JP2005042799A - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

無段変速機の油圧制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無段変速機における発進性能が良好な油圧制御装置を提供する。
【解決手段】油圧制御装置は、プライマリプーリ側の油圧室2080と、セカンダリプーリ側の油圧室2045と、油圧室にオイルを供給する供給路2157,2159,2093Aと、油圧室からオイルを排出する排出路と、供給路を経由させて油圧室にオイルを供給する制御および油圧室のオイルを排出路から排出させる制御が実行されていない状態において、セカンダリプーリ側の油圧室2045における油圧と予め定められた比率の油圧をプライマリプーリ側の油圧室2080に供給する減圧弁1500とを含む
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無段変速機の制御装置に関し、特に、ベルト式無段変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、変速機構を油圧制御する構成の自動変速機としては、ベルト式無段変速機と遊星歯車式有段変速機とトロイダル式無段変速機とが知られている。このうち、ベルト式無段変速機は、駆動側回転部材および従動側回転部材と、駆動側回転部材および従動側回転部材に巻き掛けた巻き掛け伝動部材とを備えており、駆動側回転部材に対する巻き掛け伝動部材の巻き掛け半径を油圧制御することにより、その変速比が制御される。
【0003】
ベルト式無段変速機は、エンジンのトルクが入力される入力軸と、この入力軸と平行に設けられた出力軸と、入力軸側に設けられたプライマリプーリと、出力軸側に設けられたセカンダリプーリとを備えている。また、プライマリプーリは、入力軸に固定された固定シーブと、入力軸の軸線方向に移動可能な可動シーブとを有している。また、セカンダリプーリは、出力軸に固定された固定シーブと、出力軸の軸線方向に移動可能な可動シーブとを有している。上記構成のプライマリプーリおよびセカンダリプーリにはベルトが巻き掛けられている。さらに、プライマリプーリの可動シーブの動作を制御する第1の油圧室(流体圧室)と、セカンダリプーリの可動シーブの動作を制御する第2の油圧室とが設けられている。
【0004】
さらに、第1の油圧室の油圧を制御するために変速制御部が設けられている。この変速制御部は、ライン圧制御弁に接続された増速用ソレノイドバルブおよび減速用ソレノイドバルブと、増速用流量制御弁および減速用流量制御弁とが設けられている。増速用流量制御弁は、スプールと、制御圧室と、ばね室と、入力ポートおよび出力ポートとを備えている。減速用流量制御弁は、スプールと、制御圧室と、ばね室と、入力ポートおよびドレーンポートとを備えている。前記増速用流量制御弁の制御圧室は増速用ソレノイドバルブの出力ポートに接続され、増速用流量制御弁の出力ポートは第1の油圧室に接続されている。
【0005】
これに対して、減速用流量制御弁の入力ポートは第1の油圧室に接続され、減速用流量制御弁の制御圧室は減速用ソレノイドバルブの出力ポートに接続されている。また、増速用ソレノイドバルブの出力ポートは、減速用流量制御弁のばね室に接続されている。さらに、減速用ソレノイドバルブの出力ポートは、増速用流量制御弁のばね室に接続されている。なお、第2の油圧室にはベルト押圧油圧制御弁の出力ポートが接続されており、ベルト押圧油圧制御弁の入力ポートには、ライン圧が入力されるように構成されている。
【0006】
上記のような構成において、オイルポンプの吐出油圧が、ライン圧制御弁により所定のライン圧に制御され、そのライン圧が増速用流量制御弁の入力ポートおよびベルト押圧油圧制御弁の入力ポートに入力される。ここで、変速制御部においては、2つのソレノイドバルブのオン・オフの組合せを切り換えることにより、増速用流量制御弁を経由して第1の油圧室に供給されるオイル(流体)の流量と、第1の油圧室から減速用流量制御弁を経由して排出されるオイルの流量とが制御される。
【0007】
このようにして、第1の油圧室の油圧を制御することにより、プライマリプーリの溝幅、言い換えれば、プライマリプーリ側のベルトの巻き掛け半径が変化し、変速比が制御される。また、第2の油圧室の油圧を制御することにより、ベルトに対する挟持力が制御され、伝達トルクに応じた張力が確保される。
【0008】
