JPS58112392A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

Info

Publication number
JPS58112392A
JPS58112392A JP21051581A JP21051581A JPS58112392A JP S58112392 A JPS58112392 A JP S58112392A JP 21051581 A JP21051581 A JP 21051581A JP 21051581 A JP21051581 A JP 21051581A JP S58112392 A JPS58112392 A JP S58112392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
copper
solder
plating
electroplated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21051581A
Other languages
English (en)
Inventor
松本 成光
隆雄 小林
花房 孝嘉
宮川 清隆
島田 恵一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP21051581A priority Critical patent/JPS58112392A/ja
Publication of JPS58112392A publication Critical patent/JPS58112392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 +11発明の技術分野 本発明はプリント配線板の製造方法、特にスルーホール
が形成されたプリント配線板に電気めっきされた銅層と
、この電気めっき銅層の上に形成される半田めっき層と
の密着性を改善する方法に関する。
(2)技術の背景 電子計算機などに不可欠のプリント配線板に設けられた
スルーホールには、部品実装時に半田付けがなされる。
かかる半田付けが良好になされることは、製造される装
置の信頼性に影響するところ大であり、半田付けが満足
すべきものであるためには、前記電気めっき銅層と半田
層との密着性が良好であることが要求される。
(3)従来技術と問題点 第1図に従来技術によるプリント配線板の製造工程にお
ける該配線板の要部が断面で示される。
先ず、同図(81に示されるように、ガラス繊維織布に
エポキシ樹脂を含浸させてなる絶縁基板1の図に見て上
下両面に銅箔2を付着して配線基板を用意する。
次いで、前記配線基板を所望数積層した後、同図(bl
に示されるように、ドリルを用いる穿孔によって絶縁基
板1の所定の位置にスルーホール(層間接続孔)3を形
成する。なお同図において、4は銅で形成された中間層
を示す。
次いで、同図(C1に示されるように、スルーホール3
の部分の表面を含む絶縁基板1の全面に銅の無電解めっ
き銅層5を形成する。めっき時間は通常20分で0.5
〔μ翔〕の厚さの銅層が形成される。この無電解めっき
銅層は次ぎに説明する銅の電気めっきのための電極とし
て形成されるものであって、これにより絶縁基板1のス
ルーホール3内の絶縁物の上にも電気めっきで鋼層が形
成される。続いて酸洗いを行う。
次いで、同図(dlに示されるように、電気めっき銅層
7を形成する。このとき、後述する導電ランドなどを形
成する目的で、ホトレジストあるいはドライフィルムを
用いてマスク層6を前以って設けておくと、電気めっき
鋼層7は図示の如きパターンに形成される。
次いで、同図(e)に示されるように、電気めっき鋼層
7の上に半田層8をめっきする。半田に代えて金が用い
られることもある。次いで、ドライフィルムまたはホト
レジスト、6を除去して同図(flに示される導電ラン
ドlOを現出し、更に半田層8のフュージングなどが行
われる。
上記したプリント配線板の製造工程において、銅の電気
めっき浴には一般にビロリン酸鋼めっき液を用いる。こ
の電気めっきにおいて、銅結晶をち密化するために添加
される光沢材の過不足およびドライフィルムの溶は出し
によって、電気めっき鋼層7の物性が悪化することがし
ばしば経験された。ドライフィルムはアルカリに弱く、
前記したビロリン鍛鋼めっき液はアルカリ性のものであ
るため、銅の電気めっき工程中にドライフィルムが溶は
出すのである。
かくして、電気めっき鋼層7の物性は悪化するのである
が、そのことは過酸化水素水(H202)とアンモニア
(NH,0)1 )の混合エツチング液で電気めっき銅
層7をエツチングして断面観察をしたところ黒層が鮮明
に観察されたことから確認された。かかる黒層は半田を
はじく性質があり、その結果、電気めっき銅層7と半田
層8との密着性が悪くなり、スルーホールに部品を実装
するときの半田揚げにおいて半田濡れ不良をひき起す事
例が経験された。
(4)発明の目的 本発明は従来技術の問題点を解決すべく、電気めっき銅
層と半田層との密着性を向上し上記障害を除去するプリ
ント配線板の製造方法を提供することを目的とする。
(5)発明の構成 上記した本発明の目的を達成するた峠、本発明の方法に
よると、前記した銅の電気めっき工程と半田めっき工程
との間において、過硫安、塩化銅、過酸化水素と硫酸と
の混合液などを用いるエツチング(ソフトエツチング)
工程を入れ、それによって黒層の表面状態を化学的に粗
面化させ、続いて酸洗いをなし、しかる後に半田めっき
を行うことによって半田めっきの密着性を向上させる。
(6)発明の実施例 以下、添付図面を参照して本発明の方法の一実施例につ
いて説明する。
第2図には電気めっき銅層と半田層との積層状態が模式
的に断面で示され、同図において第1図に示した部分と
同じ部分は同一符号で示す、前記した黒層は同図(al
に符号9で示されるように、電気めっき鋼層7の表面に
現れる。かかる黒層9が部品実装時に半田をはじき、半
田濡れ不良の障害をひき起すのである。
本発明の方法においては、電気めっき銅層7の形成まで
は、第1図を参照して説明した従来技術と同じ工程を実
施する。次いで、銅の電気めっきの後において(しかし
次の半田めっきの前に)、エツチング(ソフトエツチン
グ)を行う。そのためのエツチング液としては例えば濃
度が75〜1100(/jりの過硫安溶液を用い、エツ
チング処理は2分間実施し、黒層表面を1〜3〔μm〕
程度エツチング除去する。エツチング液としては他に前
記した塩化銅溶液、過酸化水素と硫酸の混合液などを用
いうる。
かかる処理を行うと、第2図(blに模式的に断面で示
されるように、黒層9の表面は化学的に粗化され、不規
則な凹凸の粗化面9”が現出する。
続いて例えばほう弗酸液を用いて酸洗いをなし、半田め
っきを行うと、第1図(f)に示されると同じ構造が得
られ、引続き例えばフュージング工程を行う。
かかるプリント配線基板においては、半田が密着性よく
めっきされることとスルーホールに部品を実装したとき
に前記の如き半田濡れ不良は発生しないことが確認され
た。
(7)発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明の方法においては、
従来のスルーホールを具備するプリント配線基板の製造
の綱の電気めっき工程と半田層のめっきとの間にソフト
エソチング工程を入れることにより、電気めっき銅層と
半田層との密着性を向上し、それによってスルーホール
に部品を実装する際の半田揚げにおいて半田濡れ不良が
発生することを防止するので、製品の信頼性と歩留り向
、Eに寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術によるスルーホールの設けられたプリ
ント配線基板を製造する工程における当該基板の要部の
断面図、第2図は本発明の方法を実施する工程における
電気めっき鋼層の断面を模式的に示す図である。 1・−絶縁基板、2−銅箔、3 スルーホール、4−中
間層、5−無電解めっき銅層、6レジストマスクまたは
ドライフィルム、7竜気めっき鋼層、8−半田層または
金めつき層、9・−・黒層、9I−粗化面、10−導体
ランド 特 許 出願人  富士通株式会社 代理人 弁理士  松 岡 宏四部?F:’5°″;j
す1鷲・二!− 第1図 第1図 O 箪211

