JPH119764A - スロットマシンで使用されるリール停止制御テーブル及びその作成方法 - Google Patents

スロットマシンで使用されるリール停止制御テーブル及びその作成方法

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JPH119764A
JPH119764A JP9166418A JP16641897A JPH119764A JP H119764 A JPH119764 A JP H119764A JP 9166418 A JP9166418 A JP 9166418A JP 16641897 A JP16641897 A JP 16641897A JP H119764 A JPH119764 A JP H119764A
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reels
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博之 沢木
Munetsugu Yatani
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のゲームであるか抽選で大当りに当選し
ているかが遊技者にとって判断し易い、判断に混乱の少
ない、ストップボタンの操作のタイミングにより、重複
入賞の起らない、更に、技量の高い遊技者と初歩の遊技
者との配当率の差を少なくするスロットマシンを実現す
るためのスロットマシンで使用されるリール停止制御テ
ーブル及びその作成方法を提供する。 【解決手段】 複数種類の図柄を有する複数のリールを
回転させて各リールに対応するストップボタンで停止さ
せ、停止時の図柄の組み合わせから所定数のメダルを払
い戻すスロットマシーンで使用されるリール停止制御テ
ーブルで各リールの各図柄位置に対応して、リールの送
り数と当該リール停止制御テーブルを有効として残すか
無効として除くかのフラグとを記憶し、停止時の図柄の
組み合わせの各々に対応して、1つで複数リールの停止
を共通に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンで
使用されるリール停止制御テーブル及びその作成方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スロットマシンの操作及び動作
は、次のように行われる。 (1)遊技者は、メダルを1〜3枚投入する。 (2)次にスタートレバーを操作する。 (3)すると3つのリールが回転を始める。
【0003】(4)次に各リールに対応するストップボ
タンを操作し、各リールを停止させる。 (5)3つのリールが停止した時に、前記投入したメダ
ルの数に応じて設定された有効ライン上(メダル1枚で
は中段の1ラインのみ、メダル2枚では上段,中段,下
段の3ライン、メダル3枚では上段,中段,下段,右上
がり,右下がりの5ラインが有効ラインとなる)に停止
した図柄に応じて、メダルの払戻しが行われる。
【0004】以上の操作及び動作操作は遊技者側から見
た場合であるが、スロットマシンは、それ自体に内蔵さ
れているマイクロプロセッサにより、次のように制御さ
れる。 (1)最初にメダルが投入されたところで、メダルの数
に応じた有効ラインが選択される。
【0005】(2)次にスタートレバーが操作される
と、3つのリールが回転を開始する。 (3)同時に、マイクロプロセッサにより抽選が行わ
れ、入賞の状態が決定される。 (4)次に、各リールに対応して備えられているストッ
プボタンが操作されると、前記抽選の結果に応じて、図
柄が有効ライン上に揃うように制御が行われる。
【0006】すなわち、リールが停止するまでに定めら
れた図柄のコマ数(例えば、4コマ)以内のコマ送り
(これを、すべりや引き込みと言う)を行い、目標の図
柄が出現すると、所定の有効ライン上で図柄を停止させ
る。但し、重複入賞となる恐れがある場合は、目標図柄
を有効ラインより外す制御を行う。尚、前記抽選の結果
大当りに当選した場合であっても、前記引き込みの制御
が行えないタイミングでストップボタンが操作される
と、通常のゲームの停止パターンとは異なるパターンで
停止させて、引き込みが不可能であったことを遊技者に
知らせる。
【0007】(5)3つのリールが停止した時に、有効
ライン上に揃った図柄に応じてメダルの払い戻しを行
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スロットマシンでは、ストップボタンの操作される順番
によっては、通常のゲームでも、抽選で大当りに当選し
引き込みが不可能であった時(内部当たりと言う)と同
じパターンで停止することが起り、遊技者に混乱を与え
ていた。
【0009】また、従来のスロットマシンでは、所定の
図柄に当選した場合でも、ストップボタンが操作される
タイミングによっては、重複入賞が起りうる場合があ
り、これを避けるために、当選図柄を有効ライン上に引
き込まない複雑な制御を行っている。更に従来のスロッ
トマシンでは、抽選に当選していた場合には、技量の高
い遊技者は回転する図柄を目で追いストップさせること
ができるので、初歩の遊技者と熟練者とを比べると、配
当率に大きな差があった。
【0010】本発明は、上記観点に鑑みなされたもので
あって、通常のゲームであるか抽選で大当りに当選して
いるかが遊技者にとって判断し易い、判断に混乱の少な
いスロットマシンを実現するためのスロットマシンで使
用されるリール停止制御テーブル及びその作成方法を提
供する。更に本発明は、ストップボタンの操作のタイミ
ングにより、重複入賞の起らないスロットマシンを実現
するためのスロットマシンで使用されるリール停止制御
テーブル及びその作成方法を提供する。
【0011】更に本発明は、技量の高い遊技者と初歩の
遊技者との配当率の差を少なくするスロットマシンを実
現するためのスロットマシンで使用されるリール停止制
