JP2006026314A - スロットマシン - Google Patents

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Tatsuya Ohira
達也 大平
Yasuhiro Kimura
康宏 木村
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サミー株式会社
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【課題】特別遊技に移行させるときの演出に意外性を与えることができるようにする。
【解決手段】遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役(BB、RB)を含む役の抽選を行う役抽選手段61と、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出内容を定めた演出パターンを選択する演出パターン選択手段71と、演出パターン選択手段71で選択された演出パターンに従って、演出出力機器(ランプ21等)から演出を出力するように制御する演出制御手段74とを備える。演出パターンには、役抽選手段61で当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように定めた特定演出パターンを含み、演出制御手段74は、特定演出パターンが選択されたときは、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるときに、意外性のある演出を出力するように制御したスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンでは、抽選される役として、遊技者にとって有利となる特別役(例えばBBやRB)を設けておき、特別役の当選、入賞によって特別遊技を行わせることが知られている。この場合には、有効ラインに停止した図柄の組合せが予め定められた特別役に対応する図柄の組合せと一致したとき、すなわち特別役の入賞時に、特別遊技に移行させる。そして、(通常遊技から)特別遊技への移行時には、特別遊技に移行する旨を遊技者に知らせるために、ランプの点灯、スピーカからのサウンドの出力、画像表示装置による画像表示等、各種の演出を行うように制御される(例えば、特許文献1の段落番号「0107」参照)。
特開2003−236055号公報
しかし、前述の従来の技術において、特別役に当選しているか否か、あるいは当選している特別役を入賞させることができるか否かに関する演出は、多岐にわたるように制御することができるが、特別遊技に移行するときの演出は、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに限られており、どのスロットマシンでも一律であり、固定的であるという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、特別遊技に移行させるときの演出に意外性を与えることができるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
(請求項1)
請求項1の発明は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、演出内容を定めた演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、前記演出パターン選択手段で選択された演出パターンに従って、演出出力機器から演出を出力するように制御する演出制御手段とを備え、前記演出パターン選択手段により選択される前記演出パターンには、前記役抽選手段で当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように定めた特定演出パターンを含み、前記演出制御手段は、前記演出パターン選択手段により前記特定演出パターンが選択されたときは、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように制御することを特徴とする。
請求項1の発明においては、演出パターン選択手段により演出パターンが選択されるが、選択される演出パターンの中には、特定演出パターンが設けられている。特定演出パターンが選択されると、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前に、特別遊技を開始する旨の演出が出力される。
(請求項2)
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記演出パターン選択手段は、前記役抽選手段で当選した特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能な遊技で、前記特定演出パターンを選択することを特徴とする。
請求項2の発明においては、特定演出パターンが選択される遊技では、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能であるので、特別遊技を開始する旨の演出が出力された遊技で、特別役を入賞させることができる。
(請求項3)
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、複数種類の特別役を含めて役の抽選を行い、前記演出パターン選択手段により選択される前記特定演出パターンは、特別役の種類に応じて、特別遊技を開始する旨の演出内容が異なるように定められていることを特徴とする。
請求項3の発明においては、例えば特別役としてBB(ビックボーナス)とRB(レギュラーボーナス)とが設けられている場合には、BB遊技を開始する旨の演出と、RB遊技を開始する旨の演出とで、それぞれ異なる演出が出力される。
(請求項4)
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記演出パターン選択手段により前記特定演出パターンが選択されたときに、演出の出力タイミングを選択する出力タイミング選択手段を備えることを特徴とする。
