JPS58126384A - ポリオレフインの染色 - Google Patents

ポリオレフインの染色

Info

Publication number
JPS58126384A
JPS58126384A JP58001265A JP126583A JPS58126384A JP S58126384 A JPS58126384 A JP S58126384A JP 58001265 A JP58001265 A JP 58001265A JP 126583 A JP126583 A JP 126583A JP S58126384 A JPS58126384 A JP S58126384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amine
acid
dye
product
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58001265A
Other languages
English (en)
Inventor
ドン・メイヨ・コ−ツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS58126384A publication Critical patent/JPS58126384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
    • D06P1/64General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders using compositions containing low-molecular-weight organic compounds without sulfate or sulfonate groups
    • D06P1/642Compounds containing nitrogen
    • D06P1/6426Heterocyclic compounds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
    • D06P1/64General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders using compositions containing low-molecular-weight organic compounds without sulfate or sulfonate groups
    • D06P1/642Compounds containing nitrogen
    • D06P1/645Aliphatic, araliphatic or cycloaliphatic compounds containing amino groups
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders
    • D06P1/653Nitrogen-free carboxylic acids or their salts
    • D06P1/6533Aliphatic, araliphatic or cycloaliphatic
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/79Polyolefins
    • D06P3/794Polyolefins using dispersed dyes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/92Synthetic fiber dyeing
    • Y10S8/928Polyolefin fiber

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・本発明は、変性してないポリオレフィン製品を油溶染
料(so lνent dyes)の水性分散物によっ
て染色するための方法及びそれによって製造した新規製
品に関する。
未変性のポリオレフィン重合体は染色がきわめ=2− て困難である。この重合体はトわめて疎水性であり珪つ
染料を受は入れる二とができる活性基を有していない。
染料分子が重合体構造中に浸透することは、トわめて困
難である。しかしながら、多くの種類の染料、染料助剤
及び染色方法が未変性ポリオレフィンの染色に対して提
案されている。
たとえば米国特許第3 、 (14,6、+176号、
3,069.22+1号及び3,128,146号のよ
うな、いくつかの公知の方法は、有機溶剤中への染料の
溶解、その溶液の水性分散物の形成、その分散物のポリ
オレフィン製品への適用及びその後の製品の乾燥を包含
する。米国特許第3.056.643号は、式R−Nl
−12(Rは8〜22炭素原子を有する炭化水素基であ
