JPH07122449A - 高圧発生用トランス装置 - Google Patents
高圧発生用トランス装置Info
- Publication number
- JPH07122449A JPH07122449A JP5267606A JP26760693A JPH07122449A JP H07122449 A JPH07122449 A JP H07122449A JP 5267606 A JP5267606 A JP 5267606A JP 26760693 A JP26760693 A JP 26760693A JP H07122449 A JPH07122449 A JP H07122449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectifying element
- voltage coil
- secondary high
- voltage
- high voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数層に分割された２次高圧コイルと整流素
子を接続する部分で発生する不具合、および半田付け工
程を削除し、高品質、安価な高圧発生用トランス装置を
得る。 【構成】 整流素子５を固定するプラスチック成型品６
に導電性ゴム１２を使用し、その導電性ゴム１２に整流
素子リード線１１を差し込み、この部分をあらかじめ半
田処理された２次高圧コイル４の端子部１０に挿入す
る。
子を接続する部分で発生する不具合、および半田付け工
程を削除し、高品質、安価な高圧発生用トランス装置を
得る。 【構成】 整流素子５を固定するプラスチック成型品６
に導電性ゴム１２を使用し、その導電性ゴム１２に整流
素子リード線１１を差し込み、この部分をあらかじめ半
田処理された２次高圧コイル４の端子部１０に挿入す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機等に
用いられる高圧発生用トランス装置に関する。
用いられる高圧発生用トランス装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、高圧発生用トランス装置は高品質
化、低価格化が要求されている。
化、低価格化が要求されている。
【０００３】特に、高圧発生用トランス装置に整流素子
を半田付けするときに不良が発生する。このため実開昭
５７−７４６９０号公報に示すように、機械的に装着す
ることも知られているが価格的に問題がある。
を半田付けするときに不良が発生する。このため実開昭
５７−７４６９０号公報に示すように、機械的に装着す
ることも知られているが価格的に問題がある。
【０００４】以下、従来の高圧発生用トランス装置の構
成について図３〜図６を参照しながら説明する。図３は
従来の高圧発生用トランス装置の内部構成を示す平面断
面図である。
成について図３〜図６を参照しながら説明する。図３は
従来の高圧発生用トランス装置の内部構成を示す平面断
面図である。
【０００５】図３に示すように、１次低圧コイルボビン
１に１次低圧コイル２が巻回され、その上の２次高圧コ
イルボビン３に複数層に分割して２次高圧コイル４が巻
回されている。整流素子５は前記２次高圧コイル４にて
発生した交流電圧を整流する素子で、プラスチック成型
品６により固定されている。７は１次低圧コイル２、２
次高圧コイル４、整流素子５を絶縁するための絶縁樹
脂、８は高圧発生用トランス装置の外殻となる本体ケー
ス、９は１次低圧コイル２によって発生する磁束の磁路
を形成するフェライトコアである。
１に１次低圧コイル２が巻回され、その上の２次高圧コ
イルボビン３に複数層に分割して２次高圧コイル４が巻
回されている。整流素子５は前記２次高圧コイル４にて
発生した交流電圧を整流する素子で、プラスチック成型
品６により固定されている。７は１次低圧コイル２、２
次高圧コイル４、整流素子５を絶縁するための絶縁樹
脂、８は高圧発生用トランス装置の外殻となる本体ケー
ス、９は１次低圧コイル２によって発生する磁束の磁路
を形成するフェライトコアである。
【０００６】図４は高圧発生用トランス装置の内部結線
図を示す。図４において、４ａ〜４ｆは積層状態となっ
た２次高圧コイル４の各層のコイルを示し、５ａ〜５ｆ
は各層のコイル４ａ〜４ｆで発生する交流電圧を整流す
るための整流素子５を示す。
図を示す。図４において、４ａ〜４ｆは積層状態となっ
た２次高圧コイル４の各層のコイルを示し、５ａ〜５ｆ
は各層のコイル４ａ〜４ｆで発生する交流電圧を整流す
るための整流素子５を示す。
【０００７】図５は高圧発生用トランス装置の整流素子
の取り付けを示す断面図である。図５において、１０は
２次高圧コイルボビン３に設けられた２次高圧コイル銅
線を巻き付ける端子部、１１は整流素子リード線を示
す。
の取り付けを示す断面図である。図５において、１０は
２次高圧コイルボビン３に設けられた２次高圧コイル銅
線を巻き付ける端子部、１１は整流素子リード線を示
す。