御テーブル及びその作成方法を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のリール停止制御テーブルは、複数種類の図
柄を有する複数のリールを回転させて各リールに対応す
るストップボタンで停止させ、停止時の図柄の組み合わ
せから所定数のメダルを払い戻すスロットマシーンで使
用されるリール停止制御テーブルであって、各リールの
各図柄位置に対応して、リールの送り数と当該リール停
止制御テーブルを有効として残すか無効として除くかの
フラグとを記憶し、停止時の図柄の組み合わせの各々に
対応して、1つで複数リールの停止を共通に制御するこ
とを特徴とする。
【0013】ここで、前記停止時の図柄の組み合わせ
は、有効ラインに同じ図柄が並んだ当たりの1つを表
す。また、前記停止時の図柄の組み合わせは、外れの1
つを表す。また、前記リールの送り数は、4コマ以下で
ある。また、前記フラグは、少なくとも誤入賞と重複入
賞が起こらないように、配列されている。また、前記フ
ラグは、更に内部当たりで外れた場合のパターンが所定
のパターンになるように、配列されている。また、前記
同じ図柄が4コマ以内に複数有る場合に、いずれかの図
柄に到達するように、リールの送り数が決定されてい
る。また、より遠い図柄へのリールの送り数に決定され
ている。
【0014】叉、本発明のリール停止制御テーブルの作
成方法は、複数種類の図柄を有する複数のリールを回転
させて各リールに対応するストップボタンで停止させ、
停止時の図柄の組み合わせから所定数のメダルを払い戻
すスロットマシーンで使用されるリール停止制御テーブ
ルの作成方法であって、各図柄位置に対応して、前記複
数のリールの停止制御情報の格納領域を確保し、各リー
ルの各図柄位置に対応する前記停止情報として、リール
の送り数と当該リール停止制御テーブルを有効として残
すか無効として除くかのフラグとを記憶することを特徴
とする。
【0015】ここで、前記記憶工程は、少なくとも当該
リール停止制御テーブルの有効ラインの図柄の並びを実
現する入賞停止位置に、リールの送り数と当該リール停
止制御テーブルを有効として残すフラグとを記憶する入
賞停止位置決定工程を含む。また、前記記憶工程は、当
該リール停止制御テーブルの有効ラインの図柄の並びを
妨げる外れ停止位置に、リールの送り数と当該リール停
止制御テーブルを無効として除くフラグとを記憶する外
れ停止位置決定工程を更に含む。また、前記リールの送
り数は、4コマ以下である。また、前記入賞停止位置決
定工程及び外れ停止位置決定工程では、少なくとも誤入
賞と重複入賞が起こらないように、停止位置が決定され
る。また、前記入賞停止位置決定工程及び外れ停止位置
決定工程では、更に内部当たりで外れた場合のパターン
が所定のパターンになるように、停止位置が決定され
る。また、前記入賞停止位置決定工程及び外れ停止位置
決定工程で位置が確定出来ない場合に、前記リール停止
制御テーブルを分割する工程を更に備える。また、前記
同じ図柄が4コマ以内に複数有る場合に、いずれかの図
柄に到達するように、リールの送り数を決定する。ま
た、より遠い図柄へのリールの送り数に決定する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明の一実
施の形態を詳細に説明する。 <本実施の形態のスロットマシーンの構成例> (スロットマシンの概観)図1は、本実施の形態のスロ
ットマシンの概観を簡略化して示した斜視図である。
【0017】図1において、1はスロットマシン本体、
2はフロントパネルであり、左端にヒンジが付いてい
て、開閉ができる構成になっている。3は上部の表示部
であり、スロットマシンの遊技の状態、特に大当りの状
態等を離れた所より判断できるようになっている。4は
表示板で、遊技内容の説明や、遊技の状態を遊技者に知
らせるものである。5,6,7は、左リール,中リー
ル,右リールであり、リール窓21を通して見える。リ
ール窓には、各有効ライン(中段が1−1,上段が2−
2,下段が2’−2’,右下がりが3−3,右上がりが
3’−3’)が遊技者に解るように示されている。8は
メダル投入口、9はクレジットベットボタン、10,1
1,12は、各リールに対応するストップボタン14,
15,16が有効であることを示すランプである。13
はゲームを開始するためのスタートレバー、17は本ス
ロットマシンが何というスロットマシンであるかという
ことなどを表示するパネル、18はメダルの払い戻し
口、19はメダルの受け皿、20は音声や音楽を出力す
るスピーカの取り付けである所である。
【0018】(制御部)図2は、本実施の形態のスロッ
トマシンのマイクロプロセッサによる制御部分の概略構
成図である。図中、22はマイクロプロセッサ(CP
U)、23はメダル投入口8よりと入力されたメダルを
センスする部分、24はストップ(停止)ボタンのスイ
ッチ部分、25はスタートレバー13が操作されたこと
をセンスするセンサ、26はクレジットベットボタン9
のスイッチ部分である。27はリードオンリーメモリ
(ROM)であり、本スロットマシンの制御を行うため
のプログラム並びに、リールの停止制御を行うための制
御データテーブルを含んでいる。28はランダムアクセ
スメモリ(RAM)であり、可変データ等を記憶する部
分である。29は、リールの回転を行うモータ制御部で
あり、30はメダルの払い戻しを行うためのホッパ制御
部、33はスピーカ(SP)であリ、32のサウンド制
御部の制御に従い音を出力する。
【0019】CPU22と、ROM27,RAM28な
らびに入力インターフェースと、入出力インターフェー
スと、出力インターフェースとサウンド出力は、CPU
22のバスに接続されている。メダルセンサ23,停止
ボタンスイッチ24,スタートレバーセンサ25,クレ
ジットヘッドボタンスイッチ26は、入力インターフェ
ースを介して、CPU22のバスに接続されている。モ
