JPS5810287A - 釣銭準備装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ヌーパや百貨店等の大規模小売店等で使用
される釣銭準備装置に関する。

一般にヌーパーや百貨店においては各売場毎に金銭登録
機を備え、毎日売上精算を行なっており。

したがって毎朝一定の金種、金額の釣銭を準備している
。この釣銭の準備は、前日に前々日の売−１−金を仕分
けした後、各レジ毎に各金種をカウントして袋詰めして
おき、当日の朝各レジ担当者が金銭管理所に金銭袋を取
りにゆき、それを受取り受領印を台帳に押印することに
より行なっている。

また釣銭が切れた場合、レジ担当者が経理担当まで両替
に行っている。しかしこのよう々釣銭準備方法は１人手
をわずられすものであり、煩雑でありまだ間違いもおか
しやすい。この不便さを解消するためこの出願の発明者
らは、釣銭準備用の金銭放出装置を開発し、すでにいく
らかの特許出願を行なっている。

そのうちの１つ（特願昭５６年第９０１４３）はあらか
じめ売場固有の金種、数量の組合せパターンを複数用意
して設定記憶しておくとともに。

各組合せパターンに対応する入力手段たとえばキーボタ
ンヲ設ケ、このキーボタンを操作すると。

対応する組合せパターンの金種、数量の金銭が一括して
金銭放出部より放出されるものである。この金銭放出装
置を用いれば毎朝、あるいは必要に応じてキーボタンさ
え押せば、売場にあった金種・数量のパターンの釣銭が
一括して得られるので以ＡｉＪに比して非常に便利にな
った。

しかしなお欲をいえば、釣銭の必要性は同じ売場におい
ても１日によって差があり、特に平日に比べ休日や給料
日後数日といった特殊日にはお客も多くそれだけ釣銭も
多く必要とするのでこれら休日、平日、特殊日の日態様
によって一括放出される金銭の金種・数量の組合せパタ
ーンを変え得ればさらに便利である。

それゆえにこの発明の目的は、以前よりもさらに改良さ
れた。同じ売場でも日態様によって放出金銭パターンの
相違する釣銭準備装置を提供するにある。

」二記目的を達成するために、この発明の釣銭準備装置
は、あらかじめ売場固有の金種・数量の組合せの複数パ
ターンを、平日・休日・特殊日等の日態様毎に設定記憶
しておくとともに、平日・休［１・特殊日等の日態様も
設定しておき、操作部に設けられる人力手段（一括放出
キーボタン）を選ＪＲして操作すると、その入力手段に
対応した。シフかも設定日態様に対応した放出パターン
の金種・＠量の金銭を金銭放出部より放出するようにし
ている。

以下１図面を参照してこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示す釣銭準備装置の概略
構成図である。

第１図に示す釣銭準備装置は両替機としての機能も併せ
有している。第１図において硬貨判別装置１は硬貨を受
けてその種別を判別し、その判別信号を制御回路２内の
ＣＰＵ３に送る。硬貨判別装置１はまたバラ硬貨放出装
置も兼ねている。紙幣判別装置４は９紙幣取込機５より
受入れた紙幣の種別を判別して判別信号をＣＩ）Ｕ３に
送る。紙幣放出機６はＣＰＵ３よりの指令を受けて、所
定額の紙幣を放出する。筒状硬貨放出機７もＣＰＵ乙の
指令を受けて、所定の筒状硬貨（１本；５０枚）を送出
する。カードリーダ８は投入されたカードよシカード爲
等を読取り、ＣＰＵ３に送る。

メモリ９にはＣＰＵ３用のプロクラムや各種データが記
憶されている。プリンタ制御回路１０はＣＰＵ３の指令
にもとづき、レシート用プリンタ１１゜ジャーナル用プ
リンタ１２に印字動作を行なわせる。前向操作部１３は
キーボード部９表示部等を含んでおり、キーボード部よ
シの信号はＣＰＵ３に送られ、ＣＰＵ３からの信号が表
示部で表示される。後面操作部１４も、同様にキーボー
ド部。

