JPS58116609A - 椎茸のオガクズ人工栽培方法 - Google Patents
椎茸のオガクズ人工栽培方法Info
- Publication number
- JPS58116609A JPS58116609A JP57210832A JP21083282A JPS58116609A JP S58116609 A JPS58116609 A JP S58116609A JP 57210832 A JP57210832 A JP 57210832A JP 21083282 A JP21083282 A JP 21083282A JP S58116609 A JPS58116609 A JP S58116609A
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- JP
- Japan
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- sawdust
- wavelength
- lux
- illuminance
- nanometers
- Prior art date
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- Pending
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- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は椎茸のオガクズ人工栽培方法に関する。
従来、椎茸の人工栽培の素材であるクヌギ、ナラ等の原
木は減少しており、ホダ木栽培にがわって広葉樹以外の
樹種の廃材等を利用し良質の椎茸を得ることの出来る椎
茸のオガクズ人工栽培方法を提供するものである。
木は減少しており、ホダ木栽培にがわって広葉樹以外の
樹種の廃材等を利用し良質の椎茸を得ることの出来る椎
茸のオガクズ人工栽培方法を提供するものである。
以下、この発明の一実施例を説明すると、外材等のオガ
クズに米糠を重量%で1o〜30%加え、これに高温菌
(細菌、 B、S菌)を接種し、堆積して55〜70°
aで1〜5週間発酵させる。堆積中に水分を補給し、良
く切りがえして攪拌し、均一な堆肥化を図る。
クズに米糠を重量%で1o〜30%加え、これに高温菌
(細菌、 B、S菌)を接種し、堆積して55〜70°
aで1〜5週間発酵させる。堆積中に水分を補給し、良
く切りがえして攪拌し、均一な堆肥化を図る。
そしてこの培地にカビ抑制剤〔例えば人間に無害なポー
マン(株式会社国際化成公社製)〕を3%添加し椎茸菌
の種駒を接種する。
マン(株式会社国際化成公社製)〕を3%添加し椎茸菌
の種駒を接種する。
次に菌糸段階の培養条件は温度25〜30’O。
湿度90%、波長600〜700ナノメーターの赤色ラ
ンプ(照度300ルツクス)で培養期間を通して照射す
る。
ンプ(照度300ルツクス)で培養期間を通して照射す
る。
そして原基形成段階では温度15″O,湿度90%、波
長600〜700ナノメーターの赤色ランプ(照度30
0ルツクス)で1週間照射を続ける。そして子実体段階
では温度15°0.湿度90%、波長400〜480ナ
ノメーターの青色ランプで1日14時間、暗黒下で10
時間の照射をはじめれば1週間後に傘の発生を見る。(
照度100〜300ルツクス) 尚、椎茸のオガクズ栽培においては、原木栽培に適して
いるすべての椎茸菌がオガクズ栽培に適しているとは限
らない。適種か否かは15°O1照度100〜300ル
ックスの青色ランプ下に1週間放置して原基形成の有無
によって確認する。この検定法によりオガクズ栽培に適
している菌種を収集した。
長600〜700ナノメーターの赤色ランプ(照度30
0ルツクス)で1週間照射を続ける。そして子実体段階
では温度15°0.湿度90%、波長400〜480ナ
ノメーターの青色ランプで1日14時間、暗黒下で10
時間の照射をはじめれば1週間後に傘の発生を見る。(
照度100〜300ルツクス) 尚、椎茸のオガクズ栽培においては、原木栽培に適して
いるすべての椎茸菌がオガクズ栽培に適しているとは限
らない。適種か否かは15°O1照度100〜300ル
ックスの青色ランプ下に1週間放置して原基形成の有無
によって確認する。この検定法によりオガクズ栽培に適
している菌種を収集した。
又、遠称の椎茸菌の接種により、オガクズの表面には多
数の原基が形成されるがすべての原基から傘が出て来る
わけではなく、これが従来のオガクズ栽培の欠点であっ
たが、これを防止するためにオガクズの表面にビー玉を
埋没して機械的刺激を与え、15°0.傘の生長段階で
は容器の移動をさけて環境を変化させないことが必要で
ある。
数の原基が形成されるがすべての原基から傘が出て来る
わけではなく、これが従来のオガクズ栽培の欠点であっ
たが、これを防止するためにオガクズの表面にビー玉を
埋没して機械的刺激を与え、15°0.傘の生長段階で
は容器の移動をさけて環境を変化させないことが必要で
ある。
この発明は以、トの構成からなり、この発明によると培
地は高温菌を接種して発酵させ水分を補給して攪拌する
ため外材中に含まれる阻害物質(テルペン類など)が重
合し、外材特有の臭気が消滅して芳香を発し、材質が黒
味をおびてくる。又、カビ抑制剤を添加することにより
椎茸菌の害菌であるトリコデルマ菌などが生育せず、オ
ガクズを殺菌しないで開放系で培養が可能となる。
地は高温菌を接種して発酵させ水分を補給して攪拌する
ため外材中に含まれる阻害物質(テルペン類など)が重
合し、外材特有の臭気が消滅して芳香を発し、材質が黒
味をおびてくる。又、カビ抑制剤を添加することにより
椎茸菌の害菌であるトリコデルマ菌などが生育せず、オ
