JPS5811957Y2 - 油圧緩衝器における伸側減衰力調整装置 - Google Patents
油圧緩衝器における伸側減衰力調整装置Info
- Publication number
- JPS5811957Y2 JPS5811957Y2 JP13153178U JP13153178U JPS5811957Y2 JP S5811957 Y2 JPS5811957 Y2 JP S5811957Y2 JP 13153178 U JP13153178 U JP 13153178U JP 13153178 U JP13153178 U JP 13153178U JP S5811957 Y2 JPS5811957 Y2 JP S5811957Y2
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- Japan
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- shock absorber
- damping force
- rotary valve
- hole
- protrusion
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧緩衝器における減衰力調整装置に関し、更
に詳しくはストラッド型ショックアブソーバのダンパー
機能の交換要素であるカートリッジ型ショックアブソー
バの減衰力を調整する装置に関する。
に詳しくはストラッド型ショックアブソーバのダンパー
機能の交換要素であるカートリッジ型ショックアブソー
バの減衰力を調整する装置に関する。
一般に標準型ショックアブソーバの減衰力調整方法の一
つとしてはシリンダの外側アウターシェル内にタンク室
を形成し、このタンク室はシリンダ外側に形成した通路
を介して、シリンダ内の伸側作動油と通じさせ、又この
タンク室と通路間にシリンダ外側アウターシェルに配設
した調整部品を設け、この調整部品を絞る事により段階
的に伸側減衰力を調整する様になっている。
つとしてはシリンダの外側アウターシェル内にタンク室
を形成し、このタンク室はシリンダ外側に形成した通路
を介して、シリンダ内の伸側作動油と通じさせ、又この
タンク室と通路間にシリンダ外側アウターシェルに配設
した調整部品を設け、この調整部品を絞る事により段階
的に伸側減衰力を調整する様になっている。
しかしマクファーソンサスペンションに使われるストラ
ッド型ショックアブソーバは、それ自身が強度部材であ
り、自動車の保安部品である事から、アウターシェルに
穴を穿ち、この穴に減衰力調整部品を取りつけると穴を
あけた分アウターシェルの強度が弱まり、従ってストラ
ッド型ショックアブソーバ全体の強度が落る事から、上
記標準型ショックアブソーバと同じ様な方法でストラッ
ド型ショックアブソーバに減衰力調整装置を設ける事は
好ましくなく、強度に大きく影響するストラッドアウタ
ーシェルを避け、ダンパー機能部で調整するのが望まし
い。
ッド型ショックアブソーバは、それ自身が強度部材であ
り、自動車の保安部品である事から、アウターシェルに
穴を穿ち、この穴に減衰力調整部品を取りつけると穴を
あけた分アウターシェルの強度が弱まり、従ってストラ
ッド型ショックアブソーバ全体の強度が落る事から、上
記標準型ショックアブソーバと同じ様な方法でストラッ
ド型ショックアブソーバに減衰力調整装置を設ける事は
好ましくなく、強度に大きく影響するストラッドアウタ
ーシェルを避け、ダンパー機能部で調整するのが望まし
い。
この為本出願人はこれらの欠点を解決するカートリッジ
型ショックアブソーバの減衰力調整装置を開発している
。
型ショックアブソーバの減衰力調整装置を開発している
。
その要点はピストンロッドに伸側室と圧側室を通じさせ
る通路を設け、又ピストンロッド外側に調整用の外筒を
回転自在に挿入させ、外筒に穿った複数のオリフィスの
1つを選択的に前記通路と連通させ、強度を落すことの
ない特にストラッド型ショックアブソーバの使用に好適
な油圧緩衝器の減衰力調整装置である。
る通路を設け、又ピストンロッド外側に調整用の外筒を
回転自在に挿入させ、外筒に穿った複数のオリフィスの
1つを選択的に前記通路と連通させ、強度を落すことの
ない特にストラッド型ショックアブソーバの使用に好適
な油圧緩衝器の減衰力調整装置である。
しかしこの方式にも多少の難点がある。
その1つはピストンロッドの直径を純正ストラッドショ
ックアブソーバより細くする場合、材質アップをしない