表示部を有している。　　　。

次に第２図に前面操作部のパネル図を示している。第２
図において入金表示部２０は両替時に入金された金額等
を表示する。残金表示部２１は金銭放出後等の残金を表
示する。一括放出指定ボタン群２２は、５つのボタンＰ
１．Ｐ２．・・・・・・Ｐ５からなり、各ボタンは、そ
れぞれ対応する金種。

数量の組合せパターンを指定する。それゆえこの実施例
では５つのパターンの選択指定が可能である。またこの
キーボタンは照光式のキーボタンであり押下されると照
光表示動作を行なう。金種ボタン群２ろは５千券ボタン
、千券ボタン、・・・盲部ボタン、五十筒ボタン等から
構成されており、各金種ボタンも照光式のボタンであっ
て、残金表示部２１の表示額に対して１選択可能な金種
ボタンが点灯される。なお金種ボタン群２６中には暗証
入力指定ボタンが含まれている。数量ボタン２４は、金
種ボタン２３と組合せて使用され、金種ボタン群２３と
同じく照光式の押ボタンキーである。

残金表示部２１の表示に対して点灯される金種ボタンの
１つを押すと、今度は数量ボタン群２４の選択可能な数
量ボタンが点灯される。たとえば５０００円の残金表示
に対して金種ボタン群２６中の千券ボタンが押されたと
すると、数量ボタン群２４の５キーボタンが点灯される
。ファンクションキーボタン群２５には御粘訂正ボタン
、係員≠ボタン、残金任意ボタンが含まれている。一括
訂正ボタンはそれまで入力したすべてをキャンセルする
だめのものであり、係員≠ボタンは特定モードで釣銭準
備を行なうとき係員Ｅを入力するだめのキーボタン、残
金任意ボタンは残金表示に表示されている金銭を機械の
判断で自動的に放出させるだめのキーボタンである。

第５図は後面操作部のパネル図を示している。

第６図において入力表示部３ｏはテンキ一部３２より入
力される数値を表示するために設けられている。キー６
１はプリセット、通常、補充、放出Ｘ、Ｚ、回収等の各
モードを設定し、モードを切換えるだめのキーである。

ファンクションキーボタン群ろ３は、券ボタン、筒ボタ
ン、バラボタン。

一括ナボタン、その他のファンクションキーボタンを有
している。スライドスイッチ６４は日態様の設定、すな
わち平日・休日・特殊日を設定するヌイッチである。こ
のスライドスイッチ３４は通常毎朝係員がその日が平日
か休日が特殊日であるかによってそれに対応する設定を
行なうようになっている。

第４図にはメモリ９に配される一括放出の組合セハター
ンの記憶領域を示しておＶ＞、Ｐｉｍ、Ｐ２ｍ・・・・
・・Ｐ’５ｍは、一括放出指定ポタンＰ　１　、　Ｐ２
・・・Ｐ５に対応して設けられる記憶領域である。各記
憶領域Ｐ１ｍ、Ｐ２ｍ・・・・・・Ｐ　５　ｍはそれぞ
れ平日用の金種、数量の組合せパターンが記憶される記
憶領域Ｍ１．同様に休日の組合せパターンが記憶される
記憶領域Ｍ２．特殊日の組合せパターンが記憶される記
憶領域Ｍ３か針構成される。

さらにこれら記憶領域Ｍｌ　、Ｍ２．Ｍ３は、それぞれ
ｍｌからｍ１２までの各記憶領域からなり。

記憶領域ｍ１〜ｍ１２にはそれぞれ２なる金種と数量が
プリセットされる。たとえば記憶領域ｍ１には１円筒硬
貨がｎ本という具合にプリセットされる。記憶領域Ｐ１
ｍ−Ｐ５ｍの記憶領域Ｍ１゜Ｍ２．Ｍ３毎の各記憶領域
ｍ１〜ｍ１２には異なる金種、数量がプリセットされる
ので、係員（オペレータ）がＰｌからＰ５までのいずれ
かのボタンを押すと押されたボタンと設定されている日
態様に対応する組合せパターンの金種、数量が一括して
放出される。

第５図は、この釣銭準備装置を、カードあるいは暗証番
号の入力で、所定のオペレータのみ釣銭の放出を可とす
るため、あらかじめ係員（オペレータ）爲を登録してお
く記憶領域を示している。

