JPS5812422Y2 - フライバツクトランス - Google Patents

フライバツクトランス

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Publication number
JPS5812422Y2
JPS5812422Y2 JP1977083426U JP8342677U JPS5812422Y2 JP S5812422 Y2 JPS5812422 Y2 JP S5812422Y2 JP 1977083426 U JP1977083426 U JP 1977083426U JP 8342677 U JP8342677 U JP 8342677U JP S5812422 Y2 JPS5812422 Y2 JP S5812422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flyback transformer
metal foil
winding section
coil
foil electrode
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977083426U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS549828U (ja
Inventor
昶 滝口
正嗣 尾上
Original Assignee
電気音響株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 電気音響株式会社 filed Critical 電気音響株式会社
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Publication of JPS549828U publication Critical patent/JPS549828U/ja
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Publication of JPS5812422Y2 publication Critical patent/JPS5812422Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧コイルを複数個に分割し、各コイルに直列
に整流ダイオードを挿入するフライバックトランスにお
いて、各巻線区分のコイル線に新規な末端処理をほどこ
したフライバックトランスに関する。
従来において、カラーテレビジョン受信機の陰極線管ア
ノードに電圧変動率の良好な高電圧を加えるために、高
圧コイルを複数個に分割して複数個の巻線区分を形成し
、各巻線区分を順次積層巻にし、各巻線区分に直列に整
流ダイオードを挿入し、それによって高圧コイルの分布
容量を小さくすると共に、実効的に層間耐圧を上げて高
圧コイルの巻回数を多くしたフライバックトランスが使
用されていた。
そして、この形式のフライバックトランスにおいては、
各巻線区分を整流ダイオードに接続するために、第1図
に示す如く、各巻線区分において、絶縁紙1を複数層巻
回した後、絶縁紙1の接続面(端縁)に沿って絶縁接着
テープ2を貼設して絶縁紙1を固定し、然る後、絶縁紙
1の表面にコイル線3を巻装・し、コイル線3の末端を
撚線4として絶縁接着テープ2の端部の下部に挿入して
固定して整流ダイオード(図示せず)に接続するもので
あった。
しかしながら、この方式のフライバックトランスの各巻
線区分のコイル線の末端処理方式では、整流ダイオード
端子へ撚線で接続するので接続が極めて不安定となり、
その上、整流ダイオードの端子と撚線との接続作業を必
要とし、その分作業が複雑化し、また、各巻線区分のコ
イル線の末端処理のために巻装工程の自動化が困難であ
った。
本考案は上記事項に鑑みなされたフライバックトランス
に関し、特に、複数個に分割された高圧コイルの各巻線
区分の末端処理を効率良く行なうことができる構成を備
えたフライバックトランスに関するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
第2図において、11は高圧コイルの分割された各巻線
区分を巻装するための円筒状に単層或は複数層に巻装さ
れた絶縁紙、12は円筒状絶縁紙11の巻き終り部分の
端部を接続するために貼設されたポリイミド等の絶縁材
からなる接着テープ、13は接着テープ12によって固
設された絶縁紙11の表面に巻装された高圧コイルの各
巻線区分のコイル線、14は接着テープ12の端部表面
にハンダメッキ等によって構成された金属箔電極、15
は金属箔電極に接続されたコイル線より太い例えば整流
ダイオード等の電気回路部品(図示せず)の単線のリー
ド線である。
ここで、最内周の絶縁紙は成形品からなるボビン(図示
せず)の外周面上に巻装されるものである。
斯かる構成のフライバックトランスにおいて、コイル線
13の末端とリード線15の始端を金属箔電極14上に
押圧して載置し加熱することによって両者を同時に固設
して接続を行なうものである。
ここで、第3図に示す如く、金属箔電極14を絶縁紙1
1の端部のほぼ全周にわたって形成しても良く、この場
合、電極14に対する電位集中が避けられるものである
以上述べた如く、本考案のフライバックトランスによれ
ば、高圧コイルを複数個に分割して各巻線区分を順次積
層してなる平巻多層のフライバックトランスにおいて、
円筒状に巻装された絶縁紙の巻き終り部分に、端部に金
属箔電極を配設した絶縁材からなる接着テープを貼設し
、円筒状絶縁紙の表面に巻装された高圧コイルの各巻線
区分のコイル線の末端を金属箔電極に接続すると共に、
高圧コイルの各巻線区分間に直列に接続される整流ダイ
オードのリード線の始端を金属箔電極に接続してなるも
のであり、以下に示す諸効果を生ずるものである。
つまり、フライバックトランスの分割された高圧コイル
の各巻線区分のコイル線の末端処理が従来のように接着
テープに係止するのではなく、金属箔電極に接続するの
で極めて容易になると共に、コイル線の末端処理が確実
となった。
また、コイル線の末端と、整流ダイオードのリード線の
始端を金属箔電極に同時に固設して接続することができ
るので、フライバックトランスの高圧コイルの巻装工程
において従来困難とされていたコイル線の末端処理を自
動化することが可能となり、作業能率が向上し製造原価
を低減することが可能となった。
さらに、リード線として整流ダイオードのリード線等の
太い単線を直接金属箔電極に接続して使用できるので、
従来のようにコイル線を撚線としてリード線とする必要
がなくなり、電気回路部品とリード線の接続作業を省略
することができ、その分作業が容易になると共に、リー
ド線が接続に対して不安定になることはないので確実な
配線をすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフライバックトランスの斜視図、第2図
は本考案のフライバックトランスの一実施例の斜視図、
第3図は同じく他の実施例の斜視図を示す。 11・・・・・・円筒状絶縁紙、12・・・・・・接着
テープ、13・・・・・・コイル線、14・・・・・・
金属箔電極、15・・・・・・整流ダイオードリード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧コイルを複数個に分割して各巻線区分を順次積層し
    てなる平巻多層のフライバックトランスにおいて、円筒
    状に巻装された絶縁紙の巻き終り部分に、端部に金属箔
    電極を配設した絶縁材からなる接着テープを貼設し、前
    記円筒状絶縁紙の表面に巻装された高圧コイルの各巻線
    区分のコイル線の末端を前記金属箔電極に接続すると共
    に、前記高圧コイルの各巻線区分間に直列に接続される
    整流ダイオードのリード線の始端を前記金属箔電極に接
    続したことを特徴とするフライバックトランス。
JP1977083426U 1977-06-23 1977-06-23 フライバツクトランス Expired JPS5812422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977083426U JPS5812422Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 フライバツクトランス

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JP1977083426U JPS5812422Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 フライバツクトランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS549828U JPS549828U (ja) 1979-01-23
JPS5812422Y2 true JPS5812422Y2 (ja) 1983-03-09

Family

ID=29005204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977083426U Expired JPS5812422Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 フライバツクトランス

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734284Y2 (ja) * 1976-07-28 1982-07-28
JPS53144668U (ja) * 1977-04-19 1978-11-15
JPS57127755U (ja) * 1981-02-03 1982-08-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS549828U (ja) 1979-01-23

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