JP3821926B2 - 給湯装置の洗浄方法及びその装置 - Google Patents
給湯装置の洗浄方法及びその装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3821926B2 JP3821926B2 JP26396597A JP26396597A JP3821926B2 JP 3821926 B2 JP3821926 B2 JP 3821926B2 JP 26396597 A JP26396597 A JP 26396597A JP 26396597 A JP26396597 A JP 26396597A JP 3821926 B2 JP3821926 B2 JP 3821926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- bathtub
- water supply
- cleaning
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 276
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims description 71
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 15
- 239000008399 tap water Substances 0.000 claims description 48
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 claims description 48
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 1
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control For Baths (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯タンク内で沸き上げた湯と水道水とを混合し温水として浴槽に供給するときの配管を兼ねた浴槽内の湯水を循環流通させる循環用配管内を洗浄する給湯装置の洗浄方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4はかかる給湯装置の概略構成図である。
この給湯装置は、給湯タンク1内のヒータ2への通電を制御して給湯タンク1内の水を沸き上げ動作し、この湯と水道水とを電動ミキシングバルブ3を通して混合することにより所望温度の温水にし、この温水を大気開放弁4から保温ヒータ5の配設された行き配管6を通して浴槽7に供給するものとなっている。
【0003】
又、循環ポンプ8は、浴槽7内に張られた湯を戻り配管9から行き配管6を通して浴槽7に循環させ、このときに保温ヒータ5の加熱により設定温度に保たせるものである。
【0004】
なお、このような給湯装置では、給湯タンク1内の水の沸き上げや給湯の動作制御を行う本体制御回路(マイクロコンピュータを搭載した本体プリント基板:本体PC基板)10を備えている。
【0005】
そして、この本体PC板10に対して複数のコントローラ、例えば浴室リモートコントローラ(以下、浴室リモコンと省略する)11とサブリモートコントローラ(以下、サブリモコンと省略する)12とが各リモコンケーブル13、14を介して接続され、自動湯張りや湯温調節、湯量調節などの操作設定をこれら浴室リモコン11やサブリモコン12で行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記給湯装置では、各配管6、9内や構成部品内部の湯垢等の汚れは、循環ポンプ8により温水や水を循環させている最中には殆ど付着しないが、一旦、各配管6、9等内の循環を停止して温水や水を滞留させたまま放置すると、温水や水に含まれる汚れ分が沈殿し、各配管6、9内や構成部品内部に付着する。そして、この付着物が増えると、湯張り時や保温時に付着物が剥離されて浴槽7の循環金具7aから浴槽内に吐き出される。
【0007】
このような配管内の付着物を洗浄する方法として、例えば特開平6−169853号公報に記載されている技術がある。この洗浄方法は、例えば浴槽7内の水位が循環金具7aよりも下降したことを確認して風呂の使用が終わったことを検出し、配管6、9に洗浄用の湯もしくは水を流して洗浄するものである。
【0008】
しかしながら、この洗浄方法では、浴槽7内の水位が循環金具7aよりも下降すると、その都度、配管6、9に洗浄用の湯もしくは水を流して洗浄するものであるから、浴槽7に湯水が張られているままでの洗浄ができない。例えば、入浴後の湯水を掃除や洗濯に用いる場合などに備えて浴槽7に残した状態では、洗浄ができないことに加え、付着が進む問題があるので、節水の目的で上記湯水を有効利用する場合には、不合理なものとなる。又、洗浄を要求しないときにも湯もしくは水が流され、節水するには問題がある。
【0009】