請求項4の発明においては、特定演出パターンが選択されると、特別遊技を開始する旨の演出を出力する出力タイミングが選択される。したがって、複数種類の出力タイミングからいずれかを選択することができる。
(請求項5)
請求項5の発明は、請求項4に記載のスロットマシンにおいて、前記出力タイミング選択手段は、遊技媒体が投入された時、リールの回転を開始するためのスタートスイッチが操作された時、又は前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時の少なくとも1つを含む複数の出力タイミングから、いずれか1つの出力タイミングを選択することを特徴とする。
請求項5の発明においては、特定遊技を開始する旨の演出が出力されるときには、遊技媒体が投入された時、スタートスイッチが操作された時、又はストップスイッチが操作された時の少なくとも1つを含むものから、いずれかが選択される。
(請求項6)
請求項6の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記特定演出パターンには、演出の出力タイミングが予め定められていることを特徴とする。
請求項6の発明においては、特定演出パターンには、予め、特別遊技を開始する旨の演出の出力タイミングが定められているので、特定演出パターンが選択されたときには、さらに出力タイミングを選択する必要がない。
(請求項7)
請求項7の発明は、請求項6に記載のスロットマシンにおいて、前記特定演出パターンに予め定められた演出の出力タイミングは、遊技媒体が投入された時、リールの回転を開始するためのスタートスイッチが操作された時、又は前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時の少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項7の発明においては、特定演出パターンには、出力タイミングとして、特定遊技を開始する旨の演出が出力されるときには、遊技媒体が投入された時、スタートスイッチが操作された時、又はストップスイッチが操作された時の少なくとも1つが予め定められる。
(請求項1)
請求項1の発明によれば、特別役が入賞する前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力することができるので、特別遊技に移行させるときの演出に意外性を与え、遊技者には驚きを与えることができる。
(請求項2)
請求項2の発明によれば、特別遊技を開始する旨の演出が出力された遊技で、特別役を入賞させることができる。これにより、1遊技の中で、特別遊技を開始する旨の演出を出力し、その後に特別役が入賞するという流れを作り出すことができる。
(請求項3)
請求項3の発明によれば、特別遊技の種類に応じて異なる特定演出パターンを設けておくことで、特別遊技の種類に応じて特有の演出を出力することができる。これにより、遊技者は、特別役の種類を即座に判別できるので、当該演出が出力された遊技で、その演出に対応する特別役が入賞するようにリールの停止操作(目押し)を行うことができるようになる。
(請求項4)
請求項4の発明によれば、特定演出パターンが選択されたときに、特別遊技を開始する旨の演出の出力タイミングを一定にしないので、予期しないタイミングで当該演出を出力することができ、演出の意外性をさらに引き出すことができる。
(請求項5)
請求項5の発明によれば、特別遊技を開始する旨の演出の出力タイミングとして、遊技媒体が投入された時、スタートスイッチが操作された時、又はストップスイッチが操作された時の少なくとも1つを定めておき、そこから選択することができる。
(請求項6)
請求項6の発明によれば、特定演出パターンの選択と同時に、特別遊技を開始する旨の演出の出力タイミングを決定することができる。
(請求項7)
請求項7の発明によれば、特別遊技を開始する旨の演出の出力タイミングとして、遊技媒体が投入された時、スタートスイッチが操作された時、又はストップスイッチが操作された時の少なくとも1つを予め定めておくことができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
(スタートスイッチ、ストップスイッチ、ベットスイッチ)
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42及びベットスイッチ45が電気的に接続されている。
ベットスイッチ45は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ45と同様に、有効ラインを有効化するために実際にメダルを投入する部分である。なお、本明細書では、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ45の操作に含まれるものとする。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
(モータ、リール)
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
そして、スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
また、ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール停止制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。
ここで本実施形態では、リール31は、上記のように3つ(左、中、右)が設けられており、これに対応して、ストップスイッチ42は、左、中、右の3つが設けられている。すなわち、左ストップスイッチ42に対応するリール31は左リール31であり、中ストップスイッチ42に対応するリール31は中リール31であり、右ストップスイッチ42に対応するリール31は右リール31である。
(ランプ、スピーカ、画像表示装置)