る)を有するアミンの存在における染料(たとえばアン
トラキノン)の水性分散物によるポリプロピレン製品の
建染め(vat deying)を開示している。ポリ
オレフィン重合体の溶融物中に重量で30%程度の量の
脂肪酸(たとえばステアリン酸)及び/又はその他の成
分を混合する3− ことによるある種の染料へのポリオレフィン製品の受容
性の増大は、米国特許第3.2:N、53+1号及び日
本特許公開15466/62中に開示されている。この
ような方法は有用であるかも知れないけれども、多くの
工業的な応用に対してはなお改良が必要である。
病院の手術室における手術着や掛は布として使用するた
めに特に有用なポリオレフィン製品は、イー・アイ・デ
ュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニーによって未
変性のポリエチレン重合体のフィルムフィブリルから製
造された不織布であ6アイ、ッ?(Tyvek■)ユ2
.ア□ア、5..オ。
フィンから成っている。不織布は高い空気透過性及びそ
の他の申し分のない性質と強い水バリヤー性を兼ね備え
ていることが望ましい。しかしなが呟この布は過度に光
を反射するために、外科手術中に望ましくないぎらぎら
を生じるおそれがある。それ故、布の着色が必要であっ
た。米国特許第4.082.887号は、望ましい水バ
リヤー性4− 及び空気透過性への悪影響を避けるように設計した、顔
料やその他種々の成分を含有するコーティングを、この
ような不繊布に施すことを提案している。このようなコ
ーティングは有用であったけれども、それは大きな費用
を有し且ついくつかの布の特性に対して望ましくない影
響を及ぼすおそれがある。
本発明の目的は、未変性のポリオレフィン重合体から成
る、たとえば織物、糸、繊維、フィルムなどのような製
品を染色するための改良方法を提供することにある。
本発明は、未変性のポリオレフィン重合体の製品の改良
した染色方法を提供する。この方法は有ffl液体中に
溶解した油溶染料を用いて形成せしめる水性分散物をポ
リオレフィン製品に対して適用し、次いで製品を乾燥す
るという一般的な方式のものである。本発明の改良方法
においては、水性分散物は、脂肪酸可溶性の染料、14
〜20炭素原子を有する脂肪酸及び少なくとも9のpk
a(すな5− わちアミンの解離定数の負対数)と5 +’1−150
℃の範囲の常態における沸点を有するアミンから成り、
アミンと酸は少なくとも2:1のモル比で存在し、この
分散物を製品に対して適用したのち、アミンを分散物か
ら蒸発させる。好適な脂肪酸は飽和した酸であり、ステ
アリン酸が特に好適である。好適なアミンは9.4〜1
2の範囲のpkaと6()〜120℃の範囲の常態にお
ける沸点を有している。トリエチルアミンが特に好適で
ある。水性の分散物は重量で100部の水、0.5〜2
0部の染料及びそれぞれ3〜25部のアミンと脂肪酸か
ら成ることが好ましい。
本発明はまた、上記の方法によって製造した新規製品を
提供する。この製品は、未変性のポリオレフィン重合体
、好ましくはポリエチレン重合体のフィルム−フィブリ
ルから製造した、染色した不織布である。重合体は脂肪
酸可溶性染料及び14〜20炭素原子を有する脂肪酸、
もっとも好ましくはステアリン酸を含有し、酸は重量で
重合体6− のl・〜1く)パーセントを占める。
多くの未変性ポリオレフィン重合体を、本発明の方法に
よって染色することができる。重合体の中には、たとえ
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチルペ
ンテン−1)などのようなアル7アーモ/オレフイン、
及びこのようなモアオレフィンの共重合体がある。重合
体は、たとえばta、m、フィラメント、糸、織物、不
織布、フィルムなどのような、有用な製品に成形したの
ち、染色することができる。本発明の方法は、たとえば
米国特許第3,169.899号に記する方法によって
製造したもののような、未変性ポリオレフィンフィルム
−フィブリルから成る不織布の染色に対して特に有用で
ある。
本発明の方法における工程の継続は、単に水性染料分散
物のポリオレフィン製品への適用及びその後の製品の乾
燥から成っている。製品を染色するために用いる水性分
散物は、水のほか、3必須成分、すなわち脂肪酸可溶性
染料、脂肪酸及び、ア7− ミンを含有する。場合によっては、消泡剤、界面活性剤
及びその他の成分を存在させてもよい。分散物の適用及
び製品の乾燥には通常の手段を用いる。乾燥の間に、使
用した分散物からアミンが蒸発する。分散物を適用する
ための通常の手段は、浸漬、パジング(padding
)、吹付け、捺染などを包含する。分散物は便宜の温度
、通常は11’l 0℃以下、好ましくは室温から約5
0℃までの範囲で適用することかで外る。乾燥及びアミ
ンの蒸発は、通常は熱空気乾燥器など中で、常圧で加温
