JPH1194176A - 4方向継手の製造方法 - Google Patents
4方向継手の製造方法Info
- Publication number
- JPH1194176A JPH1194176A JP9256918A JP25691897A JPH1194176A JP H1194176 A JPH1194176 A JP H1194176A JP 9256918 A JP9256918 A JP 9256918A JP 25691897 A JP25691897 A JP 25691897A JP H1194176 A JPH1194176 A JP H1194176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cheese
- pipe
- way joint
- main
- tee
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】施工現場で簡単に製造でき、施工コストが少な
くて済む、4方向継手の製造方法を提供する。 【解決手段】2つの主管3、3’と1つの枝管31に接
続端32、33、34を有し、熱可塑性樹脂により形成
された2個のチーズの、第1のチーズ2及び第2のチー
ズの各一方の主管3を切断する工程と、第1のチーズ2
及び第2のチーズの各他方の主管3’を把持し、第1の
チーズ2の一方の主管3の切断部A−Aと、第2のチー
ズの一方の主管の切断部とを突き合わせ融着する工程と
を有する。
くて済む、4方向継手の製造方法を提供する。 【解決手段】2つの主管3、3’と1つの枝管31に接
続端32、33、34を有し、熱可塑性樹脂により形成
された2個のチーズの、第1のチーズ2及び第2のチー
ズの各一方の主管3を切断する工程と、第1のチーズ2
及び第2のチーズの各他方の主管3’を把持し、第1の
チーズ2の一方の主管3の切断部A−Aと、第2のチー
ズの一方の主管の切断部とを突き合わせ融着する工程と
を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4方向継手の製造
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ソケット、チーズ、エルボ、
クロス、その他各種形状に形成された継手の端部に、コ
イルを埋設し、該管体の各端部に樹脂管の端部を挿入し
た状態で、個々のコイルに通電することによって樹脂管
同士を接続するようになされた管接続用部材(図4)が
知られている。
クロス、その他各種形状に形成された継手の端部に、コ
イルを埋設し、該管体の各端部に樹脂管の端部を挿入し
た状態で、個々のコイルに通電することによって樹脂管
同士を接続するようになされた管接続用部材(図4)が
知られている。
【0003】しかし、このような管接続用部材の場合、
射出成形等によって、管体の各端部に直接コイルが埋設
され、一体成形されているため、樹脂管の径が変わるた
びに、その径にあった管接続用部材が必要となる。その
ため、各種管路にあった多数の管接続用部材を用意する
ためには、これらの管接続用部材をすべて別金型で製造
せねばならず、特に高圧で成形される射出成形の場合に
は、強固でかつバリがでないように精密に仕上げねばな
らず非常に高価な設備、金型が必要となる。特に品種が
多く、1種当たりの生産個数の少ないクロスなどの4方
向継手の場合にはコスト高につながっていた。
射出成形等によって、管体の各端部に直接コイルが埋設
され、一体成形されているため、樹脂管の径が変わるた
びに、その径にあった管接続用部材が必要となる。その
ため、各種管路にあった多数の管接続用部材を用意する
ためには、これらの管接続用部材をすべて別金型で製造
せねばならず、特に高圧で成形される射出成形の場合に
は、強固でかつバリがでないように精密に仕上げねばな
らず非常に高価な設備、金型が必要となる。特に品種が
多く、1種当たりの生産個数の少ないクロスなどの4方
向継手の場合にはコスト高につながっていた。
【0004】そこで、特開平5−118487号公報に
は、一端に発熱するコイルが埋設された融着部が形成さ
れ、他端に管路構成部品の端部と突き合わせ接合可能な
接続部が形成された受け口部材と、クロスなどの各種形
状に形成された管路構成部品をそれぞれ射出成形等によ
り形成し、上記受け口部材の端部と、管路構成部品の端
部とを突き合わせ接合してなる管接続用部材が提案され
ている。
は、一端に発熱するコイルが埋設された融着部が形成さ
れ、他端に管路構成部品の端部と突き合わせ接合可能な
接続部が形成された受け口部材と、クロスなどの各種形
状に形成された管路構成部品をそれぞれ射出成形等によ
り形成し、上記受け口部材の端部と、管路構成部品の端
部とを突き合わせ接合してなる管接続用部材が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クロス
のような形状となると、管路構成部品(継手本体)のみ
でさえ、金型構造が複雑となるだけでなく、1種当たり
の生産個数が少ないので、なおコスト高につながってい
た。
のような形状となると、管路構成部品(継手本体)のみ
でさえ、金型構造が複雑となるだけでなく、1種当たり
の生産個数が少ないので、なおコスト高につながってい
た。
【0006】そこで、図5に示したように、2つのT字
継手a1 、a2 を、できるだけ小さくするように成形
し、施工現場において電気融着ソケットbと融着して一
体化して管接続用部材として、使用していた。
継手a1 、a2 を、できるだけ小さくするように成形
し、施工現場において電気融着ソケットbと融着して一
体化して管接続用部材として、使用していた。
【0007】ところで、ガス配管等の埋設管において
は、図6に示したように、私有境界線fからの距離L3
が一定になるように配管される。しかし、図5に示した
管接続用部材cを用いると、配管のため、掘削に要する
領域Cが広くなり、また、継手d、e(90°エルボ継
手)も必要となり、配管のため別のコスト高になる要因
を有していた。
