JPS5810257B2 - コガタセツジヨウシヤ - Google Patents

コガタセツジヨウシヤ

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Publication number
JPS5810257B2
JPS5810257B2 JP49122147A JP12214774A JPS5810257B2 JP S5810257 B2 JPS5810257 B2 JP S5810257B2 JP 49122147 A JP49122147 A JP 49122147A JP 12214774 A JP12214774 A JP 12214774A JP S5810257 B2 JPS5810257 B2 JP S5810257B2
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JP
Japan
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engine
radiator
engine room
cooling
seat
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JP49122147A
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JPS5147712A (ja
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寿藤保郎
鈴木啓介
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5810257B2 publication Critical patent/JPS5810257B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M27/00Propulsion devices for sledges or the like
    • B62M27/02Propulsion devices for sledges or the like power driven
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M27/00Propulsion devices for sledges or the like
    • B62M27/02Propulsion devices for sledges or the like power driven
    • B62M2027/023Snow mobiles characterised by engine mounting arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は液冷式エンジンを搭載した小型雪上車に係り
、特にそのラジェターの配置に関する。
′一般に雪上車は寒冷地を走行することからエンジンの
冷却は専ら空冷式エンジンを採用している。
しかしながらこの種空冷式エンジンは走行時にエンジン
から生ずる騒音が軽減されず、大きな走行騒音が生ずる
ことやアイドリング運転時等のエンジンの冷却に難点が
あった。
このためエンジンの生ずる騒音を低減する効果が大きく
アイドリング時や低速走行時であっても確実な冷却を行
ない得る液冷式エンジンの採用が考えられている。
ところが液冷式エンジンは周知の通りラジェターを必要
とし、このラジェターは冷却能力に応じて大形化するこ
とからこのラジェターの収納設置場所に配慮を要する。
すなわち小型雪上車においては、前方にゆくにしたがっ
て立ち上がるように伸びるボトムカバーと、このボトム
カバーの後端の上方から前方に行くにつれて下方に伸び
上記ボトムカバーの前端に接続されるボンネット(カウ
ル)とでエンジンルームを構成し、このエンジンルーム
の略中央部にエンジンを配するとともにこのエンジンの
左右−側にVベルト自動変速機を設け、更には、容積の
大きな排気消音器や吸気消音器などを設えている。
したがってこのようなエンジンルームの前方にラジェタ
ーを設置しようとすると、このエンジンルームの前方は
スペースが小さいばかりでなく走行時には雪に埋まって
しまうこともあるからラジェターに雪が付着して通風性
をそこなう虞れがあり、またエンジンルームの後方中央
部に設置しようとすると、運転者に熱交換された空気が
直接当るばかりでなく、エンジンを回避して導風路を設
けなけわばならず、さらにはボンネットに設置しようと
するとボンネットに大きな重量が加わり機械的強度の信
頼性がない等の不都合がある。
