JPH119482A - 自動風呂装置 - Google Patents

自動風呂装置

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JPH119482A
JPH119482A JP16889797A JP16889797A JPH119482A JP H119482 A JPH119482 A JP H119482A JP 16889797 A JP16889797 A JP 16889797A JP 16889797 A JP16889797 A JP 16889797A JP H119482 A JPH119482 A JP H119482A
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cleaning unit
cleaning
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bathtub
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Yoshihide Nakajima
良秀 中嶋
Yoji Hatake
洋二 畠
Toshiaki Hasegawa
敏明 長谷川
Akira Fukuhara
晃 福原
Satoshi Morikawa
聡 森川
Hideaki Nagase
秀明 長瀬
Eiichi Tsuji
栄一 辻
Hisashi Miyawaki
久始 宮脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽を洗浄するための洗浄ユニットを備えた
自動風呂装置において、洗浄ユニットに異常が発生した
場合には、通常の風呂機能の動作を停止させて洗剤が浴
槽内に不意に流出しないようする。 【解決手段】 給湯器付き風呂釜20の制御本体部10
0は、洗浄ユニットが接続されているか否かを判断する
接続判断手段150,170と、洗浄ユニットの通信異
常の有無を判断する異常判断手段110,170と、接
続判断手段150,170によって洗浄ユニットが接続
されていると判断されているにもかかわらずに、異常判
断手段170によって異常有りと判断された場合には、
その以降の風呂動作を禁止する風呂動作禁止手段11
0,170とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動洗浄浴槽を備
えた自動風呂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、浴槽の内壁面に付着した湯
垢を洗浄して取り除くために、水流噴射式の自動洗浄浴
槽を備えた自動風呂装置を提案している(たとえば、特
願平9−43357号参照)。
【0003】図3は、本出願人が既に提案した自動洗浄
浴槽を備えた自動風呂装置の全体を示す構成図である。
【0004】この自動風呂装置1は、自動洗浄用の浴槽
2、給湯器付き風呂釜20、および洗浄ユニット104
を備え、浴槽2は浴室3内に、洗浄ユニット104はこ
の浴槽2の外壁に、給湯器付き風呂釜20は屋外等にそ
れぞれ設置されている。
【0005】給湯器付き風呂釜20は、後述の給湯回路
や追焚回路などを備えるとともに、マイクロコンピュー
タ等で構成される制御本体部100を有している。ま
た、洗浄ユニット104は、後述の洗浄タンクや洗浄液
の供給停止のための各種のアクチュエータを備えるとと
もに、マイクロコンピュータ等で構成される制御部(図
示せず)を有している。
【0006】そして、給湯器付き風呂釜20の制御本体
部100には、台所などに設置されるメインリモコン装
置102、浴室3内に設置される風呂リモコン装置10
3、および洗浄ユニット104がそれぞれ2芯のリモコ
ンコード5を介して接続されており、制御本体部100
は、各リモコン装置102,103からリモコンコード
5を介して入力されるデータや、給湯器付き風呂釜20
に設けられた各種のセンサからの検出信号に基づいて全
体の動作を制御するとともに、燃焼制御を行い、さら
に、洗浄ユニット104による洗浄動作を制御するよう
になっている。
【0007】図4は、自動風呂装置1の浴槽2、給湯器
付き風呂釜20、および洗浄ユニット104の接続状態
を示す構成図である。
【0008】自動洗浄用の浴槽2は、その周壁2aに気
泡混じりの湯水を噴出するための噴気ノズル10および
湯水の循環用の吸込口14が設けられ、また、底部2d
には洗浄ノズル4および排水栓7が設けられている。
【0009】各噴気ノズル10には、湯水の吐出用の分
岐配管12a,12bとエア吸い込み用のエア配管90と
が共に接続され、両分岐配管12a,12bは三方弁65
を介して吐出配管17に接続されている。また、エア配
管90とエア吸込口92との途中には逆止弁91が設け
