JP2001248725A - 動力伝達装置の制御装置 - Google Patents

動力伝達装置の制御装置

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JP2001248725A
JP2001248725A JP2000058652A JP2000058652A JP2001248725A JP 2001248725 A JP2001248725 A JP 2001248725A JP 2000058652 A JP2000058652 A JP 2000058652A JP 2000058652 A JP2000058652 A JP 2000058652A JP 2001248725 A JP2001248725 A JP 2001248725A
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valve
control
lock
pressure
oil passage
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JP2000058652A
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English (en)
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Shigeji Nakano
茂司 仲野
Yoichi Sato
洋一 佐藤
Junji Urano
純司 浦野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H2061/6604Special control features generally applicable to continuously variable gearings
    • F16H2061/6608Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift

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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦係合要素の係合容量制御とロックアップ
機構の係合容量制御とを1つのリニアソレノイドバルブ
で行うことを可能にする。 【解決手段】 ソレノイドバルブ140がオフのときに
はクラッチシフトバルブ150は左方に位置し、ロック
アップシフトバルブ170は右方に位置する。このとき
リニアソレノイドバルブ130により作り出された制御
圧は前進用クラッチ65若しくは後進用ブレーキ66に
供給されてその係合容量制御が可能となる。一方、ソレ
ノイドバルブ140がオンのときにはクラッチシフトバ
ルブ150は右方に位置し、ロックアップシフトバルブ
170は左方に位置する。このときリニアソレノイドバ
ルブ130により作り出された制御圧はロックアップ制
御バルブ180に供給され、このバルブ180により変
換して得られる係合容量制御圧によりロックアップ機構
50の係合容量制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動力伝達装置の制御
装置に関し、更に詳しくは、ロックアップ機構付きのト
ルクコンバータを備えた動力伝達装置の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような動力伝達装置の例としては、
例えば、トルクコンバータを介して入力された原動機の
動力を前後進切換機構及びベルト式無段変速機構を介し
て駆動輪に伝える車両用動力伝達装置がある。このよう
な車両用動力伝達装置においてはベルトに過大なトルク
が入力されることを防ぐため、或いはニュートラルから
の発進時又は前後進の切換時等に発生するショックを軽
減するため、前後進切換機構を構成する摩擦係合要素
(前進用クラッチ或いは後進用ブレーキ)の係合容量制
御を行う必要がある。このような摩擦係合要素の係合容
量制御はこれら摩擦係合要素に供給する油圧を制御する
ことにより行うが、この油圧制御を高精度に行う必要が
あるときにはリニアソレノイドバルブが用いられること
が多い。また、トルクコンバータのロックアップ機構に
おいても、車速等に応じた最適な係合容量制御が行われ
ることが好ましく、このような目的のためにもリニアソ
レノイドバルブが用いられる場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらリニアソ
レノイドバルブは一般に高価であり、上記のようにリニ
アソレノイドバルブを2つも有する構成はコストが非常
に高くなるという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、摩擦係合要素の係合容量制御とロックアッ
プ機構の係合容量制御とを1つのリニアソレノイドバル
