JPH1193987A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH1193987A
JPH1193987A JP25382497A JP25382497A JPH1193987A JP H1193987 A JPH1193987 A JP H1193987A JP 25382497 A JP25382497 A JP 25382497A JP 25382497 A JP25382497 A JP 25382497A JP H1193987 A JPH1193987 A JP H1193987A
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Norio Imai
教雄 今井
Takafumi Nozawa
啓文 野沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力クラッチの急激な解放によるトルク抜け
及び入力クラッチの応答性の悪化を防止する。 【解決手段】 油圧サーボの係合圧を排出する際、この
係合圧は、油圧サーボから第2の油路M2、第3の油路
M3中の一方向バルブ120及びアキュムレータ91、
第1の油路M1を介してマニュアルバルブ77からドレ
ーンされるため、トルク抜けのショックは発生しない。
一方、リニアソレノイドバルブSLCによって油圧サー
ボC1の係合圧を制御する際には、係合圧の元となるマ
ニュアルバルブ77の所定レンジのレンジ圧が第1の油
路M1、コントロールバルブ80、第2の油路M2を介
して油圧サーボC1に供給され、このとき、一方向バル
ブ120の方向性によりアキュムレータ91は経由しな
い。したがって、係合圧は、アキュムレータ91の影響
を受けることがなく、制御性、応答性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアソレノイド
バルブの出力油圧に対する入力クラッチの応答性を良好
にした自動変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来の自動変速機の油圧制御装
置(以下適宜「油圧制御装置」という)の構成を示す。
【0003】同図中、77はレンジを切り換えるための
マニュアルバルブ、80はマニュアルバルブのDレンジ
又はLレンジのレンジ圧を、リニアソレノイドバルブS
LCが出力する信号圧に応じて調圧するC1コントロー
ルバルブ、81はソレノイドS1の信号圧によって切り
換えられるリレーバルブであり、油圧サーボC1に入力
する入力クラッチの係合圧を、マニュアルバルブ77の
Dレンジ圧(又はLレンジ圧)か、C1コントロールバ
ルブ80による制御圧かに切り換える。120、121
は一方向バルブ、そして、91は分岐点A5に接続され
たアキュムレータである。
【0004】ここで、アキュムレータ91を有する上述
の従来例を従来例1、また、アキュムレータ91を有さ
ない従来例を従来例2とすると、この従来例2の場合、
入力クラッチの係合圧をリニアソレノイドバルブSLC
によって良好に制御することができるが、マニュアルバ
ルブ77をDレンジ(又はLレンジ)からNレンジに切
り換えた(以下「D−Nシフト」という)ときに、油圧
サーボC1の油圧が一方向バルブ120を介してマニュ
アルバルブ77から排出される際、入力クラッチの急激
な解放によるトルク抜けのショックが発生する。
【0005】このトルク抜けのショックは、上述の従来
例1に示すように、分岐点A5にアキュムレータ91を
設けることで解消することができる。すなわち、D−N
シフト時の油圧サーボC1の油圧は、一方向バルブ12
0を介してマニュアルバルブ77から排出されるが、こ
のときアキュムレータ91が作動し、これにより、トル
ク抜けのショックはなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例1の油圧制御装置においては、リニアソレノイド
バルブSLCによって、入力クラッチの係合圧を制御す
る際にもアキュムレータ91が作用してしまい、リニア
ソレノイドバルブSLCの信号圧通りに油圧サーボC1
