JPS58104902A - 乳化重合方法 - Google Patents

乳化重合方法

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JPS58104902A
JPS58104902A JP20342781A JP20342781A JPS58104902A JP S58104902 A JPS58104902 A JP S58104902A JP 20342781 A JP20342781 A JP 20342781A JP 20342781 A JP20342781 A JP 20342781A JP S58104902 A JPS58104902 A JP S58104902A
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acid
monomer
vinyl
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直 阿部
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青木 正博
Takeo Tsukamoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特定の水溶性カルボ−ニル基含有共重合体を
分散剤として用いて重合性二重結合を有する不飽和単量
体を乳化重合する方法に関するものである。この乳化重
合方法の優れた点は、少なくとも2個のヒドラジン残基
を有するヒドラジン誘導体を添加すれば、耐水性、耐溶
剤性、耐ブロッキング性勢の緒特性の優れた塗膜を与え
る重合体分散物が得られることである。
一般に、乳化重合によって得られる重合体分散物、すな
わち樹脂エマルジョンやゴムラテックス尋社、乳化重合
を円滑に行なわ(るために添加し九脂肪酸石けん吟のア
ニオン性界向活性剤(乳化剤)、或いはポリビニルアル
コール、メチルセルロース、エチルセルロ−ス、ヒドロ
キシエチルセルロー・ス轡の保護コロイド(分散剤)が
含有されているために、その塗膜等の皮膜が耐水性に劣
る尋の欠点があった。
本発明者等は、通常の界面活性剤(乳化剤)や保護コロ
イド(分散剤)を用いて乳化重合させて得た重合体分散
物の上記欠点を改良する目的で種々研究を重ね九結果、
重合性二重結合を有する不飽和単量体を、特定の水溶性
カルボニル基含有共重合体を分散剤として乳化重合させ
て得られ九重合体分散物が、少なくとも2個のヒドラジ
ン残基を有するヒドラジン誘導体の配合という簡単な手
段で耐水性、耐薬品性、耐ブロッキング性、耐溶剤性、
及びアルキッド樹脂塗膜や塩化ビニル樹脂塗膜への接着
性等のII特性に著しく優れた塗″:。
膜を与えることを知り、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明a、(A) (a)分子中に少なくと
も1個のアルド基又Lケト基及び7個の重合可能な二重
結合を有するカルボニル基有単量体単位を0. j〜り
Zj1量九、(b)3〜j個の炭素原子を有するモノオ
レフィン性不飽和カルボン酸、同不飽和カルボン酸アミ
ド、同不飽和カルボン酸アミドのN−アルキル及び/又
はN−アルキロール誘導体、モノオレフィン性不飽和ス
ルホン酸よ抄なる群から選ばれた単量体単位をタタj〜
O0j重量九、(C)アクリル酸又はメタクリル酸の炭
素数7〜1個のアルキルエステル、ビニル芳香族化合物
、ハ四ゲン化ビニル、エチレン、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、飽和カルボン酸ビニルエステル、/
、3−ジエンよりなる群から、選ばれた単量体単位をO
〜70重量九含有する水溶性カルボニル基含有共重合体
を分散剤として用いて、(B)重合性二重結合を有する
不飽和単量体を乳化重合(共重合を含む)させることを
特徴とする乳化重合方法である。
本発明の乳化重合において用いる分散剤は、上記単量体
単位(J)−をo、3〜りit重量九、上記単量体単位
(b)をり□ * j −0,3重量九、及び上記本量
