JPH07211564A - フライバックトランス - Google Patents

フライバックトランス

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Publication number
JPH07211564A
JPH07211564A JP6003468A JP346894A JPH07211564A JP H07211564 A JPH07211564 A JP H07211564A JP 6003468 A JP6003468 A JP 6003468A JP 346894 A JP346894 A JP 346894A JP H07211564 A JPH07211564 A JP H07211564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wound
primary coil
primary
flyback transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6003468A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Fujiki
勝行 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6003468A priority Critical patent/JPH07211564A/ja
Publication of JPH07211564A publication Critical patent/JPH07211564A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻線の信頼性を向上させ、1次コイルと2次
コイルの結合を向上させ、電気的特性を向上させたフラ
イバックトランスを提供することを目的とする。 【構成】 14は整列に巻線された1次コイル、15は
2次コイル、16は3次コイル、17は3次コイル16
を巻線するコイルボビン、18は1次コイル14と2次
コイル15を巻線するコイルボビン、19はそれぞれの
コイル層を絶縁する絶縁フイルム、20は2次コイル1
5の巻始めと巻終わりを接続するピン、21は1次コイ
ル14の巻始めと巻終わりを中継するピン、22は1次
コイル14の出力用のピン、23はピン21とピン22
との間を電気的に接続するリード線、24はダイオー
ド、25はダイオード24等を保持するパーツホルダ
ー、26は外装ケース、27は電気的に絶縁するエポキ
シ系樹脂、28はコアである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
に用いられるフライバックトランスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のフライバックトランスにつ
いて説明する。図4は従来のフライバックトランスの断
面図を示すものである。図4において、1は巻線された
1次コイル、2は整列に巻線された2次コイル、3は3
次コイル、4は1次コイル1と3次コイル3を巻線する
複数のスリット部を有するコイルボビン、5は2次コイ
ル2を巻線するコイルボビン、6は2次コイル2を整列
に巻線を施したコイル層を絶縁する絶縁フィルム、7は
2次コイル2のコイル銅線の巻始めと巻終わりを接続す
る高圧用のピン、8は1次コイル1のコイル銅線の巻始
めと巻終わりを接続する出力用のピン、9はダイオー
ド、10はダイオード9等を保持するパーツホルダー、
11は外装ケース、12は電気的に絶縁するエポキシ系
樹脂、13は1次コイル1の電圧を2次コイル2に電圧
を誘起するU字型のコアである。
【0003】以上のように構成されたフライバックトラ
ンスについて、以下その動作について説明する。まず、
コイルボビン4に巻線された1次コイル1の電流により
発生した磁束がコア13内に生じ、この磁束によって2
次コイル2と3次コイル3にそれぞれ電圧を誘起させる
と共に、2次コイル2に誘起した電圧をダイオード9に
より整流して高電圧を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように上記の従来
の構成では、高周波対応時にはコイル銅線を複数束ねた
より線を用いて1次コイル1が巻線されている。その
際、例えばより線の内の一本が断線していても断線を判
別することが困難であり、それに伴い製品の信頼性を低
下させる。又、コイルボビン4には複数のスリット部が
設けられており、1次コイル1を設ける際にコイル銅線
を整列に巻線することができない。又、1次コイル1の
コイルボビン4と2次コイル2のコイルボビン5との間
の距離が離れているので、1次コイル1と2次コイル2
の結合が悪く電気的特性が良くないという問題点を有し
ていた。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するもので、
巻線の信頼性を向上させ、1次コイルと2次コイルの結
合を向上させ、電気的特性を向上させたフライバックト
ランスを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のフライバックトランスは、コイルボビンにコ
イル銅線を整列に巻線を施した一層若しくは複数層の1
次コイルを設け、前記1次コイルの上に絶縁フィルムを
巻回すると共に、前記絶縁フィルムの上にコイル銅線を
整列に巻線を施した複数層の2次コイルを設けた構成を
有している。
【0007】又、コイルボビンに2つのスロット部を設
け、前記スロット部の一方にコイル銅線を整列に巻線を
施した一層若しくは複数層の1次コイルを設けると共に
他方に3次コイルを設けた構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、巻線の信頼性が向上し、1
次コイルと2次コイルの結合が良くなり、電気的特性を
向上することができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
におけるフライバックトランスの断面図である。図1に
おいて、14はコイル銅線を整列に巻線された一層若し
くは複数層の1次コイル、15はコイル銅線を整列に巻
線された複数層の2次コイル、16はコイル銅線を巻線
された3次コイル、17は3次コイル16を巻線するコ
イルボビン、18は1次コイル14と2次コイル15を
巻線するコイルボビン、19は巻線を施したそれぞれの
コイル層を絶縁する絶縁フィルムである。
【0010】20は2次コイル15のコイル銅線の巻始
めと巻終わりを接続する高圧用のピン、21は1次コイ
ル14のコイル銅線の巻始めと巻終わりを中継するピ
ン、22は1次コイル14の出力用のピン、23は中継
のピン21と出力用のピン22との間を電気的に接続す
るリード線、24はダイオード、25はダイオード24
等を保持するパーツホルダー、26は外装ケース、27
は電気的に絶縁するエポキシ系樹脂、28は1次コイル
14の電圧を2次コイル15に電圧を誘起するU字型の
コアである。
【0011】以上のように構成されたフライバックトラ