ガクズを殺菌しないで開放系で培養が可能となる。
以上の方法により、どのような材質のオガクズでも遠称
の選択と、害菌の抑制、臭気と抑制物質の除去により原
木栽培に劣らない良質の椎茸が出来、原木栽培に比べて
著しく栽培期間が短縮でき、生産効率も高く、又、上記
の堆肥化により、材料は木に限らず安価な手に入れ易い
ものを使用することが出来る等の効果を奏する。
の選択と、害菌の抑制、臭気と抑制物質の除去により原
木栽培に劣らない良質の椎茸が出来、原木栽培に比べて
著しく栽培期間が短縮でき、生産効率も高く、又、上記
の堆肥化により、材料は木に限らず安価な手に入れ易い
ものを使用することが出来る等の効果を奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 外材等のオガクズ(木材小砕片を含む、以下同じ)に、
米糠を10〜30重量%加え、オガクズ高温発酵菌を接
種して堆積し、55〜70’Oに保ち1〜5週間発酵さ
せ、堆積中に水分を補給して攪拌し均一に堆肥化した培
地を形成し、該培地にカビ抑制剤を3重量%添加して椎
茸菌の種駒を接種し、菌糸段階では温度25〜30°0
.湿度90%、照度300ルツクス、波長600〜70
0ナノメーターの赤色ランプで培養期間(約40日)を
通して照射し、次に原基形成段階では温度15″O,湿
度90%、照度300ルツクス、波長600〜700ナ
ノメーターの赤色ランプで1週間照射を続け、原基形成
が認められたら温度15°0.湿度90%。 照度100〜300ルツクス、波長400〜480ナノ
メ一ター青色ランプで1日14時間、暗黒下で10時間
の照射を1週間続けて傘を形成させることを特徴とする
椎茸のオガクズ人工栽培方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57210832A JPS58116609A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 椎茸のオガクズ人工栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57210832A JPS58116609A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 椎茸のオガクズ人工栽培方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116609A true JPS58116609A (ja) | 1983-07-11 |
Family
ID=16595847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57210832A Pending JPS58116609A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 椎茸のオガクズ人工栽培方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116609A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229914A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-07 | 日本カーバイド工業株式会社 | 新規なきのこ類の栽培方法及びそれに使用する資材 |
JPH01165317A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-29 | Koji Miyao | 食用茸の人工栽培用培地 |
JP2016041027A (ja) * | 2014-08-15 | 2016-03-31 | マッシュトレーディング株式会社 | 茸類栽培方法、発酵菌床生成ミキサー、及び茸類栽培システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5467083A (en) * | 1977-11-02 | 1979-05-30 | Riyouzou Nakamura | Stirring and fermenting apparatus |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP57210832A patent/JPS58116609A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5467083A (en) * | 1977-11-02 | 1979-05-30 | Riyouzou Nakamura | Stirring and fermenting apparatus |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229914A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-07 | 日本カーバイド工業株式会社 | 新規なきのこ類の栽培方法及びそれに使用する資材 |
JPH01165317A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-29 | Koji Miyao | 食用茸の人工栽培用培地 |
JP2016041027A (ja) * | 2014-08-15 | 2016-03-31 | マッシュトレーディング株式会社 | 茸類栽培方法、発酵菌床生成ミキサー、及び茸類栽培システム |
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