそれぞれ枢
   着されている連結ロッド（８９，９０）の間挿下に互い
   に対して反対方向に傾斜可能に可動に連結されている、
   各々のフレームがその群の研磨工具ユニット間の中央で
   回転可能に相持体の揺動軸上に懸架されている、前記特
   許請求の範囲第１項に記載の鉄道軌条を研磨するための
   装置。 ５、　強制的に反対方向で回転するように揺動軸が直接
   互いに作用し合って連結されている、両フレームが担持
   体に設けられた揺動軸を中心にして揺動可能である、前
   記特許請求の範囲第１項に記載の鉄道軌条を研磨するた
   めの装置。 ６、　軌条長手軸線に対して横方向で傾斜可能である、
   前記特許請求の範囲第１項に記載の鉄道軌条を研磨する
   ための装置。