は、図6に示したように、私有境界線fからの距離L3
が一定になるように配管される。しかし、図5に示した
管接続用部材cを用いると、配管のため、掘削に要する
領域Cが広くなり、また、継手d、e(90°エルボ継
手)も必要となり、配管のため別のコスト高になる要因
を有していた。
【0008】本発明は上記の課題を解決し、施工現場で
簡単に製造でき、施工コストが少なくて済む、4方向継
手の製造方法を提供することを目的とする。
簡単に製造でき、施工コストが少なくて済む、4方向継
手の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の4方向継手の製
造方法は、2つの主管と1つの枝管に接続端を有し、熱
可塑性樹脂により形成された2個のチーズの、第1のチ
ーズ及び第2のチーズの各一方の主管を切断する工程
と、第1のチーズ及び第2のチーズの各の他方の主管を
把持し、第1のチーズの一方の主管の切断部と、第2の
チーズの一方の主管の切断部とを突き合わせ融着する工
程とを有するものである。
造方法は、2つの主管と1つの枝管に接続端を有し、熱
可塑性樹脂により形成された2個のチーズの、第1のチ
ーズ及び第2のチーズの各一方の主管を切断する工程
と、第1のチーズ及び第2のチーズの各の他方の主管を
把持し、第1のチーズの一方の主管の切断部と、第2の
チーズの一方の主管の切断部とを突き合わせ融着する工
程とを有するものである。
【0010】本発明において使用されるチーズの材質
は、通常の射出成形に使用される熱可塑性樹脂が使用さ
れ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフ
ィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、アク
リロニトリル−ブタジエン─スチレン共重合体等が挙げ
られる。
は、通常の射出成形に使用される熱可塑性樹脂が使用さ
れ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフ
ィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、アク
リロニトリル−ブタジエン─スチレン共重合体等が挙げ
られる。
【0011】本発明において使用されるチーズの材質
は、上記熱可塑性樹脂を使用し、予め射出成形法等従来
公知の方法で成形されたものである。
は、上記熱可塑性樹脂を使用し、予め射出成形法等従来
公知の方法で成形されたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明に使用されるチ
ーズの一例を示す部分断面図である。図1において、第
1のチーズ2は、主管3,3’及び枝管31に各接続端
32、33、34を有する、射出成形により成形され
た、ポリエチレン製のものである。
面を参照して説明する。図1は、本発明に使用されるチ
ーズの一例を示す部分断面図である。図1において、第
1のチーズ2は、主管3,3’及び枝管31に各接続端
32、33、34を有する、射出成形により成形され
た、ポリエチレン製のものである。
【0013】本発明の4方向継手の製造方法は、まず図
1に示したように、第1のチーズ2の一方の主管3をA
−A断面で融着機で切断する。なお、他方の主管3’の
接続端33の長さL1 はクランプ等で把持できる長さに
予め設定しておく。
1に示したように、第1のチーズ2の一方の主管3をA
−A断面で融着機で切断する。なお、他方の主管3’の
接続端33の長さL1 はクランプ等で把持できる長さに
予め設定しておく。
【0014】同様にして、第2のチーズの一方の主管
(図示せず)を切断し、第1のチーズ2の他方の主管
3’の接続端33及び第2のチーズの他方の主管(図示
せず)をクランプ等で把持し、第1の一方の主管3の切
断部(A−A断面部)と、第2のチーズの一方の主管の
切断部を図示しない熱板に当接し、所定の温度に達した
ら、両切断部を熱板から離して、両切断部同士を当接す
る。所定時間経過すると、図2に示したような、4方向
継手1が得られる。
(図示せず)を切断し、第1のチーズ2の他方の主管
3’の接続端33及び第2のチーズの他方の主管(図示
せず)をクランプ等で把持し、第1の一方の主管3の切
断部(A−A断面部)と、第2のチーズの一方の主管の
切断部を図示しない熱板に当接し、所定の温度に達した
ら、両切断部を熱板から離して、両切断部同士を当接す
る。所定時間経過すると、図2に示したような、4方向
継手1が得られる。
【0015】図2は、本発明により製造される4方向継
手の一例を示す部分断面図である。図2に示すように4
方向継手1は、新たな接続端41、42、43、44を
有し、接続端41、42は同一直線上に、接続端43、
44は距離L2 だけ中心線がずれて設けられている。な
お接続端41、42と接続端43、44は互いに直交し
て設けられている。
手の一例を示す部分断面図である。図2に示すように4
方向継手1は、新たな接続端41、42、43、44を
有し、接続端41、42は同一直線上に、接続端43、
44は距離L2 だけ中心線がずれて設けられている。な
お接続端41、42と接続端43、44は互いに直交し
て設けられている。
【0016】なお、図1、2においては、4方向とも同
径の場合を示しているが、異径であってもよいし、さら
に、接続端に電気融着ソケットが取り付けられていても
よい。
径の場合を示しているが、異径であってもよいし、さら
に、接続端に電気融着ソケットが取り付けられていても
よい。
【0017】図3は、本発明により製造される4方向継
手1を用いて配管されたガス配管の一例を示す説明図で
ある。図3において4方向継手1の接続端41、42、
43、44に管本体51、52、53、54を接続す
る。この際、本管53、54は、既設管を湾曲させ、本
発明の4方向継手1接続端43、44に接続することに
より、図6に示した場合と異なり、継手d、e(90°
エルボ継手)が不要となるばかりか、私有境界線fから
の距離L3 が一定になるように配管した際、配管のた