体単位(C) t O〜70重量九含有する水溶性カル
ボニル基含有共重合体という特定の共重合体で6砂、こ
の点が本発明の最大の′特徴である。パ その単量体−位(a)を生成せしめる単量体線、分子中
に夢なくとも7個のアルド基又はケト基及び束゛合可能
な二重結合を有する単量体′ンすなわちモノオレフィン
性不飽和アルド化合物又はモノ”オレフィン性不飽和ケ
ト化合物である。勿論、重合可能な二重結合ととものみ
有する化合物はこの単量体には含まれない。かかる単量
体の例と−しては、たとえばアク謬レイン、ジアセトン
アクリルア2ド、ホルミルスチロール、参〜7個の炭素
原子を有゛するビニルアルキルケトン(た′とえばビニ
ルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルブチルケ
トン)、一般式 (式中、R1はH又はCI、 、R”a H又は1〜3
個の炭素原子を有するアルキル基、Bは7〜3個め炭氷
原子を有するアルキル基、1は”−/〜参個の炭素原子
を有するアルキ・、ル基を示す、) で表わされるアクリル(又はメタクリル)オキシアルキ
ルプロパナール、−ジアセトンアトり゛リレート、アセ
トニトリルアクリレート、ジアセトンメタクリ・レート
、−−ヒドロキシプロピルアクリレ゛−トー゛アセチル
アセテート、ブタンジオール−/、弘−アクリレートア
セチルアセテート等がめげら2する0%に好ましいその
単量体はジアセトンアクリルアミド、アクロレイ・ン及
びビニルメチルケトンである。
これらの単量体単位(!I)は、その水溶性共重合体中
−一種以上含まれていてもよい。
その単量体単位(b)を生成せしめる単量体としては、
まず3〜3個の炭素原子を有するモノオレフィン性不飽
和カルボン酸、同不飽和カルボン酸アミド、同不飽和カ
ルボン酸アミドのN−アルキル及び/又aN−アルキロ
ール誘導体があげられるが、その不飽和カルボン酸はモ
ノ、カルボン酸であってもジカルボン酸であって亀差支
えがない、そのモノオレフィン性不飽和カルボン酸及び
その上記誘導体の例としては、たとえばアクリル酸、メ
タクリル酸、イタフン酸、マレイン酸、これら各酸のア
ミド、N−メチルアクリルアミド、N−イソブチルアク
リルア建ド、N−メチルメタクリルア建ド、N−メチロ
ールアクリルアミド、N−メチロールメ)クリルアミド
、N−エトキシメチルアクリルアミド、 N −n−ブ
トキシメチルアクリルアミド、N−イソプロポキシメタ
クリルアミド等があげられる。tた、単量体学位(b)
を生成せしめる単量体としてL、モノオレフィン性不飽
和スルホン酸も用いられ、千の例としてはビニルスルホ
ン酸、メチルアクリルアミドブロノ(ンスルホン酸勢が
あげられる。これら°の単量体単位(b)を生成せしめ
る単量体として特に好ましいものはアクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸、マレイン酸、アクリルアミド°、
メタクリルアミドである。これらの単量体単位(b)は
、その水溶性共重合体中に、2種以上含すれていてもよ
い。
その単量体単位(c)を生成せしめる単量体としては、
アクリル酸又はメタクリル酸の炭素数/〜taのアルキ
ルエステル(た°とえばアクリル酸又はメ□゛タクリル
酸のメチル、エチル、イソプロピル□、n−プロピル、
n−ブチル、イソブチル、t−ブチル轡のエステル)、
ビニル芳香族化合物(たとえはスチレン)ハロゲン化ビ
ニル(九とえは塩イヒビニル、臭化ビニル、塩化ビニリ
デン)、エチレン、アクリロニトリル、メタクリロ、3
トリル、飽和カルボン酸ビニルエステル(たとえば酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル)、/、J−ジエン(たと
えばブタジェン、り10プレン)郷があげられる。これ
らの単量体単位(C)はその水溶性共重合体中に2種以
上含まれていてもよい。
本発明の乳化重合において分散剤として用いるかかる単
量体単位(麿)〜(c)を含有する水溶性カルボニル基
含有共重合体は、上記したような各単量体を所定の割合
で用いて水性液中で乳化重合させることによって容易に
