JPS5812447Y2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS5812447Y2
JPS5812447Y2 JP16559078U JP16559078U JPS5812447Y2 JP S5812447 Y2 JPS5812447 Y2 JP S5812447Y2 JP 16559078 U JP16559078 U JP 16559078U JP 16559078 U JP16559078 U JP 16559078U JP S5812447 Y2 JPS5812447 Y2 JP S5812447Y2
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JP
Japan
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electrode terminal
semiconductor device
base
adhesive layer
metal adhesive
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JP16559078U
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English (en)
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JPS5581954U (ja
Inventor
支 佐々木
務 中村
Original Assignee
オムロン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は発熱性半導体素子の放熱板への取付構造を改
良した半導体装置に関するものである。
たとえば、トライアックやパワートランジスタのような
大電流開閉用の発熱性半導体素子を用いて固体継電器を
構成するような場合、通常、上記素子は放熱効果を高め
るため放熱板に載置される。
また、素子のケース部分が1つの電極となっている場合
に、他の電子部品との配線の都合上、このケース電極を
他の2個の電極と同方向へ導出させるには、素子と放熱
板とを電気絶縁するとともにに上記2個の電極;と同方
向へ突出させた接続部を有する電極端子を上記素子のケ
ース部分に装着することが行なわれる。
つまり、従来、第7図および第8図に示すように、放熱
板41にかしめ止めされた台座42に半田のような接着
材43を用いて絶縁板間を付着し、この絶縁板間に第1
の金属接着材層45を介して発熱性半導体素子46を固
着し、さらに上記素子46のケース外周部46 Hに、
接続部471とカール状基部47 bとを有する電極端
子47を外装したのち、上記素子46のケース外周部4
6 aと電極端子47のカール状基部47 bとの間隙
に第2の金属接着材層48を介在させてなる半導体装置
が知られている。
ところが、上記従来の半導体装置の構造では、電極端子
47が、その基部47 bをカール状に形成する為高価
になることや、第2の金属接着材層48が、素子46の
ケース外周部46 aに沿って円筒状に充填されるのに
長時間を要する。
また、電極端子47が素子46に外装される構造のため
、素子46のケース外周部46 aの形状に合ったカー
ル形状および内径の基部47 bを有する電極端子47
を用いなければならず、電極端子47に互換性がない。
この考案は、基部が平板状である電極端子を用い、この
平板基部に発熱性半導体素子の本体を固着することによ
り、上記欠点を解消した半導体装置を提供することを目
的とする。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図および第2図において、1はアルミニウムからな
る放熱板、2は熱伝導性材料からなる台座で、上記放熱
板1にハイスピンかしめにより一体化されている。
3はアルミナなどからなる電気絶縁板で、後述の金属接
着材層を付着させるため、表裏面にメタライズ加工がな
されている。
4は絶縁板3を放熱板1と一体化された台座2に付着さ
せるための半田のような熱伝導性の接着材層、5は電極
端子で、上方へ延びる接続部5aと、中央に切欠部5b
が形成された平板状の基部5Cとを有している。
この電極端子5は、その平板基部5Cを半田などの第1
の金属接着材層6を介して上記絶縁板3に接着して固定
されている。
7はトライアックなどの発熱性半導体素子で、2個の電
極7a。
7aを上方にして、素子本体7bは半田などの第2の金
属接着材層8を介して上記電極端子5の平板基部5Cに
固着されている。
以上のように、発熱性半導体素子7は、電気絶縁がなさ
れかつ3個の電極が同じ上方へ導出された状態で放熱板
1に載置される。
上記構造の半導体装置は、電極端子5の基部5Cが平板
状であるからプレス加工で構成でき、安価となる。
また、第2の金属接着材層8は、素子本体7bと電極端
子5の平板基部5Cとの間隙が平面状であるから、ごく
短時間で充填され、組み立て効率が良い、さらに短時間
