JPS5811175B2 - サイセイセルロ−スジンゾウソ−セ−ジケ−シングノ セイホウ - Google Patents
サイセイセルロ−スジンゾウソ−セ−ジケ−シングノ セイホウInfo
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- JPS5811175B2 JPS5811175B2 JP50123328A JP12332875A JPS5811175B2 JP S5811175 B2 JPS5811175 B2 JP S5811175B2 JP 50123328 A JP50123328 A JP 50123328A JP 12332875 A JP12332875 A JP 12332875A JP S5811175 B2 JPS5811175 B2 JP S5811175B2
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- Japan
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- casing
- shirring
- casings
- water
- cellulose
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C13/0013—Chemical composition of synthetic sausage casings
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
再生セルロース人造ソーセージケーシングはソーセージ
、例えばフランクフルトソーセージ、ボローニヤソーセ
ージ及びサラミソーセージの加工で天然ケーシングの代
替品又は合成代用品として広く使用されている。
、例えばフランクフルトソーセージ、ボローニヤソーセ
ージ及びサラミソーセージの加工で天然ケーシングの代
替品又は合成代用品として広く使用されている。
これらのケーシングは通常ビスコース法で作られ、この
方法ではセルロース原料を苛性ソーダで処理してアルカ
リグラム(集塊)を生成し、このクラムを細断し、熟成
し、キサントゲン酸塩にし、次にこれを苛性ソーダに溶
解してビスコースを生成し、このビスコースを環状ダイ
ス口金から押し出し、次いでこの押し出されたケーシン
グを凝固し再生する。
方法ではセルロース原料を苛性ソーダで処理してアルカ
リグラム(集塊)を生成し、このクラムを細断し、熟成
し、キサントゲン酸塩にし、次にこれを苛性ソーダに溶
解してビスコースを生成し、このビスコースを環状ダイ
ス口金から押し出し、次いでこの押し出されたケーシン
グを凝固し再生する。
この人造ソーセージケーシングをひだ寄せし、例えば長
さ40−200フイート(12−60m)のケーシング
を4−30インチ(10−76cm)に圧縮する。
さ40−200フイート(12−60m)のケーシング
を4−30インチ(10−76cm)に圧縮する。
このひだ寄せケーシングは包装されて食肉加工業者に販
売され、業者はこのケーシングに原料肉を充填してこれ
を湯煮し、又このケーシングは除去される。
売され、業者はこのケーシングに原料肉を充填してこれ
を湯煮し、又このケーシングは除去される。
ひだ寄せ機のひだ寄せ用心棒を通して水流と別の潤滑剤
流とをケーシング内面に噴霧して、ひだ寄せ機上の人造
ソーセージケーシングを潤滑しかつ加湿してケーシング
の可撓性を増加しかつケーシングの破損を防止すること
が提案されている。
流とをケーシング内面に噴霧して、ひだ寄せ機上の人造
ソーセージケーシングを潤滑しかつ加湿してケーシング
の可撓性を増加しかつケーシングの破損を防止すること
が提案されている。
ケーシングがひだ寄せ用心棒上を容易に通過できるよう
に通常使用される潤滑剤は植物油、鉱物油又はパラフィ
ン油の水性浮濁液又は水性分散液である。
に通常使用される潤滑剤は植物油、鉱物油又はパラフィ
ン油の水性浮濁液又は水性分散液である。
種々の被覆用組成物がケーシングの剥離性を改善するた
めこの内面に塗布又は被着されている。
めこの内面に塗布又は被着されている。
多くの試作溶液が従来提案されているが、これらは主と
して合成セルロースケーシングの内面に種種の被覆を塗
布してソーセージからケーシングを容易に剥離させるも
のである。
して合成セルロースケーシングの内面に種種の被覆を塗
布してソーセージからケーシングを容易に剥離させるも
のである。
例えば脂肪族イソシアン酸エステル、脂肪酸ケテン、ス
テアリン酸塩化第ニクロム、水溶性シリコーン及び重合
シリコーンがセルロースソーセージケーシングの剥離剤
として提案されている。
テアリン酸塩化第ニクロム、水溶性シリコーン及び重合
シリコーンがセルロースソーセージケーシングの剥離剤
として提案されている。
最近では、セルロースソーセージケーシングの内面を、
水溶性セルロースエーテルと、動物油、植物油、鉱物油
及びシリコーン油又は部分脂肪酸エステルのアルキレン
オキシド付加物からなる群から選択される油潤滑剤との
均質混合物で被覆することが提案された。
水溶性セルロースエーテルと、動物油、植物油、鉱物油
及びシリコーン油又は部分脂肪酸エステルのアルキレン
オキシド付加物からなる群から選択される油潤滑剤との
均質混合物で被覆することが提案された。
この被覆は潤滑剤がケーシング1平方インチ(6,45
cm’)当り水溶性セルロースエーテルの重量の少くと
も1/10の割合で存在し、しかも潤滑剤0.5■以下
になるような割合でケーシングに塗布される。
cm’)当り水溶性セルロースエーテルの重量の少くと
も1/10の割合で存在し、しかも潤滑剤0.5■以下
になるような割合でケーシングに塗布される。
本発明は優れた剥離性とひだ寄せ性を有し、ソーセージ
ケーシングの内面に塗布される被覆は、水溶性セルロー
スエーテルと、約54℃以下の毛管測定融点を有するオ
レイン酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合物との均
質な混合物を含む管状ソーセージケーシングに関連する
。
ケーシングの内面に塗布される被覆は、水溶性セルロー
スエーテルと、約54℃以下の毛管測定融点を有するオ
レイン酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合物との均
質な混合物を含む管状ソーセージケーシングに関連する
。
この水溶性セルロースエーテルはケーシング1平方イン
チ(6,45cm’)当り約0.01−0.1mgの割
合で内面に塗布され、又オレイン酸のモノグリセリド−
ジグリセリド混合物は1平方インチ当り0.01−0.
1mgの割合で塗布される。
チ(6,45cm’)当り約0.01−0.1mgの割
合で内面に塗布され、又オレイン酸のモノグリセリド−
ジグリセリド混合物は1平方インチ当り0.01−0.