られ、さらに、湯水吸込口14には吸込配管16が連通
されている。なお、93は浴槽2に浴槽蓋が置かれてい
るか否かを検出するための蓋センサ、95は排水栓7の
開閉用の電磁式の開閉弁である。
【0010】一方、洗浄ノズル4には洗浄配管18の一
端が接続され、この洗浄配管18の他端は洗浄ユニット
104を介して吐出配管17に接続されている。
【0011】この洗浄ユニット104は、洗剤貯留用の
洗剤タンク80、この洗剤タンク80内の洗剤の残量を
検出するフロートスイッチ81、この洗剤タンク80に
連なる洗剤供給配管85を開閉する洗剤開閉弁82、洗
浄配管18を開閉する洗浄開閉弁84、および吐出配管
17中の湯水の流れによって負圧を発生させて洗剤を洗
浄配管18内に引き込むためのベンチュリ83を有する
とともに、各弁82,84を駆動するモータ(図示せ
ず)、および前述のマイクロコンピュータ等で構成され
る制御部(図示せず)を備えており、これらがユニット化
されている。
【0012】給湯器付き風呂釜20は、給湯回路30、
追焚回路50、および風呂落込回路70を有する。
【0013】給湯回路30は、上水道からの入水を沸か
して浴槽2や図示しないカランなどに給湯するためのも
のであって、熱交換器31を備え、この熱交換器31の
前後の入水路32と出湯路33との間がバイパス路34
で接続され、このバイパス路34の途中に電磁開閉式の
バイパス弁35が設けられている。
【0014】また、入水路32には、熱交換器2への入
水量Qcを検出する水量センサ37と入水温度Tcを検出
する温度センサ38とが設けられ、また、出湯路33に
は、熱交換器31からの出湯温度を検出する缶体温度セ
ンサ40、出湯量を制御する水量サーボ弁41、および
バイパス路34からの水とが混合された後の湯温を検出
する出湯温度センサ42が設けられている。
【0015】一方、追焚回路50は、浴槽2の湯水を循
環しつつ追い焚きするもので、追い焚き用の熱交換器5
1を備え、この熱交換器51の前後の吸込配管16と吐
出配管17との間がバイパス路54で接続され、このバ
イパス路54の途中に電磁開閉式のバイパス弁55が設
けられている。
【0016】また、吸込配管16の途中には、浴槽2の
水位を検出する水位センサ57、強制循環用の循環ポン
プ58、熱交換器51への入水の有無を検出する水流ス
イッチ60、浴槽2の湯温を検出する温度センサ61、
および吸込配管16の途中を開閉する開閉弁62が順次
配置されている。
【0017】さらに、風呂落込回路70は、上記の給湯
回路30と追焚回路50との間を連結して湯水を浴槽2
に落とし込むためのもので、電磁開閉式の落込弁71、
落とし込み量を検出する水量センサ72、および逆止弁
73が順次設けられてなる。
【0018】次に、この構成の自動風呂装置1の風呂動
作について、その概略を説明する。
【0019】(a) 湯張り動作 浴槽2に自動的に湯張りを行う湯張りモードが設定され
た場合には、追焚回路50の開閉弁62およびバイパス
弁55を共に閉じてから、三方弁65を開く。これによ
り、給湯器付き風呂釜20の給湯回路30から出湯され
る湯水が落込回路70および追焚回路50を経由し、さ
らに、吐出配管17から三方弁65ならびに分岐配管1
2a,12bを通って噴気ノズル10から浴槽2内に注湯
される。
【0020】(b) 追い焚き動作 追い焚きモードが設定された場合には、給湯器付き風呂
釜20の追焚回路50の循環ポンプ58が起動されると
ともに、バイパス弁55が閉じられ、熱交換器51がバ
ーナで加熱されるので、浴槽2の湯水が湯水吸込口14
から吸込配管16を通り熱交換器51で再加熱された
後、吐出配管17から三方弁65ならびに分岐配管12
a,12bを通って噴気ノズル10から浴槽2内に循環さ
れつつ追い焚きされる。
【0021】(c) 噴気運転動作 噴気運転モードが設定された場合には、給湯器付き風呂
釜20の追焚回路50の循環ポンプ58が起動されると
ともに、バイパス弁55が開、開閉弁62が閉となるの
で、浴槽2の湯水が循環されつつ、湯水が吐出配管17
から分岐配管12a,12bを通じて噴気ノズル10から
吐出される際に、同時にエア配管90からのエアと混合
されてエア混じりの湯水が浴槽2内に噴出される。
【0022】(d) 浴槽洗浄動作 浴槽洗浄モードが設定された場合には、開閉弁95を開
いて浴槽2内の湯水を排水栓7から排水した後、三方弁
65を閉じて湯水の吐出用の分岐配管12a,12bを通
じて噴気ノズル10から湯水が噴出されないようにし、
同時に、洗浄ユニット104の洗浄開閉弁84を開いて
洗浄配管18を吐出配管17に連通させるとともに、洗
剤開閉弁82を開く。
【0023】一方、給湯器付き風呂釜20側では、湯張
りの場合と同様に、水量サーボ弁41の開度を調整し
て、所定の水量が流出するようにする。
【0024】これにより、給湯器付き風呂釜20からの
