JPS5810705Y2 - オ−トバイのエンジン懸架装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 コノ考案は、整流板を兼ねたオートバイのエンジン懸架
装置に関する。

一般に、オートバイは、空冷エンジンを採用する場合が
多い。

エンジンは、車体中央部に取付けた支持板に締着するが
、空冷エンジンの場合、走行風による冷却をよくするた
め、エンジンのシリンダ部等に、風受は板や整流板を取
付けることがある。

この場合は余分な製作手間を要し、コストアップになっ
て都合が悪い。

この考案は、かかる点に鑑み改善したもので、以下図面
に示す本考案の実施例について説明する。

鋼管製の左右フレーム１の下部に、前部２を巾広にした
Ｕ状の懸架板３を左右一対になるように各々溶着する。

エンジン４は、シリンダ５を前向きにして、エンジンケ
ース６を懸架板３の間に入れ、ボルト７で懸架板３に締
着し、シリンダ５を、懸架板３の巾広の前部２の内側に
位置させる。

作用について説明する。

懸架板３は、前後で左右フレーム１に溶接できるので、
丈夫にできる。

そして、懸架板３の巾広の前部２の内側にシリンダ５を
位置させたので、巾広の前部２が左右の整流板を兼ねる
ことができ、シリンダ５に冷却風が当り易く冷却を促進
サセる。

以上説明したように、この考案は、左右フレームの下部
に、前部な巾広にしたＵ状の懸架板を溶着し、該懸架板
の間にエンジンケースな入れてボルトで締着し、前向き
にしたシリンダを、懸架板の前部の内側に位置させたの
で、懸架板の巾広の前部が整流板を兼ねシリンダに冷却
風がよく当るようにする役目をする。

そして、懸架板は、前後上端で左右フレームに溶接でき
るので、両持ちになって丈夫にできる。

又、エンジンのシリンダが、懸架板の巾広の前部によっ
て隠れるので、体裁もよく、外観に変化ができる。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示し、第１図は側面図、第２図
は第１図Ａ−Ａ矢視断筒拡大図である。 １・・・・・・左右フレーム、２・・・・・・前部、３
・・・・・・懸架板、 ・・・・・シリンダ、 ６・・・・・・エンジンケース、 ・・・・・・ボルト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 左右フレームの下部に、前部な巾広にしたＵ状の懸架板
   を溶着し、該懸架板の間にエンジンケースな入れてボル
   トで締着し、前向きにしたシリンダを、懸架板の前部の
   内側に位置させたことを特徴とするオートバイのエンジ
   ン懸架装置。