JPH1198549A - 無線呼出受信機 - Google Patents

無線呼出受信機

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JPH1198549A
JPH1198549A JP9256521A JP25652197A JPH1198549A JP H1198549 A JPH1198549 A JP H1198549A JP 9256521 A JP9256521 A JP 9256521A JP 25652197 A JP25652197 A JP 25652197A JP H1198549 A JPH1198549 A JP H1198549A
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self
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electric field
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Yasushi Abe
部 康 阿
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/022Selective call receivers
    • H04W88/023Selective call receivers with message or information receiving capability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0245Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal according to signal strength
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の自己アドレスに対しそれぞれ異なる複
数の自己フレームで受信する無線選択受信機において、
省電力化を図ること。 【解決手段】 CPU4に複数フレームの受信動作を個
別に制御する受信フレーム制御手段4aと、受信状態が
圏内か圏外かを検出する受信状態検出手段4bとを備
え、圏外時にはフレームの受信動作を停止することによ
り、圏外時における省電力化を図る。また、受信した無
線情報の誤り率により、または情報配信用の特定のアド
レスに対して使用者が任意に設定した時間帯により、そ
れぞれ受信するフレーム数を削減して省電力化を図り、
また圏外時の場合、電界強度が弱い場合には電界状態の
モニターのみの短時間の待ち受け動作を行うことによ
り、省電力化を図るようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出システム
の基地局から送信された無線信号中のデータに対応する
メッセージまたは情報の呼出、表示を行う無線呼出受信
機に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の無線呼出受信機における
回路構成を示すブロック図である。図13において、2
1は無線呼出システムの基地局から送信された無線信号
をアンテナ21aにより受信してディジタル信号に復調
する受信部、22はディジタル信号に変換された受信信
号に対してビット同期および誤り訂正処理を行い、受信
信号中のアドレスをメモリ部23に書き込まれている自
己のアドレスと照合するデコーダ、23は電気的にデー
タの消去および書き込みが可能な記憶素子、例えばEE
PROM(Electricaly Erasable Programable Read On
ly Memory)等を備え、無線呼出受信機の自己アドレス等
を格納したメモリ部、24はデコーダ22から送出され
た受信信号に基づいて周辺回路の制御を行うCPU(Ce
ntral Processing Unit)である。25はCPU24から
の表示信号に基づいて表示部26を駆動する表示ドライ
バ、26は表示ドライバ25により駆動され、表示信号
に対応する表示を液晶表示素子等により表示する表示
部、27は利用者による操作に対応する命令や各種デー
タを発生するスイッチ部であり、スイッチ部27からの
信号は、デコーダ22を介してCPU24に入力する。
28は呼出用スピーカ29を鳴動させて呼出音を発生さ
せるスピーカ駆動回路であり、30はバイブレータ31
の振動を制御するバイブレータ駆動回路である。
【0003】次に、上記無線呼出受信機の動作について
説明する。受信部21は、CPU24で制御される所定
のタイミングで、無線呼出システムの基地局(以下、単
に基地局という)から送信された無線信号をアンテナ2
1aにより受信し、この受信信号を増幅、周波数変換、
検波および復調してディジタル信号に変換した後、この
ディジタル信号をデコーダ22に送出する。デコーダ2
2は、受信部21からのディジタル信号に対してビット
同期および誤り訂正処理を行った後、CPU24を介し
てメモリ部23から読み出した自己アドレスと受信信号
に含まれているアドレスとを照合し、受信信号が自己宛
であることを認識する。
【0004】受信信号が自己宛であり、そこにメッセー
ジデータが含まれている場合には、デコーダ22は、メ
ッセージデータを取り出し、このメッセージデータをC
PU24に対して送出するとともに、スピーカ駆動回路
28またはバイブレータ駆動回路30に駆動信号を出力
する。スピーカ駆動回路28は、駆動信号の入力により
スピーカ29を駆動して呼出音を発生させる。または、
バイブレータによる呼出動作に設定されている場合に
は、デコーダ22は、バイブレータ駆動回路30にのみ