湯水が吐出経路17を経由して洗浄経路18の途中のベ
ンチュリ83を通過する際に生じる負圧によって、洗剤
タンク81に溜められている洗剤が湯水と混合された
後、洗浄ノズル4から噴射されて、浴槽2の周壁2aに
付着している湯垢が洗剤混じりの洗浄液によって洗浄さ
れる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところで、給湯器付き
風呂釜20に設けられている制御本体部100は、前述
のように、リモコンコード5を介して洗浄ユニット10
4と定期的に通信を行い、洗浄ユニット104の負荷
(フロートスイッチ81、三方弁65、洗剤開閉弁8
2、洗浄開閉弁84など)の状態を確認しながら洗浄動
作を制御している。
【0026】施工現場によって、洗浄ユニット104が
ある場合と無い場合とがあるが、上記の定期的な通信に
よって、制御本体部100は、洗浄ユニット104の存
在の有無を判断している。
【0027】この自動風呂装置1においては、外来のノ
イズが給湯器付き風呂釜20の制御本体部100や、洗
浄ユニット104の制御部に直接あるいはリモコンコー
ド5を介して混入することがある。
【0028】そして、このノイズによって制御本体部1
00はシステムダウンまでには至らずにリセット状態に
なる一方、洗浄ユニット104の制御部がシステムダウ
ンした場合に特に問題が生じる。
【0029】すなわち、制御本体部100はリセットさ
れて初期状態となっており、しかも、洗浄ユニット10
4の制御部との通信が不可能となるため、洗浄ユニット
104の存在を認識することができなくなる。換言すれ
ば、洗浄ユニット104が無いものと判断してしまう。
【0030】一方、洗浄ユニット104側では、制御本
体部100からの制御が不能であるため、洗剤開閉弁8
2や洗浄開閉弁84が開いたままの状態で停止すること
が起こり得る。
【0031】この状態で、風呂リモコン装置103が操
作されて、たとえば前述の湯張り動作が設定されたよう
な場合には、制御本体部100は、このモードをそのま
ま受け付けてしまうため、洗剤開閉弁82や洗浄開閉弁
84が開いた状態で給湯器付き風呂釜20から供給され
た湯水が吐出経路17に流出することになる。
【0032】すると、分岐配管12a,12bから噴気ノ
ズル10を経て浴槽2に湯水が供給されるのみならず、
洗浄配管18を経由して洗浄液も同時に浴槽2内に吐出
されることになって、清水を湯張りすることができなく
なる。
【0033】なお、外来のノイズによって制御本体部1
00がシステムダウンした場合には、各リモコン装置1
02,103から前述の湯張りモードが設定入力されと
しても、その指令は受け付けられないので、上記のよう
な不都合が生じることがない。
【0034】また、上記の不都合は、制御本体部100
と洗浄ユニット104とを結ぶリモコンコード5が不意
に断線したような場合にも同様に発生する。
【0035】本発明は、このような不都合が発生するの
を確実に防止することを課題とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明の自動洗浄浴槽
は、上記の課題を解決するため、浴槽、給湯器付き風呂
釜、洗浄ユニット、リモコン装置を備え、給湯器付き風
呂釜には制御本体部が設けられ、この制御本体部に対し
て洗浄ユニットおよびリモコン装置がリモコンコードを
介して接続されている自動風呂装置において、次の構成
を採用している。
【0037】すなわち、本発明では、前記制御本体部
は、洗浄ユニットが接続されているか否かを判断する接
続判断手段と、洗浄ユニットの通信異常の有無を判断す
る異常判断手段と、前記接続判断手段によって洗浄ユニ
ットが接続されていると判断されているにもかかわらず
に、前記異常判断手段によって異常有りと判断された場
合には、その以降の風呂動作を禁止する風呂動作禁止手
段とを備えている。
【0038】
【発明の実施の形態】この実施形態の自動風呂装置は、
浴槽2、給湯器付き風呂釜20、洗浄ユニット104、
リモコン装置102,103を備えるが、それらの各部
の配置および構成は、図3および図4に示したものと基
本的に同じである。
【0039】この実施形態の特徴は、給湯器付き風呂釜
20の制御本体部100の構成、および処理プログラム
にある。よって、以下、制御本体部100について詳述
する。
【0040】図1は、給湯器付き風呂釜20に設けられ
ている制御本体部100の構成を示すブロック図であ
る。
【0041】同図において、110は制御シーケンスの
プログラムが記憶されたROM、120は洗浄ユニット
104やリモコン装置102,103との通信時のデー
タや演算結果等を一時的に記憶するためのRAM、13
0は弁35,41,55,…や循環ポンプ58などの各
種の負荷を駆動する負荷ドライバ、140は洗浄ユニッ