ブで行うことを可能にした動力伝達装置の制御装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は、原動機(例えば、実施形態における
エンジン)から入力された動力を変速して出力する変速
機(例えば、実施形態における無段変速機CVT)と、
原動機の出力軸(例えば、実施形態におけるクランクシ
ャフトEs)と変速機の入力軸(例えば、実施形態にお
けるインプットシャフト20)との間に設けられて動力
伝達を行うトルクコンバータと、供給された油圧に応じ
た係合容量で上記出力軸と上記入力軸との間の動力伝達
を行うロックアップ機構とを有して構成される動力伝達
装置の制御装置であって、供給された油圧に応じた係合
容量で変速機内部での動力伝達を行う摩擦係合要素(例
えば、実施形態における前進用クラッチ65及び後進用
ブレーキ66)と、ライン圧を調圧して制御圧を作り出
すリニアソレノイドバルブ(例えば、実施形態における
リニアソレノイドバルブ130)と、上記制御圧を摩擦
係合要素へ供給させる第1の位置及びライン圧を摩擦係
合要素へ供給させる第2の位置とを有する第1の切換バ
ルブ(例えば、実施形態におけるクラッチシフトバルブ
150)と、上記制御圧のロックアップ機構への供給を
行う第1の位置及び上記制御圧のロックアップ機構への
供給を遮断する第2の位置とを有する第2の切換バルブ
(例えば、実施形態におけるロックアップシフトバルブ
170)と、第1の切換バルブを第1の位置に位置さ
せ、且つ第2の切換バルブを第2の位置に位置させる第
1の信号圧(例えば、実施形態におけるオフ信号圧)及
び第1の切換バルブを第2の切換位置に位置させ、且つ
第2の切換バルブを第1の位置に位置させる第2の信号
圧(例えば、実施形態におけるオン信号圧)のうちのい
ずれかを選択的に出力可能な信号圧出力手段(例えば、
実施形態におけるソレノイドバルブ140)とを有して
構成される。なお、摩擦係合要素やロックアップ機構へ
供給される上記制御圧には、リニアソレノイドバルブに
より作り出された制御圧そのもののほか、他のバルブ等
により変換(例えば増幅)されて得られるもの(例えば
実施形態における、ロックアップ制御バルブ180によ
り変換されて得られるロックアップ機構50の係合容量
制御圧)も含まれる。
【0006】このような構成では、信号圧出力手段によ
り第1の切換バルブを第1の位置に位置させ、且つ第2
の切換バルブを第2の位置に位置させることにより、リ
ニアソレノイドバルブにより作り出された制御圧を用い
て摩擦係合要素の係合容量制御を行うことが可能であ
る。このとき上記制御圧を用いてロックアップ機構の係
合容量制御を行うことはできないが、摩擦係合要素の係
合容量制御を行うのはトルクコンバータによるトルクの
増幅が行われるとき(この制御装置が車両用であれば車
両の発進時など)であり、このような状況ではロックア
ップ機構の作動は行わないので不都合はない。一方、信
号圧出力手段により第1の切換バルブを第2の位置に位
置させ、且つ第2の切換バルブを第1の位置に位置させ
ることにより、リニアソレノイドバルブにより作り出さ
れた制御圧を用いてロックアップ機構の係合容量制御を
行うことが可能である。このとき摩擦係合要素にはライ
ン圧が供給されて完全係合状態が保持され、係合容量制
御を行うことはできないが、ロックアップ機構の係合容
量制御を行うのは原動機の出力が安定しており、且つト
ルクコンバータによるトルクの増幅もないとき(この制
御装置が車両用であれば高速走行時)であり、このよう
な状況では摩擦係合要素の係合容量制御は必要ないの
で、これも問題とはならない。
【0007】このように本発明においては、リニアソレ
ノイドバルブにより作り出された制御圧による制御対象
を摩擦係合要素及びロックアップ機構のいずれかに切り
換えることが可能になっており、摩擦係合要素の係合容
量制御とロックアップ機構の係合容量制御との両方を1
つのリニアソレノイドバルブにより行うことができるよ
うになっている。このため従来のように上記制御に2つ
のリニアソレノイドバルブを必要とせず、コストを大幅
に低減することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照して説明する。この実施形態では本
発明に係る動力伝達装置の制御装置を車両用に適用して
おり、図2はこの車両用動力伝達装置のスケルトン図を
示したものである。この車両用動力伝達装置はエンジン
(原動機)から入力された動力を変速して出力する無段
変速機CVTと、エンジンと無段変速機CVTとの間に
設けられて動力伝達を行うトルクコンバータ30とを有
して構成されている。
【0009】無段変速機CVTはトランスミッションケ
ース10内に収められており、インプットシャフト20
と、プライマリシャフトS1と、セカンダリシャフトS
2と、カウンターシャフトS3と、左右のアクスルシャ
フトS4,S5とがそれぞれトランスミッションケース
10に取り付けられたベアリングにより回転自在に支承
されている。ここで、インプットシャフト20とプライ