さらに、2つのソレノイドバルブの一方が故障した場合は、他方のソレノイドバルブをもオンしている。すると、ライン圧が2つのソレノイドバルブの出力ポートを経由して、2つの流量制御弁の制御油圧室に別個に伝達される一方、2つのソレノイドバルブの出力ポートの油圧が、2つの流量制御弁のばね室に別個に入力される。このため、増速用流量制御弁の出力ポートが閉じられて、増速用流量制御弁を経由して第1の油圧室にオイルを供給する制御が中止されるとともに、減速用流量制御弁の入力ポートとドレーンポートとが遮断され、第1の油圧室のオイルを減速用流量制御弁を経由して排出する制御が中止される。このようにして、第1の油圧室におけるオイルの給排を中止することで、急減速および急増速を抑制することができるとされている。
【0009】
このようなベルト式無段変速機のような油圧制御式の変速機においては、各油圧室を構成する構成部材同士の相対移動領域、例えば、ピストンとシリンダとの対向面間が、Oリングなどの密封装置により、液密に密封されている。しかしながら、このような密封装置が設けられているとしても、オイルの僅少な漏れが不可避的に生じるため、上記のように油圧室に対するオイルの給排を中止している際に、油圧室の油圧が低下する問題点があった。
【0010】
特開2001−330112号公報(特許文献1)は、このような問題点を解決する変速機の制御装置を開示する。すなわち、流体圧室における流体の供給および排出を行なっていない場合に、流体圧室の流体圧を調圧することのできる変速機の制御装置を開示する。この変速機の制御装置は、変速機の動作状態を制御する流体圧室と、この流体圧室への流体の供給および流体圧室からの流体の排出を制御する流体給排装置とを備えた変速機の制御装置において、流体給排装置により、流体圧室への流体の供給、および流体圧室からの流体の排出が行なわれていない場合に、流体圧室の流体圧を補助的に調圧する補助調圧装置を設けた。
【0011】
この特許文献1に開示された変速機の制御装置によると、流体給排装置により、流体圧室への流体の供給、および流体圧室からの流体の排出が行なわれていない場合に、流体圧室の流体圧を補助調圧装置を用いて補助的に調圧できる。このため、たとえ流体圧室から流体が漏れた場合でも、流体圧室の流体圧を調圧して、変速機の動作状態を所定の状態に維持(もしくは保持または制御)することができる。
【0012】
【特許文献1】
特開2001−330112号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した公報は、以下のような問題点がある。この問題点を説明するために、特許文献1に開示された変速機の制御装置の構成について、図5を用いて詳述する。
【0014】
図5は、この特許文献1に開示された油圧回路の一部を示す図である。この図5に示すように、この変速機の制御装置を構成する油圧回路は、ベルト式無段変速機300の変速比を制御する油圧室2080と、油圧室2080にオイルを供給する油路2154,2155,2157と、油圧室2080のオイルを排出する油路2157,2159,2135Aとを備える。油路2154,2155,2157を経由させて油圧室2080にオイルを供給する制御と、油圧室2080のオイルを油路2157,2159,2135Aから排出させる制御とが、ともに行なわれていない場合に、油路2154,2155,2157とは異なる系統の入力ポート2150、スプリング室2151、油路2153を経由させて油圧室2080にオイルを供給するチェックバルブ2147を設けたものである。このチェックバルブ2147により、プライマリ側の油圧とライン圧との差圧が一定になる。すなわち、車両の発進時においてトルクが発生すると、ライン圧が上がるので、差圧を一定に維持するために、プライマリ側の油圧が上がることになる。
【0015】
図5に示すような構成を有する油圧回路により構成される変速機の制御装置においては、油圧室への給排がともに行なわれていない場合の問題点を解決するために、油圧室の油圧を一定油圧値以下に低下することを防止するものである。このような構成を有する油圧回路において、車両の発進時には、以下のような問題が発生する。
【0016】
このようなチェックバルブ2147は、基本的には、プライマリ側の油圧とライン圧との差圧を一定に維持するように制御する制御弁である。アクセル開度が低開度側でこの差圧を設定するとアクセルの高開度側で油圧室の油圧値が必要以上に高くなってしまう。すなわち、このようなときには、入力軸側プーリの油圧が必要以上に高くなり過ぎて無段変速機が増速側へ変速する傾向となる。このため、発進時に必要なトルクを得ることができないで、良好な発進制御を実現できない。