と強度保証ができない点と、ピストンロッドの直径を純
正品と同じにすると、外筒の外径は純正ストラッドショ
ックアブソーバのピストンロッドより大きくなり、パツ
キン、ベアリング等が純正ストラッドショックアブソー
バよりサイズが1ランク上となる。
ックアブソーバより細くする場合、材質アップをしない
と強度保証ができない点と、ピストンロッドの直径を純
正品と同じにすると、外筒の外径は純正ストラッドショ
ックアブソーバのピストンロッドより大きくなり、パツ
キン、ベアリング等が純正ストラッドショックアブソー
バよりサイズが1ランク上となる。
又アウターシェルの外径に制限のあるカートリッジショ
ックアブソーバにおいては、ピストンロッドの挿入体積
によるタンク室の空気の圧縮比は で示され、圧縮比が上り、カートリッジショックアブソ
ーバとして成立しなくなる場合がある。
ックアブソーバにおいては、ピストンロッドの挿入体積
によるタンク室の空気の圧縮比は で示され、圧縮比が上り、カートリッジショックアブソ
ーバとして成立しなくなる場合がある。
又必然的に作動油の油量も少なくなるので、減衰力の安
定性が悪くなるという様な難点があった。
定性が悪くなるという様な難点があった。
更に外筒の内面切削、外面研摩・メッキ・パフ行程等が
あり製作上行程が増える欠点もあった。
あり製作上行程が増える欠点もあった。
本考案はこれらの難点を排除し、更に伸側・圧側の減衰
力を独立して調整する事ができる様にした減衰力調整式
カートリッジショックアブソーバに関するものである。
力を独立して調整する事ができる様にした減衰力調整式
カートリッジショックアブソーバに関するものである。
以下、本考案の実施の態様を第1図により説明する。
アウターシェル2内にシリンダ1が挿入されてロアキャ
ップ12上に起立し、シリンダ1内にはピストンロッド
3がピストン4を介して摺動自在に挿入され、シリンダ
1とアウターシェル2間にはタンクTが区画され、又ピ
ストン4はシリンダ1内に上下の油室R,Cを区画させ
ている。
ップ12上に起立し、シリンダ1内にはピストンロッド
3がピストン4を介して摺動自在に挿入され、シリンダ
1とアウターシェル2間にはタンクTが区画され、又ピ
ストン4はシリンダ1内に上下の油室R,Cを区画させ
ている。
ピストン4には油室R,Cを連通させる通孔31が穿た
れ、この通孔31の上端にはリーフバルブ5が開閉自在
に配設され、このリーフバルブ5の上方にはスプリング
32とバルブ押え33.34が設けられリーフバルブ5
を閉じる方向に押圧し、伸長時の減衰力が得られるよう
になっている。
れ、この通孔31の上端にはリーフバルブ5が開閉自在
に配設され、このリーフバルブ5の上方にはスプリング
32とバルブ押え33.34が設けられリーフバルブ5
を閉じる方向に押圧し、伸長時の減衰力が得られるよう
になっている。
シリンダ1の下端にはベースバルブ35が配設サレ、こ
のベースバルブ35の下側には油室Sがロアキャップ1
2によって区画され、この油室Sはベースバルブ35を
介して下側油室Cと連通し、又孔36を介してタンクT
と通じている。
のベースバルブ35の下側には油室Sがロアキャップ1
2によって区画され、この油室Sはベースバルブ35を
介して下側油室Cと連通し、又孔36を介してタンクT
と通じている。
ベースバルブ35はボトム37の中央の孔38上に開閉
自在に配設されたリーフバルブ25と、このリーフバル
ブ25に対応する孔22 aを穿ったディスク22と、
キャップ24とディスク22間に介在されたノンリタン
スプリング23とからなり、キャップ24中夫には孔2
4 aが穿たれている。
自在に配設されたリーフバルブ25と、このリーフバル
ブ25に対応する孔22 aを穿ったディスク22と、
キャップ24とディスク22間に介在されたノンリタン
スプリング23とからなり、キャップ24中夫には孔2
4 aが穿たれている。
ロアキャップ12はアウターシェル2の下端に溶接等で
一体的に結合され、中央の突出部12 aは上方に起立
してディスク22の中央を貫通している。
一体的に結合され、中央の突出部12 aは上方に起立
してディスク22の中央を貫通している。
この突出部12 aには油室Cに開口する縦孔29と下
方の油室Cに開口する横孔20が穿たれ、一方の孔29
は第3図に示すように突出部12aの中央からずれた偏
心位置に穿たれている。
方の油室Cに開口する横孔20が穿たれ、一方の孔29
は第3図に示すように突出部12aの中央からずれた偏
心位置に穿たれている。
