JPH084486B2 - 巻食品の製造装置 - Google Patents
巻食品の製造装置Info
- Publication number
- JPH084486B2 JPH084486B2 JP1026317A JP2631789A JPH084486B2 JP H084486 B2 JPH084486 B2 JP H084486B2 JP 1026317 A JP1026317 A JP 1026317A JP 2631789 A JP2631789 A JP 2631789A JP H084486 B2 JPH084486 B2 JP H084486B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- rolled
- molding
- rolled food
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Confectionery (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は巻食品の製造装置に係り、詳しくは、各種の
帯状食品シートによって食品具材を自動的にかつ連続的
に包み込むと共に、その外周面をフィルムで被覆された
巻食品の製造装置に係る。
帯状食品シートによって食品具材を自動的にかつ連続的
に包み込むと共に、その外周面をフィルムで被覆された
巻食品の製造装置に係る。
なお、本発明において巻食品とは巻菓子や惣材用の食
品等のすべての巻食品が含まれる。
品等のすべての巻食品が含まれる。
従来の技術 従来から、ある種の食品を芯として帯状の食品シート
で巻込んで成る巻食品が市場に提供されている。
で巻込んで成る巻食品が市場に提供されている。
この巻食品は通常手作業で芯の食品を帯状食品で巻込
んで製造されているが、手作業では大量生産には適さな
い。また、巻菓子等の巻食品を大量に、しかも、自動的
に製造する方法としては、複数本の帯状軌道を組合わせ
てシート材を反転させつつ、巻回するように構成したも
のがあるが、構造が複雑で大型化し、コスト高となるの
で実用的ではない。
んで製造されているが、手作業では大量生産には適さな
い。また、巻菓子等の巻食品を大量に、しかも、自動的
に製造する方法としては、複数本の帯状軌道を組合わせ
てシート材を反転させつつ、巻回するように構成したも
のがあるが、構造が複雑で大型化し、コスト高となるの
で実用的ではない。
また、帯状軌道の一部を案内ローラ等によって立上ら
せ、すし等を自動的に巻く装置があるが、これはすし等
の巻食品の製造には好適であるが、構造が複雑であり、
また、強固に巻くことができないため、巻菓子やロール
キャベツ等の巻食品の製造には適さない。
せ、すし等を自動的に巻く装置があるが、これはすし等
の巻食品の製造には好適であるが、構造が複雑であり、
また、強固に巻くことができないため、巻菓子やロール
キャベツ等の巻食品の製造には適さない。
これらを改良したものとして、特公昭59−33334号公
報記載の如く、帯状軌道が巻回されている巻回部を設け
た巻食品の製造装置があるが、この装置によって得られ
る巻食品はシート材を芯の食品に1巻半以上巻くため、
芯の食品の巻込みは確実となる利点はあるが、帯状軌道
が巻回部で構成されているため、装置に故障を生じやす
く、また、巻食品が被覆用フィルム等で被覆されていな
いため、巻食品によっては実用的なものが得られない場
合がある。
報記載の如く、帯状軌道が巻回されている巻回部を設け
た巻食品の製造装置があるが、この装置によって得られ
る巻食品はシート材を芯の食品に1巻半以上巻くため、
芯の食品の巻込みは確実となる利点はあるが、帯状軌道
が巻回部で構成されているため、装置に故障を生じやす
く、また、巻食品が被覆用フィルム等で被覆されていな
いため、巻食品によっては実用的なものが得られない場
合がある。
以上要するに上記の従来例では巻菓子や巻ずし、ロー
ルキャベツ等の巻食品の無終端状軌道による製造装置が
研究開発されているが、いずれも装置が複雑な構造を有
するものであって、無終端帯状軌道により簡単に成形で
きる巻食品成型装置は全く提案されていない。
ルキャベツ等の巻食品の無終端状軌道による製造装置が
研究開発されているが、いずれも装置が複雑な構造を有