1mgの割合で塗布される。
このケーシングの製造では、水溶性セルロースエーテル
とモノグリセリド−ジグリセリド混合物とを含有する水
溶性被覆用組成物がひだ寄せ作業前にケーシング内面に
塗布される。
とモノグリセリド−ジグリセリド混合物とを含有する水
溶性被覆用組成物がひだ寄せ作業前にケーシング内面に
塗布される。
ケーシングの剥離性の改善に有用とされる従来の被覆用
組成物の欠点は、この組成物がフランクフルトソーセー
ジの製造に使用できず、又ひだ寄せ作業間又は原料充填
作業間に破損を起こすことである。
組成物の欠点は、この組成物がフランクフルトソーセー
ジの製造に使用できず、又ひだ寄せ作業間又は原料充填
作業間に破損を起こすことである。
更に最近の被覆用組成物はケーシングの剥離性の改善に
有用であるとされ、文種々の加工条件で優れた剥離特性
を有するが、この被覆用組成物は小さな直径(16mm
)のケーシングに塗布した場合にはひだ寄せ機に詰まる
傾向がある。
有用であるとされ、文種々の加工条件で優れた剥離特性
を有するが、この被覆用組成物は小さな直径(16mm
)のケーシングに塗布した場合にはひだ寄せ機に詰まる
傾向がある。
又これらのケーシングは幾分ひだ固着性を有する。
この望ましくないひだ固着性は充填作業間にひだが適当
に伸びないことを意味しケーシングが破損し易い。
に伸びないことを意味しケーシングが破損し易い。
ひだ固着性による破損はケーシングの内面でひだ面が接
着するためと思われる。
着するためと思われる。
本発明のソーセージケーシングの製法と得られたケーシ
ングの利点は次のとおりである:食肉加工で使用される
広範囲の加工条件で優れた剥離性を有する再生セルロー
スソーセージケーシングが作られること; ひだ寄せ機に詰まって故障を生ずることなく又あまり破
損を生ずることなく高速度でケーシングがひだ寄せでき
ること; ケーシングが裂けることもなく又ピンホールを生ずるこ
となく高速度充填作業で容易にひだが伸びるケーシング
が得られること; 殆ど破損を生ずることなくケーシングの末端が閉鎖され
、高速度充填機による通常の取扱いに十分に端え、しか
もピンホールや破損を生ずることなくひだが伸びる優れ
た特性を有するひだ寄せケーシングが作られること;及
び 心金から取出した直後にケーシングが圧縮状態から殆ど
°′伸び″ない加湿ケーシングが作られること;である
。
ングの利点は次のとおりである:食肉加工で使用される
広範囲の加工条件で優れた剥離性を有する再生セルロー
スソーセージケーシングが作られること; ひだ寄せ機に詰まって故障を生ずることなく又あまり破
損を生ずることなく高速度でケーシングがひだ寄せでき
ること; ケーシングが裂けることもなく又ピンホールを生ずるこ
となく高速度充填作業で容易にひだが伸びるケーシング
が得られること; 殆ど破損を生ずることなくケーシングの末端が閉鎖され
、高速度充填機による通常の取扱いに十分に端え、しか
もピンホールや破損を生ずることなくひだが伸びる優れ
た特性を有するひだ寄せケーシングが作られること;及
び 心金から取出した直後にケーシングが圧縮状態から殆ど
°′伸び″ない加湿ケーシングが作られること;である
。
再生セルロースソーセージケーシングの製造では、ビス
コースを環状ダイス口金を通して凝固−再生浴内に押し
出して再生セルロースの管を作る。
コースを環状ダイス口金を通して凝固−再生浴内に押し
出して再生セルロースの管を作る。
次にこの管を洗浄し、グリセリンで可塑化し、次いで寸
法制御のため空気圧力下で膨張させたまま乾燥する。
法制御のため空気圧力下で膨張させたまま乾燥する。
乾燥後、ケーシングをリールに巻き、次に米国特許第2
,010,626号;第2,583,654号:第2,
722,714号;第2,722,715号:第2,7
23,201号等の明細書に記載されているような高速
度ひだ寄せ機でひだ寄せする。
,010,626号;第2,583,654号:第2,
722,714号;第2,722,715号:第2,7
23,201号等の明細書に記載されているような高速
度ひだ寄せ機でひだ寄せする。
ケーシングの剥離性を改善し、ひだ寄せ機で詰まって破
損する量を減少し、更に充填作業間の望ましくないひだ
固着性を減少させる改善は、水浴性セルロースエーテル
とグリセリンの部分オレイン機工ステルとの均質混合物
からなる被覆をケーシングの内面に塗布する場合に得ら
れることが発見された。
損する量を減少し、更に充填作業間の望ましくないひだ
固着性を減少させる改善は、水浴性セルロースエーテル
とグリセリンの部分オレイン機工ステルとの均質混合物
からなる被覆をケーシングの内面に塗布する場合に得ら
れることが発見された。
好適実施例では、この被覆はソルビタン又はマンニタン
、好適にはソルビタンの部分脂肪酸エステルを含有する
。
、好適にはソルビタンの部分脂肪酸エステルを含有する
。
水溶性セルロースエーテルはケーシングの剥離性を増加
する主成分となり、又グリセリンの部分オレイン酸エス
テルはひだ寄せ作業間にケーシングに潤滑性を与えると
共にひだ寄せケーシングにひだ固着防止性を与えるもの
と思われる。
する主成分となり、又グリセリンの部分オレイン酸エス
テルはひだ寄せ作業間にケーシングに潤滑性を与えると
共にひだ寄せケーシングにひだ固着防止性を与えるもの
と思われる。
ひだ寄せ作業間及び充填作業間のケーシングの破損の減
少に協力効果を与えるのはこの2成分の組合わせである
。
少に協力効果を与えるのはこの2成分の組合わせである
。
本発明の実施に適した水溶性セルロースエーテルはカル
ボキシメチルセルロース、オキシプロピルセルロース、
メチルセルロース、エチルオキシエチルセルロース、オ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルオキシエチル
セルロース、及びオキシプロピルメチルセルロースであ
る。
ボキシメチルセルロース、オキシプロピルセルロース、
メチルセルロース、エチルオキシエチルセルロース、オ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルオキシエチル
セルロース、及びオキシプロピルメチルセルロースであ
る。
これらのセルロースエーテルは多くの場合アルカリ金属
塩特にナトリウム塩として販売されている。
塩特にナトリウム塩として販売されている。
