JP2006206167A - 発泡樹脂成形容器と袋状のガスバリアシート - Google Patents

発泡樹脂成形容器と袋状のガスバリアシート Download PDF

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Abstract

【課題】長期にわたり剥離することがなく、かつガスバリア性に優れるとともに、冷温特性や耐候性が良くて耐久性にも優れる樹脂層を内周面に備えた合成樹脂成形容器を提供する。
【解決手段】容器本体30の内周面には、内側から順に最内樹脂層49、ガスバリア層41、接着層42、合成樹脂層44の少なくとも4層構造を持つガスバリアシート40を合成樹脂層44を容器本体30の内周面との接着側にして積層一体化されており、容器本体30の樹脂材料とガスバリアシート40の合成樹脂層44の樹脂材料とは共通の樹脂成分を含み、また最内樹脂層49は他層の樹脂材料の融点以下の融点を持つ樹脂材料よりなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発泡樹脂成形容器、特に、収容した食品等から発する臭いが発泡樹脂成形容器本体内に吸収されて残存したり、容器本体を構成する発泡樹脂から発することのある臭い成分が密封された容器内空間にこもってしまうのを回避して、いつも新鮮な状態で繰り返し使用することを可能とする発泡樹脂成形容器と、これに用いる袋状のガスバリアシートに関する。
発泡樹脂成形容器は、軽量であること、所要の強度を備えること、断熱性が高いこと、などの理由から、食品などの保管用容器あるいは物流用容器として広く採用されている。発泡樹脂成形体は、一般に表面がもろく崩れやすいことから、特許文献1に示されるように、発泡樹脂成形容器の少なくとも内周面を非発泡樹脂フィルムやシートで被覆することも行われる。このような被覆層を形成することにより、容器内部の汚れを拭き取ったり水洗することが容易となり、通い箱としての繰り返し使用も可能となる。
また、特許文献2には、ガスバリア性に優れた樹脂層を発泡ビーズカップの内側に形成するようにした容器が記載されている。このようなガスバリア層を形成することにより、発泡ビーズカップを透過した酸素や水蒸気によって内容物が変質するのを防止するようにしている。
さらに、特許文献3及び特許文献4には、容器内面に合成樹脂層を有する発泡樹脂成形品の製造方法として、成型型の雄型の凸部に、予め前記凸部に合った形に形成した合成樹脂製の袋体を被せ、真空吸引して密着させた後、型閉めしてキャビティ内に発泡性合成樹脂粒子を充填し、発泡成形することにより、合成樹脂層を内周面に熱融着して一体化した発泡樹脂成形品の製造方法が記載されている。
実開平7−37980号公報 特開平8−310563号公報 特開2003−320544号公報 特開2004−299262号公報
上記各特許文献に記載されるように、発泡樹脂成形容器の内周面に何らかの樹脂フィルムやシートを積層して被覆層を形成することにより、容器内周面の物理的特性が改善されることに加え、ガスバリア性が得られるので、容器を透過して侵入する外気(酸素)によって収容した食品が変質するのを防止でき、また、収容した食品から発する臭いが発泡樹脂成形容器本体に吸収されて残存したり、発泡樹脂から発することのある微臭気が容器内にこもってしまうようなことを回避できる利点がある。
一方、本発明者らは、容器本体の内周面に合成樹脂フィルムやシートを積層した発泡樹脂成形容器の製造に多く携わってきているが、その過程で、発泡樹脂成形体である容器本体と、その内周面に積層する合成樹脂フィルムやシートとの密着性が不十分となり、繰り返し使用している間に、剥離が生じることを経験した。特に、特許文献3や4に記載のように、成形型の一方の凸部によるキャビティ面に合成樹脂フィルムやシートの袋体を予め取り付けておき、その状態でキャビティ内に発泡性合成樹脂粒子を充填して発泡させ、合成樹脂フィルムやシートを発泡成形体側に熱融着して一体化するような成形方法を採用する場合にも、熱融着が不十分となる場合があることを経験した。さらに、このことは、高いガスバリア性を有する合成樹脂フィルムやシートを発泡成形時に熱融着により一体成形するような場合に、起こりやすいことも経験した。