ータ制御部29,ホッパ制御部30は入出力インターフ
ェースを介して、CPU22のバスに接続されている。
また、ランプ制御部31は、出力インターフェースを介
してCPU22のバスより信号を受けている。
【0020】(リール図柄)図3は、本実施の形態のリ
ールにある図柄の例である。左リール,中リール,右リ
ールはそれぞれ21の図柄より構成されている。(実際
には図柄である所を、図3では文字で表わしている) (有効ライン)図4は、リール窓21に表示される有効
ラインを示した図である。
【0021】各リールは、スタートレバー13が操作さ
れると、矢印のように下方向に回転する。そこで、左リ
ール(L)5,中リール(C)6,右リール(R)に対
応するストップボタン15,16,17を操作すると、
リールが停止する。その時に、中段(中段ライン)1−
1、または上段(上段ライン)2−2、または下段(下
段ライン)2’−2’、または右下がり(右下ライン)
3−3、または右上がり(右上ライン)3’−3’に所
定の図柄が揃うと対応するメダルが払い戻される。
【0022】(リール停止制御テーブル)図7は、本実
施の形でに用いるリール停止制御のためのリール停止制
御テーブルの全体構造を簡略化して示した図である。
尚、以下の説明では煩雑さを避けるために、ベル(大当
たり),シングル(中当たり),リプレイ(小当たり)
の3つの当たりとして説明するが、実際には更に多くの
当たりが用意されている。
【0023】図7より解るように、本実施の形態では0
〜25の26種のテーブルを持つ。各テーブルは、後述
するように、左リール,中リール,右リールの停止制御
を行うためのテーブル(リール停止制御テーブル)であ
る。テーブルの0〜7は外れのテーブルであり、8〜1
2は小当り(本実施の形態ではリプレイとする)の中
段,上段,下段,右上がり,右下がりのテーブルであ
り、13〜17は中当り(本実施の形態ではシングルと
する)の中段,上段,下段,右上がり,右下がりのテー
ブルであり、18〜25は大当り(本実施の形態ではベ
ルを大当りとする)の中段1,上段,下段1,右上が
り,右下がり1,右下がり2,下段2,中段2からな
る。
【0024】これ等のリール停止制御テーブルを整理す
ると図8のようになる。 (リール停止制御テーブルの数例)図11〜14は、図
7のリール停止制御テーブルの内の4つを示すもので、
図11はテーブル22(ベル大当たり、右下がり1)、
図12はテーブル23(ベル大当たり、右下がり2)、
図13はテーブル13(シングル中当り、中段)、図1
4はテーブル8(リプレイ小当り、中段、飛び越し有
り)の例を示す。
【0025】図12を用いて、リール停止制御テーブル
の構造を以下に説明する。図12のリール停止制御テー
ブルにおいて、左のテーブル外の番号は、テーブルの中
の左リール,中リール,右リール上の図柄の位置を示す
番号で、図3のリール図柄に対応し、遊技者によりスト
ップボタンを押された時の各リールの位置を示す。テー
ブル内の左リール用の欄の中には、左リールのストップ
ボタンが遊技者により操作された時の左リールの位置に
対応して、図柄を送る数(すべりコマ数)が示されてい
る。すなわち、図柄位置‘0’のところで左リール用の
ストップボタンが操作された場合は、3コマ送って停止
することを示し、図柄位置‘10’の位置でストップボ
タンが操作されると、コマ送りなし、停止することを示
している。中リール,右リールも、この処理に準じる。
【0026】各コマの右側に記されている‘T’または
‘F’の文字は、このパターンテーブルを無効にするか
否かのフラグであり、例えば、左リールのストップボタ
ンが図柄位置15の時に操作されると、‘F’なので、
後述の図10のマスクビットに示す左より6番目のビッ
トを‘0’にし、使用不可能とする。 (リール停止制御テーブルの作成例)図27は、リール
停止制御テーブルの作成手順の一例を示したフローチャ
ートである。尚、図27でのステップの順番は、本発明
を達成できればどのように変更されてもよい。以下、図
12のリール停止制御テーブル(ベルの右下がり)を例
に説明する。
【0027】まず、ステップS70では、入賞停止位置
を決定してスベリこま数として‘0’を設定する。図1
2においては有効ラインはベルの右下がりなので、図3
を参照して、左リールのベルの1つ下の図柄位置と、中
リールのベルの図柄位置と、右リールのベルの1つ上の
図柄位置とに、‘0’を設定する。従って、最初は左リ
ールの場合、図柄位置2,7,10,13,18に
‘0’が設定される。次に、ステップS71では、内部
当たりの場合の外れパターンを考慮して選別された図柄
位置に外れの‘0’が設定される。
【0028】しかし、このままでは誤入賞や重複入賞の
可能性があるので、ステップS72で判定して誤入賞や
重複入賞があれば、叉ステップS73で内部当たりの場
合の外れパターンをチェックして外れパターンが所定の
パターンと異なれば、ステップS72に戻り図柄位置の
当たりを外れに置き換えたり、外れの停止位置が変更さ
れる。
【0029】次に、ステップS74で当たりの‘0’が
設定された位置から下に向かって1から4が(但し、他
の‘0’にぶつかるまで)、当たりのスベリコマ数とし
て順に設定される。ステップS75で、当たりの図柄位
置とならずに残った図柄位置に、ステップS71で設定
された外れの停止位置までの外れのスベリコマ数が設定
される。ステップS76で、当たりの図柄位置にはT、
外れの図柄位置にはFが設定される。
【0030】尚、実際には、4コマ送りの間に2つ以上
の当たり位置あるいは外れ位置が有る場合もあり、この
場合はコマ送りの自然さや変化を考慮して適切な位置が
選択される。また、詳細には示さないがステップS70
−S73の繰り返しによっても、リール停止制御テーブ
ルの内容が確定しない場合は、同じ有効ラインのリール
停止制御テーブルを複数に分割して作成する。このよう
な処理をすることで、誤入賞や重複入賞の排除と、内部
当たりパターンの正確さを、不確実さをなくして論理的