そこで本発明は、入浴後の洗濯等に湯水を有効利用でき、所望するときに配管内の洗浄ができて節水が図れる給湯装置の洗浄方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1によれば、給湯タンク内で沸き上げた湯と水道水とを混合し温水として浴槽に供給し、かつ浴槽に張られた温水を循環ポンプの運転により循環用配管を通して循環させる給湯装置において、
配管に対する洗浄の指示があると、浴槽内に温水が張られているか否かを判断する第1のステップと、
この第1のステップの判断の結果、浴槽内に温水が張られていれば、循環ポンプを所定期間運転して浴槽内の温水を循環用配管を通して循環させ、この後に循環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を流して浴槽の汚染水などを放出させて新たな湯水を残留させる第2のステップと、
第1のステップの判断の結果、浴槽内に温水が張られていなければ、循環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を流して汚染水などを放出させて新たな湯水を残留させる第3のステップと、
を有する給湯装置の洗浄方法である。
【0011】
請求項2によれば、請求項1記載の給湯装置の洗浄方法において、循環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を交互に流す。
請求項3によれば、給湯タンク内で沸き上げた湯と水道水とを混合し温水として浴槽に供給し、かつ浴槽に張られた温水を循環ポンプの運転により循環用配管を通して循環させる給湯装置において、
洗浄スイッチと、
洗浄スイッチが操作されたときに浴槽内に温水が張られているか否かを判断する湯張り判断手段と、
この湯張り判断手段の判断の結果、浴槽内に温水が張られていれば、循環ポンプを所定期間運転して浴槽内の温水を循環用配管を通して循環させ、この後に循環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を流して新たな湯水を残留させる第1の洗浄手段と、
湯張り判断手段の判断の結果、浴槽内に温水が張られていなければ、循環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を流して新たな湯水を残留させる第2の洗浄手段と、
を備えた給湯装置の洗浄装置である。
請求項4によれば、請求項3記載の給湯装置の洗浄装置において、循環用配管に水道水又は給湯タンクから湯を交互に流す第3の洗浄手段を付加した。
【0012】
【発明の実施の形態】
(1) 以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は給湯装置の洗浄装置の構成図である。
給湯装置本体20には、2本の給湯タンク21、22が配管により直列接続されて備えられている。これら給湯タンク21、22の底部には、それぞれヒータが配置されている。なお、これら給湯タンク21、22は、1本の給湯タンクを用いてもよい。
【0013】
これら給湯タンク21、22のうち一方の給湯タンク21には、コック23、減圧弁24を通して給水が行われるようになっており、他方の給湯タンク22には、電動ミキシングバルブ25が接続されている。
【0014】
この電動ミキシングバルブ25は、上記の如く給湯タンク22と接続されるとともに、コック23を介して減圧弁24と接続され、給湯タンク22からの湯量と給水量とをそれぞれ調節し混合して、所望温度の温水を供給する機能を有している。
【0015】
又、この電動ミキシングバルブ25には、大気開放弁26及びこれに内蔵された給水電磁弁27が接続され、さらに2系統に分岐した各循環用配管28、29を介して浴槽30に接続されている。
【0016】
これら各循環用配管28、29のうち一方の循環用配管28には、保温ヒータ31が配設されるととともに、サーミスタ32、リミッター33が設けられている。
【0017】
又、他方の循環用配管29には、循環ポンプ34及び電動二方弁35が設けられるとともに、水位センサ36が配設されている。
一方、本体PC板40は、プリント基板上にマイクロコンピュータや各電子部品を搭載したもので、給湯装置本体20内に設けられている。
【0018】
この本体PC板40は、各給湯タンク21、22内の各ヒータへの通電制御を行って沸き上げ動作や電動ミキシングバルブ25を動作させて給湯の動作を行う機能を有するもので、この本体PC板40には、各リモコンケーブル41、42を介して浴室リモコン43、サブリモコン44が接続されている。
【0019】
これら浴室リモコン43及びサブリモコン44は、給湯タンク21、22内の沸き上げ動作の操作設定などを行うものとなっており、このうち浴室リモコン43は浴室に設けられ、サブリモコン44はユーザの所望する部屋、例えばキッチンルームに設けられる。
【0020】
浴室リモコン43は、マイクロコンピュータを搭載し、各種スイッチ例えば洗浄スイッチ45をはじめ、自動湯張りスイッチ、湯温調節スイッチ、湯量調節スイッチなどの操作内容を本体PC板40に送信するとともに、本体PC板40との間で交信し、液晶表示器に洗浄表示、湯量表示、湯温表示、自動湯張り表示などを行う機能を有している。