マリシャフトS1とは同一軸上に配設されており、セカ
ンダリシャフトS2はインプットシャフト20(若しく
はプライマリシャフトS1)と平行に所定距離離れて位
置している。カウンターシャフトS3はセカンダリシャ
フトS2と平行に所定距離離れて位置しており、左右の
アクスルシャフトS4,S5は同一軸上に配設されてカ
ウンターシャフトS3と平行に所定距離離れて位置して
いる。
【0010】インプットシャフト20にはトルクコンバ
ータ30を介して図示しないエンジンからの動力が入力
される。トルクコンバータ30はポンプインペラ31、
タービンランナ32及びステータ33を有して構成され
ており、ポンプインペラ31はその外周を覆うコンバー
タカバー34と一体になり、スタータギヤが取り付けら
れたドライブプレート36を介してエンジンのクランク
シャフトEsに取り付けられている。タービンランナ3
2はタービンランナハブ32aを介してインプットシャ
フト20に結合されており、ステータ33はワンウェイ
クラッチ37を介してステータシャフト40に取り付け
られている。また、ポンプインペラのボス部31aはベ
アリング12により回転自在に支承される。
【0011】トルクコンバータ30にはロックアップ機
構50が備えられており、タービンランナハブ32aに
取り付けられたロックアップクラッチピストン51をコ
ンバータカバー34の内面に押し付けて両部材51,3
4を係合させ、エンジンからの動力を直接インプットシ
ャフト20に伝達させることができるようになってい
る。このようなロックアップクラッチピストン51の作
動は、トルクコンバータ30内の空間がロックアップク
ラッチ51により仕切られて形成される2つの油室、す
なわちロックアップクラッチ51よりもタービンランナ
32側に形成された油室(タービン側油室52とする)
及びロックアップクラッチピストン51よりもコンバー
タカバー34側に形成された油室(カバー側油室53と
する)にオイルを給排させることにより行われる。
【0012】インプットシャフト20の動力は前後進切
換機構60を介してプライマリシャフトS1に伝達され
る。前後進切換機構60は図2に示すようにプライマリ
シャフトS1に固定されたサンギヤ61と、このサンギ
ヤ61に外接する複数のピニオンギヤ62と、プライマ
リシャフトS1に対して回転自在であり、上記複数のピ
ニオンギヤ62を回転自在に支承するキャリヤ63と、
インプットシャフト20に固定され、上記複数のピニオ
ンギヤ62と内接するリングギヤ64とを有して構成さ
れている。プライマリシャフトS1とリングギヤ64と
は前進用クラッチ65を油圧作動させることにより係合
可能であり、キャリヤ63とトランスミッションケース
10とは後進用ブレーキ66を油圧作動させることによ
り係合可能である。
【0013】ここで、前進用クラッチ65を係合させる
とともに後進用ブレーキ66を解放させた場合には、イ
ンプットシャフト20、リングギヤ64、ピニオンギヤ
62、サンギヤ61及びキャリヤ63は一体となって回
転するのでプライマリシャフトS1はインプットシャフ
ト20と同方向に回転し、前進用クラッチ65を解放さ
せるとともに後進用ブレーキ66を係合させた場合に
は、インプットシャフト20の回転はキャリヤ63によ
り回転軸が固定されたピニオンギヤ62を介してサンギ
ヤ61に伝達されるので、プライマリシャフトS1はイ
ンプットシャフト20と逆方向に回転する。
【0014】プライマリシャフトS1の動力は、プライ
マリシャフトS1上に設けたドライブ側プーリ71と、
セカンダリシャフトS2上に設けたドリブン側プーリ7
5と、これら両プーリ71,75間に掛け渡した金属V
ベルト79とから構成されるベルト式無段変速機構70
を介してセカンダリシャフトS2に伝達される。
【0015】ドライブ側プーリ71はプライマリシャフ
トS1に固定された固定プーリ半体72と、この固定プ
ーリ半体72と対向してプライマリシャフトS1上を軸
方向スライド移動自在に設けられた可動プーリ半体73
とから構成されており、シリンダ室74内にオイルを給
排することにより可動プーリ半体73を移動させて固定
プーリ半体72と可動プーリ半体73との間の間隔(プ
ーリ幅)を変えることが可能である。また、ドリブン側
プーリ75はセカンダリシャフトS2に固定された固定
プーリ半体76と、この固定プーリ半体76と対向して
セカンダリシャフトS2上を軸方向スライド移動自在に
設けられた可動プーリ半体77とから構成されており、
シリンダ室78内にオイルを給排することにより可動プ
ーリ半体77を移動させて固定プーリ半体76と可動プ
ーリ半体77との間の間隔(プーリ幅)を変えることが
可能である。そして、これら両プーリ71,75のプー
リ幅を調整することにより金属Vベルト79の巻き掛け
半径を変化させることができ、これにより両シャフトS
1,S2間の変速比を無段階に変化させることが可能で
ある。
【0016】セカンダリシャフトS2に入力された動力
はギヤG1及びギヤG2を介してカウンターシャフトS
3に伝達され、更にファイナルドライブギヤG3及びフ