駆動信号を出力してバイブレータ31を振動させる。こ
の呼出動作に並行して、CPU24は、このメッセージ
データを所定ビット数のビットコードの集合からなる表
示信号に変換して表示ドライバ25に送出する。表示ド
ライバ25は、CPU24から送出された表示信号に基
づいて表示部26を駆動することにより、表示部26に
メッセージデータに対応するメッセージを表示させる。
【0005】このように、従来の無線呼出受信機は、基
地局から送信された無線信号を受信し、呼出音等によっ
て呼出動作を行うとともに、無線信号中に含まれている
メッセージを文字等により表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線呼出受信機においては、例えば、通常の個別呼
出用のメッセージと、ニュースや天気予報等の情報が配
信される情報配信用メッセージとを別々の受信フレーム
で受信する場合、個別呼出用の受信動作と情報配信用の
受信動作を一定サイクルで繰り返すので、個別呼出用の
受信フレームのみで受信するような場合と比較して、一
定時間当たりの受信動作の回数が増え、電池寿命上にお
いて不利な動作になるという問題を有していた。
【0007】本発明の目的は、このような従来の問題を
解決するものであり、個別呼出用と情報配信用等の複数
の自己フレームでメッセージを受信する場合、受信動作
を制御することによって、省電力化を図るようにした無
線呼出受信機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数の自己アドレスに対しそれぞれ異な
る複数の自己フレームで受信する無線呼出受信機におい
て、圏内状態であるか圏外状態であるかの受信状態によ
り、または受信した無線情報の誤り率により、または情
報配信用の特定のアドレスに対して使用者が任意に設定
した時間帯により、それぞれ受信するフレーム数を削減
して省電力化を図るようにしたものである。また、圏外
状態の場合、電界強度が一定値を越えた場合は待ち受け
動作を行うことにより、省電力化を図るようにしたもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、無線呼出システムの基地局からの複数の自己アドレ
スに対する無線信号を、それぞれ異なる複数の自己フレ
ームで受信する受信手段と、受信した無線信号の中から
1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、自己アドレ
スに対するメッセージデータを取り出す復号化手段とを
備えた無線呼出受信機において、複数フレームの受信動
作を個別に制御する受信フレーム制御手段と、受信状態
が圏内かまたは圏外かを検出する受信状態検出手段とを
備え、圏内状態時には複数の自己アドレスに対応する全
ての自己フレームの受信動作を行い、圏外状態時には個
別呼出用のアドレスに対応する自己フレームのみの受信
動作を行い、情報配信用等の即時性の低い自己フレーム
の受信を停止することを特徴とする無線呼出受信機であ
り、個別呼出用や情報配信用等の複数のフレームでメッ
セージを受信する場合、圏外状態時には受信フレーム数
を削減することで、省電力化を図れるという作用を有す
る。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、無線呼
出システムの基地局からの複数の自己アドレスに対する
無線信号を、それぞれ異なる複数の自己フレームで受信
する受信手段と、受信した無線信号の中から1つまたは
複数の自己アドレスを取り出し、自己アドレスに対する
メッセージデータを取り出す復号化手段とを備えた無線
呼出受信機において、複数フレームの受信動作を個別に
制御する受信フレーム制御手段と、無線信号の誤り率を
判定する誤り率判定手段とを備え、誤り率が一定基準以
内の場合には複数の自己アドレスに対応する全ての自己
フレームの受信動作を行い、誤り率が一定基準を越えた
場合には個別呼出用のアドレスに対応する自己フレーム
のみの受信動作を行い、情報配信用等の即時性の低い自
己フレームの受信を停止することを特徴とする無線呼出
受信機であり、個別呼出用や情報配信用等の複数のフレ
ームでメッセージを受信する場合、受信状態の悪いエリ
アでは受信フレーム数を削減することで、省電力化を図
れるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、無線呼
出システムの基地局からの複数の自己アドレスに対する
無線信号を、それぞれ異なる複数の自己フレームで受信
する受信手段と、受信した無線信号の中から1つまたは
複数の自己アドレスを取り出し、自己アドレスに対する
メッセージデータを取り出す復号化手段とを備えた無線
呼出受信機において、複数フレームの受信動作を個別に
制御する受信フレーム制御手段と、使用者が指定したア
ドレスに対応する受信フレームの動作停止時間帯を設定
する受信時間設定手段と、前記設定した時間帯になった
かどうかを判定する受信時間判定手段とを備え、通常使
用時には複数の自己アドレスに対応する全ての自己フレ
ームの受信動作を行い、前記設定された時間帯になった
場合は、指定したアドレスに対応する自己フレームの受
信を停止することを特徴とする無線呼出受信機であり、
個別呼出用や情報配信用等の複数のフレームでメッセー
ジを受信する場合、情報配信が行われない時間帯では受
信動作を停止することで、省電力化を図れるという作用
を有する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、無線呼
出システムの基地局からの複数の自己アドレスに対する
無線信号を、それぞれ異なる複数の自己フレームで受信
する受信手段と、受信した無線信号の中から1つまたは