するものであって、無終端帯状軌道により簡単に成形で
きる巻食品成型装置は全く提案されていない。
発明が解決しようとする課題 本発明は上記問題の解決を目的とし、具体的には、無
終端帯状軌道の一部に成型溝と押型とを具えた成型装置
を設けた巻食品製造装置を提案することを目的とする。
終端帯状軌道の一部に成型溝と押型とを具えた成型装置
を設けた巻食品製造装置を提案することを目的とする。
課題を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明は、連続的に走行する無終端帯状軌
道上に連続的にフィルムと食品素材シートと食品具材と
を順に供給し、この食品具材を食品素材シートに包み込
み、成形する巻食品成型装置とこの成型装置で成形され
た巻食品の外周面のフィルムのヒートシーラとを具えて
成る巻食品の製造装置において、成型装置は無終端帯状
軌道の走行方向と同一方向に開口部を有し、所定の間隔
を置いて配設された2個の側壁からなる成型溝と、この
成型溝の後端部上方に巻食品を押圧する上下移動自在な
押型とから構成して成ることを特徴とする。
道上に連続的にフィルムと食品素材シートと食品具材と
を順に供給し、この食品具材を食品素材シートに包み込
み、成形する巻食品成型装置とこの成型装置で成形され
た巻食品の外周面のフィルムのヒートシーラとを具えて
成る巻食品の製造装置において、成型装置は無終端帯状
軌道の走行方向と同一方向に開口部を有し、所定の間隔
を置いて配設された2個の側壁からなる成型溝と、この
成型溝の後端部上方に巻食品を押圧する上下移動自在な
押型とから構成して成ることを特徴とする。
以下、本発明の手段たる構成ならびにその作用につい
て説明すると、次の通りである。
て説明すると、次の通りである。
まず、本発明者等は無終端帯状軌道を用いてセンベイ
等の菓子やロールキャベツ等の巻食品を製造する装置に
ついて検討したところ、走行する無終端帯状軌道の上に
フィルムを配置すると共に、このフィルム上に帯状食品
と食品具材を配置し、これを所定の間隔を有する2個の
側壁から成る成型溝に導入し、成形すると共に、この成
型溝の上方より押圧すれば所望の巻菓子や巻食品が容易
に得られるという知見を得た。
等の菓子やロールキャベツ等の巻食品を製造する装置に
ついて検討したところ、走行する無終端帯状軌道の上に
フィルムを配置すると共に、このフィルム上に帯状食品
と食品具材を配置し、これを所定の間隔を有する2個の
側壁から成る成型溝に導入し、成形すると共に、この成
型溝の上方より押圧すれば所望の巻菓子や巻食品が容易
に得られるという知見を得た。
更に進んで研究を行ない、この研究に基づいて本発明
は成立したものである。
は成立したものである。
以下、図面に従って本発明を説明する。
なお、第1図は本発明の一つの実施例に係る巻食品の
製造装置の配置を示す説明図であり、第2図(a)なら
びに(b)は第1図の巻食品成型装置の矢視A−A線断
面図ならびに矢視B−B線断面図であり、第3図は第1
図の押型の拡大説明図であり、第4図は第1図の装置で
製造された巻食品の縦断面図である。
製造装置の配置を示す説明図であり、第2図(a)なら
びに(b)は第1図の巻食品成型装置の矢視A−A線断
面図ならびに矢視B−B線断面図であり、第3図は第1
図の押型の拡大説明図であり、第4図は第1図の装置で
製造された巻食品の縦断面図である。
まず、第1図において符号10は無終端帯状軌道を示
し、ローラ19a、19bによって駆動され連続的に走行す
る。この無終端帯状軌道10の上には被覆用フィルム供給
装置11からフィルム2を連続的に供給すると共に、この
フィルム2の上に食品素材シート供給装置12と結着剤、
練肉等の供給装置13と食品具材供給装置15とを設け、順
次に食品素材と具材とに使用する材料を予め定めたもの
を各装置から供給するが、フィルム2の食品素材シート
3をその上に結着剤4を更にその上に具材5を配置した
後、これをそのまま巻食品成型装置16に導入して食品素
材シート3により食品具材5を包み込み成形して巻食品
とする。この巻食品成型装置16は第2図(a)ならびに
(b)に示すように、無終端帯状軌道10の進行方向と同
一方向に開口部を有し、所定の間隔を置いて配設された
2個の側壁20a、20bからなる成型溝22とこの成型溝22の
