JPS61108328A - セルロース系食品ケーシング - Google Patents

セルロース系食品ケーシング

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Publication number
JPS61108328A
JPS61108328A JP60240736A JP24073685A JPS61108328A JP S61108328 A JPS61108328 A JP S61108328A JP 60240736 A JP60240736 A JP 60240736A JP 24073685 A JP24073685 A JP 24073685A JP S61108328 A JPS61108328 A JP S61108328A
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JP
Japan
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casing
component
cellulose ether
group
food casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP60240736A
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English (en)
Inventor
グレタ・ロサ・シヤツト
アラン・デイビツド・ストール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPS61108328A publication Critical patent/JPS61108328A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C13/0013Chemical composition of synthetic sausage casings

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、総括的には剥離可能な食品ケーシングに関し
、より詳細には結合性の高い(htghiycoher
ent )、容易にひだ解き可能な(deshirra
ble)ひだ寄せ(5hirred )スティック状の
該ケーシング及びそれらの製造法に関する。
発明の背景 従来の技術 加工食品産業において用いられる食品ケーシングは、再
生セルロース、セルロース誘導体、アルギネート、コラ
ーゲン等から作る種々の直径の薄肉チューブ材料である
のが普通である。繊維状ウェブもこれらの食品ケーシン
グの中に埋込むことができ、このようなケーシングは当
分野において通例「繊維質(fibrous )食品ケ
ーシング」と呼ばれている。通常、繊維質及び非繊維質
の両方のケーシングは、その中に入れた食品を加工する
間の容器として用いられ、かつまた完成品の保護包装と
しての働きをする。こともできる点で多機能の用途を有
する。しかし、ソーセージ肉産業において、サイズがフ
ランクフルトソーセージ等の小さい方のソーセージから
ボローニヤソーセージ等の大きい方のサイズに至るまで
の範囲の色々のタイプのソーセージの調製には、通常、
最終包装する前に加工肉からケーシングを取り去ること
が含まれる。
加工ソーセージからケーシングを剥離することは、特に
、多数の生成物をもたらしかつ商業運転における要求が
高速自動スタッフインク及びピーリングマシンを使用す
ることであるフランクフルトソーセージを製造する場合
に、大きな問題を引き起してきた。
肉材(meat masa )からケーシングを取り去
る場合、いくらかの肉がケーシングに付着してケーシン
グによりソーセージから引き離され、それによってソー
セージの表面損傷を引き起こす傾向が時々ある。その他
の例では、肉エマルション配合の変更或は加工条件の変
更がケーシングの製品への付着度を生じ得、ケーシング
をその中に入れた製品から迅速に取り去ることを妨げる
。商業運転において、例えはウイルコクソン(Wilc
oxon )に係る米国特許2.424.546号、マ
ツクルア(McClure )等に係る同2,514,
660号、ブレツブ(Greg )に係る同2.68t
h、927号、パーカーメ(Parkers )等に係
る同2,75ス409号に開示される如き高速自動ピー
リングマシンを使用することは、ソーセージからケーシ
ングを分離する最小の抵抗が有るか、或は卵品が剥離機
(peeler )に詰まって故障を生じるか或は剥離
されずに通り抜けることを特に欠くことのできないもの
にする。ケーシングを完全に取り去れないことにより手
による仕分は及び剥離の費用が必要となる。
従来、剥離容易性を有するケーシングな提供する多くの
試みがなされてきた。例えばアンダーウッド(Unde
rwood )等に係る米国特許2.901358号、
ファース(Firth ) 1’C係る同5.1044
71号及び同3.158.492号、チュー (Chi
u )等に係る同6.50ス956号、ターバク(Tu
rbak )に係る同4442.665号、タリカ(T
arika )K係る同&558.531号、チュー等
に係る同3、898.548号に開示されているように
、いくつかのタイプのコーティングを食品ケーシングの
内壁に適用することが包装したソーセージ製品からのケ
ーシングの剥離性を向上させ得ることは当分野において
知られている。
良好な剥離性を有する食品ケーシングは、自動食品スタ
ッフインク運転の前或は該運転時に剥離性に関係しない
その他の問題を引き起こす。ウィンナ−ソーセージ、フ
ランクフルトソーセージ等の食品を入れるのに通常用い
られるケーシングは、代表的には、長さ約55〜160
フイート(17〜49m)又はそれ以上及び折り径約7
/8〜21/2インチ(2,2〜&4crIL)又はそ
れ以上の連続した長さで作り、それらをひだ寄せケーシ
ングステックに形成する。ケーシングは、使用する前、
長さ1〜2フイート(α3〜α6m)のこれらのひだ 
  ”寄せ又は折重ね(pleated )ケーシング
ステックの状態で貯蔵する。
ひだ寄せケーシングステックの2つの性質、すなわち、
ステックがひた寄せステックとしてのその保全性を保っ
て多くのひだ寄せ片にくずれることのない能力に関係す
るスナックの「結合力(coherency ) J及
びひだ寄せステックをスタッフィングする直前にケーシ
ングを引き裂かせる過度の力を与えないで折重ねを解<
 (depleat )能力に関係する「ひた解き容易
性」が特に重要である。例えば、ブリッジフォード(B
ridgeford )に係る米国特許4451,82
7号に開示されるようないくつかの剥離コーティングは
、食品ケーシングの内面に塗布した場合に、ケーシング
の機械的シャーリング(shirring )又はひだ
寄せケーシングの機械的スタッフインクをそこなうこと
がわかった。チュー等に係る米国特許4898,348
号に開示されるコーティング等のその他の剥離コーティ
ングは、優れた剥離性を付与するが、ひた寄せステック
の結合力に関し望まれる何かを残すことが時々ある。剥
離容易性を有する食品ケーシングを提供する際のその他
の考察は、安定でありかつひた寄せケーシングステック
を製造するのに適したコーティング組成物を提供するこ
とを含む。
チューブ状ケーシングをひだ寄せしてひだ寄せケーシン
グステックを得る際に使用する代表的な方法及び装置は
、例えばマチツキ(Matecki )に係る米@特許
2.984.574号及びマーバッチ(Marbach
 )に係る米国特許3,110,058号に開示されて
いる。また、例えばブリッジフォードに係る米国特許へ
451,827号に記載されているように、水性コーテ
ィング担成物ケーシングの内面に適用するにケーシング