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23の演出出力機器が電気的に接続されている。なお、演出出力機器は、これらに限定されるものではない。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ45を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口からメダルを投入して有効ラインを設定するとともに、スタートスイッチ41をオンする。スタートスイッチ41がオンされることで有効ライン数が確定するとともに、全リール31が始動(回転が開始)される。
そして、遊技者は各ストップスイッチ42を押すことで各リール31の回転を停止させる。全てのリール31の停止時に、有効ライン上のリール31の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
(図柄組合せライン、有効ライン)
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
さらに、5本の図柄組合せラインのうち、遊技者によって投入又は設定操作されたメダル枚数に応じて、図柄組合せラインの中から、有効ラインと無効ラインとが設定される。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、メダル投入枚数が1枚又は2枚のときに生じ、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
また、1遊技でのメダル投入枚数は、1枚〜3枚の中から遊技者が選択可能である。そして、メダル投入枚数が1枚であるときには、水平方向中段の図柄組合せライン(1本)が有効ラインに設定されるとともに残りの4本の図柄組合せラインが無効ラインに設定される。また、メダル投入枚数が2枚であるときには、水平方向中段、上段及び下段の図柄組合せライン(合計3本)が有効ラインに設定されるとともに他の2本の図柄組合せラインが無効ラインに設定される。さらにまた、メダル投入枚数が3枚であるときには、全ての図柄組合せライン(合計5本)が有効ラインに設定され、無効ラインは存在しない。
(役)
図2は、本実施形態における役の種類、当選確率、及び払出し枚数等を示す図である。本実施形態における役の種類としては、特別役、小役、リプレイ、移行役及び所定役が設けられている。
特別役とは、特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる、遊技者にとって有利となる遊技)を実行させるための役である。図2に示すように、本実施形態では、特別役として、BB(ビックボーナス)及びRB(レギュラーボーナス)が設けられている。
BBは、特別遊技の1つであるBB遊技に移行させる役であり、RBは、特別遊技の他の1つであるRB遊技に移行させる役である。特別遊技は、通常遊技以上にメダル獲得枚数期待値の大きい遊技である。
なお、他の特別役としては、SB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態ではBB及びRBのみが設けられており、SBは設けていない。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1〜小役3の3種類が設けられている。さらにまた、小役1〜小役3ごとに(小役の種類に応じて)、図柄の組合せやメダルの払出し枚数が異なるように設定されている。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技でのメダルの投入枚数(ベット枚数)を維持した再遊技を行うことができるようにした役である。
また、役は、遊技状態(通常遊技中(内部中/非内部中)、及び特別遊技中)ごとに、それぞれ定められている。
ここで、通常遊技には、非内部中及び内部中と称する概念が設けられている。非内部中とは、特別役に当選していない遊技状態をいう。これに対し、内部中とは、当該遊技又はそれ以前の遊技において特別役に当選しているが、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技状態をいう。
本実施形態では、通常遊技中(非内部中)の役として、特別役(BB及びRB)、3種類の小役(小役1、小役2及び小役3)、及びリプレイが設けられている。
一方、通常遊技中(内部中)の役は、上記の非内部中の通常遊技中の役から、特別役を除いた役である。すなわち、通常遊技において、非内部中は特別役の抽選が行われるが、特別役に当選して内部中になったときは、特別役の抽選は行われない。
さらにまた、BB遊技中やRB遊技中は、それぞれ特有の役が設けられている。BB遊技には、第1遊技と第2遊技とが設けられており、図2に示すように、BB遊技の第1遊技中の役として、3種類の小役(小役1、小役2及び小役3)及び移行役が設けられている。ここで、移行役とは、BB遊技において、第1遊技から第2遊技に移行させるための役である。すなわち、BB遊技の第1遊技中に移行役が入賞すると、第1遊技から第2遊技に移行する。
さらに、BB遊技の第2遊技中、及びRB遊技中の役として、所定役が設けられている。所定役は、小役と同様に、所定枚数(本実施形態では15枚)のメダルが払い出される役である。
以上の各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。特別役は、後述する役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その特別役の入賞となるまでの遊技において、その特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
なお、特別役に当選したときは、その特別役が入賞するまで、その特別役に係る当選フラグ(後述する特別役フラグ63a)がオンにされる。