ァイナルドリブンギヤG4を介してディファレンシャル
機構80に伝達される。ディファレンシャル機構80で
は入力された動力を左右のフロントアクスルシャフトS
4,S5に分割して伝達し、これら両シャフトS4,S
5それぞれの端部に設けられた図示しない左右の車輪
(前輪)を駆動する。
【0017】このようにこの車両用動力伝達装置におい
ては、トルクコンバータ30を介してインプットシャフ
ト20に入力されたエンジンの動力が前後進切換機構6
0及びベルト式無段変速機構70を介して左右の前輪に
伝達され、これにより車両走行を行うことができるので
あるが、上述のようにベルト式無段変速機構70を作動
させることにより、任意の変速比を無段階で得ることが
可能である。なお、車両の走行方向の切り換えは前後進
切換機構60の作動により行われる。
【0018】図1はこの車両用動力伝達装置における制
御装置の構成の一部を示したものである。この制御装置
は上述のトルクコンバータ30、ドライブ側プーリ7
1、ドリブン側プーリ75、前進用クラッチ65、後進
用ブレーキ66のほか、油圧ポンプ100、レギュレー
タバルブ110、プーリ制御バルブ群120、リニアソ
レノイドバルブ130、ソレノイドバルブ140、クラ
ッチシフトバルブ150、マニュアルバルブ160、ロ
ックアップシフトバルブ170、ロックアップ制御バル
ブ180及び電気コントロールユニット(図1には図示
せず)等を有して構成されている。ここで、リニアソレ
ノイドバルブ130とソレノイドバルブ140、及びプ
ーリ制御バルブ群120に含まれる複数のリニアソレノ
イドバルブ(図示せず)の作動制御は、図示しない検出
器により検出されるエンジン回転数、スロットル開度、
車両速度、作動油の油温等の情報に基づいて電気コント
ロールユニットが行う。
【0019】レギュレータバルブ110は、ハウジング
内で左右方向に移動可能なスプール111と、このスプ
ール111の右方に設けられてスプール111を常時左
方に付勢するスプリング112とを有して構成されてい
る。このレギュレータバルブ110の中央部付近には油
室113が形成されており、この油室113は油圧ポン
プ100と繋がる油路201及びプーリ制御バルブ群1
20と繋がる油路202とを連通させている。このため
油圧ポンプ100から吐出された作動油は油室113を
経由してプーリ制御バルブ群120へ流れるが、油路2
01内の作動油は分岐油路201aから油室115に入
り込んでスプール111に右方への付勢力を与えるの
で、スプール111はこの右方への付勢力とスプリング
112による左方への付勢力とがバランスする位置で油
室113と油室114とを連通させ、油室113内の作
動油の一部を油路203から排出させる。これにより油
路202内の圧力は所定の圧力(ライン圧)に調圧され
る。なお、油路203から排出された作動油は後述する
ようにトルクコンバータ30内(若しくはロックアップ
機構50)へ供給され、或いは無段変速機CVT各部の
潤滑油として使用される。
【0020】また、レギュレータバルブ110のスプリ
ング室116はプーリ制御バルブ群120と油路204
を介して繋がっており、電気コントロールユニットから
の指令に基づいてプーリ制御バルブ群120から出力さ
れる制御圧を作用させることができるようになってい
る。この制御圧の大きさはスロットル開度などに応じて
設定されるが、この制御圧がスプリング室116に作用
するとスプール111には左方への付勢力が生じ、油路
201内の圧力を高めるので、油路202からプーリ制
御バルブ群120へ供給される作動油の圧力(ライン
圧)が高められる。また、スプール111の左方に形成
された油室117には、ライン圧を他のバルブ(図1で
は省略)により調圧して得られた油圧が油路205を介
して作用し、スプール111に右方への付勢力を与えて
いる。
【0021】プーリ制御バルブ群120は油路202を
介して供給されるライン圧を調圧して(この調圧は電気
コントロールユニットからリニアソレノイドバルブの作
動量を制御して行われる)ドライブ側プーリ71及びド
リブン側プーリ75を作動させる。これにより金属ベル
ト15の巻き掛け半径が変化され、ベルト式無段変速機
構70の変速作動が行われる。
【0022】リニアソレノイドバルブ130はケース内
で左右に移動可能なスプール131と、このスプール1
31の左方に設けられてスプール131を常時右方に付
勢するスプリング132と、スプール131の右方に設
けられたソレノイド133とを有して構成されている。
このスプール131はソレノイド133の吸引力に応じ
た量で(この吸引力は電気コントロールユニットから制
御される)左方に移動するようになっており、油路20
2から分岐した油路206内のライン圧を調圧して制御
圧を作りだし、これを油路207内に供給する。
【0023】ソレノイドバルブ140はハウジング内で
左右に移動可能なスプール141と、このスプール14
1を常時左方に付勢するスプリング(図示せず)と、ス
プール141の右方に設けられたソレノイド143とを