ＯＰ１〜ＯＰｎは係員泥を記憶する領域、Ｐｎ１〜Ｐｎ
ｎは各係員が１日に１回、一括放出を行なうとフラグｔ
＋１．．を立て、以後の一括放出を禁止するだめの記憶
領域である。なお係員爲は、レジ（売場）に対応するｔ
であってもよい。

さて以」二のように構成される釣銭準備装置において、
実際に金残を放出させる場合の動作について第６図に示
す制御フローと共に説明する。なおこの実施例装置では
、カードにより、あるいは係員すなわち係員五の入力に
より、あるいは両替機能により、金銭の放出が可能であ
るので各場合について説明する。

先ず係員すなわちオペレータがカードを使用する場合は
、カードがカードリーダ８に挿入されると、ステップ（
以下単にＳＴという）８２でカード読取９が行なわれ、
Ｓ’ｒ８１で自店カードかどうか判定する。自店カード
でないと判定はＮＯで５Ｔ９０に移り、エラー警報を発
する。ＳＴ８３で自店カードであることが判定されると
、　ｓ’ｒ８４でカードより読取られたコード爲と係員
厖記憶領域とを照合検索し、該当する係員五が登録され
ているか確認し、５Ｔ８５で登録の有無を判定する。

登録がなければ判定筋で、５Ｔ９０に移り、エラー警報
を発する。登録されていれば判定ＹＥＳでＳＴ８６に移
り、登録厖記憶領域に対応する放出パターン記憶領域Ｐ
ｎｉがパ０かどうか判定する。

すでに記憶領域ＰｎＩが′°１　とされていれば判定は
ＮＯで５Ｔ９０に移り、エラー警報を発する。

Ｐ　ｎ　ｉ＝”Ｑ　　であればＳＴ８６の判定はＹＥＳ
で。

５Ｔ８７に移る。ＳＴ８７で「暗証入力」の点灯を行な
い、５Ｔ８８で入力される暗証番号の読取りを行なう。

そして５Ｔ８９で入力された暗証番号が正しいかどうか
判定する。正しくなければ５Ｔ９０に移り、エラー警報
が発せられる。入力された暗証番号が正しいと５Ｔ８９
の判定はＹＥＳでＳＴ９１に移り、その係員に与えられ
る限度額を入金表示部２０に表示し、さらに５Ｔ９２で
入全表示部２０の表示内容を残金表示部２１にも移して
表示する。そして５Ｔ９３で残金額の範囲内で選択可能
な御粘放出ボタン群２２．金種指定ボタン群２ろを点灯
する。係員はこの点灯状況をみて御粘放出ボタン群２２
のいずれか、あるいは金種指定ボタン群２３のいずれか
を押し、金銭の放出パターンを選択するが、係員のこの
選択により。

フローは５Ｔ９５で放出パターン選択処理を行なう。５
Ｔ９５の処理動作は第７図に示すフローにしたがい進行
する。すなわち５Ｔ９５ａで押下ボタンを読込み、５Ｔ
９５１）で押下キーボタンの種５Ｔ９５ｄでメモリアド
レスを第４図に示す位置■とする。この位置は記憶領域
Ｐ１ｍの先頭番地−である。次に５Ｔ９５ｅで切換スイ
ッチ５４の日態様設定を読み、続いて５Ｔ９５ｆに移り
次の演算を行なう。

■＋（ＰＮ−１）Ｘ３Ｘ金種数十日態様数×金種数この
式においてＰＮは御粘指定キーボタンＰ１．Ｐ２゜・・
・Ｐ５のキー流を示しておりたとえばＰ２の場合ＰＮは
２である。日態様数と１７では平日の場合Ｏ２休日の場
合は１．特殊日の場合は２が代入される。

金種数は一括放出されるパターンに含まれる金神数を示
しており、第４図に示す例の場合は記憶領域ｍ　１・・
ｍ１２に対応して１２ということになる。

今たとえば日態様設定のスイッチ３４が休日に設定され
ており、押された御粘放出指定キーボタンがＰ３であっ
たとすると、５Ｔ９５ｆにおける演算は。

■＋（３−１）Ｘ３Ｘ１２＋ｌＸ１２＝■＋８４となる
。これは第４図に示すメモリの位置■（記憶領域Ｐｉｍ
の先頭番地）に８４をプラスした番地を意味し、この値
は記憶領域Ｐ３ｍの記憶領域Ｍ　２の先頭番地すなわち
位置■を示すことになる。