の油圧を調圧して入力クラッチの係合圧を制御するのが
困難であるという問題、すなわち、油圧サーボC1の追
従性が悪化して、入力クラッチの応答性が低下するとい
う問題があった。
【0007】そこで、本発明は、アキュムレータが、マ
ニュアルバルブによる係合圧の解放時には作動し、リニ
アソレノイドバルブによる係合圧の制御時には作動しな
いようにし、入力クラッチの急激な解放によるトルク抜
け及び入力クラッチの応答性の悪化を防止するようにし
た自動変速機の油圧制御装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】ここで、次の「課題を解決するための手
段」及び「発明の作用・効果」におけるカッコ内の符号
は、各部材等と各図面との対照を容易にするために便宜
的に付したものであって、このことにより本発明の構成
が何らの制約を受けるものでない。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に係る本発明は、レンジを切り換えるマニ
ュアルバルブ(77)と、油圧サーボ(C1)に入力さ
れる係合圧に応じて動力を接断する入力クラッチ(C
1 )と、前記マニュアルバルブ(77)から第1の油路
(M1)を介して入力された所定レンジのレンジ圧を、
リニアソレノイドバルブ(SLC)が出力する信号圧に
よって調圧し、第2の油路(M2)を介して前記油圧サ
ーボ(C1)に前記係合圧として入力するコントロール
バルブ(80)と、前記第1の油路(M1)と前記第2
の油路(M2)とを連結する第3の油路(M3)に配設
されたアキュムレータ(91)と、前記第3の油路(M
3)における前記アキュムレータ(91)と前記第2の
油路(M2)との間に配設されるとともに、前記第1の
油路(M1)側から前記第2の油路(M2)側への油圧
の流れを阻止し、かつ前記第2の油路(M2)側から前
記第1の油路(M1)側への油圧の流れを許容する一方
向バルブ(120)とを備える、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る本発明は、前記油圧サーボ
(C1)に入力される係合圧を、前記マニュアルバルブ
(77)の所定レンジのレンジ圧と、前記コントロール
バルブ(80)によって調圧された制御圧とのうちの一
方に選択的に切り換えるリレーバルブ(81)を備え、
該リレーバルブ(81)を前記第2の油路(M2)と、
前記第3の油路(M3)における前記アキュムレータ
(91)と前記一方向バルブ(120)との間に接続す
る、ことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用・効果】請求項1の発明によると、例え
ば、油圧サーボ(C1)の係合圧を排出する際、この係
合圧は、油圧サーボ(C1)から第2の油路(M2)、
第3の油路(M3)中の一方向バルブ(120)及びア
キュムレータ(91)、第1の油路(M1)を介してマ
ニュアルバルブ(77)に流れ、マニュアルバルブ(7
7)から排出することができる。すなわち、油圧はアキ
ュムレータ(91)を介して排出されるので、排出速度
が緩やかになり、トルク抜けのショックは発生しない。
【0012】一方、リニアソレノイドバルブ(SL
C)、コントロールバルブ(80)によって油圧サーボ
(C1)の係合圧を制御する際には、係合圧の元となる
マニュアルバルブ(77)の所定レンジのレンジ圧が第
1の油路(M1)、コントロールバルブ(80)、第2
の油路(M2)を介して油圧サーボ(C1)に供給さ
れ、このとき、一方向バルブ(120)の方向性により
アキュムレータ(91)は経由しない。したがって、係
合圧は、アキュムレータ(91)の影響を受けることが
なく、制御性、応答性が向上する。
【0013】請求項2の発明によると、入力クラッチ
(C1 )の係合圧が、コントロールバルブ(80)から
の制御圧である場合と、マニュアルバルブ(77)から
のレンジ圧である場合とがある。そして、係合圧がレン
ジ圧である場合、これを排出する際、請求項1と同様の
第3の油路(M3)の外に、リレーバルブ(81)を経
由する第2の油路(M2)にも係合圧が流れる。そこ