ロアキャップ12と突出部12 aの中心には圧側減衰
力を調整する円筒状のロータリバルブ13が回転自在に
挿入され、このロータリバルブ13に設けた孔21a、
オリフィス21 bはそれぞれ前記の孔29.20に開
口するようになっている。
力を調整する円筒状のロータリバルブ13が回転自在に
挿入され、このロータリバルブ13に設けた孔21a、
オリフィス21 bはそれぞれ前記の孔29.20に開
口するようになっている。
即ち、ロータリバルブ13の先端部には円周上に数個の
減衰力調整用オリフィス21 bが加工してあり、ロア
キャップ12の中央突出部12 aに設けた横孔20と
ロータリバルブ13のオリフィス21 bを、ロータリ
バルブ13を回転させる事により、オリフィス21 b
を選択し、圧側室Cとタンク室Tを連通させ、圧側減衰
力を調整する。
減衰力調整用オリフィス21 bが加工してあり、ロア
キャップ12の中央突出部12 aに設けた横孔20と
ロータリバルブ13のオリフィス21 bを、ロータリ
バルブ13を回転させる事により、オリフィス21 b
を選択し、圧側室Cとタンク室Tを連通させ、圧側減衰
力を調整する。
ロータリバルブ13の回転は下端の溝にドライバ等を差
し込んで回転操作すればよい。
し込んで回転操作すればよい。
19はOリングであり、作動油が外部に漏れるのを防止
する。
する。
14はスチールボール、15は平ワツシヤ、16はリー
フスプリングであり、従来の標準型ショックアブソーバ
の調整保持機構と全く同じ方法でロアキャップ12側に
設けた位置決め穴にスチールボール14を落し込む事に
より位置決めし、一度選択したオリフィス21 bがづ
れるのを防止する。
フスプリングであり、従来の標準型ショックアブソーバ
の調整保持機構と全く同じ方法でロアキャップ12側に
設けた位置決め穴にスチールボール14を落し込む事に
より位置決めし、一度選択したオリフィス21 bがづ
れるのを防止する。
ノンリタンスプリング23はテ゛イスク22とキャップ
24間に挾持され、ディスク22及びリーフバルブ25
を常にベースバルブケースに押しつけており、ピストン
ロッド3が伸びて圧側室Cが負圧になるとタンク室Tよ
り作動油を吸い上げる為弱いセット荷重にしである。
24間に挾持され、ディスク22及びリーフバルブ25
を常にベースバルブケースに押しつけており、ピストン
ロッド3が伸びて圧側室Cが負圧になるとタンク室Tよ
り作動油を吸い上げる為弱いセット荷重にしである。
この様なロータリバルブ13の構成により従来非常に困
難であった圧側減衰力の調整がロータリバルブ13を目
視にて確認しながら直接できる様になった。
難であった圧側減衰力の調整がロータリバルブ13を目
視にて確認しながら直接できる様になった。
17は平ワツシヤであり、18はスナップリングである
。
。
この部分は後程説明する伸側の調整部と同様な表示板を
かしめる方式にしても良い。
かしめる方式にしても良い。
次に伸側減衰力の調整法について説明する。
従来の減衰力調整がピストンロッドに穿った通路を外筒
に加工したオリフィスを選択する事により伸側室と圧側
室を連通させる事により減衰力を調整するのに対し強度
上重要な部分、即ちピストンロッド3には、ピストン装
着部の通路26 a 、26 bを除いて一切の加工を
ほどこしていない。
に加工したオリフィスを選択する事により伸側室と圧側
室を連通させる事により減衰力を調整するのに対し強度
上重要な部分、即ちピストンロッド3には、ピストン装
着部の通路26 a 、26 bを除いて一切の加工を
ほどこしていない。
即ちピストン装着部の通路26 a 、26 bの加工
による強度低下は、この部分に加わる曲げモーメントが
小さい為、カートリッジショックアブソーバとしての強
度にはほとんど影響しない。
による強度低下は、この部分に加わる曲げモーメントが
小さい為、カートリッジショックアブソーバとしての強
度にはほとんど影響しない。
又伸側減衰力発生装置も従来の場合と全く同一である。
異なる部分は従来の方法でピストンアッセンブリをピス
トンロッドに締結しているナツトの替りに、締結要素と
調整要素を兼ね備えた減衰力調整プラグにより締付けて
いる点が異る。
トンロッドに締結しているナツトの替りに、締結要素と
調整要素を兼ね備えた減衰力調整プラグにより締付けて
いる点が異る。
調整プラグはナツト7とロータリバルブ8の主要2部品
により構成されている。
により構成されている。
伸側減衰力調整装置を更に詳しく述べると、ピストンロ
