JPS5919423Y2 - コンデンサの取付構造体 - Google Patents
コンデンサの取付構造体Info
- Publication number
- JPS5919423Y2 JPS5919423Y2 JP1439279U JP1439279U JPS5919423Y2 JP S5919423 Y2 JPS5919423 Y2 JP S5919423Y2 JP 1439279 U JP1439279 U JP 1439279U JP 1439279 U JP1439279 U JP 1439279U JP S5919423 Y2 JPS5919423 Y2 JP S5919423Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- terminal type
- lead terminal
- supply structure
- capacitor
- Prior art date
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- Expired
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源バス等の直流供給用の給電構造体に流れ
ている交流分を吸収するため、この給電構造体に設ける
コンデンサの取付構造体に関する。
ている交流分を吸収するため、この給電構造体に設ける
コンデンサの取付構造体に関する。
大きな直流を供給する電源バス等の給電構造体に流れる
交流分を吸収する場合、例えば、銅板等の直流抵抗が少
ない材料を出力平滑回路の配線に用いた大出力のスイッ
チング電源においてスイッチングにより生じた交流成分
を吸収する場合には、従来前記給電構造体に接続するコ
ンデンサとしてネジ端子形コンデンサが用いられている
。
交流分を吸収する場合、例えば、銅板等の直流抵抗が少
ない材料を出力平滑回路の配線に用いた大出力のスイッ
チング電源においてスイッチングにより生じた交流成分
を吸収する場合には、従来前記給電構造体に接続するコ
ンデンサとしてネジ端子形コンデンサが用いられている
。
即ち、ネジ端子形コンテ゛ンサのネジ端子部寸法に合わ
せて給電構造体に穴を設けることにより、当該給電構造
体に直接、ネジ端子形コンテ゛ンサをネジ止めにて接続
・固定するのである。
せて給電構造体に穴を設けることにより、当該給電構造
体に直接、ネジ端子形コンテ゛ンサをネジ止めにて接続
・固定するのである。
しかし、一般にネジ端子構造は形状の大きなコンテ゛ン
サにのみ用いられるため、ネジ端子部のもつインダクタ
ンスと相俟ってネジ端子形コンテ゛ンサの高周波におけ
るインピーダンスが高く、交流分の吸収効果に不足があ
る。
サにのみ用いられるため、ネジ端子部のもつインダクタ
ンスと相俟ってネジ端子形コンテ゛ンサの高周波におけ
るインピーダンスが高く、交流分の吸収効果に不足があ
る。
一方、他の端子構造として電極にリード線を用いたリー
ド端子形コンデンサがある。
ド端子形コンデンサがある。
このリード端子形コンデンサはリード線の長さを短かく
できるため、高周波におけるインピーダンス特性は先の
ネジ端子形コンデンサよりも優れる。
できるため、高周波におけるインピーダンス特性は先の
ネジ端子形コンデンサよりも優れる。
しかし、大電流を流す給電構造体に半田付けなどの手段
でこのリード端子形コンデンサを直接接続することは以
下の理由によって事実上不可能である。
でこのリード端子形コンデンサを直接接続することは以
下の理由によって事実上不可能である。
即ち、この種の給電構造体は熱伝導性が極めて良好であ
ると同時に熱容量も極めて大きい。
ると同時に熱容量も極めて大きい。
そのため、半田付けによってリード端子形コンデンサの
リード線を給電構造体に接続する場合、当該給電構造体
の温度を高温に保たねばならずしかも高温になるまでの
時間及び半田付は後に低温に戻るまでの時間がともに長
く、リード端子形コンテ゛ンサはこの間長く高温に晒さ
れて破壊されてしまうのである。
リード線を給電構造体に接続する場合、当該給電構造体
の温度を高温に保たねばならずしかも高温になるまでの
時間及び半田付は後に低温に戻るまでの時間がともに長
く、リード端子形コンテ゛ンサはこの間長く高温に晒さ
れて破壊されてしまうのである。
この熱破壊を避けるため従来、第1図に示すように、リ
ード端子形コンデンサ1の各リード線2゜2aをラグ板
等の取付金具4,4aに一旦半田付けしてからこれらの