【０００８】図６は整流素子リード線と２次高圧コイル
の端子部を示す斜視図である。図６に示すように、複数
層に分割した２次高圧コイル４ａ〜４ｆと整流素子５ａ
〜５ｆはあらかじめ半田処理された２次高圧コイルの端
子部１０と、整流素子リード線１１とを半田付けするよ
うになっている。
の端子部を示す斜視図である。図６に示すように、複数
層に分割した２次高圧コイル４ａ〜４ｆと整流素子５ａ
〜５ｆはあらかじめ半田処理された２次高圧コイルの端
子部１０と、整流素子リード線１１とを半田付けするよ
うになっている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の構
成では、整流素子リード線１１が倒れていた場合に半田
付けしたとすると、半田付け不良や隣接された端子間の
距離が確保されず、不良が発生していた。また、整流素
子リード線１１がプラスチック成型品６より外れたりす
るという初期的な不良が発生したり、加えて、半田付け
工程を必要とするという問題点を有していた。
成では、整流素子リード線１１が倒れていた場合に半田
付けしたとすると、半田付け不良や隣接された端子間の
距離が確保されず、不良が発生していた。また、整流素
子リード線１１がプラスチック成型品６より外れたりす
るという初期的な不良が発生したり、加えて、半田付け
工程を必要とするという問題点を有していた。
【００１０】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、複数層に分割した２次高圧コイルと整流素子を結線
する部分で発生する不具合、および半田付け工程を削除
し、高品質、安価な高圧発生用トランス装置を提供する
ことを目的としている。
で、複数層に分割した２次高圧コイルと整流素子を結線
する部分で発生する不具合、および半田付け工程を削除
し、高品質、安価な高圧発生用トランス装置を提供する
ことを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の高圧発生用トランス装置は、１次低圧コイル
と、複数装置に分割して積層状に巻かれた２次高圧コイ
ルと、前記１次低圧コイルに発生した磁束の磁路を形成
し、前記１次低圧コイルから前記２次高圧コイルへの電
力伝達用のフェライトコアとを備え、前記２次高圧コイ
ルにて発生する交流電圧を整流する整流素子を取り付け
るためのプラスチック成型品の整流素子リード線保持部
に導電性ゴムを使用した構成とするものである。
に本発明の高圧発生用トランス装置は、１次低圧コイル
と、複数装置に分割して積層状に巻かれた２次高圧コイ
ルと、前記１次低圧コイルに発生した磁束の磁路を形成
し、前記１次低圧コイルから前記２次高圧コイルへの電
力伝達用のフェライトコアとを備え、前記２次高圧コイ
ルにて発生する交流電圧を整流する整流素子を取り付け
るためのプラスチック成型品の整流素子リード線保持部
に導電性ゴムを使用した構成とするものである。
【００１２】
【作用】本発明は上記構成において、まず、整流素子を
固定するプラスチック成型品の整流素子リード線保持部
に導電性ゴムを埋設し、整流素子リード線をあらかじめ
差し込んで準備をする。これに２次高圧コイルの端子部
を挿入して取り付ける構成としたため、整流素子リード
線のプラスチック成型品からの外れを防ぐことができ、
また、整流素子リード線の倒れを防ぐことができ、隣接
端子間の絶縁距離を確保することができる。さらに、導
電性ゴムを使用し各整流素子リード線と２次高圧コイル
の端子部を挿入する構造であるので、半田付け工程を削
除することができるものである。
固定するプラスチック成型品の整流素子リード線保持部
に導電性ゴムを埋設し、整流素子リード線をあらかじめ
差し込んで準備をする。これに２次高圧コイルの端子部
を挿入して取り付ける構成としたため、整流素子リード
線のプラスチック成型品からの外れを防ぐことができ、
また、整流素子リード線の倒れを防ぐことができ、隣接
端子間の絶縁距離を確保することができる。さらに、導
電性ゴムを使用し各整流素子リード線と２次高圧コイル
の端子部を挿入する構造であるので、半田付け工程を削
除することができるものである。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の高圧発生用トランス装置の一
実施例について図１および図２を参照しながら説明す
る。なお、従来例で説明したものと同一構成部材には同
一番号を用いその説明を省略する。
実施例について図１および図２を参照しながら説明す
る。なお、従来例で説明したものと同一構成部材には同
一番号を用いその説明を省略する。
【００１４】図１（ａ）は本発明の一実施例の高圧発生
用トランス装置の内部構成を示す平面断面図であり、図
１（ｂ）は同、整流素子の取り付けを示す断面図であ
る。図１（ｂ）において、６は整流素子５が固定される
プラスチック成型品、１０は２次高圧コイルボビン３に
挿入された銅線を巻き付ける２次高圧コイル４の端子
部、１１は整流素子リード線で、従来例と同様の構成を
