JP4682222B2 - 浴槽自動洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽に洗浄液を自動的に噴射させて、浴槽内壁面の汚れを落とす浴槽自動洗浄装置に関するものである。
浴槽の内壁面に付着した湯垢等の汚れを自動的に洗浄する浴槽洗浄装置として、例えば、特許第3598808号(特許文献1)に開示の発明がある。
このものでは、図4に示すように、浴槽(20)の底面に、洗浄ノズル(4a)とすすぎノズル(4b)が設けられ、これらにそれぞれ洗浄配管(40a)及びすすぎ配管(40b)が接続されている。屋外に設置されている熱源機(3)内には、給湯回路(30)と、風呂落し込み回路(41)と、追焚循環回路(42)が設けられてあり、洗浄配管(40a)とすすぎ配管(40b)とは、前記給湯回路(30)からの湯水供給路(33)に、逆流防止ユニット(31)と洗浄ユニット(32)とを介して接続されている。
逆流防止ユニット(31)には、湯水供給路(33)から洗浄ユニット(32)への湯水の供給量を検出する流量センサ(11)と、流量センサ(11)によって検知された湯量の湯水を洗浄ユニット(32)へ送るために流路を開閉する流路開閉弁(12)と、浴槽(20)から給湯回路(30)への湯水の逆流を防止するための逆流防止弁(13)が配設されている。
洗浄ユニット(32)には、逆流防止ユニット(31)を通過した湯水の流量を制御する流量制御弁(14)と、流量制御弁(14)の下流側の流路を洗浄配管(40a)又はすすぎ配管(40b)に切り替える切替弁(10)と、洗剤タンク(22)に繋がる洗剤供給路(26)を開閉する洗剤開閉弁(23)と、湯水供給路(33)から洗浄配管(40a)へ供給される湯水の流れによって負圧を発生させて洗剤を洗浄配管(40a)へ引き込むためのベンチュリ構造の洗剤混合部(24)と、浴槽洗浄動作を制御する洗浄コントローラ(34)が配設されている。
これら逆流防止ユニット(31)及び洗浄ユニット(32)は、図5に示すように、浴室内の浴槽(20)の外壁面の洗い場側に取り付けられてあり、逆流防止ユニット(31)及び洗浄ユニット(32)を構成している各部の駆動原の電源として、電源ボックス(110)が浴室の天井裏等に取り付けられる。
各部の駆動は、マイクロコンピュータで制御されてあり、台所等に設置される台所リモコン装置(102)と、浴室内に設置される浴室リモコン装置(103)と、浴槽洗浄専用のリモコン装置(101)によって遠隔制御可能である。
しかしながら、逆流防止ユニット(31)及び洗浄ユニット(32)は共に浴室内の浴槽(20)の近傍に設置されているが、逆流防止ユニット(31)には、上述したように、流量センサ(11)、流路開閉弁(12)、逆流防止弁(13)が収容されてあり、洗浄ユニット(32)には、流量制御弁(14)、切替弁(10)、洗剤開閉弁(23)、洗剤混合部(24)、洗浄コントローラ(34)等が収容されているため、各ユニット全体が大きく構成されており、浴槽(20)の外面壁と浴室壁との間等の狭い箇所に設置しにくい上に、既設の浴槽(20)への設置は困難である。
又、各ユニット内の電気部品を全て駆動させるためには、電源ボックス(110)に100Vの電源が必要である。このため、浴室内にて大掛かりな電気工事が必要である。
本発明は、『浴槽に設けた洗浄ノズルから洗浄液を噴射させて浴槽内壁面を洗浄する浴槽自動洗浄装置であって、洗剤が収納される洗剤タンクと、前記洗剤タンクに続く洗剤供給路を開閉する洗剤開閉弁と、前記洗剤開閉弁を介して送り出される前記洗剤に湯水供給路を介して送り出される湯水を混合させて前記洗浄液とする洗剤混合部と、前記洗剤混合部への湯水の流量を制御する流量制御弁とを備えた浴槽自動洗浄装置』において、狭い箇所や既設の浴槽へも施工が容易で且つ、電気工事も簡単に行なえるようにすることを課題とする。
