JPS5810032Y2 - 変速装置 - Google Patents
変速装置Info
- Publication number
- JPS5810032Y2 JPS5810032Y2 JP1979021875U JP2187579U JPS5810032Y2 JP S5810032 Y2 JPS5810032 Y2 JP S5810032Y2 JP 1979021875 U JP1979021875 U JP 1979021875U JP 2187579 U JP2187579 U JP 2187579U JP S5810032 Y2 JPS5810032 Y2 JP S5810032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- gear
- drive shaft
- drive
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンバインの刈込等の作業の作業速度と走行
速度とを関連して作動せしめるよう設けた変速装置に係
るものである。
速度とを関連して作動せしめるよう設けた変速装置に係
るものである。
この考案の目的は、構成簡単且つ操作容易で、しかも安
全な変速装置を提供することにある。
全な変速装置を提供することにある。
この目的を達成するためにこの考案は、駆動装置によっ
て回転される入力軸3と走行装置を連動させる走行駆動
軸17と作業機を連動させる作業機駆動軸9と入力軸3
及び走行駆動軸17の間に中間軸15とを有し、中間軸
15と走行、駆動軸17との間に中間軸15の回転を複
数段に変速して走行駆動軸17へ伝達可能な変速装置4
3を設け、入力軸3と中間軸15との間に、入力軸3の
回転を複数段に変速して中間軸15へ伝達し且つ入力軸
3から中間軸15へ高速段位で回転が伝達されていると
き以外の変速段位に対応して人力軸3から作業機駆動軸
9へも回転を変速して伝達する副変速装置37を設けた
ものである。
て回転される入力軸3と走行装置を連動させる走行駆動
軸17と作業機を連動させる作業機駆動軸9と入力軸3
及び走行駆動軸17の間に中間軸15とを有し、中間軸
15と走行、駆動軸17との間に中間軸15の回転を複
数段に変速して走行駆動軸17へ伝達可能な変速装置4
3を設け、入力軸3と中間軸15との間に、入力軸3の
回転を複数段に変速して中間軸15へ伝達し且つ入力軸
3から中間軸15へ高速段位で回転が伝達されていると
き以外の変速段位に対応して人力軸3から作業機駆動軸
9へも回転を変速して伝達する副変速装置37を設けた
ものである。
以下、添付図面に基づき、この考案の一実施例を詳細に
説明する。
説明する。
図において、1はコンバインの機体に固着されたギヤー
ケース、3はギヤーケース1に回転自在に軸支され、駆
動装置によって回転される入力軸、5は人力軸3の端部
に固着されたプーリーで、ベルト7を介してエンジン(
図示せず)の動力によって駆動される。
ケース、3はギヤーケース1に回転自在に軸支され、駆
動装置によって回転される入力軸、5は人力軸3の端部
に固着されたプーリーで、ベルト7を介してエンジン(
図示せず)の動力によって駆動される。
9は作業機駆動軸で端部に固着するプーリー11からベ
ルト13を介して作業機、例えば刈取装置(図示せず)
に動力を伝達して連動させるものである。
ルト13を介して作業機、例えば刈取装置(図示せず)
に動力を伝達して連動させるものである。
15は入力軸3と走行1駆動軸17との間に設けられた
中間軸、17は走行装置(図示せず)を連動させる走行
駆動軸、19はクラッチ軸、21.23はそれぞれ左側
、右側に設けられた車軸で、それぞれ左側、右側の走行
装置(図示せず)を駆動する。
中間軸、17は走行装置(図示せず)を連動させる走行
駆動軸、19はクラッチ軸、21.23はそれぞれ左側
、右側に設けられた車軸で、それぞれ左側、右側の走行
装置(図示せず)を駆動する。
入力軸3、作業機駆動軸9、中間軸15、走行、駆動軸
17、クラッチ軸19、車軸21.23および逆転軸2