が上を通る中空マンドレルによって行うことも知られて
いる。ケーシングをひだ寄せする間ケーシングへの損傷
を避けるために、シャーリングマンドレルにコーティン
グ組成物と共に用いる鉱油等の潤滑剤を与えることが慣
例であった。
よって、剥離性、減摩性を与え、かつまたスタッフイン
クする間過度に破損せずにひた寄せケーシングステック
の折重ね解きも可能にする安定なコーティング組成物を
使用することが望ましいことがわかった。前述の望まし
い特性を付与することが必要であり、並びに安定でかつ
分離しない;−ティング組成物を提供することが必要で
あるために、先に米国特許5,898.548号におい
てチュー等によって教示されるように高級脂肪酸のポリ
オキシエチレンソルビタンエステル等の乳化剤を使用す
ることが必要なことがわかった。
従って、前述した望ましい性質を有するひだ寄せ食品ケ
ーシング用の新規なかつ改良されたコーティング組成物
を提供する必要が引き続いて有る。
発明の要約 本発明は、−面において、内面をおおうコーティングを
有し、コーティング組成物がアニオン性の水溶性セルロ
ースエーテルを含む第1成分と、非イオン性の水溶性セ
ルロースエーテルを含む第2成分と、潤滑剤を含む第3
成分との混合物を含むチューブ状セルロース系食品ケー
シングに関する。
本発明は、別の面において、前述したコーティング組成
物を塗布したひだをせチューブ状セルロース系食品ケー
シングに関する。
本発明は、それ以上の面において、少くとも前述した5
つの成分を含むコーティングを食品ケーシングに適用す
ることを含む塗布チューブ状セルロース系食品ケーシン
グの製造方法に関する。
本発明は、更にそれ以上の面において、前述した塗布ケ
ーシングに食品を詰め込む(stumging )工程
を含む包装食物の製造方法に関する。
本発明は、なおそれ以上の面において、前述した3つの
成分を含有し、中に入れて加工する食品から容易に剥離
されるチューブ状セルロース系食品ケーシングを提供す
るのに有用なコーティング組成物に関する。
発明の詳細な説明 本発明によれば、内面をおおう;−ティングを有し、該
コーティングがアニオン性の水浴性セルロースエーテル
と、非イオン性の水浴性セルロースエーテルと、動物油
、植物油、鉱油、シリ;−ン油、アセチル化モノグリセ
リド、ポリオキシエチレンモノエステル、ソルビタント
リオレエート及びこれらの混合物から成る群より選ぶ潤
滑剤との混合物を含むセルロース系食品ケーシングを提
供する。かかるセルロース系食品ケーシングは中に入れ
て加工した食物から容易に剥離される。食品ケーシング
は、ひだ寄せした際に、密着性が高く、かつ食品のスタ
ッフインク操作の間に容易にひた解きし得る。
アニオン性の水溶性セルロースエーテルは、カルボキシ
メチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチ
ルセルロースから成る群より選び、かつ該コーティング
中約0.01〜約a、o4rq/ケーシング面in2 
の間の量で、好ましくは約0.O28〜約0.035q
/ケーシング面in”  の間の量で存在する。
商業上、カルボキシメチルセルロース及びカルボキシメ
チルヒドロキシエチルセルロースハホトんど常にナトリ
ウム塩として販売され、かつ商品をナトリウム塩と呼ば
ないことが十分に定着した商業慣行である。この適用の
ために、これらの材料を言うときはナトリウム塩及びそ
の他のアルカリ金属塩を意味する。また、アルカリ溶性
エーテル、例えばアルカリ溶性のメチルセルロース及び
辷ドロキシエチルセルロースも適しており、この適用の
ために水溶性の定義はかかるアルカリ溶性セルロースエ
ーテルを含むつ、もりである。
本発明によれば、コーティング組成物は少くとも約a、
SZ量チのアニオン性の水溶性セルロースエーテルと、
少くとも約12重量%の非イオン性の水溶性セルロース
エーテルと、少くとも約1重量−の潤滑剤と、残りの水
(全ての重量百分率はコーティング組成物の重量を基準
とする)とを含有する溶液から与えることができる。
非イオン性の水溶性セルロースエーテルは、メチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース及ヒエチルヒドロキシエチルセルロースから成
る群より選ぶことができる。非イオン性の水溶性セルロ
ースエ−チルは該コーティング中約0.007〜約0.
15q/ケーシング面in2 の間の量、好ましくは約
l1lL015〜約0.055+v/ケーシング面in
’  の間の量で存在する。
コーティング組成物の第3成分は該コーティング中約1
llL035〜約o、zaq/ケーシング面in”の間
の量、好ましくは約0.07〜約0.211+9 /ケ
ーシング面in2 の量で存在する。第3成分は、好ま
しくは鉱油である。
特に適したコーティング組成物は、また、3〜6の炭素
原子及び少くとも2つのヒドロキシ基を有するポリオー
ルをコーティング組成物の1景を基準にして約10〜9
0重8%の間で含有する。
使用することができる代表的なポリオールはグリセリン
、グロビレングリコール、トリエチレングリコール、ノ
ルビトールである。使用することができるポリオールの
量は、通常、コーティング組成物の所望の粘度により、
かつまた処理されるチューブ状ケーシングが許容し得る
水の−ticもよる。
本発明の方法に従って作られるケーシングは、広範囲の
食品配合物及び加工条件から包装食物を作る際に利用す
ることができ、次いで高速自動ピーリングマシンを用い
て食料面に傷跡を残したり或は擦り傷をつけたりするこ
となくかつ高い剥離効率で加工食物から容易に取り去る
ことができる。
本発明の食品ケーシングは、公知の商業方法の内のいず
れかによって製作される繊維質強化再生セルロース等の
チューブ状ケーシング、特に非繊維質の再生セルロース
のケーシングから、本発明のコーティング組成物を該ケ
ーシングの内面に適用することによって作ることができ
る。
食品ケーシングの節は、通常、ひだ寄せ或は折重ねてひ
だ寄せケーシングスラップにして貯蔵、取扱、い及び、
後の自動食品スタッフィングマシンにおける使用を容易
にする。ひだ寄せケーシングスラップは、使用する間、
食用エマルシミンを詰め込む際に裂けたり或はその他の
損傷なく容易に伸ばされたり又はひだ解きされなければ
ならず、その上、ひだ寄せスラップは自己持続してくず
れないで取り扱いを可能にし、かつ手動及び自動食品ス
タッフィング装置による故障の逢い運転を確実にするの
に・十分な密着強さ又は「結合力」を示さなければなら
ない。
しかし、ある徨の水溶性エーテルを用いてひだ寄せケー
シングスチック状に作った食品ケーシングに剥離性を付
与する場合に組み重ねられかっかみ合ったひだ寄せケー
シングの折り重ねは互いに過度に接着する傾向にあり(
いわゆる「折り重ねのブロッキング」)、ケーシングは
後に肉エマルションを詰め込む間に損傷されることがわ
かった。
また、ある種の脂肪酸の水溶性アルキレン酸化物付加体
又は脂肪酸の部分エステルを用いて食品ケーシングに剥
離性を付与する場合に、コーティング組成物の溶液安定
度は望ましいものよりもずっと低くなる。すなわち、生
産目的からは、毎日新しいコーティング溶液を作る必要
を回避するか、或は分離したことKよりコーティング溶
液を廃棄しなければならないことを回避するために、コ
ーティング組成物は少くとも72時間、例えば週末期間
にわたり安定な溶液を提供することが極めて望ましい。
本発明のコーティング組成物は従来技術のコーティング
組成物のこれらの著しい不利益を克服し、かつ本発明の
ひだ寄せ食品ケーシングに改良された特性を与える。
一般的に言えば、本発明のコーティング組成物は、周知
方法の内のいずれか1つを用いてケーシング内面に適用
することができる。これより、例えば水溶性セルロース
エーテルを含有するコーティング組成物を液体の「スラ