【0021】
一方、サブリモコン44は、マイクロコンピュータを搭載し、各種スイッチ例えば湯温調節ボタン、自動湯張り/保温ボタンなどの操作内容を本体PC板40に送信するとともに、本体PC板40との間で交信し、液晶表示器に湯切表示、自動湯張り表示、設定温度表示、残湯量表示などを行う機能を有している。
【0022】
上記本体PC板40は、マイクロコンピュータの動作により給湯制御部46、湯張り判断部47、第1の洗浄部48、第2の洗浄部49及び第3の洗浄部50の各機能を有している。
【0023】
給湯制御部46は、自動湯張り運転や自動保温運転、自動足し湯運転などの動作制御を行うもので、このうち自動湯張り運転は、電動ミキシングバルブ25を浴室又はサブリモコン43、44で予め設定された温度に湯の温度を調節し、大気開放弁26に内蔵された給水電磁弁27を開放して保温ヒータ31を経由し、給湯タンク21、22内の湯を浴槽30に供給し、このとき電動二方弁35を開放して水位センサ36で浴槽30内の圧力変化を測定し、予め設定された水位まで給湯を継続し、設定水位に達したら給湯を停止するものである。
【0024】
又、給湯制御部46は、自動湯張り運転が終了した後、電動二方弁35を開放して循環ポンプ34を運転開始し、この循環ポンプ34の運転によって湯張り直後の浴槽30内の湯温をサーミスタ32により測定し、設定温度に対しての温度差を確認し、温度差が大きい場合には、翌日の湯張り温度を自動的に補正して設定温度に近付ける機能も有するものである。
【0025】
又、自動保温運転は、自動湯張り運転後、一定時間例えば10分ごとに浴槽30の湯温をサーミスタ32により測定し、設定温度以下になっている場合には保温ヒータ31に通電を行って、浴槽30の湯温を設定温度に保温するものである。
【0026】
湯張り判断部47は、洗浄スイッチ45が操作されたときに浴槽30内に温水が張られているか否かを水位センサ36の水位信号に基づいて判断する機能を有している。
【0027】
すなわち、水位センサ36は、浴槽30の循環金具30aと湯面との差圧から浴槽30内の水位を検出してその水位信号を出力するので、湯張り判断部47は、水位センサ36からの水位信号から浴槽30内に温水が張られているか否かを判断する。
【0028】
第1の洗浄部48は、湯張り判断部47の判断の結果、浴槽30内に温水が張られていれば、循環ポンプ34を所定期間、例えば2分間運転して浴槽30内の温水を各循環用配管29、28を通して循環させ、この後に減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放し、各循環用配管28、29に水道水を流して付着物等の汚染された汚れを押し流して新たな水道水を給水充満させる機能を有している。
【0029】
なお、水道水の代わりに、電動ミキシングバルブ25を開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環用配管28、29に流して給水充満させてもよい。
第2の洗浄部49は、湯張り判断部47の判断の結果、浴槽30内に温水が張られていなければ、循環ポンプ34を運転せずに、減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放し、各循環用配管28、29に水道水を流して内部の付着物や循環残留湯水を放出させて新たな湯水を給水充満させる機能を有している。
【0030】
なお、この場合も水道水の代わりに、電動ミキシングバルブ25を開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環用配管28、29に流して充満させてもよい。
【0031】
第3の洗浄部50は、水道水の代わりに、減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放して各循環用配管28、29に水道水を流す動作と、電動ミキシングバルブ25を給湯側に開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環用配管28、29に流す動作とを交互に行う機能を有している。
【0032】
なお、第3の洗浄部50は、浴室又はサブリモコン43、44、本体PC板40に設けられる洗浄選択スイッチ等により選択されて動作するものとなっている。
【0033】
次に上記の如く構成された洗浄装置の作用について図2の示す洗浄フローチャートに従って説明する。
ユーザが洗浄の必要な任意のときに浴室リモコン43にある洗浄スイッチ45を操作すると、湯張り判断部47は、ステップ#1において、洗浄スイッチ45の操作を検出し、ステップ#2に移って水位センサ36の水位信号を入力し、この水位信号に基づいて浴槽30内に温水が張られているか否かを判断する。
【0034】
この判断の結果、浴槽30内に温水が張られていれば、第1の洗浄部48は、ステップ#3からステップ#4に移り、循環ポンプ34を所定期間、例えば2分間運転する。