有して構成されており、スプール141はソレノイド1
43に吸引力が生じたときに(この吸引力は電気コント
ロールユニットからの電気信号により発生する)右動す
るようになっている。スプール141の左端には油路2
08を介して油路202内のライン圧が作用しており、
電気コントロールユニットから電気信号が与えられて右
動したときに油路208を油路209に連通させ、ライ
ン圧を油路209内に供給する。以下、電気コントロー
ルユニットから電気信号が与えられておらず、スプール
151が左方に位置した状態をオフの状態と称し、電気
コントロールユニットから電気信号が与えられてスプー
ル151が右動した状態をオンの状態と称することにす
る。また、ソレノイドバルブ140がオンのときの出力
(油路209内へのライン圧の出力)をオン信号圧の出
力と称し、ソレノイドバルブ140がオフのときの出力
(油路209内へのライン圧の非出力)をオフ信号圧の
出力と称する。
【0024】クラッチシフトバルブ150はハウジング
内で左右に移動可能なスプール151と、このスプール
151の右方に設けられてスプール151を常時左方に
付勢するスプリング152とを有して構成されている。
スプール151の左方に設けられた油室153には油路
209と連通した油路210が接続されており、ソレノ
イドバルブ140がオンになったときに出力される上記
オン信号圧を作用させることができるようになってい
る。ここで、ソレノイドバルブ140がオフであり、油
室153にオン信号圧が作用していないとき(オフ信号
圧が作用しているとき)にはスプール151はスプリン
グ152により左方に位置しており(これを第1の位置
と称する)、このときクラッチシフトバルブ150とマ
ニュアルバルブ160とを繋ぐ油路211には、油路2
07から分岐した油路212が連通する。一方、油室1
53にオン信号圧が作用しているときにはスプール15
1は右方に位置し(これを第2の位置と称する)、上記
油路211には油路202から分岐した油路213が連
通する。
【0025】マニュアルバルブ160はハウジング内で
左右方向に移動可能なスプール161を有して構成され
ている。このスプール161は運転席に設けられたマニ
ュアルシフトレバー(図示せず)の手動操作により作動
される構成になっており、車両を前進させるときにはス
プール161が左動されて油路211は前進用クラッチ
65に繋がる油路214に連通し、車両を後進させると
きにはスプール161が右動されて油路211は後進用
クラッチ66に繋がる油路215に連通するようになっ
ている。
【0026】ロックアップシフトバルブ170はハウジ
ング内で左右方向に移動可能なスプール171と、この
スプール171の左方に設けられてスプール171を常
時右方に付勢するスプリング172とを有して構成され
ている。スプール171の右方に設けられた油室173
には前述の油路209と連通した油路216が接続され
ており、ソレノイドバルブ140がオンになったときに
出力される上記オン信号圧を作用させることができるよ
うになっている。ここで、ソレノイドバルブ140がオ
フであり、油室173にオン信号圧が作用していないと
き(オフ信号圧が作用しているとき)にはスプール17
1はスプリング172により右方に位置しており(これ
を第2の位置と称する)、このときレギュレータバルブ
110からの排出油が供給される上述の油路203(及
び203a)が、ロックアップ機構50のカバー側油室
53に繋がる油路217に連通するとともに、ロックア
ップ機構50のタービン側油室52と繋がる油路218
は、オイルクーラーへ繋がる油路219に連通する。一
方、油室173にオン信号圧が作用しているときにはス
プール171は左方に位置し(これを第1の位置と称す
る)、油路203aと油路217との連通は遮断され、
油路203aは油路218と連通する。
【0027】ロックアップ制御バルブ180はハウジン
グ内で左右方向に移動可能なスプール181と、このス
プール181の左方に設けられてスプール181を常時
右方に付勢するスプリング182とを有して構成されて
いる。スプール181の右方に設けられた油室183に
は上記油路207から分岐した油路220が接続されて
おり、リニアソレノイドバルブ130により作り出され
た制御圧がスプール181に左方への付勢力を与えてい
る。このロックアップ制御バルブ180は油路203の
分岐油路221と、ロックアップシフトバルブ170と
繋がる油路222とを連通させているが、ソレノイドバ
ルブ140がオフでロックアップシフトバルブ170の
スプール171が右方に位置しているときには、油路2
22はスプール171により遮断された状態となる。一
方、ソレノイドバルブ140がオンでロックアップシフ
トバルブ170のスプール171が左方に位置している
ときには、油路222はカバー側油室53に繋がる前述
の油路217に連通する。
【0028】このような構成において、ソレノイドバル
ブ140がオフである場合には、ロックアップシフトバ
ルブ170の油室173にはソレノイドバルブ140か