ッド3には油室R,Cを連通させる横方向の通路26
aと縦方向の通路26 bを穿ち、ピストンロッド3の
下端にはピストン4を固定するナツト7を螺着している
。
ッド3には油室R,Cを連通させる横方向の通路26
aと縦方向の通路26 bを穿ち、ピストンロッド3の
下端にはピストン4を固定するナツト7を螺着している
。
ナツト7の中央にはロータリバルブ8が回転自在に嵌入
され、このロータリバルブ8の上部には通路26 aと
対向する孔11aと、この孔11 aに開口し径の異な
る複数のオリフィス11 bを穿っている。
され、このロータリバルブ8の上部には通路26 aと
対向する孔11aと、この孔11 aに開口し径の異な
る複数のオリフィス11 bを穿っている。
他方ナツト7には横方向の横孔10を穿ち、ロータリバ
ルブ8を回転した時オリフィス11 bのいずれかがこ
の横孔10と対向し、選択されたオリフィス11 bに
応じた伸側減衰力が得られるようになっている。
ルブ8を回転した時オリフィス11 bのいずれかがこ
の横孔10と対向し、選択されたオリフィス11 bに
応じた伸側減衰力が得られるようになっている。
ロータリバルブ8の下端には第2図に示すような突起8
aを偏心位置に形成し、この突起8aはロアキャップ1
2の突出部12 aに偏心して設けた孔29と対向して
いる。
aを偏心位置に形成し、この突起8aはロアキャップ1
2の突出部12 aに偏心して設けた孔29と対向して
いる。
更にナツト7には位置決め穴を穿ち、この穴にスチール
ボールのような係止ボール40を落し込むことにより位
置決めし、選択したオリフィス11bのずれを防止して
いる。
ボールのような係止ボール40を落し込むことにより位
置決めし、選択したオリフィス11bのずれを防止して
いる。
係止ボール40はスプリング41とワッシャ42で保持
されている。
されている。
即ちこれらの位置決め等は圧側調整部と全く同一である
。
。
圧側調整部と異なる部分は、位置決め装置がナツトにカ
シメにより保持されているだけである。
シメにより保持されているだけである。
この部分が平ワツシヤとスナップリングによる圧側調整
部と同様な構造でも差支えない事は言う迄もない。
部と同様な構造でも差支えない事は言う迄もない。
第1図ではピストンアッセンブリを調整プラグにより直
接締付ける方式をとっているが、この場合はピストンロ
ッド3と調整プラグのユルミ止めが機械的にはやりにく
い為、ネジロック剤例えばスリーボンド等で締結部を固
着させる必要がある。
接締付ける方式をとっているが、この場合はピストンロ
ッド3と調整プラグのユルミ止めが機械的にはやりにく
い為、ネジロック剤例えばスリーボンド等で締結部を固
着させる必要がある。
又別の方法としては、ピストンロッドのピストン装着部
インロー長さを従来のナツトの高さ分だけ長くし、ピス
トンアッセンブリの締結はナツトによって行い、締付後
ナツトをピストンロッドネジ部にカシメ等の機械的ユル
ミ止めを行い、その上調整プラグを1種のダブルナツト
として使用する方法でもよい。
インロー長さを従来のナツトの高さ分だけ長くし、ピス
トンアッセンブリの締結はナツトによって行い、締付後
ナツトをピストンロッドネジ部にカシメ等の機械的ユル
ミ止めを行い、その上調整プラグを1種のダブルナツト
として使用する方法でもよい。
(図示せず)次に調整プラグのロータリバルブ8の回転
法について述べる。
法について述べる。
ロータリバルブ8の先端突出部8aはナツト7のハウジ
ングに対し偏心しており、同様にロアキャップ12の突
出部12 a先端に加工しである穴29もロータリバル
ブ13と同一量だけ偏心している。
ングに対し偏心しており、同様にロアキャップ12の突
出部12 a先端に加工しである穴29もロータリバル
ブ13と同一量だけ偏心している。
従ってピストンロッド3を最圧縮してピストンロッド3
を廻しても同周上1ケ所の特定点でのみ突起8aと穴2
9は合致し挿入する事ができる。
を廻しても同周上1ケ所の特定点でのみ突起8aと穴2
9は合致し挿入する事ができる。
この状態で、更にピストンロッド3を回転させるとロー
タリバルブ8はロアキャップ12と偏心穴29を介して
結合している為に回転する事ができず、ピストンロッド
3と一体的に結合しているナツト7及び横孔10が回転
する事になる。
タリバルブ8はロアキャップ12と偏心穴29を介して
結合している為に回転する事ができず、ピストンロッド
3と一体的に結合しているナツト7及び横孔10が回転