ップ」の状態でケーシングに導入することができ、かつ
ケーシングを液体スラップを通して進めることによりケ
ーシングの内面を塗布する。代りに、好適な方法は、水
性コーティング組成物を、例えばブリッジフォードに係
る米国特許5.45、827号に開示されている方法と
同様の方法でケーシングシャーリングマシンのマンドレ
ル等のケーシングが通り過ぎる中空マンドレルに通して
ケーシングの内面に適用することでキ・る。しかし、本
発明のコーティング組成物は、最良の態様では、3路シ
ヤーリングiンドレルを用いてケーシング内面に適用す
る。このようなマンドレルは、例えばスタインビス(5
1、einbis )の米国特許4.574.871号
に開示されているように3つの異るダクト;膨張しかつ
推進する空気を供給する1つのダクトと、コーティング
組成物を供給する1つのダクトと、過剰空気−コーティ
ング組成物の混合物への圧力を除宏する1つのダクトと
を有する。
本発明のコーティング組成物の′水溶液は、本発明の塗
布チューブ状繊維質及び非繊維質ケーシングの製造に最
も適しておりかつ好ましいことがわかった。これらの水
溶液はコーティング組成物の一層均一なコーティング及
びケーシングの面に適用する所望のコーティングの量の
一層良好な制御を可能にする。しかし、いくつかの用途
に用いるケーシングを作るのに懸濁状のコーティング組
成物を適用することが満足すべきものになり得る。
特に、シャーリング及びスタッフインク操作において高
速自動装置を使用する場合に、色々のタイプの食品を加
工するのに用いるひた寄せケーシングスタックの製造及
びひだ寄せケーシングスタックの安定性に影響を与える
その他の要因が知られている。例えば、チューブ状ケー
シングの含水量が乾燥セルロースの重量を基準にして約
40重a′チよりも多い場合には、ひだ寄せする間にひ
だ冨せスタックの結合力が減じられる等の困難を経順し
、それによってスタッフインク操作を一層困難なものに
する。更に、シャーリングプロセスの間に水をケーシン
グに適用する場合に、過剰量の水を適用することはケー
シングをシャーリングマンドレル上に焼付けさせ、それ
によりそれ以上の加工を不可能でないにしても極めて困
難なものにする。
本発明のセルロース系ケーシングに関し明細書及び特許
請求の範囲の全体にわたる「含水量」又は「水分」なる
用語の説明は、特記しない限り、ケーシング中の乾燥セ
ルロースの重量を基準にしたケーシング中の水分又は水
の重量パーセントを表わすものと意図しかつ理解される
べきである。
よって、「乾燥セルロース」なる用語は、その他の全ケ
ーシング成分、例えば水分、水、着色剤、塗料材料例え
ば防湿層、可剥性コーティング、可塑剤、ケーシングを
加熱して全ての水を駆逐した後にケーシング上に残るそ
の他の物質及びケーシング中に初めに存在するその他の
揮発性物質の重量を除外する。
更に、本明細書に記載するコーティング組成物を、例え
ばシャーリング操作の前又は間にチューブ状ケーシング
がシャーリングマンドレルを経過する間に適用すること
が望ましい場合には、ケーシングの内面を処理する間に
適用するコーティング組成物の包°を調節してケーシン
グに加える水の倉を制限しなければならないことがわか
った。本発明によれば、スタックの結合力を最適にしな
がら上述した問題を避けるためには、塗布ケーシングは
乾燥セルロースの重量を基準にして約12.0〜約4c
LO重知チの間、好ましくは約22.5〜約34.5重
量%の間、より好ましくは約25.5〜約33.0重量
 %の間の水分を持つべきである。
過剰のコーティング組成物が失われかつ浪費されるのを
防ぎ、かつひだ寄せスタックの局部に堆積して有害な影
響を生じるのを防ぐために、ケーシングが吸収し得るよ
りも多くのコーティング組成物を適用するのを避けるこ
とが一層特に有利である。
例えはフランクフルトソーセージ等の製品を製造する際
に使用するよう々自動食品スタッフイングミtの場合に
使用するひだ寄せケーシングスタックの適性に影響する
ので特に重要であることが知られている別の要因は、ひ
た寄せスタックの自己持続品としての耐久性又は結合力
である。スタックインク装置に装着する前にひだ寄せス
タックがばらばらになる又ははずれることはスタックを
使用に不適轟なものにする。よって、コーティングをひ
た寄せケーシングスタックに形成されるべきチューブ状
食品ケーシングに適用する等の任意の処理は、ひた寄せ
スタックの結合力に有害な影響を与えてはならず、かつ
コーティング材料及びそれの適用方法はそれの結合力に
与える影響を考慮して考えなければならない。
以下は、ひだ寄せケーシングスタックのこの重要々特性
を求めるために用いる結合力の試験についての説明であ
る。
結合力試験方法 ケーシングの結合力は、スナックの破断時の曲はモーメ
ントをインチ−ボンドで測定することによって求める。
ケーシングスナックを底板に固定しかつ距離(D)の間
隔を置いた2つのV−ノツチ付き支持ブラケット上にの
せ、ケーシングスナックの長さの約80〜90%を試験
する。■−ノツチ付き支柱を4インチ(10α)よりも
短いDの距離の間隔に置いた圧力部材を中央でケーシン
グスナックの頂部に降ろす。下方向圧は、圧力部材に中
央で固定したフォースゲージ(例えば、「ホールドアト
マクシマムデバイス(Ho1d atMaximum 
Device ) Jを有するハンターフォースインデ
ィケータ−(Hunter Force Indica
tor )、モデルL−IM)へのモーター作動式ラッ
クピニオン装置結合によって与える。力をケーシングス
ナックが破断するまで次第に増して加える。ボンドによ
る力の読みPを書き留める。装置における破断時のイン
チ−ボンドによる曲げモーメントはV2×2インチに等
しく、これより、力の読みPはケーシングスナックを破
断するのに必要な曲げモーメントのインチ−ボンドに等
しくなる。通常、ケーシングスナックが許容し得る結合
力を有すると考えられるには、少くとも約toインチー
ポンドの結合力を必要とし、少くとも約2.5インチ−
ボンド又はそれ以上の結合力が特に適当でありかつ好ま
しい。
自動食品スタッフインク装置の場合に用いるひだ寄せケ
ーシングスナックの適性に影響を与えるのに重要な別の
要因は、ケーシングをひだ解きするのに必要々ひだ解き
力である。必要なひだ解き力が過度であれば、ひた解き
する間にケーシングの引き裂きが生じる。本発明の塗布
ケーシングを評価する際に以下に記載する通りのひだ解
き力試験を採用した。
ケーシングの選択スナックを詰め込まれる方向にひた解
きするのに必要な力を求めるのに本試験を用いた。使用
した装置はフォースゲージ(ロー1ポンドを0.011
bの増加で区切って測定するモデルL−1、アメチク(
Ametek )テステイングイクイップメントシステ
ムズ)と、ひだ寄せスナックについてケーシングを引っ
張ってひだ解きするのに用いる取り付は巻取機構を有す
るプーリーとから成る。この装置を用いて、ケーシング
スナックを一定速度45インチ/分(1140./分)
で引っ張ってひた解きする。
ひて解き力試験につ−ての試験手順は下記の工程から成
る: (a)  選択したひだ寄せスナックから、およそ2イ
ンチ(5L:rrL)のびだ存せ長さの試料をスナック
の開放端、中央及び閉端から取り出す。
(b)  各々のスナック試料の端部を手でおよそ1イ
ンチ(2,5cIrL)ひだ解きする。テープをスナッ
クの円錐部分の周りに巻付けてケーシングがその円錐位
置でひた解きしないことを確実にする。
(c)  ばねクランプを用いてスナックのひだ解き部
分をフォースゲージにクランプする。スナックの他端を
プーリーに取り付けた巻取装置にクランプする。
(d)  巻取装置及びプーリー機構を始動させ、ケー
シングのひだ解きが始まる。フォ−スゲージでひだ解き
力を測定して読み取る。スナックの一部をひだ解くにつ