またこのようなラジェターに冷却風を導入する通気路に
おいても、エンジンルームの下方から取り入れようとす
るとここに雪が侵入してきて不適当であり、才だエンジ
ンルームの側方に形成すると走行風が得られ難いなどの
欠点がある。
このようにラジェターの設置位置および通気路の形成場
所には種々の条件がからんで苦慮しているものであった
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、他の機器の障害とはならずしかも良好な
冷却性能が得られかつ冷却風も充分に得られるラジェタ
ーおよび通気路のレイアウトを考慮した小型雪上車を提
供しようとするものである。
以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図中1は小型雪上車のメインフレームでアリ、下面およ
び前後面が開口した箱状をなす。
このメインフレーム1の上面にはダブルシート2が載設
されておりこのダブルシート2の前部は運転席3をなす
このシート2の前方には上記メインフレーム1上に燃料
タンク4が設置され、この燃料タンク4の上面に計器盤
5を備えている。
なお6は燃料タンクキャップである。
上記シート2の後面にはテールランプ7を装着している
しかしてメインフレーム1の下方には無端軌道帯8が前
後方向に架は設されて装着されている。
上記メインフレーム1には後部に一対のガイドホイル9
が設けられるとともに前部に図示しないドライブスプロ
ケットが取着され、これらガイドホイル9およびドライ
ブスプロケット間に上記無端軌道帯8が架設される。
なおメインフレーム1の下方にはレール10が前後方向
に沿って装着されているさともに、前後方向中央部に別
のガイドホイル11が装備され、上記無端軌道帯8はこ
れらレール10およびガイドホイル11にガイドされつ
つ走行回転する。
なお無端軌道帯8は後述するエンジンにより駆動される
しかして前記運転席3の前方にはエンジンルーム12が
構成されている。
このエンジンルーム12は、後端がメインフレーム1に
固定され、前方に行くにしたがって上方に伸びるように
曲成されたボトムカバー13と、このボトムカバー13
の後端の上方に後端縁を対向させ前方に行くにつれて下
方に伸びるように曲成されたボンネット(カウル)14
とで構成されている。
そしてこのボンネット14は前端縁においてボトムカバ
ー13にヒンジ15・・・・・・を介して接続されてお
り、したがって後端縁が上方にはね上がるように回動で
きるようになっていて、このことからエンジンルーム1
2を開くことができる。
なお上記ボトムカバー13の開口縁外周にはバンパー1
6が囲繞するごとく装着されている。
またボンネンの後端部上面中央にはヘッドランプ17が
一体に装備されているとともに、風防体18が取り付け
られている。
上記ボトムカバー13の上面にはメインフレーム1の前
端部1aに補強用の補助部材1bにて補強固着された支
持枠19が設けられて20が取り付けられている。
またこの支持枠19にはステアリングアッセンブリ21
が装備されている。
このステアリングアッセンブリ21にはステアリングシ
ャフト22の一端が接続されており、このステアリング
シャフト22はエンジンルーム12の後端部を上方に延
長されて運転席3に導ひかれ、その先端にステアリング
ハンドル23を有している。
またステアリングアッセンブリ21の詳図しないロンド
両端には一対のコラム24が連結され、これらコラム2
4はボトムカバー13を貫通して下方に延長され、ここ
にスキー25,25を連結している。
スキー25,25は上面に設けたステ−26,26間に
リーフスプリング27を架設し、このリーフスプリング
の頂部は取付体28を介してコラム24に連結される。
なお29はオイルタンパ−を示す。
しかして上記エンジンルーム12内においては、第3図
に示されるごとく、略中央部に2気筒エンジン30が横
力向に向いて配置され、このエンジン30は前記エンジ
ン支持プレート20に載置固定されている。
そしてこのエンジン30の後方には吸気消音器31が置
かね、吸気消音器31とエンジン30とは吸気管32、
32を介して連結されており、吸気管32。
32には気化器33,33を装備している。
またエンジン30の前方にはシリンダから排気管34。
34が延長されており、これら排気管34,34はエン
ジンルーム12の一側を後方に導ひかれこの部分に消音
器34a,34aを有するとともにエンジンルーム12
の後端においてメインフレーム1内側のトラックハウジ
ングに導入されていてこのメインフレーム1内において
後方に向けて開口されている。
そしてエンジン30の一側には図示しないエンジン1の
