JP3117838B2 - 浴槽用温水循環ユニット - Google Patents

浴槽用温水循環ユニット

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JP3117838B2
JP3117838B2 JP05061552A JP6155293A JP3117838B2 JP 3117838 B2 JP3117838 B2 JP 3117838B2 JP 05061552 A JP05061552 A JP 05061552A JP 6155293 A JP6155293 A JP 6155293A JP 3117838 B2 JP3117838 B2 JP 3117838B2
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英明 小野村
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全自動風呂給湯機から
送られて来た温水を浴槽内に送り込み、浴槽内の湯を全
自動風呂給湯機側に送り出すために、浴槽の壁に取り付
けられる浴槽用温水循環ユニット(循環口)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温水循環口は、図4に示すよう
に、本体1の後方に全自動風呂給湯機(図示せず)との
接続口2、3を形成し、温水往きライン4と接続口2を
接続し、温水戻りライン5と接続口3を接続し、全自動
風呂給湯機で加熱された温水は温水往きライン4から接
続口2を経由して浴槽内吐出口6から浴槽8内に流出
し、浴槽8内の湯は温水戻り口7から接続口3、温水戻
りライン5を経由して全自動風呂給湯機に戻る構成とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えば温水
マットを浴室内に敷設してこの温水マット内に全自動風
呂給湯機を利用して浴槽8内の温水を循環させることに
より浴室暖房を行う場合には、温水マットと浴槽を結ぶ
配管及び循環ポンプが必要となり、工事費が嵩むと共に
既設に対応できない場合がある。
【0004】本発明の目的は、浴槽に取り付けられる追
い焚き用の循環口から温水暖房用の温水マットに向けて
温水をとり出し、戻ってきた温水を再び循環口に戻すこ
とができる温水循環ユニットを提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る温水循環ユ
ニットの構成は次のとおりである。
【0006】浴槽の壁に対する取付手段を外側に形成し
て成るユニット本体に全自動風呂給湯機から送られて来
た温水を浴槽内に送り込むための温水往き管及び浴槽内
の湯を全自動風呂給湯機側に送り出すための温水戻り管
を組み込み、前記温水往き管に三方弁を取り付け、この
三方弁の分岐側に温水マット往き口を形成すると共に温
水往き管において前記三方弁よりも下流側に温水マット
戻り口を形成したこと、浴室暖房運転スイッチをONに
制御すると、前記三方弁が温水マット側に切り換り、前
記全自動風呂給湯機内の循環ポンプが運転を開始して浴
槽内から吸引した温水を前記三方弁を経由して温水マッ
ト内に循環させたのち、浴槽内に戻す制御を行う制御回
路を設けたこと、を特徴とする浴槽用温水循環ユニッ
ト。
【0007】
【作用】浴槽内の湯を全自動風呂給湯機を利用して所謂
追い焚きする場合は、三方弁を浴槽側に切り換えてお
く。この結果、温水往きラインから接続口を経由してユ
ニット内に入った温水は三方弁→温水往き管→温水吐出
口→浴槽と送り込まれると同時に、浴槽内の温水は浴槽
→温水戻り口→温水戻り管→接続口→温水戻りライン→
全自動風呂給湯機→温水往きライン→接続口→三方弁→
温水往き管→温水吐出口→浴槽と循環する。
【0008】次に、温水マットを利用して暖房運転に入
る場合、温水マット往きラインが温水マット往き口に接
続され、温水マット戻りラインが温水マット戻り口に接
続されているため、暖房運転スイッチが入ると、三方弁
が温水マット往き口側に切り換ると同時に全自動風呂給
湯機内の循環ポンプが駆動を開始して、浴槽内の湯は一
旦全自動風呂給湯機を経由して温水往きラインから三方
弁に入り、ここで温水マット側に流れ、温水マットを一
巡して熱を放出しながら浴室内を暖房し、戻りの温水は
温水マット戻りラインから温水マット戻り口を経由して
ユニット内の温水往き管内に戻り、ここから温水吐出口
を経由して浴槽内に戻る。なお、この浴室暖房時に、浴
槽内の湯温が低い場合には全自動風呂給湯機内のガスバ
ーナに着火を行い、加熱した温水を温水マット内に循環
させることも可能である。
【0009】
【実施例】図1及び図2に本発明に係る温水循環ユニッ
トの実施例を示す。この温水循環ユニット40は、浴槽
27に対する固定手段42を外側に形成して成るユニッ
ト本体41側に全自動風呂給湯機から送られて来た温水
を浴槽27内に送り込むための温水往き管43及び浴槽
27内の湯を全自動風呂給湯機側に送り出すための温水
戻り管44を組み込み、前記温水往き管43に三方弁4
5を取り付け、この三方弁45の分岐口46に温水マッ
ト往き口47を形成すると共に温水往き管43において
