JPS58130751A - 固定子鉄心の製造方法 - Google Patents
固定子鉄心の製造方法Info
- Publication number
- JPS58130751A JPS58130751A JP1239482A JP1239482A JPS58130751A JP S58130751 A JPS58130751 A JP S58130751A JP 1239482 A JP1239482 A JP 1239482A JP 1239482 A JP1239482 A JP 1239482A JP S58130751 A JPS58130751 A JP S58130751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- slot
- core body
- insulation
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/10—Applying solid insulation to windings, stators or rotors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野〕
本発明はモータ等に用いられる固定子鉄心の製造方法に
関する。
関する。
従来、モータの固定子鉄心においては、第１図及び第２
図に示すように、スロット絶縁紙１はその両端部分が折
返されていて、この折返し部１ａが鉄心２から外方に突
出するようにしてスロット３内に納められる。このよう
な折返し部１ａを設ける理由は、鉄心２の端面とコイル
４の、１イル１ンド４ａとの間に絶縁路１１１１１Ａを
確保りるためぐ、これにより鉄心２とコイル４との間の
絶縁を確実化している。
図に示すように、スロット絶縁紙１はその両端部分が折
返されていて、この折返し部１ａが鉄心２から外方に突
出するようにしてスロット３内に納められる。このよう
な折返し部１ａを設ける理由は、鉄心２の端面とコイル
４の、１イル１ンド４ａとの間に絶縁路１１１１１Ａを
確保りるためぐ、これにより鉄心２とコイル４との間の
絶縁を確実化している。
コイルエンド４ａを折返し部１ａにより鉄心２端面から
離すことで両者間の絶縁を確保する構成であるから、鉄
心２端面からの］イルＬンド４ａの高さが高くなり、こ
れがためマグネットワイヤの使用量の増大及びこれに伴
なう銅損の増大を招来し、またモータが人形化づるとい
う問題があった。
離すことで両者間の絶縁を確保する構成であるから、鉄
心２端面からの］イルＬンド４ａの高さが高くなり、こ
れがためマグネットワイヤの使用量の増大及びこれに伴
なう銅損の増大を招来し、またモータが人形化づるとい
う問題があった。
本発明の目的は、］イイルシンとの闇の絶縁が確実で、
しかもコイルエンドの高さを低くすることができる固定
子鉄心を提供するにある１゜〔発明の概要〕 本発明は鉄心本体の形成後、その両端面に絶縁シートを
取着することにより、コイル１ンドとの闇の絶縁を、距
離の確保によって得るの、ではなく、絶縁シートによっ
て得るようにすることを特徴とする。
しかもコイルエンドの高さを低くすることができる固定
子鉄心を提供するにある１゜〔発明の概要〕 本発明は鉄心本体の形成後、その両端面に絶縁シートを
取着することにより、コイル１ンドとの闇の絶縁を、距
離の確保によって得るの、ではなく、絶縁シートによっ
て得るようにすることを特徴とする。
以下本発明をモータの固定子鉄心に適用した一実施例に
つき第３図乃至第６図を参照しながら説明する。まず固
定子鉄心の製造過程を第３図に従って述べるに、１１は
通常の電磁鋼板を巻回してなる巻き鋼板て・、この巻き
鋼板から巻戻した電磁鋼板をプレスに導入して鉄心素板
１２を連続的に打抜く。この打抜きの際鉄心素板１２の
所定個所には第４図に示すように両側を切断した略■字
状の突部１３を同時に膨出形成しておく。そして打抜い
た鉄心素板を順次光に打抜いた鉄心素板上に押圧するよ
うにして所要枚数積層することにより、その積層された
所要枚数の鉄心素板１２どうしを、突部１３とこれの形
成により生じた孔１４との圧入気味の嵌合によって相ｎ
に結合し、以って鉄心本体１５を形成する。一方、１６
及び１７は絶縁シートで、これはポリエステルフィルム
等により鉄心本体１５の上下両端面と略同−形状に形成
されている。而して前述のようにして形成した鉄心本体
１５を１５０〜３００℃に加熱し、この状態で上記の両
線縁シート１６．１７を鉄心本体１５の上下両端面に押
圧して同巻する。尚、鉄心本体１５の加熱は鉄心素板１
２の打抜ぎ時に付着した油を焼く際の熱を利用して行う
ようにすると経済的である。このようにして同巻されＩ
こ絶縁シート１６．１７は上下両側の鉄心素板１２の突
部１３及び孔１４に食い込む如くこれらを覆い、突部１
３及び孔１４の切断部面１３ａ、１４ａが露出しないよ
うになす（第５図参照）。然る後、ポリコニスチルフィ
ルム等により断面略二」字状に形成したスロット絶縁材
１８を鉄心本体１５のス［］ット１９内に挿入し、そし
てスロット１９の上下両側から突出するスロット絶縁材
１８の両端部を鍔状に押広げるように熱成形して、これ
ら鍔状部１８ａを上下両絶縁シート１６．１７に密着さ
せる。
つき第３図乃至第６図を参照しながら説明する。まず固
定子鉄心の製造過程を第３図に従って述べるに、１１は
通常の電磁鋼板を巻回してなる巻き鋼板て・、この巻き
鋼板から巻戻した電磁鋼板をプレスに導入して鉄心素板
１２を連続的に打抜く。この打抜きの際鉄心素板１２の
所定個所には第４図に示すように両側を切断した略■字
状の突部１３を同時に膨出形成しておく。そして打抜い
た鉄心素板を順次光に打抜いた鉄心素板上に押圧するよ
うにして所要枚数積層することにより、その積層された
所要枚数の鉄心素板１２どうしを、突部１３とこれの形
成により生じた孔１４との圧入気味の嵌合によって相ｎ
に結合し、以って鉄心本体１５を形成する。一方、１６
及び１７は絶縁シートで、これはポリエステルフィルム
等により鉄心本体１５の上下両端面と略同−形状に形成
されている。而して前述のようにして形成した鉄心本体
１５を１５０〜３００℃に加熱し、この状態で上記の両
線縁シート１６．１７を鉄心本体１５の上下両端面に押
圧して同巻する。尚、鉄心本体１５の加熱は鉄心素板１
２の打抜ぎ時に付着した油を焼く際の熱を利用して行う
ようにすると経済的である。このようにして同巻されＩ
こ絶縁シート１６．１７は上下両側の鉄心素板１２の突
部１３及び孔１４に食い込む如くこれらを覆い、突部１
３及び孔１４の切断部面１３ａ、１４ａが露出しないよ
うになす（第５図参照）。然る後、ポリコニスチルフィ
ルム等により断面略二」字状に形成したスロット絶縁材
１８を鉄心本体１５のス［］ット１９内に挿入し、そし
てスロット１９の上下両側から突出するスロット絶縁材
１８の両端部を鍔状に押広げるように熱成形して、これ
ら鍔状部１８ａを上下両絶縁シート１６．１７に密着さ
せる。
固定子鉄心は以上のようにして形成され、その後この固
定子鉄心には第６図にホすようにコイル２０が巻装され
るが、鉄心とコイルエンド２０ａとの間の絶縁は鉄心の
端面の絶縁シート１６．１７によってなされる。このた
めコイルエンド２０ａが鉄心端面に密着しても何ら支障
ないから、コイルエンド２０ａの高さを低くでき、これ
によりマグネットワイヤの使用量が減少し且つこの減少
によって銅損も少なくなり、またモータ全体としても小
形に構成することができる。
定子鉄心には第６図にホすようにコイル２０が巻装され
るが、鉄心とコイルエンド２０ａとの間の絶縁は鉄心の
端面の絶縁シート１６．１７によってなされる。このた
めコイルエンド２０ａが鉄心端面に密着しても何ら支障
ないから、コイルエンド２０ａの高さを低くでき、これ
によりマグネットワイヤの使用量が減少し且つこの減少
によって銅損も少なくなり、またモータ全体としても小
形に構成することができる。
ところで、固定子鉄心を形成する際、まず鉄心本体１５
を形成し、この後、鉄心本体１５の上下両端面に絶縁シ
ート１６．１７を付着させるようにしたので、絶縁シー
ト１６．１７により突部１３及び孔１４の切断部１ｉ１
３ａ、１４ａをも覆うことができ、従ってコイルエンド
２０ａが鉄心本体１５の端面に接触した場合に切断部面
１３８゜１４ａとの間で短絡事故を起こすという危険性
が無く、確実に絶縁できる。この点に関し、予め片面に
絶縁シートを付着した電磁鋼板から鉄心素板を打抜いて
、これを鉄心本体の上下両側の鉄心素板として用いるこ
とも考えられるが、このようなものでは結合用の突部及
び孔を形成りる際に絶縁シートも同時に切断されてしま
うため、突部及び孔の切断部面が露出し、コイルエンド
との絶縁が損われるという問題を生ずる。しかしながら
本発明によれば斯る問題は前述した如く生ずる虞れは全
く無い。
を形成し、この後、鉄心本体１５の上下両端面に絶縁シ
ート１６．１７を付着させるようにしたので、絶縁シー
ト１６．１７により突部１３及び孔１４の切断部１ｉ１
３ａ、１４ａをも覆うことができ、従ってコイルエンド
２０ａが鉄心本体１５の端面に接触した場合に切断部面
１３８゜１４ａとの間で短絡事故を起こすという危険性
が無く、確実に絶縁できる。この点に関し、予め片面に
絶縁シートを付着した電磁鋼板から鉄心素板を打抜いて
、これを鉄心本体の上下両側の鉄心素板として用いるこ
とも考えられるが、このようなものでは結合用の突部及
び孔を形成りる際に絶縁シートも同時に切断されてしま
うため、突部及び孔の切断部面が露出し、コイルエンド
との絶縁が損われるという問題を生ずる。しかしながら
本発明によれば斯る問題は前述した如く生ずる虞れは全
く無い。
また従来スロットの内面を含めた鉄心の全表面に粉体絶
縁を施したものがあるが、このものでは第７図に示すよ
うに鉄心の両端面におけるスロットの開口縁角部Ｅの粉
体絶縁Ｆの層厚が薄り、絶縁不良を起こし易いという問
題かあ・）た。これに対し本実施例ではス［」ット絶縁
材１８の両端部を押広げて鍔状部１８ａを形成し、これ
ら鍔状部１８ａを鉄心本体１５の両端面の絶縁シー１−
１６ 。
縁を施したものがあるが、このものでは第７図に示すよ
うに鉄心の両端面におけるスロットの開口縁角部Ｅの粉
体絶縁Ｆの層厚が薄り、絶縁不良を起こし易いという問
題かあ・）た。これに対し本実施例ではス［」ット絶縁
材１８の両端部を押広げて鍔状部１８ａを形成し、これ
ら鍔状部１８ａを鉄心本体１５の両端面の絶縁シー１−
１６ 。
１７上に密接させたので、鉄心本体１５の両端面におけ
るスロット１９の開口縁角部トの絶縁性も良好で、該角
部Ｅとコイル２０との間の絶縁が損われるような虞れは
ない。
るスロット１９の開口縁角部トの絶縁性も良好で、該角
部Ｅとコイル２０との間の絶縁が損われるような虞れは
ない。
本発明は以上の説明から明らかなように、コイルエンド
を低くすることができ、且つこのようにしても鉄心端面
とコイルエンドとの間を確実に絶縁できる。しかも複数
枚の鉄心素板をこれらに形成した突部と孔の嵌合により
結合して鉄心本体を構成するという事情があっても、絶
縁シートによりそれら突部及び孔の切断部面をも覆うこ
とができるので、一層確実に絶縁し得る。またスロット
絶縁材の両端部に絶縁シートに接する鍔状部を形成する
ようにしたので、鉄心本体におけるスロットの開口縁角
部の絶縁性も良好でこの角部においてコイルとの絶縁が
損われる虞れはないという優れた効果を秦する。
を低くすることができ、且つこのようにしても鉄心端面
とコイルエンドとの間を確実に絶縁できる。しかも複数
枚の鉄心素板をこれらに形成した突部と孔の嵌合により
結合して鉄心本体を構成するという事情があっても、絶
縁シートによりそれら突部及び孔の切断部面をも覆うこ
とができるので、一層確実に絶縁し得る。またスロット
絶縁材の両端部に絶縁シートに接する鍔状部を形成する
ようにしたので、鉄心本体におけるスロットの開口縁角
部の絶縁性も良好でこの角部においてコイルとの絶縁が
損われる虞れはないという優れた効果を秦する。
第１図及び第２図は固定子鉄心とコイルとの絶縁構造の
従来例を説明するための斜視図及び縦断面図、第３図乃
至第６図は本発明の一実施例を示すもので、第３図は固
定子鉄心の形成過程を示す工程り、第４図は鉄心素板の
部分的な斜視図、第５図は同定子鉄心の部分的な斜視図
、第６図はコイル巻装状態で示す固定子鉄心の縦断面図
であり、第７図は他の従来構造を説明するための部分的
な縦断面図である。 図中、１２は鉄心素板、１３は突部、１４は孔、１５は
鉄心本体、１６．１７は絶縁シート、１８はスロット絶
縁材、１８ａは鍔状部、１９はスロット、２０はコイル
である。 出願人 東京芝浦電気株式会社 第１１図 ＝ −２３”を 第３図 一一＝−≦−゛１６ ／ ７ 第４図
従来例を説明するための斜視図及び縦断面図、第３図乃
至第６図は本発明の一実施例を示すもので、第３図は固
定子鉄心の形成過程を示す工程り、第４図は鉄心素板の
部分的な斜視図、第５図は同定子鉄心の部分的な斜視図
、第６図はコイル巻装状態で示す固定子鉄心の縦断面図
であり、第７図は他の従来構造を説明するための部分的
な縦断面図である。 図中、１２は鉄心素板、１３は突部、１４は孔、１５は
鉄心本体、１６．１７は絶縁シート、１８はスロット絶
縁材、１８ａは鍔状部、１９はスロット、２０はコイル
である。 出願人 東京芝浦電気株式会社 第１１図 ＝ −２３”を 第３図 一一＝−≦−゛１６ ／ ７ 第４図
Claims (1)
- １、複数枚の鉄心素板をこれらに形成した突部と孔との
液合により積層状態に結合して鉄心本体を構成し、然る
後、前記鉄心本体の両端面に絶縁シートを取着すると共
に、鉄心本体のスロット内にスロット絶、縁材を挿入し
てその両端部に前記絶縁シートに重なる鍔状部を形成す
るようにしてなる固定子鉄心の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239482A JPS58130751A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 固定子鉄心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239482A JPS58130751A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 固定子鉄心の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58130751A true JPS58130751A (ja) | 1983-08-04 |
Family
ID=11804048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1239482A Pending JPS58130751A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 固定子鉄心の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58130751A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0652622A3 (en) * | 1993-11-08 | 1998-08-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary motor and production method thereof, and laminated core and production method thereof |