これに対し、役抽選手段61による役の抽選において、特別役以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役が当選した遊技では、その当選した役が入賞可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。なお、この場合には、その役に当選した遊技でのみ、その役に係る当選フラグがオンにされ、当該遊技の終了時に、その当選フラグがオフにされる。
そして、図示しないが、以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め定められており、全てのリール31の停止時に、予め定められたいずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、予め定められた枚数のメダルが払い出される。
遊技制御手段60は、以下の役抽選手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
(役抽選手段)
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、リプレイ等)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオン(操作)された時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値がBBの当選領域に属する場合は、BBの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選手段61は、図2に示すように、例えば通常遊技中(非内部中)は、特別役(BB及びRB)、小役(小役1〜小役3)、リプレイ及び非当選の中から、抽出した乱数値に基づいて、当選役あるいは非当選を判定する。
(役抽選テーブル)
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技又は特別遊技)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
なお、図示しないが、各役の当選領域及び非当選領域は、メダルの投入枚数(1〜3枚)ごと、及び出玉率の設定値ごとに定められており、図2に示す各役の当選確率は、メダルの投入枚数及び出玉率の設定値が定められたときの1つの例を挙げている。
(特別役当選持越し手段)
特別役当選持越し手段63は、特別役(BB又はRB)に当選したときに、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(特別役が入賞するまで)の遊技において、その特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
本実施形態では、特別役に当選したときは、その特別役の当選を記憶しておくため、特別役フラグ63aを備える。そして、特別役に当選したときは、特別役フラグ63aが(オフから)オンにされる。また、特別役フラグ63aのオンの状態は、当選した特別役が入賞するまで維持され、特別役が入賞した時点で、オンからオフに戻される。
なお、本実施形態では、特別役当選持越し手段63により当選が持ち越されているときは、特別役当選時の遊技、又は特別役当選後における小役やリプレイの非当選の遊技で、その特別役が入賞可能となる。
(リール停止制御手段)
リール停止制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
リール停止制御手段64は、例えばリプレイに当選した遊技では、リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、リプレイ以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
(停止位置決定テーブル)
停止位置決定テーブル65は、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に基づいて、リール31の停止位置(リール31の停止時における有効ライン上の図柄)を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、BB又はRBを入賞させるときに用いられるBBテーブル又はRBテーブル、小役1〜小役3のそれぞれの当選時に用いられる小役1テーブル、小役2テーブル又は小役3テーブル、リプレイの当選時に用いられるリプレイテーブル、非当選時に用いられる非当選テーブル、移行役の当選時に用いられる移行役テーブル、及び所定役の当選時に用いられる所定役テーブルを備える。
BBテーブルは、当該遊技でBBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技でBBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止可能位置の範囲内においてBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
ここで、本実施形態では、停止位置決定テーブル65における「リール31の停止可能位置の範囲内」とは、(1)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでのリール31の移動制御量が5図柄以内、又は(2)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでの停止制御時間が190ms以内、を意味する。