して行なわれる。しかしながら、乾燥温度は染色するポ
リオレフィンの融点よりも低く且つ製品の物理的性質が
悪影響を受けるおそれのある温度よりも低く保つ。
本発明において使用するために適する染料の種類は、′
カラーインデックス″第2服(The Ame−ric
an As5ociation or Textile
 CI+emisLs andColorisl、s、
 Lou+ellSMass)、3563頁、(153
56)中に広く記されているもののような、−・−8一 般に“油溶染料”として分類されているものである。し
かしながら、また染料は′脂肪酸可溶性″′でなければ
ならない。染料が゛脂肪酸可溶性染料゛′であるかどう
かを決定することは、きわぬて簡単である。′脂肪酸可
溶性染料″の1gは3gのステアリン酸と3gのトリエ
チルアミン攪拌混合物中に5分間以内に溶解するであろ
う。この基準に合致しない染料は、本発明の方法におい
て十分な性能を発揮しない。
脂肪酸中に可溶であることに加えて、本発明の方法にお
いて申し分なく使用することができる油溶染料は、脂肪
酸によって溶解したのちに、使用可能な水性分散物を形
成することもまた可能でなければならない。溶解した染
料が水に分散性であるかどうかを決定するためには、ト
わめて簡単な方法がある。染料が脂肪酸可溶であるかど
うかを確かめるために上記のようにして調製した1gの
脂肪酸可溶性染料、3gのステアリン酸及び3gのトリ
エチルアミンから成る溶液を、70℃に加熱9− し、次いで攪拌を継続しながら50輸1の70°Cの水
を10分間にわたり溶液に徐々に加える。本発明におい
て使用するために適する染料について試験を行なうとき
には、沈殿のない安定で均一・な分散物が生成する。
米国特許第3,046,076号、3. (16’、J
 、 220号、3 + 235−322 号、3,9
89.449号及び4,000,985号に開示する種
類の油溶染料は、本発明の方法における脂肪酸可溶性、
水分散性油溶染料としては以下のものがある:ゝオート
メート″染料赤B(カラーインデックス第12140号
)、赤98B、緑#6.緑井7.青緑、青#11、黄#
8及び黄#126.モートン赤39.溶剤赤4(カラー
インデックス第12170号)、及び゛オーラゾル″′
染料赤G(溶剤界125)、青2C,L N及び黄2G
LN、’ オートメート″染料と゛モートン″赤は、イ
リノイ州シカゴのモートン−ノーウィッチプロダクツ社
によって製造され、溶剤界4はプラウエア州つィルミン
トンのイー・アlO− イ・デュポン・デ・ニモアス利の製品であり;゛オーラ
ソル″染料はニューヨーク、アートスレーのチバー〃イ
ギー社の製品である、 染色すべきポリオレフィンの量に月する使用する染料の
量は、きわめて広い範囲にわたって変えることができる
が、主として所望する色調の濃さに依存する。ポリオレ
フィンの重量に対して()。
5%以下というような少量から、10%以」―というよ
うな多量の染料を使用することができる。
本発明における使用に対して適する酸は14・〜20炭
素原子を有する脂肪酸である。14未満の炭素原子を有
する脂肪酸は通常は染料及びアミンと共に適当な水性分
散物を形成し得ない。2oを越える炭素原子を有する脂
肪酸は通常は大部分の染色工程における使用に対して粘
稠に過ぎる分散物を生じる。飽和脂肪酸が好適であって
、不飽和脂肪酸(たとえばりレール酸及びオレイン酸)
は容易に酸化して望ましくない臭いを生じる。本発明の
方法における使用の容易さと比較的低い価格の観点から
、ステアリン酸が好適な脂肪酸である。
本発明の方法において有用性が認められているアミンは
、少なくとも9のpka(すなわち、アミンの解離定数
の負対数)と50〜+5+1℃の範IJ旧こある常態に
おける沸点(すなわち常圧における)によって特徴的で
ある。9よりも着るしく低いpkaを有するアミンは、
本発明の方法において必要な染料及び脂肪酸と共に申し
分のない水性分散物を形成することかで外ない。通常は
、アミンのpka値に則する既知の上限は存在しないけ
れども、5〕。
4−12の範囲の1+kaを有するアミンが好適である
。15 (1℃を越える常態における沸点を有するアミ
ンは一般にポリオレフィン製品の乾燥のための通常の手
順の間にアミンの容易な蒸発を可能とするには揮発性が
不十分である。50℃よりも低い沸点を有するアミンは
一般に染料及び酸と共に適当な水性分散物を形成しない
。アミンに月する好適な常態における沸点は60 = 
120 ’Cの範囲である。上表に有用なアミンを挙げ
るニーη↓ン        ±   鼾、−どCアリ
ルアミン      9.49    53ジエチルア
ミン    10.9]    55ノエチルメチルア
ミン +0.46.   6611−ブチルアミン  
  +0.60.  、 78ピロリジン      
11.27    87トリエチルアミン   10.
87    89.30−アミルアミン    10.