本発明の目的に対しては上記の水溶性セルロースエーテ
ルはアルカリ金属塩を含むものとする。
ルはアルカリ金属塩を含むものとする。
本発明の好適実施例では、この水溶性セルロースエーテ
ルはアンヒドログルコース10単位当りカルボキシメチ
ル基約5−15個を有する低分子カルボキシメチルセル
ロースである。
ルはアンヒドログルコース10単位当りカルボキシメチ
ル基約5−15個を有する低分子カルボキシメチルセル
ロースである。
ケーシングのひだ寄せ作業性及び剥離性に所望効果が得
られるのに必要な被覆の第2主要成分はオレイン酸のモ
ノグリセリド及びジグリセリド(モノエステル及びジエ
ステル)の混合物である。
られるのに必要な被覆の第2主要成分はオレイン酸のモ
ノグリセリド及びジグリセリド(モノエステル及びジエ
ステル)の混合物である。
この混合グリセリドは約54℃以下の毛管測定融点を有
し、好適には38℃以下の融点有するものである。
し、好適には38℃以下の融点有するものである。
オレイン酸エステルの融点が約54℃以上の場合には、
ひだ寄せ用心棒がオレイン酸エステルで被覆され、この
ためひだ寄せ機が詰まる故障を起こし易く、又この融点
が約38℃又はそれ以下の場合よりもケーシングの破損
頻度が約25チ増加することが判明した。
ひだ寄せ用心棒がオレイン酸エステルで被覆され、この
ためひだ寄せ機が詰まる故障を起こし易く、又この融点
が約38℃又はそれ以下の場合よりもケーシングの破損
頻度が約25チ増加することが判明した。
又この毛管測定融点が約38℃以上の場合には、ひだ寄
せケーシング、(ストランドと称する)は低融点の混合
グリセリドを使用した場合よりもストランドの圧縮性が
低下することが判明した。
せケーシング、(ストランドと称する)は低融点の混合
グリセリドを使用した場合よりもストランドの圧縮性が
低下することが判明した。
本発明の実施に使用されるオレイン酸のモノグリセリド
−ジグリセリド混合物は、植物油が約38℃以下の融点
を有するものであってもトリグリセリドを相当量含有す
る混合物であるので、植物油以外のものでなければなら
ない。
−ジグリセリド混合物は、植物油が約38℃以下の融点
を有するものであってもトリグリセリドを相当量含有す
る混合物であるので、植物油以外のものでなければなら
ない。
オレイン酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合物を含
有する植物油にはグリセリンの部分脂肪酸エステルが若
干存在するが、これらの植物油に含まれる混合グリセリ
ド量はひだ寄せ作業及び充填作業間のケーシングの破損
を減少させるのには不十分である。
有する植物油にはグリセリンの部分脂肪酸エステルが若
干存在するが、これらの植物油に含まれる混合グリセリ
ド量はひだ寄せ作業及び充填作業間のケーシングの破損
を減少させるのには不十分である。
一般に植物油は水性系でオレイン酸の混合グリセリドを
使用した場合に得られるような効果的なひだ寄せ潤滑性
を有せず、又特に植物油はひだ固着防止性がない。
使用した場合に得られるような効果的なひだ寄せ潤滑性
を有せず、又特に植物油はひだ固着防止性がない。
その結果、セルロースエーテルと植物油とを含む被覆を
有するケーシングは、セルロースエーテルとモノグリセ
リド−ジグリセリド混合物で被覆されたケーシングはど
ひだ寄せ作業と充填作業における損傷を防止する効果を
与えない。
有するケーシングは、セルロースエーテルとモノグリセ
リド−ジグリセリド混合物で被覆されたケーシングはど
ひだ寄せ作業と充填作業における損傷を防止する効果を
与えない。
しかし剥離特性は画形成のケーシング上
グリセリンのモノエステル−ジエステル混合物は約10
%以下のトリグリセリドを含む部分エステルである。
%以下のトリグリセリドを含む部分エステルである。
モノエステル対ジエステルの比率は所望の毛管測定融点
範囲を有する最終的モノグリセリド−ジグリセリド混合
物を得る目的で変更できる。
範囲を有する最終的モノグリセリド−ジグリセリド混合
物を得る目的で変更できる。
好適なエステルの組合わせは、モノエステル約40−5
0%、ジエステル約40−50%及び残部がトリグリセ
リドと遊離脂肪酸の組合わせであることが実験的に判明
している。
0%、ジエステル約40−50%及び残部がトリグリセ
リドと遊離脂肪酸の組合わせであることが実験的に判明
している。
このモノエステルとジエステルの遊離水酸基がセルロー
スケーシングに作用してケーシングの表面を軟化し、こ
の部分エステルがケーシング表面に被着するためエステ
ルの潤滑剤としての有効性を増加し、破損することなく
高速度のひだ寄せ作業が行われると共にひだ伸ばし作業
間の破損を減少するものと考れられる。
スケーシングに作用してケーシングの表面を軟化し、こ
の部分エステルがケーシング表面に被着するためエステ
ルの潤滑剤としての有効性を増加し、破損することなく
高速度のひだ寄せ作業が行われると共にひだ伸ばし作業
間の破損を減少するものと考れられる。
ケーシング内面に塗布される被覆用組成物は通常約0.
5−2.5%のセルロースエーテルを含有する。
5−2.5%のセルロースエーテルを含有する。
同時加湿を行うためにケーシング上に適当なレベルで塗
布された被覆用組成物中のこのセルロースエーテルの比
率レベルはケーシング1平方インチ(6,45cm’)
当り約0.01−0.1mgのセルロースエーテルを与
える。
布された被覆用組成物中のこのセルロースエーテルの比
率レベルはケーシング1平方インチ(6,45cm’)
当り約0.01−0.1mgのセルロースエーテルを与
える。
好適実施例では、被覆用組成物はケーシング1平方イン
チ当り約0.03−0、06■のセルロースエーテルを
与えるように塗布される。
チ当り約0.03−0、06■のセルロースエーテルを
与えるように塗布される。
ケーシングの内面1平方インチ当り約0、01■以下の
セルロースエーテルのレベルでは普通の剥離特性を有す
るケーシングが得られるに過ぎない。
セルロースエーテルのレベルでは普通の剥離特性を有す
るケーシングが得られるに過ぎない。
このケーシングは゛急速剥離”ケーシングを必要とする
高速度剥離作業を目的とする最適ケーシングと考えるこ
とはできない。
高速度剥離作業を目的とする最適ケーシングと考えるこ
とはできない。
セルロースエーテルのレベルが1平方インチ当り約0.