する事になる。
結果的にロータリバルブ8のオリフィス11 bはピス
トンロッド3を最圧縮状態で回転する事により横孔10
に対向して選択する事が可能である。
トンロッド3を最圧縮状態で回転する事により横孔10
に対向して選択する事が可能である。
調整プラグをサブアッセンブリ状態で最小もしくは最大
の基準オリフィスに合せておき、ピストンロッド3にピ
ストン4を介して装着し、カートリッジショックアブソ
ーバを組立て後最圧縮状態にて回転させ、偏心穴29の
結合点をみつけ、ピストンロッド3の基準面Aに対し、
パツキンケース30又はアウターシェル2に基準値を記
録し、ロータリバルブ8のオリフィス11 bと同じ円
周分割により記号を入れれば外部より確認しながらオリ
フィス11bの選択をする事ができる。
の基準オリフィスに合せておき、ピストンロッド3にピ
ストン4を介して装着し、カートリッジショックアブソ
ーバを組立て後最圧縮状態にて回転させ、偏心穴29の
結合点をみつけ、ピストンロッド3の基準面Aに対し、
パツキンケース30又はアウターシェル2に基準値を記
録し、ロータリバルブ8のオリフィス11 bと同じ円
周分割により記号を入れれば外部より確認しながらオリ
フィス11bの選択をする事ができる。
同様にロアキャップ12とロータリバルブ13の選択オ
リフィス21 bの表示は、更に簡単である。
リフィス21 bの表示は、更に簡単である。
平ワツシヤ17に記号刻印し、ロータリバルブ13の矢
印との対応をみれば良い。
印との対応をみれば良い。
但し平ワツシヤは円周上の1部をハウジングにカシメ等
により回転しない様にする必要がある。
により回転しない様にする必要がある。
次に第4図、第5図は伸側減資力の調整プラグのロータ
リバルブ8を回転させる別の方法に関するもので、ロア
キャップ12側の穴29 aとロータリバルブ8の先端
突出部8bを1回転しても1ケ所でしか挿入不可能にし
た形状にしたものであり、これでも使用可能である。
リバルブ8を回転させる別の方法に関するもので、ロア
キャップ12側の穴29 aとロータリバルブ8の先端
突出部8bを1回転しても1ケ所でしか挿入不可能にし
た形状にしたものであり、これでも使用可能である。
第6〜8図は同様にロータリバルブ8の回転方法に関す
るものでロアキャップ12側の突出部12a先端に傾斜
したスリ割溝29 bをつけ、ロータリバルブ8の先端
部に溝幅に挿入可能な幅の傾斜した突起8Cをつけたも
のである。
るものでロアキャップ12側の突出部12a先端に傾斜
したスリ割溝29 bをつけ、ロータリバルブ8の先端
部に溝幅に挿入可能な幅の傾斜した突起8Cをつけたも
のである。
これもピストンロッド3を回転しても1ケ所しか合致さ
せる事はできない。
せる事はできない。
以上説明した様に本考案の構成は強度上重要なピストン
ロッド本体にはほとんど手を加える事なく、又ピストン
部、ベースバルブ部の主要部品のほとんどを現量産品と
同一にした為、極めて経済的に伸圧独立調整の減衰力調
整式カートリッジショックアブソーバを提供する事がで
きる。
ロッド本体にはほとんど手を加える事なく、又ピストン
部、ベースバルブ部の主要部品のほとんどを現量産品と
同一にした為、極めて経済的に伸圧独立調整の減衰力調
整式カートリッジショックアブソーバを提供する事がで
きる。
現在ラリ−用カートリッジショツクアフ゛ソーバについ
ては伸圧独立の調整式の要求も強く、まさに時代の要求
に答えたものである。
ては伸圧独立の調整式の要求も強く、まさに時代の要求
に答えたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の一例に係るショックアブソーバ
の一部切欠き縦断側面図、第2図は第1図のII−II
線路示石庭図、第3図は第1図のIIIIII線路示平
面図、第4図は他の実施態様に係るロータリバルブの略
石庭面図、第5図は他の実施態様に係るロアキャップ突
出部の暗示平面図、第6図は他の実施態様に係るショッ
クアブソーバの一部切欠き縦断側面図、第7図は第6図
のX−X線路石庭面図、第8図は第6図のY−Y線路不
平面図である。 3・・・・・・ピストンロッド、4・・・・・・ピスト
ン、7・・・・・・ナツト、8・・・・・・ロータリバ
ルブ、8a、8b、8C・・・・・・突起、10・・・
・・・孔、11 a・・・・・・孔、11 b・・・・
・・オリフィス、12・・・・・・ロアキャップ、12
a・・・・・・突出部、26 a 、26b・・・・
・・通路、29・・・・・・孔、40・・・・・・係止