また、RBテーブルは、当該遊技でRBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技でRBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止可能位置の範囲内においてRBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、RB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらにまた、小役1テーブル、小役2テーブル又は小役3テーブルは、それぞれ、当該遊技で小役1、小役2又は小役3に当選したことを条件として用いられ、リール31の停止可能位置の範囲内においてそれぞれ小役1、小役2又は小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、それぞれ小役1、小役2又は小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらに、リプレイテーブルは、通常遊技において当該遊技でリプレイに当選したことを条件として用いられ、リール31の停止可能位置の範囲内においてリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、リプレイ以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、非当選テーブルは、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらにまた、移行役テーブルは、BB遊技の第1遊技において移行役の当選時に用いられ、リール31の停止可能位置の範囲内において移行役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、移行役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらに、所定役テーブルは、BB遊技の第2遊技又はRB遊技において所定役の当選時に用いられ、リール31の停止可能位置の範囲内において所定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、所定役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
以上のように、リール停止制御手段64は、いずれかの停止位置決定テーブル65を用いて、いずれかの役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときは、リール31の停止可能位置の範囲内において、その役に対応する図柄の組合せを構成する図柄を有効ラインに停止させるように制御する。
(停止図柄判別手段)
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。停止図柄判別手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
なお、停止図柄判別手段66は、リール31が実際に停止してから図柄の組合せを判別するのではなく、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置から、停止位置決定テーブル65によってリール31の停止位置が定められた時点で、有効ライン上の図柄の組合せを判別することも可能である。
(入賞処理手段)
入賞処理手段67は、停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段68は、通常遊技(内部中の遊技)から特別遊技(BB遊技、又はRB遊技)への移行、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了等を制御するものである。
先ず、特別遊技制御手段68は、有効ラインに停止した図柄の組合せが特別役(BB、又はRB)に対応する図柄の組合せと一致し、特別役が入賞したことを条件として、通常遊技から特別遊技に移行するように制御する。例えば、BBの入賞時は通常遊技からBB遊技に移行し、RBの入賞時は通常遊技からRB遊技に移行するように制御する。
また、BB遊技、又はRB遊技に移行したときには、役抽選テーブル62が、それぞれBB遊技、又はRB遊技特有の役抽選テーブル62に切り替えられる。
特別遊技制御手段68は、BB遊技においては、最初に第1遊技を開始させる。この第1遊技は、通常遊技と同様に、所定枚数(例えば3枚)以内のメダルを投入して遊技を行う。
また、第1遊技において役抽選手段61で抽選される役は、図2で示したように、小役1〜小役3、及び移行役である。
そして、特別遊技制御手段68は、第1遊技中に、有効ライン上に停止した図柄の組合せが、移行役に対応する図柄の組合せと一致し、移行役が入賞したことを条件として、第1遊技から第2遊技に移行させる。
第2遊技は、メダルを1枚のみ受け付けるように制御する。また、第2遊技で役抽選手段61により抽選される役は、図2に示したように、所定役のみである。第2遊技では、所定役は、例えば99%程度の高確率で当選するように役抽選テーブル62によって定められている。
そして、本実施形態の第2遊技は、所定役の入賞回数が規定回数(本実施形態では8回)に到達するまで、又は遊技回数が規定回数(本実施形態では12回)に到達するまで、継続される。
特別遊技制御手段68は、第2遊技での所定役の入賞回数又は遊技回数が規定回数に到達したときに、その第2遊技を終了させて、BB遊技の終了条件を満たしていないことを条件として、再度、第1遊技に戻るように制御する。
ここで、BB遊技の終了条件は、BB遊技中のメダルの払出し枚数が360枚に到達するまでと定められている。したがって、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、360枚に到達したときは、BB遊技を終了させるように制御する。
一方、RB遊技は、上記のBB遊技での第2遊技を1セット、すなわち所定役の入賞回数又は遊技回数が各規定回数に到達するまで行うものである。
したがって、特別遊技制御手段68は、RB遊技において、所定役の入賞回数又は遊技回数が規定回数に到達したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断し、RB遊技を終了するように制御する。
(演出パターン選択手段、演出データテーブル)
