JPS5810398Y2 - シ−ルドケ−ス - Google Patents

シ−ルドケ−ス

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Publication number
JPS5810398Y2
JPS5810398Y2 JP9750778U JP9750778U JPS5810398Y2 JP S5810398 Y2 JPS5810398 Y2 JP S5810398Y2 JP 9750778 U JP9750778 U JP 9750778U JP 9750778 U JP9750778 U JP 9750778U JP S5810398 Y2 JPS5810398 Y2 JP S5810398Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
shield case
metal
case
utility
Prior art date
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Expired
Application number
JP9750778U
Other languages
English (en)
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JPS5514749U (ja
Inventor
友幸 林
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP9750778U priority Critical patent/JPS5810398Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイッチングレギュレータ等に用いるシールド
ケースに関し、簡単な構成で優れたシールド効果を実現
し、しかも組立、補修作業等も著しく容易に行えるよう
にしたものである。
一般に、スイッチングレギュレータ等のように高電圧、
大電流をスイッチングして電力を制御する回路において
は、それから輻射される電磁波が他の回路に大きな影響
を与えるため、必ず静電的。
磁気的あるいは電磁気的なシールドを施す必要がある。
第1図は、このような目的で使用される従来のシールド
ケースを示すものであり、1および2は金属製の上蓋お
よび下蓋、3は冬着の間に配置されるガスケット、4は
下蓋2の底面に収納されたプリント基板、5はプリント
基板4に装着されたスイッチングトランジスタ等の電子
部品、6,7は入出力用のリード線、8は締結用のビス
、9は平座金、10はばね座金、11はナツトである。
これは、上蓋1、下蓋2の間にガスケット3を挟み、上
蓋1と下蓋2をビス8等で締めつけることにより上蓋1
と下蓋20間の隙間をなくシ、気密性を高めるようにし
たものである。
ところが、このようなシールドケースは、(1)ガスケ
ット3そのものが非常に高価である。
(2)大量のビス8、ナツト11等が必要であるため、
部品点数が多くなり、この点でも高価になる。
(3)上蓋1と下蓋2の締付けに多くの労力と時間を要
するため、量産化が図りにくい。
(4)ビス8等の締結度合によって上蓋1や下蓋2が変
形され易く、また補修のために何度もシールドケースの
開閉を行うと、ガスケット3も変形され易く、いずれに
してもシールド効果が著しく低減されてしまう。
という多くの問題を含んでいる。
本考案はこのような従来の問題を一挙に解決するように
したシールドケースを提供するものである。
以下本考案の一実施例について第2図〜第5図とともに
説明する。
図において、12.13はそれぞれ上面が開口し、底面
が閉口し、内部が中空となった金属ケース、12aは上
側の金属ケース12の内壁に形成されたねし山、13a
は下側の金属ケース13の外壁に形成されたねし山、1
3bは下側の金属ケース13の内壁に形成された平面部
分、13 Cは下側の金属ケース13の外壁に形成され
た放熱用フィン、14は下側の金属ケース13の底面に
収納されたプリント基板、15はプリント基板14上に
装着された回路部品、16は同じくプリント基板14上
に装着されたスイッチングトランジスタ、17は上記ス
イッチングトランジスタ16を平面部分13bに圧着す
るための取付金具、18は金具取付用のビス、19はば
ね座金、20は入出力用のリード線である。
上記構成において、第1図、第2図に示すよう下側の金
属ケース13の外側にばね座金19を嵌合し、上側の金
属ケース12のねじ山12 aを下側の金属ケース13
のねし山13 aに螺合し、両者を強く締め付けると、
2つの金属ケース12.13の内部は略完全に密封され
る。
すなわち、両金属ケース12.13を強く締め付けると
、ばね座金19の弾撥力によって両金属ケース12.1
3は互に離れる方向に附勢され、その結果第4図に示す
ように2つのねし山12 a 、13 aが互に圧接さ
れ、水も漏らさぬ程の気密性をもたらす。
このため、シールドケースの内部から輻射される電磁波
は、第4図に21で示すようにねじれ12aと13Hの
間で形成される複数の接触面を径て外部に出ようとする
が、その接触面を通過するたびに減衰され、最終的に外
部へ漏れる電磁波は十分減衰されたものとなる。
なお、ねじ山12 a 、13 aに電気抵抗の小さい
(導電性の良い)物質を塗布(またはメッキ)しておけ
ば、シールド効果はより優れたものになる。
ところで、このように気密性が高くなると、スイッチン
グロス等によるトランジスタ16の発熱が問題になるが
、この実施例ではトランジスタ16の発熱は、金属ケー
ス13に伝達され、この金属ケース13の周囲全体およ
び放熱用フィン13Cからきわめて効果良く行われる。