で、リレーバルブ(81)を、第2の油路(M2)と、
第3の油路(M3)におけるアキュムレータ(91)と
一方向バルブ(120)との間に接続することにより、
係合圧が第3の油路(M3)と第2の油路(M2)のう
ちのいずれの油路を通った場合でも、アキュムレータ
(91)が作動するようにすることができる。この場合
の効果は、請求項1の場合と同じである。すなわち、ト
ルク抜けのショックはなく、かつ係合圧の制御性、応答
性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0015】〈実施の形態1〉実施の形態1では、以
下、 (1) 本発明に係る自動変速機の油圧制御装置を適用し得
る無段変速機の構成 (2) 無段変速機の油圧回路の構成 (3) (1) の無段変速機及び(2) の油圧回路の動作 (4) 本発明に係る自動変速機の油圧制御装置の構成 (5) 本発明に係る自動変速機の油圧制御装置の動作 の順で説明する。
【0016】(1) 本発明に係る自動変速機の油圧制御装
置を適用し得る無段変速機の構成 図1に、本発明に係る自動変速機の油圧制御装置を適用
し得る車輌用無段自動変速機(以下「無段変速機」とい
う)1の概略構成を示す。
【0017】同図に示す無段変速機1は、CVT(ベル
ト式無段変速装置)2、前後進切換え装置3、ロックア
ップクラッチ5を内蔵したトルクコンバータ6、カウン
タシャフト7、及びディファレンシャル装置9を備えて
おり、これらの装置や部材が分割ケース(不図示)に収
納されている。
【0018】トルクコンバータ6は、エンジン出力軸1
0にフロントカバー17を介して連結されているポンプ
インペラ11、入力軸12に連結されているタービンラ
ンナ13、及びワンウェイクラッチ15を介して支持さ
れているステータ16を有する。そして、ロックアップ
クラッチ5は、入力軸12とフロントカバー17との間
に介装されている。なお、図中20は、ロックアップク
ラッチプレートと入力軸12との間に介装されたダンパ
スプリングであり、また、21は、ポンプインペラ11
に連結されて駆動されるオイルポンプである。
【0019】CVT2は、プライマリシャフト22に固
定された固定シーブ23、及びこのプライマリシャフト
22に軸方向の摺動のみ自在に支持されている可動シー
ブ25からなるプライマリプーリ26と、セカンダリシ
ャフト27に固定されている固定シーブ29、及びこの
セカンダリシャフト27に軸方向の摺動のみ自在に支持
されている可動シーブ30からなるセカンダリプーリ3
1と、これらプライマリプーリ26とセカンダリプーリ
31とに巻き掛けられた金属製のベルト32とを備えて
いる。
【0020】さらに、プライマリ側可動シーブ25の背
面にはダブルピストンからなる油圧アクチュエータ33
が配置されており、またセカンダリ側可動シーブ30の
背面にはシングルピストンからなる油圧アクチュエータ
35が配置されている。上記プライマリ側油圧アクチュ
エータ33は、プライマリシャフト22に固定されたシ
リンダ部材36及び反力支持部材37と、可動シーブ2
5に固定された筒状部材39及びピストン部材40を有
しており、筒状部材39、反力支持部材37及び可動シ
ーブ25の背面にて第1の油圧室41を構成するととも
に、シリンダ部材36及びピストン部材40にて第2の
油圧室42を構成する。そして、これら第1の油圧室4
1と第2の油圧室42とは、連通孔37aにて互いに連
通されているため、全体として、同一油圧によりセカン
ダリ側油圧アクチュエータ35に発生する軸力に比して
ほぼ2倍の軸力を発生する。一方、セカンダリ側油圧ア
クチュエータ35は、セカンダリシャフト27に固定さ
れている反力支持部材43及び可動シーブ30の背面に
固定されている筒状部材45を有しており、これら反力
支持部材43と筒状部材45とにより1個の油圧室46
を構成するとともに、可動シーブ30と反力支持部材4
3との間にプリロード用のスプリング47が縮設されて
いる。
【0021】前後進切換え装置3は、ダブルピニオンプ
ラネタリギヤ50、リバースブレーキB1 、及びダイレ
クトクラッチ(入力クラッチ)C1 を有している。上述