複数の自己アドレスを取り出し、自己アドレスに対する
メッセージデータを取り出す復号化手段とを備えた無線
呼出受信機において、複数フレームの受信動作を個別に
制御する受信フレーム制御手段と、受信状態が圏内かま
たは圏外かを検出する受信状態検出手段と、自己が受信
する周波数の電界値を検出する電界強度検出手段と、自
己が受信する周波数の電界状態を判定する電界状態判定
手段とを備え、前記受信状態検出手段により圏外状態と
判定された場合には、前記電界強度検出手段により電界
が検出され、前記電界状態判定手段により電界強度が一
定値以下と判定された場合は、通常の待ち受け動作より
も短時間の待ち受け動作を行うことを特徴とする無線呼
出受信機であり、個別呼出用や情報配信用等の複数のフ
レームでメッセージを受信する場合、圏外時において電
界強度が弱い場合は電界状態のモニターのみの短時間の
待ち受け動作を行うことで、省電力化を図れるという作
用を有する。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、無線呼
出システムの基地局からの複数の自己アドレスに対する
無線信号を、それぞれ異なる複数の自己フレームで受信
する受信手段と、受信した無線信号の中から1つまたは
複数の自己アドレスを取り出し、自己アドレスに対する
メッセージデータを取り出す復号化手段とを備えた無線
呼出受信機において、複数フレームの受信動作を個別に
制御する受信フレーム制御手段と、受信状態が圏内かま
たは圏外かを検出する受信状態検出手段と、使用者が指
定したアドレスに対応する受信フレームの動作停止時間
帯を設定する受信時間設定手段と、前記設定した時間帯
になったかどうかを判定する受信時間判定手段とを備
え、圏内状態時には複数の自己アドレスに対応する全て
の自己フレームの受信動作を行い、圏外状態時には個別
呼出用のアドレスに対応する自己フレームのみの受信動
作を行い、情報配信用等の即時性の低い自己フレームの
受信を停止するとともに、圏内か圏外かに拘らず、前記
受信時間設定手段により設定された時間帯になった場合
には、指定したアドレスに対応する自己フレームの受信
を停止することを特徴とする無線呼出受信機であり、個
別呼出用や情報配信用等の複数のフレームでメッセージ
を受信する場合、圏外時には受信フレーム数を削減する
ことで、また情報配信が行われない時間帯では受信動作
を停止することで、省電力化を図れるという作用を有す
る。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、無線呼
出システムの基地局からの複数の自己アドレスに対する
無線信号を、それぞれ異なる複数の自己フレームで受信
する受信手段と、受信した無線信号の中から1つまたは
複数の自己アドレスを取り出し、自己アドレスに対する
メッセージデータを取り出す復号化手段とを備えた無線
呼出受信機において、複数フレームの受信動作を個別に
制御する受信フレーム制御手段と、無線信号の誤り率を
判定する誤り率判定手段と、使用者が指定したアドレス
に対応する受信フレームの動作停止時間帯を設定する受
信時間設定手段と、前記設定した時間になったかどうか
を判定する受信時間判定手段とを備え、誤り率が一定基
準以内の場合には複数の自己アドレスに対応する全ての
自己フレームの受信動作を行い、誤り率が一定基準を越
えた場合には個別呼出用のアドレスに対応する自己フレ
ームのみの受信動作を行い、情報配信用等の即時性の低
い自己フレームの受信を停止するとともに、誤り率に拘
らず、前記受信時間設定手段により設定された時間帯に
なった場合は、指定したアドレスに対応する自己フレー
ムは受信を停止することを特徴とする無線呼出受信機で
あり、個別呼出用や情報配信用等の複数のフレームでメ
ッセージを受信する場合、受信状態の悪いエリアでは受
信フレーム数を削減することで、また情報配信が行われ
ない時間帯では受信動作を停止することで、省電力化を
図れるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、無線呼
出システムの基地局からの複数の自己アドレスに対する
無線信号を、それぞれ異なる複数の自己フレームで受信
する受信手段と、受信した無線信号の中から1つまたは
複数の自己アドレスを取り出し、自己アドレスに対する
メッセージデータを取り出す復号化手段とを備えた無線
呼出受信機において、複数フレームの受信動作を個別に
制御する受信フレーム制御手段と、受信状態が圏内かま
たは圏外かを検出する受信状態検出手段と、使用者が指
定したアドレスに対応する受信フレームの動作停止時間
帯を設定する受信時間設定手段と、前記設定した時間に
なったかどうかを判定する受信時間判定手段と、自己が
受信する周波数の電界値を検出する電界強度検出手段
と、自己が受信する周波数の電界状態を判定する電界状
態判定手段とを備え、前記受信状態検出手段により圏外
状態と判定された場合には、前記電界強度検出手段によ
り電界が検出され、前記電界状態判定手段により電界強
度が一定値以下と判定された場合は、通常の待ち受け動
作よりも短時間の待ち受け動作を行うとともに、圏内か
圏外かに拘らず、前記受信時間設定手段により設定され
た時間帯になった場合は、指定したアドレスに対応する
自己フレームの受信を停止することを特徴とする無線呼
出受信機であり、個別呼出用や情報配信用等の複数のフ
レームでメッセージを受信する場合、情報配信が行われ
ない時間帯では受信動作を停止することで、また圏外時
において受信電界が弱い場合は電界状態のモニターのみ
の短時間の待ち受け動作を行うことで、省電力化を図れ
るという作用を有する。 以下、本発明の実施の形態に