この演算結果値で指定される記憶領域より金種・数量の
組合せデータを順次読出す。そして５Ｔ９７に移り１紙
幣放出機６．筒硬貨放出機７等より。

指定された金種の放出を行なうとともに、レシート、ジ
ャーナル印字を行なう。そして５Ｔ９８で。

開始時現金を受入れたか否か判定する。カードを（吏用
する場合は判定ＮｏでＳＴ９９に移り該当する係員石に
対応する放出パターン記憶領域Ｐｎｉを“１　として動
作エンドとなる。

５Ｔ９５ｃで御粘放出指定ボタン群２２が押されなかっ
た場合９判定はＮｏで５Ｔ１０９に移るが、以後のフロ
ーは、この発明に直接関係しないので説明は省略する。

カードに代えて、係員が一定の時間に、係員爲を機械に
入力することによっても、金銭の放出が可能である。毎
朝の釣銭準備時に特にカードを使用せずに、簡便な操作
で釣銭が得られるので重宝である。なお第３図に示すモ
ード切換キー３１を放出モードに設定しても、上記と同
様の動作が得られる。

係員がテンキー２４より係員厖を入力すると。

５Ｔ１００で機械がこれを読取り、５Ｔ１０１でモード
キー３１が放出モードに設定されているか判定する。放
出モードの場合、あるいは放出モードでなくてもＳＴ１
０２での判定の結果、所定の時間帯であれば、５Ｔ１０
３で入力された係員護と記憶領域ｏｐｉ〜ＯＰｎに記憶
されている係員登録爲を照合検索し、５Ｔ１０４で係員
泥登録有の判定であれば、５Ｔ１０５でさらに該当する
係員登録五記憶領域に対応する放出パターン記憶領域Ｐ
ｒ１がＩｌｏ　　か判定する。′°０　であれば、５Ｔ
９１より、カードにより受付けたのと同様の処理を行な
う。なお５Ｔ１０２で所定時間帯外の場合。

５Ｔ１０４で入力された係員厖が登録されていない場合
、５Ｔ１０５で放出パターン記憶領域Ｐｎｉが°′０　
でない場合、それぞれ判定Ｎｏで５Ｔ９Ｄに移りエラー
警報がなされる。

両替により釣銭を準備する場合は、５Ｔ１０６で１紙幣
、硬貨を受入れ、５Ｔ１０７で入金表示部１０７に、入
金額を表示する。続いて係員が自己の係員ｔを入力する
ので、これを機械が読取り。

５Ｔ９２で入金表示部２０に表示されている入金額を残
金表示部２１にも表示する。以後はカードによる場合や
、係員放出モードによる場合と同様に、処理進行がなさ
れ、所望の釣銭を得ることができる。もちろん両替の場
合でも、一括ボタンによる金銭放出や、金種ボタンと数
量ボタンの組合せによる金銭放出が可能である。なお両
替の場合。

ｓ’ｒ９７で指定金種放出後、５Ｔ９８での開始時現金
受入れか、の判定はＹＥＳであり、５Ｔ９９を経ずして
動作を終了する。

なお」二記実施例において、メモリ９にたとえば第４図
に示すように、金種・数量の組合せパターンをプリセッ
トする場合には、後面操作部でモード設定器３１をプリ
セットモードとし、テンキ一部３２で御粘放出キーボタ
ンのキーＥを入力し。

スイッチ６４で日独様を設定した後、テンキ一部３２と
ファンクションキ一群６３で金種と各金種種毎の本数又
は枚数を入力すればよい。この場合のメモリのアドレス
指定は第７図の５Ｔ９５ｆの演算と同様にして行なわれ
る。

また上記実施例において、平日、休日、特殊日の設定は
、スライドスイッチによる手動設定の場合を説明したが
、タイマ手段を設け、あらかじめ平日、休日、特殊日を
プログラムで設定しておき自動的に切換えるようにして
もよい。