らのオン信号圧は作用せず(オフ信号圧が作用し)、ス
プール171は右方に位置する(第2の位置に位置す
る)ため、ロックアップ機構50のカバー側油室53に
はレギュレータバルブ110から油路203内に排出さ
れた作動油が油路203a、ロックアップシフトバルブ
170、油路217を介して供給され、併せてトルクコ
ンバータ30内の作動油が油路218、ロックアップシ
フトバルブ170、油路219を介して、或いは油路2
23、ロックアップ制御バルブ180、油路224及び
油路225を介してオイルクーラーへ排出される。この
ためカバー側油室53内の圧力はタービン側油室52内
の圧力よりも高くなり、ロックアップクラッチピストン
51はタービンランナ32側に付勢されるので、ロック
アップクラッチピストン51はコンバータカバー34と
非係合の状態になる。
【0029】また、同じくソレノイドバルブ140がオ
フである場合には、クラッチシフトバルブ150の油室
153にはソレノイドバルブ140からのオン信号圧が
作用せず(オフ信号圧が作用し)、スプール151は左
方に位置する(第1の位置に位置する)ため、マニュア
ルバルブ160へはリニアソレノイドバルブ130によ
り調圧されて作り出された油路207内の制御圧が油路
212、クラッチシフトバルブ150、油路211を介
して供給される(なお、このとき油路202,213内
のライン圧はスプール151により遮断される)。この
ため前進用クラッチ65若しくは後進用ブレーキ66の
係合容量をリニアソレノイドバルブ130のスプール1
31の駆動量により所望に調節することが可能となる。
【0030】一方、ソレノイドバルブ140がオンであ
る場合には、ソレノイドバルブ140からのオン信号圧
が油路209、油路210を介してクラッチシフトバル
ブ150の油室153に作用し、スプール151は右方
に位置する(第2の位置に位置する)ため、リニアソレ
ノイドバルブ130により調圧されて作り出された制御
圧はスプール151により遮断され、マニュアルバルブ
160へは代わって油路202内のライン圧が油路21
3、クラッチシフトバルブ150、油路211を介して
供給される。このため前進用クラッチ65若しくは後進
用ブレーキ66は完全に係合した状態が保持される。
【0031】また、同じくソレノイドバルブ140がオ
ンである場合には、ソレノイドバルブ140からのオン
信号圧が油路209、油路216を介してロックアップ
シフトバルブ170の油室173に作用し、スプール1
71は左方に位置する(第1の位置に位置する)ため、
ロックアップ機構50のカバー側油室53にはレギュレ
ータバルブ110からの排出油が油路203、油路22
1、ロックアップ制御バルブ180、油路222、ロッ
クアップシフトバルブ170、油路217を介して供給
され、またタービン側油室52にはレギュレータバルブ
110からの排出油が油路203,203a、ロックア
ップシフトバルブ170、油路218を介して供給さ
れ、併せてトルクコンバータ30内の作動油が油路22
3、ロックアップ制御バルブ180、油路224及び油
路225を介してオイルクーラーへ排出される。
【0032】ここで、ロックアップ制御バルブ180の
スプール181は油路207、油路220を介して供給
される、リニアソレノイドバルブ130により作り出さ
れた制御圧に応じて左方へ移動し、油路221内の作動
油圧を低く調圧して油路222内へ供給するので、油路
222からロックアップシフトバルブ170を通ってカ
バー側油室53へ供給される作動油の圧力(この圧力は
上記制御圧よりも大きなレベルの圧力を有する)はター
ビン側油室52に供給される作動油の圧力よりも低くな
り、両油室52,53間に圧力差が生じる。これにより
ロックアップクラッチピストン51はコンバータカバー
34側に付勢され、コンバータカバー34と係合する。
ここで、上記スプール181の左方への移動量はリニア
ソレノイドバルブ130からの制御圧が高いほど大き
く、これに応じてカバー側油室53へ供給される作動油
の圧力は低くなるので、ロックアップ機構50の係合容
量(ロックアップクラッチピストン51とコンバータカ
バー34との係合容量)もこれに応じて大きくなる。こ
のためリニアソレノイドバルブ130からの制御圧を変
化させることにより、ロックアップ機構50の係合容量
を所望に調節することが可能である。
【0033】上記構成から分かるように、ロックアップ
制御バルブ180はリニアソレノイドバルブ130によ
り作り出された制御圧を増幅して(但し増減関係は逆)
ロックアップ機構50の係合容量制御圧に変換するバル
ブといえ、ロックアップシフトバルブ170は、その変
換された制御圧(上記係合容量制御圧)のロックアップ
機構50への供給を行い(第1の位置)、或いはその供
給を遮断する(第2の位置)バルブといえる。ここでロ
ックアップ機構50の係合制御圧とは、カバー側油室5
3に供給されてロックアップクラッチピストン51とコ
ンバータカバー34との間の係合容量制御を行う作動油
圧を意味する。なお、ロックアップシフトバルブ170