【0017】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、無段変速機における発進性能が良好な油圧制御装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る無段変速機の油圧制御装置は、駆動源側の駆動側油圧室と、駆動輪側の従動側油圧室と、油圧室に作動流体を供給する作動流体供給路と、油圧室から作動流体を排出する作動流体排出路と、作動流体供給路を経由させて油圧室に作動流体を供給する制御および油圧室の作動流体を作動流体排出路から排出させる制御が実行されていない状態において、従動側油圧室における油圧と予め定められた比率の油圧を駆動側油圧室に供給するための油圧制御手段とを含む。
【0019】
第1の発明によると、給排装置が作動していない状態において、油圧制御手段により、駆動側油圧室(ベルト式無段変速機おけるプライマリプーリ側のアクチュエータのシリンダ)には、従動側油圧室(ベルト式無段変速機おけるセカンダリプーリ側のアクチュエータのシリンダ)と予め定められた比率の油圧が供給される。従来は、ライン圧との差圧が一定になるような油圧が駆動側油圧室に補助的に供給されていたので、車両の発進時にライン圧が上昇すると、駆動側油圧室に供給される油圧が上昇して増速側へ変速する傾向となる。これに対して、ライン圧が上昇しても、油圧制御手段の1つである、パイロット圧として従動側油圧室の油圧を導入した減圧弁などにより、従動側油圧室の油圧と一定の比率を有する油圧を駆動側油圧室に供給する。これにより、車両の発進時にライン圧が上昇しても、そのライン圧との差圧が一定になるように制御されるのではなく、従動側油圧室であるセカンダリプーリのアクチュエータのシリンダ圧に比例する油圧が駆動側油圧室であるプライマリプーリのアクチュエータのシリンダ圧として供給される。その結果、車両が停止している状態から発進するときに、無段変速機が増速側へ変速されることを防止でき、車両の停止時から極低車速時におけるベルトの滑りを防止して、良好な発進性能を実現することができる。
【0020】
第2の発明に係る無段変速機の油圧制御装置は、第1の発明の構成において、予め定められた比率は、無段変速機の最大変速比に基づいて算出されるものである。
【0021】
第2の発明によると、車両の発進時に必要な無段変速機の最大変速比に基づいて算出されるので、発進時に増速変速されて駆動力が目減りすることを防止することができる。
【0022】
第3の発明に係る無段変速機の油圧制御装置は、第1の発明の構成において、予め定められた比率は、無段変速機の最大変速比に対応する推力比になるように算出されるものである。
【0023】
第3の発明によると、車両の発進時に必要な無段変速機の最大変速比に対応する推力比(プーリがベルトを押す力の比率)に基づいて算出されるので、発進時に増速変速されて駆動力が目減りしたり、ベルト挟圧力が不足したりすることを防止することができる。
【0024】
第4の発明に係る無段変速機の油圧制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成において、油圧制御手段は、従動側油圧室の油圧をパイロット圧とした減圧弁により構成されるものである。
【0025】
第4の発明によると、従動側油圧室であるセカンダリプーリ側の油圧(ベルト挟圧力)をパイロット圧とした減圧弁により、ベルト挟圧力と予め定められた比率の油圧をプライマリプーリ側の油圧として供給することができる。
【0026】
第5の発明に係る無段変速機の油圧制御装置においては、第1〜4のいずれかの発明の構成において、無段変速機は、ベルト式無段変速機により構成されるものである。
【0027】
第5の発明によると、ベルト式無段変速機に適した油圧制御装置を提供することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0029】
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る油圧制御装置は、図1に示すパワートレーンに適用され、油圧制御部1100により実現される。この油圧制御部1100の油圧回路を説明するにあたり、先に、このパワートレーンについて説明する。
【0030】
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、前後進切換え装置290と、ベルト式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission) 300と、デファレンシャルギヤ800と、ECU(Electronic Control Unit)1000と、油圧制御部1100とから構成される。
【0031】