クランク軸一端が延出されかつ、排気管34,34との
間にはスペースが設けられ、このスペース内には点火コ
イル35、リコイルスタータ36、ウォータポンプ37
、ギアケース38および潤滑油ポンプ39等の機器か配
置されている。
また前記吸気消音器31と排気管34、34との間にも
スペースが形成されていて、このスペース内にはディス
クブレーキ40およびチェーンケース41が設けられて
いる。
またエンジン30の他側と、ボトムカバー13、ボンネ
ット14とが共同して構成するエンジンルーム12の側
面との間にもスペースが設けられており、このスペース
内にはVベルト自動変速機42が配設されている。
このVベルト自動変速機42は以下のごとく構成される
つまりエンジン30のクランク軸の他端に同軸に接続さ
れたドライブ軸43がこのスペース内に突出され、この
ドライブ軸43の先端にプライマリ−シーブ44を装着
しである。
また上記ドライブ軸43に対応してエンジン30の後方
には吸気消音器31の下方に位置してセカンダリ−ドラ
イブ軸45がクランク軸43と並行に配置され、このセ
カンダリ−ドライブ軸45の先端にセカンダリ−シーブ
46を装着しである。
なおセカンダリ−ドライブ軸45の他端は、前記ディス
クブレーキ40のディスク40aを経てチェーンケース
41内に導入されているものである。
上記シーブ44と46との間にはVベルト48が架設さ
れている。
そしてプライマリ−シーブ44は、エンジン30の回転
速度に応じてVベルト48を挟圧する間隙を自動的に変
えるようになっており、またセカンダリ−シーブ46は
Vベルト48の張力に応じてこのVベルト48を挟圧す
る間隙を変化できるようになっている。
したがってエンジン30の回転数及び無限軌道帯8に加
えられる抵抗に応じてセカンダリ−ドライブ軸45の回
転数を自動的に変えることができるようにしである。
またセカンダリ−ドライブ軸45の先端を導入したチェ
ーンケース41内には図示しないがチェーン伝達機構が
収納されており、このチェーン伝達機構によってスプロ
ケットが駆動される。
そしてこのスプロケットによって前述した無端軌道帯8
を回転駆動させるようになっている。
上記のようなエンジンルーム12の後端断面積は、運転
席3の断面積よりも大きい。
つまり運転席3は、メインフレーム1の上にシート2お
よび燃料タンク4を載置しかつ燃料タンク4の上面を計
器盤5で被って形成されているものであるが、その幅は
エンジンルームのそれより小さく、計器盤5の前端の高
さはわずかであるが低くくこの運転席3の断面積はエン
ジンルーム12の後端部における断面積よりも小さく、
しかも運転席3はエンジンルーム12の後端部の中央か
ら後方に伸びて形成される。
このようなエンジンルーム12と運転席3との境界部分
には、サブフレーム50が立設されている。
このサブフレーム50はパイプ部材を略逆U字形に曲成
したもので、メインフレーム1の前端上面、つまり燃料
タンク4の前部に位置してメインフレーム1に立設され
ている。
そしてこのサブフレーム50は前記計器盤5の固定と、
ステアリングシャフト22の枢支との作用をなすために
装備されている。
ところでこのサブフレーム50にはパイプ部材をコ形に
曲成された固定枠51が一体的に固着されている。
この固定枠51は、エンジンルーム12の後端部の一側
方、たとえば運転席からみて右側に偏って延在されてい
る。
そして上記サブフレーム50と固定枠51とにはラジェ
ター52が跨って取着されている。
このラジェター52はパネル状をなしその面が前後方向
に向って設けられ、エンジンルーム12の後端部の上方
に一側に偏り、つまり右側に寄って配置固定されている
なおこの場合ラジェター52の右半分はエンジンルーム
12の後端−側の開口部に対向し、左半分は運転席3の
前方に対向している。
そしてラジェター52の下部からは冷却水送出管53が
延出されており、この冷却水送出管53は前記ウォータ
ポンプ3γを経てエンジン30の前方からエンジン30
のシリンダに接続されている。
またラジェター52上部からは冷却水戻り管54が導出
されており、この冷却水戻り管54はエンジン30の後
方からシリンダに接続されている。
さらにまた、サブフレーム50の上記ラジェター52の
反対側には冷却水補助タンク55および潤滑油タンク5
6が配置されている。
そして冷却水補助タンク55はパイプ57を介してラジ
ェター52の上部に連結されており、また潤滑油タンク
56は図示しないパイプを介して前記潤滑油ポンプ39
と接続されている。
なお58゜59.60は、それぞれラジェター52.冷
却水補助タンク55、潤滑油タンク56のキャップであ
る。
しかして前記固定枠51には、ラジェター52の後方に