5は第2図に示すような関係位置に設けられている。
17、クラッチ軸19、車軸21.23および逆転軸2
5は第2図に示すような関係位置に設けられている。
27゜29.31は駆動軸3に、スプライン33を介し
て軸方向に摺動自在に設けられた摺動体35に一体的に
固着された駆動ギヤーで、左側から右方向に順次配設さ
れ、その大きさはそれぞれ大、小、中の大きさに設けら
れている。
て軸方向に摺動自在に設けられた摺動体35に一体的に
固着された駆動ギヤーで、左側から右方向に順次配設さ
れ、その大きさはそれぞれ大、小、中の大きさに設けら
れている。
37は入力軸3と中間軸15との間に設けられ、入力軸
3の回転を複数段に変速して中間軸へ伝達し且つ入力軸
3から中間軸へ高速段位で回転が伝達されているとき以
外の変速段位に対応して入力軸から作業機駆動軸へも回
転を変速して伝達する副変速装置で、つぎのように構成
されている。
3の回転を複数段に変速して中間軸へ伝達し且つ入力軸
3から中間軸へ高速段位で回転が伝達されているとき以
外の変速段位に対応して入力軸から作業機駆動軸へも回
転を変速して伝達する副変速装置で、つぎのように構成
されている。
すなわち、39.41は作業機駆動軸9に固着して設け
られた第1受動ギヤーで、摺動体35を第1図に示す中
立位置から右方向の高速位置に移動したときに、駆動ギ
ヤー27と第1受動ギヤー39が係合して作業機駆動軸
9を高速に切り換える。
られた第1受動ギヤーで、摺動体35を第1図に示す中
立位置から右方向の高速位置に移動したときに、駆動ギ
ヤー27と第1受動ギヤー39が係合して作業機駆動軸
9を高速に切り換える。
また摺動体35を第1図の左方向の低速位置に移動した
ときに、駆動ギヤー31と第1受動ギヤー41が係合し
て、作業機駆動軸9を低速に切り換える。
ときに、駆動ギヤー31と第1受動ギヤー41が係合し
て、作業機駆動軸9を低速に切り換える。
45 、47 。49は中間軸15に固着して設けられ
た第2受動ギヤーで、摺動体35を第1図に示す中立位
置から右方向に移動して、駆動ギヤー27と第1受動ギ
ヤー39が係合した位置において、駆動ギヤー31が第
2受動ギヤー49と係合して、中間軸15を中速位置に
切り換える。
た第2受動ギヤーで、摺動体35を第1図に示す中立位
置から右方向に移動して、駆動ギヤー27と第1受動ギ
ヤー39が係合した位置において、駆動ギヤー31が第
2受動ギヤー49と係合して、中間軸15を中速位置に
切り換える。
摺動体35をさらに右方向に移動せしめると、駆動ギヤ
ー27と第2受動ギヤー45が係合して中間軸15を高
速位置に切り換える。
ー27と第2受動ギヤー45が係合して中間軸15を高
速位置に切り換える。
このとき摺動体35と作業機駆動軸9の第1受動ギヤー
39.41との噛合はなく中立位置となる。
39.41との噛合はなく中立位置となる。
摺動体35を第1図に示す中立位置から左方向に移動せ
しめて、駆動ギヤー31が第1受動ギヤー41と係合し
た位置において、駆動ギヤー29が第2受動ギヤー47
と係合して、中間軸15を低速位置に切り換える。
しめて、駆動ギヤー31が第1受動ギヤー41と係合し
た位置において、駆動ギヤー29が第2受動ギヤー47
と係合して、中間軸15を低速位置に切り換える。
なお、説明上、駆動ギヤー27.31は第1受動ギヤー
39.41にそれぞれ係合する場合においては第1駆動
ギヤーと称し、また駆動ギヤー29.31は第2受動ギ
ヤー47.49にそれぞれ係合する場合においては第2
駆動ギヤーと称することとする。
39.41にそれぞれ係合する場合においては第1駆動
ギヤーと称し、また駆動ギヤー29.31は第2受動ギ
ヤー47.49にそれぞれ係合する場合においては第2
駆動ギヤーと称することとする。
43は中間軸15と走行駆動軸17との間に設けられた
中間軸15の回転を複数段に変速して走行駆動軸17へ
伝達する変速装置で、つぎのように構成されている。
中間軸15の回転を複数段に変速して走行駆動軸17へ
伝達する変速装置で、つぎのように構成されている。