製造することができ、その乳化重合自体は公知であるの
ズその説明を省略する。
本発明において分散剤として用いる水溶性カルボニル基
含有共重合体中の単量体単位(!1)の含有量は0.3
〜り乞!重量九、好ましくat〜60重量九でToシ、
単量体単位(b)の含有量社りz3〜O13重量九、好
ましくは20〜70重量九であり、単量体単位(C)の
含有量はθ〜70@量九、好ましくFi10〜参〇重量
九である。単量体単位(a)の含有量が上記範−より少
ないと共重合体中のアルド基又状ケト基の含有量が少な
くなるので、本発明の乳化重合によって得られた重合体
分散物にヒドラジン誘導体を添加しても塗膜物性改善効
果が得られにくくなる。また、単量体単位C11)の含
有量が上記範囲より多くなると、単量体単位(b)の含
有量が少なくなって共重合体の分散性能が低下し、重合
時の安定性に欠ける。共重合体中の単量体学位(b)の
含有量が上記範囲より少なくなる七、上記したように共
重合体の水溶性や分散性能が低下するし、(b)の含有
量が上記範囲より多くなると単量体単位(a)の含有量
が少なくなりすぎて、本発明9!、化重合で得られる重
合体分散液のヒドラジン誘導体の添加による塗膜物性改
善効果が得られにくくなる。さらK、単量体単位(C)
は必ずしも必須でないが、分散剤共重合体の水溶性や分
散性能等の調節の六めに適当量含有せしめるのが望まし
いことが多い。
本発明の乳化重合方法は、以上詳述し走水溶性カルボニ
ル基含有共重合体を分散剤として用いて重合性二重結合
を有する不飽和単量体を乳化重合させるものであるが、
その単量体には製品重合体分散物の用途尋に応じて種々
のものを用いることができる。たとえばスチレン、α−
メチルスチレン、クロロスチレン郷の芳香族ビニル単量
体;アクリル酸、メタクリル酸等の不飽和カルボン酸;
アクリル酸アミド、メタ久すル酸アζド等の不飽和カル
ボン酸アギド;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル等のアクリル酸エステル;メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル尋のメタクリル酸エステ
ル;塩化′−1 ビニル、臭化ビニルJ塩化ビニリデン勢のI)ロゲン化
ビニル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル郷のビニルエ
ステル7、−ypジエン、イソプレン郷の共役ジエン及
びエチレン等があげられる。これら単量体は、製品重合
体分散物の用途*に応じて適宜に選択使用され、通常は
2種以上の単量体を併用して共重合させることが多い。
本発明の乳化重合は、上記特定の共重合体を分散剤とし
て用いる以外は、常法にしたがって行なわせればよく、
勿論その際に重合開始剤が使用されるし、その特定の分
散剤に乳化剤中低の分散剤を併用することができ、特に
通常の乳化剤(界面活性剤)を併用するのが望!しい。
重合開始剤としては、たとえば過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム等の過硫酸基、過酸化水素、ベンゾイルパ
ーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブ
チルハイドロパーオキサイド勢の過酸化物、アゾビスイ
ソプチロニ□トリルなどが用いられ、特に水溶性開始剤
、及び上記した開始剤に還元成分を組合わゼたレドック
ス型開始剤が好ましい。
併用される乳化剤としては、たとえば高級アルコール硫
酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩−、ポリ
オキシエチレンアルキルサルフェート塩、ポリオキシエ
チレンアルキルフェノールエーテルサルフェート塩ナト
の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
テル、エチレンオキサイドプロピレンオキサイドブロッ
クコポリマー、ツルビタン誘導体勢の非イオン性界面活
性剤があげられる。
また、本発明の乳化重合に用いられる上記した特定の分