のダブルピニオンプラネタリギヤ50は、そのサンギヤ
Sが入力軸12に連結されており、第1のピニオンP1
及び第2のピニオンP2 を支持するキャリヤCRがプラ
イマリ側固定シーブ23に連結されており、そしてリン
グギヤRが上述のリバースブレーキB1 に連結されてお
り、またキャリヤCRとリングギヤRとの間に上述のダ
イレクトクラッチC1 が介装されている。
【0022】カウンタシャフト7には、大ギヤ51及び
小ギヤ52が固定されており、大ギヤ51はセカンダリ
シャフト27に固定されたギヤ53に噛合し、かつ小ギ
ヤ52はディファレンシャル装置9のギヤ55に噛合し
ている。ディファレンシャル装置9においては、このギ
ヤ55を有するデフケース66に支持されたデフギヤ5
6の回転が左右サイドギヤ57、59を介して左右車軸
60、61に伝達される。
【0023】また、プライマリ側固定シーブ23の外周
部には多数個の凹凸部23aが歯切りにより等間隔に形
成されており、またこれら凹凸部23aに臨むようにケ
ース(不図示)に固定されて電磁ピックアップ62が配
置されている。同様に、セカンダリ側固定シーブ29の
外周部にも多数個の凹凸部29aが歯切りにより等間隔
に形成されており、またこれら凹凸部29aに臨むよう
にケースに固定されて電磁ピックアップ63が配置され
ている。これら電磁ピックアップ62、63は、それぞ
れその検知面が上述の凹凸部23a、29aに近接して
配置され、凹凸部23a、29aを検出するそれぞれプ
ライマリ(入力)回転数センサ、セカンダリ(出力)回
転数センサ(車速センサ)を構成している。また、フロ
ントカバー17に近接して電磁ピックアップ65が配置
されており、電磁ピックアップ65はエンジン回転数セ
ンサを構成している。そして、入力トルクは、マップに
よりスロットル開度とエンジン回転数に基づきエンジン
トルクを求め、さらにトルクコンバータ6の入出力回転
数から速度比を計算し、この速度比によりマップにてト
ルク比を求め、エンジントルクにこのトルク比を乗じて
求められる。
【0024】(2) 無段変速機の油圧回路の構成 つづいて、図2を参照して、本発明が適用される無段変
速機1の油圧回路について説明する。
【0025】図2において、21は上述のオイルポン
プ、70はオイルポンプコントロールバルブ、S2はこ
のオイルポンプコントロールバルブ用ソレノイドバルブ
である。また、72はプライマリレギュレータバルブ、
73はセカンダリレギュレータバルブ、SLTはライン
圧制御用リニアソレノイドバルブ、SLCはロックアッ
プ制御用リニアソレノイドバルブ、SLRはレシオ制御
用リニアソレノイドバルブであり、76はソレノイドバ
ルブ用モジュレータバルブである。
【0026】77はマニュアルバルブであって、マニュ
アル操作により、同図中の表に示すように、クラッチモ
ジュレータバルブ79によって調圧されるモジュレート
圧(ポート1の油圧)がポート2又はポート3に切り換
えられる。80はC1コントロールバルブ、81はニュ
ートラルリレーバルブ、82はリバースインヒビットバ
ルブ、S1は前後進制御用ソレノイドバルブである。ま
た、C1は前述のダイレクトクラッチC1 用の油圧サー
ボ、B1は前述のリバースブレーキB1 用油圧サーボ、
90、91はそれぞれB1用アキュムレータ、C1用ア
キュムレータである。
【0027】92はレシオコントロールバルブ、33及
び35は前述のプライマリ側油圧アクチュエータ及びセ
カンダリ側油圧アクチュエータである。96はロックア
ップリレーバルブ、S3はロックアップ切換え用ソレノ
イドバルブである。なお、図中、EXはドレーンポート
である。
【0028】そして、97はバイパスコントロールバル
ブ、99はセカンダリコントロール圧モジュレータバル
ブ、100はクーラー、110はゲインコントロールバ
ルブである。
【0029】(3) 無段変速機及び油圧回路の動作 つづいて、上述構成の無段変速機1及び油圧回路の動作
について説明する。エンジン回転に基づくオイルポンプ
21の起動により、所定油圧が発生し、この油圧は、プ
ーリ比及び入力トルクに基づき演算される制御部からの
信号により制御されるリニアソレノイドバルブSLTに
