JPS5810063B2 - わかめ茎の圧延加工方法 - Google Patents

わかめ茎の圧延加工方法

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JPS5810063B2
JPS5810063B2 JP55138800A JP13880080A JPS5810063B2 JP S5810063 B2 JPS5810063 B2 JP S5810063B2 JP 55138800 A JP55138800 A JP 55138800A JP 13880080 A JP13880080 A JP 13880080A JP S5810063 B2 JPS5810063 B2 JP S5810063B2
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JP
Japan
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wakame
stems
rolling
film
rolled
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JP55138800A
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JPS5765168A (en
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大西智
鈴木勝夫
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SUZUKO SHOTEN JUGEN
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SUZUKO SHOTEN JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はわかめの茎の加工方法に係り、詳しくはロール
やプレス等によりわかめの茎を圧延加工し、茎繊維方向
に沿って裂いて食べるようにしたわかめ茎の珍味製品の
加工方法に関するものである。
わかめの葉部分は乾燥あるいは加熱処理し、乾燥あるい
は塩わかめなどとして保存処理されるが、わかめの茎部
分もつくだ煮や漬物などに味付は処理される。
本発明はこのわかめの茎の利用拡大を図り、珍味製品と
して食べやすいように加工する方法に関するものである
わかめの茎は根元から茎先に伸びるに従って除徐に先細
となると共に、厚みも徐々に薄いものとなる。
例えば長さ150cmのわかめ1本は約30cmの茎部
分を有している。
この茎の食品利用としては5cm長に切断した上、幅5
mm位に切りきざみ、加熱処理してつくだ煮や吻等に加
工されるのが一般的であるが、肉厚もあることなどから
乾燥して珍味品等に利用されにくいのが現状である。
本発明はこのようなわかめの茎の利用拡大を図ったもの
で、その特徴とするところは、味付は加熱処理し、半乾
燥したわかめの茎をフィルム包装し、そのフィルム包装
したわかめの茎をロールあるいはプレス等で圧延加工し
、指先で簡単に裂きやすい珍味品とした点である。
以下、添付図に従って本発明を詳述する。
第1図はその加工処理工程の一例を概略的に示したもの
で、(1)、生わかめ茎を所定寸法に切断(5〜7cm
)する。
(2)、圧力釜にて加熱処理すると共に、しよう油や甘
味料にて適宜に味付けする。
(3)、味付は後はその茎より水分を除去して半乾燥状
態とする。
(4)、その茎をベルトコンベアにて移送し、コンベア
終端部においてフィルムに包み込み、そのベルトコンベ
ア終端下部に配置した一対の圧延ローラにより所定の薄
さまで圧延する。
第2図は前述の原理に基づいて構成したわかめの茎の圧
延装置の全体図であって、1はベルトコンベアを示し、
味付は加熱処理した後に半乾燥したわかめの茎2(例え
ば幅2〜3cmで厚み3〜4mm、長さ5〜7cm)を
連続的に圧延処理部へ移送するもので、その表面部には
前記の如きわかめの茎2を1個ずつ区分は移送するため
の仕切り板3が突設しである。
4はベルトコンベア10回転方向に対し直角方向に配設
されへかつ図示していないロールより連続的に2枚折で
繰り出された茎臼装用のフィルムを示し、ベルトコンベ
ア1の終端下部においてV字型に幅広く開口している。
5a5bはV字型に2枚折したフィルム4の開口側曲縁
部を挾み込み、ベルトコンベア1の速度に同ルしてフィ