ついて図1から図12を参照して説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における無線呼出受信機の回路構成を示すブロック
図である。図1において、1は無線呼出システムの基地
局から送信された無線信号をアンテナ1aにより受信し
てディジタル信号に復調する受信部、2はディジタル信
号に変換された受信信号に対してビット同期および誤り
訂正処理を行い、受信信号中のアドレスをメモリ部3に
書き込まれている自己のアドレスと照合するデコーダ、
3は電気的にデータの消去および書き込みが可能な記憶
素子、例えばEEPROM(Electricaly Erasable Pro
gramable Read Only Memory)等を備え、無線呼出受信機
の自己アドレス等を格納したメモリ部、4はデコーダ2
2から送出された受信信号に基づいて周辺回路の制御を
行うCPU(Central Processing Unit)である。5はC
PU4からの表示信号に基づいて表示部6を駆動する表
示ドライバ、6は表示ドライバ5により駆動され、表示
信号に対応する表示を液晶表示素子等により表示する表
示部、7は利用者による操作に対応する命令や各種デー
タを発生するスイッチ部であり、スイッチ部7からの信
号は、デコーダ2を介してCPU4に入力する。8は呼
出用スピーカ9を鳴動させて呼出音を発生させるスピー
カ駆動回路であり、10はバイブレータ11の振動を制
御するバイブレータ駆動回路である。
【0017】次に、本実施の形態による無線呼出受信機
の動作について説明する。無線呼出受信機において、受
信部1は、CPU4で制御される所定のタイミングで、
基地局から送信された無線信号をアンテナ1aにより受
信し、この受信信号を増幅、周波数変換、検波および復
調してディジタル信号に変換した後、このディジタル信
号をデコーダ2に送出する。デコーダ2は、受信部1か
らのディジタル信号に対してビット同期および誤り訂正
処理を行った後、CPU4を介してメモリ部3から読み
出した自己アドレスと受信信号に含まれているアドレス
とを照合し、受信信号が自己宛であることを認識する。
【0018】受信信号が自己宛であり、そこにメッセー
ジデータが含まれている場合には、デコーダ2は、メッ
セージデータを取り出し、このメッセージデータをCP
U4に対して送出するとともに、スピーカ駆動回路8ま
たはバイブレータ駆動回路10に駆動信号を出力する。
スピーカ駆動回路8は、駆動信号の入力によりスピーカ
9を駆動して呼出音を発生させる。または、バイブレー
タによる呼出動作に設定されている場合には、デコーダ
2は、バイブレータ駆動回路10にのみ駆動信号を出力
してバイブレータ11を振動させる。
【0019】CPU4は、メモリ部3に登録されている
複数の自己アドレスと、自己アドレスに対応する複数の
受信フレームにおいて、受信動作の有無を個別に制御で
きる受信フレーム制御手段4aと、デコーダ2から送出
されるデータから、基地局から送信される同期信号の受
信状態により、圏内状態であるか圏外状態であるかを判
定する受信状態検出手段4bとを備えている。
【0020】図2は本実施の形態における複数フレーム
受信時の受信動作を示すタイミングチャートである。図
2では、自己フレーム(1)が個別呼出用として、自己
フレーム(2)が情報配信用の受信動作を行う場合を示
している。なお、高度無線呼出システム標準規格RCR
−STD43Aに適合する信号方式の場合は、1フレー
ム当たりの送出時間は1.875秒であり、1サイクル
当たりのフレーム数は128フレームであり、1時間で
15サイクル分の信号が基地局から送出される。また、
自己フレーム(1)と自己フレーム(2)は、それぞれ
異なる受信フレームで、かつ同じ受信サイクルで動作し
ているものとする。個別呼出のためのデータ、情報配信
のためのデータは、それぞれフレーム単位で送出され
る。
【0021】図2において、圏内状態において個別呼出
用の自己フレーム(1)および情報配信用フレーム
(2)は、図2のからに示すように、受信サイクル
に従って毎回受信動作を行うが、図2のの自己フレー
ム(1)の受信において、圏外であることを図1の受信
状態検出手段4bによって検出した場合、本来圏内状態
であれば受信するはずであった図2のの自己フレーム
(2)の受信動作を、受信フレーム制御手段4aにより
停止することによって、無駄な受信動作を省いて省電力
化を図る。
【0022】次に図3を参照して圏内・圏外判定時の処
理手順について説明する。まず、個別呼出用フレームに
おいて受信動作を行う(ステップS31)。次に、この
個別呼出用フレームの受信の際に同期信号の受信結果に
より圏内であるか、圏外であるかを受信状態検出手段4
bにより判定する(ステップS32)。圏内状態と判定
された場合、他に受信する自己フレームがあるかどうか
を判定して(ステップS33)、受信する自己フレーム
がある場合は、自己フレームが送出されるべき受信タイ
ミング(図2のタイミングチャートにおいてLレベルか
らHレベルに変化するタイミング)になるまで待ち(ス
テップS34)、受信タイミング(自己フレーム)にな
ると受信動作を行う(ステップS35)。次の受信サイ
クルまでの間、自己フレームの受信がないと判定した場
合(ステップS33)、その受信サイクルにおける受信
動作を終了する。受信状態検出手段4bによって圏外で
あると判定された場合(ステップS32)、この受信サ
イクルにおける個別呼出以外の受信は行わず(ステップ
S36)、受信フレーム制御手段4aにより受信動作を
停止する。
【0023】以上のように、本実施の形態1によれば、
圏外状態においては不要なフレームを受信しないように
することで、受信フレーム数の削減により省電力化を図
ることができる。