1mg以上の場合には、フランクフルトソーセージの表
面がぬるぬるした状態になる。
1mg以上の場合には、フランクフルトソーセージの表
面がぬるぬるした状態になる。
セルロースエーテルの一部はケーシング面の被覆中に存
在するレベルによって幾分食肉表面に達するが、ケーシ
ング面に過剰のセルロースエーテルが存在すると不適量
でセルロースエーテルが食肉に移動する。
在するレベルによって幾分食肉表面に達するが、ケーシ
ング面に過剰のセルロースエーテルが存在すると不適量
でセルロースエーテルが食肉に移動する。
又高濃度のセルロースエーテル、即ちケーシング1平方
インチ(6,45cm’)当り約0.17mg以上の濃
度は上記の規定量のセルロースエーテルを含有する被覆
以上に剥離性を向上しないようである。
インチ(6,45cm’)当り約0.17mg以上の濃
度は上記の規定量のセルロースエーテルを含有する被覆
以上に剥離性を向上しないようである。
上記の被覆用組成物を作る際のオレイン酸のモノグリセ
リド−ジグリセリド混合物比率は約0.2−2重量%で
ある。
リド−ジグリセリド混合物比率は約0.2−2重量%で
ある。
被覆用組成物を適当なレベルでケーシングに塗布すると
、モノエステル−ジエステル混合物は通常ケーシング1
平方インチ当り約0.01−0.1■の比率で存在する
。
、モノエステル−ジエステル混合物は通常ケーシング1
平方インチ当り約0.01−0.1■の比率で存在する
。
この混合グリセリドが1平方インチ約0.01■の場合
には所望のひだ寄せ性又はひだ固着防止性が得られない
。
には所望のひだ寄せ性又はひだ固着防止性が得られない
。
この比率が約0.1mg以上の場合にはケーシングは破
壊し易く、又ケーシングの末端を閉鎖する作業、又は高
速度充填機にケーシングを使用する取扱い性が困難にな
る傾向がある。
壊し易く、又ケーシングの末端を閉鎖する作業、又は高
速度充填機にケーシングを使用する取扱い性が困難にな
る傾向がある。
本発明の好適実施例では、ソルビタン又はマンニタンの
部分脂肪酸エステルが水溶性セルロースエーテルとオレ
イン酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合物との組合
わせ中に配合される。
部分脂肪酸エステルが水溶性セルロースエーテルとオレ
イン酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合物との組合
わせ中に配合される。
ソルビタン又はマンニタンの部分脂肪酸エステルは主と
してその潤滑特性のため配合されるものである。
してその潤滑特性のため配合されるものである。
ソルビタン又はマンニタンの部分脂肪酸エステルの用語
はパルミチン酸エステル、オレイン酸エステル及びステ
アリン酸エステルを意味する。
はパルミチン酸エステル、オレイン酸エステル及びステ
アリン酸エステルを意味する。
本発明の好適実施例の部分脂肪酸エステルはソルビタン
エステル、即ちトリオレイン酸ソルビタンである。
エステル、即ちトリオレイン酸ソルビタンである。
このソルビタン又はマンニタンの脂肪酸エステルは被覆
用組成物中に約0.25−2重量%の比率で配合される
。
用組成物中に約0.25−2重量%の比率で配合される
。
経験によれば、上記の混合エステルの比率が被覆用組成
物内で少量、例えば約0.2重量%に減少すると、ソル
ビタン又はマンニタンの部分脂肪酸エステルの比率は増
加する。
物内で少量、例えば約0.2重量%に減少すると、ソル
ビタン又はマンニタンの部分脂肪酸エステルの比率は増
加する。
これは事実上ケーシングの被覆に対し潤滑剤の同じ有効
比率を与える。
比率を与える。
同様に、ソルビタン又はマンニタンの部分脂肪酸エステ
ル、例えばトリオレイン酸ソルビタンの比率が少量、例
えば約0.25重量%に減少すると、混合エステルの比
率は多量、例えば約2重量%に増加する。
ル、例えばトリオレイン酸ソルビタンの比率が少量、例
えば約0.25重量%に減少すると、混合エステルの比
率は多量、例えば約2重量%に増加する。
ケーシング1平方インチ当り0.01−0.1mg、好
適には0.03−0.06mgの比率でこのエステルは
使用される。
適には0.03−0.06mgの比率でこのエステルは
使用される。
従って、上記の水性被覆用組成物は、約0.5−2.5
%の水溶性セルロースエーテル、0.2−2%のモノグ
リセリド−ジグリセリド混合物、及び0.25−2%の
ソルビタン又はマンニタンの部分脂肪酸エステルを含み
、残部は水の均質混合物で、この被覆用組成物はケーシ
ングの加湿、及びケーシングのひだ寄せ性と剥離性の向
上のため所望レベルで塗布される。
%の水溶性セルロースエーテル、0.2−2%のモノグ
リセリド−ジグリセリド混合物、及び0.25−2%の
ソルビタン又はマンニタンの部分脂肪酸エステルを含み
、残部は水の均質混合物で、この被覆用組成物はケーシ
ングの加湿、及びケーシングのひだ寄せ性と剥離性の向
上のため所望レベルで塗布される。
前記のように、本発明の被覆用組成物は再生セルロース
ケーシングに急速剥離特性、良好なひだ寄せ性及び優れ
たひだ固着防止性を与えると共に同時加湿を行う。
ケーシングに急速剥離特性、良好なひだ寄せ性及び優れ
たひだ固着防止性を与えると共に同時加湿を行う。
公知のように、再生セルロースケーシングの水分含量は
、適度の破損数を生ずることなくケーシングのひだ寄せ
と充填できるために狭い範囲に制限しなければならない
。
、適度の破損数を生ずることなくケーシングのひだ寄せ
と充填できるために狭い範囲に制限しなければならない
。
低水分含量の再生セルロースケーシングは非常に脆く、
多数のピンホールと裂目を生ずる傾向がある。
多数のピンホールと裂目を生ずる傾向がある。
高水分含量のケーシングは引張抵抗が低くひだ寄せ作業
が非常に困難になる。
が非常に困難になる。
ケーシングの製造では、ケーシングの水分含量は乾燥リ
ール原料で約8−10重量%のレベルからひだ寄せ作業
時で約16−22重量%に上昇する。
ール原料で約8−10重量%のレベルからひだ寄せ作業
時で約16−22重量%に上昇する。
多くの商用作業では、この水分含量は18%±1%の水
分濃度に調整させる。
分濃度に調整させる。
本発明の被覆用組成物を再生セルロースケーシングに塗
布する際の添加レベルは、この組成物がケーシングを加
湿して水分含量を約18%±1%に上昇すると同時に適
当量の活性成分を特定範囲内で被着してケーシングの剥
離性、ひだ寄せ作業間の潤滑性を増加し、更にひだ固着
防止性を与えるように調節される。
布する際の添加レベルは、この組成物がケーシングを加
湿して水分含量を約18%±1%に上昇すると同時に適