演出パターン選択手段71は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択するものである。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられており、それらは、演出パターンデータテーブル72に記憶されている。そして、演出パターン選択手段71は、遊技の開始時に、役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役1〜小役3の当選時(非内部中又は内部中)、リプレイ当選時(非内部中又は内部中)、及び非当選時(非内部中又は内部中)ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
例えば、演出パターンの1つには、スタートスイッチ41が操作されたときに、特定のサウンドをスピーカ22から出力し、3番目のストップスイッチ42が操作されたときに、特定のパターンでランプ21(バックランプ)を点滅させるとともに、各リール31の停止時ごとに、画像表示装置23に特定の画像を表示させる、と定められている。
また、本実施形態では、演出パターンの1つとして、特定演出パターンが設けられている。特定演出パターンは、特別役に当選していること(内部中の通常遊技)を条件として選択される演出パターンである。
この特定演出パターンは、役抽選手段61で当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前(特別役の入賞前)に、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように定めた演出パターンである。
ここで、「特別遊技を開始する旨の演出」とは、特別役に当選していること、又は特別役に当選している可能性を有することを告知(報知)する演出とは異なり、特別遊技の開始時(特別遊技への移行直後)に出力される演出であって、通常は、特別役が入賞し、入賞時のメダルの払出しが行われた後に出力される演出である。
具体的な演出としては、ランプ21(上述した上部ランプやサイドランプ等)を特別遊技の開始時特有のパターンで点滅等させること、スピーカ22から特別遊技の開始時特有のサウンドを出力すること、及び画像表示装置23に特別遊技の開始時特有の画像表示を行うこと(例えば「BBゲームSTART」と画像表示すること等)が挙げられる。ただし、特別遊技を開始する旨の演出は、ランプ21、スピーカ22及び画像表示装置23の全てを用いて出力する必要はなく、少なくとも1つの演出出力機器から出力されるものであれば良い。
このように、特別役の入賞前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力すれば、演出の先出しとなるので、演出に意外性を持たせることができる。また、特別遊技を開始する旨の演出を出力することで、当該遊技で、特別役が入賞可能であることを遊技者に知らせることができる。
さらにまた、本実施形態では、特別遊技を開始する旨の演出が出力された後に、特別役が入賞することとなるが、特別役の入賞をもって、特別役の入賞に対応するメダルが払い出される。そして、特別役が入賞した次の遊技から、実際に、特別遊技に移行する(特別遊技が開始される)こととなる。したがって、特別遊技を開始する旨の演出が出力された後、特別役が入賞するまでは、遊技の進行と、出力されるる演出とが一致しない(矛盾した)状態となる。
なお、本実施形態では、BB遊技とRB遊技とで、特別遊技を開始する旨の演出の内容が異なるようにしている。例えば、ランプ21の点滅パターン、スピーカ22から出力するサウンド、及び画像表示装置23に画像表示する内容が異なるように設定している。このように、BB遊技とRB遊技とで、特別遊技を開始する旨の演出が異なるように設定しておけば、演出が出力されれば、遊技者は、BBとRBのいずれが当選しているかを判別することができる。よって、当該演出が出力された遊技で、BB又はRBが入賞するように狙ってリール31の停止操作(目押し)を行うことができる。
ただし、BB遊技とRB遊技とで、特別遊技を開始する旨の演出を同一にしても良いのは勿論である。
(出力タイミング選択手段)
出力タイミング選択手段73は、演出パターン選択手段71により特定演出パターンが選択されたときに、その特定演出パターンの出力タイミング(出力時期)を抽選によって選択するものである。本実施形態では、特定演出パターンには、他の演出パターンのように、演出を出力するタイミングを定めていない。特定演出パターンが選択されるごとに、その出力タイミングを選択するようにしている。
出力タイミングとしては、メダル投入時(ベットスイッチ45が操作された時又はメダル投入口からのメダルの投入時)、スタートスイッチ41が操作された時(リール31の回転開始時)、最初のストップスイッチ42が操作された時(最初のリール31の停止時)、2番目のストップスイッチ42が操作された時(2番目のリール31の停止時)、又は3番目のストップスイッチ42が操作された時(3番目のリール31の停止時)が挙げられる。
なお、特別役が入賞したときは、選択された演出パターンにかかわらず、その後に、特別遊技を開始する旨の演出が行われる。したがって、特定演出パターンが選択された場合において、出力タイミングとして3番目のストップスイッチ42が操作された時が選択され、かつ当該遊技で特別役が入賞したときは、特定演出パターンが選択されなかったときと略同様のタイミングで特別遊技を開始する旨の演出が行われることとなる。
また、特定演出パターンが選択され、かつ出力タイミングとしてメダル投入時が選択されたときは、次遊技への移行時に、選択された特定演出パターンに基づいて、特別遊技を開始する旨の演出が行われる。ただし、その特定演出パターンが選択された遊技で特別役が入賞したときは、次遊技は、通常遊技が行われないので、選択された特定演出パターンに基づく特別遊技を開始する旨の演出は、中止される。この場合は、特別役が入賞したのであるから、その入賞をもって、特別遊技を開始する旨の演出が行われる。
(演出制御手段)
演出制御手段74は、遊技中における各種の演出の出力を制御するものであり、選択された演出パターンに基づいて、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御する。