ガスバリア性の高い合成樹脂フィルムまたはシートの樹脂材料の樹脂成分と発泡樹脂成形容器の本体側の樹脂材料の樹脂成分とを一致させるあるいは部分的に一致させることにより、発泡成形時での両者の熱融着が不十分となることを回避することができたが、常時、その条件を満たした樹脂成分を選定して、被覆層付きの発泡樹脂成形容器を成形することは、樹脂の選択性が狭くなり困難であるばかりでなく、製造コストや容器に対する顧客の要求などを考慮すると、現実的な解決策とはならなかった。
また、ガスバリア性の高い合成樹脂フィルムまたはシートを前記成形容器の内周面の被覆層に使用する場合においては、食品等の収容物品と共に蓄冷材を収容して保冷容器として使用することもあることから、蓄冷材が接触しても劣化等の問題が生じないこと、また空箱が戸外に放置されても耐久性に問題が生じないことが要望されてもいる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、高いガスバリア性能と、当該ガスバリア性能を備えた合成樹脂層の発泡樹脂成形容器本体への密着性とを、同時にかつ容易に満足することのでき、しかも冷温特性や耐候性が良くて耐久性に優れる、より改良された発泡樹脂成形容器を提供することを目的とする。また、この成形容器に用いる袋状のガスバリアシートを提供することを目的とする。
本発明による発泡樹脂成形容器は、容器本体と蓋体とを備えた発泡樹脂成形容器であって、少なくとも容器本体の内周面には、最内樹脂層とガスバリア層と接着層と合成樹脂層の少なくとも4層構造を持つガスバリアシートが、前記合成樹脂層を容器本体の内周面との接着側にして積層一体化されてなり、前記容器本体の樹脂材料とガスバリアシートの前記合成樹脂層の樹脂材料とは共通の樹脂成分を含み、また、前記最内樹脂層は他層の樹脂材料の融点以下の融点を持つ樹脂材料よりなることを特徴とする。
前記のように、本発明による発泡樹脂成形容器は、容器本体の樹脂材料と、これとの接着側になる前記ガスバリアシートの合成樹脂層の樹脂材料とは共通の樹脂成分を含んでいる。そのため、例えば、前記ガスバリアシートにより形成した袋を外側成形型の一方のキャビティ面に沿って配しておいて、発泡性樹脂粒子を充填して発泡成形する方法により製造する場合に、ガスバリアシートは発泡成形体である容器本体に対して確実に熱融着して一体化する。そのために、長期にわたって剥離が生じない。また、合成樹脂層にはガスバリア性能が求められないので、容易にその樹脂成分を選定することができる。合成樹脂層は非発泡体でもよく発泡体でもよい。
前記合成樹脂層は接着層を介してガスバリア層と積層一体化しており、両者の間で層間剥離が生じることはない。また、結果として、ガスバリア層はガスバリア性のみを選択基準として樹脂材料を選定することができるので、その選定は容易であり、かつ、所望のガスバリア性能を得ることができる。
その上、内側表面層なす前記最内樹脂層が、他層の樹脂材料の融点以下の融点を持つ樹脂材料、例えばポリエチレン系樹脂よりなるフィルムにより前記のガスバリア層を保護でき、その使用において蓄冷材が接触しても、また、空箱を戸外に放置することがあっても早期に劣化する虞がなく、耐久性を向上できる。
本発明において、ガスバリア層としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、塩化ビニリデン系−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル系メチルメタアクリレート−ブタジエン共重合体、ナイロン6、ポリプロピレン等により形成されたフィルムやシートが挙げられる。さらに、無機材料を薄く成形したもの(アルミ箔など)や蒸着したフィルムやシートの単独、または積層したものも使用できる。
優れたガスバリア性と防湿性を持つことから、アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート、アルミ箔、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデン等のフィルムやシートの単独、または積層したものを用いることはより好ましく、アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート、アルミ箔などのフィルムやシートの単独、または積層したものを用いることはさらに好ましい。