が係合容量制御圧の供給を遮断した状態(第2の位置に
位置した状態)では、前述のように、ロックアップ機構
50は非係合状態となる。
【0034】このように本発明に係る動力伝達装置の制
御装置では、ソレノイドバルブ140によりクラッチシ
フトバルブ150を第1の位置に位置させ、且つロック
アップシフトバルブ170を第2の位置に位置させるこ
とにより、リニアソレノイドバルブ130により作り出
された制御圧を用いて摩擦係合要素(前進用クラッチ6
5及び後進用ブレーキ66)の係合容量制御を行うこと
が可能である。このとき上記制御圧を用いてロックアッ
プ機構50の係合容量制御を行うことはできないが、摩
擦係合要素の係合容量制御を行うのは車両の発進時など
トルクコンバータ30によるトルクの増幅が行われると
き(このとき金属Vベルト79に過大なトルクが入力さ
れる虞がある)であり、このような状況ではロックアッ
プ機構50の作動は行わないので不都合はない。
【0035】一方、ソレノイドバルブ140によりクラ
ッチシフトバルブ150を第2の位置に位置させ、且つ
ロックアップシフトバルブ170を第1の位置に位置さ
せることにより、リニアソレノイドバルブ130により
作り出された制御圧を用いてロックアップ機構50の係
合容量制御を行うことが可能である。このとき摩擦係合
要素にはライン圧が供給されて完全係合状態が保持さ
れ、係合容量制御を行うことはできないが、ロックアッ
プ機構50の係合容量制御を行うのは高速走行時などエ
ンジンの出力が安定しており、且つトルクコンバータ3
0によるトルクの増幅もないときであり、このような状
況では摩擦係合要素の係合容量制御は必要ないので、こ
れも問題とはならない。
【0036】このように本発明においては、リニアソレ
ノイドバルブ130により作り出される制御圧による制
御対象を摩擦係合要素(前進用クラッチ65及び後進用
ブレーキ66)及びロックアップ機構50のいずれかに
切り換えることが可能になっており、摩擦係合要素の係
合容量制御とロックアップ機構の係合容量制御とを両方
を1つのリニアソレノイドバルブにより行うことができ
るようになっている。このため従来のように上記制御に
2つのリニアソレノイドバルブを必要とせず、コストを
大幅に低減することが可能である。
【0037】なお、リニアソレノイドバルブ130によ
り作り出された制御圧を変換してロックアップ機構50
の係合容量制御圧を生成するバルブ(ロックアップ制御
バルブ180)は必ずしもロックアップシフトバルブ1
70の上流側にある必要はなく、ロックアップシフトバ
ルブ170の下流側に設けるようにしてもよい。このよ
うな構成であっても同様の効果が得られる。
【0038】また上記構成においては、摩擦係合要素
(前進用クラッチ65及び後進用ブレーキ66)へ供給
される制御圧はリニアソレノイドバルブ130により生
成されたものそのものであるが、ロックアップ機構50
へ供給される制御圧(係合容量制御圧)はリニアソレノ
イドバルブ130により生成された制御圧をロックアッ
プ制御バルブ180により増幅したものとなっている。
これは、リニアソレノイドバルブ130のリニア出力特
性領域には機械的な限界があり、特に低出力時及び高出
力時には出力特性が乱れる傾向にあるためであるが、上
記実施形態においてはロックアップ制御バルブ180を
用いて、広い出力範囲にわたって充分なリニア特性が得
られるようにしている。一方、摩擦係合要素は車両の発
進時以外ではそれほど高精度なリニア特性を求められな
いため、本実施形態ではリニアソレノイドバルブ130
により生成される制御圧を直接供給するようにしてい
る。このような構成により、1つのリニアソレノイドバ
ルブ130で2つのアクチュエータ(摩擦係合要素及び
ロックアップ機構50)を効果的に制御することができ
る。
【0039】図3は本発明に係る制御装置の変形例であ
り、上記ロックアップ制御バルブ180を用いない構成
を示している。この変形例に係る制御装置が上述の制御
装置と異なるところは、ロックアップ制御バルブ18
0を除くとともに排出油圧制御バルブ190を設け、
油路221及び油路222を除き(これにより油路20
3aは油路203となる)、油路220の分岐油路2
20aをもとの油路222のようにロックアップシフト
バルブ170に連通させた点である。ここで、排出油圧
制御バルブ190はハウジング内で左右方向に移動可能
なスプール191と、このスプール191の左方に設け
られてスプール191を常時右方に付勢するスプリング
192とを有して構成され、スプール191の右方に設
けられた油室193に油路220を介して供給されるリ
ニアソレノイドバルブ130からの制御圧に応じた量で
スプール191が駆動され、油路223を介して排出さ
れるトルクコンバータ30からの排出油圧を制御する。
【0040】この制御装置では、リニアソレノイドバル
ブ130とロックアップシフトバルブ170とが油路2
20,220aを介して直接接続された構成となってい
るため、ソレノイドバルブ140がオンになってロック