な方法で確実に達成できる。更に、本例は、誤入賞や重
複入賞の排除と、内部当たりパターンの正確さを犠牲に
しても、複数のリールの有効ラインの同じ図柄の並びや
外れの図柄の並びなどを1つのリール停止制御テーブル
に納めることで、簡単な操作でリール停止制御テーブル
を作成でき、リール停止制御テーブルの数及びそれが占
有する記憶容量も格段に少なくなった。
【0031】(インデックステーブル)図9は、図7に
示すリール停止制御テーブルをインデックスするインデ
ックステーブル(TBL−INDX)である。インデッ
クステーブルは、リール停止制御テーブルを参照するた
めのテーブルで、投入コイン数に対応して、外れ,小当
り,中当り,大当りの各々に属するリール停止制御テー
ブルの番号と、テーブルの数が記載されている。
【0032】(マスクビットテーブル)図10は、マス
クビットテーブルの一部分を抜き出した図である。前記
インデックステーブルのコイン3枚投入時の大当りに対
応するマスクビットテーブルである。すなわち、図10
の各マスの中は、1ビットであり左端より、図9の最下
段の18,19,20,21,22,23に対応する。
【0033】図10の各ビットが‘1’の時には、対応
するリール停止制御テーブルが使用可能である(そのパ
ターンの当たりの可能性がある)ことを示し、‘0’の
時は、使用不可能である(そのパターンの当たりの可能
性はない)ことを示す。但し、全てのテーブルに対応す
る図10のマスクビットテーブルが‘0’になった場合
は、今回‘0’になったリール停止制御テーブルの中の
1つを選択し、ストップボタンが押された位置に記載さ
れている図柄送り数だけコマ数をすべらせ、停止する。
【0034】(絞り込みのパターンテーブル)図16
は、絞り込みのパターンを示すテーブルである。例え
ば、停止対象リールが左リールであったとすると、リー
ルの停止した時点での図柄は、(入賞している場合で、
ストップボタンが該当図柄を表示できる位置にある場合
は)、上,中,下のどこかに止まることになる。例え
ば、上に止まった場合には、図4から分かるように、上
段のパターンになるのか、右下がりのパターンになり得
るが、これ以外(中段,下段,右上がり)は除外される
ことになる。
【0035】<本実施の形態のスロットマシーンの動作
例> (遊技手順)図5は、遊技者から見たゲームの流れを示
したフローチャートである。ステップS40で、遊技者
は、1〜3のメダルを投入口8より投入する。ステップ
S41で、遊技者は、スタートレバー13を操作する。
すると、左リール5,中リール6,右リール7が回転を
始める。
【0036】ステップS42,S43,S44では、遊
技者がストップボタン15,16,17を任意に操作す
る(ストップ操作)ことにより、対応するリールが停止
する。ステップS45は、全リール(回胴)が停止した
か否かを判断し、まだ全て停止していなければ(N
O)、ステップS41の次にもどり、全リールが停止し
ていれば(YES)、次のステップS46に進む。
【0037】ステップS46では、全てのリールが停止
しているので、その時の有効ラインに揃った図柄に従っ
てメダルの払い戻しが行われ、1回のゲームが終了す
る。 (スロットマシンの処理手順)図6は本発明の実施の形
態のスロットマシンのメダル投入以降の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0038】ステップS50で遊技者によりスタートレ
バーが操作されると、次のステップS51に進む。ステ
ップS51では、抽選やテーブルの初期化等の遊技開始
処理を行い、次のステップS52に進む(このステップ
の詳細は後に説明する)。ステップS52では、ストッ
プボタンの操作に対して対応するリール(回胴)の停止
処理を行う(このステップの詳細は後に説明する)。
【0039】ステップS52で、全リール(回胴)が停
止したならば次のステップへ進み、停止してないリール
があれば、ステップS52を繰り返す。ステップS53
では、停止した図柄に応じたメダルの払い戻し処理を行
う。ステップS54では、1回のゲームの終了処理を行
い、次に遊技者へメダルの投入のリクエスト等をする。
【0040】(遊技開始処理)図17は、図6のステッ
プS51の遊技開始処理を詳細に示したフローチャート
である。ステップS510では、メダルの投入枚数(1
〜3枚)に応じて、入賞のライン(上段,中段,下段,
右上がり,右下がり)を確定する。ステップS511で
は、所定の入賞確率データに基づいた乱数抽出処理を行
い、入賞予定を確定する。ステップS512では、入賞
予定に対応したリール停止制御用テーブルの初期処理、
すなわち前記マスクビットテーブルを1にセットする。
ステップS513で左,中,右のリールの回転を開始す
る。
【0041】ステップS514で、リールが一定速度に
達するのを待ち、一定速度に達すると、遊技開始処理を
終わる。 (当たりの組み合わせ例)図18〜図21は、スロット
マシンで遊技開始後にストップボタンを操作した場合の
各パターンの当たりのケースを示した図である。
【0042】図18では、右リール,中リール,右リー
ルのどのストップボタンが操作されたかにより、各々の
リールでの所定のパターンの停止位置の可能性を示した
図であり、黒丸は停止したパターンを、白丸は、黒丸で
停止した場合の次の可能性のあるパターンを示してい
る。以下左リールを例にあげ説明する。左リールのスト
ップボタンが操作された場合、黒丸は、上(18−
5),中(18−6),下(18−7)に停止しうる。
すなわち、上段,右下がり,中段,右上がり,下段にな
りうるので、ストップボタンが操作された所で、対応す
るマスクビットテーブルで‘1’になっているリール停
止制御テーブルをインデックステーブルを参照して見付
け、ストップボタンが操作された位置のフラグが‘F’
の場合はマスクビットテーブルを‘0’にし、マスクビ
ットテーブルに‘1’で残ったリール停止制御テーブル