【0035】
この循環ポンプ34の運転により浴槽30内の温水は、循環用配管29から循環用配管28を通して浴槽30に戻るという経路で循環する。
この後、循環ポンプ34の運転が例えば2分間行われると、この循環運転を停止させ、第1の洗浄部48は、ステップ#5に移り、減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放する。
【0036】
これにより、各循環用配管28、29には、水道水が流れ込んで前述と同様に内部に残留する湯水を放出させて新たなに給水された水道水が給水充満する。なお、水道水の代わりに、電動ミキシングバルブ25を給水側に開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環用配管28、29に流して充満させてもよい。
【0037】
一方、上記ステップ#3における浴槽30内に温水が張られているか否かの判断の結果、浴槽30内に温水が張られていなければ、ステップ#6に移って第2の洗浄部49により洗浄を行う。
【0038】
この第2の洗浄部49は、循環ポンプ34を運転せずに、減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放する。
これにより、各循環用配管28、29には、水道水が流れ込んで汚染残留水が放出されて新たな水道水が給水充満する。なお、水道水の代わりに、電動ミキシングバルブ25を給湯側に開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環用配管28、29に流して充満させてもよい。
【0039】
なお、浴室又はサブリモコン43、44、本体PC板40に設けられる洗浄選択スイッチ等により第3の洗浄部50の洗浄動作が選択されると、各循環用配管28、29に水道水を流し込んで充満させる動作に代わり、第3の洗浄部50は、水道水の代わりに、減圧弁24、コック23、電動ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放して各循環用配管28、29に水道水を流す動作と、電動ミキシングバルブ25を開放し、給湯タンク21、22から湯を各循環用配管28、29に流す動作とを交互に行う。
【0040】
このように上記一実施の形態においては、洗浄スイッチ45が操作されると、浴槽30内に温水が張られているか否かを判断し、浴槽30内に温水が張られていれば、循環ポンプ34を所定期間運転して浴槽30内の温水を各循環用配管28、29を通して循環させ、この後に各循環用配管28、29に水道水又は湯を流して汚染残留水を放出させながら新たな湯水を充満させる、又は浴槽30内に温水が張られていなければ、各循環用配管28、29に水道水又は湯を流して充満させるようにしたので、洗浄を必要とする任意のときに洗浄スイッチ45を操作して洗浄ができ、洗浄が必要でないときに不必要に温水や水道水を流すことなく、節水を図ることができる。
【0041】
又、浴槽30内に温水が張られているか否かに応じて洗浄の方法を選択するので、浴槽30内に温水の有無に応じて無駄なくかつ節水を図りながら各循環用配管28、29の洗浄ができ、入浴後の浴槽30の湯水を節水を目的に有効利用でき利便性も向上する。
【0042】
そのうえ、洗浄スイッチ45を操作して洗浄するときに、浴槽30内に洗剤を投入して予備洗浄を行うこともでき、浴槽30や各循環用配管28、29内の洗浄効果をより高めることができる。そして、最後には各循環用配管28、29内に水道水又は湯が流されるので、このときに洗剤成分も流される。
【0043】
さらに、各循環用配管28、29に水道水と給湯タンク21、22から湯とを交互に循環させれば、各循環用配管28、29の付着物に対しても洗浄効果をさらにアップすることができる。
【0044】
なお、本発明は、上記一実施の形態に限定されるものでなく次の通り変形してもよい。
例えば、水道水を各循環用配管28、29に供給する経路としては、例えば図3に示すように給水配管51から電動ミキシングバルブ25と給水電磁弁27とを連結する配管52にバイパス配管53を設け、このバイパス配管53にバルブ540を設ける構成にしてもよい。
【0045】
このように構成すれば、バルブ54、電動ミキシングバルブ25及び給水電磁弁27を開放することにより、各循環用配管28、29に水道水が流れ込んで充満する。
【0046】
この場合、減圧弁24に水道水を流せば、この減圧弁24により水道水の流速が遅くなるが、この減圧弁24を流さずに直接給水電磁弁27側に水道水を流すので、水道水の流速を減速せずに各循環用配管28、29に流し込むことができる。
【0047】
従って、各循環用配管28、29に水道水と給湯タンク21、22から湯とを交互に循環させる場合には、水道水の流速が減速されずに各循環用配管28、29に流し込むので、洗浄効果をアップできる。
【0048】
又、洗浄スイッチ45は、浴室リモコン42に設けるのみでなく、サブリモコン44や給湯装置本体20に設けるようにしてもよい。