(1)上記課題を解決するための請求項1に係る発明の浴槽自動洗浄装置は、『前記洗剤混合部は、前記湯水供給路に接続される洗剤用回路内に設けられ、前記洗浄液は、前記洗剤混合部から前記洗剤用回路を介して前記洗浄ノズルへ送られる構成とし、
前記洗剤開閉弁と前記洗剤混合部を室内ユニットとして前記洗剤タンクと共に浴室内に設置し、前記流量制御弁を浴室外に設置される室外ユニット内に設け、
熱源機からは浴槽内の湯水の追焚き循環運転時に湯水を浴槽へ供給する往路と浴槽内の湯を熱源機へ戻す復路とが引き出されて浴槽の内壁面に取り付けられている循環金具と接続された追焚用循環回路が形成され、循環金具内には前記洗浄ノズルが設けられ、
前記室外ユニットは、流路を流量制御弁側へ切り替える第1切替弁を備え、第1切替弁を介して追焚用循環回路に接続され、
前記室内ユニットは、流路を洗剤用回路側へ切り替える第2切替弁を備え、第2切替弁を介して追焚用循環回路に接続され、
前記室内ユニット内に収納されている各部品を駆動させるための電源は、浴室内に設置されて風呂の湯張りや追い焚き等の遠隔操作を可能とする浴室内リモコンへの配線を利用するようにしたこと』を特徴とするものである。
上記手段は次のように作用する。
浴槽自動洗浄装置を構成する各部品のうち、浴室内に設置させる室内ユニットには、前記洗剤開閉弁と前記洗剤混合部等の洗剤タンクから供給される洗剤量を調整する部品だけを収容する構成としたから、室内ユニット全体の大きさを小型化することができると共に、これら部品の駆動電源を低電圧に抑えることができ、例えば、浴室内リモコンへの配線を利用できるから、電気工事が簡単となる。
また、室外ユニットと室内ユニットとがそれぞれ追焚用循環回路に接続されるので、既設の浴槽に浴槽自動洗浄装置を設置する場合に、洗浄液を送るための配管を別途新設する必要がない。
(2)請求項2に係る発明のものは、請求項1に記載の浴槽自動洗浄装置において、『前記湯水供給路は、前記復路又は往路のどちらか一方で構成されていると共に、前記復路又は往路の一部に前記洗剤用回路を並列に接続されている』もので、浴槽洗浄用の洗浄液を浴槽に供給するための洗剤用回路を、浴槽と熱源機を繋ぐ追焚用循環回路の復路又は往路に並列接続させることにより、前記湯水供給路から前記洗剤用回路の上流端に至るまでの回路、及び、前記洗剤用回路の下流端から洗浄ノズルに至るまでの回路として、前記復路又は往路を利用することができる。これにより、洗浄液を送るための配管を別途新設する必要がなく、浴槽と熱源機とを繋ぐ配管は、追焚用循環回路を構成している既設の往路と復路の2本だけで良い。又、これら配管が接続され且つ浴槽の内壁面に設置されている既設の循環金具をベースとして利用することができる。
(3)請求項3に係る発明のものは、請求項1又は請求項2に記載の浴槽自動洗浄装置において、『前記湯水供給路は、浴室外に設置された熱源機の給湯回路に接続されている』もので、上水道からの水が、熱源機内の給湯回路、湯水供給路を経て、前記室内ユニット内に送られ、前記室内ユニット内の洗剤混合部で洗剤と混合されて洗浄液となって、浴槽内に噴射可能な構成となっている。
(4)請求項4に係る発明のものは、請求項1又は請求項2に記載の浴槽自動洗浄装置において、『前記湯水供給路は、浴室外に設置された熱源機の湯張り用給湯路である』もので、浴槽に湯水を送る湯張り用の給湯路を、洗剤混合部へ湯水を送る湯水供給路として利用できるようにしたものである。