【0024】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における無線呼出受信機の回路構成を示すブロック
図であり、図1に示した構成要素と同じ構成要素につい
ては同じ符号を付して重複した説明は省略する。本実施
の形態2が実施の形態1と異なる点は、CPU4に受信
状態検出手段4bの代わりに誤り率判定手段4cが設け
られていることである。誤り率判定手段4cは、同期信
号の誤りビット数や高度無線呼出システム標準規格RC
R−STD43Aに適合する方式においては、フレーム
情報やブロック情報のBCH訂正による訂正数、または
BCH訂正できなかったワード数の計数により、ある値
に規定された誤り率に達したかどうかの判定を行うもの
である。誤り率判定手段4cの結果により、受信フレー
ム制御手段4aが受信フレームを受信したり停止したり
する制御を行う。
【0025】図5は本実施の形態における複数フレーム
受信時の受信動作を示すタイミングチャートである。図
5では、図2と同様に、自己フレーム(1)が個別呼出
用として、自己フレーム(2)が情報配信用の受信動作
を行う場合を示している。図5において、圏内状態にお
いて個別呼出用の自己フレーム(1)および情報配信用
フレーム(2)は、図5のからに示すように、受信
サイクルに従って毎回受信動作を行うが、図5のの自
己フレーム(1)の受信において、誤り率が一定基準以
上になったことを図4の誤り率判定手段4cによって検
出した場合、本来誤り率が一定基準以内であれば受信す
るはずであった図5のの自己フレーム(2)の受信動
作を、受信フレーム制御手段4aにより停止することに
よって、無駄な受信動作を省いて省電力化を図る。
【0026】次に図6を参照して誤り率の判定処理手順
について説明する。まず、個別呼出用フレームにおいて
受信動作を行う(ステップS61)。次に、この個別呼
出用フレームの受信の際に同期信号の誤りビット数、フ
レーム情報、ブロック情報のBCH訂正数の受信結果に
より、誤り率が一定基準以内かどうかの判定を誤り率判
定手段4cにより判定する(ステップS62)。誤り率
が一定基準以内と判定された場合、他に受信する自己フ
レームがあるかどうかを判定して(ステップS63)、
受信する自己フレームがある場合は、自己フレームが送
出されるべき受信タイミング(図5のタイミングチャー
トにおいてLレベルからHレベルに変化するタイミン
グ)になるまで待ち(ステップS64)、受信タイミン
グ(自己フレーム)になると受信動作を行う(ステップ
S65)。次の受信サイクルまでの間、自己フレームの
受信がないと判定した場合(ステップS63)、その受
信サイクルにおける受信動作を終了する。また、誤り率
判定手段4cによって誤り率が一定基準を越えていると
判定された場合(ステップS62)、この受信サイクル
における個別呼出以外の受信は行わず(ステップS6
6)、受信フレーム制御手段4aにより受信動作を停止
する。
【0027】以上のように、本実施の形態2によれば、
誤り率が多いような受信状態においては不要なフレーム
を受信しないようにすることで、受信フレーム数の削減
により省電力化を図ることができる。
【0028】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3における無線呼出受信機の回路構成を示すブロック
図であり、図1に示した構成要素と同じ構成要素につい
ては同じ符号を付して重複した説明は省略する。本実施
の形態3が実施の形態1と異なる点は、CPU4に受信
状態検出手段4bの代わりに受信時間設定手段4dと受
信時間判定手段4eとが設けられていることである。受
信時間設定手段4dは、使用者がスイッチ部7により、
特にニュース等の情報配信に対応する自己アドレスに対
して基地局からのデータの受信を停止する時間帯を設定
するものであり、受信時間判定手段4eは、現在時刻が
受信時間設定手段4dにより設定された時間帯に入るか
どうかを監視し、受信フレーム制御手段4aに通知する
ものである。受信フレーム制御手段4aは、受信時間判
定手段4eからの通知を受け、設定された時間帯になっ
た場合に、情報配信に対応する自己アドレスのフレーム
受信を停止する制御を行う。
【0029】図8は本実施の形態における複数フレーム
受信時の受信動作を示すタイミングチャートである。図
8では、図2と同様に、自己フレーム(1)が個別呼出
用として、自己フレーム(2)が情報配信用の受信動作
を行う場合を示している。図8において、圏内状態にお
いて個別呼出用の自己フレーム(1)および情報配信用
フレーム(2)は、図8のからに示すように、受信
サイクルに従って毎回受信動作を行うが、図8の以降
については、受信時間設定手段4dにより設定された受
信停止時間帯に入る場合、図8のの自己フレーム
(1)の受信は行うが、受信時間判定手段4eによって
自己フレーム(2)が受信停止時間帯に入っていると判
定された場合、本来であれば受信するはずであった図8
のの自己フレーム(2)の受信動作を、受信フレーム
制御手段4aにより停止することで、無駄な受信動作を
省いて省電力化を図る。
【0030】次に図9を参照して受信時間判定処理手順
について説明する。まず、個別呼出用フレームにおいて
受信動作を行う(ステップS91)。次に、スイッチ部
7と受信時間設定手段4dにより設定された時間帯の範
囲かどうかの判定を受信時間判定手段4eにより判定す
る(ステップS92)。現在時刻が、設定された受信停
止時間範囲と判定された場合、他に受信する自己フレー
ムがあるかどうかを判定して(ステップS93)、受信
する自己フレームがある場合は、自己フレームが送出さ
れるべき受信タイミング(図8のタイミングチャートに
おいてLレベルからHレベルに変化するタイミング)に
なるまで待ち(ステップS94)、受信タイミング(自