61    104ノプロビルアミン   11.00
109.4エチレンジ゛アミン   10.09118
シクロヘキシルアミン 101.6j    134本
発明の方法においては、アリルアミンとエチレンジアミ
ンを使用することもできるが、前者の臭気と後者の毒性
は通常は上表からの他のアミンの選択をみちびく。本発
明の方法においてもっとも有効に働らくものと思われ、
それ故もっとも好適であるアミンは、トリエチルアミン
である。
本発明において使用するために必要な水性分散物の調製
においては、アミンと酸を少なくとも213− :1のモル比で使用する。アミンの過剰は分散物の生成
を助ける。アミンの酸に対する約3:1のモル比は特に
有用であることが認められている。
アミンの過剰量を更に高くすることも技術的には可能で
あるが、通常はその必要はなく珪っ費用がかかる。2:
1未満のアミン:酸モル比は、°本発明の方法において
使用するために適当な水性分散物の生成をもたらさない
分散物を調製するために用いる染料、酸及びアミンの量
は、2:1よりも大きいアミンの酸に対するモル比を用
いる限りは、比較的広い範囲にわたって変えることがで
きる。下記の組成範囲が有用であるけれども、これらの
範囲外にある一部の分散物もまた、満足で外る結果を与
える二成分−」」」L− 水              +00脂肪酸可溶性染
料     0.5−20脂肪酸          
3−25・アミン  +3−25 14− 水性分散物の生成を助けるために任意的な界面活性剤を
用いる場合には、それを低濃度で使用することが好まし
い。通常は、分散物の全重量の2%以下、好ましくは0
.5%以下の界面活性剤濃度を用いる。ポリオレフィン
製品の疎水性と水ノ(リヤー性の最高の維持か望ましい
とぎには、分散物中に任意的な界面活性剤を使用しない
ことが好ましい。
先に指摘したように、本発明の方法の乾燥工程の間に、
ポリオレフィン製品に適用した分散物からアミンを揮発
させる。アミンを揮発させない場合によ、染色したポリ
オレフィン製品から、石鹸と水を用いて、きわめて容易
に染料を洗い去ることができる。それに対して、本発明
の方法において規定するようにアミンを揮発させるとき
には、染色し′たポリオレフィン製品は洗たくに対して
堅牢である。
本発明の方法を用いる際に、染色と乾燥の条件は、取得
する染色したポリオレフィン製品が通常は重量で約1%
乃至約10%の脂肪酸を含有するように定める。
下記の実施例は本発明を例証するものである。
他のことわりがない限りは、百分率はすべて全混合物の
重量に対するものである。実施例に挙げる染色したポリ
オレフィン製品のいくつかの特性は以下の方法によって
評価する: 摩擦堅牢性は、アマ布摩擦表面を有する、イリノイ州シ
カゴのアトラスニレトリックデバイス社製のCM−+型
クロックメータを用いて測定する。各試験試料に20の
クロックメータ行程を!jえたのち、アマ布表面を色の
移動について調べる。。
光堅牢性はイリノイ州、シカゴのアトラスエレクトリッ
クデバイス社製の7エードオーメータ中におけるキセ7
ンーアーク灯への試料の暴露によって測定する。
水バリヤー性はAsTMp−58:(,53A項、方法
11に記載するような、゛静力学的ヘッド″試験によっ
て測定する。
染色した製品中に含まれるステアリン酸の鼠は赤外スペ
クトル分析によって測定する。
叉施廻−」− この実施例はグラビア印刷方法によるポリエチレンフィ
ルムフィブリルの不織布の染色を記す。
F記の成分を容器中で室温で混合した:13508のス
テアリン酸、+5on、の30%ゝ オートメート ″
祿#7.30%のゝオートメート″青#11及び4()
%のトリエチルアミンから成る染料溶液; 9 (’)
 Ogのトリエチルアミン、及び75gの゛ゾニル” 
FSN−100(イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス
・アンド・カンパニーの非イオン蛍光界面活性剤製品)
。各成分を45℃に加熱し1つ全成分の溶液が生じるま
で数分間攪拌した。次いで温度を約50〜60°Cにと
げ、攪拌を継続し且つ131の水を加えた。水の添加の
間に常に温度を50°Cよりも高く保った。水性の分散
物か生成し、次いでそれを更に70°Cに加熱し珪−〕
15分間攪拌した。分散物の泡立ちを低減する17− たメニ、4gノ゛7 t−ムNル” 8 :(1l−H
1’(+)ウスカロライナ州、グリーンビルのクルージ
プルケミカル社から市販の、シリコーンに基づく消泡剤
の30%水性分散物)を分散物に加えた。次いで全分散
物をほぼ室温まで冷却した。
モアス・アンド・カンパニーによるポリエチレンフィル
ムフィブリルから成る不織布である。湿った布を直接に
グラビアロールから乾燥器に送り、そこで布を90°C
の空気によって乾燥した。乾燥の間に、布に対して適用
した分散物からトリエチルアミンが蒸発した。
このようにして乾燥した不織布は快よい中庸の青緑色の
色調によって一面において均一に染色され目つ約3%の
ステアリン酸を含有した。染色した布は、湿潤及び乾燥
時に卓越した摩擦堅牢性(ク18− ロックメータ試験による2 0行程)ときわめて良好な
光堅牢性(40時間の゛フェードーオーーメータ″試験
後に僅少の劣化が認められるのみであった)を示した。
その上、布の空気透過性、水バリヤー性、手ざわり、及
びその他の性質は染色工程によって低下しなかった。
犬葛桝−7 酸、アミン及び染料溶液の量を2倍にするほかは、実施
例1を繰返した。結果は不織布が更に濃い色調に染まっ
たほかは、実施例1と同様であった。