ボール、R,C・・・・・・油室。
の一部切欠き縦断側面図、第2図は第1図のII−II
線路示石庭図、第3図は第1図のIIIIII線路示平
面図、第4図は他の実施態様に係るロータリバルブの略
石庭面図、第5図は他の実施態様に係るロアキャップ突
出部の暗示平面図、第6図は他の実施態様に係るショッ
クアブソーバの一部切欠き縦断側面図、第7図は第6図
のX−X線路石庭面図、第8図は第6図のY−Y線路不
平面図である。 3・・・・・・ピストンロッド、4・・・・・・ピスト
ン、7・・・・・・ナツト、8・・・・・・ロータリバ
ルブ、8a、8b、8C・・・・・・突起、10・・・
・・・孔、11 a・・・・・・孔、11 b・・・・
・・オリフィス、12・・・・・・ロアキャップ、12
a・・・・・・突出部、26 a 、26b・・・・
・・通路、29・・・・・・孔、40・・・・・・係止
ボール、R,C・・・・・・油室。
Claims (4)
- (1)ピストンロッドにピストンによって区画された上
下の油室を通じさせる通路を穿ち、ピストンを保持する
ナツトには下方の油室と通じる孔を穿ち、該ナツトには
ロータリバルブを回転自在に挿入し、このロータリバル
ブにはピストン側の通路に開口する孔とナツト側の孔に
対向する径の異る複数のオリフィスを穿ち、又ロータリ
バルブの下端には突起を形成し、この突起は圧側時にロ
アキャップ中央突出部と一ケ所のみで結合させるように
した油圧緩衝器における伸側減衰力調整装置。 - (2)ロータリバルブの突起を偏心位置に設けた実用新
案登録請求の範囲第1項記載の油圧緩衝器における伸側
減衰力調整装置。 - (3)ロアキャップの突出部に偏心した孔を設けた実用
新案登録請求の範囲第1項記載の油圧緩衝器における伸
側減衰力調整装置。 - (4)ロータリバルブは係止ボールを介してナツト側に
保持された実用新案登録請求の範囲第1項記載の油圧緩
衝器における伸側減衰力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13153178U JPS5811957Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 油圧緩衝器における伸側減衰力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13153178U JPS5811957Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 油圧緩衝器における伸側減衰力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5549144U JPS5549144U (ja) | 1980-03-31 |
JPS5811957Y2 true JPS5811957Y2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=29098194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13153178U Expired JPS5811957Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 油圧緩衝器における伸側減衰力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811957Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0516422Y2 (ja) * | 1985-04-12 | 1993-04-30 | ||
JPH01316144A (ja) * | 1988-03-05 | 1989-12-21 | Teijin Seiki Co Ltd | 自動工具交換装置の駆動装置 |
JPH02110449U (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-04 |
-
1978
- 1978-09-25 JP JP13153178U patent/JPS5811957Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5549144U (ja) | 1980-03-31 |
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