JPS58120768A - 冷間加工性に優れたステンレス鋼 - Google Patents
冷間加工性に優れたステンレス鋼Info
- Publication number
- JPS58120768A JPS58120768A JP87082A JP87082A JPS58120768A JP S58120768 A JPS58120768 A JP S58120768A JP 87082 A JP87082 A JP 87082A JP 87082 A JP87082 A JP 87082A JP S58120768 A JPS58120768 A JP S58120768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- cold workability
- steel
- less
- yield strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷間加工性に優れ九ステンレス鋼に関する。
最近ステンレス鋼はその優れた耐食性から、化学工業用
部材、家庭厨房器具部材、家庭電気器具部材、建築用部
材、自動車用部材など多岐に使用されており、特に18
クロム−8ニッケルステンレスmは18クロムステンレ
ス鋼−?13クロ丸ステンレス鋼に比べ冷間加工性に優
れているため複雑な形状や深絞シ用などに多用されてい
る。
部材、家庭厨房器具部材、家庭電気器具部材、建築用部
材、自動車用部材など多岐に使用されており、特に18
クロム−8ニッケルステンレスmは18クロムステンレ
ス鋼−?13クロ丸ステンレス鋼に比べ冷間加工性に優
れているため複雑な形状や深絞シ用などに多用されてい
る。
しかシ、この18クロム−8ニツケルステンレス鋼は冷
間加工性が優れているとは言え、耐力が約254/d以
上(JIS規格では21#/sd以上) 、引張強さが
約60権/−以上(JIS規格では53#/d友、耐力
の低い軟質のステンレス鋼が望まれてい友。
間加工性が優れているとは言え、耐力が約254/d以
上(JIS規格では21#/sd以上) 、引張強さが
約60権/−以上(JIS規格では53#/d友、耐力
の低い軟質のステンレス鋼が望まれてい友。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので。
冷間加工性に優れた低耐力e高延性の極軟ステンレス鋼
を提供する事を目的とする。
を提供する事を目的とする。
即ち本発明は、重量−で0.2%以下の炭素および0.
3チ以下の窒素の少なくとも一種(ただし炭素と窒素の
合計量は03−以下)、2.0−以下のシ+)−17,
11〜14%0りoA、3〜20%F)−1:/ガ/、
4〜10チのニッケル、残部が実質的に鉄よシ成る冷間
加工性に優れたステンレス鋼であり、さらに上記鋼に0
.2〜3%のモリブデンを含み残部が実質的に鉄より求
る冷間加工性に優れたステンレス鋼である。
3チ以下の窒素の少なくとも一種(ただし炭素と窒素の
合計量は03−以下)、2.0−以下のシ+)−17,
11〜14%0りoA、3〜20%F)−1:/ガ/、
4〜10チのニッケル、残部が実質的に鉄よシ成る冷間
加工性に優れたステンレス鋼であり、さらに上記鋼に0
.2〜3%のモリブデンを含み残部が実質的に鉄より求
る冷間加工性に優れたステンレス鋼である。
ここで本発明に係る冷間加工性に優れたステンレス鋼の
組成限定理由(ついて説明する。
組成限定理由(ついて説明する。
炭素(q;炭素はオーステナイト相を安定にする元素で
あるが、過剰の添加は固溶硬化を生じ硬化することから
その上限を0.2%とした。
あるが、過剰の添加は固溶硬化を生じ硬化することから
その上限を0.2%とした。
窒素N;窒素は炭素と同様にオーステナイト相を安定に
し耐食性を向上させる元素であるが、過剰の添加はピン
ホール、ブローホールの原因となるので上限を0.3チ
とした。
し耐食性を向上させる元素であるが、過剰の添加はピン
ホール、ブローホールの原因となるので上限を0.3チ
とした。
さらに炭素と窒素の合計量の上限をO,a %としたの
は、含有量の合計が0.3 %を越えると固溶硬化を生
じ、低耐力が得られないことによる。
は、含有量の合計が0.3 %を越えると固溶硬化を生
じ、低耐力が得られないことによる。
シリコン(8i) ;シリコンは製鋼時の脱酸剤として
添加する元素で、一般のステンレス鋼には約o、sss
度含有されているが、多量の添加はフェライト相を生成
させることおよび固溶硬化を生じることから上限を2.
0チとする。
添加する元素で、一般のステンレス鋼には約o、sss
度含有されているが、多量の添加はフェライト相を生成
させることおよび固溶硬化を生じることから上限を2.