示す。１２は導電性ゴムでプラスチック成型品６に埋設
されている。
用トランス装置の内部構成を示す平面断面図であり、図
１（ｂ）は同、整流素子の取り付けを示す断面図であ
る。図１（ｂ）において、６は整流素子５が固定される
プラスチック成型品、１０は２次高圧コイルボビン３に
挿入された銅線を巻き付ける２次高圧コイル４の端子
部、１１は整流素子リード線で、従来例と同様の構成を
示す。１２は導電性ゴムでプラスチック成型品６に埋設
されている。
【００１５】上記構成において以下その動作を説明す
る。図２に示すように、まず、プラスチック成型品６に
導電性ゴム１２を埋設し、その部分に整流素子リード線
１１を差し込む。これに２次高圧コイル銅線を巻き付け
て半田処理した端子部１０を挿入することにより、整流
素子５を複数層に分割した２次高圧コイル４に接続され
ることになる。従って、従来のような半田付け工程が削
除でき、不良の発生を防止することができる。
る。図２に示すように、まず、プラスチック成型品６に
導電性ゴム１２を埋設し、その部分に整流素子リード線
１１を差し込む。これに２次高圧コイル銅線を巻き付け
て半田処理した端子部１０を挿入することにより、整流
素子５を複数層に分割した２次高圧コイル４に接続され
ることになる。従って、従来のような半田付け工程が削
除でき、不良の発生を防止することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、整流素子を固定するプラスチック成型品に導電性ゴ
ムを埋設し、この導電性ゴムに整流素子リード線を差し
込み、これを２次高圧コイルの端子部に挿入することに
より、整流素子のリード線の外れ、倒れによる半田付け
不良、絶縁距離の不足を防ぐことができ、また半田付け
工程を削除することができる。
は、整流素子を固定するプラスチック成型品に導電性ゴ
ムを埋設し、この導電性ゴムに整流素子リード線を差し
込み、これを２次高圧コイルの端子部に挿入することに
より、整流素子のリード線の外れ、倒れによる半田付け
不良、絶縁距離の不足を防ぐことができ、また半田付け
工程を削除することができる。
【図１】（ａ）は本発明の一実施例の高圧発生用トラン
スの内部構成を示す平面断面図 （ｂ）は同、整流素子の取り付けを示す断面図
スの内部構成を示す平面断面図 （ｂ）は同、整流素子の取り付けを示す断面図
【図２】同、整流素子の取り付けを示す斜視図
【図３】従来の高圧発生用トランス装置の内部構成を示
す平面断面図
す平面断面図
【図４】同、内部結線図
【図５】同、整流素子の取り付けを示す断面図
【図６】同、整流素子リード線と２次高圧コイルの端子
部の斜視図
部の斜視図
２ １次低圧コイル ４ ２次高圧コイル ５ 整流素子 ６ プラスチック成型品 ９ フェライトコア １１ 整流素子リード線 １２ 導電性ゴム
Claims (1)
- 【請求項１】１次低圧コイルと、複数層に分割して積層
状に巻かれた２次高圧コイルと、前記１次低圧コイルに
発生した磁束の磁路を形成し、前記１次低圧コイルから
前記２次高圧コイルへの電力伝達用のフェライトコアと
を備え、前記２次高圧コイルにて発生する交流電圧を整
流する整流素子を取り付けるためのプラスチック成型品
の整流素子リード線保持部に導電性ゴムを使用した高圧
発生用トランス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5267606A JPH07122449A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 高圧発生用トランス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5267606A JPH07122449A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 高圧発生用トランス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07122449A true JPH07122449A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17447063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5267606A Pending JPH07122449A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 高圧発生用トランス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07122449A (ja) |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP5267606A patent/JPH07122449A/ja active Pending
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