(5)請求項5に係る発明のものは、請求項1に記載の浴槽自動洗浄装置において、『前記湯水供給路は、上水道から引き出された給水回路に接続されている』もので、上水道からの水は、熱源機内の給湯回路や追焚循環回路や湯張り用の給湯路を通ることなく、直接前記室内ユニット内に送られ、前記室内ユニット内の洗剤混合部で洗剤と混合されて洗浄液となって、浴槽内に噴射する構成となっている。
尚、湯水供給路とは、浴槽洗浄用の湯又は水を供給する回路とする。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、浴槽自動洗浄装置の一部の部品のみを室内ユニット内に収納して浴室内に設置する構成としたから、洗剤開閉弁や洗剤混合部以外に多くの部品を備えた浴槽自動洗浄装置全体を浴室内に設置する場合に比べて、前記室内ユニットは簡単な構成になると共に小型化させることができる。よって、例えば、浴槽と浴室壁との間の狭い場所への施工も容易となる。又、サイズによる制約を受けなくなるから、浴槽自動洗浄装置が設置可能な浴槽が拡大する。さらに、室内ユニット内に収納する部品を減らすことにより、各部品を駆動させるための電源を低電圧に抑えることができ、浴室内リモコンへの配線を利用することができるから、電気工事が容易となる。
また、室外ユニットと室内ユニットとがそれぞれ追焚用循環回路に接続されるので、既設の浴槽に浴槽自動洗浄装置を設置する場合に、洗浄液を送るための配管を別途新設する必要がなく、浴槽自動洗浄装置の設置工事を簡略化することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、既設の浴槽に浴槽自動洗浄装置を設置する場合に、洗浄液を送るための配管を別途新設する必要がなく、又、既設の循環金具をベースとして使用することができるから、浴槽自動洗浄装置の設置工事を簡略化することができ、施工費用も安価に抑えることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、熱源機の給湯回路を運転させると、湯水供給路に湯水が通水されて、浴槽自動洗浄装置を駆動させることができる。
また、請求項4に係る発明によれば、熱源機内の湯張り用の給湯路を洗浄用の湯水供給路として利用できるようにしたから、湯水供給路としての配管を別途配設する必要がない。
また、請求項5に係る発明によれば、上水道からの水を直接、洗剤用回路に引き込んで、洗浄液を構成するようにしたから、給湯回路や追焚用循環回路を駆動させることなく、浴槽自動洗浄装置を駆動させることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1番目の実施の形態に係る浴槽自動洗浄装置を備えた風呂装置の概略説明図であり、図面の略中央に記載されている二点鎖線の縦線の左側が、浴槽(20)が設置された浴室内であり、右側が、熱源機(3)が設置されている浴室外(例えば、屋外)を示す。
熱源機(3)からは、浴槽(20)内の湯水の追焚き循環運転時に、湯水を浴槽(20)へ供給する往路(3b)と浴槽内の湯を熱源機(3)へ戻す復路(3a)とが引き出されてあり、これら往路(3b)と復路(3a)によって、浴槽(20)の内壁面に取り付けられている循環金具(5)と熱源機(3)内の追焚用熱交換器(35)とが接続されて、全体として追焚用循環回路(42)が形成されている。浴槽(20)内の湯の追い焚き時には、追焚用熱交換器(35)を加熱するための追焚バーナ(36)が燃焼すると共に、浴槽(20)内の湯は、追焚用循環回路(42)を循環することによって、加熱昇温される。
尚、浴室内側に位置する復路(3a)には、前記復路(3a)の一部(3a1)と並列な回路を構成する洗剤用回路(21)が接続されてあり、洗剤用回路(21)は、浴槽(20)の上端外周に張り出しているフランジ部(25)の下方に取り付けられる洗剤タンク(22)に、洗剤供給路(26)を介して連通している。