また、スタートスイッチ41の操作時(リール31の回転開始時)や、各ストップスイッチ42の操作時(各リール31の停止時)には、操作時の演出(操作音等)を出力するように制御する。さらにまた、全てのリール31の停止時に、いずれかの役が入賞したときは、入賞に基づく演出を出力するように制御する。
さらにまた、特別役の入賞時には、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように制御する。ただし、当該遊技で特定演出パターンが選択され、特別遊技を開始する旨の演出を既に出力したときは、その後に特別役が入賞しても、特別遊技を開始する旨の演出は改めて出力しない。また、前遊技までに特別遊技を開始する旨の演出が出力されているとき(特定演出パターンが選択され、特別遊技を開始する旨の演出が出力されたが、未だ特別役が入賞していないとき)も同様に、その後に特別役が入賞しても、特別遊技を開始する旨の演出は改めて出力しない。
次に、本実施形態における遊技の流れについて説明する。
図3及び図4は、通常遊技中における遊技の流れを示すフローチャートである。また、図4は、図3に続くフローチャートである。
先ず、ステップS1において、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続ける。貯留メダルを有する状態でベットスイッチ45が操作されたとき、又はメダル投入口からメダルが投入されたときは、メダルが投入されたと判別し、ステップS2に進む。ステップS2では、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そして、オンが検知されたときは、投入されたメダル枚数に応じた有効ラインを有効化するとともに、各リール31の回転を開始させ、次のステップS3に進む。
ステップS3では、役抽選手段61は、役の抽選を行う。ここで、特別役当選持越し手段63は、当該遊技で特別役に当選したか否かを判別し、当選したと判別されたときは、特別役フラグ63aの処理(オフからオンにする処理)を行う。次のステップS4では、ステップS3での役の抽選結果に基づいて、演出パターン選択手段71は、演出パターンを抽選によって選択する。次のステップS5では、ステップS4の選択において、特定演出パターンが選択されたか否かが判別される。特定演出パターンが選択されたときはステップS6に進み、選択されなかったときはステップS7に進む。
ステップS6では、出力タイミング選択手段73は、特定演出パターンの出力タイミングを抽選によって選択する。本実施形態では、スタートスイッチ41の操作時、第1〜第3ストップスイッチ42の操作時、又は次遊技に移行するためのメダルが投入されたとき(ベットスイッチ45が操作された時又はメダル投入口からのメダルの投入時)のいずれか1つを選択する。そしてステップS7に進む。
ステップS7では、演出制御手段74は、ステップS4で選択された演出パターンに基づく演出(特定演出パターンの選択時にあっては、さらにステップS6で選択された出力タイミングに基づく演出)をセットする。すなわち、選択された演出パターンに基づいて、どのようなタイミングでどのような演出を出力するかをセットする。なお、フローチャートでは、実際の演出の出力については省略するが、ステップS1、ステップS2、又はステップS8の直後に、出力すべき演出がセットされているか否かを判断し、セットされていると判断したときには、その演出を出力するように制御する。
次のステップS8では、遊技制御手段60は、ストップスイッチ42がオンされたか否かを判別し続ける。そして、ストップスイッチ42がオンされたと判別したときはステップS9に進み、リール停止制御手段64は、ステップS3での役の抽選結果に基づいて、所定の停止位置決定テーブル65を選択するとともに、その選択した停止位置決定テーブル65に基づいてリール31の停止位置を決定し、モータ32を駆動制御して、そのオンされたストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御を行う。次にステップS10に進み、遊技制御手段60は、全てのリール31が停止したか否かを判別し、停止したと判別したときはステップS11(図4)に進む。一方、全てのリール31が未だ停止していないと判別したときは、ステップS8に戻る。
ステップS11では、停止図柄判別手段66は、いずれかの役が入賞したか否か(いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否か)を判別し、入賞したと判別したときはステップS12に進む。一方、入賞していないと判別したときはステップS13に進む。ステップS12では、入賞処理手段67は、払出し等の処理、すなわちその入賞役に応じた払出し等の処理を行う。例えば小役が入賞したときは、その小役に対応する枚数のメダルの払出しを行い、リプレイの入賞時は、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入する処理を行う。そしてステップS13に進む。
ステップS13では、特別役(BB又はRB)が入賞したか否か、すなわち特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否かが判別される。特別役が入賞したと判別されたときはステップS14に進み、入賞していないと判別されたときは本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS14では、演出制御手段74は、特別遊技を開始する旨の演出が未だ出力されていないかどうかを判別する。未だ出力されていないとき、すなわち当該遊技までに特定演出パターンが選択されなかったときや、当該遊技で特定演出パターンが選択され、かつ出力タイミングとして次遊技へのメダル投入時が選択されたときは、ステップS15に進む。これに対し、ステップS14で、特別遊技を開始する旨の演出が既に出力されていると判別されたときはステップS16に進む。