アップシフトバルブ170が第1の位置に位置したとき
には、リニアソレノイドバルブ130により作り出され
た制御圧が油路217を介してそのままトルクコンバー
タ30(ロックアップ機構50)へ供給されることとな
る。このような構成では前述のロックアップ制御バルブ
180に相当するものがないため、ロックアップ機構5
0のリニア制御は必ずしも充分ではないものの、前述の
制御装置と同じ効果が得られる。但し、この制御装置で
は前述の制御装置とは異なり、リニアソレノイドバルブ
130からの制御圧を大きくするほど大きな作動油圧が
カバー側油室53へ供給されるようになるので、ロック
アップ機構50の係合容量は小さくなる(前述の制御装
置では既に述べたように、リニアソレノイドバルブ13
0からの制御圧が大きいほどロックアップ機構50の係
合容量は大きくなる)。
【0041】これまで本発明に係る動力伝達装置の制御
装置の実施形態について説明してきたが、本発明の範囲
は上述の範囲に限られない。例えば、上記実施形態にお
いてはエンジン(原動機)の動力を前後進切換機構とベ
ルト式無段変速機構とを介して伝達する構成であった
が、本発明はこのような構成に限定されず、ロックアッ
プ機構付きのトルクコンバータと摩擦係合要素とを備え
ていれば他の構成の動力伝達装置であっても適用可能で
ある。また、上記実施形態では動力伝達装置が車両用に
適用されていたが、本発明は車両用に限られず、他の機
械装置をも適用対象とすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る動力
伝達装置の制御装置においては、リニアソレノイドバル
ブにより作り出された制御圧による制御対象を摩擦係合
要素及びロックアップ機構のいずれかに切り換えること
が可能になっており、摩擦係合要素の係合容量制御とロ
ックアップ機構の係合容量制御との両方を1つのリニア
ソレノイドバルブにより行うことができるようになって
いる。このため従来のように上記制御に2つのリニアソ
レノイドバルブを必要とせず、コストを大幅に低減する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動力伝達装置の制御装置の構成を
示す油圧回路図である。
【図2】上記制御装置を備えた車両用動力伝達装置の構
成を示すスケルトン図である。
【図3】上記制御装置の変形例に係る油圧回路図であ
る。
【符号の説明】
30 トルクコンバータ 50 ロックアップ機構 65 前進用クラッチ(摩擦係合要素) 66 後進用ブレーキ(摩擦係合要素) 130 リニアソレノイドバルブ 140 ソレノイドバルブ(信号圧出力手段) 150 クラッチシフトバルブ(第1の切換バルブ) 170 ロックアップシフトバルブ(第2の切換バル
ブ) 180 ロックアップ制御バルブ CVT 無段変速機(変速機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦野 純司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J053 CA03 CB12 DA06 EA01 EA07 FA04 FB03 3J552 MA07 MA12 MA26 NA01 NB01 PA65 QA06A QA14C QA26C QB03 RB17 SA34 SA57 UA02 VA12Z VA48Z VB01Z VC01Z VC03Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機から入力された動力を変速して出
    力する変速機と、 前記原動機の出力軸と前記変速機の入力軸との間に設け
    られて動力伝達を行うトルクコンバータと、 供給された油圧に応じた係合容量で前記出力軸と前記入
    力軸との間の動力伝達を行うロックアップ機構とを有し
    て構成される動力伝達装置の制御装置であって、 供給された油圧に応じた係合容量で前記変速機内部での
    動力伝達を行う摩擦係合要素と、 ライン圧を調圧して制御圧を作り出すリニアソレノイド
    バルブと、 前記制御圧を前記摩擦係合要素へ供給させる第1の位置
    及び前記ライン圧を前記摩擦係合要素へ供給させる第2
    の位置とを有する第1の切換バルブと、 前記制御圧の前記ロックアップ機構への供給を行う第1
    の位置及び前記制御圧の前記ロックアップ機構への供給
    を遮断する第2の位置とを有する第2の切換バルブと、 前記第1の切換バルブを前記第1の位置に位置させ、且
    つ前記第2の切換バルブを前記第2の位置に位置させる
    第1の信号圧及び前記第1の切換バルブを前記第2の切
    換位置に位置させ、且つ前記第2の切換バルブを前記第
    1の位置に位置させる第2の信号圧のうちのいずれかを
    選択的に出力可能な信号圧出力手段とを有して構成され
    たことを特徴とする動力伝達装置の制御装置。
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