0チとする。
クロム(Cr) ;クロムはその含有量が多いほど耐食
性は良好になるが、過剰に添加しても効果が大きくなく
、ま九フェライト相を生成し熱間加工性を損うことまた
クロムが少ないと耐食性が悪くなることからその含有量
を11〜14%とした。
性は良好になるが、過剰に添加しても効果が大きくなく
、ま九フェライト相を生成し熱間加工性を損うことまた
クロムが少ないと耐食性が悪くなることからその含有量
を11〜14%とした。
マンガン(血);マンガンは木兄4に係るステンレス鋼
において重要な元素で、耐力を大幅に低下させるために
は少なくとも3%以上の含有が必要でおりるが、多量に
含有してもその効果は大きくないことから含有量の上限
を20%とする。
において重要な元素で、耐力を大幅に低下させるために
は少なくとも3%以上の含有が必要でおりるが、多量に
含有してもその効果は大きくないことから含有量の上限
を20%とする。
ニッケル(Ni);ニッケルは鳩と合いまって耐力を低
下させ、また伸びを増加させるために必要な元素で少な
くとも4チは必要である。しかし、多量に含有してもそ
の効果は大きくなくコスト上昇になることから上限を1
0チとする。
下させ、また伸びを増加させるために必要な元素で少な
くとも4チは必要である。しかし、多量に含有してもそ
の効果は大きくなくコスト上昇になることから上限を1
0チとする。
モリブデン(Mo) ;モリブデンは低耐力鋼の耐食性
を向上する作用をなすものであるが、このモリブデンは
必要に応じて添加すれば良い、モリブデンの含有量が0
.2%:+c、満ではその効果は大意くな客 く、$た3饅を越えると、固溶硬化によシ低耐力が得ら
れなくなるのでこの範囲とした。
を向上する作用をなすものであるが、このモリブデンは
必要に応じて添加すれば良い、モリブデンの含有量が0
.2%:+c、満ではその効果は大意くな客 く、$た3饅を越えると、固溶硬化によシ低耐力が得ら
れなくなるのでこの範囲とした。
次罠本発明に係るステンレス鋼について実施例をもって
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1表に示す組成をもつ鋼を高周波誘導溶解炉によシ溶
製し1次いで熱間および冷間加工後1050’Cに加熱
容体化処理を施したのち水冷した。
製し1次いで熱間および冷間加工後1050’Cに加熱
容体化処理を施したのち水冷した。
このようにして得られた材料よシ試験片を採取し引張試
験を行った。試験結果を第2表に示す。
験を行った。試験結果を第2表に示す。
以下余白
第 2 表
第2表よシ明らかな様に本発明(係るステンレス鋼は、
比較例である18クロム−8ニツケルステンレス鋼(8
U8304 )に比べ0.2饅耐力が低く特に実施例/
167の耐力は5U8304の約1/3以下と非常に優
れた特性を示す。
比較例である18クロム−8ニツケルステンレス鋼(8
U8304 )に比べ0.2饅耐力が低く特に実施例/
167の耐力は5U8304の約1/3以下と非常に優
れた特性を示す。
このように、本発明材は5U8304よシ低い耐力を示
すことから、優れた冷間加工性を有し、複雑な形状の深
絞り用材料として適したものと首える。
すことから、優れた冷間加工性を有し、複雑な形状の深
絞り用材料として適したものと首える。
代理人 弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名)
Claims (2)
- (1)重量%で0.2−以下の炭素、および0.3%以
下の窒素の少なくとも一種(ただし炭素と窒素の合計量
は0.3%以下)、2.0−以下のシリコン、11〜1
4%のクロム、3〜20mのマンガン、4〜10チのニ
ッケル、残部が実質的に鉄よ構成る事を特徴とする冷間
加工性に優れたステンレス鋼。 - (2)重駄チで0.2s以下の炭素および0.3S以下
の窒素の少なくとも一種(ただし炭素と窒素の合計量は
0.3チ以下)、2、Oq6以下のシリコン、11〜1
4c6のクロム、3〜20%のマンガン、4〜10チの
ニッケルおよび0.2〜3チのモリブデンを含み残部が
実質的に鉄よp成る事を特徴とする冷間加工性に優れ九
ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP87082A JPS58120768A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 冷間加工性に優れたステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP87082A JPS58120768A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 冷間加工性に優れたステンレス鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58120768A true JPS58120768A (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=11485699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP87082A Pending JPS58120768A (ja) | 1982-01-08 | 1982-01-08 | 冷間加工性に優れたステンレス鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58120768A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62156258A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | Kobe Steel Ltd | 冷間加工性にすぐれた超電導線シ−ス用非磁性冷延鋼板 |
JPH04197291A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-16 | Hitachi Ltd | 洗たく機 |
JPH07148389A (ja) * | 1994-10-12 | 1995-06-13 | Hitachi Ltd | 脱水洗濯機の洗濯兼脱水槽 |
JPH07148390A (ja) * | 1994-10-12 | 1995-06-13 | Hitachi Ltd | 洗濯兼脱水槽の製造方法 |
JPH1080595A (ja) * | 1997-07-11 | 1998-03-31 | Hitachi Ltd | 脱水洗濯機 |
-
1982
- 1982-01-08 JP JP87082A patent/JPS58120768A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62156258A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | Kobe Steel Ltd | 冷間加工性にすぐれた超電導線シ−ス用非磁性冷延鋼板 |
JPH04197291A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-16 | Hitachi Ltd | 洗たく機 |
JPH07148389A (ja) * | 1994-10-12 | 1995-06-13 | Hitachi Ltd | 脱水洗濯機の洗濯兼脱水槽 |
JPH07148390A (ja) * | 1994-10-12 | 1995-06-13 | Hitachi Ltd | 洗濯兼脱水槽の製造方法 |
JPH1080595A (ja) * | 1997-07-11 | 1998-03-31 | Hitachi Ltd | 脱水洗濯機 |
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