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサにより検知されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
【0032】
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200とCVT300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサ400により検知される。
【0033】
CVT300は、前後進切換え装置290を介してトルクコンバータ200に接続される。CVT300は、入力側のプライマリプーリ500と、出力側のセカンダリプーリ600と、プライマリプーリ500とセカンダリプーリ600とに巻き掛けられた金属製のベルト700とから構成される。プライマリプーリ500は、プライマリシャフトに固定された固定シーブおよびプライマリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。セカンダリプーリ600は、セカンダリシャフトに固定されている固定シーブおよびセカンダリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。CVT300の、プライマリプーリの回転数NINは、プライマリプーリ回転数センサ410により、セカンダリプーリの回転数NOUTは、セカンダリプーリ回転数センサ420により、検知される。
【0034】
これら回転数センサは、プライマリプーリやセカンダリプーリの回転軸やこれに繋がるドライブシャフトに取り付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転数センサは、CVT300の、入力軸であるプライマリプーリや出力軸であるセカンダリプーリの僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
【0035】
前後進切換え装置290は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。プラネタリギヤは、そのサンギヤが入力軸に連結されており、第1および第2のピニオンP1,P2を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シーブに連結されており、そしてリングギヤRが後進用摩擦係合要素となるリバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤCRとリングギヤRとの間に入力クラッチC1が介在している。この入力クラッチ310は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、パーキング(P)ポジション、Rポジション、Nポジション以外の車両が前進するときに必ず係合状態で使用される。
【0036】
図2を参照して、これらのパワートレーンを制御するECU1000および油圧制御部1100について説明する。
【0037】
図2に示すように、ECU1000には、タービン回転数センサ400からタービン回転数NTを表わす信号が、プライマリプーリ回転数センサ410からプライマリプーリ回転数NINを表わす信号が、セカンダリプーリ回転数センサ420からセカンダリプーリ回転数NOUTを表わす信号が、それぞれ入力される。
【0038】
図1および図2に示すように、油圧制御部1100は、変速速度制御部1110と、ベルト挟圧力制御部1120と、ロックアップ係合圧制御部1130と、クラッチ圧制御部1140と、マニュアルバルブ1150とを含む。ECU1000から、油圧制御部1100の変速制御用デューティソレノイド(1)1200と、変速制御用デューティソレノイド(2)1210と、ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220と、ロックアップソレノイド1230と、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド1240に制御信号が出力される。
【0039】
図2を参照して、これらのパワートレーンを制御するECU1000の構造をさらに詳しく説明する。図2に示すように、ECU1000は、エンジン100を制御するエンジンコントロールコンピュータ1010と、CVT300を制御するトランスミッションコントロールコンピュータ1020とを含む。
【0040】