三方弁45よりも下流側に温水マット戻り口48を形成
した構成である。43′は温水吐出口、44′は温水戻
り口、45′は三方弁駆動モータ、49は温度検出セン
サー、50は温水往きラインの接続口、51は温水戻り
ラインの接続口である。
【0010】図3は本発明に係る温水循環ユニット40
を用いて行う温水マット利用の浴室暖房システムの説明
図にして、この図3において、20は全自動風呂給湯
機、21は熱交換器、22はガスバーナ、23はガス制
御弁、24は循環ポンプ、25は温水戻りラインにし
て、この戻りライン25は循環ユニット40の接続口5
1に接続されている。26は温水往きラインにして、こ
の温水往きライン26は循環ユニット40の接続口50
に接続されている。27は浴槽、28は戻り温度検出セ
ンサー、29はコントローラー、30はリモコン、31
は室温検出センサー、32は温水マット、33は温水マ
ット往きラインにして、この温水マット往きライン33
は三方弁45の分岐口46に接続した温水マット往き口
47に接続されている。34は温水マット戻りラインに
して、この温水マット戻りライン34は温水往き管43
の温水マット戻り口48に接続されている。
【0011】次に、上記実施例についてその運転例を説
明する。
【0012】浴槽27内の湯を全自動風呂給湯機20を
利用して所謂追い焚きする場合は、三方弁45を浴槽2
7側に切り換えておく。この結果、温水往きライン26
から接続口50を経由してユニット40内に入った温水
は三方弁45→温水往き管43→温水吐出口43′→浴
槽27と送り込まれると同時に、浴槽27内の温水は浴
槽27→温水戻り口44′→温水戻り管44→接続口5
1→温水戻りライン25→全自動風呂給湯機20(循環
ポンプ24)→温水往きライン26→接続口50→三方
弁45→温水往き管43→温水吐出口43′→浴槽27
と循環する。
【0013】次に、温水マット32は温水マット往きラ
イン33が温水往き口47に接続され、温水マット戻り
ライン34が戻り口48に接続されているため、暖房運
転スイッチが入ると、三方弁45が分岐口46側に切り
換わる(図1及び図2の三方弁の位置)と同時に全自動
風呂給湯機20内の循環ポンプ24が駆動を開始して、
浴槽27内の湯は一旦全自動風呂給湯機20を経由して
温水往きライン26から三方弁45に入り、ここで温水
マット32側に流れ、温水マット32を一巡して熱を放
出しながら浴室内を暖房し,戻りの温水は温水マット戻
りライン34から戻り口48を経由して温水往き管43
内に戻り、ここから温水吐出口43′を経由して浴槽2
7内に戻る。なお、この浴室暖房時に、浴槽27内の温
度が低い場合(温水温度検出センサー28で検出)には
全自動風呂給湯機20内のガスバーナ22に着火を行
い、熱交換器21で加熱した温水を温水マット32内に
循環させることも可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように、全自動風呂給湯
機の機能を利用して温水マット側に浴槽内の温水を循環
させることにより浴室暖房を行うことができるように構
成したので、温水マットを利用して浴室暖房を行うと
き、特別な配管工事を行う必要がない。又、既設におい
て温水マットを敷設する場合には、浴槽の循環口を本発
明に係る温水循環ユニットに交換するだけでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温水循環ユニットの縦断側面図。
【図2】A−A′線断面図。
【図3】本発明に係る温水循環ユニットを全自動風呂給
湯機を用いて行う追い焚きシステムに適用した例の説明
図。
【図4】従来の循環口の説明図。
【符号の説明】
40 ユニット本体 43 温水往き管 44 温水戻り管 45 三方弁 47 温水マット往き口 48 温水マット戻り口 49 温度検出センサー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の壁に対する取付手段を外側に形成
    して成るユニット本体に全自動風呂給湯機から送られて
    来た温水を浴槽内に送り込むための温水往き管及び浴槽
    内の湯を全自動風呂給湯機側に送り出すための温水戻り
    管を組み込み、前記温水往き管に三方弁を取り付け、こ
    の三方弁の分岐側に温水マット往き口を形成すると共に
    温水往き管において前記三方弁よりも下流側に温水マッ
    ト戻り口を形成したこと、浴室暖房運転スイッチをON
    に制御すると、前記三方弁が温水マット側に切り換り、
    前記全自動風呂給湯機内の循環ポンプが運転を開始して
    浴槽内から吸引した温水を前記三方弁を経由して温水マ
    ット内に循環させたのち、浴槽内に戻す制御を行う制御
    回路を設けたこと、を特徴とする浴槽用温水循環ユニッ
    ト。
JP05061552A 1993-03-22 1993-03-22 浴槽用温水循環ユニット Expired - Fee Related JP3117838B2 (ja)

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