JPS58100845A - ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料、特に形成さ
れる色素画像の鮮鋭度がすぐれたハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関するものである。

一般にハロゲン化銀カラー写真感光材料はまたとえばセ
ルローストリアアセテートやポリエチレンテレフタレー
ト等の支持体上に乾燥膜厚が数ミクロンの感色性の具な
る複数の感光性ハロゲン化銀乳剤層が均一に塗布された
ものから成り立っている。この感光性ハロゲン化銀乳剤
層中には、可視光線の波長には鵞相当する大きさの粒径
および種々の納品々癖を有する多数のハロゲン化銀粒子
が、ハロゲン化銀のそれより小さい屈折率を有するゼラ
チン等の親水性コロイド中に分散して存在している。こ
のような感光性ハロゲン化銀乳剤層に、可視光を層表面
に対して垂直方向から与えると、その光線は層内でハロ
ゲン化銀粒子により散乱することが知られている。これ
は、前述の如く粒子サイズが可視光線の波長程度であり
、又粒子とバインダーの屈折率が員なるために起る現象
と言われ工いる。

この散乱の程度は、感光性ハロゲン化銀乳剤層内の単位
体積当りの粒子数、粒子サイズ、粒度分布、ハｐ、ゲン
化銀粒子とバインダーとの屈折率差等によって変化す・
る。このように、感光性ハロゲン化銀乳剤層への可視入
射光はたとえへ四ゲン化銀乳剤層に対して垂直に入射し
た場合にも感光性ハロゲン化銀乳剤層内で散乱される結
果、形成される画像に所謂ボケが生じ、その画像の鮮鋭
度が低下する。

この現象は、画像を拡大投影したり、引伸しプリントす
る場合に顕著にあられれる。そのため、当然シャープで
あるべき画像がボケてしまい、たとえばエツジ像の輪郭
あるいはｔ＠ｘｔｕｒ・の像における細部がボケ、色素
両像の質を着しく損う。

上記の如き、光散乱による画像鮮鋭度の低下軽減するた
めに従来から種々の方法が提案されている。

たとえば感光性ハロゲン化銀乳剤層中のゼラチンに対す
るハロゲン化銀粒子の割合を小さくすること、最上層に
用いる感光性ハロゲン化銀乳剤層中のハロゲン化銀粒子
の平均粒径を小さくすることあるいは感光性ハロゲン化
銀乳剤のバインダーを少なくすること等でへロゲン化銀
乳剤層の膜厚を可能な限り薄くして、層内での散乱光が
ハロゲン化銀乳剤層表面と平衡な方向への拡散をなるべ
く少なくする方法が緑感光性ハロゲン化銀乳剤層の効果
的な鮮鋭度改良方法として用いられてきた。このような
方法には重大な欠点がある。というのも、ハロゲン化銀
の小粒子化は一般に乳剤層の感度低下を招き、また乳剤
層中のバインダーの実質的な減少は、乳剤層中に添加し
得るカプラー量の減少を伴い、これもまた乳剤の感度を
低下させる。またカラー写真感光材料においては、比視
感度の高いマゼンタ発色々素画像を形成する縁感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層をカラー感光材料の最上層に塗設する
方法がある。しかしながらこのような方法は、カラー感
材の基本的性能を損う重大な欠点がある。すなわち、最
上層に位置するａｍ感性ハロゲン化銀乳剤層は、ハロゲ
ン化銀乳剤領有の感光域である青色光領域にも感光する
ことができるので、緑感光性ハロゲン化銀にとって好ま
しくない。通常青感、光性ハロゲン化銀乳剤層だけが青
色光で感光されることが望ましくこの現象はカラー感光
材料の色再現に致命的な欠陥を与えるものである。

本発明の目的は、形成される色素画像の鯉鋭性が改良さ
れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することに
ある。

我々は画像鮮鋭度に与える悪影響を軽減すべく鋭意研究
の結果散乱を減少し画像鮮鋭度を向上させる公知の技術
からは予期しえない方法を見い出した。

すなわち、本発明は、支持体上に青色感光性、緑色感光
性および赤色感光性のネガ型感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有してなるハロゲン化銀カラー写真感光材料において
、支持体より最も達くに位置する感光性ハロゲン化１１
＆剤層、もしくは緑色感光性ハロゲン化銀乳剤領有に含
まれるハロゲン化銀粒子数の少なくと゛も８０弧が正常
晶のハロゲン化銀粒子からなるように構成することによ
り、色素画像の鮮鋭性が改良されたハロゲン化銀カラー
写真感光材料に関するものである。

本発明において、ネガ型感光性ハロゲン化銀乳剤とは、
いわゆる直接ｌジ型ハロゲン化銀乳剤に対する意味を有
するものとして用いられる。

すなわち、本発明におけるネガ型ハロゲン化銀乳剤は主
としてハロゲン化銀粒子の表面に感光幀を有する、露光
後表面現像液で現像することにより、被写体の明るさに
逆比例して黒化銀を与えるハロゲン化銀乳剤を意味する
。

本発明に係るハロゲン化銀カラー写真感光材料について
、以下さ“らに詳細に説明する。

本発明に係るハｐゲン化銀写真感光材料に用いる正常晶
のハロゲン化銀粒子とは、ハロゲン化銀結晶の外晶癖が
実質的に（１００）面および／または（ｉｌｌ　）面の
みからなる規則正しい形状のハロゲン化銀結晶粒子を意
味し、所謂、双晶に対立する概念として用いられる。例
えば、立方体１八面体Ｓ１４面体の規則正しい形状を有
するハロゲン化銀結晶が本発明における代表的な正常晶
のハロゲン化銅°粒子であり、本発明において正常晶の
ハロゲン化銀粒子を含む感光性ハロゲン化銀結晶層は、
そこに含まれる全ハロゲン化銀粒子数の少なくとも８０
弧が上記定義された正常晶のハロゲン化銀粒子で構成さ
れている。

本発明の好ましい一実施態様においては、支持体から最
も遠くに位置する感光性ハロゲン化銀乳剤層中に含まれ
るハロゲン化銀粒子数の少なくとも８０襲が前記正常晶
のハロゲン化銀粒子で構成される。

また、本発明の別の好ましい一実施■様においては、緑
色光に感光性を有する感光性剤ロゲン化銀乳剤層中に含
まれるハロゲン化銀粒子数の少なくとも８ｏ憾が前記正
常晶のハロゲン化銀粒子で構成される。

本発明において、前記緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層が
前記支持体より最も遠くに位置していない場合には、該
緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層および該最速感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層中のそれぞれに含まれる全ハロゲン化銀
粒子数の少なくとも８０憾が前記正常晶のハロゲン化銀
粒子で構成されることがより望ましい。

本発明の最も好ましい一実施態様においては本発明のハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料を構成するすべての感光
性ハロゲン化銀乳剤層中に含まれるハロゲン化銀粒子数
の少なくとも８０噂が正常晶のハロゲン化銀粒子で構成
される。

本発明に係るハロゲン化鎖寥真感光材料に用いられるハ
ロゲン化銀粒子は酸性法、中性法、アンモニア法のいず
れで得られたものでもよい。

また例えば、種粒子を酸性法でつくり、更に成長速度の
速いアンモニア法で成長させ、所定の大きさまで成長さ
せる方法でもよい。ハロゲン化銀粒子を成長させる場合
、反応釜内のＰＨ。

ＥＡｄなどをフントロールし、例えば特開昭５４−４８
５２１号公報に記載されているようにハロゲン化銀粒子
の成長速度にみあった量の銀イオンとハライドイオンを
遂次同時に注入混合する事が望ましい。

本発明のハロゲン化銀粒子は、その粒子の成長過程にＩ
ｒ　Ｉ　Ｒｈ　＋　１”ｔ　＊ムＵなどの貴金属イオン
を添加し、粒子内部に包含せしめる事ができ、また、低
ＰＡｇ雰囲気や適当な還元剤を用いて粒子内部に還元層
１ＩＩＩ核を付与する事ができる。

本発明のハロゲン化銀乳剤はハロゲン化銀粒子の成長の
終了後に、適当な方法によって化学増感に適するｐＡｇ
やイオン濃度にすることができる。例えば凝集法やヌー
ドル、水洗法など、リサーチディスクｐ−ジャー１７６
４３号（１（ｒｉｉｍｓａｓｅｈＤｉｓｃｌｏｓｕｒｅ
　１７６４３号）記載の方法で行なう事ができる。

本発明の正常晶のハロゲン化銀乳剤は、その粒度分布の
まま使用に供しても、また平均粒径の興なる２種以上の
正常晶乳剤を粒子形成以後の任意の時期にブレンドして
所定の階調度を得るよう接合して使用に供してもよいが
好會しくは化学熟成分にブレンドすることが望ましい。

本発明に係るハｐゲン化銀カラー写真感光材料の前記支
持体より最も遠い感光性ハロゲン化銀乳剤層または緑色
感光性ハロゲン化銀乳剤層はその全粒子数の加−を超え
ない範囲で正常晶以外のハロゲン化銀粒子、例えば双晶
のハロゲン化銀粒子を含むことができるが、正常晶以外
のハロゲン化銀粒子の混入は望ましくは１０％以下に抑
えられるべきであり、さらに望ましくは実質的に正常晶
以外のハロゲン化銀粒子が混入していない方がよい。

本発明に係るハロゲン化銀カラー写真感光材料に含まれ
る正常晶ハロゲン化銀乳剤は立方晶、八面体および１４
面体結晶粒子をそれぞれ単独に、またはこれらの任意の
組合せを・任意の割合で混合して使用することができる
が、立方晶粒子より八面体および／また各計四面体粒子
の割合が大きい方が望ましく、より望ましくは八面体粒
子または／および十四面体粒子のみで構成される。

本発明に係るハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀組成は時
に制限はなく、通常用いられる範囲を適用することがで
きる。例えば一般撮影用のネガ乳剤に適用する場合には
、１２モル−以下のロウ化銀を含み、１０モル製以下の
塩化銀を含んでもよい臭化銀を主成分とする組成、が好
ましく用いられ、一方現像性等が重視され比較的低感度
が許されるプリントに用いられる乳剤には塩臭化銀や塩
化銀を主成分とする塩臭化銀、塩旨つ臭化銀等の組成等
が挙げられる。

本発明において、２種類以上の互いに異なる平均粒径を
持つ乳剤を併用する場合、それぞれの乳剤に対して上鏝
も適した化学増感を個々に施すことが望ましい。ここで
化学増感とは硫黄増感、金増感、セレン増感、還元増感
等の公知の増感であって、これらを組合せて実施するこ
ともできる。

ハロゲン化銀の粒径によって反応速度が員なり、同一の
方法を適用すること、又は個々に行なうことなく混ぜ合
わせから行なうと、必ずしも個々の乳剤の最高速度が得
られるとは限らない。

本発明における上記化学増感においては、硫黄増感は、
例えばチオ硫酸ナトリウム、チオ尿素、アリルチオ尿素
等を用いる事によって行なえるし、また金属増感は、例
えば塩化金酸ナトリウム、金チオシアン酸カリウム等を
用いることによって行なえる。また、金−一硫黄増感と
しては、上記の各増感剤に属する少なくとも１種類ずつ
を併用して化学増感することができ、この場合、チオシ
アン酸アンモニウム等を更に加えて化学増感する事もで
きる。

また本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は上記硫黄増
感法等の他にセレン増感法を用いることもできる。例え
ば七レノウレア、Ｎ、Ｎ′−ジメチルセレノウレアなど
を用いた米国特許第１，８７４，９４４号明細書、同第
３，５９１，３８５号明ＳａＷ公昭４３−１３８４９号
公報、同４４−１５７４８号公報に記載の方法を採用す
る事ができる。

また、還元増感としては従来公知の方法を適用すること
ができる。例えば低ｐＡｇ　ｊＦ　Ｎ気による熟成や適
当な還元剤、また、光、ｒ線など電磁波をもって行なう
事ができる。

本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、平均
粒径の互いに興なる２種類以上の乳剤は、支持体上に個
々に層状に分離して塗布することができるし、また、混
合して塗布することもできる。

この時用いられる支持体・は、公知のもののすべてを含
み、例えばポリエチレンテレフタレート等のポリエステ
ルフィルム、ポリアミドフィルム、〆リカーボネートフ
ィルム、スチレンフィルム、また、パライタ紙、合成高
分子を被覆した紙などである。

本発明に係るハロゲン化銀カラー写真感光材料は高感度
で高画質を要求される撮影用ネガ蓋ハ田ゲン化銀カラー
写真材料への適用が特に適している〇 本発明において、ハロゲン化銀粒子を分散せしめる親木
性コ費イドとしてはゼラチンが最も好重しいが、更にバ
インダー物性を改良するために例えばゼラチン誘導体、
他の天然親水性コロイド例えばアルブミン、カゼイン、
寒天、アラビアゴム、アルギン酸およびその誘導体例え
ば塩、アミドおヨヒエステル、でん粉およびその誘導体
、セルロース誘導体例えばセルレースエーテル、部分加
水分解シた酢酸セルロース、カルボキシメチルセルロー
ス等、または合成親水性樹脂、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、アクリル酸およびメタク
リル酸またはその誘導体、例えばエステル、アミドおよ
びエシリルのホモおよびコポリマー、ビニル重合体例え
ばビニルエーテルおよびビニルエステルを使用できる。

本発明に係るハｐゲン化銀寥真感光材料に用いられるハ
ロゲン化銀乳剤は安定剤、カプリ抑制剤としては例えば
米国特許第２，４４４，６０７号、同第２．７１６，０
６２号、同第３．５１２，９８２号、同第３，３４２，
５９６号、強国特許第１，１８９，３８０号、同第２０
５，８６２号、同第２１１．８４１号の各明細書、特公
昭４３−４１８３号、同３９−２８２５号、特開＠　５
０−２２６２６号、同５〇−２５２１８号の各公報など
に記載の安定剤、カプリ抑制剤を用いる方法を適用して
よく、特に好ましい化合物としては、５．６−）リメチ
レン−７−ヒドロキシー８−）リアゾロ（１，５−ａ）
ピリミジン、５．６−テＦラメチレン−７−ヒドロキシ
−８−トリアゾロ　（１，５−ａ）ピリミジン、５−メ
チル−７−ヒドロキシ−８−トリアゾロ（１，５−ａ）
ピリミジン、７−ヒドｐ岑シー８−トリアゾロ　（１゜
５−ａ）ピリミジン、没・食子酸エステル（例えば没食
子酸イソアミル、没食子酸ドデシル、没食子トラゾール
、２−メルカプトベンツチアゾールなど）、ペンツトリ
アゾールＩＩ（例えば５−プｐムペンットリアゾール、
４−メチルペンツトリアゾールなど）、ベンツイミダゾ
ールＩｉ（Ｍｌｆ６−二）ａベンツイミダゾールなど）
等が挙げられる。

本発明のハロゲン化銀乳剤はシアニン色素、メｐシアニ
ン色素等公知の分光増感色素および方法で分光増感する
事ができる。例えばレギエラー領域においては特開昭５
５−２７５６号、同５５−１４７４３号会報等に記載の
増感色素、又、オルソ領域においては特開昭４８−５６
４２５号、同５１−３１２２８号、特公昭４７−２５３
７８号公報−に記載の増感色素を単独で又は併用で使用
する事ができる。また更に長波長側での分光増感は、例
えば特開昭５１−１２６１４０号公報に記載の更にメチ
ン類の長いシアニン色素を用い′て行なう事ができ、色
素の組合せ等による超色増感についても任意に行なうこ
とができる。

本発明に係るハロゲン化銀感光材料は、その塗布液中に
通常用いられる写真用硬膜剤、例えばアルデヒド系、ア
ジリジン系（例えばＰＲレポート、１９．９２１　、米
国特許第２，９５０，１９７号、同第２，９６４，４０
４号、同第２，９８３，６１１号、同第３，２７１，１
７５号の各明細書、特公昭４６−４０８９８号、特開昭
５０−１１３１５号の各公報に記載のもの）、イソオキ
サゾール系（例えば米国特許第３３１，６０９号明細書
に記載のもの）、エポキシ系（例えば米国特許第３，０
４７，３９４号、西独特許第１，０８５，６８３号、英
Ｅ１特許第１，０３３，５１８号の各明細書、特公昭４
８−３５４９５号公報に記載のもの）、ビニールスルホ
ン系（例えばＰＲレボ−）　１９，９２０％西独特許第
１，１００，９４２号、英国特許第１，２５１，０９１
号、特願昭４５−　！＞４２３８号、同４ｇ　−１１０
９９６号、米国特許第３１５３，９６４号、同第３，４
９０，９１１号の各明細書に記載のもの）、アクリルイ
ル系（例えば特願［１４８−２７９４９号、米国特許第
３，６４０，７２０号の各明細書に記載のもの）、カル
ボジイミド系（例えば米国特許第２，９３８，８９２号
明細書、特公昭４６−３８７１５号公報、特願昭４９−
１５０９５号明細・書に記載のもの）、その他マレイ之
ド系、アセチレン系、メタンスルホン酸エステル系、ト
リアジン系、高分子型の硬膜剤が使用できる。また、増
粘剤として例えば米国特許第３，１６７．４１０号、ペ
ルギー国特許第５５８，１４３号の各明細書に記載のも
の、ゼラチン可纏剤としてポリオール１１（例えば米国
特許第２，９６０，４０４号明細書、特公昭４３−４９
３９号、特開昭４８−６３７１５号の各公報のもの）、
更にはラテックス類として米国特許第７６６．９７６号
、フランス特許第１，３９５，５４４号の各明細書、特
公昭４８−４３１２５号公報に記載されるもの、マット
剤として英国特許第１，２２１，９８０号明細書に記載
のものなどを用いることができる。

本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の構成要素　中
には、所望の塗布新剤を用いることができ、例えばすｌ
ニン或いはスルホフハク酸界面活性剤として例えば英国
特許第５４８，５３２号、特願昭４７−８９６３０号の
各明細書などに記載のもの或はアニオン界面活性剤とし
て例えば特公昭４３−１８ｉ５６号公報、米国特許第３
，５１４，２９３号、フランス特許第２．０２５，６８
８号の各明細書、特公昭４３−１０２４７号矢報などに
記載のものが使用できる。

本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、本発
明の乳剤層の下層で支持体に接する層に染料を用いる事
ができるし、又、面像の鮮鋭性の向上あるいは安全光に
起因するカプリの軽減のために保護層および／または本
発明の乳剤層および／または本発明の乳剤層に接する非
感光性層に染料を添加する事ができる。そして、か−る
染料としては、上記目的のための公知のあらゆるものが
使用できる。

また本発明の乳剤をカラー用の感光材料に適用するには
、赤感性、縁感性および青感性に調整された本発明の乳
剤にシアン、マゼンタおよびイエローカプラーを組合せ
て含有せしめる等一般カラー用感光材料およびイメージ
ングＡ　１８−１９　（１９７６年）に記載の７オール
スカラー感光材料に使用される手法及び素材を充当すれ
ばよい。

有用なカプラーとしては開鎖メチレン系イエローカプラ
ー、ピラゾロン系！ゼンタヵブラー、フェノール系また
はナフ）・−ル系シアンカプラーが挙げられ、これらの
カプラーに組合せてオートマスクをするためのカラード
カプラー（例えばカプラーの活性点に結合蓋としてアゾ
蓋を有するスプ剤放出濠化合物（芳香族第１級アミン現
像主薬の酸化体と反応して現像抑制型化合物を放出する
化金物であり、芳香族第１級ア文ン現像主薬の酸化体と
反応して有色の色素を形成するいわゆるＤＩＲカプラー
ならびに無色の化合物を形成するいわゆるＤＩＲ物質の
両方を含む）などを用いることも可能である。又これら
のカプラーをハｐゲン化銀カラー写真感光材料中に含有
せしめるには、従来からカプラーについて用いられてい
る公知の種々の　　゛技術を適用することができる。

本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は通常用いられ
る公知の方法により現像処理することができる。漂白現
像液は、通常用いられる現像液、例えばハイドルキノン
、１−フェニル−３−ピラゾリドン、Ｎ−メチル−ｐ−
７ミノフエノール或はｐ−フ鳳エレンジアミン等の単一
またはこれらの２種以上を組み合わせて含有したものが
用いられ、その他の添加剤は常用のものが使用できる。

また、該感光材料がカラー用の場合には通常用いられる
発色現像法で発色現像することができる。

アルデヒド硬膜剤を含°有する現像液もまた本発明に係
るへ田ゲン化銀感光材料に使用する事ができ、例えばジ
アルデヒド類である！レインタジアルデヒド或はダルタ
ルアルデヒドおよびこれらの重亜硫酸す）ｌ）ラム塩な
どを含有した写真分野では公知の現像液を用いることも
できる。

以下、実施をあげて本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらによって限定されるものではない。

実施例−１ 下記の方法により原子乳剤１および２を製造したＯ （原子乳剤−１） ｊｕｌのダブルジェット混合法に従って、アンモニア性
硝酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液を、アルカリハ
ライドを含むゼラチン水溶液中に（資）℃で１５分間か
けて添加、混合し、平均粒径０．６５μ標準偏差０．２
１μで５モル襲の沃化銀を含有する沃臭化銀乳剤を得た
。

（原子乳剤−２） ｐＡｇコントロール・ダプルジェッシ混合法によりアン
モニア性硝酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液をアル
カリ・ハライドを含むゼラチン水溶液中にｐＡｇを１．
＃、・に−保−１ちながら４０’Ｃで部分かけて添加、
混合し平均粒径０．−１標準偏差０．１５４μで、双晶
含有率が７％以下である実質的に立方晶からなる５モル
襲の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤を得た。

下引加工したセルローストリアセテートフィルムからな
゛る支持体上に下記の各層を支持体側より順次塗設し、
試料−１，２，３，４，５，６および７を作成した。

（試料−１） 層−１・・・ハレーシ１ン防止層 異色コロイド銀を分散せしめたゼラチン水溶液を乾燥膜
厚２．０μになるように塗布した０層−２・・・赤色感
光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−１を金増感剤及び硫
黄増感剤で化学増感し、さらには増感色素として無水９
−エチル−３，３′−ジー（３−スルホプロピル）−４
゜ｓ、　４？　５’−ジペンゾチアカルボシアニンヒド
ロキシドおよび無水５．５′−ジ・−りｐロー９−・エ
チル−３，３′−ジー（３−スルホプロピル）チアカル
ｌシアニンヒドロキシドを加え、ついで４−ヒドロキシ
−６−メチル−１，３，３ａ、７−テトラザインデン１
−フェニル−５メルカプトテトラゾールを加え、更に後
述の分散物（ｃ−ｉ）を加えた。

この様にして得られた赤感光性ハロゲン化銀乳剤を乾燥
膜厚４．５μになるように塗布した。

層−３・・・中間層 ゼラチン水溶液を、乾燥膜厚１．０μになるように塗布
した。

層−４・・・緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
１を金増感剤及び硫黄増感剤で化学増感し、さらには増
・感色素として無水５．５−ジ１１−９−エチル−３１
３−ジー（３−スルホプロピル）オキサカルボシアニン
ヒドロキシド、無水５．５′−ジフェニル−９−エチル
−３，３′−ジ（３−スルホプロピル）オキサカルボシ
アニンおよび無水９−エチル−３，３／−ジー（３−ス
ルホプロピル）　−ｓ、　ａ、　ｓｒｓ’−ジベンゾオ
キ量カルメジアニンヒドロキシド；を加え、ついで４−
とドルキシ−６−メチル−１，３，３ａｔ　７−チトラ
ザインデン、ｌ−フェニル−５−メルカプトテトラゾー
ルを加えた。次にこれに後述の分散物（Ｍ−１）を加え
緑色感光性ハロゲン化銀乳剤を調整し乾燥膜厚で４．５
μになるように塗布したＯ 層−５・・・中間層 ゼラチン水溶液を乾燥膜厚１．θμになるように塗布し
た。

以箪倉）白 層−６・・・黄色フィルタ一層 黄色コロイド銀と２．５−ジ−ｔ−オクチルハイドロキ
ノンを分散せしめたゼラチン水溶液を乾燥膜厚１．２Ｊ
になるように塗布した０層−７・・・青色感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層原子乳剤−１を金増感剤及び硫黄増感剤で
化学増感し、さらには４−ヒドロキシ−６−メチル−１
，３，ａｌｌ、７−チトラザインデン、１−７二二ルー
５−メルカプトテトラゾールを加えた０次に後述の分散
物（Ｙ−１）および１．２−ビスビニルスルホニルエタ
ンを加え、青感光性ハロケン化銀乳剤を調整し乾燥膜厚
５．０μになるように塗布した。

層−８・・・保護層 １．２−ビスビニルスルホニルエタンヲ含ムゼラチン水
溶液を乾燥膜厚１．２μとなるように塗布した。

（試料−２） 層−１・・・ハレーシーン防止層（試料−１の層−１と
同じ） 層−２・・・赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
２を金１．硫黄増感剤で化学増感したのち試料−１の層
−２と同様に調整し塗布したＯ 層−３，層−４９層−５１層−６１層−７および層−８
は、それぞれ試料−１の層−３１層−４、層−５９層−
６１層−７および層−８と同様に調整塗布した。

（試料−３） 層−３の緑色感光性乳剤層が原子乳剤−１を金、硫黄Ｊ
−感じたのち試料−１の層−３と同様に調整塗布した他
は、試料−１の各層を試料−１と同様にセルローストリ
アセテート支持体上に順次塗設し試料−３を作成した。

（試料−４） 層−２の赤色感性乳剤層を試料−２の層−２と同じ乳剤
を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−３の層−
４と同じ乳剤を塗布した他は試料−１と同１ｍにセルロ
ーストリアセテート支持体上に順次塗設し試料−４を作
成した。

（試料−５） 層−７の青色感光性乳剤層を原子乳剤−２を金、硫黄増
感したのち試料−１の層−７と同様に調整塗布した他は
試料−１と各層を試料−１と同様にセルロース）　ＩＪ
アセテート支持体上に順次塗設し試料−５を作成した。

・〉コご≧ｊノ （試料−６） 層−４の緑色感光性乳剤層を試料−３の層−４と同じ乳
剤を塗布し、層−７の青感光性乳剤層を試料−５の層７
と同じ乳剤を塗布した他は試料−１の各層と同様にセル
ローストリアセテート支持体上Ｋ１１１次塗設し試料−
６を作成した。

（試料−７） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−２の層−意と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−３の層
−４と同じ乳剤を塗布し、層−＝７の青色感光性乳剤層
を試料−５の層−７と同じ乳剤を塗布した他は試料−１
と同様にセルローストリアセテート支持体上Ｋ１１次塗
設し試料−７を作成した。実施例１−３で用いたカプラ
ー、カラード・カプラーおよびそれらの分散物の調整法
を以下に示す。

−ｔ α−（４−（１−ベンジル−２−フェニル−３，５−ジ
オキソ−１，２，４−）リアゾリジニル）〕−〕α−ビ
バリルー２−クロａ−５−ｒ−（龜４−ジーｔ−アＺル
フェノキシ）ブチルア電ド〕アセトアニリド −１ １−（２，４，６−）リフ膣ロフェニル）−３−（３−
（２，４−ジーを一丁ミルフェノキシ丁セトアオド）ペ
ンツア電ド〕−５−ビラゾ■シ−３ ４．４′−メチレンビス（１−（２，４，＠−）リクロ
ロフェニル）−３−（３−（２，４−ジーを一アぽルフ
ェノキシアセトアオド）ベンツア建ド〕−５−ビラゾＩ
ン） ０Ｍ−１ １−（２，４，１−）リクロロフェニル）−４−（ｌ−
す７チルアゾ）−３−（２−りＥｌ　ｏ　−５−オクタ
デセニルスクシンインドアニリノ）−５−ピラゾロン −ｔ ｌ−ヒドロキシ−４−〔β−メトキシエチルアミノカル
ボニルメトキシ〕、〒Ｎ−（−一（！、４−ジーｔ＠ｒ
ｔ−ア建ルフルフェノキブチルツー２−ナツトアミド Ｃ−ｔ ！−ヒトーキシー゛４°−（４−（１−ヒドロキシ−８
−７セトアミドー３．６−ジスルホ−２−す７チルアゾ
）フェノキシ］−Ｎ−（δ−（２゜４−ジ−ｔ−アミル
フェノキシ）ブチル〕−２−ナットア建ド・ジナトリウ
ム塩 分散物（ｙ−ｔ） イエーー色素形成カプラーとして上記（Ｙ−１）　３０
０　Ｎをジブチルフタレート（ＤＩＰ　）　１５０１、
エチルアセテート５００−に加熱溶解し、トリイソプ日
ビルナフタレンスルホン酸ソー〆■Ｉを含有する７、５
−ゼラチンｔｓｏｏ　ｌＩｊ中に加えコロイドミルにて
乳化分散し、２５００ａｊＫ調整した。

分散物（Ｍ−１） マゼンタ色素形成カプラーとして上記（Ｍ−・１　）４
５ｊｊ　、　（Ｍ−２）　１８Ｉｉ及び（ＣＭ−１）１
４　＃　ｌ　）す〒クレジル７オスフエート７７１゜エ
チルアセテート２８０−に加熱溶解し、ト苧イソプ四ビ
ルナフタレンスルホン鞭ソーダ８１を含有する７、５饅
ゼラチン水溶液５００ｄ中に加えコロイドミルにて乳化
分散し、ｔｏｏｏｗＬｔＫ調整した。

分散物（Ｃ−ｔ） シアン色素形成カプラーとして上記（Ｃ−１）５０７、
カラードシアンカプラーとして（ＣＯ−１）：４Ｉをト
リークレジルフォスフェート（以下ＴＣＰ）５５ｇ及び
エチルアセテ−）１１Ｇ−の混合物に加＃ｗ＆ＷＩ％し
、トリーイソプ９ビルナフタレンスルホン酸ソーダ４１
１を含む７．５−ゼラチン水溶液４００　ｗＪ中に加え
コロイドミルにて乳化分散し、ｌ０００ＷＬＩＫ調整し
た。

これらの試料をウェッジを通して白色露光した後に小西
六写真工業■製Ｃ１１ｉＫ　−４−カラー処理液で＠愉
処理した。得られた写真性を第１表に示す。

なお、画倫鮮鋭性の改良効果の検出はＭＴＦ（Ｍｏｄｕ
ｌａｔｌｅｍ〒ｒａｎｓｆ＠ｒ　Ｆｕｎｃｔｉ＠ｎ　）
を求め、空間周波数が４０木／ＢでのＭＴＦの大きさを
比較することに鎮１表 餌！表から明らかな如く本発明（試料−３，４，翫６及
び７）は著しく鮮鋭性の向上効果が認められた。特に最
上乳剤層である宵色感光性乳剤層に正常晶乳剤を用、い
た場合、該背合感光層のみならず該層より下部に位電す
る緑色感光性乳剤層の鮮鋭性向上が顕著である。會た緑
色感光性乳剤層にのみ正常晶乳剤を用いた場合でも最終
画質レベルを左右する該層の画質向上と、なおかつ赤色
感光性乳剤層の鮮鋭性が肉とすることが認められた。更
に金層を正常晶のノＳｇゲン化銀粒子で構成した場合に
は鮮鋭性向との効果は最も顕著であることがわかる。

実施例−２ 下記の方法により原子乳剤−３を製造した。

（原子乳剤−３） ＰＡＩコントｐ−ルダブルジェット混合法によりアンモ
ニア性硝酸銀水溶液とアルカジノ１ライド水１ｌＩｌｌ
［をアルカリノ為ライドを含むゼラ９”ン水＊１中Ｋｐ
ｉｇ　ｖ　Ｓ、＄５ｖｃ保ちながらｏ”ｃ１０！ｉ　＃
かけて沈澱し平均粒径０．６＠１標準偏差０．１４２μ
、双晶含有率１２−以下の実質的に八面体粒子から成る
５七ルーの沃化銀を含む沃臭化銀な得た。

下引加工したセルローストリアセテートフィルムから成
る支持体Ｊ＝に下記の層を支持体側より順次塗設し試料
−８，９，１０，ｌＬ１２及び１３を作成した。

（試料−８） 層−１・・・・・・ノ・レージ■ン防止層（試料−１の
層−１と同じ） 層−２・・・・・・赤色感光性ノ１０ゲン化銀乳剤層原
子乳剤層−３を金、硫黄増感剤で化学増感した実施例−
１の試料−１０層−２と同様に調□整し塗布した。

層−３、ａ−４、層−５、層−６、層−７及び層−８と
同様に調整塗布した。

（試料−９） 層−３の緑色感光性乳剤層は原子乳剤署−３を金、硫黄
増感した後、試料−１の−４−３と同様に調整塗布した
他は、試料−１の各層を試料−１と同様にセルロースト
リアセテート支持体上Ｋｊ［次塗設し試料−９を作成し
た。

（試料−１Ｏ） 層−２の赤色感光性乳剤層は試料−７の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層は試料−９の層
−４と同じ乳剤を塗布した他は実施例−１の試料−１と
同様にセルローストリアセテート支持体１に順次塗設し
試料−１０を作成した。

以精白 １−Ｔ。

（試料−１１） 層−７の青色感光性乳剤層は原子乳剤−３を金。

硫黄増感した後、実施例−１の試料−１と同様に調整塗
布した他は各層を試料−８と同様にセルローストリアセ
テート支持体上に順次塗設し試料−１１を作成した。

（試料−１２） 層−４の緑色感光性乳剤層は試料−９の層−４と同じ乳
剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層は試料−１１の
層−７と同じ乳剤を塗布した他は実施例−１の試料−１
の各層と同様にセルローストリアセテート支持体上に順
次塗設し試料−１２を作成した。

（試料−１３） 層−２の赤色感光性乳剤層は試料−８の層−冨と同Ｖ乳
剤を塗布し、ｌｌｌ−４の緑色感光性乳剤層は試料−９
の層−４と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤
層を試料−１１の層−７と同じ乳剤を塗布しまた他は実
施例−１の試料−１と同様にセルローストリアセテート
支持体）、に順次塗設し試料−１３を作成した。

属２表 ＃Ｎ２表に示された試料−８以外は全て本発明に係るハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料であるが、第１表と第２
表を比較すると鮮鋭性向上の効果は正常晶粒子として、
立方晶粒子を用いた時よりも八面体粒子を用いた時によ
り大きいことがわかる。

実施例−３ 下記の方法により原子乳剤！及び２を製造した。

（原子乳剤−４） ｐＡ１コント掌−ル・ダブルジェット温合法によりアン
毫ニア性硝酸銀水＊ｉ＊とアルカリハライド水＊ｉｉを
アルカリ・ハライドを含むゼラチン水５ｉｌｌ中Ｋ　ｐ
Ａｇを９．５に保ちながら４０”Ｃ８３分かけて沈澱し
平均粒径０．６５μ標準偏差０．１８Ｊｌ、双晶含有率
８−以下の実質的に立方晶から成る５モル−の沃化銀な
含む鰍臭化鎖乳剤を得た。

下引加工したセルローストリアセテートフィルムからな
る支持体トに下記の各層を支持体側より順次塗設し、試
料−１４，１５，１６，１７，１８及び１９を作成した
。

（試料−１４） 層−１・・・・・・ハレーシ曹ン防止層（試料−１の層
−１と同じ） 層−２・・・・・・赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子
乳剤−４を金、硫黄増感剤で化学増感した後、試料−１
の層−２と同様に調整し塗布した。

層−３、層−４、層−５、層−６、層−７及び層−８は
それぞれ試料−１の層−３、層−４、層−５、層−６１
層−７及ｖａ−ｓと同様Ｋ１１ｍ１ｌｋ布した。

（試料−１５） 層−３の緑色感光性乳剤層が原子乳剤−４を金。

硫黄増感した後、試料−１の層−３と同様に調整塗布し
た他は試料−１の各層を試料−１と同様にセルロースト
リアセテート支持体上に順次塗設し試料−１５を作成し
た。

（試料−１６） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−１４０層−２と同じ
乳剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−１５
の層４と同じ乳剤を塗布した他は実施Ｎ−１の試料−１
と同様にセルローストリアセテート支持体上に順次塗設
し試料−１６を作成した。

以揮自 （試料−１７） 層−７の青色感光性乳剤層を原子乳剤−４を会硫黄増感
した後、試料−１の層−７と同様に調整塗布した他は実
施例−１の試料−１と各層を試料−１と同様に−にルロ
ーストリアセテート支持体１に順次塗設し試料−１７を
作成した。

Ｃ試料−１８） 層−４の緑色感光性乳剤層を試料−１５の層−４と同じ
乳剤な塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を試料−４７
０ＩＩ−７と゛同じ乳剤を塗布した他は実施例−１の試
料−１の各層と同様にセルローストリアセテート支持体
上Ｋ１１Ｉ次塗設し試料−１８を作成した。

（試料−１９） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−１４の層−２と同じ
乳剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−１５
のｌｌ−４と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳
剤層を試料−１７の層−７と同じ乳剤を塗布した他は実
施例−！の試料−１と同様にセルローストリアセテート
支持体上Ｋ１法塗設し試料−１９を作成した。

１１施例−１と同様に現倫処理し、画倫鮮鋭性の評価を
行なった。結果″Ｖ第３表に示す。

縞３表 ［１表と第３表を比較すると明らかな如く鮮鋭性に与え
る効果は、双晶の含有率が小さい程大きいことがわかる
。

代理人桑原義集 手続補正書 昭和５７年９月１４日 特許庁長官若　杉　和　夫　殿 ］、事件の入水 昭和５６年特許願第２００４７７号 ２　発明の名称 ハロゲン化銀カラー写真感光材料 ３　補止をする名 事件との関係　特許出願人 住　所　　東京都新宿区西新宿１丁目２６番２号名　称
　（］　２７）小西六写真工業株式会社　−−−− 居　所　　東京都日野市さくら町１番地小西六写真工業
株式会社内 ６、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」および 「発明の詳細な説明」の欄 ７、　補正の内容 （１）「特許請求の範囲」　　　　　　　　−「蔦１１
　＃Ｌ店＆’ＪＪ （２）「発明の詳細な説明」の欄を次のように訂正する
。

３頁４行目「トリアアセテート」を「トリアセテート」
に訂正する。

７頁１１行目「逆比例して」を「比例して」に訂正する
。

１０頁１９行目「化学熟成分に」を「化学熟成後に」に
訂正する。

１５頁１５行目「カプリ」を「カプリ」に訂正する。

９頁６行目「結合蓋」を「結合基」に訂正する。

頷頁６行目「アゾ蓋」を「アゾ基」に訂正する。

２１頁１１行目「マレインタジアルデヒド」を［マレイ
ンアルデヒド」に訂正する。

２１頁１２行目「ダルタルアルデヒド」を「ゲルタール
アルデヒド」に訂正する。

２１頁１８行目から駒頁１６行目の実施例を次のよ−う
に訂正する。

実施例−１ 下記の方法により原子乳剤１，２．３および４を製造し
た。

（原子乳剤−１） 通常のダブルジェット混合法に従って、アンモニア性硝
酸銀水溶液とアルカリノ・ライド水溶液を、アルカリハ
ライドを含むゼラチン水溶液中に（資）℃で１５分間か
けて添加、混合し、平均粒ｉ　０．６５μ標準偏差０．
２１μで５モル％の沃化銀を含有する沃臭化銀乳剤を得
た。

（原子乳剤−２） ｐＡｇコントロール・ダブルジェット混合法によりアン
モニア性硝酸銀水溶液とアルカリノ・ライド水溶液をア
ルカリ・ハライドを含むゼラチン水溶液中にｐＡｇを８
．６に保ちながら４０”Ｃで８３分かけて添加、混合し
平均粒径０．６５μ、標準偏差０．１５４μで、双晶含
有率が１２％である実質的に立方晶からなる５ベル％の
沃゛化銀を含む沃臭化銀乳剤を得た。

（原子乳剤−３） ｐＡｇコントロール・ダブルジェット混合法によりアン
モニア性硝酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液をアル
カリ・ハライドを含むゼラチン水溶液中にｐＡｇを９．
８５に保ちながら４０’Ｃで１０５分かけて添加、混合
し平均粒径０．６８μ、標準偏差０．１４２μで、双晶
含有率が１２弧である実質的に八面体からなる５モル％
の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤を得た。

（原子乳剤−４） ｐＡｇコン）０−ル・ダブルジェット混合法によりアン
モニア性硝酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液をアル
カリ・ハライドを含むゼラチン水溶液中にｐＡｇを９．
５に保ちなから４０’Ｃで０分かけて添加混合し、残り
の加分を４０℃においてｐＡｇを１Ｏ０４に保ちながら
添加混合し、平均粒径０．６５μ、標準偏差０１５７μ
で、双晶含有率１２％である実質的に１４面体結晶から
なる５モＡ／％の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤を得た◎ 下引加工したセルローストリアセテートフィルムからな
る支持体上に下記の各層を支持体側より順次塗設し、試
料−１〜１９を作成した。

（試料−１） 層−１・・・ハレーシ、ン防止層 黒色コロイド銀を分散せしめたゼラチン水溶液を乾燥膜
厚２．０μになるように塗布した。

層−２・・・赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
１を金増感剤及び硫黄増感剤で化学増感し、さらには増
感色素として無水９−エチル−３，３′−ジー（３−ス
ルホプロピル）−４，５，４’、　５’−ジベンゾチア
カルボシアニンヒドロキシドおよび無水５，５′−ジク
ロロ−９−エチル−３，３′−ジー（３−スルホプロピ
ル）チアカルボシアニンヒドロキシドを加え、ついで４
−ヒドロキシ−６−メチル−１，３゜３ａ、７−テトラ
ザインデンｌ−フェニル−５メルカプトテトラゾールを
加え、更に後述の分散物（Ｃ−１）を加えた。

この様にして得られた赤感光性ハロゲン化銀乳剤を乾燥
膜厚４．５μになるように塗布した。

層−３・・・中間層 ゼラチン水溶液を、乾燥膜厚１．０μになるように塗布
した。

層−４・・・緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
１を金増感剤及び硫黄増感剤で化学増感し、さらには増
感色素として無水５゜５′−ジクロロ−９−エチル−３
，３′−ジー（３−スルホプロピル）オキサカルボシア
ニンヒドロキシド、無水５，５′−ジフェニル−９−エ
チル−３，３′−ジ（３−スルホプロピル）オキサカル
ボシアニンおよび無水９−エチル−３゜３′−ジー（３
−スルホプロピル）　−５，６，５４６′−ジペンゾオ
キサカルボシアニンヒドロキシド；を加え、ついで４−
ヒドロキシ−６−メチル−１，３，３ａ、　７−チトラ
ザインデン、１−フェニル−５−メルカプトテトラゾー
ルを加えた。次にこれに後述の分散物（Ｍ−１）を加え
緑色感光性ハロゲン化銀乳剤を調整し乾燥膜厚で４．５
μになるように塗布した。

層−５・・・中間層 ゼラチン水溶液を乾燥膜厚１．０μになるように塗布し
た。

層−６・・・黄色フィルタ一層 黄色コロイド銀と２，５−ジ−ｔ−オクチルハイドロキ
ノンを分散せしめたゼラチン水溶液を乾燥膜厚１．２μ
になるように塗布した。

層−７・・・青色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳Ｍ−
１を金増感剤及び硫黄増感剤で化学増感し、さらには４
−ヒドロキシ−６−メチル−１，３，３ａ、　７−チト
ラザインデン、１−フェニル−５−メルカプトテトラゾ
ールを加えた。次に後述の分散物（Ｙ−１）および１．
２−ビスビニルスルホニルエタンを加え、青感光性ハセ
ゲン化銀乳剤を調整し乾燥膜厚５．０μになるように塗
布した。

層−８・・・保護層 １．２−ビスビニルスルホニルエタンヲ含ムゼラチン水
溶液を乾燥膜厚１．２μとなるように塗布した。

（試料−２） 層−１・・・ハレーション防止層（試料−１の層−１と
同じ） 層−２・・・赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
２を金、硫黄増感剤で化学増感したのち試料−１の層−
２と同様に調整し塗布した。

層−３７層−４１層−５２層−６２層−７および層−８
は、それぞれ試料−１の層−３゜層−４２層−５９層−
６１層−７および層−８と同様に調整塗布した。

（試料−３） 層−４の緑色感光性乳剤層が原子乳剤−２を金、硫黄増
感したのち試料−１の層−４と同様にＩＩＩｋ塗布した
他は、試料−１の各層を試料−１と同様にセルロースト
リアセテート支持体上に順次塗設し試料−３を作成した
。

（試料−４） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−２の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−３の層
−４と同じ乳剤を塗布した他は試料−１と同様にセルロ
ーストリアセテート支持体上に順次塗設し試料−４を作
成した。

（試料−５） 層−７の青色感光性乳剤層を原子乳剤−２を金、硫黄増
感したのち試料−１の層−７と同様に調整塗布した他は
試料−１と各層を試料−１と同様にセルローストリアセ
テート支持体上に順次塗設し試料−５を作成した。

（試料−６） 層−４の緑色感光性乳剤層を試料−３の層−４と同じ乳
剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を試料−５の層
−７と同じ乳剤を塗布した他は試料−１の各層と同様に
セルローストリアセテート支持体上に順次塗設し試料−
６を作成した。

（試料−７） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−２の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−３の層
−４と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を
試料−５の層−７と同じ乳剤を塗布した他は試料−１と
同様にセルローストリアセテート支持体上に順次塗設し
試料−７を作成した。

（試料−８） 層−１・・・ハレーション防止層（試料−１の層−１と
同じ） 層−２・・・赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
３を金、硫黄増感剤で化学増感したのち試料−１の層−
２と同様に調整し塗布した。

層−３１層−４１層−５９層−６２層−７および層−８
は、それぞれ試料−１の層−３９層−４、層−５９層−
６１層−７および層−８と同様に調整塗布した。

（試料−９） 層−４の緑色感光性乳剤層が原子乳剤−３を金、硫黄増
感したのち試料−１の層−４と同様に調整塗布した他は
、試料−１の各層を試料−１と同様にセルローストリア
セテート支持体上にＩ［Ｉ設し試料−９を作成した。

（試料−１０） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−８の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−９の層
−４の同じ乳剤を塗布した他は試料−ｔと同様にセルロ
ーストリアセテート支持体上に順次塗設し試料−１０を
作成した。

（試料−１１） 層−７の青色感光性乳剤層を原子乳剤−３を金、硫黄増
感したのち試料−１の層−７と同様に調整塗布した他は
各層を試料−１と同様にセルローストリアセテート支持
体上に順次塗設し試料−１１を作成した。

（試料−１２） 層−４の緑色感光性乳剤層を試料−９の層−４と同じ乳
剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を試料−１１の
層−７と同じ乳剤を塗布した他は試料−１の各層と同様
にセルローストリアセテート（試料−１３） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−８の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−９の層
−４と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を
試料−１１の層−７と同じ乳剤を塗布した他は試料−１
と同様にセルローストリアセテート支持体上に順次塗設
し試料−１３を作成した。

（試料−１４） 層−１・・・ハレーシ、ン防止層（試料−１の層−１と
同じ） 層−２・・・赤色感光性ハｐゲン化銀乳剤層原子乳剤−
４を金、硫黄増感剤で化学増感したのち試料−１の層−
２と同様に調整し塗布した。

層−３１層−４１層−５１層−６１層−７お　・よび層
−８は、それぞれ試料−１の層−３゜層−４９層−５９
層−６９層−７および層−８と同様に調整塗布した。

（試料−１５） 層−４の緑色感光性乳剤層が原子乳剤−４を金、硫黄増
感したのち試料−１の層−４と同様に調整塗布した他は
、試料−１の各層を試料−１と同様にセルローストリア
セテート支持体上に順次塗設し試料−１５を作成した。

（試料−１６） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−１４の層−２と同じ
乳剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−１５
の層−４と同じ乳剤を塗布した他は試料−１と同様にセ
ルローストリアセテート支持体上に順次塗設し試料−１
６を作成した。

（試料−１７） 層−７の青色感光性乳剤層を原子乳剤−４を金、硫黄増
感したのち試料−１の層−７と同様に調整塗布した他は
各層を試料−１と同様にセルローストリアセテート支持
体上に順次塗設し試料−１７を作成した。

（試料−１８）　　　　　　　　　　　　　　　−−、
、、一層−４の緑色感光性乳剤層を試料−１５め層−４
と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を試料
−１７の層゛−７と同じ乳剤を塗布し−た他は試料−１
の各層と同様に°セルローストリアセテート支持体上に
順次塗設し試料−１８を作成した。

（試料−１９） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−１４の層−２と同じ
乳剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−１５
の層−４と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤
層を試料−１７の層−７と同じ乳剤を塗布した他は試料
−１と同様辷セルローストリアセテート支持体上に順次
塗設し試料−７を作成した。実施例１．２で用いたカプ
ラー、カラード・カプラーおよびそれらの分散物の調整
法を以下に示す。

−１ 一−−−−−４−ジーｔ−アミルフェノキシ）ブチルア
ミド）アセトアニリド Ｍ−１ １−（２，４，６−）リクロロフェニル）−３−［３−
（２，４−ジ−ｔ−アミルフェノキシアセトアミド）ペ
ンツアミド〕−５−ピラゾロン−３ ４，４′−メチレンビス（１−（２，４，６−）リクロ
ロフェニル）　−３−Ｃ３−（２，４−ジ−ｔ−アミル
フェノキシアセトアミド）ペンツアミド〕−５−ピラゾ
ロン） 〜−１ １−（２，４，６−）リクロロフェニル）−４−（ｌ−
ナフチルアゾ）　−３−（２−りｐロー５−オクタデセ
ニルスクシンイミドアニリノ）−５−ピラゾロン −１ １−ヒドロキシ−４−〔β−メトキシエチルアミ７カル
ポニルメトキシ）−Ｎ−Ｃδ−（２゜４−ジーｔｅｒｔ
−アミルフェノキシ）ブチル〕−２−ナフトアミド ＣＣ−ｔ ｌ−ヒドロキシ−４−（４−（１−ヒドロキシ−８−ア
セトアミド−３，６−ジスルホ−２−ナフチルアゾ）フ
エ“ノキシ〕−Ｎ−（δ−（２゜４−ジ−ｔ−アミルフ
ェノキシ）ブチル〕−２−ナフトアミド・ジナトリウム
塩 分散物（Ｙ−１） イエロー色素形成カプラーとして上記（Ｙ−１）３００
．９をジブチルフタレー）　（ＤＢＰ）　　＋５０ｇ、
エチルアセテ−）５００ｍｌに加熱溶解し、）リイソブ
ロビルナフタレンスルホン酸ソーダ１８９を含有する７
、５％ゼラチン１６００１ｊ中に加えコロイドミルにて
乳化分散し、２５０ＯＮｌに調整した。

分散物（Ｍ−１） マゼンタ色素形成カプラーとして上記（Ｍ−１）　４５
１．（Ｍ−２）１８ｇ及び（ＣＭ−１）１４．９ヲトリ
ークレジルフオスフエー）　７７９　、エチルアセテー
ト２８０ｄに加熱溶解し、トリイソプロ　　　　“ビル
ナフタレンスルホン酸ソーダ８ｇを含有スる７、５％ゼ
ラチン水溶液５００１中に加えコロイドミルにて乳化分
散し、ｉｏｏｏｇに調整した。

分散物（Ｃ−１） シアン色素形成カプラーとして上記（Ｃ−１）５０ｇ１
カラードシアンカプラーとして（ＣＣ−１）４ｇをトリ
ークレジル７オスフエート（以下ＴＣＰ）５５ＩＩ及び
エチルアセテ−）１１０１７の混合物に加熱溶解し、ト
リーイソプロピルナフタレンスルホン酸ソーダ４ｇを含
む７．５％ゼラチン水溶液４００ｍ＋７中に加えコロイ
ドミルにて乳化分散し、ＩＱＱＱｍに調整した。

これらの試料をウェッジを通して白色露光した後に小西
六写真工業■製ＣＮＫ−４−カラー処理液で現像処理し
た。得られた写真性を第１表に示す。

なお、画像解説性の改良効果の検出はＭｒＦ（Ｍｏｄｕ
ｌａｔｉｏｎ　Ｔｒａｎｓｆｅｒ　ｐｕｎｃｔｉｏｎ　
）を求め、空間周波数が青色感光性乳剤層に関してはＩ
本／１１Ｉ１１緑色感光性乳剤層および赤色感光性乳剤
層に関しては美本／　ＩｌｍでのＭＴＦの大きさを比較
することに第１表から明らかな如く本発明試料（Ａ３，
４゜５．６．７．９．１０．１１．１２．１３．１５．
１６．１７．１８及び１９）は試料１．２．８及び１４
と比べて著しく鮮鋭性の向上効果が詔められた。特に最
上乳剤層である青色感光性乳剤層に正常晶乳剤を用いた
場合（試料５゜６、７．１１．１２．１３．１７．１８
．及び１９）、該青色感光層のみならず該層より下部に
位置する緑色感光性乳剤層の鮮鋭性向上が顕著である。

また緑色感光性乳剤層にのみ正常晶乳剤を用いた場合（
試料３．９及び１５）でも最終画質レベルを左右する該
層の画゛　　、　　　　　　　質向上と、なおかつ１赤
色感光性乳剤層の鮮鋭性が向上することが認められた。

更に全層を正常晶のハロゲン化銀粒子で構成した場合（
試料７，１３及び１９）には鮮鋭性向上の効果は最も顕
著であることがわかる。

更に、本発明に係わるハｐゲン化銀カラー写真感光材料
に於いては、立方晶粒子を用いた時（試料Ａ３．４．５
．６　及び７）よりも８面体粒子または１４面体粒子を
用いた時（試料Ａ　９．１０．１１．１２．１３゜１５
、１６．１７．１８及び１９）の方が、鮮鋭性向上の効
果はより大きいことがわ☆る。

実施例−２ 下記の方法により原子乳剤５及び６を製造した。

（原子乳剤−５） ｐＡｇコントロール・ダブルジェット混合法によりアン
モニア性硝酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液をアル
カリ・ハライドを含むゼラチン水溶液中にｐＡｇを９．
５に保ちなから４０”Ｃ部分かけて沈澱し平均粒径０．
６５μ標準偏差０．１６μ、双晶含有率８−の実質的に
立方晶から成る５モル％の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤を
得た。

（原子乳剤−６） ｐＡｇコントロール・ダブルジェット混合法によりアン
モニア性硝酸銀水溶液とアルカリハライド水溶液をアル
カリ・ハライドを含むゼラチン水溶液中にｐＡｇを１０
．０　　に保ちながら４０℃で加分かけて添加混合し、
残りの４０分を４０℃に毅いてＰＡｇを１Ｏ０３に保ち
ながら添加混合し、平均粒径０．６５μ、標準偏差０．
１４９μで、双晶含有率８％である実質的に８面体結晶
からなる５モル％の沃化銀を含む沃臭化銀乳剤を得た。

下引加工したセルローストリアセテートフィルムからな
る支持体上に下記の各層を支持体側より順次塗設し、試
料−２０〜３１を作成した。

（試料−２０） 層−１・・・ハレーシ、ン防止層（試料−１の層−１と
同じ） 層−２・・・赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
５を金、硫黄増感剤で化学増感した後、試料−１の層−
２と同様に調整し塗布した。層−３、層−４、層−５、
層−６、層−７及び層−８はそれぞれ試料−１の層−３
、層−４、層−５、層−６、層−７及び層−８と同様に
調整塗布した。

（試料−２１） 層−４の緑色感光性乳剤層が原子乳剤−５を金、硫黄増
感した後、試料−１の層−４と同様に調整塗布した他は
試料−１の各層を試料−１と同様にセルローストリアセ
テート支持体上に順次塗設し試料−２１を作成した。

（試料−２２） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−加の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−２１の
層−４と同じ乳剤を塗布した他は実施例−１の試料−１
と同様にセルローストリアセテート支持体上に順次塗設
し試料−ｎを作成した。

（試料−２３） 層−７の青色感光性乳剤層を原子乳剤−５を金、硫黄増
感した後、試料−１の層−フと同様に調整塗布した他は
実施例−１の各層を試料−１と同様にセルローストリア
セテート支持体上に順次塗設し試料−３を作成した。

（試料−２４） 層−４の緑色感光性乳剤層を試料−２１の層−４と同じ
乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を試料−おの
層−７と同じ乳剤を塗布した他は実施例−１の試料−１
の各層と同様にセルローストリアセテート支持体上に順
次塗設し試料−々を作成した。

（試料−２５） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−加の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−２１の
層−４と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層
を試料−おの層−７と同じ乳剤を塗布した他は実施例−
１の試料−１と同様にセルローストリアセテート支持体
上に順次塗設し試料−６を作成した。

（試料−２６） 層−１・・・ハレーション防止層（試料−１の層−１と
同じ） 層−２・・・赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層原子乳剤−
６を金、硫黄増感剤で化学増感した後、試料−１の層−
２と同様に調整し塗布した。層−３、層−４、層−５、
層−６、層−７及び層−８はそれぞれ試料−１の層−３
、層−４、層−５、層−６、層−７及び層−８と同様に
調整塗布した。

（試料−２７） 層−４の緑色感光性乳剤層が原子乳剤−６を金、硫黄増
感した後、試料−１の層−１と同様に調整塗布した他は
試料−１４）各層を試料−１と同様にセルローストリア
セテート支持体上にＭｆｊ次塗ｆｆＬ試料−苔を作成し
た。

（試料−２８） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−あの層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−ｎの層
−４と同じ乳剤を塗布した他は実ｍ例−１のに料−１と
同様にセルローストリアセテート支持体上に順次塗設し
試料−列を作成した。

（試料−２９） 層−７の青色感光性乳剤層を原子乳剤−６を金、硫黄増
感した後、試料−１の層−７と同様に調整塗布した他は
実施例−１の試料−１と各層を試料−１と同１１にセル
ローストリアセテート支持体上に順次塗設し試料−四を
作成した。

（試料−３０） 層−４の緑色感光性乳剤層を試料−ｎの層−４と同じ乳
剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を試料−四の層
−７と同じ乳剤を塗布した他は実施例−１の試料−１の
各層と同様にセルローストリアセテート支持体上に順次
塗設し試料−（資）を作成した。

（試料−３１） 層−２の赤色感光性乳剤層を試料−％の層−２と同じ乳
剤を塗布し、層−４の緑色感光性乳剤層を試料−谷の層
−４と同じ乳剤を塗布し、層−７の青色感光性乳剤層を
試料−四の層−７と同じ乳剤を塗布した他は実施例−１
１の試料−１と同様にセルローストリアセテート支持体
上に順次塗設し試料−３１を作成した。

実施例−１と同゛様に現像処理し、画像鮮鋭性の評価を
行なった。結果を第２表に示す。

第１表と第２表を比較すると明らかなように、本発明に
係わる乳剤に於いては、結晶形が等しい場合（立方晶で
は３．４．５．６．７及び２１．２２．２３゜冴、２５
．８面体では９．１０．１１．１２．１３及び苔、　２
８．２９゜３０、３１）鮮鋭性向上の効果は、双晶含有
率の少ないものの方が、より大きい。

特許請求の範囲 （１）　　支持体上に青色感光性、緑色感光性および赤
色感光性のネガ蓋感光性ハロゲン化銀乳剤層を有してな
るハロゲン化銀カラー写真感光材料において、支持体よ
り最も遠くに位置する感光性ハ四ゲン化銀乳剤！中もし
くは緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層に含まれるハロゲン
化銀粒子数の少なくとも８０％が正常晶のハロゲン化銀
粒子からなることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真
感光材料。

（２）該正常晶のハロゲン化銀粒子が立方晶のハロゲン
化銀粒子であることを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。

（３）　　Ｉｆ正常晶のハロゲン化銀粒子が１４面体結
晶および／會たは８面体結晶であることを特徴とする特
許請求の範囲第（１）項に記載のハロゲン化銀カラー写
真感光材料。

（４）　　該感光性ハロゲン化銀乳剤層が芳香族第一級
アミン現像剤の酸化体と反応して色素を形成する化合物
を含有することを特徴とする特許請求の範囲のＩＩ　（
１）　ｅ（２）または（３）項に記載のハロゲン化−カ
ラー写真感光材料。

（５）　　全ての感光性乳剤層中に含まれるハロゲン化
銀粒子の少くとも８０％が正常晶のハロゲン化銀粒子で
あることを特徴とする特許請求の範囲第（ｌ）。

（２）　ｅ　（３）または（４）項に記載のハロゲン化
銀カラー写真感光材料。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　支持体上に青色感光性、緑色感光性および赤
   色感光性のネガ■感光性ハロゲン化銀乳剤層を有してな
   るハロゲン化銀カラー写真感光材料において、支持体よ
   り最も遠くに位置する感光性ハロゲン化鎖乳剤増中もし
   くは緑色感光性ハロゲン化銀粒子層に含まれるハロゲン
   化銀粒子数の少なくとＯＩが正常晶のハロゲン化銀粒子
   からなることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光
   材料。 Ｃ）　該正常晶のハロゲン化銀粒子が立方晶のハロゲン
   化銀粒子であることを特徴とする特許請求の範囲第（１
   ）項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。 （３）該正常晶のハロゲン化銀粒子が１４面体結晶およ
   び／または８面体結晶であることを特徴とする特許請求
   の範囲第（１）項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光
   材料。 （４）該感光性ハロゲン化銀乳剤層が芳香族第一級アミ
   ン現像剤の酸化体と反応して色素を形成する化合物を含
   有することを特徴とする特許請求の範囲の第（１）　＊
   　（２）または（３）項に記載のハロゲン化銀カラー写
   真感光材料。 （５）　　全ての感光性乳剤層中に含まれるハロゲン化
   銀粒子の少くとも８ｏ−が正常晶のハロゲン化銀粒子で
   あることを特徴とする特許請求の範囲第（１）　、　（
   ２）　、　（３）または（４）項に記載のハロゲン化銀
   カラー写真感光材料。