散剤には、場合によっては他の分散剤、たとえばポリビ
ニルアルコールやヒドロキシエチルセルロース等を併用
できるが、他の分散剤を多量に併用すると、得られる重
合体分散物の優れた特性あるいはこれより得られる塗膜
の特性、例えば耐水性が失なわれるので、最少限の併用
にとどめるのが望ましい。
乳化重合の温度条件線、格別の制限がないが、通常、グ
O〜り1IC1好ましく#′i6θ〜りOCである。
本発明の乳化束合によって得られる重合体分散物は、そ
の乳化重合において用いた分散剤の水溶性カルボニル基
含有共重合体が含まれているから、その重合体分散物に
少なくとも2個のヒドラジン残基を有するヒドラジン誘
導体を添加すれば、分散剤共重合体のアルド基又はケト
基とヒドラジ・ン誘導体のヒドラジン残基との間で架橋
反応を起し、分散剤は水不溶性のものに変化するので、
その水不博性物を含有する塗膜性、耐水性、耐薬品性、
耐ブロッキング性、耐溶剤性等に優れ、かつアルキッド
樹脂塗膜や塩化ビニル樹脂塗胛郷に対する接着性にも優
れたものとなる。したがって、本発明の乳化重合方法で
得られる重合体分散物社、塗料、旧塗料補怖剤、不織布
用バインダー、紙や布の粘接着剤郷として有利に使用で
きる。
本発明の乳化重合によって得られた重合体分散物のm膜
の改良等のために、同車合体分散物に添加されるヒドラ
ジン鱒導体は、少なくとも一個のヒドラジン残基を有す
るものでTo秒、たとえば−〜IO個、特に9〜6個の
炭素原子を有するジカルボン酸ジヒドラジド(良とえば
しゆう酸ジヒドラジド、iロシ酸ジヒドラジド、こ紘く
酸ジヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸
ジヒドラジド、セパシン酸ジヒドラジド、マレイン酸ジ
ヒドラジド、フマル酸ジヒドラジド、イタコン陵ジヒド
ラジド)、コル参個の炭素原子を有する脂肪族水溶性ジ
ヒドラジン(た2えばエチレンーノ、コージヒドラジン
、フロピレン−/、3−ジヒドラジン、ブチレン−/。
弘−ジヒドラジン)があげられる、また、一般式 〔式中、Xは水素原子又はカルボ中シル基であり、Yは
水素原子又はメチル基てあり、人はアクリルアミド、メ
タクリルアミド−、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル又は無水マレイン酸の各単位であり、Bはアク
リルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル又は無水マレイン酸と共重合可能
な単量体の単位である。また、1.tm及び見は下記の
各式 コ毫ル丸く1<、100・モル九 Oモル九く講→露くりgモル九 l+鶴→鴇竺 100モル九 を満足する数を示す。〕 で表わされるボリャーも、そのヒドラジン鍔導体として
使用で−、する。かかるポリマーは、1ま たとえば特開昭3!−6!3j号公報に詳述されている
次に、分散剤共重合体製造例、実施例及び比較例をあげ
て本発明をさらに詳述する。これらの例にシいて用い丸
部及び九は、特に記載しない隈9重量基準による。
分散剤共重合体製造例1 まず、温度調節器、いかシ形攪拌機、還流冷却器、供給
容器、温度針及び窒素導入管を備えた反応容器内を窒素
置換し九のち、これに水130部及び過硫酸カリウム0
.3部を装入した。
別に、供給物1−1としてそれぞれ下記の組成物を用意
した。
供給物■ 水                   100  
部アクリル酸         73部 メタクリル酸        lj部 部アクリルア建ド      参O部 ′ジアセトンアクリルア建ド  30部供給物I 水                    jO部過
硫酸カリウム        1 部供給物I 水                     6 部
メタ重亜硫酸ソーダ     0.j  部次いで、反
応容器内をgOCに加熱して攪拌しながら、これに供給
物Iを少量ずつグ時間かけて連続的に供給し、かつ供給
物1の供給を開始してから一時間後より、供給物量及び
供給物Iを少量ずつ約3時間かけて連続的に供給しえ。
供給物■及び供給物量′の供給゛を終了した後に、反応