より、複数ならば乱数により選択し、このリール停止制
御テーブルのストップボタンの位置の送り数だけリール
を回転して止まる。
【0043】前述のように全て‘0’になったならば、
今回‘0’になったリール停止制御テーブルの中から抽
選で選択し、該リール停止制御テーブルに従ってリール
を停止する。この後の中,右リールは、選択された該リ
ール停止制御テーブルに従ってリールを停止する。従っ
て、例えば大当たりの場合のリール停止制御テーブルを
他と異なる特定のパターンで停止するように構成してお
くと、停止パターンはハズレではあるが内部では大当た
りであったことを、遊技者に確実に知らせることができ
る。。
【0044】図18に示す左リールの所定の図柄が上
(18−5)に停止した場合、次にストップボタンが操
作されるリールは、図19に示すように、中リール(1
9−2)か右リール(19−3)となる。中リールのス
トップボタンが操作された場合には、中リールの所定の
図柄が、上(19−5)または中(19−4)で停止し
得る。この場合も、中リールのストップボタンが操作さ
れた場合に、マスクビットテーブルで‘1’になってい
るリール停止制御テーブルをインデックステーブルを参
照して見付け、ストップボタンが操作された位置のフラ
グが‘F’の場合はマスクビットテーブルを‘0’に
し、マスクビットテーブルに‘1’で残ったリール停止
制御テーブルより、複数ならば乱数により選択し、(こ
の場合、上か中の停止位置に対応するリール停止制御テ
ーブルが残りうる)、選択されたテーブルに従い中リー
ルの停止処理を行う。
【0045】マスクビットテーブルが全て‘0’になっ
た場合は、今回‘0’になったリール停止制御テーブル
の中から抽選で選択し、該リール停止制御テーブルに従
ってリールを停止する。この後の右リールは、選択され
た該リール停止制御テーブルに従ってリールを停止す
る。左リールと、中リールの停止が定まると、次に右リ
ールのストップボタンが操作されることになる。左リー
ルと中リールの停止位置が(19−4)または(19−
5)のように定まると、右リールの停止位置は、(19
−8)または(19−9)のように定まってしまう。
【0046】次に、右リールのストップボタンが操作さ
れた時は、マスクビットテーブルは右下がり(19−
8)または上段(19−19)になるどちらかのビット
が‘1’になっている可能性がある。従って、マスクビ
ットテーブルに対応するリール停止制御テーブルを参照
して右リールを停止させる。このときも、ストップボタ
ンの操作されるタイミングによっては、マスクビットテ
ーブルを‘0’にするので、全てのマスクビットテーブ
ルのビットが‘0’になったならば、最初にインデック
ステーブルで指定された中から乱数で選択し、選ばれた
リール停止制御テーブルの所定の位置(外れ)で、右リ
ールを停止する。
【0047】図19で、右リールのストップボタンを操
作された時は、中リールの停止処理に準じ、(19−
3)で示すように、(19−6)または(19−7)で
停止することができ、従って上段(19−10)または
右下がり(19−11)に停止することが可能となる。
図20は、図18で、左リールが中(18−6)で停止
した場合の、中リール(20−2),右リール(20−
4)の順に停止できるケースと、右リール(20−
3),中リール(20−5)の順に停止できるケースを
示した図である。
【0048】図21は、図18で、左リールが下(18
−7)で停止した場合の、中リール(21−2)より停
止させる場合と、右リール(21−3)より停止させる
場合を示した図である。中リール(21−2)を先に停
止する場合は、中(21−4)と、下(21−5)に停
止させることが可能であり、中(21−4)の場合は右
上がり(21−8)となり、下(21−5)の場合は下
段(21−9)とすることが可能となる。右リール(2
1−3)を先に停止する場合は、上(21−6)と、下
(21−7)に停止させることが可能であり、上(21
−6)の場合は右上がり(21−10)となり、下(2
1−7)の場合は下段となることが可能であることを示
している。
【0049】図22は、図18〜図21を総合して示し
た図であって、最初に左リールのストップボタンが操作
された場合における各使用可能なリール停止制御テーブ
ルを示している。 (リール停止処理)図23は、以上説明したリール停止
処理手順(図6のステップ52の詳細)を示した制御フ
ローチャートである。
【0050】(第1停止処理)前述したように、最初に
ストップボタンが操作されると、第1ストップ操作検出
のステップ520により、次のステップS521に進
む。ステップS521では、ストップボタンが操作され
た位置に対応して、コイン枚数と入賞種別に従って選択
されたリール停止制御テーブルを参照し、‘F’の場合
はマスクビットテーブルの対応ビットを‘0’にする。
次にステップS522では、マスクビットテーブルの
‘1’に対応するテーブルの中より乱数抽選により1つ
のリール停止制御テーブルを選択し、次のステップS5
23では、所定のリールのコマ数を送り、停止する。
【0051】ステップS522で、マスクビットテーブ
ルが全て‘0’になったならば、上記選択されたリール
停止制御テーブルから乱数抽選により1つのリール停止
制御テーブルを選択し、対応するコマ数を送り停止す
る。この場合、以降の第2、第3の停止処理は、ここで
抽選されたリール停止制御テーブルが使用される。従っ
て、内部当たりの場合に所定の外れパターンで確実に停
止させることが出来る。
【0052】ステップS524では、停止した図柄に対
して、上段,中段,下段,右上がり,右下がりのテーブ
ルの中で、当たりとなる次の停止位置に対応できないリ
ール停止制御テーブルを示すマスクビットテーブルのビ
ットを‘0’にする。 (第2停止処理)次に、第2回目にストップボタンが操
作されステップS520で検出されると、ステップS5
25で、候補の選択の必要があるか否かが判断される。
