JPS5811731Y2 - 密封包装体 - Google Patents
密封包装体Info
- Publication number
- JPS5811731Y2 JPS5811731Y2 JP1977067727U JP6772777U JPS5811731Y2 JP S5811731 Y2 JPS5811731 Y2 JP S5811731Y2 JP 1977067727 U JP1977067727 U JP 1977067727U JP 6772777 U JP6772777 U JP 6772777U JP S5811731 Y2 JPS5811731 Y2 JP S5811731Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- sheet
- sealed package
- layer
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は1表面層に金属蒸着層を有する熱可塑性樹脂発
泡シートの積層シートからなる密封包装体に関するもの
であり、極めて断熱性石よび遮光性に優れ、金属光沢を
有する美麗な密封包装体を提供するものである。
泡シートの積層シートからなる密封包装体に関するもの
であり、極めて断熱性石よび遮光性に優れ、金属光沢を
有する美麗な密封包装体を提供するものである。
本考案は透明な合成樹脂フィルム層の片面に金属を蒸着
せしめた金属蒸着層に熱可塑性樹脂発泡シートが熱可塑
性樹脂フィルム層を介して加熱融着せしめられた積層シ
ートからなり、熱可塑性樹脂発泡シートを内側にして前
記積層シードの周辺部が接着せられて袋状容器が形成せ
られ、これに物品が収納されて開口部が密閉せしめなれ
てなることを特徴とする密封包装体を要旨とするもので
ある。
せしめた金属蒸着層に熱可塑性樹脂発泡シートが熱可塑
性樹脂フィルム層を介して加熱融着せしめられた積層シ
ートからなり、熱可塑性樹脂発泡シートを内側にして前
記積層シードの周辺部が接着せられて袋状容器が形成せ
られ、これに物品が収納されて開口部が密閉せしめなれ
てなることを特徴とする密封包装体を要旨とするもので
ある。
本考案において使用される積層シートの透明な合成樹脂
フィルムは−ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂フィルム、フタール酸とエチレングリコ
ールとの縮重合体の如きポリエステル樹脂フィルム、ナ
イロン等のフィルムが用いられるが、中でもポリプロピ
レンフィルムを2軸延伸したフィルム、またはポリエス
テル樹脂フィルムが強度が良いので最も好適である。
フィルムは−ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂フィルム、フタール酸とエチレングリコ
ールとの縮重合体の如きポリエステル樹脂フィルム、ナ
イロン等のフィルムが用いられるが、中でもポリプロピ
レンフィルムを2軸延伸したフィルム、またはポリエス
テル樹脂フィルムが強度が良いので最も好適である。
金層蒸着層は前記の合成樹脂フィルムに真空中で金属溶
融ルツボに入れた高純度の金属を加熱蒸発せしめ、金属
の粒子を合成樹脂フィルムの表面に凝結せしめることに
よって形が・せられ、その厚みは通常10.0〜100
0Rの如き極めて薄い層で充分である。
融ルツボに入れた高純度の金属を加熱蒸発せしめ、金属
の粒子を合成樹脂フィルムの表面に凝結せしめることに
よって形が・せられ、その厚みは通常10.0〜100
0Rの如き極めて薄い層で充分である。
金属蒸着に使用される金属としてはアルミニウムが最も
一般的であるが、この他、クロム、ニッケル。
一般的であるが、この他、クロム、ニッケル。
銅等を使用することができる。熱可塑性樹脂発泡シート
はポリスチレン、−・イインバクトポリヌテレンーポリ
エテレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂に低級脂肪
族炭化水素の如き発泡剤を圧入し、押出機の先端より押
出した発泡シートが用いられるが、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の発泡シートが柔軟性に冨むので好ましい
。
はポリスチレン、−・イインバクトポリヌテレンーポリ
エテレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂に低級脂肪
族炭化水素の如き発泡剤を圧入し、押出機の先端より押
出した発泡シートが用いられるが、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の発泡シートが柔軟性に冨むので好ましい
。
発泡シートの厚みは必要に応じて適宜選択されるが、一
般に0.1〜3關のものが好適である。
般に0.1〜3關のものが好適である。
金属蒸着層と熱可塑性樹脂発泡シートとの間には熱可塑
性樹脂フィルム層が介在せしめられ、加熱して熱可塑性
樹脂フィルム層が溶融し、金属蒸着層と熱可塑性樹脂発
泡シートが強固に融着せしめられている。
性樹脂フィルム層が介在せしめられ、加熱して熱可塑性
樹脂フィルム層が溶融し、金属蒸着層と熱可塑性樹脂発
泡シートが強固に融着せしめられている。
この熱可塑性樹脂フィルム層は金属蒸着層に熱可塑性樹
脂溶液を薄く塗布して操作してもよい。
脂溶液を薄く塗布して操作してもよい。
本考案の密封包装体に使用される積層シートにおいて、
熱可塑性樹脂発泡シートの金属蒸着層に接着している反
対の面に熱可塑性樹脂フィルムが融着せしめられている
のが好ましい。
熱可塑性樹脂発泡シートの金属蒸着層に接着している反
対の面に熱可塑性樹脂フィルムが融着せしめられている
のが好ましい。
熱可塑性樹脂フィルムが融着せしめられることによって
熱可塑性樹脂発泡シートの表面が保護せられ、また美感
も増強される。
熱可塑性樹脂発泡シートの表面が保護せられ、また美感
も増強される。
また、積層シートの表面、即ち透明な合成樹脂フィルム
層にエンボス加工が施されていることが望ましい。
層にエンボス加工が施されていることが望ましい。
合成樹脂フィルム層には金属が蒸着されているので、金
属蒸着層に凹凸模様が形成せられ、美麗であると共にこ
の凹凸模様は、アルミニウム箔等の金属箔を発泡シート
に接着した場合と異って、消失し難く、また折り曲げて
も金属層が切断され難い特徴を有している。
属蒸着層に凹凸模様が形成せられ、美麗であると共にこ
の凹凸模様は、アルミニウム箔等の金属箔を発泡シート
に接着した場合と異って、消失し難く、また折り曲げて
も金属層が切断され難い特徴を有している。
つぎに5本考案の密封包装体の具体例を図面によって説
明する。
明する。
積層シート1は次の素材から構成せられている。
2は2軸延伸ポリプロピレンフィルム層、3はアルミニ
ウム蒸着層、4はポリエチレンフィルム層−5はポリエ
チレン発泡シートである。
ウム蒸着層、4はポリエチレンフィルム層−5はポリエ
チレン発泡シートである。
6はポリエチレンフィルムである。アルミニウム蒸着層
3は、ポリプロピレンフィルム層2に蒸着しており、ア
ルミニウム蒸着層3とポリエチレン発泡シート5とはポ
リエチレンフィルム層4を介して加熱融着せしめられ、
ポリエチレンフィルム6もポリエチレン発泡シート5に
加熱融着せしめられている。
3は、ポリプロピレンフィルム層2に蒸着しており、ア
ルミニウム蒸着層3とポリエチレン発泡シート5とはポ
リエチレンフィルム層4を介して加熱融着せしめられ、
ポリエチレンフィルム6もポリエチレン発泡シート5に
加熱融着せしめられている。
積層シート1は上記の各素材が強固に融着して構成せら
れていて、積層シート1を折曲げても、折揉しても各層
が分離することはない。
れていて、積層シート1を折曲げても、折揉しても各層
が分離することはない。
上記の積層シート1のポリエチレン発泡シート50面、
ポリエチレンフィルム6を融着した場合にはポリエチレ
ンフィルム60面を重ね合せ一熱融着される。
ポリエチレンフィルム6を融着した場合にはポリエチレ
ンフィルム60面を重ね合せ一熱融着される。
7は積層シート1の端部を重ね合せて袋を構成する融着
面である。
面である。
8は開口部であり。開口部8より物品を収納した後、加
熱融着により密閉される。
熱融着により密閉される。
9はその融着面である。袋の密封融着に限らず、接着剤
等による接着でもよい。
等による接着でもよい。
積層シート10表面、即ちポリプロピレンフィルム層2
およびアルミニウム蒸着層3には、第5図に示す如くエ
ンボス加工によって美麗な凹凸模様が形成せしめられて
いる。
およびアルミニウム蒸着層3には、第5図に示す如くエ
ンボス加工によって美麗な凹凸模様が形成せしめられて
いる。
本考案の密封包装体は上記の構成よりなり、包装体の袋
を構成する積層シート1のアルミニウム蒸着層3の如き
金属蒸着層の存在により1列部からの気体、液体、輻射
熱および光線が完全に遮断せられ一ポリエチレン発泡シ
ート5によって伝導熱が遮断されるので断熱性が極めて
優れている。
を構成する積層シート1のアルミニウム蒸着層3の如き
金属蒸着層の存在により1列部からの気体、液体、輻射
熱および光線が完全に遮断せられ一ポリエチレン発泡シ
ート5によって伝導熱が遮断されるので断熱性が極めて
優れている。
アルミニウム箔を発泡シートに接着した場合には、その
シートを折曲げたり、延伸したり、或いは折揉するとア
ルミニウム箔が切断され、またエンボス加工したときに
もアルミニウム箔が切断されることが多く、更にこのシ
ートを折揉したときに生じる皺は復元しない欠点があり
、従って気密性、断熱性に欠ける欠点があった。
シートを折曲げたり、延伸したり、或いは折揉するとア
ルミニウム箔が切断され、またエンボス加工したときに
もアルミニウム箔が切断されることが多く、更にこのシ
ートを折揉したときに生じる皺は復元しない欠点があり
、従って気密性、断熱性に欠ける欠点があった。
これに反し。本考案の密封包装体は、折曲げ、折揉によ
ってもアルミニウム蒸着層3の如き金属蒸着層が切断さ
れることがなぐ、また折揉によって生じた皺も元の状態
に復元する特徴を有し、エンボス加工に於ても金属蒸着
層が切断されることがない。
ってもアルミニウム蒸着層3の如き金属蒸着層が切断さ
れることがなぐ、また折揉によって生じた皺も元の状態
に復元する特徴を有し、エンボス加工に於ても金属蒸着
層が切断されることがない。
従って作業中、保管中等において気密性、断熱性が劣化
することがない。
することがない。
これはアルミニウム箔の接着の場合と異なり、金属微粒
子が合成樹脂フィルムの面に凝結していることによるも
のと思われる。
子が合成樹脂フィルムの面に凝結していることによるも
のと思われる。
熱可塑性樹脂発泡シートとしてポリエテンン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン系樹脂発泡シートを使用した
場合には極めて柔軟性のよい密封包装体とすることがで
きる。
ピレン等のポリオレフィン系樹脂発泡シートを使用した
場合には極めて柔軟性のよい密封包装体とすることがで
きる。
ポリスチレン発泡シー!殊にハイインパクトポリスチレ
ン発泡シートを使用した場合には、圧縮強度のよい、保
形性の良好な密封包装体とすることができる。
ン発泡シートを使用した場合には、圧縮強度のよい、保
形性の良好な密封包装体とすることができる。
本考案の密封包装体は袋状容器に物親が収納された後、
開口部が加熱融着され、または接着剤等によって密閉さ
れ1通気性1通液性がなく、軽量で断熱性、遮光性が優
れているので、保管中の温度差による結露が生ぜず、ま
た、物品の香味等が変質することがない。
開口部が加熱融着され、または接着剤等によって密閉さ
れ1通気性1通液性がなく、軽量で断熱性、遮光性が優
れているので、保管中の温度差による結露が生ぜず、ま
た、物品の香味等が変質することがない。
従って遮光、断熱を必要とする物品、吸湿性の物品等を
収納する密封包装体として好適である。
収納する密封包装体として好適である。
収納される物品の具体例としては、茶、海苔、紅茶、コ
ーヒー等の乾燥食品または嗜好品等、または香料、吸湿
性医薬品等を挙げることができる。
ーヒー等の乾燥食品または嗜好品等、または香料、吸湿
性医薬品等を挙げることができる。
図面は本考案の密封包装体を例示するものであって、第
1図は密封前の袋状容器の斜視図、第2図は袋状容器を
構成する積層シートの拡大断面図。 第3図は物品を収納した密封包装体の斜視図、第4図は
包装体の融着面を示す拡大断面図である。 第5図は包装体の表面の凹凸模様を示す拡大平面図であ
る。 図面中の主な符号は次の通りである。 1・・・積層シート、2・・・ポリプロピレンフィルム
層、3・・・アルミニウム蒸着層−4・・・ポリエチレ
ンフィルム層、5・・・ポリエチレン発泡シート、6・
・・ポリエチレンフィルム、7,9・・・融着面、8・
・・開口部。
1図は密封前の袋状容器の斜視図、第2図は袋状容器を
構成する積層シートの拡大断面図。 第3図は物品を収納した密封包装体の斜視図、第4図は
包装体の融着面を示す拡大断面図である。 第5図は包装体の表面の凹凸模様を示す拡大平面図であ
る。 図面中の主な符号は次の通りである。 1・・・積層シート、2・・・ポリプロピレンフィルム
層、3・・・アルミニウム蒸着層−4・・・ポリエチレ
ンフィルム層、5・・・ポリエチレン発泡シート、6・
・・ポリエチレンフィルム、7,9・・・融着面、8・
・・開口部。
Claims (2)
- (1)透明な合成樹脂フィルム層の片面に金属を蒸着せ
しめた金属蒸着層に熱可塑性樹脂発泡シートが熱可塑性
樹脂フィルム層を介して加熱融着せしめられた積層シー
トからなり、熱可塑性樹脂発泡シートを内側にして前記
積層シートの周辺部が接着せられて袋状容器が形威せら
れ、これに物品が収納されて開口部が密閉せしめられて
なることを特徴とする密封包装体。 - (2)熱可塑性樹脂発泡シートがポリスチレン、−・イ
インパクトボリスチレン、ポリエテレンマタはポリプロ
ピレンである実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
密封包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977067727U JPS5811731Y2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 密封包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977067727U JPS5811731Y2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 密封包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53161985U JPS53161985U (ja) | 1978-12-19 |
JPS5811731Y2 true JPS5811731Y2 (ja) | 1983-03-05 |
Family
ID=28974943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977067727U Expired JPS5811731Y2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 密封包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811731Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6434997B2 (ja) * | 2017-01-30 | 2018-12-05 | 東洋製罐株式会社 | 装飾積層フィルム、及びこの装飾積層フィルムを有する袋状容器並びにシール材 |
EP3575075B1 (en) * | 2017-01-30 | 2023-06-07 | Toyo Seikan Co., Ltd. | Decorated laminated film, and bag-shaped container and sealing material having decorated laminated film |
JP6434999B2 (ja) * | 2017-02-06 | 2018-12-05 | 東洋製罐株式会社 | 装飾積層フィルム、及びこの装飾積層フィルムを有する袋状容器並びにシール材 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4961162U (ja) * | 1972-09-04 | 1974-05-29 | ||
JPS5162919U (ja) * | 1974-11-09 | 1976-05-18 |
-
1977
- 1977-05-25 JP JP1977067727U patent/JPS5811731Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53161985U (ja) | 1978-12-19 |
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