基づきプライマリレギュレータバルブ72により、ライ
ン圧PL に調圧され、さらに後述するセカンダリレギュ
レータバルブ73により、セカンダリ圧PS に調圧され
る。また、停止状態等、高いライン圧PL を必要としな
い場合、制御部からの信号に基づきソレノイドバルブS
2が制御され、オイルポンプコントロールバルブ70を
右半位置に操作して、ポンプ21からの油圧を直接循環
させる。
【0030】マニュアルバルブ77のD(ドライブ)レ
ンジ及びL(エル)レンジにあっては、ポート1からの
油圧がポート2を介してダイレクトクラッチ用油圧サー
ボC1に供給され、ダイレクトクラッチC1 が接続す
る。この状態では、エンジン出力軸10の回転は、トル
クコンバータ6、入力軸12及びダイレクトクラッチC
1 により直結状態となっているプラネタリギヤ50を介
してプライマリプーリ26に伝達され、さらに適宜変速
されるCVT2を介してセカンダリシャフト27に伝達
され、そしてカウンタシャフト7、ディファレンシャル
装置9を介して左右車軸60、61に伝達される。
【0031】また、マニュアルバルブ77をR(リバー
ス)レンジに操作すると、ポート1からの油圧はポート
3を介してブレーキ用油圧サーボB1に供給される。こ
の状態では、プラネタリギヤ50のリングギヤRが係止
され、入力軸12からのサンギヤSの回転は、キャリヤ
CRに逆回転として取り出され、この逆回転がプライマ
リプーリ26に伝達される。
【0032】前述のCVT2は、セカンダリプーリ31
の油圧アクチュエータ35にプライマリレギュレータバ
ルブ72からのライン圧PL が供給されており、入力ト
ルク及び変速比に応じたベルト挟持力を作用する。一
方、制御部からの変速信号に基づきレシオコントロール
用リニアソレノイドバルブSLRが制御され、このレシ
オコントロール用リニアソレノイドバルブSLRからの
(信号圧)によりレシオコントロールバルブ92が制御
されて、その出力ポートからの油圧がプライマリプーリ
26のダブルピストンからなる油圧アクチュエータ33
に供給され、これによりCVT2の変速比が適宜制御さ
れる。
【0033】そして、エンジン出力軸10のトルクは、
トルクコンバータ6を介して入力軸12に伝達され、特
に発進時にあっては、このトルクコンバータ6によりト
ルク比が高くなるように変速されて入力軸12に伝達さ
れ、滑らかに発進する。また、トルクコンバータ6は、
ロックアップクラッチ5を有しており、高速安定走行時
にあっては、このロックアップクラッチ5が係合して、
エンジン出力軸10と入力軸12とが直結状態となっ
て、トルクコンバータ6の油流による動力損失を減少さ
せている。
【0034】以上で、本発明が適用される無段変速機
1、及びこの無段変速機1の油圧回路の構成及び動作に
ついての説明を終える。
【0035】(4) 本発明に係る自動変速機の油圧制御装
置の構成 次に、上述の図2の一部拡大図である図3を参照して、
本発明の特徴部分について詳述する。
【0036】図3に示すように、本発明に係る自動変速
機の油圧制御装置は、マニュアルバルブ77と、入力ク
ラッチとしてのダイレクトクラッチC1 (図1参照、た
だし、図3ではダイレクトクラッチC1 の油圧サーボC
1を図示している。)と、リニアソレノイドバルブSL
Cと、C1コントロールバルブ80と、アキュムレータ
91と、一方向バルブ120とを主要構成部材として構
成されており、そのほかにリレーバルブ(ニュートラル
リレーバルブ)81、ソレノイドバルブS1を備えてい
る。
【0037】マニュアルバルブ77は、マニュアル操作
により、図3中の表に示すように、クラッチモジュレー
タバルブ79によって調圧されるモジュレート圧(ポー
ト1の油圧)がポート2又はポート3に切り換えられる
ものである。例えば、Dレンジ及びLレンジにあって
は、ポート1に入力された油圧を、ポート2から出力す
る。
【0038】リニアソレノイドバルブSLCは、マニュ
アルバルブ77に入力されるのと同じモジュレート圧が
ソレノイドバルブ用モジュレータバルブ76を介して入
力される入力ポートaと、入力ポートaに入力された油