当量の活性成分を特定範囲内で被着してケーシングの剥
離性、ひだ寄せ作業間の潤滑性を増加し、更にひだ固着
防止性を与えるように調節される。
勿論、加湿を別の水源から行う場合には、被覆用組成物
は活性成分を高比率で含有することができる。
は活性成分を高比率で含有することができる。
しかし、別の加湿水源を使用する場合にはケーシングに
対する均一な水分分散と加湿効果が低下する傾向がある
。
対する均一な水分分散と加湿効果が低下する傾向がある
。
この被覆用組成物はひだ寄せ作業前にケーシングに塗布
すべきでこれには多くの方法がある。
すべきでこれには多くの方法がある。
ひだ寄せ作業前に被覆用組成物をケーシング内面に導入
する適当な一方法は実際のひだ寄せ工程間に行う方法が
ある。
する適当な一方法は実際のひだ寄せ工程間に行う方法が
ある。
米国特許第3,451,827号明細書に記述される装
置を使用すればケーシングの被覆が十分に行われる。
置を使用すればケーシングの被覆が十分に行われる。
又乾燥作業前、又は乾燥作業後に定量の液体をケーシン
グに導入する円板法によってケーシング内面に被覆する
ことは可能である。
グに導入する円板法によってケーシング内面に被覆する
ことは可能である。
しかし直径が小さいソーセージケーシング内面の円板法
被覆は、使用される高速度と均一被覆の困難性のために
一般に有利ではない。
被覆は、使用される高速度と均一被覆の困難性のために
一般に有利ではない。
米国特許第3,451,827号明細書に記述される装
置はソーセージケーシングの内面被覆に効果的で又その
使用法も容易である。
置はソーセージケーシングの内面被覆に効果的で又その
使用法も容易である。
次の諸例は本発明の好適実施例を示すが本発明を限定す
るものではない。
るものではない。
又説明中のすべての百分率は重量による。
例1
次の組成を有するほぼ均質な被覆用組成物を作る:
試料A−アンヒドログルコース10単位当りカルボキシ
メチル基7個の平均置換基を有し、バーキュレス(He
rcules )社製のCMC7LFとして市販されて
いるカルボキシメチルセルロース1%、ヒマシ油1,5
%、及び残部は水。
メチル基7個の平均置換基を有し、バーキュレス(He
rcules )社製のCMC7LFとして市販されて
いるカルボキシメチルセルロース1%、ヒマシ油1,5
%、及び残部は水。
試qB−カルボキシメチル基7個の平均置換基と、2%
水溶液に対し25℃で約18センチボイズの上限粘度を
有し、バーキュレス社製のCMC7L 1として市販さ
れているカルボキシメチルセルロース1%アトラスケミ
カル(Atlas Chemidal )社製のスパン
(Span)85として市販されているトリオレイン酸
ソルビタン1%、約46−49℃の毛管測定融点を有し
、SCM社の子会社のグリツデンーダーキ−(Gl i
dden −Du rkee )社製のDurBm
104として市販されているオレイン酸のモノグリセリ
ド−ジグリセリド混合物0.5チ、及び残部は水。
水溶液に対し25℃で約18センチボイズの上限粘度を
有し、バーキュレス社製のCMC7L 1として市販さ
れているカルボキシメチルセルロース1%アトラスケミ
カル(Atlas Chemidal )社製のスパン
(Span)85として市販されているトリオレイン酸
ソルビタン1%、約46−49℃の毛管測定融点を有し
、SCM社の子会社のグリツデンーダーキ−(Gl i
dden −Du rkee )社製のDurBm
104として市販されているオレイン酸のモノグリセリ
ド−ジグリセリド混合物0.5チ、及び残部は水。
試料C−カルボキシメチルセルロース(CMC7L1)
、0.75%、スパン851%、約46%のモノグリセ
リド、と約46%のジグリセリド、残部は本質的にオレ
イン酸のトリグリセリドと脂肪酸とからなる、オレイン
酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合物0.5%。
、0.75%、スパン851%、約46%のモノグリセ
リド、と約46%のジグリセリド、残部は本質的にオレ
イン酸のトリグリセリドと脂肪酸とからなる、オレイン
酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合物0.5%。
この混合物は上記グリツデンーダーキ社のGMOD−2
−2245として市販されており、この試料の残部は水
である。
−2245として市販されており、この試料の残部は水
である。
試料D−CMC7L11%、ダーキー社
GMOI%、及び残部は水。
試料E−CMC7LF1%、プロピレングリコール49
%、及び水50%。
%、及び水50%。
試料F−CMC7L11%、アトラスケミカル社製のト
ウィーン(Tween ) 80として市販されている
モノオレイン酸エトキシル化(20)ソルビタン1%、
プロピレングリコール49%及び残部は水。
ウィーン(Tween ) 80として市販されている
モノオレイン酸エトキシル化(20)ソルビタン1%、
プロピレングリコール49%及び残部は水。
この配合の試料は急速剥離性を目的として商用上使用さ
れる。
れる。
試料G−トウイーン801%、CMC7LF1%及び残
部は水。
部は水。
試料H−CMC7LI 11%、スパン851%、及
び残部は水。
び残部は水。
試料I −トウィーン801%、CMC7LF1.25
%、ヒマシ油2%及び残部は水。
%、ヒマシ油2%及び残部は水。
米国特許第3,451,827号明細書に記述される装
置によって、ひだ寄せ作業前に各被覆用組成物で再生セ
ルロースケーシングを被覆する。
置によって、ひだ寄せ作業前に各被覆用組成物で再生セ
ルロースケーシングを被覆する。
各ケーシングに添加される組成物の比率はケーシング1
平方インチ当りCMC約0.04qが被着されるように
調節される。
平方インチ当りCMC約0.04qが被着されるように
調節される。
このケーシングに、同一条件のもとでフランクフルトソ
ーセージ製造用原料肉を充填し、これを湯煮し、更にク
ン煙処理する。
ーセージ製造用原料肉を充填し、これを湯煮し、更にク
ン煙処理する。
上記組成物試IA及びEは充填したストランド100個
当り約4−10個の破損率(ひだ寄せ機上の破損又は充
填作業間のピンホールの発生を含む)を有する。
当り約4−10個の破損率(ひだ寄せ機上の破損又は充
填作業間のピンホールの発生を含む)を有する。
植物油を潤滑剤として使用する試料ではひだ寄せ特性が
不十分である。
不十分である。
試料F、G。Hl及び工は充填ストランド100個当り
約2−4個の破損率を有する。
約2−4個の破損率を有する。
試料B、C1及びDは充填ストランド100個当り0.