容器内をざ3CK昇温させてコ時間保ち重合を終了させ
た。重合生成物を室温に冷却して表/に示すカルボニル
基含有共重合体の水溶液、すなわち分散剤水婢液を得た
分散剤共′重合体製造例コ まず、分散剤共重合体製造例1におけると同様に反応容
器内を窒素置換したのち、これに水200部及びラウリ
ル硫酸ソーダ/部を装入した。
別に、供給物l−11として、それぞね下記の組成物を
用意した。
供給物I 水                   ioo  
部ラウリル硫酸ソーダ    0.j 部メタクリル酸
       33部 アクリル酸         lj 部アクリル酸エチ
ル      30 部ジアセトンアクリルアミド 、
20 部供給物I 水                     2 部
過硫酸カリウム       0.3  部次いで、反
応容器内を窒素置換したのち、tOCに加熱して攪拌し
ながら、これに供給物■及び供給物lを少量ずつ約参時
間かけて連続的に供給した。その供給を終了した後、ざ
jCに昇温してさらに、2時間保ち、重合を終了した0
重合生成物′を°室温に冷却して表7に示すカルボニル
基含有共重合体の水性分散液を得た。次いで、この分散
液を水で希釈し、さらtlc2j96アン4=ア水を添
加して水性分散液を可溶化し、カルボニル基含有共重合
体水溶液、すなわち分散剤水溶液を得意。
分散剤共重合体製造例3〜6 単量体の種類及び使用量を表7に示すようKそれぞれ変
更し、、そのほかは上記製造例/又は2に記載の方法に
*Cて重合させ、表/に示すカルボニル基含有共重合体
(分散剤)水溶液を得た。
表    / 実施例1 温度調節量、いか〕形攪拌機、還流冷却器供給容器、温
度計及び窒素導入管を備えた反応容器・内を窒素置換し
たのち、これに水200部及び分散剤共重合体製造例/
にシいて得られた分散剤水溶液C11度、2に96)3
0部を装入した。
別に、供給物l及び供給物lとして、それぞれ下記の組
成物を用意した。
供給物I 水                     100
部上記製造例1で得られた分散 割水溶液(濃度コj96)     、20部p−ノニ
ルフェノール/エチレン オキナイド204ル付加物の硫酸 半エステルナトリウム塩水溶液( 濃度jJ”、96)             3部メ
タクリル酸メチル     λコO部アクリル酸−コー
エチルヘキシル i61部アクリル酸        
   1部アクリルアミド        ≠部 供給物l 水                 g! 部過硫酸
カリウム     2.j 部 次いで、反応容器内をIに’CK保持しながら、これに
供給物1の1096量を装入してから、供給物I及び供
給物lの残シを金策ずつ3.3時間かけて連続的に供給
した。その供給終了後、さらに2時間同温度を保持して
重合を完了させた。重合生成物を冷却して共重合体分散
液を得た。
得られた共重合体分散液に、アンモニア水を加えてPH
を7〜IK調整した。得られた共重合体分散液の塗膜物
性は表2に示すとおりであ〉、その塗膜物性は良好でな
かった。
しかし、この共重合体分散液にマレイン酸ジヒドラジド
2部を添加し、室温で7時間攪拌して得た分散液の塗膜
は表2に示すとおりであり、耐ブロッキング性、耐溶剤
性等の特性が良好であり、アルキッド樹脂塗膜及び塩化
ビニル樹脂塗膜に対する接着性も良好であつ九。
実施例λ 実施例1におけると同様に反応容器内を窒素置換をした
のち、水200部およびこれにアニオン性乳化剤、すな
わち実施例/において用いたと同一のアニオン性乳化剤
水溶液(濃度jj、96)、2部、及び分散剤共重合体
製造例コで得られた分散剤水溶液(濃度2!96)10
部を装入した。
別罠、供給物I及び供給物Iとして、それぞれ下記の組
成物を用意した。
供給物I 水                    100 
 部上記アニオン性乳化剤水溶液 (濃度3夕九)        1部 同アニオン性乳化剤水溶液 (濃度、2j九)   ’、    30 部スチレン
         200部 アクリル酸−n−ブチル  7部参部 アクリル酸          1 部アクリルアミド