図1に示した入出力信号に加えて、トランスミッションコントロールコンピュータ1020には、ストップランプスイッチから、運転者によりブレーキペダルが踏まれていることを表わす信号、Gセンサから、車両が登坂路などに停車したした際の登坂路の傾斜度を表わす信号が、それぞれ入力される。さらに、エンジンコントロールコンピュータ1010には、アクセル開度センサから、運転者により踏まれているアクセルの開度を表わす信号、スロットルポジションセンサから、電磁スロットルの開度を表わす信号、エンジン回転数センサから、エンジン100の回転数(NE)を表わす信号が、それぞれ入力される。エンジンコントロールコンピュータ1010とトランスミッションコントロールコンピュータ1020とは、相互に接続されている。
【0041】
油圧制御部1100においては、トランスミッションコントロールコンピュータ1020からベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220に出力された制御信号に基づいて、ベルト挟圧力制御部1120がCVT300のベルト700の挟圧力を制御するとともに、クラッチ圧制御部1140が入力クラッチ310の係合圧を制御する。
【0042】
図3を用いて、本発明の実施の形態に係る油圧制御装置の重要な構成要素を含む油圧回路について説明する。なお、図3に示す以外の油圧回路の全体についての詳細は、特開2002−181175号公報に開示されているので、詳細な説明はここでは繰返さない。
【0043】
プライマリ側の油圧アクチュエータ2041は、油圧室2080を構成するシリンダ2081と、油圧室2080の油圧に基づいて動作し、かつ、可動シーブの動作を制御するピストン2082と、シリンダ2081とピストン2082との対向面間を液密に密封する密封装置2083とを備えている。また、セカンダリ側の油圧アクチュエータ2045は、可動シーブの動作を制御する油圧室2084と、可動シーブの動作を制御する圧縮コイルばね(図示せず)とを備えている。
【0044】
さらに、この油圧回路は、油圧アクチュエータ2041,2045の油圧室2080,2084側にオイルを供給するために、プライマリレギュレータバルブとセカンダリレギュレータバルブとを有している。そして、オイルパンのオイルがストレーナを経由してオイルポンプの吸入口に吸入され、オイルポンプの吐出口から吐出されたオイルが、油路を介してプライマリレギュレータバルブの入力ポートに供給される。
【0045】
油圧アクチュエータ2041の油圧室2081にオイルを供給する油圧回路について説明する。まず、この油圧回路には、増速用ソレノイドバルブ2118および減速用ソレノイドバルブ2119が設けられている。増速用ソレノイドバルブ2118は、入力ポート2120および出力ポート2121ならびにドレーンポート2121Aを有している。そして、増速用ソレノイドバルブ2118がオンされると、入力ポート2120と出力ポート2121とが接続されるとともに、ドレーンポート2121Aと入力ポート2121および出力ポート2121とが遮断される。これに対して、増速用ソレノイドバルブ2118がオフされると、入力ポート2120と出力ポート2121とが遮断されるとともに、出力ポート2121とドレーンポート2121Aとが接続される。
【0046】
減速用ソレノイドバルブ2119は、入力ポート2122および出力ポート2123ならびにドレーンポート2123Aを有している。そして、減速用ソレノイドバルブ2119がオンされると、入力ポート2122と出力ポート2123とが接続されるとともに、ドレーンポート2123Aと入力ポート2122および出力ポート2123とが遮断される。これに対して、減速用ソレノイドバルブ2119がオフされると、入力ポート2122と出力ポート2123とが遮断されるとともに、出力ポート2123とドレーンポート2123Aとが接続される。
【0047】
油路2112Aに対して、入力ポート2120と入力ポート2122とが並列に接続されている。
【0048】
この油圧回路には、増速用流量制御弁2124および減速用流量制御弁2125が設けられている。増速用流量制御弁2124は、入力ポート2126および出力ポート2127と、入力ポート2126と出力ポート2127とを接続・遮断するスプール2128と、スプール2128の一端側に設けられたスプリング室2129と、スプリング室2129に設けられ、かつ、入力ポート2126と出力ポート2127とを遮断する方向にスプール2129を押圧するスプリング2130と、スプール2129に対してスプリング2130の押圧力とは逆方向の押圧力を作用させる制御油圧室2131とを有している。なお、スプリング室2129にはポート2132が接続されている。
【0049】