後端部の上方に上下移動自在なT字状の押型21とから構
成する。
し、ローラ19a、19bによって駆動され連続的に走行す
る。この無終端帯状軌道10の上には被覆用フィルム供給
装置11からフィルム2を連続的に供給すると共に、この
フィルム2の上に食品素材シート供給装置12と結着剤、
練肉等の供給装置13と食品具材供給装置15とを設け、順
次に食品素材と具材とに使用する材料を予め定めたもの
を各装置から供給するが、フィルム2の食品素材シート
3をその上に結着剤4を更にその上に具材5を配置した
後、これをそのまま巻食品成型装置16に導入して食品素
材シート3により食品具材5を包み込み成形して巻食品
とする。この巻食品成型装置16は第2図(a)ならびに
(b)に示すように、無終端帯状軌道10の進行方向と同
一方向に開口部を有し、所定の間隔を置いて配設された
2個の側壁20a、20bからなる成型溝22とこの成型溝22の
後端部の上方に上下移動自在なT字状の押型21とから構
成する。
このように構成された成型装置16にフィルム2の上に
配置された帯状食品素材シート3ならびに食品具材5を
移送すると、フィルム2の巾より成型溝22の巾が狭く構
成されているため、帯状食品素材シート3により具材が
包み込まれ、成形されると共に、フィルム2の両側部が
側壁20a、20bとほぼ平行若しくは側壁内側に傾斜するよ
うになる。そこで、この巻食品の外周面のフィルムの両
側部を巻食品成型装置16の出口側に設けた逆V字型ゲー
ト17を通過させ、無終端帯状軌道10の上方に設けたヒー
トシーラ18によりシールすると、巻食品にフィルムが密
着して一体化され、包装された巻食品を製造することが
できる。
配置された帯状食品素材シート3ならびに食品具材5を
移送すると、フィルム2の巾より成型溝22の巾が狭く構
成されているため、帯状食品素材シート3により具材が
包み込まれ、成形されると共に、フィルム2の両側部が
側壁20a、20bとほぼ平行若しくは側壁内側に傾斜するよ
うになる。そこで、この巻食品の外周面のフィルムの両
側部を巻食品成型装置16の出口側に設けた逆V字型ゲー
ト17を通過させ、無終端帯状軌道10の上方に設けたヒー
トシーラ18によりシールすると、巻食品にフィルムが密
着して一体化され、包装された巻食品を製造することが
できる。
このようにして得られた巻食品は所望の味、外形、食
感等いずれも優れたものである。
感等いずれも優れたものである。
フィルム2は例えばセロファン、塩化ビニリデン等の
合成樹脂、オブラート等が用いられるが、これらの中、
セロファン、塩化ビニリデン等の合成樹脂が強度に優れ
長尺状物が得られるため好ましい。
合成樹脂、オブラート等が用いられるが、これらの中、
セロファン、塩化ビニリデン等の合成樹脂が強度に優れ
長尺状物が得られるため好ましい。
食品素材シートは農産品、畜産品、水産品等若しくは
これらの加工品から選ばれた1種以上の食品から構成さ
れた帯状のシートが用いられるが、これらは単層若しく
は多層で用いられる。また、これら食品素材は、例え
ば、特開昭61−19468号公報に記載の如く、凍結した1
種以上の食品素材を積層した積層物をカッタ等により切
削すると薄物で長尺のシートが得られるので好ましい。
食品具材は食品素材シート3と同様のものが用いること
ができ、得ようとする目的物によって食肉シート巻食
品、魚肉シート巻食品等を製造することができる。結着
剤は公知の食品として無害なものが用いられ、例えば、
乾燥卵粉末、大豆粉末、活性魚粉、塩すり身、練肉澱
粉、多糖類等があげることができ食品素材シートのシー
ト補強ならびに食品素材シートと具材との結着させるも
のであればよく、使用される食品素材シートならびに食
品具材の種類に応じて適当なものを選択すればよい。結
着剤は結着剤、練肉等供給装置から供給されるが、粉体
として散布装置から散布してもよい。
これらの加工品から選ばれた1種以上の食品から構成さ
れた帯状のシートが用いられるが、これらは単層若しく
は多層で用いられる。また、これら食品素材は、例え
ば、特開昭61−19468号公報に記載の如く、凍結した1
種以上の食品素材を積層した積層物をカッタ等により切
削すると薄物で長尺のシートが得られるので好ましい。
食品具材は食品素材シート3と同様のものが用いること