ト104やリモコン装置102,103とリモコンコー
ド5を介して通信するためのインターフェイス、150
は洗浄ユニット104との通信が所定回数以上行われた
場合に洗浄ユニット104の存在を示すデータを格納す
る記憶手段としてのEEPROM、160は時間を計時
するタイマ、170は各種の演算や制御を司る演算制御
部である。
【0042】そして、上記のROM110に記憶された
制御シーケンスと演算制御部170とによって、特許請
求の範囲における、異常判断手段と風呂動作禁止手段と
が、また、EEPROM150および演算制御部170
によって特許請求の範囲における接続判断手段がそれぞ
れ構成されている。
【0043】次に、この実施形態の自動風呂装置におい
て、制御本体部100による洗浄ユニット104の制御
動作について、以下の(1)〜(4)の状況にそれぞれ分け
て、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0044】(1) 制御本体部100と洗浄ユニット1
04とが正常に接続されていて通信可能な場合 制御本体部100に最初に電源が投入された場合には、
洗浄ユニット104と通信できたことを示す通信フラグ
F、およびEEPROM150へ記憶動作を行ったこと
を示す記憶動作フラグQを共にクリアする(ステップ
1)。
【0045】次に、洗浄ユニット104と通信が可能か
否かを判断する(ステップ2)。
【0046】ここでは、制御本体部100と洗浄ユニッ
ト104とが正常に接続されていて通信可能な状態にあ
ることを前提にしているので、次に、通信不能の回数を
示す異常カウント値Pをクリアする(ステップ3)。
【0047】続いて、洗浄ユニット104との通信がで
きたのであるから、通信フラグを“1”にセットする
(ステップ4)。引き続いて、洗浄ユニット104との今
までの通信回数Cが予め設定されたしきい値Cth(たと
えばCth=10)を越えているか否かを判断する(ステッ
プ5)。制御本体部100への電源投入直後では、C<
Cthであるので、次のステップ9に進む。
【0048】このステップ9では、洗浄ユニット104
との間で通信があった場合の履歴を示すデータ(以下、
通信履歴データという)がEEPROM150に既に格
納されているか否かを判断する。制御本体部100への
電源投入直後では、通信履歴データは未だ格納されてい
ないので、通常の制御動作を行った後(ステップ11)、
ステップ2に戻る。
【0049】そして、ステップ2→ステップ3→ステッ
プ4→ステップ5→ステップ9→ステップ11→ステッ
プ2が繰り返されると、通信回数Cが次第に増加し、予
め設定されたしきい値Cth以上(C≧Cth)となると、ス
テップ6に移行し、記憶動作フラグQが“1”にセット
されているか否を判断する。
【0050】最初は、EEPROM150には通信履歴
データを格納する動作を行っていないので、Q=0であ
り、よって、次に、通信履歴データをEEPROM15
0に格納する(ステップ7)。このように、通信履歴デー
タをEEPROM150に格納することで、制御本体部
100がリセットされたり、リモコンコード5が断線し
たような場合であっても、常に、洗浄ユニット104が
既に組み込まれて接続されていることを認識することが
できる。
【0051】続いて、記憶動作フラグQを“1”にセッ
トする(ステップ8)。
【0052】次のステップ9では、通信履歴データがE
EPROM150に既に格納されているか否かを判断す
る。EEPROM150には、ステップ7において通信
履歴データが既に格納しているので、続いて、通信フラ
グFが“0”にクリアされているか否かを判断する(ス
テップ10)。このとき、通信フラグFは既にステップ
4で“1”にセットされているので、ステップ11を経
てステップ2に戻る。
【0053】その後、ステップ2→ステップ3→ステッ
プ4→ステップ5→ステップ6となるが、このとき、既
にステップ8で記憶動作フラグQが“1”にセットされ
ているので、ステップ9に移行し、ステップ10,11
を経てステップ2に戻る。
【0054】以降は、制御本体部100と洗浄ユニット
104とが正常に接続されていて通信可能な状態が維持
されている限り、ステップ2→ステップ3→ステップ4
→ステップ5→ステップ6→ステップ9→ステップ10
→ステップ11→ステップ2を繰り返す。
【0055】(2) 外来ノイズ等によって、制御本体部
100がリセットされ、かつ、洗浄ユニット104がシ
ステムダウンした場合 この場合、制御本体部100は、システムダウンしてい
ないものの、初期状態にリセットされている。一方、洗
浄ユニット104はシステムダウンの状態にある。
【0056】よって、ステップ2で洗浄ユニット104
と通信しようとしても、通信不可能と判断されてステッ
プ12に移行するが、ここで、通信フラグFは最初に電