取付金具4,4aをネジ6で給電構造体3の夫々の導体
にネジ止めするという取付構造体を採ることがある。
ード端子形コンデンサ1の各リード線2゜2aをラグ板
等の取付金具4,4aに一旦半田付けしてからこれらの
取付金具4,4aをネジ6で給電構造体3の夫々の導体
にネジ止めするという取付構造体を採ることがある。
なお、図中5は半田であるが、この半田5を用いずに取
付金具4゜4aを圧着金具としてこの圧着金具を各リー
ド線2.2aに圧着接続することもある。
付金具4゜4aを圧着金具としてこの圧着金具を各リー
ド線2.2aに圧着接続することもある。
しがしこの構造でリード端子形コンデンサ1を取付けた
場合、リード線2,2aは比較的長く必要とされるため
、この部分のインダクタンスが利いて元来有する優れた
高周波インピーダンス特性を有効には生かしきれない。
場合、リード線2,2aは比較的長く必要とされるため
、この部分のインダクタンスが利いて元来有する優れた
高周波インピーダンス特性を有効には生かしきれない。
しかも給電構造体3に1個のリード端子形コンデンサ1
を接続する都度2個所でのネジ止めを要し、多数のリー
ド端子形コンデンサ1を同一の給電構造体3に並列接続
する場合には並列個数に比例した多くのネジ止め工程が
必要となる。
を接続する都度2個所でのネジ止めを要し、多数のリー
ド端子形コンデンサ1を同一の給電構造体3に並列接続
する場合には並列個数に比例した多くのネジ止め工程が
必要となる。
本考案は上記従来技術の問題点に鑑み、リード端子形コ
ンデンサの優れた高周波インピーダンス特性を十分に生
かせる取付構造体の提供を目的とするもので、その構成
は、印刷配線板に形成した2本の配線導体に1個若しく
は複数個のリード端子形コンデンサを接続し、直流供給
用の給電構造体に対する前記配線導体の機械的接続によ
って当該給電構造体と前記リード端子形コンテ゛ンサと
の導通を得たことを特徴とする。
ンデンサの優れた高周波インピーダンス特性を十分に生
かせる取付構造体の提供を目的とするもので、その構成
は、印刷配線板に形成した2本の配線導体に1個若しく
は複数個のリード端子形コンデンサを接続し、直流供給
用の給電構造体に対する前記配線導体の機械的接続によ
って当該給電構造体と前記リード端子形コンテ゛ンサと
の導通を得たことを特徴とする。
以下第2図を参照して本考案の一実施例を説明する。
第2図において、7は印刷配線板であってその表面(図
では下面)には2本の配線導体8゜8aを形成しである
。
では下面)には2本の配線導体8゜8aを形成しである
。
リード端子形コンデンサ1の2本のリード線2,2aは
半田9によって対応する配線導体8,8aに半田付けし
てあり、一方給電構造体3の2本の導体には対応する配
線導体8.8aの表面を密着させてネジ6によって接続
せしめる。
半田9によって対応する配線導体8,8aに半田付けし
てあり、一方給電構造体3の2本の導体には対応する配
線導体8.8aの表面を密着させてネジ6によって接続
せしめる。
この場合、リード端子形コンアンサ1は印刷配線板7に
実装されるため、配線導体8゜8aに接続されるリード
線2,2aの長さは非常に短かくてすむ。
実装されるため、配線導体8゜8aに接続されるリード
線2,2aの長さは非常に短かくてすむ。
しかも配線導体8,8aは広い面積に自由に形成できる
。
。
それ故、リード端子形コンテ゛ンサ1と給電構造体3と
の接続に極めて小さいインダクタンスしか存在せず、リ
ード端子形コンテ゛ンサ1の優れた高周波インピーダン
ス特性が十分に発揮される。
の接続に極めて小さいインダクタンスしか存在せず、リ
ード端子形コンテ゛ンサ1の優れた高周波インピーダン
ス特性が十分に発揮される。
一方、取付は工程に着目すると、複数個のリード端子形
コンデンサ1を並列接続する場合でも多数のリード線2
,2aと2本の配線導体8,8aとの半田付けはソルダ
ーフロー等の手段により同時に遠戚でき、配線導体8゜
8aと給電構造体3とのネジ止めは2個所だけで良い。
コンデンサ1を並列接続する場合でも多数のリード線2
,2aと2本の配線導体8,8aとの半田付けはソルダ
ーフロー等の手段により同時に遠戚でき、配線導体8゜
8aと給電構造体3とのネジ止めは2個所だけで良い。
したがって第1図に示した従来構造に比べはるかに少な
い数量のネジ6で多数のリード端子形コンデンサ1を給
電構造体3に並列接続でき、取付は工数が非常に低減す
る。