ができ、得ようとする目的物によって食肉シート巻食
品、魚肉シート巻食品等を製造することができる。結着
剤は公知の食品として無害なものが用いられ、例えば、
乾燥卵粉末、大豆粉末、活性魚粉、塩すり身、練肉澱
粉、多糖類等があげることができ食品素材シートのシー
ト補強ならびに食品素材シートと具材との結着させるも
のであればよく、使用される食品素材シートならびに食
品具材の種類に応じて適当なものを選択すればよい。結
着剤は結着剤、練肉等供給装置から供給されるが、粉体
として散布装置から散布してもよい。
本発明の巻食品の製造装置は構造が簡単で故障等の発
生が少なく、各種の巻菓子や惣菜等の巻食品が安価に製
造することができる。
生が少なく、各種の巻菓子や惣菜等の巻食品が安価に製
造することができる。
以下、実施例をあげて更に具体的に説明する。
実施例1. 第1図に示す装置により成形し、第4図に示す巻食品
を製造した。走行する無終端帯状軌道10上に巻食品を被
覆する被覆用フィルムとして巾9cm、厚さ0.05mmのセロ
ファンフィルム2を被覆用フィルム供給装置11から連続
的に供給し、このフィルム2上に味付した各種凍結肉類
の円柱状ブロック体を凍結素材Wカッタ等の切断機によ
り切削した巾7cm、厚さ1mmの帯状肉類凍結素材シートを
シート供給装置12から連続的に供給した。更に、この食
品素材シート3上に結着剤、練肉等供給装置13により結
着剤として練肉を連続的に供給して帯状練肉シートと
し、巻食品の外側食品素材シート3をフィルム2の上に
形成させた。この帯状練肉シートの上に食品具材として
凍結野菜ブロック体を食品具材供給装置15から棒状シー
トとして連続的に供給した。
を製造した。走行する無終端帯状軌道10上に巻食品を被
覆する被覆用フィルムとして巾9cm、厚さ0.05mmのセロ
ファンフィルム2を被覆用フィルム供給装置11から連続
的に供給し、このフィルム2上に味付した各種凍結肉類
の円柱状ブロック体を凍結素材Wカッタ等の切断機によ
り切削した巾7cm、厚さ1mmの帯状肉類凍結素材シートを
シート供給装置12から連続的に供給した。更に、この食
品素材シート3上に結着剤、練肉等供給装置13により結
着剤として練肉を連続的に供給して帯状練肉シートと
し、巻食品の外側食品素材シート3をフィルム2の上に
形成させた。この帯状練肉シートの上に食品具材として
凍結野菜ブロック体を食品具材供給装置15から棒状シー
トとして連続的に供給した。
次に、これを底面が無終端帯状軌道で、しかも、巾が
25mmである2個の側壁20a、20bから構成された成型溝22
内の出口側上方付近に設けたアームにより上下移動する
押型21を具えた巻食品成型装置16に導き、押型21により
具材5を外側食品素材シート3により包み込み成形した
後、巻食品成型装置16の出口に設けられた逆V字型ゲー
ト17によりフィルム2の両側面を重ね合せすると共に、
この逆V字型ゲート17の上流側に設けられたヒートシー
ラ18によりシールした。
25mmである2個の側壁20a、20bから構成された成型溝22
内の出口側上方付近に設けたアームにより上下移動する
押型21を具えた巻食品成型装置16に導き、押型21により
具材5を外側食品素材シート3により包み込み成形した
後、巻食品成型装置16の出口に設けられた逆V字型ゲー
ト17によりフィルム2の両側面を重ね合せすると共に、
この逆V字型ゲート17の上流側に設けられたヒートシー
ラ18によりシールした。
次いで、これを連続パイプコンベア蒸器に導き温度10
0℃2分間処理して表面成型固定した後、蒸器で温度100
℃10分、殺菌処理した後、ポーションカッタにより7cm
の長さに切断し凍結した。
0℃2分間処理して表面成型固定した後、蒸器で温度100
℃10分、殺菌処理した後、ポーションカッタにより7cm
の長さに切断し凍結した。
なお、肉巻食品各品種の構成は第1表に示した。
得られた巻食品は具材と外側食品素材とが結着剤によ
り強固に結合され、外周面は被覆用フィルムであるセロ
ファンに密着され、一体感を有する優れたものであっ
た。また、実施する際に用いた装置はその材料を変える
だけで各品種のものが連続的に製造することができ、し
かも、操作が簡単で経済性に優れたものである。
り強固に結合され、外周面は被覆用フィルムであるセロ