ステップS15では、演出制御手段74は、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように制御する。そしてステップS16に進む。
ステップS16では、特別遊技制御手段68は、入賞した特別役(BB又はRB)に応じて、特別遊技(BB遊技又はRB遊技)を開始するように制御する。
なお、ステップS14からステップS15に進んだ場合において、当該遊技で特定演出パターンが選択され、かつ出力タイミングとして次遊技へのメダル投入時が選択されているときは、次遊技で通常遊技には移行しないので、演出制御手段74は、既にセットされている当該演出を中止するように制御する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)本実施形態では、特別役の当選を持ち越す場合には、当選した特別役が入賞可能に特別役の当選を持ち越すようにしたが、これに限らず、当選した特別役が入賞可能となる条件を満たすまで、当選した特別役が入賞しないように当選した特別役を持ち越すことも可能である。
この場合には、当選した特別役が入賞可能となる遊技で、メダルが投入されたときに、特別遊技を開始する旨の演出を出力することが可能となる。
(3)本実施形態では、特定演出パターンには、出力タイミングを定めずに、別途、出力タイミング選択手段73を設けた。しかし、これに限らず、出力タイミングまで定めた特定演出パターンを設けても良い。さらに、出力タイミングのみが異なる複数種類の特定演出パターンを設け、抽選により選択しても良い。この場合には、演出パターン選択手段71が出力タイミング選択手段73を兼ねることとなる。
本実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態における役の種類、当選確率及び払出し枚数等を示す図である。 通常遊技中における遊技の流れを示すフローチャートである。 通常遊技中における遊技の流れを示すフローチャートであって、図3に続くフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
45 ベットスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
63a 特別役フラグ
64 リール停止制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 入賞処理手段
68 特別遊技制御手段
71 演出パターン選択手段
72 演出データテーブル
73 出力タイミング選択手段
74 演出制御手段

Claims (7)

  1. 遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、演出内容を定めた演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
    前記演出パターン選択手段で選択された演出パターンに従って、演出出力機器から演出を出力するように制御する演出制御手段と
    を備え、
    前記演出パターン選択手段により選択される前記演出パターンには、前記役抽選手段で当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように定めた特定演出パターンを含み、
    前記演出制御手段は、前記演出パターン選択手段により前記特定演出パターンが選択されたときは、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する前に、特別遊技を開始する旨の演出を出力するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出パターン選択手段は、前記役抽選手段で当選した特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能な遊技で、前記特定演出パターンを選択する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
    前記役抽選手段は、複数種類の特別役を含めて役の抽選を行い、
    前記演出パターン選択手段により選択される前記特定演出パターンは、特別役の種類に応じて、特別遊技を開始する旨の演出内容が異なるように定められている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出パターン選択手段により前記特定演出パターンが選択されたときに、演出の出力タイミングを選択する出力タイミング選択手段を備える
    ことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項4に記載のスロットマシンにおいて、
    前記出力タイミング選択手段は、遊技媒体が投入された時、リールの回転を開始するためのスタートスイッチが操作された時、又は前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時の少なくとも1つを含む複数の出力タイミングから、いずれか1つの出力タイミングを選択する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  6. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記特定演出パターンには、演出の出力タイミングが予め定められている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  7. 請求項6に記載のスロットマシンにおいて、
    前記特定演出パターンに予め定められた演出の出力タイミングは、遊技媒体が投入された時、リールの回転を開始するためのスタートスイッチが操作された時、又は前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチが操作された時の少なくとも1つである
    ことを特徴とするスロットマシン。
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