れて生じるひだ解き力の最も頻繁に書留められる瞬間値
、はモード(modal )ひだ解き力の読みと定義さ
れる。通常、Q、65ボンド(a、s a助)より小さ
いモードひた解き力が好ましく、Q、55ボンド(0,
25Kp )より小さい力が一層好ましい。
発明は下記の例と一緒にして考察すればより明瞭になる
ものと思う。下記の例は単に発明を例示するものとして
記載し、発明をいささかも制限するつもりのものではな
い。特に示さない限り、全ての部及び百分率は重量によ
る。
例1 「スパ7 (5pan ) 85 J及び「メイゾル(
Mazol)80MGJを以下に記載する手順によりコ
ーティング添加剤として用い、それぞれ式7及び8とし
て表1で識別する比較配合物と共に本発明の範囲内のコ
ーティング配合物をいくつか調製した。
「スパン85」はプラウエア、ウイルミントン、ICl
−アメリカス、インコーボレーテイドから入手し得るt
80HLBを有するンルビタントリオレエートである。
「メイゾル80MGJはメイf −(Mazer )ケ
ミカルス、インコーホレーテッドから入手し得る11、
OのHLBを有するエトキシル化モノグリセリドの混合
物である。
コーティング配合物において、CMC7LFはカルボキ
シメチルセルロースであり、メトセル(Methoce
l ) E −5はメチルセルロースであり、両製品は
ミシガン、ミドランド、ザダウケミカルカンパニーから
入手し得る。
第゛1で識別する配合物を調製する際に下記の手順に従
った。配合物の量の約1/4の水を加熱して80°〜9
0℃にした。次いで、メチルセルロースを攪拌しながら
熱水に加え、ついに全ての粒子を完全にぬらしかつなめ
らかなペーストを得た。配合物量のもう約1/4の20
℃の水を混合物に加え、かつ全浴液な約20分間攪拌し
ながら20℃に冷却してメチルセルロースが完全に溶解
し、かつなめらかな透明溶液を得ることを確実にした。
次いで、カルボキージメチルセルロースを分散& (d
iapersator)で約5分間残留部分の水と混合
した。次いで分散機により、コーティング添加剤(使用
する場合)、鉱油、プロピレングリコール、カルボキシ
メチルセルロース溶液及びメチルセルロース溶液をこの
順序で混合した。生成した混合物を分散機で約15分間
用合した。次いで、ガクリン(Gaulin )ホモジ
ナイザーを約s s o o psi (250Kf/
cIrL” )で約15分間用いて混合物を均質化し、
かつ再均質化して完全な均質化を確実にした。
折り径が約12インチ(LOcm)の商業生産された非
繊維質セルロース系ケーシング資料の内部に調製したコ
ーティング配合物を塗布した。これらのケーシングは、
3路マ/ドレルを含むマチツキ(Rhtecki )に
係る米国特許2.984,574号及びマーバッチ(M
arbach )に係る米国4?軒L11Q、058号
に開示されている装置等の装置を用いてひだ寄せした。
各々の長さのケーシングをひた寄せする場合に、表1か
らの特別のコーティング配合物をケーシング内面平方イ
ンチ当りコーティング組成物的A5wqの量で適用した
。塗布したひた寄せケーシングスチツクの結合力値は「
コヒアレンシーテストメソッド」を用いて測定し、かつ
該塗布ケーシングのひだ解き力は「デシキーリングフォ
ーステスト」を用いて求めた(両方法は本明細書中先に
説明した)。溶液組成物及び該組成物の安定性、並びに
これらの溶液組成物で処理したびだ寄せケーシングの性
質を下記の表1に挙げる。
ひだ寄せケーシングにも下記のフランクフルトソーセー
ジタイプの中間コラーゲン肉エマルション組成物を詰め
込み、かつケーシングの可剥性評価のため慣用の結合装
置によってフランクフルトソーセージに結合した。
肉エマルション組成物 ビーフチャック       44  (20)ビーフ
シャンク        52  (1s)ビーフチー
ク         32  (15)レギュラーボー
クトリム   92  (42)塩         
           ts (zo )プラハ(Pr
ague−)粉末    α5(α2)(亜硝酸ナトリ
ウム) 香辛料            2  (0,9)水 
                   44  (2
0)詰め込んだケーシングは、全て薫製室で包装食品製
品からのケーシングの可剥性に悪影響を与えることが知
られている加工サイクルを用いて加工した。使用した加
工サイクルは、3分の無煙期間に30分の期間が続くこ
とから成り、30分の期間中に相対湿度を約25チに保
ちながら薫製室のWaif、を、anoF(60°C)
カラ1 s oe′P(82℃)に上げた。包装食品製
品の内部温度が約16011″(71℃)に達するまで
薫製室の温度を約180下(82℃)の温度に保ち、そ
の時間の後にフランクフルトソーセージに冷水を約10
分間注ぎ次いで約10分間プライン冷却しくbrine
 chilled)、その結果、フランクフルトソーセ
ージの内部温度は約41°’F(ao℃)になった。
本例の種々のケーシングの可剥特性は、「アポロレイン
ジャーピーラー(Apollo Rangerpeel
er ) Jとして商業的に知られているピーリングマ
シンを1時間当りフランクフルトソーセージ2000ポ
ンド(910Kf)の速度で剥離するように調節して評
価した。剥離試験の結果を下記の表Iに記載する。表I
において、可剥性は剥離した食品の重ilC%として報
告する(すなわち、0チはケーシングの内のいずれも中
に入れた食品のまわりから剥離されなかったことを表わ
し、かつ100チは食品からのケーシングの完全な剥離
及び開放を表わす。
表I中のデータは、本発明のコーティング組成物(溶液
番号1〜4)が溶液の安定性に関して「メイゾル80M
GJ及び「スパン85」等のエマルション安定剤を含有
するコーティング組成物(溶液番号7及び8)程に、或
はそれよりも良好であることを示す。このことは、コー
ティング組成物番号1〜4がチュー等の米国特許5,8
98.348号に記載される高級脂肪酸のポリオキシエ
チレンソルビタンエステル「トウイーン(Tween 
) 80 J)か或は198441月26日に出願され
たヒッギンズ(Higgina )等の米国出願第57
 &367号に記載される[メイゾル80MGJ界面活
性剤等の乳化剤を含有しない目とから予期されなかった
また、本発明のひだ寄せケーシング(ケーシング資料番
号1〜4)は「メイゾル80MGJで処理したケーシン
グ(ケーシング資料番号7)よりも改頁された結合力値
を有していた。ケーシング資料番号1〜4についてのモ
ード(modal ) (最頻の読み)ひだ解き力がα
29〜0.36ボンド(α13〜Q、16に4)(ひた
寄せして28日後)の範囲であることは、十分にQ、5
5ボンド(α25縁)よりも小さい好ましい範囲内であ
った。
更に、ケーシング資料番号1〜4についての結果をケー
シング資料番号7と比較して示すように、本発明のケー
シングの可剥性は「メイゾル80MG」で処理したそれ
らのケーシングに匹敵できるか或はそれらよりも良好で
あることがわかった。
同様に、本発明のケーシングのひだ解き力は比較配合物
7及び8のひだ解き力に匹敵できることがわかった。
例2 下記の表n<示す組成を有する本発明の範囲内の追加の
コーティング組成物を例1の手順に従って調製した。
商業的に調製された非繊維質のセルロースケーシングを
例1に記述した通りにこれらの溶液組成物で処理しかつ
ひだ寄せした。ケーシングの可剥性を例1の鳩舎のよう
に評価した。結合力及びひだ解き力値は例1で用いた「
コヒアレンシーテストメソッド」及び「デシキーフォー
ステストメソツド」を用いて求めた。ひた寄せスチツク
の性質を下記の表■に挙げる。
表■中のデータは等量の「メイゾル80MGJ界面活性
剤(溶液番号2)の代わりにメチルセルロース(溶液番
号1)を使うことがひだ解き力を望ましくないレベルに