源が投入されたときと同様に“0”にリセットされてい
る。よって、ステップ9に移行する。
【0057】そして、EEPROM150に通信履歴デ
ータが格納されているか否かを判断する。
【0058】洗浄ユニット104がシステムダウンする
以前に、両者100,104間でしきい値Cth以上の回
数の通信が行われていた場合には、EEPROM150
には通信履歴データが既に格納されているため、演算制
御部170は、洗浄ユニット104が接続されているこ
とを認識することができる。
【0059】よって、次に、通信フラグFが“0”にリ
セットされているか否かを判断する(ステップ10)。こ
こでは、通信フラグFが“0”にリセットされたことを
前提としているため、続いて、リモコン装置102,1
03から、従来技術として説明した前記(a)〜(c)のいず
れかの風呂動作を行わせるための風呂スイッチがONさ
れたか否かを判断する(ステップ17)。
【0060】風呂スイッチが操作されなければ、ステッ
プ11を経てステップ2に戻る一方、風呂スイッチが操
作された場合には、その風呂動作を禁止する(ステップ
18)。このため、従来のように、浴槽2に湯水が供給
される際に、同時に洗浄液も浴槽2内に吐出されるとい
った不都合が生じない。
【0061】次いで、タイマ160を起動して(ステッ
プ19)、そのタイマ160で計時される時間Tが予め
設定した基準時間T0を越える(T≧T0)か否かを判断す
る(ステップ20)。
【0062】タイマ160の計時時間Tが基準時間T0
以下ならば、ステップ2に戻る一方、ステップ20でタ
イマ160の計時時間Tが基準時間T0以上となった場
合には、エラーコードを図示しないLED等の表示部に
出力し、洗浄ユニット104側に異常が発生しているこ
とを知らせる(ステップ21)。なお、このときは、表示
以外にたとえばブザーや音声によって知らせるようにし
てもよい。
【0063】(3) 制御本体部100は正常だが、リモ
コンコード5の断線等のために洗浄ユニット104との
通信が途中で不能となった場合 この場合には、ステップ2で洗浄ユニット104と通信
しようとしても、通信が途絶するため、通信不可能と判
断されてステップ12に移行する。
【0064】ここで、制御本体部100はリモコンコー
ド5が断線する前後のいずれの状態でも正常に動作して
おり、かつ、リモコンコード5が断線するまでは、洗浄
ユニット104との間の通信が可能であったため通信フ
ラグFは“1”にセットされたまま維持されている。
【0065】よって、ステップ12でF=1と判断され
るため、次に、異常カウント値Pを1つ増加する(ステ
ップ13)。続いて、この異常カウント値Pが予め設定
されたしきい値Pth(たとえばPth=12)を越えている
か否かを判断する(ステップ14)。
【0066】リモコンコード5の断線発生の直後では、
P<Pthであるので、ステップ9に進み、EEPROM
150に通信履歴データが格納されているか否かを判断
する。
【0067】リモコンコード5の断線発生以前に、洗浄
ユニット104との間でしきい値Cth以上の回数の通信
が行われている場合には、EEPROM150には通信
履歴データが既に格納されているので、洗浄ユニット1
04が接続されていることを認識することができる。
【0068】よって、次に、通信フラグFが“0”にク
リアされているか否かを判断する(ステップ10)。この
とき、通信フラグFは既にステップ4で“1”にセット
されているので、ステップ11を経てステップ2に戻
る。
【0069】そして、ステップ2→ステップ12→ステ
ップ13→ステップ14→ステップ9→ステップ10→
ステップ11→ステップ2が繰り返されると、異常カウ
ント値Pが次第に増加し、これが予め設定されたしきい
値Pth以上(P≧Pth)となると、通信フラグFをリセッ
トして“0”とした後(ステップ15)、各リモコン装置
102,103の全てのスイッチをオフとする(ステッ
プ16)。
【0070】続いて、ステップ9からステップ10に至
るが、このとき、既にステップ15において通信フラグ
Fが“0”にリセットされているので、次に、風呂スイ
ッチがONされたか否かを判断する(ステップ17)。
【0071】風呂スイッチが操作されなければ、ステッ
プ11を経てステップ2に戻る一方、風呂スイッチが操
作された場合には、その風呂動作を禁止する(ステップ
18)。このため、リモコンコード5が断線した場合に
も、浴槽2に湯水が供給される際に、同時に洗浄液も浴
槽2内に吐出されるといった不都合が生じない。
【0072】次いで、タイマ160を起動して(ステッ
プ19)、そのタイマ160で計時される時間Tが予め
設定した基準時間T0を越える(T≧T0)か否かを判断す
る(ステップ20)。
【0073】タイマ160の計時時間Tが基準時間T0
以下ならば、ステップ2に戻る一方、ステップ20でタ