51.53は主変速軸17にスプライン54を介して摺
動自在に設けた摺動体、55,54を介して摺動自在に
設けた摺動体、55.57は摺動体51に一体的に設け
られたギヤーで、摺動体51が第1図に示す中立位置か
ら左方向に移動したとき、ギヤー55は第2受動ギヤー
47と係合して、中間軸15の動力を走行駆動軸17に
高速に伝達し、また摺動体51を右方向に移動したとき
、ギヤー57は第2受動ギヤー49と係合して、中間軸
15の動力を走行駆動軸17に低速で伝達される。
動自在に設けた摺動体、55,54を介して摺動自在に
設けた摺動体、55.57は摺動体51に一体的に設け
られたギヤーで、摺動体51が第1図に示す中立位置か
ら左方向に移動したとき、ギヤー55は第2受動ギヤー
47と係合して、中間軸15の動力を走行駆動軸17に
高速に伝達し、また摺動体51を右方向に移動したとき
、ギヤー57は第2受動ギヤー49と係合して、中間軸
15の動力を走行駆動軸17に低速で伝達される。
また59は摺動体53に一体的に設けられたギヤーで、
摺動体53を第1図に示す中立位置から右方向に移動し
たとき、ギヤー59は中間軸15に固着するギヤー61
と係合して中間軸15の動力を走行駆動軸17に中速に
伝達する。
摺動体53を第1図に示す中立位置から右方向に移動し
たとき、ギヤー59は中間軸15に固着するギヤー61
と係合して中間軸15の動力を走行駆動軸17に中速に
伝達する。
63は逆転軸25に固着するギヤーで、中間軸15に固
着するギヤー65と常時係合している。
着するギヤー65と常時係合している。
摺動体53を第1図の左方向に移動したとき、ギヤー5
9はギヤー63と係合し、中間軸15の動力は走行駆動
軸17に逆転して伝達される。
9はギヤー63と係合し、中間軸15の動力は走行駆動
軸17に逆転して伝達される。
第1図に示す中立位置において、第1駆動ギヤー27と
第1受動ギヤー39との軸方向の間隙穴の寸法は、第2
.駆動ギヤー31と第2受動ギヤー49との軸方向の間
隙Bの寸法よりも犬なる寸法に設けられ、また同様に第
1駆動ギヤー31と第1受動ギヤー41との軸方の間隙
Cの寸法は、第2駆動ギヤー29と第2駆動ギヤー47
との間の軸方向の間隙りの寸法よりも犬なる寸法に設け
られている。
第1受動ギヤー39との軸方向の間隙穴の寸法は、第2
.駆動ギヤー31と第2受動ギヤー49との軸方向の間
隙Bの寸法よりも犬なる寸法に設けられ、また同様に第
1駆動ギヤー31と第1受動ギヤー41との軸方の間隙
Cの寸法は、第2駆動ギヤー29と第2駆動ギヤー47
との間の軸方向の間隙りの寸法よりも犬なる寸法に設け
られている。
67はクラッチ軸19の中央位置に設けたフランジ部6
9に回転自在に嵌合するギヤーで、走行駆動軸17に固
着するギヤー71に常時係合している。
9に回転自在に嵌合するギヤーで、走行駆動軸17に固
着するギヤー71に常時係合している。
73.75はクラッチ軸19の外周に左、右側にそれぞ
れ回転自在に嵌合する軸筒で、それぞれベアリング77
.79によりギヤーケース1に回転自在に支持されてい
る。
れ回転自在に嵌合する軸筒で、それぞれベアリング77
.79によりギヤーケース1に回転自在に支持されてい
る。
81.83は左、右のサイドクラッチで、つぎのように
構成されている。
構成されている。
すなわち、85.87は軸筒73.75の外周にそれぞ
れ回転自在にかつ摺動自在に嵌合するクラッチギヤーで
、それぞれ内側方に摺動したときに、ギヤ−67内径部
に設けた内歯係止爪、89に係合する。
れ回転自在にかつ摺動自在に嵌合するクラッチギヤーで
、それぞれ内側方に摺動したときに、ギヤ−67内径部
に設けた内歯係止爪、89に係合する。
91.93は車軸21.23にそれぞれ固着するギヤー
で、それぞれギヤー87゜89と常時係合している。
で、それぞれギヤー87゜89と常時係合している。
95.97はそれぞれ左、右側の制動装置で、つぎのよ
うに構成されている。
うに構成されている。
すなわち、99,101はそれぞれ軸筒73.75の外