又、上記洗浄動作は、例えば自動運転をオフすることにより毎日自動的に行うようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明の請求項1、2によれば、浴槽内の湯張り湯水の有無に拘りなく、所望するときに配管内の洗浄ができて節水が図れる給湯装置の洗浄方法を提供できる。
【0050】
又、本発明の請求項2によれば、洗浄効果をアップできる給湯装置の洗浄方法を提供できる。
又、本発明の請求項3、4によれば、所望するときに配管内の洗浄ができて入浴後の浴槽湯水の有効利用と洗浄湯水との節水が図れる給湯装置の洗浄装置を提供できる。
又、本発明の請求項4によれば、洗浄効果をアップできる給湯装置の洗浄装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる給湯装置の洗浄装置の一実施の形態を示す構成図。
【図2】同洗浄装置の洗浄フローチャート。
【図3】水道水を循環用配管に供給する配管の変形例を示す構成図。
【図4】従来の給湯装置の概略構成図。
【符号の説明】
20…給湯装置本体、
21,22…給湯タンク、
24…減圧弁、
25…電動ミキシングバルブ、
27…給水電磁弁、
28,29…循環用配管、
30…浴槽、
31…保温ヒータ、
34…循環ポンプ、
40…本体PC板、
43…浴室リモコン、
44…サブリモコン、
45…洗浄スイッチ、
47…湯張り判断部、
48…第1の洗浄部、
49…第2の洗浄部、
50…第3の洗浄部、
53…バイパス配管、
54…バルブ。
Claims (4)
- 給湯タンク内で沸き上げた湯と水道水とを混合し温水として浴槽に供給し、かつ前記浴槽に張られた温水を循環ポンプの運転により循環用配管を通して循環させる給湯装置において、
前記配管に対する洗浄の指示があると、前記浴槽内に温水が張られているか否かを判断する第1のステップと、
この第1のステップの判断の結果、前記浴槽内に温水が張られていれば、前記循環ポンプを所定期間運転して前記浴槽内の温水を前記循環用配管を通して循環させ、この後に前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから湯を流して前記浴槽の汚染水を放出して新たなる湯水を残留させる第2のステップと、
前記第1のステップの判断の結果、前記浴槽内に温水が張られていなければ、前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから湯を流して汚染水などを放出させて新たなる湯水を残留させる第3のステップと、
を有することを特徴とする給湯装置の洗浄方法。 - 前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから湯を交互に流すことを特徴とする請求項1記載の給湯装置の洗浄方法。
- 給湯タンク内で沸き上げた湯と水道水とを混合し温水として浴槽に供給し、かつ前記浴槽に張られた温水を循環ポンプの運転により循環用配管を通して循環させる給湯装置において、
洗浄スイッチと、
前記洗浄スイッチが操作されたときに前記浴槽内に温水が張られているか否かを判断する湯張り判断手段と、
この湯張り判断手段の判断の結果、前記浴槽内に温水が張られていれば、前記循環ポンプを所定期間運転して前記浴槽内の温水を前記循環用配管を通して循環させ、この後に前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから湯を流して新たなる湯水を残留させる第1の洗浄手段と、
前記湯張り判断手段の判断の結果、前記浴槽内に温水が張られていなければ、前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから湯を流して新たなる湯水を残留させる第2の洗浄手段と、
を具備したことを特徴とする給湯装置の洗浄装置。 - 前記循環用配管に水道水又は前記給湯タンクから湯を交互に流す第3の洗浄手段を付加したことを特徴とする請求項3記載の給湯装置の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26396597A JP3821926B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 給湯装置の洗浄方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26396597A JP3821926B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 給湯装置の洗浄方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11101500A JPH11101500A (ja) | 1999-04-13 |