ルム4を矢印a方向に連続的に引出す1対のローラであ
って、一方のローラ5bにはヒータが内蔵してあり、フ
ィルム4の上縁部を加熱密着して袋状にするためのもの
である。
6はフィルム4を等間隔に切断する矢印す方向に回動の
カッター、7a、7bはカッター6がフィルムを等匿隔
に切断するまでそのフィルムを保持する矢印cd力方向
回動の一対の保持棒であって、これら、ベルトコンベア
1とローラ5a、sbと、カッター6並びに保持棒7a
、7bの動作は間欠的に郵作し、かつ同期している。
8a、8bは保持棒7a、7bの下面部に配設した一対
の圧延ローラであって、保持棒7a、7bが保持を解除
したフィルム包装のわかめ茎2を圧延するためのものて
図示省略しであるが、モータ駆動によって矢印ef力方
向回動する。
このローラ8a、8bの回転軸9a、9bはやはり図示
していないが圧縮ば汎を介して支持してあって、わかめ
の茎2の厚さに応じてロール間のギャップが変わる構造
となっており、さらにそのギャップ幅はねじ調整でも変
えられる構造となっている。
2はロール8a、8bにより圧延加工されたわかめ茎を
示し、わかめHの繊維方向に対し、直角方向にしかも袋
状のフィルム幅いっばいに薄く圧延しである。
第3図a。b並びに第4図a、bはその圧延形状を示し
た斗面並びに側面図である。
なお、10はフィルム包装と同時に圧延加工したわかめ
茎2′を袋詰め工程へ移送するためのベルトコンベアで
ある。
第2図に示す如きの構成によると、個々にしかも等間隔
でベルトコンベア移送されてきたわかめ茎2は、V字型
に2枚折されて供給されたフィルム4内に落とされ、フ
ィルム4の縁部を加熱溶着して張付けて包装した後、カ
ッター6によりわかめ茎2の収容幅毎にわかめ茎よりや
や大きめに整断される。
カッターにより切落とされたわかめ予2は一対のローラ
8a、8bにより圧延加工される。
これによると、わかめ茎2はフィルムに包シ込まれた後
にロール圧延されるものであるから、半乾燥状態で多少
ぬめり状態にあるわかめ茎はロールにかみ込まれやす(
なる。
しかも茎の両面部はフィルムに密着状態にある故に、こ
れら個々のわかめ茎を収容した袋を開封した後において
も空気に触れる部分は少な(、個々のフィルムから取出
して食べる直前までは衛生が保て、半乾燥状態で長期保
存かき(ばかりか、風味も保て、しかも薄く繊維状に圧
延されるため、延しするめのように指で簡単に列くこと
ができ、酒の肴などとして食べやすいものとなる。
なお、上述の実施例の如く、わかめの茎をロール圧延す
る際にフィルム包装することは、わかめの茎を半乾燥状
態で圧延加工するため、わかめ茎自体が有するぬめりが
影響してギャップ幅の小さい圧延ロール間(0,3〜0
.5mm)にかみ込まれに(く、ロール間で詰まりを引
起こして単位時間あたり所定の数を連続圧延できないと
いう問題が生ずると共に、圧延したわかめ茎がロールに
張り付き、何らかの除去手段を設けなければならず、そ
れらを解決するためで、茎自体が完全に乾燥されるのを
防止している。
また、直接圧延すると、わかめ茎の表皮が破壊され、わ
かめ茎が有する独特の輝きがなくなり、それを防止する
ためでもある。
さらにまた、半乾燥であるためロール圧延時並びに圧延
後の搬送時において塵埃等が付着し、かつ直接手で触れ
ることになるため、不衛生であるばかりか、わかめ茎同
志の張付き合いが生じ、袋詰め作業の自動化が困難とな
ることをも防止している。
次に、わかめ茎を圧延加工した場合の実施例について述
べる。
実施例 わかめ茎:長さ70mm、幅25am、最大厚さ5mm
加熱処理:圧力釜で約2時間煮る 味付け:100kgのわかめ茎に対して501のしょう
油並びに甘味料少食 乾燥:味付は後、水分50%まで乾燥 包装用フィルム:厚さ50μm、長さ100mm、幅6
0mm 圧延ロール:直径100mm、幅300mm、ロール間
ギャップ0.3mm ロール加圧力30kgの条件下で
わかめ茎を圧延加工した結果、茎厚さが2mmで、その
長さが90mmで、幅が50mmのフィルムに密着包装
したわかめ茎が得られた。
なお、圧延加工は周囲温度並びに湿度にも影響されるが
このときの室内温度は25度で、湿度75%であった。
また、第5図は本発明による圧延加工装置の他の実施例
を示したものであって、前述第2図の装置構成例ではわ
かめ茎を所定寸法に切断し、茎の繊維方向に対して直角
方向にロール圧延した場合の製造方法について述べたが
、同実施例では茎梯維方向と同じ方向に圧延加工する場