前記洗剤タンク(22)の上端部には、筒状の洗剤投入口(27)が、前記フランジ部(25)を貫通して突設されてあり、底部には、前記洗剤供給路(26)が接続されている。洗剤供給路(26)は、洗剤開閉弁(23)によって開閉可能となっており、洗剤開閉弁(23)の下流側は、洗剤用回路(21)に設けられたベンチュリ構造の洗剤混合部(24)に接続している。
追焚用循環回路(42)の復路(3a)には、洗剤用回路(21)と前記復路(3a)の一部(3a1)との分岐点に、切替弁(29)が設けられている。
本実施の形態では、これら洗剤開閉弁(23)と洗剤混合部(24)と洗剤用回路(21)と切替弁(29)で室内ユニット(2)が構成され、前記洗剤タンク(22)と共に、浴槽(20)の前記フランジ部(25)の下方で且つ浴槽(20)と浴室壁面との間の空間(S)内に設置される。
洗剤タンク(22)には、洗剤補充検知部(28)として、長さの異なる複数の電極が差し込まれてあり、各電極間に流れる電流によって洗剤タンク(22)内の洗剤の量を検知することができ、必要に応じて、前記洗剤投入口(27)から洗剤を投入することができる。
前記室内ユニット(2)の洗剤混合部(24)には、前記洗剤タンク(22)から洗剤開閉弁(23)を介して洗剤が送り出されると共に、上水道からの給水回路(K)から、浴室外の熱源機(3)内の給湯回路(30)、湯水供給路(33)及び室外ユニット(1)を介して湯水が供給され、前記洗剤混合部(24)にて、前記洗剤と前記湯水が混合されて、浴槽洗浄用の洗浄液が作られる。
室外ユニット(1)は、前記熱源機(3)の近傍に設置されてあり、その内部には、上流側から順に、流量制御弁(14)、流量センサ(11)、流路開閉弁(12)、大気開放弁(16)、逆流防止弁(13)、銀イオン発生部(15)、切替弁(19)が配設されている。
流量制御弁(14)には、熱源機(3)内の給湯回路(30)を経由した後の湯水が流れる湯水供給路(33)が接続されると共に、流量制御弁(14)はステッピングモータ等により弁開度が調節できるようになっている。尚、大気開放弁(16)は、熱源機(3)内の給湯回路(30)が負圧状態に陥ったときに大気に開放させるための弁である。
浴室壁面には、多機能リモコン(50)と洗浄専用リモコン(51)が配設されてあり、多機能リモコン(50)には、風呂の湯張りや追い焚きに関するスイッチが設けられてあり、洗浄専用リモコン(51)には、浴槽洗浄に関する各種スイッチが設けられてあり、それぞれ、熱源機(3)や室外ユニット(1)及び室内ユニット(2)内の各部を遠隔操作可能としている。
以下、浴槽洗浄動作について説明する。
熱源機(3)内の、熱源機制御装置には図2のフローチャートで示す浴槽洗浄制御を実行するマイクロコンピュータが組み込まれている。
洗剤タンク(22)内に洗剤を満タンにした状態で、熱源機(3)の前記制御装置が電源供給されると、図2の制御が開始される。
まず、洗浄専用リモコン(51)の洗浄運転スイッチ(52)が入力されると、洗剤補充検知部(28)の電極間に電流が流れ、洗剤の量が確認される。満タンの場合は、満タン表示が洗浄専用リモコン(51)の表示画面(53)に満タン表示が表示され、満タンでない場合は、満タン表示が解除されるから、必要に応じて、前記洗剤投入口(27)から洗剤タンク(22)内に洗剤を投入すれば良い。
次に、浴槽洗浄の順序とその内容を詳述する。
まず、浴槽(20)の排水のため、排水栓駆動部(43)が作動し、排水栓(44)が開弁される(S100)。浴槽(20)の排水が完了後、浴槽(20)の洗浄動作が開始する。