己フレーム)になると受信動作を行う(ステップS9
5)。次の受信サイクルまでの間、自己フレームの受信
がないと判定した場合(ステップS93)、その受信サ
イクルにおける受信動作を終了する。受信時間判定手段
4eによって現在時刻が受信停止時間範囲内であると判
定された場合(ステップS92)、この受信サイクルに
おける個別呼出以外の受信は行わず(ステップS9
6)、受信フレーム制御手段4aにより受信動作を停止
する。
【0031】以上のように、本実施の形態3によれば、
サービス上、情報配信が行われないような夜間等の時間
帯においては不要なフレームを受信しないようにするこ
とで、受信フレーム数の削減により省電力化を図ること
ができる。
【0032】(実施の形態4)図10は本発明の実施の
形態4における無線呼出受信機の回路構成を示すブロッ
ク図であり、図1に示した構成要素と同じ構成要素につ
いては同じ符号を付して重複した説明は省略する。本実
施の形態4が実施の形態1と異なる点は、受信部1に電
界強度検出手段1bが設けられ、CPU4に電界強度判
定手段4fが追加して設けられていることである。電界
強度検出手段1bは、受信する周波数の電界強度を検出
するものであり、電界状態判定手段4fは、電界強度検
出手段1bからの信号を受け、電界値が一定値以上かど
うかの判定を行うものである。受信フレーム制御手段4
aは、受信状態検出手段4b、電界状態判定手段4fの
状態により、通常の受信動作による待ち受け受信動作を
行ったり、電界検出のモニターだけの短時間の待ち受け
受信動作を行ったりする。
【0033】図11は本実施の形態における複数フレー
ム受信時の受信動作を示すタイミングチャートである。
圏内時状態において、自己フレームは、図11のから
に示すように、受信サイクルに従って毎回受信動作を
行うが、受信状態検出手段4bにより圏外状態と判定さ
れた場合、自己フレームは、図11のからに示すよ
うに、電界強度検出手段1bにより電界強度が検出さ
れ、電界状態判定手段4fにより電界強度が一定値以下
と判定されると、通常の待ち受け動作よりも短時間の電
界状態のモニターのみの受信動作を行う。このように圏
外状態において、電界強度が弱い場合には電界状態のモ
ニターのみのよる短時間の待ち受け動作を行うことによ
り、受信動作の時間短縮ができ、省電力化を図ることが
できる。
【0034】次に図14を参照して電界強度検出処理手
順について説明する。まず、前回に受信状態が圏内であ
ったか圏外であったかの判定を行う(ステップS12
1)。前回圏内であった場合、自己フレームが送出され
るべき受信タイミング(図11のタイミングチャートに
おいてLレベルからHレベルに変化するタイミングか
ら)になるまで待ち(ステップS122)、受信フレー
ム制御手段4aにより受信タイミング(自己フレーム)
になると受信動作を行う(ステップS123)。ステッ
プS121で前回の受信状態が受信状態検出手段4bに
より圏外であったと判定された場合、受信サイクルに従
う電界検出タイミング(図11のタイミングチャートに
おいてLレベルからHレベルに変化するタイミングか
ら)になるまで待ち(ステップS124)、電界検出
タイミングになると、電界があるかどうかの判定を電界
強度検出手段1bおよび電界状態判定手段4fにより行
う(ステップS125)。電界状態判定手段4fにより
電界強度が一定値を越えると判定された場合は、受信フ
レーム制御手段4aにより、通常の同期信号を捕獲する
ための受信動作を行い(ステップS126)、同期信号
を捕獲できた場合は、圏内状態に移行する(ステップS
127)。同期信号を捕獲できなかった場合は、受信状
態検出手段4bにより圏外のままの状態を保持する(ス
テップS128)。一方、ステップS125において、
電界状態検出手段4fにより電界強度が一定値以下と判
定された場合は、圏外状態を保持する(ステップS12
8)。
【0035】以上のように、本実施の形態4によれば、
圏外状態において電界強度が弱い場合には、電界レベル
のモニターのみの通常よりも短時間の待ち受け受信動作
により受信時間が短縮でき、省電力化を図ることができ
る。
【0036】なお、本発明による無線呼出受信機は、受
信フレーム制御手段4aと、実施の形態1に記載の受信
状態検出手段4b、実施の形態2に記載の誤り率判定手
段4c、実施の形態3に記載の受信時間設定手段4dお
よび受信時間判定手段4e、実施の形態4に記載の電界
強度検出手段1bおよび電界状態判定手段4fの全ての
手段を含む構成、または上記各手段のいずれかを選択的
に組み合わせた構成を取るようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の自己アドレスに対しそれぞれ異なる複数の自己フ
レームで受信する無線選択受信機において、複数フレー
ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
と、受信状態が圏内かまたは圏外かを検出する受信状態
検出手段とを備え、圏内か圏外かによりフレーム毎に受
信動作の有無を制御できるようにしたものであり、圏外
状態時において省電力化を図ることができるという効果
を有する。
【0038】また本発明によれば、複数フレームの受信
動作を個別に制御する受信フレーム制御手段と、無線信
号の誤り率を判定する誤り率判定手段とを備え、誤り率
が一定基準値を越えたかどうかによりフレーム毎の受信
動作の有無を制御できるようにしたものであり、受信状
態が悪いエリアにおいて省電力化を図ることができると
いう効果を有する。
【0039】また本発明によれば、複数フレームの受信
動作を個別に制御する受信フレーム制御手段と、使用者
が指定したアドレスに対応する受信フレームの動作停止