2−0.4個の破損率を有する。
2−0.4個の破損率を有する。
(勿論、破損率0.2−0.4個は100個以上の充填
ストランドによる破損率である。
ストランドによる破損率である。
)試料組成物B、 C1及びDのみが、過剰破損率、例
えばストランド100個当り1−3個の破損がなく、小
直径(16mm)のケーシングのひだ寄せ作業に適して
いる。
えばストランド100個当り1−3個の破損がなく、小
直径(16mm)のケーシングのひだ寄せ作業に適して
いる。
他のすべての組成物はひだ寄せ用機で小直径ケーシング
をひだ寄せするには適当ではない。
をひだ寄せするには適当ではない。
鉱油−空気噴霧法で、余分の潤滑剤をひだ寄せ用心棒を
通してケーシング内面に塗布して心棒表面の潤滑を行っ
ても、満足すべきケーシングの収率は試料B、 C,及
びDを使用して得られる収率より低い。
通してケーシング内面に塗布して心棒表面の潤滑を行っ
ても、満足すべきケーシングの収率は試料B、 C,及
びDを使用して得られる収率より低い。
小直径のケーシングを試料B、 C,及びDで被覆する
際に、1平方インチ当り約0.05mgのレベルで附加
潤滑剤を使用すると有利であることが判明した。
際に、1平方インチ当り約0.05mgのレベルで附加
潤滑剤を使用すると有利であることが判明した。
試料F% G、 H及び■はひだ寄せ特性又は充填作業
の際のひだ固着性のため試料B%C1及びDよりも高い
破損率を有する。
の際のひだ固着性のため試料B%C1及びDよりも高い
破損率を有する。
フランク・オー・マチイック(Frank−0−Mat
ic :商品名)の充填機で充填するとケーシングにピ
ンホールを生ずる傾向がある。
ic :商品名)の充填機で充填するとケーシングにピ
ンホールを生ずる傾向がある。
勿論、植物油と異なるトウイーンを1%含有する組成物
はひだ寄せ機の操作で特にピンホ−ルが生じ易い。
はひだ寄せ機の操作で特にピンホ−ルが生じ易い。
すべてのケーシングは、上記のように加工したソーセー
ジから分離する優れた剥離特性を示し、又同じ日に剥離
したソーセージの剥離失敗数は100ストランド当り約
0.2−0.8である。
ジから分離する優れた剥離特性を示し、又同じ日に剥離
したソーセージの剥離失敗数は100ストランド当り約
0.2−0.8である。
このソーセージを次の日に剥離すると、この失敗数は約
0.04−0.3である。
0.04−0.3である。
試験した任意のソーセージケーシングの剥離特性の差異
は殆んどない。
は殆んどない。
例2
再生セルロースソーセージケーシングはその内面に、C
MC7LI 1%、スパン851%、DurEM10
41%及び残部水からなる組成物を、例1に述べた装置
で噴霧する。
MC7LI 1%、スパン851%、DurEM10
41%及び残部水からなる組成物を、例1に述べた装置
で噴霧する。
この組成物の噴霧と同時にアセチル化モノグリセリド1
%と残部鉱油とからなる潤滑用組成物をケーシング1平
方インチ当り潤滑剤0.1mgが被着するように空気噴
霧で導入する。
%と残部鉱油とからなる潤滑用組成物をケーシング1平
方インチ当り潤滑剤0.1mgが被着するように空気噴
霧で導入する。
これらのケーシングは小直径のケーシングのひだ寄せ作
業では例1の試料B、C1及びDより高い破損率を示す
が、例1の別の組成物A。
業では例1の試料B、C1及びDより高い破損率を示す
が、例1の別の組成物A。
E、 F、 G、 H,及び■よりも破損率が小さい。
大きい直径、例えば25−26mmのケーシングの破損
率は約0.2−0.4%である。
率は約0.2−0.4%である。
これらのストランドは例1の組成物C及びDを使用した
ストランドより弱い。
ストランドより弱い。
例3
再生セルロースケーシングの内面に、CMC0925%
、スパン851%、GMOo、5%及び残部水からなる
組成物を、ケーシング1平方インチ当りCMCO,00
5mgが被着するように噴霧する。
、スパン851%、GMOo、5%及び残部水からなる
組成物を、ケーシング1平方インチ当りCMCO,00
5mgが被着するように噴霧する。
例2のアセチル化モノグリセリド−鉱油潤滑用組成物を
、ケーシング1平方インチ当り0.05mgのレベルで
被着するように別の空気流によって塗布する。
、ケーシング1平方インチ当り0.05mgのレベルで
被着するように別の空気流によって塗布する。
このケーシングは満足すべきひだ寄せ特性と充填特性と
を有し、又破損率とピンホール数も少い。
を有し、又破損率とピンホール数も少い。
しかしこの剥離性は市販の急速剥離用組成物、及び例1
の組成物B、 C1及びDを使用したケーシングより劣
る(剥離失敗数で測定する)。
の組成物B、 C1及びDを使用したケーシングより劣
る(剥離失敗数で測定する)。
しかし、このケーシングはケテンダイマーで被覆された
ケーシングより剥離性が良好である。
ケーシングより剥離性が良好である。
例4
再生セルロースケーシングの内面に例1の方法で、CM
C7LF2%、GMO2%、スパン852チ及び残部水
からなる組成物を、ケーシング1平方インチ当りCMC
0,2■が被着するように被覆する。
C7LF2%、GMO2%、スパン852チ及び残部水
からなる組成物を、ケーシング1平方インチ当りCMC
0,2■が被着するように被覆する。
得られたケーシングは非常にひだ寄せ特性が良好で又破
損率も小さい。
損率も小さい。
しかしこれらのケーシングは幾分触感が油じみていて弱
く、又操作員によるケーシングの末端閉鎖が困難である
。
く、又操作員によるケーシングの末端閉鎖が困難である
。
又ケーシング剥離後の食肉はぬるぬるした外観を有する
。
。
例5
再生セルロースケーシングの内面に、例1の手順によっ
てCMC7LI 1%、Dur Em 1.040.