必要があればステップS526へ進み、必要がなければ
ステップS527へ進む。
【0053】ステップS526では、ステップS521
と同様にストップボタンが操作された位置に対して、マ
スクビットテーブルの‘1’に対応するリール停止制御
テーブルの対応個所が‘F’ならば、対応するマスクビ
ットテーブルを‘F’にし、ステップS527へ進む。
ステップS527では、ステップS522と同様に、マ
スクビットテーブルの‘1’に対応するテーブルの中よ
り乱数抽選により1つのリール停止制御テーブル選択
し、次のステップS528では、所定のリールのコマ数
を送り、停止する。
【0054】ステップS527で、マスクビットテーブ
ルが全て‘0’ならば、乱数抽選により第1停止処理後
にマスクビットテーブルで‘1’であったリール停止制
御テーブルから1つのリール停止制御テーブルを選択
し、対応するコマ数を送り停止する。この場合、以降の
第3の停止処理は、ここで抽選されたリール停止制御テ
ーブルが使用される。従って、内部当たりの場合に所定
の外れパターンで確実に停止させることが出来る。
【0055】(第3停止処理)ステップS520で、第
3回目のストップボタンが操作されたことが検出される
と、ステップS529へ進む。この時は、有効ラインが
重複(例えば、図8での大当たりの右下がり,中段,下
段)でないかぎり、残りの選択可能なリール停止制御テ
ーブルが1つか、または既に外れが決まったゼロなの
で、ストップボタンが操作された時点で、対応するリー
ル停止制御テーブルを参照し、‘T’‘F’に関わらず
所定の図柄コマ数を送り停止する。
【0056】有効ラインが重複で2つのリール停止制御
テーブルで共に‘T’ならば、乱数抽選により1つのリ
ール停止制御テーブルを選択し、対応するコマ数を送り
停止する。図24〜図26は、ストップボタンの左,
中,右の操作順によるリールの停止パターンの(図柄の
揃う場合の)遷移を整理して示した図である。
【0057】(リール停止制御テーブルによる停止の具
体例)コイン三枚の大当たり(ベル)での停止例を、図
9,図10,図16と各テーブルと、図11と図12の
リール停止制御テーブルを例に説明する。まず、コイン
が3枚投入されリールを回転した時点で、大当たりに入
賞したとすると、図9のコイン3枚の大当たりからベル
の当たりを作るリール停止制御テーブル18,19,2
0,21,22,23の6つが選択され、図10のよう
にマスクテーブルの6ビットが‘1’にセットされる。
【0058】第1回目に左リールのストップボタンが押
されたとすると、上記6つのリール停止制御テーブルの
ストップボタンが押された図柄位置(中段位置)が
‘T’か‘F’かがチェックされ、‘F’であるリール
停止制御テーブルに対応するマスクテーブルのビットが
‘0’にリセットされる。例えば、図柄位置0でストッ
プが押されれば図11及び図12からリール停止制御テ
ーブル22,23共に残るが、図柄位置8の場合はリー
ル停止制御テーブル23は除かれるし、図柄位置16の
場合はリール停止制御テーブル22,23共に除かれ
る。同様にして、他のリール停止制御テーブル18−2
1もチェックされて、残るか否かが決定される。次に、
残ったリール停止制御テーブルから1つが乱数抽選によ
り選別される。
【0059】例えば、図柄位置0でストップボタンが押
され乱数抽選で図11のリール停止制御テーブル22が
選別されたとする。この場合は、コマ送り数は3なので
3つ回転して、図3から分かるように上からベル,リプ
レイ,シングル(図柄位置18−19)で停止する。こ
の時点で、左リールの上段がベルとなることが確定した
ので、リール停止制御テーブル18,19,20,2
1,22,23の内、左リールの図柄位置0が‘T’で
あっても、上段及び右下がりの大当たり以外はマスクテ
ーブルが‘0’にリセットされる。従って、残るリール
停止制御テーブルは19(図柄位置0が‘T’の場合の
み)と22,23である。乱数抽選でリール停止制御テ
ーブル18,25(中段)、20,24(下段)、21
(右上がり)のいずれかが選別されると、右下がりの当
たりはなくなるので、リール停止制御テーブル22,2
3は19と共に除かれる。
【0060】第2回目に中リールのストップボタンが図
柄位置10で押されたとすると、残るリール停止制御テ
ーブル19,22,23の‘T’か‘F’かがチェック
され、‘F’であるリール停止制御テーブルに対応する
マスクテーブルのビットが‘0’にリセットされる。リ
ール停止制御テーブル22,23は共に図柄位置2以外
は‘T’なので残る。ここで、リール停止制御テーブル
19も残ったとすると、3つで乱数抽選を行う。例え
ば、図12のリール停止制御テーブル23が選別された
とすると、中リールは3つ回転してシングル,ベル,チ
ェリー(図柄位置6ー8)で停止する。この場合は、上
段の当たりはなくなるので、リール停止制御テーブル1
9は除かれる。一方、リール停止制御テーブル19が抽
選されると、当たりは上段に確定されリール停止制御テ
ーブル22,23が除かれる。
【0061】第3回目に右リールのストップボタンが図
柄位置18で押されたとすると、残るリール停止制御テ
ーブル22,23は共に‘T’であるので、2つで乱数
抽選が行われ、図11のリール停止制御テーブル22が
選別されると、2つ回転してリプレイ,チェリー,ベル
(図柄位置15−17)で停止する。本例でのこの右下
がりの当たりパターンを図28に示す。
【0062】もし、第3回目に図柄位置5でストップボ
タンが押されたとすると、リール停止制御テーブル2
2,23共に‘F’なので、内部当たりであったが外れ
となる。こと時のパターンを図29に示す。このパター
ンは内部当たりのパターンとして遊技者に予め報知され
ている。 (飛び越し処理)図14は、飛び越し処理を実現するリ
ール停止制御テーブルの例である。
【0063】図3と図14から解るように、ストップボ
タンが図柄位置12の所で操作されたとすると、次のリ