JP3821926B2 true JP3821926B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=17396700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26396597A Expired - Lifetime JP3821926B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 給湯装置の洗浄方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3821926B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5120615B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2013-01-16 | 株式会社ノーリツ | 湯水循環回路、並びに、湯水加熱システム |
JP5197315B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2013-05-15 | 三菱電機株式会社 | 追焚き機能付き給湯機 |
WO2019030900A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | 三菱電機株式会社 | 給湯装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0690869A (ja) * | 1992-09-16 | 1994-04-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 給湯風呂装置 |
JPH06169853A (ja) * | 1992-12-08 | 1994-06-21 | Gastar Corp | 自動風呂釜の配管洗浄方法 |
JP3651937B2 (ja) * | 1994-09-21 | 2005-05-25 | 株式会社ガスター | 自動風呂釜の自動運転制御装置 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26396597A patent/JP3821926B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11101500A (ja) | 1999-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7076814B2 (en) | High flow rate water supply assembly | |
JPH0337111B2 (ja) | ||
JP3821926B2 (ja) | 給湯装置の洗浄方法及びその装置 | |
CN209978363U (zh) | 一种落地式电热水器 | |
JP3541622B2 (ja) | 自動風呂装置 | |
JPH07332764A (ja) | 給湯装置 | |
JP3527689B2 (ja) | 浴槽管理システム | |
JPH0658620A (ja) | 全自動電気温水器 | |
JP2014209995A (ja) | 浴槽洗浄機能付風呂装置 | |
JPH0315975Y2 (ja) | ||
JP3593841B2 (ja) | 風呂装置 | |
JP3248535B2 (ja) | 浴槽用湯水加熱装置 | |
JP2732038B2 (ja) | 風呂装置 | |
JP3810112B2 (ja) | 自動湯張り器具およびその自動注湯制御装置 | |
JPH0571798A (ja) | 浴槽用湯水加熱装置 | |
JP2022055066A (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
JPH10234645A (ja) | 自動洗浄浴槽 | |
JPS6310340B2 (ja) | ||
JP2524239Y2 (ja) | 暖房装置を備えた風呂加熱装置 | |
JPH051847A (ja) | 風呂用給湯装置 | |
JP2000234802A (ja) | 自動風呂装置 | |
JP2833263B2 (ja) | 温水洗浄用タンク | |
JPH06185802A (ja) | 風呂湯張り装置 | |
JPH0611189A (ja) | 風呂装置 | |
JP3117838B2 (ja) | 浴槽用温水循環ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090630 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630 Year of fee payment: 4 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 5 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630 Year of fee payment: 7 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |