JPS5813054Y2 - マリンエンジンのブリ−ザ−装置 - Google Patents

マリンエンジンのブリ−ザ−装置

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Publication number
JPS5813054Y2
JPS5813054Y2 JP1978181580U JP18158078U JPS5813054Y2 JP S5813054 Y2 JPS5813054 Y2 JP S5813054Y2 JP 1978181580 U JP1978181580 U JP 1978181580U JP 18158078 U JP18158078 U JP 18158078U JP S5813054 Y2 JPS5813054 Y2 JP S5813054Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
engine
breather device
marine engine
duct
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978181580U
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English (en)
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JPS5597111U (ja
Inventor
辰治 岡
茂一郎 香坂
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案はマリンエンジンのブリーザ−装置の改良に関する
ものである。
従来のマリンエンジンのブリーザ−装置では、ブローバ
イガスの排出口をエンジンルーム内に開放するようにな
っていたので、狭いエンジンルーム内にブローバイガス
が充満し、非常に有害であった。
本案は上述の欠点を除去せんとするもので、その要旨は
「マリンエンジンのクランクケースよりのブローバイガ
スを大気に排出するようにエンジン側部に取付けられた
ブリーザ−装置において、その本体内部がフィルタ・エ
レメントによってエンジン側に連通ずる第一室部と、大
気側に連通ずる第二室部とより構成し、且つ上記本体内
部中央部に上記第二室部と連通ずる中央筒体を本体上方
に突出するように配設し、その上端はブリージングダク
トを介してエンジンルーム外大気に開放させると共に、
下端部にフィルタ・エレメントを充填させ、更に上記中
央筒体の配設下部の本体底面に水滴逃し孔を形成したこ
と」にあり、以下その実施例を図について説明する。
1は船体2のエンジンルーム3内において、その床面4
にステー5等を介して設置されたマリンエンジンで、そ
の側面にクランクケース(明示せず)に連通ずるダクト
6を取付け、接続チューブ7を介してブリーザ−装置8
の本体80に連結されている。
本体80は本体側部に上記チューブ7に連通ずるブロー
バイガスの人081を形成し、その内部中間にフィルタ
・エレメント82が配設され、そのニレメン1−82に
よってエンジン側に連通する第一室部83ど大気側に連
通ずる第二室部84とに分けられて構成されている。
また、本体80の中央部には本体と同心的に中央筒体8
5が配設されており、その−上端85 aは本体80の
上方を突出して伸延されると共に、下端85 bは本体
80の底面80aに溶接等により一体に取付けられ、そ
の内側にグラスウール等のフィルタ・ニレメンl−が充
填されている。
そして、上記中央筒体85の配設下部の上記本体の底面
80 aに水滴逃し孔86が形成されている。
更に、中央筒体85の本体80の上カバー80 bの内
面に近接する部分において、第一二室部84と連通する
ための連通口87が適数個設けられている。
また、上記中央筒体85の突出した上端85 aにはブ
リージングダク)−10,11を連結させ、その上方の
ダクト11はエンジンルーム3の上面31を貫通して伸
延し室外大気に開放する開口11 aを有している。
尚、中央筒体85と上方のブリージングダクト11とを
連結する下方のブリージングダクト10はビニール等の
材料で形成することが望ましい。
本案のブリーザ−装置は上述のように構成したので、マ
リンエンジン1のクランクケースからのブローバイガス
はダクト6、チューブ7、入口81を介して第一室部8
3に入り、フィルタ・エレメント82を経て第二室部8
4に行き、中央筒体85の連通口87を経て筒体85内
に入り、更にブリージングダクト10.11を経て、ダ
クト11の開口11 aより室外大気に開放される。
従って、ブローバイガスはエンジンルーム3内に充満す
ることが防止されるので、その有害性が除去される。
また、ダクト11の開口11 aより侵入する雨滴や海
水等はダク)11jO内を流下し中央筒体85のフィル
タエレメント9内を通り水滴逃し孔86より下方に滴下
されるので、フィルタ82、第二室部83、チューブ7
及びダクト6を介してエンジン1内に侵入することが防
止されるから、雨水等の侵入によって生ずるエンジンの
不具合も除去される。
以上のように、本案によれば従来のブリーザ−装置の本
体の大きさやエンジンへの取付部を変えることなく改善
できたので、従来のマリンエンジンにも直ちに採用でき
るので、実用上すぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の実施例を示す正面図、第2図は同実施例
の要部拡大縦断面図である。 1:マリンエンジン、3:エンジンルーム、8:ブリー
ザ−装置、80:本体、83:第一室部、84:第二室
部、85:中央筒体、86:水滴逃し孔、87:連通口
、9:フィルタ・エレメント、10:ブリージングダク
ト、11:上方のブリージングダクl−111a :開
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マリンエンジンのクランクケースよりのブローバイガス
    を大気に排出するようにエンジン側部に取付けられたブ
    リーザ−装置において、その本体内部がフィルタ・エレ
    メントによってエンジン側に連通ずる第一室部と、大気
    側に連通ずる第二室部とより構成し、且つ上記本体内部
    中央部に上記第二室部と連通ずる中央筒体を本体上方に
    突出するように配設し、その上端はブリージングダク1
    へを介してエンジンルーム外大気に開放させると共に、
    下端部にフィルタ・エレメントを充填させ、更にL記中
    央筒体の配設下部の本体底面に水滴逃し孔を形成したこ
    とを特徴とするマリンエンジンのブリーザ−装置。
JP1978181580U 1978-12-26 1978-12-26 マリンエンジンのブリ−ザ−装置 Expired JPS5813054Y2 (ja)

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JP1978181580U JPS5813054Y2 (ja) 1978-12-26 1978-12-26 マリンエンジンのブリ−ザ−装置

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JPS5597111U JPS5597111U (ja) 1980-07-05
JPS5813054Y2 true JPS5813054Y2 (ja) 1983-03-14

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JPS4912340U (ja) * 1972-05-13 1974-02-01

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JPS5597111U (ja) 1980-07-05

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