時間帯を設定する受信時間設定手段と、前記設定した時
間帯になったかどうかを判定する受信時間判定手段とを
備え、設定された時間帯になったかどうかにより受信動
作の有無を制御できるようにしたものであり、情報配信
用の特定のフレームを設定された時間帯において受信し
ないようにすることにより、通常使用状態においても省
電力化を図ることができるという効果を有する。
【0040】また本発明によれば、複数フレームの受信
動作を個別に制御する受信フレーム制御手段と、受信状
態が圏内かまたは圏外かを検出する受信状態検出手段
と、自己が受信する周波数の電界値を検出する電界強度
検出手段と、自己が受信する周波数の電界状態を判定す
る電界状態判定手段とを備え、圏外状態と判定された場
合、電界強度が弱い場合には電界状態のモニターのみの
短時間の待ち受け動作を行うことにより、圏外状態時に
おける省電力化を図ることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線呼出受信機
の回路構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1における無線呼出受信機の受信動
作を示すタイミング図
【図3】実施の形態1における無線呼出受信機の受信動
作を示すフロー図
【図4】本発明の実施の形態2における無線呼出受信機
の回路構成を示すブロック図
【図5】実施の形態2における無線呼出受信機の受信動
作を示すタイミング図
【図6】実施の形態2における無線呼出受信機の受信動
作を示すフロー図
【図7】本発明の実施の形態3における無線呼出受信機
の回路構成を示すブロック図
【図8】実施の形態3における無線呼出受信機の受信動
作を示すタイミング図
【図9】実施の形態3における無線呼出受信機の受信動
作を示すフロー図
【図10】本発明の実施の形態4における無線呼出受信
機の回路構成を示すブロック図
【図11】実施の形態4における無線呼出受信機の受信
動作を示すタイミング図
【図12】実施の形態4における無線呼出受信機の受信
動作を示すフロー図
【図13】従来例における無線呼出受信機の回路構成を
示すブロック図
【符号の説明】
1 受信部 2 デコーダ 3 メモリ部 4 CPU 5 表示ドライバ 6 表示部 7 スイッチ部 8 スピーカ駆動回路 9 呼出用スピーカ 10 バイブレータ駆動回路 11 バイブレータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線呼出システムの基地局からの複数の
    自己アドレスに対する無線信号を、それぞれ異なる複数
    の自己フレームで受信する受信手段と、受信した無線信
    号の中から1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、
    自己アドレスに対するメッセージデータを取り出す復号
    化手段とを備えた無線呼出受信機において、複数フレー
    ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
    と、受信状態が圏内かまたは圏外かを検出する受信状態
    検出手段とを備え、圏内状態時には複数の自己アドレス
    に対応する全ての自己フレームの受信動作を行い、圏外
    状態時には個別呼出用のアドレスに対応する自己フレー
    ムのみの受信動作を行い、情報配信用等の即時性の低い
    自己フレームの受信を停止することを特徴とする無線呼
    出受信機。
  2. 【請求項2】 無線呼出システムの基地局からの複数の
    自己アドレスに対する無線信号を、それぞれ異なる複数
    の自己フレームで受信する受信手段と、受信した無線信
    号の中から1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、
    自己アドレスに対するメッセージデータを取り出す復号
    化手段とを備えた無線呼出受信機において、複数フレー
    ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
    と、無線信号の誤り率を判定する誤り率判定手段とを備
    え、誤り率が一定基準以内の場合には複数の自己アドレ
    スに対応する全ての自己フレームの受信動作を行い、誤
    り率が一定基準を越えた場合には個別呼出用のアドレス
    に対応する自己フレームのみの受信動作を行い、情報配
    信用等の即時性の低い自己フレームの受信を停止するこ
    とを特徴とする無線呼出受信機。
  3. 【請求項3】 無線呼出システムの基地局からの複数の
    自己アドレスに対する無線信号を、それぞれ異なる複数
    の自己フレームで受信する受信手段と、受信した無線信
    号の中から1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、
    自己アドレスに対するメッセージデータを取り出す復号
    化手段とを備えた無線呼出受信機において、複数フレー
    ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
    と、使用者が指定したアドレスに対応する受信フレーム
    の動作停止時間帯を設定する受信時間設定手段と、前記
    設定した時間帯になったかどうかを判定する受信時間判
    定手段とを備え、通常使用時には複数の自己アドレスに
    対応する全ての自己フレームの受信動作を行い、前記設
    定された時間帯になった場合は、指定したアドレスに対
    応する自己フレームの受信を停止することを特徴とする
    無線呼出受信機。