い数量のネジ6で多数のリード端子形コンデンサ1を給
電構造体3に並列接続でき、取付は工数が非常に低減す
る。
ところで上記実施例において、配線導体8,8aと給電
構造体3との機械的接続をネジ止めで得たが、これに限
定されるものではなくネジ6の他にクリップなどの締付
具を用いて配線導体8,8aを給電構造体3に圧接させ
る機構であれば良い。
構造体3との機械的接続をネジ止めで得たが、これに限
定されるものではなくネジ6の他にクリップなどの締付
具を用いて配線導体8,8aを給電構造体3に圧接させ
る機構であれば良い。
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によ
れば、大きな直流を流せる給電構造体に高周波インピー
ダンス特性の優れたリード端子形コンデンサをインピー
ダンスの増加なく且つ少ない取付は工数で接続できる。
れば、大きな直流を流せる給電構造体に高周波インピー
ダンス特性の優れたリード端子形コンデンサをインピー
ダンスの増加なく且つ少ない取付は工数で接続できる。
特に大電流出力を有する高周波スイッチング電源の出力
平滑回路にノード端子形コンテ゛ンサを採用できるため
、出力電圧の高周波成分を効果的に抑制することが可能
となる。
平滑回路にノード端子形コンテ゛ンサを採用できるため
、出力電圧の高周波成分を効果的に抑制することが可能
となる。
かように本考案は極めて有用である。
第1図は従来のコンテ゛ンサの取付構造体の断面図、第
2図は本考案の一実施例に係るコンデンサの取付構造体
の断面図である。 図面中、1はリード端子形コンデンサ、2,2aはリー
ド線、3は給電構造体、6はネジ、7は印刷配線板、8
,8aは配線導体、9は半田である。
2図は本考案の一実施例に係るコンデンサの取付構造体
の断面図である。 図面中、1はリード端子形コンデンサ、2,2aはリー
ド線、3は給電構造体、6はネジ、7は印刷配線板、8
,8aは配線導体、9は半田である。
Claims (1)
- 印刷配線板に形成した2本の配線導体に1個若しくは複
数個のリード端子形コンデンサを接続し、直流供給用の
給電構造体に対する前記配線導体の機械的接続によって
当該給電構造体と前記リード端子形コンデンサとの導通
を得たことを特徴とするコンデンサの取付構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1439279U JPS5919423Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | コンデンサの取付構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1439279U JPS5919423Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | コンデンサの取付構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55115034U JPS55115034U (ja) | 1980-08-13 |
JPS5919423Y2 true JPS5919423Y2 (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=28834217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1439279U Expired JPS5919423Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | コンデンサの取付構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919423Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6643613B2 (ja) * | 2015-10-27 | 2020-02-12 | 北川工業株式会社 | コンデンサユニット |
-
1979
- 1979-02-08 JP JP1439279U patent/JPS5919423Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55115034U (ja) | 1980-08-13 |
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