また、前記無機材料としては、アルミニウム、ニッケル、クロム、鉄、コバルト、亜鉛、金、銀、銅などの金属;珪素、ゲルマニウム、炭素などの半導体;酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化ホウ素、酸化ハフニウム、酸化バリウムなどの酸化物;窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化マグネシウムなどの窒化物;硫化物;炭化物などか挙げられる。透明ガスバリア薄膜として好ましいのは、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタンなどの酸化物や、それら金属や半導体などを添加あるいは置換したもの、またはそれらの混合物などである。
また、前記無機材料を蒸着する基材としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ナイロン6、ナイロン4、ナイロン66、ナイロン12、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、全芳香族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリスチレン、ポリフエニレンスルフィド、ポリフェニレンオキサイド等が挙げられる。
また、蕪着剤の密着力を向上させる目的で、前記基材の少なくとも片面に、シランカップリング剤やプライマー(ポリエステル系、ポリウレタン系、アクリル系、シリコン系など)による処理、コロナ放電処理、低温プラズマ処理等の表面処理を施してもよい。さらに、蒸着膜組成の安定化や密着力の向上のために、基材を蒸着中あるいは蒸着後に加熱してもよい。
本発明において、接着層は、公知の接着方法により形成した接着層であってよく、ガスバリア層あるいは合成樹脂層と同一素材のフィルムなどを溶着させて接着する方法により形成した接着層でもよく、ホットメルトなどの接着剤を介在させて接着することにより形成した接着層であってもよい。
本発明において、合成樹脂層としては、容器本体の樹脂材料の樹脂成分の一部または全部と共通の樹脂成分を含むことを条件に、ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−プタジエン共重合体などのポリスチレン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン系樹脂等により形成されたフィルムやシートが挙げられる。合成樹脂層は単層であってもよく、剛性や強度を持たせる目的で、多層構造であってもよい。多層構造の場合、容器本体の内周面との接着側の樹脂層が容器本体の樹脂材料の樹脂成分の一部または全部と共通の樹脂成分からなるフィルムまたはシートであればよく、他の層はその目的に合致した樹脂材料のフィルムやシートであってよい。
さらに、本発明において最内樹脂層は、他層の樹脂材料、例えば前記合成樹脂層やガスバリア層に使用される樹脂材料の融点以下の融点(同融点の場合を含む)を持つ樹脂材料であればよく、例えば前記合成樹脂層と同様の樹脂、特にはポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリエチレン系樹脂のフィルムやシートを使用できる。この最内樹脂層は、単層のものには限らず、多層構造であってもよいが、少なくとも最も内側になる表面層は前記の樹脂材料よりなるものが使用できる。
本発明において、前記ガスバリアシートが熱融着により一体化している発泡樹脂成形容器の本体側の樹脂材料としては、例えば、スチレン改質ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン−エチレン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体等のポリスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン系樹脂等が挙げられる。
また、前記樹脂に混入する物理型発泡剤としては、例えば、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素類;シクロペンタン、シクロブタン等の脂肪族環化水素類;トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタン、メチルクロライド、メチレンクロライド、エチルクロライド等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。
本発明において、ガスバリアシートは、発泡成形時に成形型のキャビテイ面に沿って配設することができれば、その形状は任意であるが、容器本体の内周面形状に沿う(すなわち、成形型における雄型の凸部形状に沿う形状の)袋状に形成されているものが、発泡成形による製造上は好ましい。この際、前記袋状のガスバリアシートは、前記のように最内樹脂層とガスバリア層と接着層と合成樹脂層の少なくとも4層構造を持つ平面状のガスバリアシートにより、接着部が袋外側に出るように最内樹脂層同士の必要個所を接着して袋状に形成されたものよりなり、該接着部が前記容器本体の内周面との接着側に挟入位置せしめられてなるものが、特に好ましい。
これにより、成形型の雄型に形成した凸部(容器本体の物品収容空間を形成する)に、前記のように形成された袋状のガスバリアシートをそのまま被せれば、前記合成樹脂層の側が発泡成形体と面した側になるため、発泡成形体である容器本体と確実に熱融着できることになる。また、前記接着部が前記容器本体の内周面との接着側に挟着されることになるため、容器内面にはガスバリアシートを袋状に形成するための接着部が存在せず、体裁がよいばかりか、収容物品の収容、取り出し作業の際に、指先が前記接着部に当接するおそれがないものとなる。
また、ガスバリアシートは、その中間層として、合成樹脂製のクロス状、メッシュ状のシートからなる補強層を有していてもよい。ここで使用する合成樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、およびこれらの系列に属する共重合体等が挙げられる。
本発明において、ガスバリアシートは、容器本体の少なくとも内周面に熱融着により一体化されていれば所期の目的を達成することができる。そして、前記袋状のガスバリアシートの前記合成樹脂層を容器本体の内周面との接着側にして成形した発泡樹脂成形容器は、良好な成形性や接着強度が得られることから、繰り返し使用しても、ガスバリアシートが剥離することは生じない。特に、前記のように袋状に形成するための接着部が、容器本体との接着側に挟入されているため、該接着部からのシートの剥離の虞もない。
また、より高いガスバリア性を望む場合、あるいは、容器の外周面の耐久性をも向上させることを望む場合等においては、従来法により、容器の外周面にも適宜の合成樹脂フィルムやシートによる被覆層を形成してもよい。その際に、本発明による前記ガスバリアシートを用いてもよい。成形型の雌型のキャビテイ面に沿うように袋状に形成したフィルムあるいはシートを用い、これを雌型のキャビティ面に貼り付けておき、内周面にガスバリアシートを一体化した発泡樹脂成形容器をキャビティ内に入れて、型締めし加熱することにより、容器本体の外周面に該フィルムあるいはシートを熱融着一体化することができる。蓋体に対しても、同様にして、ガスバリアシートを熱融着して一体化してもよい。
本発明による発泡樹脂成形容器は、高いガスバリア性を備えたガスバリアシートが熱融着により確実に発泡樹脂成形容器の容器本体側に密着しているので、通い箱のような繰り返し使用によっても、ガスバリアシートが剥離することがなく、長期にわたる容器の良好な使用が可能となる。さらに、高いガスバリア性を備えているので、収容した物品の臭いが容器本体側に移ることもなく、また、容器本体に使用されている、樹脂の残存モノマー、発泡ガスや添加剤等からの揮発、放出による微臭気が容器内にこもるのも回避できるので、この点からも、長期にわたる容器の良好な使用が可能となる。その上、容器の最も内側になる最内樹脂層により、前記ガスバリア層を保護することができるため、低温特性や耐候性に優れ、その使用において蓄冷材が接触しても、また、空箱を戸外に放置することがあっても早期に劣化する等の虞がなく、耐久性を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、容器本体30とこれに被着自在な蓋体(図示せず)とからなる発泡樹脂成形容器Aの一例を示しており、この例において、成形された容器本体30はスチレン改質ポリエチレン系樹脂からなる予備発泡樹脂粒子からの発泡成形体である。容器本体30の内周面には、後述のように袋状に形成されたガスバリアシート40(40a)が、シートから袋状に形成するための接着部47を容器本体30の内周面との接着側にして積層されており、容器外周面はポリエチレン樹脂フィルム50で被覆されている。
前記のガスバリアシート40は、図2のように全体が袋状に形成されており、図3に模式図で示す層構造、すなわち内側から順に最内樹脂層49、ガスバリア層41、接着層42、合成樹脂層44を少なくとも含む4層構造を成している。これらの層のうち、ガスバリア層41は、ここでは、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムとアルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムとの積層フィルムである。42は接着層であり、厚さ10μmのポリエチレンフィルムを用いている。43は補強層であり、厚さほぼ20μmのポリエチレンクロスを用いている。44は合成樹脂層であり、ここでは2層構造をなしている。この合成樹脂層44の内側層45は厚さ1mmの発泡ポリエチレンシートであり、外側層46は厚さ10μmのポリエチレンフィルムである。49は最内樹脂層であり、ここでは、厚さ10μmのポリエチレンフィルムが使用されており、前記ガスバリア層41の保護層としての働きをなす。
前記のガスバリアシート40において、前記のガスバリア層41としてポリエチレンテレフタレートフィルムとアルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムとの積層フィルムを用いており、高いガスバリア性能を示すとともに意匠性の向上も図られる。もちろん、前記積層フィルムは一例であり、所望のガスバリア性能を持つフィルムやシートを任意に選択することができる。
前記の最内樹脂層49としてのポリエチレンフィルムは、ガスバリア層41に使用されるポリエチレンテレフタレート等の他層の樹脂材料の融点以下の融点を持ち、接着性がよく、ガスバリアシート40を袋状に形成する場合の熱融着が可能であること、また低温特性および耐候性に優れることから特に好ましく選択される。
ガスバリアシート40は、前記のポリエチレンフイルムよりなる最内樹脂層49を有することにより、図2のように、前記合成樹脂層44を外側にして、接着部47が袋外側に出るように、前記最内樹脂層49,49同士の必要個所を接着して袋状に形成することができる。このため、後述のように袋状のガスバリアシート40を成形型の雄型の凸部に沿わせるように被せておいて発泡成形する場合に、最内樹脂層がなくて合成樹脂層を内側にして袋状に形成したものとは違い、前記袋状のガスバリアシート40を裏返すことなくそのまま使用できることになる。また、合成樹脂成形容器Aの使用において、容器内に収容物品と共に収容される蓄冷材が内面に接触することになっても、前記最内樹脂層49のためにガスバリア層41は容易に劣化せず、また、仮に空箱の状態で戸外に放置され雨ざらしにされても、前記最内樹脂層49は容易に変質し劣化するようなことがない。
前記接着層42としてのポリエチレンフィルムは、補強層43、合成樹脂層44がポリエチレン系樹脂であることから採用されており、溶融状態として、前記ガスバリア層41と補強層43および合成樹脂層44とを一体化する。接着層42は、他の層の樹脂材料に合わせて、より強固な接着状態が得られる材料が選択されるものであり、ポリエチレンフィルムに限るものではない。ホットメルト樹脂のような接着剤によって接着層42を形成することもできる。
前記補強層43はガスバリアシート40が発泡成形時に破損するのを防止するために介装されるものであり、所要の強度が得られる場合には、補強層43は省略できる。補強層43はポリエチレンクロスに限ることはなく、クロス状、メッシュ状などの合成樹脂シートのようなものであってもよい。前記のように、補強層43の樹脂材料の種類に応じて、接着層42を構成する材料種も変えることが望ましい。
合成樹脂層44の内側層45である発泡ポリエチレンシートは、ガスバリアシート40に保形性すなわち剛性を付与するために採用される。このような内側層45を備えることにより、成形時に、袋状とされたガスバリアシート40を例えば雄型の凸部に取り付ける作業が容易となる。このような内側層45は省略することもできる。また、材料としてポリエチレンシートを選択したのは、外側層46であるポリエチレンフィルムとの密着性をよくするためであり、外側層46の樹脂材料を構成する樹脂成分が異なる場合には、それに合わせて内側層45の樹脂成分も変更することが必要となる。発泡シートとしたのは高い剛性と緩衝性を得やすいからであり、非発泡シートであってもよい。