イマ160の計時時間Tが基準時間T0以上となった場
合には、エラーコードを図示しないLED等の表示部に
出力し、洗浄ユニット104側に異常が発生しているこ
とを知らせる(ステップ21)。
【0074】(4) 制御本体部100に対して、洗浄ユ
ニット104が最初から接続されていないない場合 洗浄ユニット104をオプション扱いとする場合には、
制御本体部100に対して洗浄ユニット104が最初か
ら接続されていないことがある。
【0075】そのような場合には、ステップ2で洗浄ユ
ニット104と通信しようとしても、通信不可能と判断
されるため、ステップ12に移行する。
【0076】ここで、制御本体部100は、洗浄ユニッ
ト104との間の通信が成功することがないので、通信
フラグFは常に“0”にリセットされたままである。
【0077】よって、ステップ12でF=0と判断され
るため、ステップ9に移行するが、この場合、EEPR
OM150に通信履歴データが格納されることはないか
ら、ステップ11を経てステップ2に戻る。つまり、ス
テップ2→ステップ12→ステップ9→ステップ11→
ステップ2が繰り返されることになる。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、外来ノイズ等によって
給湯器付き風呂釜に設けられている制御本体部がリセッ
トされるとともに、洗浄ユニットがシステムダウンした
り、あるいは、洗浄ユニットとを結ぶリモコンコードが
不意に断線したような場合には、風呂動作が禁止される
ので、洗浄ユニットから誤って洗剤が浴槽内に流入され
るといったことを確実に防止することができる。
【0079】また、洗浄ユニットの有無を制御本体部で
判断させるようにすることで、施工現場で制御本体部に
対してデップスイッチ等の設定を行う必要もなく、洗浄
ユニットの有無によって制御本体部を使い分ける必要も
ないため、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動風呂装置において、給湯器付き風
呂釜に設けられている制御本体部の構成を示すブロック
図である。
【図2】制御本体部の洗浄ユニットに対する制御動作の
説明に供するフローチャートである。
【図3】自動風呂装置の全体の配置を示す構成図であ
る。
【図4】自動風呂装置の浴槽、給湯器付き風呂釜、およ
び洗浄ユニットの接続状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1…自動風呂装置、2…浴槽、3…浴室、4…洗浄ノズ
ル、5…リモコンコード、10…噴気ノズル、20…給
湯器付き風呂釜、100…制御本体部、102…メイン
リモコン装置、103…風呂リモコン装置、104…洗
浄ユニット、110…ROM、150…EEPROM、
170…演算制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 晃 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 森川 聡 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 長瀬 秀明 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 辻 栄一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 宮脇 久始 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽、給湯器付き風呂釜、洗浄ユニッ
    ト、リモコン装置を備え、給湯器付き風呂釜には制御本
    体部が設けられ、この制御本体部に対して洗浄ユニット
    およびリモコン装置がリモコンコードを介して接続され
    ている自動風呂装置において、 前記制御本体部は、 洗浄ユニットが接続されているか否かを判断する接続判
    断手段と、 洗浄ユニットの通信異常の有無を判断する異常判断手段
    と、 前記接続判断手段によって洗浄ユニットが接続されてい
    ると判断されているにもかかわらずに、前記異常判断手
    段によって異常有りと判断された場合には、その以降の
    風呂動作を禁止する風呂動作禁止手段と、 を備えることを特徴とする自動風呂装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動風呂装置において、 前記異常判断手段は、洗浄ユニットとの通信が所定回数
    以上行われた場合には、洗浄ユニットの存在を示すデー
    タを格納する記憶手段を含むことを特徴とする自動風呂
    装置。
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