| US6121711A (en) * | 1993-11-08 | 2000-09-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary motor and production method thereof, and laminated core and production method thereof |
| CN101854087A (zh) * | 2010-06-29 | 2010-10-06 | 杜小兵 | 带有外延边绝缘层的电磁芯 |
| WO2015028876A3 (en) * | 2013-08-30 | 2015-10-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fixing method and fixing structure for fixing a coil insulator, stator using the same and rotating electrical machine using the same |
-
1982
- 1982-01-28 JP JP1239482A patent/JPS58130751A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6362553B1 (en) | 1989-11-08 | 2002-03-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary motor and production method thereof, and laminated core production method thereof |
| EP0652622A3 (en) * | 1993-11-08 | 1998-08-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary motor and production method thereof, and laminated core and production method thereof |
| US6121711A (en) * | 1993-11-08 | 2000-09-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary motor and production method thereof, and laminated core and production method thereof |
| US6167610B1 (en) | 1993-11-08 | 2001-01-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of making a rotary motor |
| US6323571B1 (en) | 1993-11-08 | 2001-11-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary motor and production method thereof, and laminated core and production method thereof |
| CN101854087A (zh) * | 2010-06-29 | 2010-10-06 | 杜小兵 | 带有外延边绝缘层的电磁芯 |
| WO2015028876A3 (en) * | 2013-08-30 | 2015-10-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fixing method and fixing structure for fixing a coil insulator, stator using the same and rotating electrical machine using the same |
| US10069387B2 (en) | 2013-08-30 | 2018-09-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fixing method and fixing structure for fixing a coil insulator, stator using the same and rotating electrical machine using the same |
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