ンスについて、以下その動作について図2の本発明の第
1の実施例におけるフライバックトランスの回路図を用
いて説明する。まず、複数層の1次コイル14が並列に
接続されており、この1次コイル14の電流により発生
した磁束がコア28内に生じ、この磁束によって直列に
接続した複数層の2次コイル15に電圧を誘起させると
共に2次コイル15に誘起したそれぞれの電圧をダイオ
ード24により整流して高電圧を出力する。
【0012】以上のように第1の実施例によればコイル
ボビン18の上に1次コイル14を整列に巻線したコイ
ルを一層若しくは複数層設け、その上に絶縁フィルム1
9を巻回し、その上に2次コイル15を複数層設けたの
で、1次コイル14に巻線を施した巻線の信頼性が向上
する。さらに、1次コイル14と2次コイル15との間
の距離を巻回した絶縁フィルム19の厚みだけになるの
で距離が短縮でき、1次コイル14と2次コイル15と
の結合が向上し、電気的特性を向上することができる。
【0013】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図3は本発明の
第2の実施例におけるフライバックトランスの断面図で
ある。図3において、29はコイル銅線を整列に巻線さ
れた一層若しくは複数層の1次コイル、30はコイル銅
線を整列に巻線された複数層の2次コイル、31はコイ
ル銅線を巻線された3次コイル、32は1次コイル29
と3次コイル31とを巻線するコイルボビン、33は2
次コイル30を巻線するコイルボビン、34は巻線を施
したそれぞれのコイル層を絶縁する絶縁フィルムであ
る。
【0014】35は2次コイル30のコイル銅線の巻始
めと巻終わりを接続する高圧用のピン、36はダイオー
ド、37はダイオード36等を保持するパーツホルダ
ー、38は1次コイル29のコイル銅線の巻始めと巻終
わりを中継するピン、39は1次コイル29の出力用の
ピン、40は中継のピン38と出力用のピン39との間
を電気的に接続するリード線、41は外装ケース、42
は電気的に絶縁するエポキシ系樹脂、43は1次コイル
29の電圧を2次コイル30に電圧を誘起するU字型の
コアである。
【0015】以上のように構成されたフライバックトラ
ンスについて、以下その動作について説明する。まず、
コイルボビン32に巻線された1次コイル29の電流に
より発生した磁束がコア43内に生じ、この磁束によっ
て2次コイル30と3次コイル31にそれぞれ電圧を誘
起させると共に、2次コイル30に誘起した電圧をダイ
オード36により整流して高電圧を出力する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、コイルボビンの
上に1次コイルを整列に巻線したコイルを一層若しくは
複数層設け、その上に絶縁フィルムを巻回し、その上に
2次コイルを複数層設けたので、1次コイルに巻線を施
した巻線の信頼性が向上する。さらに、1次コイルと2
次コイルとの間の距離を巻回した絶縁フィルムの厚みだ
けになるので距離が短縮でき、1次コイルと2次コイル
との結合が向上し、電気的特性を向上することができる
優れたフライバックトランスを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるフライバックト
ランスの断面図
【図2】本発明の第1の実施例におけるフライバックト
ランスの回路図
【図3】本発明の第2の実施例におけるフライバックト
ランスの断面図
【図4】従来のフライバックトランスの断面図
【符号の説明】
14,29 1次コイル 15,30 2次コイル 16,31 3次コイル 17,18,32,33 コイルボビン 19,34 絶縁フィルム 20,21,22,35,38,39 ピン 23,40 リード線 24,36 ダイオード 25,37 パーツホルダー 26,41 外装ケース 27,42 エポキシ系樹脂 28,43 コア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次コイルと2次コイルと3次コイルとを
    備えたフライバックトランスであって、コイルボビンに
    コイル銅線を整列に巻線を施した一層若しくは複数層の
    1次コイルを設け、前記1次コイルの上に絶縁フィルム
    を巻回すると共に、前記絶縁フィルムの上にコイル銅線
    を整列に巻線を施した複数層の2次コイルを設けたこと
    を特徴とするフライバックトランス。
  2. 【請求項2】1次コイルと2次コイルと3次コイルとを
    備えたフライバックトランスであって、コイルボビンに
    2つのスロット部を設け、前記スロット部の一方にコイ
    ル銅線を整列に巻線を施した一層若しくは複数層の1次
    コイルを設けると共に他方に3次コイルを設けたことを
    特徴とするフライバックトランス。
JP6003468A 1994-01-18 1994-01-18 フライバックトランス Pending JPH07211564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6003468A JPH07211564A (ja) 1994-01-18 1994-01-18 フライバックトランス

Applications Claiming Priority (1)

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JP6003468A JPH07211564A (ja) 1994-01-18 1994-01-18 フライバックトランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07211564A true JPH07211564A (ja) 1995-08-11

Family

ID=11558167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6003468A Pending JPH07211564A (ja) 1994-01-18 1994-01-18 フライバックトランス

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JP (1) JPH07211564A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007129588A1 (ja) 2006-05-08 2007-11-15 Panasonic Corporation 高電圧トランス
JP2013214582A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Mitsubishi Electric Corp フライバックトランス

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WO2007129588A1 (ja) 2006-05-08 2007-11-15 Panasonic Corporation 高電圧トランス
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