また、金属ケース13の底面にプリント基板14を取り
付け、その下面にトランジスタ16を取り付けるように
すると、プリント基板14やトランジスタ16の取り付
けが困難になるとか、補修作業が困難になるとか、放熱
用フィン13Cまでの熱抵抗が大きくなって放熱効果が
劣化する等の問題があるが、この実施例のようにトラン
ジスタ16を内壁に設けた平面部分13bに取り付ける
ようにすれば、このような問題を一挙に解決することが
できる。
なお、各金属ケース12.13を、アルミ等のダイキャ
ストで構成すれば、ねじ山や平面部分やフィンを有する
比較的複雑な形状のものでもきわめて容易に製造するこ
とができる。
また、上記実施例では放熱用フィン13 Cを金属ケー
ス13の外壁全域に均一な幅で形成したが、第6図、第
7図のようにフィン13Cの外周が正方形になるように
して実質占有空間を小さくすることも有効である。
もちろん、第7図に例示するように内壁に2つの平面部
分13 b 、13 bを設けるようにしてもよい 以上のように、本考案によれば、きわめて簡単な構成で
優れたシールド効果を実現することができ、しかも高価
なガスケットや多くの締結部品も不要になり、組立、補
修作業もきわめて容易に行えるなどの優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシールドケースを示す分解斜視図、第2
図、第3図は本考案の一実施例の分解断面図および分解
斜視図、第4図、第5図はその要部を示す断面図および
斜視図、第6図、第7図は本考案の他の実施例の平面図
である。 12.13・・・・・・金属ケース、12 a 、13
a・・・・・・ねじ山、13 b・・・・・・平面部
分、13 C・・・・・・放熱用フィン、14・・・・
・・プリント基板、16・・・・・・スイッチングトラ
ンジスタ(発熱部品)、19・・・・・・ばね座金。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)上面が開口し、底面が閉口し、内部が中空となっ
    た円筒状の2つの金属ケースで構成され、一方の金属ケ
    ースの外壁面にねし山を形成し、他方の金属ケースの内
    壁面に上記ねし山に螺合されるねし山を形成したことを
    特徴とするシールドケース。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項の記載において、
    各ねじ山に電気比抵抗の小さい物質を塗布したことを特
    徴とするシールドケース。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項の記載において、
    少なくとも一方の金属ケースの外壁に放熱用フィンを設
    けたことを特徴とするシールドケース。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲第1項の記載において、
    少なくとも一方の金属ケースの内壁に平面部分を設け、
    この平面部分に発熱部品を取り付けるようにしたことを
    特徴とするシールドケース。
JP9750778U 1978-07-14 1978-07-14 シ−ルドケ−ス Expired JPS5810398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9750778U JPS5810398Y2 (ja) 1978-07-14 1978-07-14 シ−ルドケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

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JP9750778U JPS5810398Y2 (ja) 1978-07-14 1978-07-14 シ−ルドケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5514749U JPS5514749U (ja) 1980-01-30
JPS5810398Y2 true JPS5810398Y2 (ja) 1983-02-25

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ID=29032404

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9750778U Expired JPS5810398Y2 (ja) 1978-07-14 1978-07-14 シ−ルドケ−ス

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JP (1) JPS5810398Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3405866A1 (de) * 1984-02-18 1985-08-22 Deutsche Forschungs- und Versuchsanstalt für Luft- und Raumfahrt e.V., 5000 Köln Staustrahleinspritzvorrichtung, insbesondere bei direkteinspritzendenden dieselmotoren

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Publication number Publication date
JPS5514749U (ja) 1980-01-30

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