合である。
すなわち、長尺状態(約300mm)にあるわかめ茎1
1を長手方向に沿って連続的に圧延ローラ部に送給する
ものである。
図中、12a、12bは第1段階で圧延加工する第1の
一対のローラで、13a、13bは第2段階で所定厚さ
まで完全に圧延加工する第2の一対のローラである。
14a14bは案内ローラ15a、15bにより案内さ
ね、わかめ茎11を上下面側より密着包装するフィルム
であって、第1、第2のローラ12a。
12b並びに13a、13bによりわかめ茎11と共に
送給されるものである。
16はわかめ茎を所定寸法に切断するカッターであって
、架台17の端面部を接触面として切断する機構をなし
ている。
11′はフィルム包装され、かつ所定寸法に切断された
圧延後のわかめ茎を示し、その仕上り状態は第3図、第
4図の如(である。
同実施例によると、前述の茎繊維方向に対して直角方向
から圧延する場合に比して圧延面積は手さいが、圧延加
工する前にわかめ茎を所定寸法に切断する手間が省ける
ばかりか、わがめ茎の送給ローラや切断カッター機構は
簡単な構成となり、その茎送給位置やカッターを駆動す
る位置制御も簡単で済み、しかも前述の装置で圧延加工
したものとほぼ同程度の製品が得られる。
なお、上述の例では圧延加工手段として加圧ローラを用
いて行う場合について述べたが、これに限らず、プレス
手段によっても同様の圧延わかめ茎が得られることはい
うまでもない。
上述の実施例からも明らかなように本発明によれば、味
付は熱処理し、半乾燥したわかめの茎を、フィルムで包
装し、それをロールあるいはプレス等で圧延加工して薄
く延ばし、珍味製品としたものであるから、わかめ茎の
利用拡大が図れると共に延しするめの如く、指先で簡単
に裂くことができ、珍味品として最適のものである。
また、圧延前にフィルムで包装することによって、半乾
燥状態でぬめりがあってもその圧延加工が容易で、しか
も半乾燥状態で長期保存できるばかりか、衛生が良好に
保てるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明によるわかめ茎の加工方法を説明するた
めの図であって、第1図はその加工工程の一例を示す工
程図、第2図は第1図の工程に基づいて構成したわかめ
茎圧延加工装置の全体的な構成図、第3図a、b、並び
に第4図a、bは圧延加工図のわかめ茎の平面並びに側
面図、第5図は本発明の他の実施例を示すわかめ茎圧延
加工装置の概略的構成図である。 i、io……ベルトコンベア、2……圧延前)わかめ茎
、2′=…圧延後のわかめ茎、4.14a。 14b……フイルム、5a、5b……ローラ、6゜16
……カツター、7a、7b……保持棒、8a。 sb、12a、12b、13a、1:3b……圧延ロー
ラ、11……長尺なわかめ茎、15a。 15b…−案内ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 味付は加熱処理し、半乾燥したわかめの茎をフィル
    ム包装し、該フィルム包装したわかめの茎をロールある
    いはプレス等により圧延加工し、珍味品としたことを特
    徴とするわかめ茎の圧延加工方法。 2 前記、フィルム包装されたわかめ茎は茎繊維方向に
    対して直角方向からロール加圧により圧延されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のわかめ茎の圧
    延加工方法。
JP55138800A 1980-10-06 1980-10-06 わかめ茎の圧延加工方法 Expired JPS5810063B2 (ja)

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JPS5765168A JPS5765168A (en) 1982-04-20
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US8028618B2 (en) * 2009-02-26 2011-10-04 Laitram, L.L.C. Cooker apparatus and method
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JPS504257A (ja) * 1973-05-16 1975-01-17

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