圧が調圧されて信号圧として出力される出力ポートbと
を有する。
【0039】C1コントロールバルブ80は、上述のリ
ニアソレノイドバルブSLCの出力ポートbからの信号
圧が入力される入力ポートdと、マニュアルバルブ77
のポート2からのレンジ圧が入力される入力ポートc
と、信号圧によって調圧されたレンジ圧を制御圧として
出力する出力ポートfと、出力ポートfからの制御圧が
オリフィスを介してフィードバックされる入力ポートe
とを有する。上述の出力ポートfは、後述のリレーバル
ブ81の入力ポートiに接続される外、一方向バルブ1
21を介して油圧サーボC1に接続されている。この一
方向バルブ121は、C1コントロールバルブ80から
油圧サーボC1側への油圧の流れのみを許容する。
【0040】リレーバルブ81は、ソレノイドバルブS
1の信号圧が入力される入力ポートgと、マニュアルバ
ルブ77のポート2からのレンジ圧がオリフィスを介し
て入力される入力ポートhと、上述のC1コントロール
バルブ80の出力ポートfからの制御圧が入力される入
力ポートiと、入力ポートhに入力されたレンジ圧と入
力ポートiに入力された制御圧とのうちの一方が選択的
に出力される出力ポートjとを有する。この出力ポート
jは、油圧サーボC1に接続されている。
【0041】次に、上述の各バルブ等を接続する油路に
ついて説明する。図3中のマニュアルバルブ77のポー
ト2とC1コントロールバルブ80の入力ポートcとを
接続する油路を第1の油路M1、C1コントロールバル
ブ80の出力ポートfからリレーバルブ81又は一方向
バルブ121を介して油圧サーボC1に至る油路を第2
の油路M2とする。また、第1の油路M1上の分岐点A
3と、第2の油路M2上の分岐点A4とを接続する油路
を油路M3とする。
【0042】このように決めると、上述のアキュムレー
タ91は第3の油路M3に配設されている。すなわち、
第3の油路M3の分岐点A2に接続されている。
【0043】そして、第3の油路M3における、アキュ
ムレータ91と第2の油路M2との間、すなわち、分岐
点A2と分岐点A4との間には、一方向バルブ120が
配設されている。この一方向バルブ120は、第1の油
路M1側(分岐点A3側)から第2の油路M2側(分岐
点A4側)への油圧の流れを阻止し、かつ第2の油路M
2側(分岐点A4側)から第1の油路M1側(分岐点A
3側)への油圧の流れを許容する向きで配設されてい
る。
【0044】また、上述のリレーバルブ81の入力ポー
トhは、第3の油路M3における分岐点A2と分岐点A
3との間の、分岐点A1に接続されている。
【0045】(5) 本発明に係る自動変速機の油圧制御装
置の動作 図3を参照しながら、まず、マニュアルバルブ77をN
レンジからDレンジに切り換えた(以下「N−Dシフ
ト」)ときの動作について説明する。
【0046】ソレノイドバルブS1によってリレーバル
ブ81を右半位置に配置する。この状態で、N−Dシフ
トが行われると、マニュアルバルブ77のポート2から
の油圧は、C1コントロールバルブ80の元圧として急
速に立ち上がり、第1の油路M1を介してC1コントロ
ールバルブ80の入力ポートcに入力される。ポート2
からの油圧は、同時に、第1の油路M1の分岐点A3、
第3の油路M3を介してアキュムレータ91に供給され
るが、このとき、分岐点A3側は分岐点A4側よりも圧
力が高いことに基づき、一方向バルブ120は閉鎖され
る。したがって、N−Dシフト時には、リニアソレノイ
ドバルブSLC及びC1コントロールバル80によって
制御された油圧が、第2の油路M2(リレーバルブ81
及び一方向バルブ121)を介して油圧サーボC1に供
給される。このとき、上述のように、一方向バルブ12
0は閉鎖されているので、油圧サーボC1の係合圧は、
アキュムレータ91の影響を受けることなく、制御性、
応答性が悪化することはない。
【0047】これに対して、図7に示す従来例1による
と、アキュムレータ91がC1コントロールバルブ80
の下流側に配置されており、アクチュエータ91は、C
1コントロールバルブ80の制御圧(出力圧)の上昇に
伴って内圧が立ち上がるので、その分、油圧サーボC1