この洗浄動作では、予備すすぎ→洗剤洗浄→待機→仕上げすすぎが順次行なわれ、最後に、銀イオン洗浄が行なわれて洗浄動作が終了する。
予備すすぎ洗浄工程では、室外ユニット(1)の流量制御弁(14)が所定開度に設定されると共に、流路開閉弁(12)が開く。このときの通水を熱源機(3)が検出すると、これに内蔵された給湯バーナ(37)が燃焼して温水の加熱動作が開始する(S101)。すると、加熱された温水は湯水供給路(33)を介して、室外ユニット(1)に送り込まれる。
室外ユニット(1)内には、流量制御弁(14)により制御された一定水量の温水が流れ、室外ユニット(1)を通過した後は復路(3a)の一部(3a1)を通って、循環金具(5)内の洗浄ノズル (55)から、浴槽(20)の内壁面に噴射される。これにより、浴槽(20)の内壁面に付着している湯垢や毛髪等の汚れが予備的に洗い流される。温水の噴射が所定時間(本実施の形態では1分)行なわれると(S102)、予備すすぎ洗浄工程が終了して洗剤洗浄工程に移行する。
洗剤洗浄工程では、上記予備すすぎの状態から、洗剤供給路(26)の洗剤開閉弁(23)が開かれると同時に、洗剤用回路(21)の上流端に設けられている切替弁(29)が洗剤用回路(21)側に切り替わる(S103)。これにより、洗剤用回路(21)に温水が流れ、この温水がベンチュリ構造の洗剤混合部(24)を通過する際に生じる負圧によって、洗剤タンク(22)からの洗剤が洗剤混合部(24)で温水と混合される。そして、温水と混合された洗浄液が前記洗浄ノズル(55)から浴槽(20)の内壁面に向けて噴射される。これにより、前記内壁面に付着している前記汚れが洗浄される。この洗浄液の噴射が所定時間(本実施の形態では2分)実施されると(S104)、室内ユニット(2)の洗剤開閉弁(23)及び室外ユニット(1)の流路開閉弁(12)が閉じられて、洗浄ノズル(55)からの洗浄液の噴射が停止され(S105)、洗剤洗浄上程が終了する。この洗剤洗浄工程が終了すると、待機工程に移行される。
待機工程では、洗浄ノズル(55)からの一切の噴射を停止し、浴槽(20)の内壁面に前記洗浄液が付着した状態で、所定時間(本実施の形態では3分)が経過するまで待機する(S106)。この間に、洗浄液が浴槽(20)の内壁面に付着した湯垢等の汚れに浸透し、汚れを浮き上がられて次のすすぎ工程で洗い流し易くする。前記待機工程の終了後、仕上げすすぎ工程に移行する。
仕上げすすぎ工程では、基本的には上述した予備すすぎ洗浄工程と同様に、室外ユニット(1)の流路開閉弁(12)が開かれると共に、切替弁(29)が、前記予備すすぎ洗浄工程と同じ状態に切り替わり(S107)、熱源機(3)からの温水は、洗浄ノズル(55)から浴槽(20)の内壁面に向けて噴射される。これにより、浴槽(20)の内壁面にて洗浄液により浮き上がらせていた湯垢等の汚れが前記洗浄液と共に洗い流される。
この温水の噴射が所定時間(本実施の形態では2分)行なわれると(S108)、流路開閉弁(12)が閉じられ(S109)、洗浄ノズル(55)からの温水の噴射が停止し、仕上げすすぎ工程が終了される。
そして、上記工程が終了すると、銀イオン洗浄が実施される。
銀イオン洗浄工程では、室外ユニット(1)の流量制御弁(14)が所定開度に設定されると共に流路開閉弁(12)が開かれ、且つ、銀イオン発生部(15)が稼動される(S110)。銀イオン洗浄工程では、給湯バーナ(37)を燃焼させず、加熱されない水が湯水供給路(33)から室外ユニット(1)に送り込まれ、流量制御弁(14)によって一定水量の水が室外ユニット(1)内を流れる。室外ユニット(1)を通過する際に、銀イオン発生部(15)にて発生させた銀イオンが前記水に混入される。そして、この銀イオンを含んだ銀イオン水は、復路(3a)の端部に達し、循環金具(5)内の洗浄ノズル(55)から浴槽(20)内に噴射される。これにより、浴槽(20)の内壁面や風呂蓋、さらには、排水口や循環金具の内部も銀イオンでコーティングされることとなり、銀イオンの抗菌・除菌効果により、カビや雑菌の繁殖を抑えることができる。