増大することなくひだ寄せケーシング試料番号の結合力
を向上させることを示す。データは、また、メチルセル
ロースと「メイゾル80MGJとを同一の剥離容易なコ
ーティング組成物において組合わせること(溶液番号4
)が、ケーシング試料番号4で立証されるようにひた寄
せスチツクの結合力を相当に低下させることから得策で
ないことを示す。データは、更に、カルボキシメチルセ
ルロース及び「メイゾル80MG」を含有せずにメチル
セルロースを含有するコーティング組成物を塗布したひ
た寄せケーシング(ケーシング試料番号5及び6)が、
「メイゾル80MGJを含有する場合(ケーシング試料
番号2)よりも改良された結合力値を有することを示す
例3 本例では、種々の溶液粘度を有するいくつかのタイプの
セルロースエーテル製品を本発明の実施における適性に
ついて評価した。セルロースエーテル製品はミシガン、
ミツドランド、ザダウケミカルカンパニーからメトセル
■(Methocel■ )の商品名で入手し得る。メ
トセルAブランド製品は、セルロースを塩化メチルと力
性ソーダの存在において反応させて作るメチルセルロー
スである。
メトセルE、に、 228,240及び856ブランド
製品は、セルロースをプロピレンオキシド及び塩化メチ
レンと力性ソーダの存在において反応させて作るヒドロ
キシプロピルメチルセルロースである。メトセルHBブ
ランド製品は、セルロースをブチレンオキシド及び塩化
メチレンと力性ソーダの存在において反応させて作るヒ
ドロキシブチルメチルセルロースである。更に、メトセ
ル228は4,0OOcpsの粘度を有し、メトセル2
40は40、000 cpsの粘度を有し、メトセlL
/856は75.000 cpqの粘度を有し、メトセ
ル)IBは12.000 cpsの粘度を有し、メトセ
ルE−5は5 cpsの粘度を有し、メトセルに−35
は35cpaの粘度を有し、メトセルA−400は40
0cpsの粘度を有する。メトセル溶液の全ての粘度は
ウツベローデ毛管により20℃、濃度2%で測定する。
下記の表■に示す組成を有する本発明の範囲内のコーテ
ィング配合物を例1の千71j[従って調製した。商業
的にF4製された非繊維質のセルロースケーシングを例
1に記述した通りにこれらの溶液組成物で処理しかつひ
だ寄せした。ケーシングの結合力及びひだ解き力値は例
1で用いた「コヒアレンシーテストメソッド」及び「デ
シキーフォーステストメソッド」を用いて求めた。ひだ
寄せスチツク試料の性質を下記の表■に挙げる。
本発明における全ての溶液組成物は、調製後72時間を
越える間安定であった。表■中のデータは、全てのセル
ロースエーテル製品が従来技術よりも改良された塗布ケ
ーシングひだ寄せステックの性質を与えたことを示す。
加えて、評価した全てのセルロースエーテル製品タイプ
は匹敵できるひだ寄せステックの結合力及びひだ解き力
を与えた。
例4 本例は、米国特許5.898.5aa号でチェー郷によ
り教示されるように高級脂肪酸のポリオキシエチレンソ
ルビタンエステル(「トウィーン80J)又はエトキシ
ル化モノグリセリド(「メイゾルaaMGJ)の混合物
を含有するコーティング組成物で処理した非繊維質のひ
だ寄せケーシングステックの性質を、カルボキシメチル
セルロース及びメチルセルロースを含有し、「トウィー
ン80」又は「メイゾル80MGJを含有しないコーテ
ィング組成物で処理したひだ寄せケーシングステックの
性質と比較する。処理したケーシングリコーテイング組
成物及び性質を下記の表■に示す。
表■ 脱イオン水       65.86   6 u 8
   642 B、プロピv7グリコーk    27
.99   2aJO2&40鉱油         
   4.00    4.00    4.00CM
C7LF         (L9G     (19
0α90メトセルE−5−−−−0,42 メイゾル80MG       −−142−−トウィ
ーン80       125    −−     
−−ケーシングステックの性質 7  日                 2.89
       44        5.114 日 
      2.9 S    463   5.22
44  日               五04  
      aL5       5.267  日 
                 、28/、58 
 .50/、61   −587−6014  日  
             −31/、58  .55
/、62  .39/−6244日         
      、56/、69  .4Q/、69  .
46/、84表表中中データは、本発明のひだ寄せケー
シング(ケーシング番号3)の結合力が、明らかに、「
トウイーン80」で処理した従来技術のケーシング(ケ
ーシング番号1)の結合力よりも優れ、かつまた「メイ
ゾル80MGJで処理したケーシング(ケーシング番号
2)の結合力よりも優れていることを示す。ケーシング
番号3のそ−ドひだ解き力はa、38ボンド(α18K
f)であり、これは依然α55ボンド((L25Kp)
よりも小さい好ましい範囲内である。ケーシング番号、
2及び6は容認できる可剥性を有する。
以上により、水溶性のアニオン性セルロースエーテルと
、水溶性の非イオン性セルロースエーテルと、鉱油等の
潤滑成分とを含有するコーティング組成物は、4つの重
要な要因を満足させるが故に、ひた寄せセルロース系食
品ケーシングを製造するのに著しく有用であることがわ
かった。すなわち、本発明のコーティング組成物は、(
1)少くとも72時間安定なままであり、(2)食品ケ
ーシングに容認できる剥離性を付与する能力を有し、(
3)ひだ解き力を望ましくないレベルに増大することな
く良好な結合力を有するひだ寄せケーシングを提供し、
(4)適度な潤滑がケーシングの剥離を可能にしかつケ
ーシングステックがシャーリングマンドレル上を移動す
るのを可能にする。
メチルセルロースは2相系において有効な乳化を引き起
すことが予期されるとは言え、カルボキシメチルセルロ
ースは、また、高い乳化及び分散能を保有することが予
期されることから、本発明のコーティング組成物の安定
性は驚くべきことである。しかし、カルボキシメチルセ
ルロースを含有するチュー等の米国特許& 989.5
48号のコーティング組成物等のコーティング組成物は
、「トウイーン80」、「トウイーン40」又は界面活
性剤365(米国特許& 898.548号、例X■の
組成物A、D、G、L及び0)等の乳化剤の存在しない
場合極めて急速に分離することがわかった。「メイゾル
80MGJを乳化剤として含有する同様のコーティング
組成物(例えは、1984年1月26日に出願毎れた米
国出願第575.567号の25頁、表Vに示すコーテ
ィング組成物F)もまた本発明のコーティング組成物程
安定ではない。該米国出願における組成物Fは、乳化剤
「メイゾル80MGJ又は該特許出願の特許請求の範囲
に記載される乳化剤の内のいずれかを含有しなかったの
で、72時間後に95%の相分離があった。
本発明で見出した驚くべき結果について理論によって縛
られるつもりはないが、本発明にお込て使用する水溶性
のアニオン性及び非イオン性セルロースエーテルの間に
相乗作用がある。例えば、カルボキシメチルセルロース
を含有し、メチルセルロースの無いコーティング組成物
で処理した例1のひ゛だ寄せケーシング資料7はひだ寄
せして28日後に2.08インチ−ボンドだけの低い結
合力値を有し、一方、メチルセルロースを含有し、カル
ボキシメチルセルロースの無いコーティング組成物で処
理した例1のケーシング試料5は単に約39−の非常に
低い可剥性を有するにすぎなかった。同様に、メチルセ
ルロース及び「メイズ〃soMGJを含有するコーティ
ング組成物で処理した例2のひだ寄せケーシング試料4
はひだ寄せして28日後に単に約0.50インチ−ボン