の圧力上昇が遅れることになる。
【0048】なお、定速走行等の、入力クラッチC1
対する係合圧の制御が不要な場合には、ソレノイドS1
によってリレーバルブ81を左半位置に切換え、これに
より、油圧サーボC1に供給する油圧を、C1コントロ
ールバルブ80を介することなく、マニュアルバルブ7
7から直接、すなわち、ポート2、第1の油路M1、分
岐点A3、第3の油路M3、分岐点A1、リレーバルブ
81の入力ポートg、出力ポートj、第2の油路M2を
介して油圧サーボC1に供給することができる。
【0049】次に、図3、図5を参照して、マニュアル
バルブ77をDレンジからNレンジに切り換えた(以下
「D−Nシフト」という)ときの動作について説明す
る。なお、同図中のPc-1 は、油圧サーボC1に供給さ
れる油圧の最大値を示し、当然に必要係合圧を上回って
いる。
【0050】D−Nシフトが行われると(図5のシフト
点)、リレーバルブ81は、ソレノイドS1によって左
半位置にあり、油圧サーボC1の油圧は、次の油路を介
してマニュアルバルブ77からドレーンされる。次の油
路とは、第2の油路M2、分岐点A4、第3の油路M
3、一方向バルブ120、分岐点A2、アキュムレータ
91、分岐点A1、及び第2の油路M2、分岐点A4、
リレーバルブ81の出力ポートj、入力ポートh、分岐
A1で、それぞれがさらに、分岐点A3、第1の油路M
1、マニュアルバルブ77のポート2、ドレーンEXを
介してドレーンされる。このとき、図5に示すように、
シフト点を過ぎると、油圧サーボC1の油圧は、急激に
低下する。そして、前述の従来例2(アキュムレータ9
1がない従来例)の場合は(同図の一点鎖線)、必要係
合圧近傍においても、油圧サーボC1の油圧は同様に急
激に低下をつづけるため、入力クラッチC1 の解放ショ
ックが発生する。これに対して、本実施の形態1による
と、油圧サーボC1の油圧が、必要係合圧近傍まで低下
する以前に、アキュムレータ91のダンパ効果が現れる
ため、同図の実線に示すように、必要係合圧近傍におい
ては、油圧の低下が緩やかになる。このため、入力クラ
ッチC1 の急激な解放によるトルク抜けショックが発生
することはない。
【0051】また、ドレーン時に油圧の流れに対して、
分岐点A1が分岐点A2の下流側に設定されているため
に、このリレーバルブ81等を介してドレーンされる油
圧に対しては、アキュムレータ91は作用しない。した
がって、図3に示す「実施の形態1」においては、アキ
ュムレータ91のダンパ作用が低下されることになる。
なお、この場合のダンパ作用の低下を防止するようにし
たのが、後述の「実施の形態2」である。
【0052】最後に、図3、図6を参照して、車輌停止
時に入力クラッチC1 をスリップ状態にするニュートラ
ル制御(N制御)時の動作について説明する。なお、図
6における目標制御圧は、図5における必要係合圧とほ
ぼ等しい。ただし、一般的には、前者の目標制御圧は、
後者の必要係合圧よりも少し低く設定されている。
【0053】N制御は、C1コントロールバルブ80か
らの出力圧(制御圧)を油圧サーボC1に供給するもの
であり、このときには、リレーバルブ81は当然に右半
位置に配置される。このN制御において、C1コントロ
ールバルブ80は、マニュアルバルブ77のポート2か
ら第1の油路M1を介して入力ポートcに入力された油
圧を、リニアソレノイドバルブSLCの信号圧に応じて
調圧し、制御圧として出力ポートfから出力する。この
制御圧は、第2の油路M2(リレーバルブ81及び一方
向バルブ121)を介して油圧サーボC1に供給され
る。このとき、前述のように、分岐点A3における油圧
が、分岐点A4における油圧を上回っていて、一方向バ
ルブ120が閉鎖されているので、C1コントロールバ
ルブ80から第2の油路M2を介して油圧サーボC1に
供給される制御圧が、分岐点A4、一方向バルブ120
を介してアキュムレータ91に流れることはない。すな
わち、C1コントロールバルブ80から出力される制御
圧に、アキュムレータ91が作用することはない。図6
に示すように、N制御が開始されると、油圧サーボC1
の油圧は、制御目標圧近傍なで急激に低下する。その