外側層46としてポリエチレンフィルムを選択したのは、発泡樹脂成形容器本体30の樹脂がスチレン改質ポリエチレン系樹脂からなるものであり、その樹脂成分と一致させるためである。このように、容器本体30の樹脂材料とガスバリアシート40の合成樹脂層44(この例では、外側層46)の樹脂材料とに、共通の樹脂成分を含むようにすることにより、成形時に、発泡樹脂成形品である容器本体30とガスバリアシート40の熱融着による一体性は良好なものとなり、長期にわたり剥離が生じるようなことはない。
前記のように、容器本体30とガスバリアシート40との一体性は、ガスバリアシート40の合成樹脂層44(この例では、外側層46)を構成する樹脂材料を選択することにより確実なものとすることができ、一方、ガスバリアシート40のガスバリア性能はガスバリア層41の樹脂材料を適宜選択することにより所要のものとすることができる。両者の樹脂材料の選択は、それぞれ独自に行うことが可能である。そして、ガスバリア層41と合成樹脂層44(この例では、外側層46)とは接着層42により一体化されているので、層間分離が生じることもない。
そのために、従来の1層構造であるガスバリア層、あるいは容器本体30との接着側にのみ接着層となるポリエチレンフィルムを積層しただけのガスバリアシートの場合に比して、ガスバリア層を構成する樹脂材料の選択の幅は広くなり、より完全なガス不透過性(ガスバリア性)を備えた発泡樹脂成形容器を得ることができる。また、ガスバリア層とはまったく無関係に容器本体に密着する合成樹脂層の材料を選択することができるので、容器本体との密着性も高いものとすることができる。そのために、容器底面に水切り用の凹凸などがあるような場合でも、その凹凸に完全に沿うようにしてガスバリアシート40の密着積層を行うことができる。
しかも、前記ガスバリア層41より内側に最内樹脂層49として、他層の樹脂材料の融点以下の融点を持つ樹脂材料、例えばポリエチレンフィルムを積層しているため、これにより前記ガスバリア層41を保護でき、低温特性や耐候性にも優れ、その耐久性を向上できる。
次に、前記した発泡樹脂成形容器の成形方法の1例を図4、図5を参照して説明する。図4は、発泡成形に用いる成形型の雌型1と雄型2とを開いた状態で示しており、図5は前記雌雄両型1、2を閉じた状態を示している。この例において、雌型1は、前記容器本体30の外周面形状に合致した形状を有する凹部11が形成されており、該凹部11には、雌型1のチャンバー12と凹部11の表面とを連結、連通する貫通孔11aが多数、貫設されている。そして、前記チャンバー12には、該チャンバー12内に連通させた状態の蒸気供給管13、水分排出管14、真空吸引管15、冷却水供給管16が配設されている。
一方、雄型2は、容器本体30の内周面形状に合致した形状を有する凸部21が突設されており、この凸部21には、雄型2のチャンバー22と該凸部21の表面とを連結、連通する貫通孔21aが多数、貫設されている。そして、前記チャンバー22には、雌型1のチャンバー12と同様に、蒸気供給管23、水分排出管24、真空吸引管25、冷却水供給管26が配設されている。なお、このような発泡性合成樹脂粒子を用いた発泡成形用の成形型は従来知られたものである。
成形に際して、図3に示した層構造を備えた平面状のガスバリアシート30を適宜裁断し、また必要箇所を接着することによって、例えば、図2のような袋状のガスバリアシート40aとする。その際に、前記合成樹脂層44を外側(発泡成形される容器本体との接着側)にして、かつ接着代となる端片同士の接着部47が袋外側に出るように、前記最内樹脂層49,49同士の必要箇所を、接着剤により、あるいは熱融着により接着して袋状のガスバリアシート40aとする。この袋状のガスバリアシート40aは、雄型2の凸部21の形状に合致した形状に成形されてもよいが、やや大きく成形して、後に続く工程によって、雄型2の凸部21の形状に沿って完全に合致した形状に成形されて、容器本体の内面に積層一体化させることができる形状であってもよい。
図4に示すように、雌雄両型1、2を開いた状態で、予め袋状に形成された前記ガスバリアシート40aを、裏返すことなくそのまま雄型2の凸部21に被せる。これにより、袋状ガスバリアシート40aの最内樹脂層49が凸部21に面する側に位置し、袋外側の前記合成樹脂層44及び接着部47が両型の型締めにより形成されるキャビティの側に位置する。その後、雄型2の真空吸引管25を通じて雄型2のチャンバー22内を真空吸引して、袋状ガスバリアシート40aを凸部21の表面に吸着させる。
しかる後、雌雄両型1、2を型締めする。必要な場合には、雌型1の蒸気供給管13を通じてチャンバー12内に蒸気を供給し、この蒸気によって雌型1の凹部11の貫通孔11aを通じて袋状ガスバリアシート40aを加熱して、袋状ガスバリアシート40aを図4に示すように、雄型2の凸部21の形状に沿って略合致した状態に真空成形する。続いて、雌型1に一体的に設けられた樹脂粒子供給管17を通じて、雌雄両型1、2間に形成されたキャビテイ3内に発泡性合成樹脂粒子を充填する。以下、定法に従い、発泡成形を行う。この成形により、前記したように、袋状ガスバリアシート40aの発泡樹脂と接する面である合成樹脂層44は、発泡性合成樹脂粒子と同じ樹脂成分を備えており、図示のように成形面に凹凸がある場合であっても、発泡成形体と袋状ガスバリアシート40aは成形時の熱融着により完全に一体化する。また、前記のように袋状ガスバリアシート40aの外側にある接着部47は該シートと発泡成形体との間に挟着されることになる。そのため、容器内面にはガスバリアシート40aを袋状に形成するための接着部47が存在しないことになり、収容物品の収容、取り出し作業の際に、指先が当接する等の虞がないものになる。
次に、定法により冷却を行い、型を開き、成形品を取り出すことにより、本発明による内周面にガスバリアシート40が密着した図1のような発泡樹脂成形容器Aの容器本体を得ることができる。もし、外周面にも適宜の樹脂フィルム(例えば、ポリエチレン樹脂フィルム50)を積層することを望む場合には、開いた雌型1のキャビテイ面に適宜の形状に予備形成された樹脂フィルムを真空吸引などにより貼り付けておき、再び型締めの加熱を行えばよい。
前記の説明は、発泡樹脂成形容器本体30側にガスバリアシート40を密着一体化する場合であるが、必要な場合には、蓋体にもその発泡成形時に同様にしてガスバリアシート40を熱融着により一体化できることは当然であり、蓋体の形状に応じた雌雄の成形型を用いて、同様な成形を行えばよい。
本発明の発泡樹脂成形容器の1例を示す斜視断面図である。 本発明の発泡樹脂成形容器で用いるガスバリアシートを袋状に形成した例を示す略示斜視図である。 同上のガスバリアシートの層構造を説明する略示図である。 本発明の発泡樹脂成形容器を成形する成形型の雌雄両型を開いた状態の断面図である。 同上の成形型の雌雄両型を型締めした状態を示している。
符号の説明
A……発泡樹脂成形容器
30…容器本体
40,40a…ガスバリアシート
41…ガスバリア層
42…接着層
43…補強層
44…合成樹脂層
45…合成樹脂層の内側層
46…合成樹脂層の外側層
47…ガスバリアシートの接着部
49…最内樹脂層

Claims (5)

  1. 容器本体と蓋体とを備えた発泡樹脂成形容器であって、少なくとも容器本体の内周面には、最内樹脂層とガスバリア層と接着層と合成樹脂層の少なくとも4層構造を持つガスバリアシートが、前記合成樹脂層を容器本体の内周面との接着側にして積層一体化されてなり、前記容器本体の樹脂材料とガスバリアシートの前記合成樹脂層の樹脂材料とは共通の樹脂成分を含み、また、前記最内樹脂層は他層の樹脂材料の融点以下の融点を有する樹脂材料よりなることを特徴とする発泡樹脂成形容器。
  2. 前記最内樹脂層が、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリエチレン系樹脂よりなる請求項1に記載の発泡樹脂成形容器。
  3. 前記ガスバリアシートは、前記最内樹脂層を内側にして容器本体の内周面形状に沿う袋状に形成されている請求項1または2に記載の発泡樹脂成形容器。
  4. 前記袋状のガスバリアシートは、接着部が袋外側に出るように最内樹脂層同士の必要個所を接着して袋状に形成されたものよりなり、該接着部が前記容器本体の内周面との接着側に挟入位置せしめられてなる請求項3に記載の発泡樹脂成形容器。
  5. 容器本体と蓋体とを備えた発泡樹脂成形容器において、少なくとも前記容器本体の内周面に積層一体化されるガスバリアシートであって、最内樹脂層とガスバリア層と接着層と合成樹脂層の少なくとも4層構造を持つガスバリアシートより、接着部が袋外側に出るように最内樹脂層同士の必要個所を接着して袋状に形成されてなることを特徴とする袋状のガスバリアシート。
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