5%、パルミチン酸ナトリウム0.05%及び残部水か
らなる組成物を、ケーシング1平方インチ当りCMC0
,06qが被着するように被覆する。
てCMC7LI 1%、Dur Em 1.040.
5%、パルミチン酸ナトリウム0.05%及び残部水か
らなる組成物を、ケーシング1平方インチ当りCMC0
,06qが被着するように被覆する。
得られたケーシングは例1の試料B、 C及びDを使用
したケーシングよりもひだ寄せ機に詰まる傾向が大きい
。
したケーシングよりもひだ寄せ機に詰まる傾向が大きい
。
パルミチン酸ナトリウムを配合するとオレイン酸エステ
ルの潤滑特性及びひだ固着防止性を低下する傾向がある
。
ルの潤滑特性及びひだ固着防止性を低下する傾向がある
。
再生セルロースケーシングの内面に例1の手順によって
、CMC7LF1%、GMO3%、スパル852%及び
残部水とからなる組成物を、ケーシング1平方インチ当
りCMC0,1mgが被着するように被覆する。
、CMC7LF1%、GMO3%、スパル852%及び
残部水とからなる組成物を、ケーシング1平方インチ当
りCMC0,1mgが被着するように被覆する。
これらのケーシングは良好にひだ寄せされるが、触感が
油じみて、文例1の試料B、 C,及びDで被覆され
たケーシングよりも弱い。
油じみて、文例1の試料B、 C,及びDで被覆され
たケーシングよりも弱い。
これらのケーシングの末端閉鎖は困難で、又破損なしに
これらのケーシングを高速度充填機のホッパーに装着す
ることが困難である。
これらのケーシングを高速度充填機のホッパーに装着す
ることが困難である。
この組成物をケーシング1平方インチ当りCMC010
3mgを被着するように被覆すると上記のケーシングの
欠点が軽減する。
3mgを被着するように被覆すると上記のケーシングの
欠点が軽減する。
このケーシングはあまり破損を生ずることなく良好にひ
だ寄せできる。
だ寄せできる。
本発明の実施の態様を列挙すれば下記のとおりである。
(1)特許請求の範囲記載の方法で、被覆用組成物がソ
ルビタンとマンニタンからなる群から選択された多価ア
ルコールの部分脂肪酸エステルを含む方法。
ルビタンとマンニタンからなる群から選択された多価ア
ルコールの部分脂肪酸エステルを含む方法。
(2)第(1)項記載の方法で、多価アルコールの部分
脂肪酸エステルがソルビタンの部分脂肪酸エステルであ
る方法。
脂肪酸エステルがソルビタンの部分脂肪酸エステルであ
る方法。
(3)第(2)項記載の方法で、ソルビタンの部分脂肪
酸エステルがトリオレイン酸ソルビタンである方法。
酸エステルがトリオレイン酸ソルビタンである方法。
(4)第(3項記載の方法で、トリオレイン酸ソルビタ
ンがケーシング1平方インチ当り約0.01−0.1■
のレベルで被着される方法。
ンがケーシング1平方インチ当り約0.01−0.1■
のレベルで被着される方法。
(5) 第(4)項記載の方法で、セルロースエーテ
ルがカルボキシメチルセルロースである方法。
ルがカルボキシメチルセルロースである方法。
(6)第(5)項記載の方法で、モノグリセリド−ジグ
リセリド混合物が40−50%のモノエステル、40−
50%のジエステル及び約10チ以下のトリエステルを
含有する方法。
リセリド混合物が40−50%のモノエステル、40−
50%のジエステル及び約10チ以下のトリエステルを
含有する方法。
(7)第(6)項記載の方法で、水溶性セルロースエー
テルがケーシング1平方インチ当り約0.03−0.0
6mgのレベルで、混合グリセリドがケーシング1平方
インチ当り約0.03−0.06■のレベルで、又トリ
オレイン酸ソルビタンがケーシング1平方インチ当り約
0.03−0.06mgのレベルで被着される方法。
テルがケーシング1平方インチ当り約0.03−0.0
6mgのレベルで、混合グリセリドがケーシング1平方
インチ当り約0.03−0.06■のレベルで、又トリ
オレイン酸ソルビタンがケーシング1平方インチ当り約
0.03−0.06mgのレベルで被着される方法。
(8)再生セルロースケーシングの内面を、水溶性セル
ロースエーテルの本質的に均質な混合物で、ケーシング
1平方インチ当り0.01−0.1mgのレベルで、又
約54℃以下の毛管測定融点を有するオレイン酸のモノ
グリセリド−ジグリセリド混合物でケーシング1平方イ
ンチ当り0.01−0.1mgのレベルで被覆した再生
セルロース人造ソーセージケーシング。
ロースエーテルの本質的に均質な混合物で、ケーシング
1平方インチ当り0.01−0.1mgのレベルで、又
約54℃以下の毛管測定融点を有するオレイン酸のモノ
グリセリド−ジグリセリド混合物でケーシング1平方イ
ンチ当り0.01−0.1mgのレベルで被覆した再生
セルロース人造ソーセージケーシング。
(9)第(8)項記載の人造ソーセージケーシングで、
該ケーシングの内面被覆がソルビタンとアンニタンから
なる群から選択された多価アルコールの部分脂肪酸エス
テルを含む人造ソーセージケーシング。
該ケーシングの内面被覆がソルビタンとアンニタンから
なる群から選択された多価アルコールの部分脂肪酸エス
テルを含む人造ソーセージケーシング。
(10)第(9)項記載の人造ソーセージケーシングで
、多価アルコールの部分脂肪酸エステルがソルビタンの
部分脂肪酸エステルである人造ソーセージケーシング。
、多価アルコールの部分脂肪酸エステルがソルビタンの
部分脂肪酸エステルである人造ソーセージケーシング。
(11)第θO)項記載の人造ソーセージケーシングで
、ソルビタンの部分脂肪酸エステルがトリオレイン酸ソ
ルビタンである人造ソーセージケーシング。
、ソルビタンの部分脂肪酸エステルがトリオレイン酸ソ
ルビタンである人造ソーセージケーシング。
(至)第0項記載の人造ソーセージケーシングで、セル
ロースエーテルがカルボキシルメチルセルロースである
人造ソーセージケーシング。
ロースエーテルがカルボキシルメチルセルロースである
人造ソーセージケーシング。
(13) K12)項記載の人造ソーセージケーシング
で、モノグリセリド−ジグリセリド混合物が40−50
%のモノエステル、40−50%のジエステル及びほぼ
約10%以下のトリエステルを含有する人造ソーセージ
ケーシング。
で、モノグリセリド−ジグリセリド混合物が40−50
%のモノエステル、40−50%のジエステル及びほぼ
約10%以下のトリエステルを含有する人造ソーセージ
ケーシング。
■第θ項記載の人造ソーセージケーシングで、カルボキ
シメチルセルロースがケーシング1平方インチ当り0.
03−0.06mgのレベルで、モノグリセリド−ジグ
リセリド混合物がケーシング1平方インチ当り0.03
−0.06mgのレベルで、又トリオレイン酸ソルビタ