ドの極めて低い結合力を有するにすぎなかった。しかし
、カルボキシメチルセルロースとメチルセルロースの両
方を含有するコーティング組成物で処理した例1のひだ
寄せケーシング資料2は、約97.5 %の良好な可剥
性、ひた寄せして28日後に約2.9フィンチーボンド
の良好な結合力を示し、かつ容認し得るひだ解き力を有
するものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内面をおおうコーティングを有し、該コーティング
    がアニオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第1成
    分と、非イオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第
    2成分と、潤滑剤を含む第3成分との混合物を含むセル
    ロース系食品ケーシング。 2、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前記
    ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求の
    範囲第1項記載のセルロース系食品ケーシング。 3、前記第2成分が約0.007〜約0.15mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第1項記載のセルロース系食品ケーシング。 4、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第1項記載のセルロース系食品ケーシング。 5、前記アニオン性セルロースエーテルをカルボキシメ
    チルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチル
    セルロースから成る群より選ぶ特許請求の範囲第1項記
    載のセルロース系食品ケーシング。 6、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセルロ
    ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキ
    シブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
    ース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
    ロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る群
    より選ぶ特許請求の範囲第1項記載のセルロース系食品
    ケーシング。 7、前記アニオン性の水溶性セルロースエーテルがカル
    ボキシメチルセルロースであり、かつ前記非イオン性の
    水溶性セルロースエーテルがヒドロキシプロピルメチル
    セルロースである特許請求の範囲第1項記載のセルロー
    ス系食品ケーシング。 8、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン油
    、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモノ
    エステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混合
    物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第1項記載のセル
    ロース系食品ケーシング。 9、内面をおおうコーティングを有し、該コーティング
    がカルボキシメチルセルロース及びカルボキシメチルヒ
    ドロキシエチルセルロースから成る群より選ぶアニオン
    性の水溶性セルロースエーテルを含む第1成分と、メチ
    ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
    ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピ
    ルセルロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエ
    チルセルロース及びエチルヒドロキシエチルセルロース
    から成る群より選ぶ非イオン性の水溶性セルロースエー
    テルを含む第2成分と、鉱油、植物油、動物油、シリコ
    ーン油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレ
    ンモノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれら
    の混合物から成る群より選ぶ潤滑剤を含む第3成分との
    混合物を含むセルロース系食品ケーシング。 10、内面をおおうコーティングを有し、該コーティン
    グがアニオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第1
    成分と、非イオン性の水溶性セルロースエーテルを含む
    第2成分と、潤滑剤を含む第3成分との混合物を含む非
    繊維質セルロース系食品ケーシング。 11、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第10項記載の非繊維質セルロース系食品ケーシ
    ング。 12、前記第2成分が約0.007〜約0.15mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第10項記載の非繊維質セルロース系食品ケー
    シング。 13、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第10項記載の非繊維質セルロース系食品ケー
    シング。 14、前記アニオン性セルロースエーテルをカルボキシ
    メチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチ
    ルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範囲第10
    項記載の非繊維質セルロース系食品ケーシング。 15、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第10項記載の非繊維質セル
    ロース系食品ケーシング。 16、前記アニオン性の水溶性セルロースエーテルがカ
    ルボキシメチルセルロースであり、かつ前記非イオン性
    の水溶性セルロースエーテルがヒドロキシプロピルメチ
    ルセルロースである特許請求の範囲第10項記載の非繊
    維質セルロース系食品ケーシング。 17、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第10項記載の
    非繊維質セルロース系食品ケーシング。 18、内面をおおうコーティングを有し、該コーティン
    グがカルボキシメチルセルロース及びカルボキシメチル
    ヒドロキシエチルセルロースから成る群より選ぶアニオ
    ン性の水溶性セルロースエーテルを含む第1成分と、メ
    チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
    、ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロ
    ピルセルロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシ
    エチルセルロース及びエチルヒドロキシエチルセルロー