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に銅箔が配設された絶縁基板を複数枚積層し、該基
    板の所定位置にスルーホールを穿孔し、該基板全面に無
    電解銅めっき層及び電気めっき銅層を形成し、しかる後
    に前記鋼めっき層上に半田層をめっきする工程を有する
    プリント配線板製造方法において、前記電気めっき銅層
    形成の後に該電気めっき銅層の表面を粗面化し、しかる
    後に半田めっきを行う工程を有することを特徴とするプ
    リント配線板の製造方法。
JP21051581A 1981-12-26 1981-12-26 プリント配線板の製造方法 Pending JPS58112392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21051581A JPS58112392A (ja) 1981-12-26 1981-12-26 プリント配線板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21051581A JPS58112392A (ja) 1981-12-26 1981-12-26 プリント配線板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58112392A true JPS58112392A (ja) 1983-07-04

Family

ID=16590642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21051581A Pending JPS58112392A (ja) 1981-12-26 1981-12-26 プリント配線板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58112392A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61226997A (ja) * 1985-03-30 1986-10-08 株式会社東芝 プリント配線板の製造方法
US7449781B2 (en) 2001-09-28 2008-11-11 Ibiden Co., Ltd. Printed wiring board

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61226997A (ja) * 1985-03-30 1986-10-08 株式会社東芝 プリント配線板の製造方法
US7449781B2 (en) 2001-09-28 2008-11-11 Ibiden Co., Ltd. Printed wiring board
US8013256B2 (en) 2001-09-28 2011-09-06 Ibiden Co., Ltd. Printed wiring board
US8878078B2 (en) 2001-09-28 2014-11-04 Ibiden Co., Ltd. Printed wiring board

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60128656T2 (de) Mehrschichtige leiterplatte und verfahren zu ihrer herstellung
JP3752161B2 (ja) プリント配線基板の銅表面粗化方法ならびにプリント配線基板およびその製造方法
JPS5941895A (ja) プリント回路基板およびその製造方法
KR20130096222A (ko) 프린트 배선판의 제조 방법 및 프린트 배선판
JP3075484B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP2002246500A (ja) 多層プリント配線板およびその製造方法
JP4129665B2 (ja) 半導体パッケージ用基板の製造方法
JPS58112392A (ja) プリント配線板の製造方法
JP2002324968A (ja) 配線基板の製造方法
JP2001135750A (ja) 半導体パッケージ用基板の製造方法
JP3630398B2 (ja) 電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法
JP3202840B2 (ja) 多層プリント配線板
JPS63137498A (ja) スル−ホ−ルプリント板の製法
JPH08186357A (ja) プリント配線板及びその製造方法
JP4006078B2 (ja) プリント配線基板の製造方法
JPS6243200A (ja) プリント配線板の製造方法
JPH08139435A (ja) プリント配線板の製造方法
JPH0637455A (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPS584999A (ja) プリント配線板の製造法
JPS59175797A (ja) 多層プリント板の製造方法
JPH02238696A (ja) 銅箔と樹脂との密着性向上方法
JP2000073181A (ja) 銅表面に対する樹脂の接着性向上方法およびこれに用いる接着性向上剤
JPH0653640A (ja) プリント配線板及びその製造方法
JPH01253990A (ja) 印刷配線板
JPS61271898A (ja) スル−ホ−ルの半田付け方法