さらにまだ上記実施例において、一括放出指定キーボタ
ンに対応する記憶領域に平日・休日・特殊日の記憶領域
を設けているが、逆に平日・休日・特殊日に記憶領域を
設け、各日独様の記憶領域毎に一括放出金銭キーボタン
に対応する記憶領域を設けてもよい。

以」二のように、この発明の釣銭準備装置なよれば、金
銭の放出パターンを選択指定する入力手段と、この入力
手段に対応してあらかじめ平日・休日・特殊日等の日態
様毎に金種、数量の組合せ放出パターンを設定記憶する
記憶部と、平日・休日・特殊日等の日独様を設定する手
段とを設け、入力手段の放出パターン選択指定操作によ
り、設定されている日独様の指定放出パターンの金種・
数量の組合せの金銭を金銭放出部より放出するようにし
たので、釣銭を管理する管理者がその日の状況により毎
朝１日態様設定スイッチで日独様を設定しておけば、あ
るいはあらかじめ月毎の日独様を設定しておけば、レジ
の係員はその日その日の日独様にあった金種・数量の釣
銭を得ることができるから過不足のない釣銭を準備する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す６銭準備装置の概略
構成を示すブロック図、第２図は第１図実施例装置の前
面操作部のパネル面を示す図、第３図は第１図実施例装
置の後面操作部のパネル面を示す図、第４図は一括放出
金銭の組合せパターンをプリセット記憶しておく記憶領
域を示す図。 第５図は係員登録筋と放出パターンを記憶する領域を示
す図、第６図は第１図の制御フローを示す図、第７図は
第６図に示すフローの一部の詳細フローを示す図である
。 １・・・硬貨判別装置、　　２・・・制御回路部。 ６・・・ＣＰＵ、　　４・・・紙幣判別装置、　５・・
・紙幣取込機、　６・・・紙幣放出機、　　７・・・筒
硬貨放出機、　　８・・・カードリーダ、　　９・・・
メモリ。 １０・・・プリンタ制御回路、　　１１・・・レシート
用プリンタ、　　１２・・・ジャーナル用プリンタ。 １ろ・・・前面操作部、　　１４・・・後面操作部。 ２０・・・入金表示部、　２１・・・残金表示部。 ２２・・・一括放出ボタン群、　２３・・・金種指定ボ
タン群、　２４・・数量ボタン群、　２５・３３・・・
ファンクションキーボタン群、　　　３０・・・入力表
示部、　３１・・モード切換キー、　３２・・テンキー
ボタン１．３３・・・ファンクションキーボタン群、　
３４・・・日態様設定ヌイッチ。 Ｐｌｍ−Ｐ２ｍ−Ｐ３ｍ−Ｐ４ｍ−Ｐ５ｍ・−−一括放
出組合せパターン記憶領域、　　Ｍｌ・・・平日一括放
出組合せパターン記憶領域、　　Ｍ２・・・休日一括放
出組合せパターン記憶領域、　　Ｍ３・・・特殊口一括
放出組合せパターン記憶領域。 ＯＰｌ　・ＯＰ　・〜ＯＰｎ・・・係員登録、帳記憶領
域、　　Ｐｎｌ・Ｐｎ２〜Ｐｎｎ・・・放出パターン記
憶領域。 特許出願人　　　　　立石電機株式会社代理人　　弁理
士　　中　村　茂　信 第　３　図 第　５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金銭放出部と、操作部と、操作部よりの信号に応じて前
   記金銭放出部より所定の金銭を放出するように制御する
   回路部とを有する釣銭準備装置において、前記操作部に
   金銭の放出パターンを選択指定する入力手段を備えると
   ともに、この入力手段に対応してあらかじめ平日・休日
   ・特殊日等の日態様毎に金種・数量の組合せ放出パター
   ンを設定記憶する記憶部と、前記平日・休日・特殊日等
   の日態様を設定する手段とを備え、前記入力手段のパタ
   ーン選択指定操作により、設定されている日態様の指定
   放出パターンの金種・数量の組合せの金銭を前記金銭放
   出部より放出することを特徴とする釣銭準備装置。