JPS58103379A - α−アセチルラクトン類の製造方法 - Google Patents
α−アセチルラクトン類の製造方法Info
- Publication number
- JPS58103379A JPS58103379A JP20014681A JP20014681A JPS58103379A JP S58103379 A JPS58103379 A JP S58103379A JP 20014681 A JP20014681 A JP 20014681A JP 20014681 A JP20014681 A JP 20014681A JP S58103379 A JPS58103379 A JP S58103379A
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- acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、α−アセチルラクトン類の製造方法に関する
。
。
α−アセチルラクトン類は香料、医薬品の中間体として
重要なt#lJ質である。特に一般式 (式中、nは2から4の整数を示す) で表わされる化合物中Hxw 5の化合物は、α−アセ
チル−J−/(レロラクトンであり、脳血栓治療薬とし
て知られるペントキシフィリン製造の中間体となり得る
ものである。
重要なt#lJ質である。特に一般式 (式中、nは2から4の整数を示す) で表わされる化合物中Hxw 5の化合物は、α−アセ
チル−J−/(レロラクトンであり、脳血栓治療薬とし
て知られるペントキシフィリン製造の中間体となり得る
ものである。
一般式!で表わされる化合物は、従来金職ナトリウムを
使用した反応によりラクトン類と酢酸エチルとの反応で
得られる(11えは、特公昭51−537011131
−8271号公報参照)。しカルこの方法は、反応物質
の取扱い上の問題、さらKIIIl生するエタノールを
糸外に出すなどの繁雑な操作な賛するばかりでなく、収
率も40〜50%台であり、満足できない。
使用した反応によりラクトン類と酢酸エチルとの反応で
得られる(11えは、特公昭51−537011131
−8271号公報参照)。しカルこの方法は、反応物質
の取扱い上の問題、さらKIIIl生するエタノールを
糸外に出すなどの繁雑な操作な賛するばかりでなく、収
率も40〜50%台であり、満足できない。
以上の事1c@み、本発明者らは鋭意検討の結果、一般
式 (式中、nは2から4の整数を示し、R1およびR3は
水嵩または低級アルキル基な示す) で表わされる化合v/lを塩基性条件下にて加水分w4
後、これにひきつづき反応系を酸性とすることにより−
(、一般式Iで表わされる化合物を製造する方法を得た
ものである。
式 (式中、nは2から4の整数を示し、R1およびR3は
水嵩または低級アルキル基な示す) で表わされる化合v/lを塩基性条件下にて加水分w4
後、これにひきつづき反応系を酸性とすることにより−
(、一般式Iで表わされる化合物を製造する方法を得た
ものである。
さらに詳細に説明すると、一般式■で表わされる化合物
ヲヘンゼン、トルエン等の芳香表糸溶媒に、5〜401
重量%一度になるように溶解させた浴液を、苛性ソーダ
または苛性カリをアルコール類に1〜301[%一度で
俗解させた浴液中に加え、10〜50℃、好ましくは1
0〜25℃にて1〜4時間攪拌反応させる。ひきつづき
、この反応系中に酸を加えてpHを65〜6とし15分
から1時間反応を続ける。ここで使用する酸としては、
憾歌、ms、リン酸などの鉱酸をはじめ、パラトルエン
スルホン酸、 rnllなとの有機酸v使用することが
できる。
ヲヘンゼン、トルエン等の芳香表糸溶媒に、5〜401
重量%一度になるように溶解させた浴液を、苛性ソーダ
または苛性カリをアルコール類に1〜301[%一度で
俗解させた浴液中に加え、10〜50℃、好ましくは1
0〜25℃にて1〜4時間攪拌反応させる。ひきつづき
、この反応系中に酸を加えてpHを65〜6とし15分
から1時間反応を続ける。ここで使用する酸としては、
憾歌、ms、リン酸などの鉱酸をはじめ、パラトルエン
スルホン酸、 rnllなとの有機酸v使用することが
できる。
ここで得られた反応液は、中和嵌木を加えて塩類を俗解
させ、有機溶媒を使用して抽出し、有機溶媒を濃縮する
ことにより、目的とするα−アセチルラクトン@を得る
ことができる。
させ、有機溶媒を使用して抽出し、有機溶媒を濃縮する
ことにより、目的とするα−アセチルラクトン@を得る
ことができる。
この反応において、化合物■を直接苛性ソーダ、または
苛性カリ等を俗解したアルコール類中に添加して、反応
させることも十分に可能であり、それによって目的物を
得ることもできる。しかしながら、この方法によると目
的物Iの他に、副反応として、環化反応が起らず脱水反
応が起った結果生じる、一般式 (式中、nおよびR3は前記の通り) で表わされる化合物の副生が顕著となる。従って、目的
とするα−アセチルラクトン類の収率低下をきたす。本
発明者らは、一般式■で表わされる化合物の副生を抑制
することを検討の結果、一般式■の化合物を芳香族系化
合物に俗解させて反応に付すことがこの副反応を抑制す
る上で有効で、目的物の収率な向上させる番も併せて見
い出した。
苛性カリ等を俗解したアルコール類中に添加して、反応
させることも十分に可能であり、それによって目的物を
得ることもできる。しかしながら、この方法によると目