後、前述の従来例1(同図の太い一点鎖線)では、制御
目標圧近傍で、アキュムレータ91が作動してしまうた
め、油圧サーボC1の油圧は、ダンパ作動域内で大きく
揺れる。これはクラッチC1 の制御性、応答性が悪いこ
とを意味する。
【0054】これに対して、本発明においては、N制御
時にアキュムレータ91が作動しないため、油圧サーボ
C1の油圧をほぼ制御目標圧近傍に維持することがで
き、入力クラッチC1の良好な応答性を確保することが
できる。
【0055】〈実施の形態2〉図4に、実施の形態2の
油圧制御装置を示す。
【0056】本実施の形態2においては、図3に示す上
述の実施の形態1ではアキュムレータ91の分岐点A2
を一方向バルブ120と分岐点A1との間に配置してい
たのに代えて、図4に示すように分岐点A2を分岐点A
1と分岐点A3との間に配置するようにした。
【0057】これにより、上述のように、リレーバルブ
81が左半位置に配置された状態において、D−Nシフ
トが行われた場合においても、油圧サーボC1の油圧の
うちの、一方向バルブ120側を介してドレーンされる
油圧と、リレーバルブ81側を介してドレーンされる油
圧との双方が、アキュムレータ91の作用を受けること
になり、ダンパ効果が十分に発揮されて、入力クラッチ
1 の解放ショックがなくなる。
【0058】なお、本実施の形態2における、N−Dシ
フト時、及びN制御時の作用、効果については、前述の
実施の形態1のそれらと同様であり、シフトの重複説明
は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される無段変速機を示す概略図。
【図2】無段変速機全体の油圧回路を示す図。
【図3】本発明の実施の形態1における特徴部分を示す
油圧回路の拡大図。
【図4】本発明の実施の形態2における特徴部分を示す
油圧回路の拡大図。
【図5】D−Nシフト時の油圧サーボの油圧の変化を示
す図。
【図6】N制御時の油圧サーボの油圧の変化を示す図。
【図7】従来の無段変速機の油圧回路を示す図。
【符号の説明】
1 自動変速機(無段変速機) 77 マニュアルバルブ 80 コントロールバルブ(C1コントロールバル
ブ) 81 リレーバルブ 91 アキュムレータ 120 一方向バルブ C1 油圧サーボ C1 入力クラッチ(ダイレクトクラッチ) M1 第1の油路 M2 第2の油路 M3 第3の油路 SLC リニアソレノイドバルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジを切り換えるマニュアルバルブ
    と、 油圧サーボに入力される係合圧に応じて動力を接断する
    入力クラッチと、 前記マニュアルバルブから第1の油路を介して入力され
    た所定レンジのレンジ圧を、リニアソレノイドバルブが
    出力する信号圧によって調圧し、第2の油路を介して前
    記油圧サーボに前記係合圧として入力するコントロール
    バルブと、 前記第1の油路と前記第2の油路とを連結する第3の油
    路に配設されたアキュムレータと、 前記第3の油路における前記アキュムレータと前記第2
    の油路との間に配設されるとともに、前記第1の油路側
    から前記第2の油路側への油圧の流れを阻止し、かつ前
    記第2の油路側から前記第1の油路側への油圧の流れを
    許容する一方向バルブとを備える、 ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧サーボに入力される係合圧を、
    前記マニュアルバルブの所定レンジのレンジ圧と、前記
    コントロールバルブによって調圧された制御圧とのうち
    の一方に選択的に切り換えるリレーバルブを備え、 該リレーバルブを前記第2の油路と、前記第3の油路に
    おける前記アキュムレータと前記一方向バルブとの間に
    接続する、 ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧制御
    装置。
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