実施例−) この実施例はポリプロピレン繊維の不織布の染色につい
て記す。
容器中で以下の成分を室温で混合することによって染浴
を調製した:9gのステアリン酸、4gの゛ オートメ
−Y ″赤98M:lr1gのトリエチルアミン;及び
l) 、5.の゛ゾニール″FSN−1(’+()。こ
の混合物を約45℃に加熱し珪つ全成分が溶解するまで
攪拌した。次いで温度を55℃に」二げ且つ、混合物の
温度を50℃よりも高く保ちながら、11’) Oml
の水を徐々に加えた。水性の分散物が生じた。水の添加
後に、分散物を更に70°Cまで加熱し且つ10分間攪
拌した。次いで分散物を40℃まで冷却した。
タイバー 紡糸結合ポリプロピレン不織布(イー・アイ
・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー製)の
小片を、このようにして調製した染浴中に40℃で5分
間浸漬した。次いで不織布の小片を浴から取り出し、過
剰の液体を布からしぼったのち、布を130℃の強制空
気乾燥語中で10分間乾燥した。乾燥の開に、アミンが
布から蒸発した。次いでアミンをア七トンで洗浄した。
乾燥した布は赤の中庸乃至濃い色調を有し、且−〕乾燥
及び湿潤の何れにおいても、外わめて摩擦に対して堅牢
であった。
n判−1 この実施例はポリ(4−メチルペンテン−1)繊維の糸
の染色を記す。
染浴は浴の温度を7()℃に保つほかは、実施例3にお
けるようにして調製した。2.4デニール/フイラメン
)(0,27テツクス)の3ヤードの長さ(2,75m
)の多フィラメントを浴中に5分間浸漬したのち、浴か
ら取り出して130°Cの強制空気乾燥語中で10分間
乾燥した。冷却後に糸をアセtンで洗っtこ。この上)
にして得すこ糸は濃い赤の色調を有し且つすぐれた湿潤
及び乾燥摩擦堅牢性を示した。
天1忽二擾− 二′の実施例はポリ(4−メチルペンテン−1)の18
デニール/フイラメント(2,0テツクス)フィラメン
トの染色を記す。
染浴は容器中で以下の成分を室温で混合することによっ
て調製した:9gのステアリン酸;10gの60%ゝオ
ートメート ″青#11と40%のトリエチルアミンか
ら成る染料溶液;5gのトリエチルアミン;及び0.5
gの9ゾニール″FSN−12l− ()()。
この混合物を約45℃に加熱し且つ全成分が溶解するま
で攪拌した。次いで溶液を55℃に加熱し且つ浴温を5
0℃よりも高く保ちなから] l) Omlの水を徐々
に加えた。分散物が生じた。この分散物を70℃で10
分間攪拌した。10c+nX 11)cmの編布を70
℃の浴中に10分間浸漬した。湿っtこ布を取り出し、
しぼり、且つ130°Cで運転する強制空気乾燥語中で
10分間乾燥した。次いで布を9フルコノツクスにュー
ヨークのフルコノツクス社の製品)の洗剤溶液で洗浄し
たのち、十分に水洗した。かくして得た布は暗青色で、
良好な湿潤及び乾燥摩擦堅牢性を示した。
す。
染浴は以下の成分を容器中で室温で混合することによっ
て調製した:10gのステアリン酸;6.7gの゛オー
トメート″緑林7染料溶液及び1.6g22− の゛オートメー1 ″青#11染料溶液(各染料溶液は
60%の染料と40%のトリエチルアミンから成る):
10gのトリエチルアミン;及び1gの゛ゾニール” 
FSN−] Oi3゜この混合物を約45℃に加熱し且
つ全成分が溶解するまで攪拌した。
次いで温度を55゛Cまで一トげ、攪拌を続は水の添加
の量温度を50°Cよりも高く保ちながら、10(i 
Iolの水を加えることによって、この溶液の水性分散
物を生成させた。次いで分散物を更に70℃に加熱し1
つ10分間攪拌した。
アセトンで洗浄し目、つ乾燥しである0、0751fl
lnの厚さのポリエチレンフィルムを、」二記のように
して調製した分散液で染色した。フィルムの表面を横切
る分散物の塗布と伸ばしには、′メーヤー″ロッド(す
なわち、針金で巻いた棒)を用いた。次いで湿ったフィ
ルムを60℃で運転する強制空気乾燥語中で3分間乾燥
した。
かくして得たフィルムは青緑色で摩擦に対する高い抵抗
性を有していた。色はフィルム表面の紙やすりによる摩
擦によっても落ちなかった。染色したフィルムのミクロ
トーム試片は、顕微鏡によって調べると、フィルムの全
体にわたる染料の完全な浸透を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 有機液体中に溶角りした油溶染料を用いて生成せ
    しめる水性分散物を製品に対して適用上次いで製品を乾
    燥することから成る未変性のポリオレフィン重合体の製
    品を染色するための方法にして、水性の分散物は脂肪酸
    可溶性染料、14へ20炭素原4を有する脂肪酸、及び
    少なくとも9の1+kaと50〜] 51)’Cの範囲
    の常態における沸点を有するアミンを含有し、アミンと
    酸は少なくとも2:1のモル比にあり、■、つ分散物を
    製品に適用したのちに、アミンを製品から蒸発させるこ
    とを特徴とする、該方法。 2、酸は飽和脂肪酸であり、アミンは9.4〜12の範
    囲の1)kaと6 (1−120°Cの範囲の沸点を有
    し■、つ分散物は重量で1110部の水、0.5・〜2
    0部の染料、3〜25部のアミン及び3〜21− 5部の脂肪酸を含んで成る、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3、 アミンはトリエチルアミンであり+1.−3酸は
    ステアリン酸である、特許請求の範囲第1または2項記