    スから成る群より選ぶ非イオン性の水溶性セルロースエ
    ーテルを含む第2成分と、鉱油、植物油、動物油、シリ
    コーン油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチ
    レンモノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれ
    らの混合物から成る群より選ぶ潤滑剤を含む第3成分と
    の混合物を含む非繊維質セルロース系食品ケーシング。 19、内面をおおうコーティングを有し、該コーティン
    グがアニオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第1
    成分と、非イオン性の水溶性セルロースエーテルを含む
    第2成分と、潤滑剤を含む第3成分との混合物を含むひ
    だ寄せチューブ状セルロース系食品ケーシング。 20、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第19項記載のひだ寄せチューブ状セルロース系
    食品ケーシング。 21、前記第2成分が約0.007〜約0.15mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第19項記載のひだ寄せチューブ状セルロース
    系食品ケーシング。 22、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第19項記載のひだ寄せチューブ状セルロース
    系食品ケーシング。 23、前記アニオン性の水溶性セルロースエーテルをカ
    ルボキシメチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロ
    キシエチルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第19項記載のひだ寄せチューブ状セルロース系食品
    ケーシング。 24、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第19項記載のひだ寄せチュ
    ーブ状セルロース系食品ケーシング。 25、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第19項記載の
    ひだ寄せチューブ状セルロース系食品ケーシング。 26、内面をおおうコーティングを有し、該コーティン
    グがアニオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第1
    成分と、非イオン性の水溶性セルロースエーテルを含む
    第2成分と、潤滑剤を含む第3成分との混合物を含むひ
    だ寄せチューブ状非繊維質セルロース系食品ケーシング
    。 27、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第26項記載のひだ寄せチューブ状非繊維質セル
    ロース系食品ケーシング。 28、前記第2成分が約0.007〜約0.15mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第26項記載のひだ寄せチューブ状非繊維質セ
    ルロース系食品ケーシング。 29、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第26項記載のひだ寄せチューブ状非繊維質セ
    ルロース系食品ケーシング。 30、前記アニオン性の水溶性セルロースエーテルをカ
    ルボキシメチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロ
    キシエチルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範
    囲第26項記載のひだ寄せチューブ状非繊維質セルロー
    ス系食品ケーシング。 31、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第26項記載のひだ寄せチュ
    ーブ状非繊維質セルロース系食品ケーシング。 32、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第26項記載の
    ひだ寄せチューブ状非繊維質セルロース系食品ケーシン
    グ。 33、ケーシング中の乾燥セルロースの重量を基準にし
    て約12.0〜約40.0重量%の間の水分を有する特
    許請求の範囲第26項記載のひだ寄せチューブ状非繊維
    質セルロース系食品ケーシング。 34、セルロース系食品ケーシングの内面に、アニオン
    性の水溶性セルロースエーテルを含む第1成分と、非イ
    オン性の水溶性セルロースエーテルを含む第2成分と、
    潤滑剤を含む第3成分との混合物を含むコーティング組
    成物を適用することを含むケーシング内に入れかつ加工
    した食品から容易に剥離可能なセルロース系食品ケーシ
    ングの製造方法。 35、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第34項記載のセルロース系食品ケーシングの製
    造方法。 36、前記第2成分が約0.007〜約0.15mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第34項記載のセルロース系食品ケーシングの
    製造方法。 37、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第34項記載のセルロース系食品ケーシングの
    製造方法。 38、前記アニオン性セルロースエーテルをカルボキシ
    メチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチ
    ルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範囲第34
    項記載のセルロース系食品ケーシングの製造方法。 39、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第34項記載のセルロース系
    食品ケーシングの製造方法。 40、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第34項記載の
    セルロース系食品ケーシングの製造方法。 41、非繊維質セルロース系食品ケーシングの内面に、
    アニオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第1成分
    と、非イオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第2
    成分と、潤滑剤を含む第3成分との混合物を含むコーテ
    ィング組成物を適用することを含むケーシング内に入れ
    かつ加工した食品から容易に剥離可能な非繊維質セルロ
    ース系食品ケーシングの製造方法。 42、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第41項記載の非繊維質セルロース系食品ケーシ
    ングの製造方法。 43、前記第2成分が約0.007〜約0.15mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第41項記載の非繊維質セルロース系食品ケー
    シングの製造方法。 44、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第41項記載の非繊維質セルロース系食品ケー