プレイの位置は2コマ送った図柄位置10の位置にある
が、送り数は4コマ送った図柄位置8にあるリプレイの
位置を指している。すなわち、所定のスベリ範囲内に複
数の対象シンボルがある場合は、先の対象シンボルに飛
ぶようにリールの回転が制御される。
【0064】上記飛び越し処理は、リール停止制御テー
ブルでなくソフトウエアで実現されてもよい。図15
は、図23のステップS523,S528,S529に
おいて、リールの回転の変化を与えるための飛び越し処
理を示すフローチャートである。ステップS60では、
所定のスベリ範囲内に対象シンボルがある場合は、ステ
ップS61に進み、そうでない場合はステップS64に
進む。ステップS64では、所定の手順に従った所定の
スベリ(図柄送り)の後に停止する。ステップS61で
は対象シンボルが複数であるか否かを判断し、複数なら
ばステップS63へ進み、1つならばステップS62へ
進む。ステップS62では、対象シンボルで停止し、ス
テップS63では、複数のシンボルの中より抽選で選択
した対象シンボルで停止する。このようにすると、ゲー
ムに更に変化を持たせることができることはいうまでも
ない。
【0065】(複数の同じ当たり)図7並びに図8から
解るように、例えば、大当りの右下がりには2つのリー
ル停止制御テーブルがある(図11,図12)。従っ
て、大当りの右下がりとなる確立が高くなると共に、リ
ールの異なる図柄位置を用いて当たりに変化をもたすこ
とができる。
【0066】(外れパターン)また最初の抽選で外れた
場合は、外れるパターンのリール停止制御テーブルより
抽選で選んで以降は同じリール停止制御テーブルを使用
することにより、以降のリール停止制御を簡単にするこ
とができる。叉、外れの場合も当たりと同様に乱数抽選
を行えば、更にゲームに変化をもたすことができる。
【0067】
【発明の効果】本発明により、通常のゲームであるか抽
選で大当りに当選しているかが遊技者にとって判断し易
い、判断に混乱の少ないスロットマシンを実現するため
のスロットマシンで使用されるリール停止制御テーブル
及びその作成方法を提供できる。
【0068】更に、ストップボタンの操作のタイミング
により、重複入賞の起らないスロットマシンを実現する
ためのスロットマシンで使用されるリール停止制御テー
ブル及びその作成方法を提供できる。更に、技量の高い
遊技者と初歩の遊技者との配当率の差を少なくするスロ
ットマシンを実現するためのスロットマシンで使用され
るリール停止制御テーブル及びその作成方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のスロットマシンの斜視図であ
る。
【図2】本実施の形態のスロットマシンの制御部のブロ
ック構成図である。
【図3】本実施の形態のスロットマシンのリールにある
図柄の例を示すである。
【図4】本実施の形態のスロットマシンの有効ラインを
示した図である
【図5】本実施の形態のスロットマシンの遊技者から見
たゲームの流れを示したフローチャートである。
【図6】本実施の形態のスロットマシンのメダル投入以
降の処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態のスロットマシンのリール停止制
御テーブルの全体構造を簡略化して示した図である。
【図8】本実施の形態のスロットマシンのリール停止制
御テーブルを整理した図である。
【図9】本実施の形態のスロットマシンのリール停止制
御テーブルをインデックスするインデックステーブルの
例を示す図である。
【図10】本実施の形態のスロットマシンのマスクビッ
トテーブルの一部分を抜き出した図である。
【図11】本実施の形態のスロットマシンのリール停止
制御テーブルの具体例を示す図である。
【図12】本実施の形態のスロットマシンのリール停止
制御テーブルの具体例を示す図である。
【図13】本実施の形態のスロットマシンのリール停止
制御テーブルの具体例を示す図である。
【図14】本実施の形態のスロットマシンのリール停止
制御テーブルの具体例を示す図である。
【図15】本実施の形態のスロットマシンのリールの回
転の変化を与えるための飛び越し処理を示すフローチャ
ートである。
【図16】本実施の形態のスロットマシンの絞り込みの
パターンのテーブルを示すである。
【図17】図6のステップS51の遊技開始処理を詳細
に示したフローチャートである。
【図18】本実施の形態のスロットマシンで遊技開始後
にストップボタンを操作した場合の各パターンの当たり
のケースを示した図である。
【図19】本実施の形態のスロットマシンで遊技開始後
にストップボタンを操作した場合の各パターンの当たり
のケースを示した図である。
【図20】本実施の形態のスロットマシンで遊技開始後
にストップボタンを操作した場合の各パターンの当たり
のケースを示した図である。
【図21】本実施の形態のスロットマシンで遊技開始後
にストップボタンを操作した場合の各パターンの当たり
のケースを示した図である。
【図22】図18〜図21を総合して示した図である。
【図23】図6のステップ52のリール停止処理手順を
詳細に示した制御フローチャートである。
【図24】本実施の形態のスロットマシンのストップボ
タンの左,中,右の操作順によるリールの停止パターン
の遷移を整理して示した図である。
【図25】本実施の形態のスロットマシンのストップボ
タンの左,中,右の操作順によるリールの停止パターン
の遷移を整理して示した図である。
【図26】本実施の形態のスロットマシンのストップボ
タンの左,中,右の操作順によるリールの停止パターン
の遷移を整理して示した図である。
【図27】本実施の形態のリール停止制御テーブルの作
成手順例を示すフローチャートである。
【図28】本実施の形態の右下がりの当たり例を示す図
である。
【図29】本実施の形態の内部当たりの例を示す図であ
る。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を有する複数のリールを