側端にナツト103,105により固着されたブレーキ
ドラム、107はギヤーケース1の左側に回転自在に軸
支された軸、109は軸107に固着するアームで、端
部はピン111によりブレーキロッド113に連結して
いる。
側端にナツト103,105により固着されたブレーキ
ドラム、107はギヤーケース1の左側に回転自在に軸
支された軸、109は軸107に固着するアームで、端
部はピン111によりブレーキロッド113に連結して
いる。
軸107はブレーキドラム99の内方に設けられたブレ
ーキ部115に連動し、ブレーキロッド113をひくこ
とによりブレーキ部115が作動してブレーキドラム9
9を制動するものである。
ーキ部115に連動し、ブレーキロッド113をひくこ
とによりブレーキ部115が作動してブレーキドラム9
9を制動するものである。
ブレーキ部115は通常用いられるシューブレーキ機構
と同じで、ここに詳細な説明を省略する。
と同じで、ここに詳細な説明を省略する。
なお、右側の制動装置97の構成作用については左側の
制動装置95と同じで、ブレーキ部117によってブレ
ーキドラム101を制動するものである。
制動装置95と同じで、ブレーキ部117によってブレ
ーキドラム101を制動するものである。
したがって詳細な説明を省略する。
なお、摺動体35、摺動体51、摺動体53はそれぞれ
操作レバ・=(図示せず)に連動して摺動作動を行なわ
しめるが、これらの摺動作動機構については通常の変速
装置において用いられる構成、作動と同じであるので、
ここに詳細な説明を省略する。
操作レバ・=(図示せず)に連動して摺動作動を行なわ
しめるが、これらの摺動作動機構については通常の変速
装置において用いられる構成、作動と同じであるので、
ここに詳細な説明を省略する。
以上の構成において、本装置の作用について説明する。
摺動体35を第1図の左方向に移動せしめると、駆動ギ
ヤー31が第1受動ギヤー41と係合して、作業機駆動
軸9を低速で回転せしめるとともに、駆動ギヤー29が
第2受動ギヤー47と係合して中間軸15を低速で回転
せしめる。
ヤー31が第1受動ギヤー41と係合して、作業機駆動
軸9を低速で回転せしめるとともに、駆動ギヤー29が
第2受動ギヤー47と係合して中間軸15を低速で回転
せしめる。
つぎに摺動体35を右方向に移動せしめると、駆動ギヤ
ー27が第1受動ギヤー39と係合して、作業機駆動軸
9を高速で回転せしめるとともに、駆動ギヤー31が第
2受動ギヤー49と係合して中間軸15を中速で回転せ
しめる。
ー27が第1受動ギヤー39と係合して、作業機駆動軸
9を高速で回転せしめるとともに、駆動ギヤー31が第
2受動ギヤー49と係合して中間軸15を中速で回転せ
しめる。
つぎに摺動体35をさらに右方向に移動せしめると、駆
動ギヤー27が第2受動ギヤー45と係合して中間軸1
5を高速で回転せしめるが、作業機駆動軸9には回転が
伝達されない。
動ギヤー27が第2受動ギヤー45と係合して中間軸1
5を高速で回転せしめるが、作業機駆動軸9には回転が
伝達されない。
また摺動体51を第1図の右方向に移動せしめるとギヤ
ー57が第2受動軸49と係合して、走行駆動軸17を
低速で回転せしめる。
ー57が第2受動軸49と係合して、走行駆動軸17を
低速で回転せしめる。
つぎに摺動体51を左方向に移動せしめると、ギヤー5
5が第2受動ギヤー47と係合して、走行駆動軸17を
高速で回転せしめる。
5が第2受動ギヤー47と係合して、走行駆動軸17を
高速で回転せしめる。
摺動体51を中立位置において、摺動体53を第1図の
右方向に移動せしめると、ギヤー59が第2受動ギヤー
61と係合して走行駆動軸17を中速で回転せしめる。
右方向に移動せしめると、ギヤー59が第2受動ギヤー
61と係合して走行駆動軸17を中速で回転せしめる。
摺動体53を左方向に移動せしめると、ギヤー59が、
ギヤー63と係合し、中間軸15の動力はギヤー65、
ギヤー63、ギヤー59を経て、走行駆動軸17を逆転
せしめる。
ギヤー63と係合し、中間軸15の動力はギヤー65、