        1 部供給物■ 水                 lJ 部過賛酸
カリウム     、24 1 次いで、反応容器内を夕OCK加熱して攪拌しながら、
まずこれに供給物層の1096を装入してから、供給物
I及び供給物lの残りを少量ずつ3〜3.3時間かけて
連続的に供給した。その供給終了後、さらに45時間り
OCに保って重合を完了させ、生成物を室温に冷却後ア
ンモニア水を加えてPHを7〜ltに調整した。得られ
た共重合体分散液の塗−物性は表2に示すとお秒であっ
た。
また、この共重合体分散液にセバシン酸ジヒドラジド一
部を添加し、約7時間室温で攪拌して得られた共重合体
分散液の塗膜物性は表2に示すとおりであり、耐水性、
耐アルカリ性、耐プロツー、)1.ング性、耐溶剤性が
優れておシ、アルキッド樹脂塗膜や塩化ビニル樹脂塗膜
に対する接着性も良好であった。
実施例3〜6 使用単量体を表−に示すように変え、かつ分散剤共重合
体製造例3(実施例3)、分散剤共重合体製造例4t(
実施例り)、分散剤共重合体製造例j(実施例り、又は
分散剤共重合体製造例6(実施例6)を使用し、そのほ
かは実施例/又は実施例コの方法に準じて共−重合体分
散液を得喪、得られた共重合体分散液の塗膜物性(実施
例3のみ)、及び共重合体分散液にヒドラジン誘導体を
添加しえもののI&膜物性はそれぞれ表2に示すとおり
であった。
各実施例で得られた共重合体分散液は、これに少なくと
も2個のヒドラジン残基を有するヒドラジン誘導体を添
加することにより、その塗膜物性、特に耐水性、耐ブロ
ッキング性、耐溶剤性等が著しく向上する。iた、アル
キッド樹脂塗膜や塩化ビニル樹脂塗膜に対する接着性4
向上する。このように、ヒドラジン誘導体の添加という
極めて簡単な手段で特段に優れた塗膜物性を与える重合
体分散液が得られるのが本発明の乳化重合方法の優れ九
効果である。
表コの注 *7:単量体は下記の略号によシ表示した。
MMA・・・メタクリル酸メチル 8t   −・φスチレン 、2−BHA・・λ−エチルへキシルアクリレート AA  −・・アクリル酸 A@ルml−〇〇アクリルア建ド VAc a・φ酢酸ビニル DAAM @−シア七ドアクリルア建ド秦コ;塗膜物性
の試験方法及びその結果の評価は下記にしたがつ九。
(1)耐水性 重合体分散物をフレキシブル板上 にjOμ(乾燥塗膜)となるように 塗布し1.20Cで7週間乾燥させ、 試験片を作成し喪。この試験片を20 Cの水に/週間浸漬し、塗膜の外観 及びブリスター発生の有無を評価した。
(コ)耐アルカリ性 (1)におけると同様にして作成し た試験片を、20’Cにおいて飽和石 灰水中に浸漬し、(1)に訃けると同 様に評価した。
(3)耐ブロッキング性 重合体分散物をガラス板上に!0 J4(乾燥塗膜)きなるように塗布し 5.20Cで7時間乾燥して試験片を 作成した。この試験片の塗膜上にガ ーゼを置き、さらに、toot加重し 、所定の温度で、24C時間処理した後、その粘着性を
評価した。
(弘)硬度 (3)と同様にして作成した試験片 の船端硬度を測定した。
<3)耐溶剤性 (3)と同様にして作成した試験片 に、マジックインキ又は事務用イン キで線を引き、酢酸エチルでふき取 夛、その塗膜状態を評価した。
<6> wn膜へO接着性 アルキッド樹脂塗膜又は塩化ビニ ル樹脂塗膜上に!θμ(乾燥塗膜) になるように重合体分散物を塗布し 、コOCで7週間乾燥させえ、その 後、セロファンテープを用いて剥離 試験をし、その接着力を評価した。
(7)耐黄変性 (3)Kおけると同様にして得た試 験片に、/に一離れた距離から、殺 菌紫外線ラングを1週間照射し、そ のときの黄変度を評価した。
(ざ)各評価結果は下記にしたがって表示した。
◎・・・非常KjL好 0・・・良好 Δ・・・普通 X・・・不良 *j:各例におけるとドラジン誘導体は、それぞれ下記
のものを用いた。まえ 、その添加量は重合体分散液の重合 体100m K対してA!部であった。
実施?Il/ ・・・iレイン酸ジヒドラジド 実施例−拳・・セパシン酸ジヒドラジ ド 実施例3・・・マレイン酸ジヒドラジド実施例り00.