    載の方法。 4、 重合体は、脂肪酸可溶性染料及び14−・20炭
    素原子を有し且つ重合体の重量で1〜10パーセントの
    量の脂肪酸を含有することを特徴とする、未変性ポリオ
    レフィン重合体のフィルムフィブリルから製造した染色
    した不織布。 5、 フィルムフィブリルはポリエチレンから成り1つ
    酸はステアリン酸であることを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載の不織布。
JP58001265A 1982-01-11 1983-01-10 ポリオレフインの染色 Pending JPS58126384A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/338,616 US4369039A (en) 1982-01-11 1982-01-11 Dyeing of polyolefins
US338616 1999-06-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58126384A true JPS58126384A (ja) 1983-07-27

Family

ID=23325442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58001265A Pending JPS58126384A (ja) 1982-01-11 1983-01-10 ポリオレフインの染色

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4369039A (ja)
EP (1) EP0084422B1 (ja)
JP (1) JPS58126384A (ja)
CA (1) CA1195457A (ja)
DE (1) DE3361873D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006132006A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Aichi Prefecture 合成高分子材料の染色方法及び染色された合成高分子材料
JP2018135627A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 東洋紡株式会社 着色ポリエチレン繊維およびその製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4802886A (en) * 1987-09-25 1989-02-07 Du Pont Canada Inc. Continuous process for the dyeing of polymers
WO1995005880A1 (en) * 1993-08-20 1995-03-02 Henkel Corporation Defoamer
US6126701A (en) * 1999-06-08 2000-10-03 Calogero; Frank Method of dyeing polyolefin fibers
US20080236082A1 (en) * 2007-03-27 2008-10-02 Leahy Charles H Protective barrier material having low visual impact
US8539732B2 (en) * 2009-06-29 2013-09-24 Charles H. Leahy Structural building panels with seamless corners
US8590264B2 (en) * 2009-06-29 2013-11-26 Charles H. Leahy Structural building panels with multi-laminate interlocking seams
CN104032605B (zh) * 2014-06-17 2016-04-06 东华大学 一种丙纶无纺布材料的染色方法
KR102045149B1 (ko) * 2018-06-11 2019-11-14 부산대학교 산학협력단 유기용매와 솔벤트 염료를 이용한 폴리올레핀계 섬유 또는 직물의 염색방법

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3112981A (en) * 1959-05-08 1963-12-03 Acna Process for improving dyeability of synthetic materials obtained by polymerizing monoolefinic hydrocarbons
US3046076A (en) * 1959-08-25 1962-07-24 Burlington Industries Inc Process for coloring polyolefinic textile materials
US3069220A (en) * 1960-01-28 1962-12-18 Allied Chem Process for dyeing polyolefins
US3056643A (en) * 1960-09-28 1962-10-02 Hercules Powder Co Ltd Vat dyeing of polypropylene
US3128146A (en) * 1961-10-11 1964-04-07 American Aniline Prod Polyolefin dyeing