この銀イオン水の噴射が所定時間(本実施の形態では2分)行なわれると(S111)、室外ユニット(1)の流路開閉弁(12)が閉じると共に、銀イオン発生部(15)の稼動が停止して(S112)、銀イオン洗浄工程が終了する。これで、浴槽洗浄の全工程が終了する。
上記した第1番目の実施の形態は、浴槽自動洗浄装置の構成部品を室外ユニット(1)と室内ユニット(2)とに分割して収納し、 室内ユニット(2)内には、洗剤タンク(22)に連通する洗剤供給路(26)を開閉させる洗剤開閉弁(23)、洗剤用回路(21)へ切り替える切替弁(29)及び洗剤混合部(24)のみが収納される構成としたから、室内ユニット(2)全体をコンパクトに設けることができ、浴室内の浴槽(20)のフランジ部(25)の下方に容易に設置することができる。
又、既設の浴槽(20)にもサイズの制約を受けることなく容易に設置することができる。さらに、洗剤タンク(22)内の洗剤補充検知部(28)、洗剤開閉弁(23)及び切替弁(29)を駆動させる電源としては、浴室内に設置されている多機能リモコン(50)に配線されている12V線を利用すればよいから、配線工事も容易である。
又、給湯回路(30)の単独運転で浴槽自動洗浄装置を駆動させることができるから、浴槽自動洗浄に必要な消費電力を低減させることができる。室外ユニット(1)通過後の温水が湯水供給路(33)に逆流しないように、室外ユニット(1)には、逆流防止弁(13)が設けられてあるから、浴槽水や洗浄液や銀イオン混合液等が給湯回路を逆流して飲料用湯水に混入されるおそれはない。
図3に示すものは、第2番目の実施の形態の浴槽自動洗浄装置の概略構成図である。
このものは、室外ユニット(1)に温水を送り込む湯水供給路(33)を、給湯回路(30)で加熱された温水を浴槽(20)へ送り込む湯張り用給湯路(18)としたものである。
室外ユニット(1)は、上述した第1番目の実施の形態と同様に、浴室外に設置されてあり、その内部には、湯水供給路(33)として機能する湯張り用給湯路(18)から追焚用循環回路(42)の復路(3a)を介して送り込まれる温水の流量を制御する流量制御弁(14)と銀イオン発生部(15)が収納されてあり、浴室内に設置させる室内ユニット(2)には、上記第1番目の実施の形態と同様に、洗剤タンク(22)に連通する洗剤用回路(21)と洗剤開閉弁(23)と洗剤混合部(24)と切替弁(29)が配設されている。
この実施の形態のものでは、洗浄運転が実行されると、予備すすぎ洗浄を実施するために、風呂装置の湯張り用給湯路(18)が利用される。
具体的には、給湯回路(30)に通水された水は給湯バーナ(37)で加熱され、温水となって、熱源機(3)内の弁装置(300)に送られる。弁装置(300)には、弁装置(300)内の流路を開閉する流路開閉弁(38)と逆流防止弁(39)が配設されてあり、これらを通過した温水は、湯張り用給湯路(18)を介して追焚用循環回路(42)の復路(3a)に流入する。復路(3a)に流入した湯水は室外ユニット(1)へ送られ、室外ユニット(1)内の切替弁(19)にて、銀イオン発生部(15)を配設した洗浄回路(17)を経由して、流量制御弁(14)で調節された流量の湯水が室内ユニット(2)へ送られ、室内ユニット(2)内の復路(3a)の一部(3a1)側を通過した後、循環金具(5)の洗浄ノズル(55)から浴槽(20)の内壁面に向かって噴射される。