ギヤー63、ギヤー59を経て、走行駆動軸17を逆転
せしめる。
走行駆動軸17の動力はギヤー71からギヤー67を回
転せしめる。
転せしめる。
機体を直進走行せしめるには、左、右のクラッチレバ−
(図示せず)を操作して、左、右のクラッチギヤー85
.87を内歯係止爪89とともに係止せしめると、ギヤ
ー67の動力は、ギヤー85からギヤー91を経て車軸
21を駆動せしめるとともに、ギヤー87からギヤー9
3を経て車軸23を同方向に、かつ同速度で駆動せしめ
るので機体は直進する。
(図示せず)を操作して、左、右のクラッチギヤー85
.87を内歯係止爪89とともに係止せしめると、ギヤ
ー67の動力は、ギヤー85からギヤー91を経て車軸
21を駆動せしめるとともに、ギヤー87からギヤー9
3を経て車軸23を同方向に、かつ同速度で駆動せしめ
るので機体は直進する。
機体を旋回せしめるにあたっては、たとえば左方向に旋
回せしめるには、右側のクラッチギヤー87は内歯係止
爪89に係止せしめた状態とし、左側のクラッチギヤー
85を第1図のF方向に移動せしめて、クラッチギヤー
85を内歯係止爪89から離脱せしめ、さらに操作杆(
図示せず)によりブレーキロッド113を介してブレー
キ部115を作動せしめてブレーキドラム99を制動す
れば、左側の車軸21は制動され、右側の車軸23の駆
動により機体は左方向に旋回するものである。
回せしめるには、右側のクラッチギヤー87は内歯係止
爪89に係止せしめた状態とし、左側のクラッチギヤー
85を第1図のF方向に移動せしめて、クラッチギヤー
85を内歯係止爪89から離脱せしめ、さらに操作杆(
図示せず)によりブレーキロッド113を介してブレー
キ部115を作動せしめてブレーキドラム99を制動す
れば、左側の車軸21は制動され、右側の車軸23の駆
動により機体は左方向に旋回するものである。
本考案の構成によれば、人力軸から中間軸への変速、換
言すれば変速装置の変速レベルを副変速装置により選択
操作することができ、且つ副変速装置により入力軸から
作業機駆動軸へも回転を変速して伝達することができる
。
言すれば変速装置の変速レベルを副変速装置により選択
操作することができ、且つ副変速装置により入力軸から
作業機駆動軸へも回転を変速して伝達することができる
。
このため、副変速により選択する変速装置の変速レベル
に対応して作業機駆動軸を変速することができ、しかも
作業機駆動軸の変速は走行駆動軸の変速に完全に同期し
たものではなく、例えば作業機駆動軸側のギヤ比を選択
することにより変速比を選択することができる。
に対応して作業機駆動軸を変速することができ、しかも
作業機駆動軸の変速は走行駆動軸の変速に完全に同期し
たものではなく、例えば作業機駆動軸側のギヤ比を選択
することにより変速比を選択することができる。
従って、副変速装置による変速装置の変速レベルが低速
レベルであって、変速装置が低速段に切換えられても、
作業機駆動軸に必要な回転速度を得ることが可能となり
、例えば作業機駆動軸で刈取装置を駆動する場合には引
起し装置による倒伏した殻稈の引起し性能を損うことが
防止される等、速行速度に見合った作業機駆動軸の回転
速度を得ることができる。
レベルであって、変速装置が低速段に切換えられても、
作業機駆動軸に必要な回転速度を得ることが可能となり
、例えば作業機駆動軸で刈取装置を駆動する場合には引
起し装置による倒伏した殻稈の引起し性能を損うことが
防止される等、速行速度に見合った作業機駆動軸の回転
速度を得ることができる。
また、変速装置の変速レベルを副変速装置により選択す
ると同期に作業機駆動軸の変速を行なうことができるか
ら作業機駆動軸を変速するための特別の操作を必要とす
ることなく操作が容易となる。
ると同期に作業機駆動軸の変速を行なうことができるか
ら作業機駆動軸を変速するための特別の操作を必要とす
ることなく操作が容易となる。
同時に副変速装置を作業機駆動軸の変速装置として共用
したこととなり、作業機駆動軸変速用の特別の変速装置