ンがケーシング1平方インチ当り約0.03−0.06
mgのレベルで有する人造ソーセージケーシング。
シメチルセルロースがケーシング1平方インチ当り0.
03−0.06mgのレベルで、モノグリセリド−ジグ
リセリド混合物がケーシング1平方インチ当り0.03
−0.06mgのレベルで、又トリオレイン酸ソルビタ
ンがケーシング1平方インチ当り約0.03−0.06
mgのレベルで有する人造ソーセージケーシング。
Claims (1)
- 1 優れた剥離性、ひだ寄せ性及びひだ固着防止特性を
有する再生セルロース人造ソーセージケーシングの製法
で;ひだ寄せ作業前に、該ケーシングの内面に、水溶性
セルロースエーテル、約54℃以下の毛管測定融点を有
する、オレイン酸のモノグリセリド−ジグリセリド混合
物、及び水からなる本質的に均質な水性被覆用組成物を
、ケーシング1平方インチ(6,45cm’)当り約0
.01−0、1mgのセルロースエーテル、及び約0.
01−0.1mgのモノグリセリド−ジグリセリド混合
物が被着されるように塗布することを特徴とする再生セ
ルロース人造ソーセージケーシングの製法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US51623774A | 1974-10-18 | 1974-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5163962A JPS5163962A (en) | 1976-06-02 |
JPS5811175B2 true JPS5811175B2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=24054707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50123328A Expired JPS5811175B2 (ja) | 1974-10-18 | 1975-10-15 | サイセイセルロ−スジンゾウソ−セ−ジケ−シングノ セイホウ |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811175B2 (ja) |
BE (1) | BE834491A (ja) |
BR (1) | BR7506779A (ja) |
CA (1) | CA1066123A (ja) |
DE (1) | DE2546681C3 (ja) |
FI (1) | FI60102C (ja) |
FR (1) | FR2330322A1 (ja) |
GB (1) | GB1470726A (ja) |
SE (1) | SE416870B (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JPH026877U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-17 |
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JPS60164427A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-27 | ビスケイス・コ−ポレイション | 食品ケーシング |
DE4324168A1 (de) * | 1993-07-19 | 1995-01-26 | Hoechst Ag | Schlauchförmige Nahrungsmittelhülle mit verbesserter Abschälbarkeit |
RU2131670C1 (ru) * | 1998-08-28 | 1999-06-20 | Общество С Ограниченной Ответственностью Производственно-Коммерческая Фирма "Атлантис-Пак" | Легкоснимаемая рукавная колбасно-сосисочная оболочка |
US6991836B1 (en) * | 1999-01-11 | 2006-01-31 | Teepak Properties, Llc | Food casing release coating comprising polyglyceryl esters |
DE19916121A1 (de) | 1999-04-09 | 2000-10-12 | Kalle Nalo Gmbh & Co Kg | Nahrungsmittelhülle auf Cellulosehydratbasis mit einer Trennpräparation auf der Innenseite |
CA2358626A1 (en) * | 2000-10-16 | 2002-04-16 | Viskase Corporation | Food casing |
-
1975
- 1975-09-19 CA CA235,892A patent/CA1066123A/en not_active Expired
- 1975-09-25 GB GB3938075A patent/GB1470726A/en not_active Expired
- 1975-10-14 BE BE160920A patent/BE834491A/xx unknown
- 1975-10-15 FR FR7531499A patent/FR2330322A1/fr not_active Withdrawn
- 1975-10-15 JP JP50123328A patent/JPS5811175B2/ja not_active Expired
- 1975-10-16 SE SE7511620A patent/SE416870B/xx unknown
- 1975-10-16 BR BR7506779*A patent/BR7506779A/pt unknown
- 1975-10-16 FI FI752889A patent/FI60102C/fi not_active IP Right Cessation
- 1975-10-17 DE DE2546681A patent/DE2546681C3/de not_active Expired
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JPH026877U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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