め、掘削に要する領域Bが狭くなり、さらにコストの削
減につながる。
手1を用いて配管されたガス配管の一例を示す説明図で
ある。図3において4方向継手1の接続端41、42、
43、44に管本体51、52、53、54を接続す
る。この際、本管53、54は、既設管を湾曲させ、本
発明の4方向継手1接続端43、44に接続することに
より、図6に示した場合と異なり、継手d、e(90°
エルボ継手)が不要となるばかりか、私有境界線fから
の距離L3 が一定になるように配管した際、配管のた
め、掘削に要する領域Bが狭くなり、さらにコストの削
減につながる。
【0018】
【発明の効果】本発明の4方向継手の製造方法は、2つ
の主管と1つの枝管に接続端を有し、熱可塑性樹脂によ
り形成された2個のチーズの、第1のチーズ及び第2の
チーズの各一方の主管を切断する工程と、第1のチーズ
及び第2のチーズの各他方の主管を把持し、第1のチー
ズの一方の主管の切断部と、第2のチーズの一方の主管
の切断部とを突き合わせ融着する工程とを有するもので
あるから、施工現場で簡単に製造でき、施工コストが少
なくて済む。
の主管と1つの枝管に接続端を有し、熱可塑性樹脂によ
り形成された2個のチーズの、第1のチーズ及び第2の
チーズの各一方の主管を切断する工程と、第1のチーズ
及び第2のチーズの各他方の主管を把持し、第1のチー
ズの一方の主管の切断部と、第2のチーズの一方の主管
の切断部とを突き合わせ融着する工程とを有するもので
あるから、施工現場で簡単に製造でき、施工コストが少
なくて済む。
【図1】本発明に使用されるチーズの一例を示す部分断
面図である。
面図である。
【図2】本発明により製造される4方向継手の一例を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図3】本発明により製造される4方向継手を用いて配
管されたガス配管の一例を示す説明図である。
管されたガス配管の一例を示す説明図である。
【図4】従来の4方向継手の一例を示す部分断面図であ
る。
る。
【図5】従来の4方向継手の別の例を示す部分断面図で
ある。
ある。
【図6】従来の4方向継手を用いて配管されたガス配管
の一例を示す説明図である。
の一例を示す説明図である。
1 4方向継手 2 第1のチーズ 3、3’主管、 31 枝管 32、33、34 接続端
Claims (1)
- 【請求項1】 2つの主管と1つの枝管に接続端を有
し、熱可塑性樹脂により形成された2個のチーズの、第
1のチーズ及び第2のチーズの各一方の主管を切断する
工程と、第1のチーズ及び第2のチーズの各他方の主管
を把持し、第1のチーズの一方の主管の切断部と、第2
のチーズの一方の主管の切断部とを突き合わせ融着する
工程とを有することを特徴とする4方向継手の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9256918A JPH1194176A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 4方向継手の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9256918A JPH1194176A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 4方向継手の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1194176A true JPH1194176A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17299194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9256918A Pending JPH1194176A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 4方向継手の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1194176A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017072888A1 (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | ミライアル株式会社 | 樹脂製管継手、配管及び、配管の製造方法 |
US11199284B2 (en) | 2015-09-29 | 2021-12-14 | Miraial Co., Ltd. | Resin pipe joint |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP9256918A patent/JPH1194176A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11199284B2 (en) | 2015-09-29 | 2021-12-14 | Miraial Co., Ltd. | Resin pipe joint |
WO2017072888A1 (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | ミライアル株式会社 | 樹脂製管継手、配管及び、配管の製造方法 |
JPWO2017072888A1 (ja) * | 2015-10-28 | 2018-08-16 | ミライアル株式会社 | 樹脂製管継手、配管及び、配管の製造方法 |
US11441716B2 (en) | 2015-10-28 | 2022-09-13 | Miraial Co., Ltd. | Resin pipe joint, piping, and piping production method |
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