ファンに密着され、一体感を有する優れたものであっ
た。また、実施する際に用いた装置はその材料を変える
だけで各品種のものが連続的に製造することができ、し
かも、操作が簡単で経済性に優れたものである。
実施例2. 具材の野菜ブロックシートをかに棒練肉棒に代えた以
外は実施例1と同様の装置により第2表に示す各種かに
棒巻を製造した。
外は実施例1と同様の装置により第2表に示す各種かに
棒巻を製造した。
得られたかに棒巻は実施例1と同様に優れた巻食品で
あった。
あった。
実施例3. 外側食品素材として食品素材シート供給装置を2台用
意して最初の装置から第3表第1層に示す素材をWカッ
タで切削して供給し、2台目の装置から第2層の素材を
第1層の上に同様にして供給し、食品具材として具材供
給装置から具材を供給する代りに結着剤練肉供給装置に
よりムース練肉を供給した以外は実施例1と同様に行な
ったところ、実施例1と同様に優れた第3表に示すムー
ス練肉巻が得られた。
意して最初の装置から第3表第1層に示す素材をWカッ
タで切削して供給し、2台目の装置から第2層の素材を
第1層の上に同様にして供給し、食品具材として具材供
給装置から具材を供給する代りに結着剤練肉供給装置に
よりムース練肉を供給した以外は実施例1と同様に行な
ったところ、実施例1と同様に優れた第3表に示すムー
ス練肉巻が得られた。
実施例4. 実施例3の第2層の外側食品素材として凍結肉類シー
トをWカッタで供給する代りに凍結野菜シートをWカッ
タで切削し、その供給装置から供給した以外は実施例3
と同様に行なったところ、実施例3と同様に優れた第4
表に示す野菜巻が得られた。
トをWカッタで供給する代りに凍結野菜シートをWカッ
タで切削し、その供給装置から供給した以外は実施例3
と同様に行なったところ、実施例3と同様に優れた第4
表に示す野菜巻が得られた。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明したように、本発明は、連続的に走行
する無終端帯状軌道上に連続的にフィルムと食品素材シ
ートと食品具材とを順に供給し、この食品具材を食品素
材シートに包み込み、成形する巻食品成型装置とこの成
型装置で成形された巻食品の外周面のフィルムのヒート
シーラとを具えて成る巻食品の製造装置において、成型
装置は無終端帯状軌道の走行方向と同一方向に開口部を
有し、所定の間隔を置いて配設された2個の側壁からな
る成型溝と、この成型溝の後端部上方に巻食品を押圧す
る上下移動自在な押型とから構成して成ることを特徴と
する。
する無終端帯状軌道上に連続的にフィルムと食品素材シ
ートと食品具材とを順に供給し、この食品具材を食品素
材シートに包み込み、成形する巻食品成型装置とこの成
型装置で成形された巻食品の外周面のフィルムのヒート
シーラとを具えて成る巻食品の製造装置において、成型
装置は無終端帯状軌道の走行方向と同一方向に開口部を
有し、所定の間隔を置いて配設された2個の側壁からな
る成型溝と、この成型溝の後端部上方に巻食品を押圧す
る上下移動自在な押型とから構成して成ることを特徴と
する。
無終端帯状軌道上でアームにより上下移動する押型を
具えた成型溝からなる成型装置で外周面のフィルムをか
みこまずに食品素材シートで食品具材を包み込みながら
連続的に成形し、更に、被覆用フィルムによりその外周
面を密着するようにしたため、装置が簡単で故障等がな
く、効率よく巻食品が製造することができ、しかも、品
種の異なるものが容易に製造できる。
具えた成型溝からなる成型装置で外周面のフィルムをか
みこまずに食品素材シートで食品具材を包み込みながら
連続的に成形し、更に、被覆用フィルムによりその外周
面を密着するようにしたため、装置が簡単で故障等がな
く、効率よく巻食品が製造することができ、しかも、品
種の異なるものが容易に製造できる。
第1図は本発明の一つの実施例に係る巻食品の製造装置
の配置を示す説明図、第2図(a)ならびに(b)は第
1図の巻食品成型装置の矢視A−A線断面図ならびに矢
視B−B線断面図、第3図は第1図の押型の拡大説明
図、第4図は第1図の装置で製造された巻食品の縦断面