前記予備すすぎ洗浄工程にて浴槽(20)の内壁面の汚れを洗い流した後、次の洗剤洗浄工程に移行すると、前記室外ユニット(1)内の流路が切替弁(19)によって、洗浄回路(17)側へ切り替わると共に、室内ユニット(2)内にて切替弁(29)によって洗剤用回路(21)へ切り替わる。同時に、洗剤開閉弁(23)が開弁する。これにより、給湯回路(30)から湯張り用給湯路(18)を介して、追焚用循環回路(42)の復路(3a)から室外ユニット(1)に流入した温水は、洗浄回路(17)の流量制御弁(14)にて所定流量に制御されると共に室内ユニット(2)の洗剤用回路(21)を通過する際に、洗剤タンク(22)内から送り出された洗剤が洗剤混合部(24)にて混合されることにより、洗浄液となって、循環金具(5)の洗浄ノズル(55)から浴槽(20)の内壁面へ噴射される。
その後の仕上げすすぎ工程では、基本的には上述した予備すすぎ洗浄工程と同様の流路を通って、温水のみが洗浄ノズル(55)から浴槽(20)の内壁面に向けて噴射される。
最後の銀イオン洗浄工程では、切替弁(19)を切り替え、加熱されない水が熱源機(3)から室外ユニット(1)に送り込まれ、流量制御弁(14)によって一定水量に制御された水が洗浄回路(17)内を流れる。洗浄回路(17)を通過する際に、銀イオン発生部(15)にて発生させた銀イオンが前記水に混入され、銀イオン水が生成される。そして、前記切替弁(29)が予備すすぎ洗浄工程と同じ状態に切り替わることによって、前記銀イオン水は、復路(3a)の一部(3a1)を通って、循環金具(5)内の洗浄ノズル(55)から浴槽(20)内に噴射される。
第2番目の実施の形態では、浴室自動洗浄装置を室内ユニット(2)と室外ユニット(1)に分割する構成は、上述した第1番目の実施の形態と同様であるが、室外ユニット(1)内に送り込む回路として、湯張り回路を利用しており、上記第1番目の実施の形態における流路開閉弁(12)と逆流防止弁(13)及び大気開放弁(16)は、湯張り用給湯路(18)に設けられている弁装置(300)の流路開閉弁(38)と逆流防止弁(39)と大気開放弁(301)を利用することができるから、室外ユニット(1)内に流路開閉弁(12)、逆流防止弁(13)及び大気開放弁(16)を設ける必要がなく、室外ユニット(1)の構造を簡略化することができる。又、上水道から室外ユニット(1)へ直結する湯水供給路(33)を設ける必要がないから、戸外の施工もシンプルになる。
尚、上記第1及び第2の実施の形態では、予備すすぎ、仕上げすすぎ、銀イオン洗浄時に、切替弁(29)を復路(3a)の一部(3a1)側に切り替えたが、洗剤開閉弁(23)が閉弁した状態で、洗剤用回路(21)を通って浴槽(20)内に温水を供給・噴射させても良い。この場合、切替弁(29)の動作回数が減り、耐久性がアップする。
又、上記各実施の形態では、湯水供給路(33)を、追焚循環回路(42)の復路(3a)に接続し、その端部を洗浄ノズル(55)に接続させて前記洗浄液を浴槽(20)内に噴射させることができるようにしたが、湯水供給路(33)を往路(3b)に接続しても良い。この場合、洗剤用回路(21)を往路(3b)側に設けても良い
又、上記各実施の形態の浴槽自動洗浄装置は、追焚用循環回路(42)を有する循環加熱式の風呂装置に組み込んだ構成としたが、浴槽内の湯水の温度が低下したときに、循環追焚きに代えて、高温水を浴槽に供給して浴槽水の温度を昇温させる、所謂、高温差し湯式の風呂装置に実施しても良い。
尚、上記各実施の形態では、湯水供給路(33)を熱源機(3)の給湯回路(30)に接続するか、あるいは、湯水供給路(33)を湯張り用給湯路(18)自体で構成して、洗浄時に湯が供給されるようにしたが、これに限らず、湯水供給路(33)を、上水道から引き出される給水回路(K)に直接接続し、加熱されない水で洗浄を行なうようにしても良い。