  4. 【請求項4】 無線呼出システムの基地局からの複数の
    自己アドレスに対する無線信号を、それぞれ異なる複数
    の自己フレームで受信する受信手段と、受信した無線信
    号の中から1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、
    自己アドレスに対するメッセージデータを取り出す復号
    化手段とを備えた無線呼出受信機において、複数フレー
    ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
    と、受信状態が圏内かまたは圏外かを検出する受信状態
    検出手段と、自己が受信する周波数の電界値を検出する
    電界強度検出手段と、自己が受信する周波数の電界状態
    を判定する電界状態判定手段とを備え、前記受信状態検
    出手段により圏外状態と判定された場合には、前記電界
    強度検出手段により電界が検出され、前記電界状態判定
    手段により電界強度が一定値以下と判定された場合は、
    通常の待ち受け動作よりも短時間の待ち受け動作を行う
    ことを特徴とする無線呼出受信機。
  5. 【請求項5】 無線呼出システムの基地局からの複数の
    自己アドレスに対する無線信号を、それぞれ異なる複数
    の自己フレームで受信する受信手段と、受信した無線信
    号の中から1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、
    自己アドレスに対するメッセージデータを取り出す復号
    化手段とを備えた無線呼出受信機において、複数フレー
    ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
    と、受信状態が圏内かまたは圏外かを検出する受信状態
    検出手段と、使用者が指定したアドレスに対応する受信
    フレームの動作停止時間帯を設定する受信時間設定手段
    と、前記設定した時間帯になったかどうかを判定する受
    信時間判定手段とを備え、圏内状態時には複数の自己ア
    ドレスに対応する全ての自己フレームの受信動作を行
    い、圏外状態時には個別呼出用のアドレスに対応する自
    己フレームのみの受信動作を行い、情報配信用等の即時
    性の低い自己フレームの受信を停止するとともに、圏内
    か圏外かに拘らず、前記受信時間設定手段により設定さ
    れた時間帯になった場合には、指定したアドレスに対応
    する自己フレームの受信を停止することを特徴とする無
    線呼出受信機。
  6. 【請求項6】 無線呼出システムの基地局からの複数の
    自己アドレスに対する無線信号を、それぞれ異なる複数
    の自己フレームで受信する受信手段と、受信した無線信
    号の中から1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、
    自己アドレスに対するメッセージデータを取り出す復号
    化手段とを備えた無線呼出受信機において、複数フレー
    ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
    と、無線信号の誤り率を判定する誤り率判定手段と、使
    用者が指定したアドレスに対応する受信フレームの動作
    停止時間帯を設定する受信時間設定手段と、前記設定し
    た時間になったかどうかを判定する受信時間判定手段と
    を備え、誤り率が一定基準以内の場合には複数の自己ア
    ドレスに対応する全ての自己フレームの受信動作を行
    い、誤り率が一定基準を越えた場合には個別呼出用のア
    ドレスに対応する自己フレームのみの受信動作を行い、
    情報配信用等の即時性の低い自己フレームの受信を停止
    するとともに、誤り率に拘らず、前記受信時間設定手段
    により設定された時間帯になった場合は、指定したアド
    レスに対応する自己フレームは受信を停止することを特
    徴とする無線呼出受信機。
  7. 【請求項7】 無線呼出システムの基地局からの複数の
    自己アドレスに対する無線信号を、それぞれ異なる複数
    の自己フレームで受信する受信手段と、受信した無線信
    号の中から1つまたは複数の自己アドレスを取り出し、
    自己アドレスに対するメッセージデータを取り出す復号
    化手段とを備えた無線呼出受信機において、複数フレー
    ムの受信動作を個別に制御する受信フレーム制御手段
    と、受信状態が圏内かまたは圏外かを検出する受信状態
    検出手段と、使用者が指定したアドレスに対応する受信
    フレームの動作停止時間帯を設定する受信時間設定手段
    と、前記設定した時間になったかどうかを判定する受信
    時間判定手段と、自己が受信する周波数の電界値を検出
    する電界強度検出手段と、自己が受信する周波数の電界
    状態を判定する電界状態判定手段とを備え、前記受信状
    態検出手段により圏外状態と判定された場合には、前記
    電界強度検出手段により電界が検出され、前記電界状態
    判定手段により電界強度が一定値以下と判定された場合
    は、通常の待ち受け動作よりも短時間の待ち受け動作を
    行うとともに、圏内か圏外かに拘らず、前記受信時間設
    定手段により設定された時間帯になった場合は、指定し
    たアドレスに対応する自己フレームの受信を停止するこ
    とを特徴とする無線呼出受信機。
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