図である。 符号1……巻食品 2……被覆用フィルム 3……食品素材シート 4……結着剤 5……食品具材 10……無終端帯状軌道 11……被覆用フィルム供給装置 12……食品素材シート供給装置 13……結着剤練肉等供給装置 15……食品具材供給装置 16……巻食品成型装置 17……逆V字型ゲート 18……ヒートシーラ 20a、20b……側壁 21……押型 22……成型溝
の配置を示す説明図、第2図(a)ならびに(b)は第
1図の巻食品成型装置の矢視A−A線断面図ならびに矢
視B−B線断面図、第3図は第1図の押型の拡大説明
図、第4図は第1図の装置で製造された巻食品の縦断面
図である。 符号1……巻食品 2……被覆用フィルム 3……食品素材シート 4……結着剤 5……食品具材 10……無終端帯状軌道 11……被覆用フィルム供給装置 12……食品素材シート供給装置 13……結着剤練肉等供給装置 15……食品具材供給装置 16……巻食品成型装置 17……逆V字型ゲート 18……ヒートシーラ 20a、20b……側壁 21……押型 22……成型溝
Claims (1)
- 【請求項1】連続的に走行する無終端帯状軌道上に連続
的にフィルムと食品素材シートと食品具材とを順に供給
し、この食品具材を食品素材シートに包み込み、成形す
る巻食品成型装置とこの成型装置で成形された巻食品の
外周面のフィルムのヒートシーラとを具えて成る巻食品
の製造装置において、前記成型装置は前記無終端帯状軌
道の走行方向と同一方向に開口部を有し、所定の間隔を
置いて配設された2個の側壁からなる成型溝と、この成
型溝の後端部上方に前記巻食品を押圧する上下移動自在
な押型とから構成して成ることを特徴とする巻食品の製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1026317A JPH084486B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 巻食品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1026317A JPH084486B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 巻食品の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02207781A JPH02207781A (ja) | 1990-08-17 |
JPH084486B2 true JPH084486B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=12190012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1026317A Expired - Lifetime JPH084486B2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 巻食品の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084486B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG83659A1 (en) * | 1996-01-10 | 2001-10-16 | Kibun Shokuhin Kk | Cylindrical food consisting of plurality of concentric cylindrical layers of food material and method and apparatus for making the same |
JP5399822B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-01-29 | 株式会社神戸機械製作所 | 加熱巻締食品製造機 |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP1026317A patent/JPH084486B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02207781A (ja) | 1990-08-17 |
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