位置して取付枠61が固定されており、この取付枠61
には冷却用電動ファン62が装着されている。
この電動ファン62はラジェター52の直後に位置して
ラジェター52によって熱交換された空気を後方に吸引
して排除するものである。
そしてまたこのようなエンジンルーム12における運転
席3と対向しない後端両側の開口部にはカバー63(一
方のみ図示)が被着されており、このカバー63には排
気孔64・・・・・・が開口形成されている。
そしてこのカバー63は上記駆動ファン62の後方に位
置しているものである。
またカバー63の下部には、メインフレーム1の両側に
位置してステップ65,65が設けられている。
さらには、メインフレーム1の上面に設ケた燃料タンク
4は断面逆U字形の他のカバー66によって被われてお
り、ラジェター後方に位置するこれらメインフレーム1
の上面、切り欠かれた燃料タンク4の一側面、カバー6
6の内側面および計器盤5の下面とで排気通路6γが形
成されてラジェター52に対向している。
そしてカバー66の側面には排気通路68に連通して排
気孔69が形成されている。
一方エンジンルーム12の上面を構成するボンネット1
4には、ラジェター52に対向して通気路70が形成さ
れている。
つまりボンネット14には一側に偏って位置し一部をへ
こますことによって空気取入ロア1が上面前方に向って
開口形成されている。
なおボンネット14はたとえばFRPによって形成され
、空気取入ロア1は一体成形される。
そしてこのような空気取入ロア1にはダクト72が一体
にかつ連続して取り付けられ、このダクト72の後端は
ラジェター52の前面に近接して開口している。
なお、73はスタータの押手、74はスピードメータ、
75はスタータスイッチのキー差込口を示す。
76はボトムカバー13の前端部に設けられ、走行中に
エンジンルーム12内に冷却風を導入する開孔である。
つぎに上記構成による実施例の作用を説明する9エンジ
ン30の駆動時には、ドライブ軸43、■ベルト自動変
速機42、セカンダリ−ドライブ軸45が回転駆動され
るとともに、ウォータポンプ37、潤滑油39が駆動さ
れる。
したがって潤滑油がエンジン30内に供給されるととも
に、ラジェター52内の水は冷却水送出管53を介して
エンジン30内に送られ、またエンジン30内を冷却し
てエンジン30の熱を奪った水は冷却水戻り管54を介
してラジェター52に戻されるように循環する。
しかるに、アイドリング時や低速走行時においては、上
記ウォータポンプ37の作動によって冷却水が循環され
るためにエンジン30の熱は冷却水に奪われて良好に冷
却される。
そしてラジェター52にあっては、エンジン30から奪
った熱によって昇温しようとする。
この際、ボンネット14に形成した通気路70からの外
気の導入は走行速度が零または低いためにほとんど期待
はできないが、冷却ファン62が回転することによって
この冷却ファン62はラジェター52の周囲の空気を強
制的に吸引して後方に送ることから、ラジェター52の
周囲に負圧が発生して、通気路70から強制的に冷たい
空気が流れ込み、このことかララシエタ−52は強制冷
却される。
なお冷却ファン62によって後方へ送られた風は、カバ
ー63.66の排気孔64・・・・・・、69を介して
エンジンルーム12の後方へ排除される。
また冷却ファン62はラジェター52の温度を検出して
ラジェター52の温度が一定値以下に達すると始動する
ようにしておいてもよい。
このようにアイドリングおよび低速走行時においては、
ラジェター52によってエンジン30の冷却が強制的に
なされるため、従来の空冷式のものに比べて冷却効果は
はるかに優れ、オーバーヒート等の不都合を発生する割
合が少なくなる。
また中速および高速走行に移ると、雪上車全体は走行風
を受けることになる。
そしてボンネット14には上方前面に向って開口する通
気路70を形成したため、この通気路70によって走行
風をエンジンルーム12の後端部へ導入する。
そしてこの通路70の後端はラジェター52に対向して
開口しているため、ラジェター52は走行風を受けて冷
却される。
そしてこのラジェター52によって熱交換され、ラジェ
ター52の後方に送り出された空気は、カバー63.6
6に形成した排気孔64・・・・・・、69・・・・・
・を通って後方へ排出される。
またこのとき、運転席前端の一側にはみ出したエンジン
ルームの後端は前方からみてかげになるので、走行中に
負圧が生ずるので通気路70から容易に冷却風が後方へ
導れ、冷却効果が大である。
このような作用の上記小型雪上車にあっては、ラジェタ
ー52をエンジンルーム12の後端−側に配置してあり
、このことによってラジェター52の機能を失うこきは