    シングの製造方法。 45、前記アニオン性セルロースエーテルをカルボキシ
    メチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチ
    ルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範囲第41
    項記載の非繊維質セルロース系食品ケーシングの製造方
    法。 46、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第41項記載の非繊維質セル
    ロース系食品ケーシングの製造方法。 47、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第41項記載の
    非繊維質セルロース系食品ケーシングの製造方法。 48、ケーシング中の乾燥セルロースの重量を基準にし
    て約12.0〜約40.0重量%の間の水をケーシング
    に添加することを含む特許請求の範囲第41項記載の非
    繊維質セルロース食品ケーシングの製造方法。 49、内面をおおうコーティングを有するチューブ状セ
    ルロース系ケーシングに食用エマルジョンを詰め、かつ
    食品を加工することを含む加工食品の製造方法であつて
    、該コーティングがアニオン性の水溶性セルロースエー
    テルを含む第1成分と、非イオン性の水溶性セルロース
    エーテルを含む第2成分と、潤滑剤を含む第3成分との
    混合物を含む前記方法。 50、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第49項記載の加工食品の製造方法。 51、前記第2成分が約0.0007〜約0.15mg
    /前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許
    請求の範囲第49項記載の加工食品の製造方法。 52、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第49項記載の加工食品の製造方法。 53、前記アニオン性セルロースエーテルをカルボキシ
    メチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチ
    ルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範囲第49
    項記載の加工食品の製造方法。 54、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第49項記載の加工食品の製
    造方法。 55、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第49項記載の
    加工食品の製造方法。 56、内面をおおうコーティングを有するチューブ状非
    繊維質セルロース系ケーシングに食用エマルジョンを詰
    め、かつ食品を加工することを含む加工食品の製造方法
    であつて、該コーティングがアニオン性の水溶性セルロ
    ースエーテルを含む第1成分と、非イオン性の水溶性セ
    ルロースエーテルを含む第2成分と、潤滑剤を含む第3
    成分との混合物を含む前記方法。 57、前記第1成分が約0.01〜約0.04mg/前
    記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請求
    の範囲第56項記載の加工食品の製造方法。 58、前記第2成分が約0.007〜約0.15mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第56項記載の加工食品の製造方法。 59、前記第3成分が約0.035〜約0.28mg/
    前記ケーシング内面in^2の間の量で存在する特許請
    求の範囲第56項記載の加工食品の製造方法。 60、前記アニオン性セルロースエーテルをカルボキシ
    メチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチ
    ルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範囲第56
    項記載の加工食品の製造方法。 61、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第56項記載の加工食品の製
    造方法。 62、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第56項記載の
    加工食品の製造方法。 63、ケーシング中の乾燥セルロースの重量を基準にし
    て約12.0〜約40.0重量%の間の水分を有する特
    許請求の範囲第56項記載の加工食品の製造方法。 64、アニオン性の水溶性セルロースエーテルを含む第
    1成分と、非イオン性の水溶性セルロースエーテルを含
    む第2成分とを含み、食品ケーシングの内面を処理する
    のに有用なコーティング組成物。 65、潤滑剤を含む特許請求の範囲第64項記載のコー
    ティング組成物。 66、前記潤滑剤を鉱油、植物油、動物油、シリコーン
    油、アセチル化モノグリセリド、ポリオキシエチレンモ
    ノエステル、ソルビタントリオレエート及びこれらの混
    合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第65項記載の
    コーティング組成物。 67、前記アニオン性セルロースエーテルをカルボキシ
    メチルセルロース及びカルボキシメチルヒドロキシエチ
    ルセルロースから成る群より選ぶ特許請求の範囲第64
    項記載のコーティング組成物。 68、前記非イオン性セルロースエーテルをメチルセル
    ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロ
    キシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
    ロース、エチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースから成る
    群より選ぶ特許請求の範囲第64項記載のコーティング
    組成物。 69、3〜6の炭素原子と少くとも2つのヒドロキシ基
    とを有するポリオールを含む特許請求の範囲第64項記
    載のコーティング組成物。 70、前記ポリオールをプロピレングリコール、トリエ
    チレングリコール、グリセリ、ソルビトールから成る群
    より選ぶ特許請求の範囲第69項記載のコーティング組
    成物。 71、前記ケーシングがセルロース系食品ケーシングを
    含む特許請求の範囲第64項記載のコーティング組成物
    。 72、前記セルロース系食品ケーシングが非繊維質食品
    ケーシングである特許請求の範囲第71項記載のコーテ
    ィング組成物。 73、前記コーティング組成物の重量を基準にして、少
    くとも約0.3重量%の前記アニオン性の水溶性セルロ
    ースエーテルと、少くとも約0.2重量%の前記非イオ
    ン性の水溶性セルロールエーテルとを含有する溶液を含
    む特許請求の範囲第64項記載のコーティング組成物。 74、前記コーティング組成物の重量を基準にして少く
    とも約1重量%の潤滑剤を含む特許請求の範囲第73項
    記載のコーティング組成物。
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