的物Iの他に、副反応として、環化反応が起らず脱水反
応が起った結果生じる、一般式 (式中、nおよびR3は前記の通り) で表わされる化合物の副生が顕著となる。従って、目的
とするα−アセチルラクトン類の収率低下をきたす。本
発明者らは、一般式■で表わされる化合物の副生を抑制
することを検討の結果、一般式■の化合物を芳香族系化
合物に俗解させて反応に付すことがこの副反応を抑制す
る上で有効で、目的物の収率な向上させる番も併せて見
い出した。
尚、この方法において使用する一般式■で表わされる化
合−は、 CM、C0CH,C00RIで表わされるア
セト酢酸エステルとx+CH,+−0CO−で表わされ
るω−ハロゲノアルキルエステル(両i般式においてn
%R1,R,は前記の通り、XはCj、Brまたはlを
示す)とを有Ia溶媒中で塩基性物質の存在下に反応さ
せるととくより製造することができる。
合−は、 CM、C0CH,C00RIで表わされるア
セト酢酸エステルとx+CH,+−0CO−で表わされ
るω−ハロゲノアルキルエステル(両i般式においてn
%R1,R,は前記の通り、XはCj、Brまたはlを
示す)とを有Ia溶媒中で塩基性物質の存在下に反応さ
せるととくより製造することができる。
以下に実施例を示して本発明をa明するが、これらは何
ら本発明の技術的範、St−制限するものではない。
ら本発明の技術的範、St−制限するものではない。
実施例1
苛性ソーダ40pを400dのメタノールに溶解させ、
この中に25℃にて、2−アセチル−5−アセトキシ吉
単鍍メチル(一般式■においてn−6、R1およびR1
がメチル基なる化合物)10B9Y500JJのトルエ
ンに溶解させた溶液を加え、その後25℃にて3時間攪
拌反応させる。
この中に25℃にて、2−アセチル−5−アセトキシ吉
単鍍メチル(一般式■においてn−6、R1およびR1
がメチル基なる化合物)10B9Y500JJのトルエ
ンに溶解させた溶液を加え、その後25℃にて3時間攪
拌反応させる。
この反応液に、50pの**酸が150−のメタノール
にて稀釈された溶液を、内温か25℃を越えないように
注意しながら10分間で加え、さらに15分攪拌反応さ
せる。
にて稀釈された溶液を、内温か25℃を越えないように
注意しながら10分間で加え、さらに15分攪拌反応さ
せる。
これにジクロルエタン1jを加え攪拌後5%炭酸水素ナ
トリウム水浴液400−を加えて分液する。水層は、さ
らにジクロルエタン400dで2回抽出しジクロルエタ
ン層!I2まとめて@#マグネシウムにて脱水後、減圧
下VC@縮し粗α−アセチルーーーバレロラクトン68
Iiを得た。
トリウム水浴液400−を加えて分液する。水層は、さ
らにジクロルエタン400dで2回抽出しジクロルエタ
ン層!I2まとめて@#マグネシウムにて脱水後、減圧
下VC@縮し粗α−アセチルーーーバレロラクトン68
Iiを得た。
これを減圧蒸留し、沸点154〜138℃/4■Hgの
留分629を得た。収率87%。
留分629を得た。収率87%。
生成物は、核磁気共鳴スペクトル、赤外縁吸収スペクト
ルおよび元素分析によりα−アセテルー−−ノくレロラ
クトン←i般式Iにおいてn−=5の化合物)であるこ
とが確認された。
ルおよび元素分析によりα−アセテルー−−ノくレロラ
クトン←i般式Iにおいてn−=5の化合物)であるこ
とが確認された。
実施例2
苛性カリ28Iiを2501のメタノール溶解させ、こ
の中に20℃にて、2−アセチル−4−アセトキシ酪酸
エチル(IQ:式I[4Cおいてn =2、R1がエチ
ル基、R1がメチル基である化合物)54gをベンゼン
200−に溶解させた溶液を加え、五5時間反応させた
。その後25gの1m硫酸が1001のメタノールに稀
釈された浴液な、内温が20〜25℃にて10分間で添
加し、久いでさらに15分間攪拌反応させた。以下実施
例1と同様に後処理を行ない、5111の粗α−アセチ
ルーr−ブチロラクトンv得た。これを減圧蒸留し沸点
106〜108℃15yuaHgの留分27.9を得た
。収率84%。
の中に20℃にて、2−アセチル−4−アセトキシ酪酸
エチル(IQ:式I[4Cおいてn =2、R1がエチ
ル基、R1がメチル基である化合物)54gをベンゼン
200−に溶解させた溶液を加え、五5時間反応させた
。その後25gの1m硫酸が1001のメタノールに稀
釈された浴液な、内温が20〜25℃にて10分間で添
加し、久いでさらに15分間攪拌反応させた。以下実施
例1と同様に後処理を行ない、5111の粗α−アセチ
ルーr−ブチロラクトンv得た。これを減圧蒸留し沸点
106〜108℃15yuaHgの留分27.9を得た
。収率84%。
この生成物は核磁気共鳴スペクトル、赤外−吸収スペク
トルおよび元素分析により、α−アセチル−r−バレC
X)クトン(la:式■においてnm2の化合物)であ
ることが確認された。
トルおよび元素分析により、α−アセチル−r−バレC
X)クトン(la:式■においてnm2の化合物)であ
ることが確認された。
特許出願人
大日本インキ化学工業株式会社
財団法人川村理化学研究所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (式中、nは2から4の整数を示す) で表わされるラクトン類を製造するにあたり、υ (式中、nは2から4の整数を示し、R8およびR3は
水嵩または低級アルキル基な示す) で表わされる化合物を、溶媒の存在または不存在下、塩