    回転させて各リールに対応するストップボタンで停止さ
    せ、停止時の図柄の組み合わせから所定数のメダルを払
    い戻すスロットマシーンで使用されるリール停止制御テ
    ーブルであって、 各リールの各図柄位置に対応して、リールの送り数と当
    該リール停止制御テーブルを有効として残すか無効とし
    て除くかのフラグとを記憶し、停止時の図柄の組み合わ
    せの各々に対応して、1つで複数リールの停止を共通に
    制御することを特徴とするリール停止制御テーブル。
  2. 【請求項2】 前記停止時の図柄の組み合わせは、有効
    ラインに同じ図柄が並んだ当たりの1つを表すことを特
    徴とする請求項1記載のリール停止制御テーブル。
  3. 【請求項3】 前記停止時の図柄の組み合わせは、外れ
    の1つを表すことを特徴とする請求項1記載のリール停
    止制御テーブル。
  4. 【請求項4】 前記リールの送り数は、4コマ以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載のリール停止制御テー
    ブル。
  5. 【請求項5】 前記フラグは、少なくとも誤入賞と重複
    入賞が起こらないように、配列されていることを特徴と
    する請求項1記載のリール停止制御テーブル。
  6. 【請求項6】 前記フラグは、更に内部当たりで外れた
    場合のパターンが所定のパターンになるように、配列さ
    れていることを特徴とする請求項5記載のリール停止制
    御テーブル。
  7. 【請求項7】 前記同じ図柄が4コマ以内に複数有る場
    合に、いずれかの図柄に到達するように、リールの送り
    数が決定されていることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか1つに記載のリール停止制御テーブル。
  8. 【請求項8】 より遠い図柄へのリールの送り数に決定
    されていることを特徴とする請求項7記載のリール停止
    制御テーブル。
  9. 【請求項9】 複数種類の図柄を有する複数のリールを
    回転させて各リールに対応するストップボタンで停止さ
    せ、停止時の図柄の組み合わせから所定数のメダルを払
    い戻すスロットマシーンで使用されるリール停止制御テ
    ーブルの作成方法であって、 各図柄位置に対応して、前記複数のリールの停止制御情
    報の格納領域を確保し、 各リールの各図柄位置に対応する前記停止情報として、
    リールの送り数と当該リール停止制御テーブルを有効と
    して残すか無効として除くかのフラグとを記憶すること
    を特徴とするリール停止制御テーブルの作成方法。
  10. 【請求項10】 前記記憶工程は、少なくとも当該リー
    ル停止制御テーブルの有効ラインの図柄の並びを実現す
    る入賞停止位置に、リールの送り数と当該リール停止制
    御テーブルを有効として残すフラグとを記憶する入賞停
    止位置決定工程を含むことを特徴とする請求項9記載の
    リール停止制御テーブルの作成方法。
  11. 【請求項11】 前記記憶工程は、当該リール停止制御
    テーブルの有効ラインの図柄の並びを妨げる外れ停止位
    置に、リールの送り数と当該リール停止制御テーブルを
    無効として除くフラグとを記憶する外れ停止位置決定工
    程を更に含むことを特徴とする請求項10記載のリール
    停止制御テーブルの作成方法。
  12. 【請求項12】 前記リールの送り数は、4コマ以下で
    あることを特徴とする請求項9記載のリール停止制御テ
    ーブルの作成方法。
  13. 【請求項13】 前記入賞停止位置決定工程及び外れ停
    止位置決定工程では、少なくとも誤入賞と重複入賞が起
    こらないように、停止位置が決定されることを特徴とす
    る請求項11記載のリール停止制御テーブルの作成方
    法。
  14. 【請求項14】 前記入賞停止位置決定工程及び外れ停
    止位置決定工程では、更に内部当たりで外れた場合のパ
    ターンが所定のパターンになるように、停止位置が決定
    されることを特徴とする請求項13記載のリール停止制
    御テーブルの作成方法。
  15. 【請求項15】 前記入賞停止位置決定工程及び外れ停
    止位置決定工程で位置が確定出来ない場合に、前記リー
    ル停止制御テーブルを分割する工程を更に備えることを
    特徴とする請求項14記載のリール停止制御テーブルの
    作成方法。
  16. 【請求項16】 前記同じ図柄が4コマ以内に複数有る
    場合に、いずれかの図柄に到達するように、リールの送
    り数を決定することを特徴とする請求項9乃至15のい
    ずれか1つに記載のリール停止制御テーブルの作成方
    法。
  17. 【請求項17】 より遠い図柄へのリールの送り数に決
    定することを特徴とする請求項16記載のリール停止制
    御テーブルの作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006204797A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Samii Kk スロットマシン
JP2011024812A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Olympia:Kk 遊技機
WO2016143614A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 ユメ ゲーミング シンガポール プライベート リミテッド ゲームマシン

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