で充填されることは、半田などの金属接着材に熱を加え
る時間が短かくて済むことになり、この熱による素子7
への悪影響を最低限に抑えることができる。
しかも、素子7が電極端子5の平板基部5Cに載置され
る構造であるから、一種類の電極端子を用いて、各種の
形状や大きさの素子に対処できる。
つまり、電極端子に互換性がある。
つぎに、上記半導体装置の製作工程を第3図を参照して
説明する。
まず、放熱板1に台座2をハイスピンかしめにより固着
する。
この台座2は、放熱板1がアルミニウムで構成されかつ
絶縁板との接着に半田などが使われる場合この半田を付
着させるために用いるもので、放熱板1が半田付着性の
材料である場合にはこれを省略してもよい。
つぎに、台座2上に電気絶縁板3を接着材4を用いて付
着する。
なお、絶縁板3の表裏面にメタライズ加工を施すことに
より、接着材4が半田の場合でも付着できる。
そして、この絶縁板3の上に半田などの金属接着材9を
載せる。
さらに、この状態で、電極端子5の平板基部5Cおよび
発熱性半導体素子7の本体7bを載置する。
上記平板基部5Cには、その中央に絶縁板3側と素子7
側とを連通ずる切欠部5bが形成されているから、上記
金属接着材9の約半分がこの切欠部5bを通って素子本
体7bと電極端子5の平板基部5Cとの間に回り、第1
図のように第2の金属接着材層8となる。
なお、−上記金属接着材9の残り半分は第1の金属接着
材層6となる。
このように、電極端子5の平板基部5Cに絶縁板3側と
素子7側とを連通ずる切欠部5bを形成ノすると、本来
、絶縁板3と電極端子5の間に接着材を介在させて電極
端子5を固定したのち、電極端子5と素子7との間に再
び接着材を介在させて素子7を付着させなければならず
、接着に2工程必要であるが、これが1個の金属接着材
9、たとえばツ半円板を介在させるだけでよく、つまリ
一工程ですみ、作業が簡単となり自動化への移行も容易
である。
また、1個の金属接着材9で両接着材層6,8を分割形
成すると、各層6,8を薄くすることができ、電極端子
5の接続部5aの存在による偏荷重7によって、電極端
子5や素子7が傾くのを極力抑えることができる。
ところで、電極端子5の平板基部5Cに形成される切欠
部5bは、第2図のように、中央に1個の透孔でもよい
が、第4図のように、複数の透孔を形1或してもよい。
また、第5図のように1本のスリットや、第6図のよう
に複数のスリットでもよい。
以上のように、この考案に係る半導体装置は、基部が平
板状である電極端子を用い、この平板基部に発熱性半導
体素子の本体を固着したもので、安価になるとともに、
短時間で組み立てができる。
また、一種類の電極端子で各種の発熱性半導体素子に対
応できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案に係る半導体装置の断面図、第2図は
分解斜視図、第3図は組み立て工程を示す側面図、第4
図ないし第6図は電極端子の変形例を示す斜視図、第7
図は従来の半導体装置の断面図、第8図は同分解斜視図
である。 1・・・・・・放熱板、3・・・・・・電気絶縁板、5
・・・・・・電極端子、5b・・・・・・切欠部、5C
・・・・・・平板基部、6・・・・・・第1の金属接着
材層、7・・・・・・発熱性半導体素子、7b・・・・
・・本体、8・・・・・・第2の金属接着材層。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)放熱板に付着された電気絶縁板に第1の金属接着
    材層を介して電極端子の平板基部を固定し、上記電極端
    子の平板基部に発熱性半導体素子の本体を第2の金属接
    着材層を介して固着したことを特徴とする半導体装N。
  2. (2)電気絶縁板側と半導体素子側とを連通ずる切欠部
    を上記電極端子の平板基部に形成してなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の半導体装置。
  3. (3)上記切欠部は透孔である実用新案登録請求の範囲
    第2項記載の半導体装置。
  4. (4)上記切欠部はスリットである実用新案登録請求の
    範囲第2項記載の半導体装置。
JP16559078U 1978-11-30 1978-11-30 半導体装置 Expired JPS5812447Y2 (ja)

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JP16559078U JPS5812447Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 半導体装置

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JPS5581954U JPS5581954U (ja) 1980-06-05
JPS5812447Y2 true JPS5812447Y2 (ja) 1983-03-09

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