基性条件下で加水分解し、続いて#tt−加えることK
よりラクトン化することを特徴とするα−アセチルラク
トン類の製造方法。 2一般式■で表わされる化合物の缶液を苛性ソーダもし
くは苛性カリの低級アルコール訓浴液中に加えて反応さ
せる特許請求の範囲第1項記載の方法。 五 一般式■で表わされる化合物を俗解する俗塵が芳査
欣糸溶媒である特許請求の範囲第1または2項に記載の
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20014681A JPS58103379A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | α−アセチルラクトン類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20014681A JPS58103379A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | α−アセチルラクトン類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103379A true JPS58103379A (ja) | 1983-06-20 |
JPH0219831B2 JPH0219831B2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=16419547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20014681A Granted JPS58103379A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | α−アセチルラクトン類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103379A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007052383A1 (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-10 | Sumitomo Chemical Company, Limited | 6,6−ジメチル−3−オキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オンの製造方法 |
JP2007308473A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-11-29 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 6,6−ジメチル−3−オキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オンの製造法 |
US9139553B2 (en) | 2006-03-21 | 2015-09-22 | The Governors Of The University Of Alberta | Poly(ethylene oxide)-block-poly(ester) block copolymers |
-
1981
- 1981-12-14 JP JP20014681A patent/JPS58103379A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007052383A1 (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-10 | Sumitomo Chemical Company, Limited | 6,6−ジメチル−3−オキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オンの製造方法 |
JP2007308473A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-11-29 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 6,6−ジメチル−3−オキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−オンの製造法 |
US7928253B2 (en) | 2005-11-01 | 2011-04-19 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Method of producing 6,6-dimethyl-3-oxabicyclo[3.1.0]hexan-2-one |
US9139553B2 (en) | 2006-03-21 | 2015-09-22 | The Governors Of The University Of Alberta | Poly(ethylene oxide)-block-poly(ester) block copolymers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0219831B2 (ja) | 1990-05-07 |
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