US3231530A (en) * 1962-07-06 1966-01-25 Monsanto Co Dyeable polypropylene-stearic acid compositions
US3533727A (en) * 1967-12-08 1970-10-13 Macdermid Inc Polypropylene dyeing with a turpentine emulsion and solvent soluble dye
GB1252747A (ja) 1968-12-06 1971-11-10
US4082887A (en) * 1976-05-14 1978-04-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Coating composition for a fibrous nonwoven sheet of polyolefin
DE2924661A1 (de) * 1979-06-19 1981-01-15 Bayer Ag Verfahren zur behandlung von textilmaterialien mit verschaeumten flotten

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006132006A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Aichi Prefecture 合成高分子材料の染色方法及び染色された合成高分子材料
JP2018135627A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 東洋紡株式会社 着色ポリエチレン繊維およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US4369039A (en) 1983-01-18
EP0084422A1 (en) 1983-07-27
CA1195457A (en) 1985-10-22
EP0084422B1 (en) 1986-01-22
DE3361873D1 (en) 1986-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2929954A1 (de) Verfahren zum behandeln von textilen fasermaterialien
JPS58126384A (ja) ポリオレフインの染色
US2347508A (en) Process for dyeing vinyl copolymer fibers
US5910622A (en) Method for treating fibrous cellulosic materials
US5873909A (en) Method and compositions for treating fibrous cellulosic materials
TWI402395B (zh) 雙成份纖維上之耐光染色法
US4309560A (en) Modifier for fibers or fibrous structures
JP3380255B2 (ja) カチオン染色可能な改質されたポリアミド繊維の耐汚染性を増大させるための染色方法
US5830240A (en) Fibers and textile materials having enhanced dyeability and finish compositions used thereon
KR20000069027A (ko) 폴리아미드계섬유 구조물의 목조 염색방법 및 그 염색물
US3085848A (en) Dyeing polyacrylonitrile and cellulosic blends with vat and cationic dyes
US4132522A (en) Control of dye migration in thermosol dyeing processes
JPS6017869B2 (ja) 繊維又は繊維構造物の加工法
US3296341A (en) Method for impregnating acrylonitrile polymer fibers to improve dyeability
JPS6032752B2 (ja) アクリロニトリル系合成繊維の処理方法
KR100483732B1 (ko) 울함유섬유재료를음이온성염료로염색하는방법및이에사용하기위한셋팅방지제
JPH01260055A (ja) 繊維用撥水剤
JPH10245721A (ja) 消臭性アクリル繊維
JPH0351382A (ja) 芳香族ポリアミド繊維の染色方法
JPH03220384A (ja) 耐光堅牢度の優れたポリアミド繊維の染色方法
DE2047872C3 (de) Verfahren zum Färben von bahnförmigem Textilgut aus synthetischen Fasern
JP2024507613A (ja) 混合繊維、織布及び不織布又は編布の捺染
US4211814A (en) Method for the fireproofing of synthetic fiber material
JPH08325933A (ja) 撥水加工布帛およびその製造方法
JPH03146566A (ja) 分散染料組成物およびそれを用いる疎水性繊維の染色方法