なく、かつ他の機器等の邪魔にもならない。
つまり、この位置であれば、冷却風つまり走行風の取り
入れはボンネンに形成した通気路70によって取り入れ
るこ七ができるとともに、走行時には雪の侵入、特に地
上に積っている雪の侵入は少なく、ラジェタ−52が詰
まる虞れもなく、したがってラジエター52本来の機能
を充分に発揮し得るものである。
また、上記の位置は、従来における小型雪上車において
も比較的デッドポイントの位置であり、既設の小型雪上
車のエンジンルーム12内における種々の機器のレイア
ウトを変更する必要はなく、尼たがってラジェタ−52
の取付手段およびボンネット14を変更するだけの改良
で従来の小型雪上車のレイアウトを採用でき、このこと
から組み立てや作業の手段を大幅に変更する必要はない
またボンネット14に通気路70を形成すると、走行風
の取り入れが容易であり、ラジェタ−52の冷却作用が
向上するとともに、このボンネット14をヒンジ15を
介して開いたときにはダクト72も一体に持ち上げられ
てエンジンルーム12の上面が開口し、よってエンジン
30やその他の機器の整備作業時にダクトが邪魔になる
ような不都合もない。
以上説明したように、この発明は、運転席の前端部の側
方に位置するエンジンルームの後端部一側にエンジン冷
却用のラジェターを配置するとともに、エンジンルーム
の上面を構成するボンネットに上記ラジェターに対向し
て開口する通気路を設けたものである。
したがってこのものによると、空冷式エンジンに比べて
冷却性能が向上し、特にアイドリング時や低速走行時に
おいて空冷式エンジンよりも冷却効果を発揮する。
そしてまた、ラジェターはこの位置であると、積った雪
の侵入がなく詰まりを生じる等の不都合がないから充分
な冷却性能を発揮できる。
しかもこの位置はエンジンルーム内における他の機器の
障害とはならず、また運転席の前端部一側であるため排
気による運転者への不都合も生じない。
そしてまたこの位置であれば、ボンネットに通気路を設
けてこの通気路とラジェターとを対向させることが容易
であり、しかもこの通気路は走行風を取り入れる作用に
優れていることからラジェターの冷却性能は高いもので
ある。
またボンネットに通気路を形成すれはエンジンの整備性
も向上するなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は小型雪上車
を斜前力からみた斜視図、第2図は斜後方からみた斜視
図、第3図はボンネットを外したエンジンルームの平面
図、第4図は第3図中■−■線に沿うボンネット及びカ
バーを取り付けた状態を示す断面図である。 1・・・・・・メインフレーム、3・・・・・・運転席
、12・・・・・・エンジンルーム、13・・・・・・
ボトムカバー、14・・・・・・ボンネット、30・・
・・・・エンジン、52・・・・・・ラジェター、62
・・・・・・電動式冷却ファン、70・・・・・・通気
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前方にゆくにしたがって上下方向空間が小さくなる
    ように形成されたエンジンルームと、該エンジンルーム
    の後端部断面より小さい断面を有し該エンジンルームの
    後端部のほぼ中央から後方にのびる運転席とを備えた小
    型雪上車において、上記運転席の前端部より側方に延在
    する上記エンジンルームの後端部の一側にエンジン冷却
    用のラジェターを配設するとともに、前記エンジンルー
    ムの上面を構成するボンネットに、上記ラジェターの前
    面に対向して開口する通気路を形設したことを特徴とす
    る小型雪上車。
JP49122147A 1974-10-23 1974-10-23 コガタセツジヨウシヤ Expired JPS5810257B2 (ja)

Priority Applications (3)

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US05/624,233 US4008777A (en) 1974-10-23 1975-10-20 Compact snowmobile
CA238,326A CA1022217A (en) 1974-10-23 1975-10-23 Compact snowmobile

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JPS5147712A JPS5147712A (ja) 1976-04-23
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