第1番目の実施の形態の浴槽自動洗浄装置の概略構成図 第1番目の実施の形態の浴槽自動洗浄装置の動作を説明するフローチャート 第2番目の実施の形態の浴槽自動洗浄装置の概略構成図 従来の浴槽自動洗浄装置の概略構成図 従来の浴槽自動洗浄装置の側面図
符号の説明
(1) ・・・・・・室外ユニット
(12)・・・・・・流路開閉弁
(14)・・・・・・流量制御弁
(19)・・・・・・切替弁(第1切替弁)
(2) ・・・・・・室内ユニット
(20)・・・・・・浴槽
(22)・・・・・・洗剤タンク
(23)・・・・・・洗剤開閉弁
(24)・・・・・・洗剤混合部
(26)・・・・・・洗剤供給路
(29)・・・・・・切替弁(第2切替弁)
(33)・・・・・・湯水供給路
(55)・・・・・・洗浄ノズル

Claims (5)

  1. 浴槽に設けた洗浄ノズルから洗浄液を噴射させて浴槽内壁面を洗浄する浴槽自動洗浄装置であって、洗剤が収納される洗剤タンクと、前記洗剤タンクに続く洗剤供給路を開閉する洗剤開閉弁と、前記洗剤開閉弁を介して送り出される前記洗剤に湯水供給路を介して送り出される湯水を混合させて前記洗浄液とする洗剤混合部と、前記洗剤混合部への湯水の流量を制御する流量制御弁とを備えた浴槽自動洗浄装置において、
    前記洗剤混合部は、前記湯水供給路に接続される洗剤用回路内に設けられ、前記洗浄液は、前記洗剤混合部から前記洗剤用回路を介して前記洗浄ノズルへ送られる構成とし、
    前記洗剤開閉弁と前記洗剤混合部を室内ユニットとして前記洗剤タンクと共に浴室内に設置し、前記流量制御弁を浴室外に設置される室外ユニット内に設け、
    熱源機からは浴槽内の湯水の追焚き循環運転時に湯水を浴槽へ供給する往路と浴槽内の湯を熱源機へ戻す復路とが引き出されて浴槽の内壁面に取り付けられている循環金具と接続された追焚用循環回路が形成され、循環金具内には前記洗浄ノズルが設けられ、
    前記室外ユニットは、流路を流量制御弁側へ切り替える第1切替弁を備え、第1切替弁を介して追焚用循環回路に接続され、
    前記室内ユニットは、流路を洗剤用回路側へ切り替える第2切替弁を備え、第2切替弁を介して追焚用循環回路に接続され、
    前記室内ユニット内に収納されている各部品を駆動させるための電源は、浴室内に設置されて風呂の湯張りや追い焚き等の遠隔操作を可能とする浴室内リモコンへの配線を利用するようにしたことを特徴とする浴槽自動洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の浴槽自動洗浄装置において、
    前記湯水供給路は、前記復路又は往路のどちらか一方で構成されていると共に、前記復路又は往路の一部に前記洗剤用回路を並列に接続されていることを特徴とする浴槽自動洗浄装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の浴槽自動洗浄装置において、
    前記湯水供給路は、浴室外に設置された熱源機の給湯回路に接続されていることを特徴とする浴槽自動洗浄装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の浴槽自動洗浄装置において、
    前記湯水供給路は、浴室外に設置された熱源機の湯張り用給湯路であることを特徴とする浴槽自動洗浄装置。
  5. 請求項1に記載の浴槽自動洗浄装置において、
    前記湯水供給路は、上水道から引き出された給水回路に接続されていることを特徴とする浴槽自動洗浄装置。
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