が不用となり装置の簡素化を図ることができる。
したこととなり、作業機駆動軸変速用の特別の変速装置
が不用となり装置の簡素化を図ることができる。
さらに副変速装置によって変速装置の変速レベルを高速
段位で行なっているときには、副変速装置による作業機
駆動軸への動力の伝達は遮断されるから、例えば高速で
路上速行しているときには作業機駆動軸による作業機の
駆動は停止され、安全性を向上させることができる。
段位で行なっているときには、副変速装置による作業機
駆動軸への動力の伝達は遮断されるから、例えば高速で
路上速行しているときには作業機駆動軸による作業機の
駆動は停止され、安全性を向上させることができる。
第1図は本考案の一実施例の正断面展開説明図、第2図
はギヤーの配置を示す側面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3・・・・・・
入力軸、9・・・・・・作業機駆動軸、15・・・・・
・中間軸、17・・・・・・走行駆動軸、37・・・・
・・副変速装置、43・・・・・・変速装置。
はギヤーの配置を示す側面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3・・・・・・
入力軸、9・・・・・・作業機駆動軸、15・・・・・
・中間軸、17・・・・・・走行駆動軸、37・・・・
・・副変速装置、43・・・・・・変速装置。
Claims (1)
- 駆動装置によって回転される人力軸3と走行装置を連動
させる走行駆動軸17と作業機を連動させる作業機駆動
軸9と入力軸3及び走行1駆動軸17の間に中間軸15
とを有し、中間軸15と走行駆動軸17との間に中間軸
15の回転を複数段に変速して走行駆動軸17へ伝達可
能な変速装置43を設け、入力軸3と中間軸15との間
に、入力軸3の回転を複数段に変速して中間軸15へ伝
達し且つ入力軸3から中間軸15へ高速段位で回転が伝
達されているとき以外の変速段位に対応して入力軸3か
ら作業機駆動軸9へも回転を変速して伝達する副変速装
置37を設けたことを特徴とする変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979021875U JPS5810032Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 | 変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979021875U JPS5810032Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 | 変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122554U JPS55122554U (ja) | 1980-08-30 |
JPS5810032Y2 true JPS5810032Y2 (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=28855584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979021875U Expired JPS5810032Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 | 変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810032Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-23 JP JP1979021875U patent/JPS5810032Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122554U (ja) | 1980-08-30 |
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