アジピン酸ジヒドラジド!J!施例j・・・セバシン酸
ジヒドラジド爽[Flj −−−アジピン酸ジヒドラジ
ド比較例/ 実施例/において用いたと同様な反応容器内を窒素置換
してから、これに水、200部及びヒドロキシエールセ
ルロース水溶液(濃廖t’*)to部を一人し九。
1: 別に、供給物[、及び供給物■七して、それすれ下記の
組成物を用意し走。
供給物I 水                   100  
部実施例1で用いたと同一のアニオ ン性乳化剤水溶液(濃度Jj96>    !  部と
ドロ中ジエチルセル■−ス水溶 液(濃度196)          参θ 部メタタ
リル酸メチル     2コθ部アクリル酸−コーエチ
ルへキシル  761 部アクリル酸        
   l 部アクリル酸アンド        ダ 部
供給物■ 水                      13
  部過硫酸カリウム        よj部次いで、
反応容器内に供給物1の7096を装入してからIjt
CK加熱して攪拌しながら、これに供給物I及び供給物
■の残りを少量ずつ3.j時間かけて連続的に供給した
。その供給終了後、さらに2時間同温度を保って重合を
完了させた。
得られた共重合体分散液の塗膜物性、及びこの共重合体
分散液の重合体100部に七ノ(シン酸ジヒドラジドを
1.3部添加して約7時間室温で攪拌して得た共重合体
分散液の塗膜物性線、七れぞれ表3に示すとおりであつ
九比較例2 、単量体を賢更し、かつヒドロキシエチルセル−ロース
水溶液の代、9に一ポリビニルアルコール水溶液C11
度1096)’70部を使用し、そのはかは比較例7に
準じて重合全行なわせて、共重合体水性分散液を得た。
得られた共重合体水性分散液の塗膜物性、及びこの共重
合体水性分散液の重合体700部にアジピン酸ジヒドラ
ジド/、 j 9を添加して約7時間室温で攪拌して得
られた分散液の塗膜物性は、それぞれ表3に示すとおり
であった。
表    3 表3の注 II/及び11!λは表2の注に同じ。
表3の結果から明らかなように1比較例の共重合体分散
物は、その塗膜物性が著しく劣るし、これにヒドラジン
誘導体を添加してもその塗膜物性が格別に改善されない
L 特許出願人 油化パーヂイツシエ株式会社:・V′j

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. /、  (A)  C編)分子中に少なくとも1個の 
    3アルド基又紘ケト基及び7個の重合可能な二重結合を
    有するカルボ轟ル基含有単量体単位を0. j〜り9.
    1重量九、(b)3〜j、個の炭素原子を有する峰ノオ
    レフィン性不飽和カルボン酸、同年飽和カルボン酸ア電
    ド、同不飽和カルボン酸アζドのN−アル中ル及び/又
    はN−フルキロール誘導体1、篭ノオレフイン性不飽和
    スルホン酸よ)なる群から選ばれた単量体単位をりzj
    〜−αj重員九、(ζ)アクリル酸又はメタクリル酸の
    炭素数/−を個のアルキルエステル、ビニル芳香族化合
    物、ハロゲン化ビニル、エチレン、アクリロニトリル、
    メタクリ1ニトリル、飽和カルボン酸ビニルエステ〜%
     /、J−ジエンよ)なる群から選ばれ九単量体単位を
    O〜70重量九含有する水溶性カルボニル基含有共重合
    体を分散剤として用いて、(B)重合性二重結合を有す
    る不飽和単量体を乳化重合(共重合を含む)させるこ七
    を特徴2する乳化重合方法。
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