減速用流量制御弁2125は、入力ポート2133および入出力ポート2134ならびにドレーンポート2135と、入力ポート2133と入出力ポート2134とを接続・遮断し、かつ、入出力ポート2134とドレーンポート2135とを接続・遮断するスプール2136と、スプール2136の一端側に設けられたスプリング室2137と、スプリング室2137に設けられ、かつ、入力ポート2133と入出力ポート2134とを接続し、かつ、入出力ポート2134とドレーンポート2135とを遮断する方向にスプール2136を押圧するスプリング2138と、スプール2136に対してスプリング2138の押圧力とは逆方向の押圧力を作用させる制御油圧室2139とを有している。なお、スプリング室2137にはポート2140が接続され、ドレーンポート2135が、油路2135Aを介してオイルパン側に接続されている。
【0050】
増速用ソレノイドバルブ2118の出力ポート2121と、増速用流量制御弁2124の制御油圧室2131とが、油路2141により接続されている。油路2141にはオリフィス2142が設けられており、油路2141におけるオリフィス2142と出力ポート2121との間の部分が、油路2143を介して減速用流量制御弁2125のポート2140に接続されている。つまり、増速用ソレノイドバルブ2118の出力ポート2121に対して、制御油圧室2131とポート2140とが並列に接続されている。また、減速用ソレノイドバルブ2119の出力ポート2123に対して、油路2144,2145が並列に接続されており、油路2144が減速用流量制御弁2125の制御油圧室2139に接続され、油路2145が増速用流量制御弁2124のポート2132に接続されている。なお、油路2144にはオリフィス2146が設けられている。
【0051】
さらに、この油圧回路には、減圧弁1500が設けられており、減圧弁1500は、入力ポート1531および出力ポート1532と、入力ポート1531と出力ポート1532とを接続・遮断するスプール1534と、スプール1534の一端側に設けられ、かつ、入力ポート1531と出力ポート1532とを接続する方向にスプール1534を押圧するスプリング1536と、出力ポート1532に接続され、かつ、スプール1534をスプリング1536の押圧方向とは逆方向に押圧する油圧を生じさせるフィードバックポート1533と、パイロット圧としてセカンダリ圧が入力されるパイロット圧入力ポート1535を有している。
【0052】
すなわち、減圧弁1500は、ライン圧を入力ポート1531から導入し、出力ポート1532を通じて入力軸側シリンダ(プライマリ側の油圧アクチュエータ2041において、油圧室2080を構成するシリンダ2081)へ油路2157,2159を介して出力圧を供給している。フィードバックポート1533へは、入力軸側シリンダ圧を導入し、スプール1534を介して対抗側のパイロット圧入力ポート1535には、出力軸側シリンダ(セカンダリ側の油圧アクチュエータ2045において、油圧室2084を構成するシリンダ)手前圧を導入している。
【0053】
ここで、減圧弁1500における、フィードバックポート1533側の断面積をA(1)、パイロット圧入力ポート1535側の断面積をA(2)、スプリング1536のばね力をW、フィードバックポート1533側の油圧P(IN)(=出力ポート1532側の油圧)、パイロット圧入力ポート1535側の油圧をP(OUT)とすると、この減圧弁1500においては、以下の式で平衡状態になる。
【0054】
P(IN)×A(1)=P(OUT)×A(2)+W …(1)
この式(1)を変形すると、出力ポート1532から出力される油圧P(IN)は、
P(IN)={A(2)/A(1)}×P(OUT)+W/A(1) …(2)
となる。
【0055】
すなわち、減速用流量制御弁2125の入力ポート2133に入力される油圧には、{A(2)/A(1)}×P(OUT)という項を有する式(2)で表わされる油圧が入力される。これは、パイロット圧としてパイロット圧入力ポート1535に入力されるセカンダリ圧P(OUT)に比例する油圧であることを示す。この結果、出力軸側シリンダ手前圧(セカンダリ圧P(OUT))とある比率({A(2)/A(1)})をもった油圧に、入力軸側シリンダ圧を制御することができることになる。
【0056】
ここで、比率{A(2)/A(1)}については、種々の設定方法があるが、たとえば、CVT300の最大変速比、またはその近傍の変速比における推力比になるように設定される。以下、この推力比τについて説明する。
【0057】
推力比とは、CVT300においてプーリがベルトを押す力の比率であって、図4に示すような速度比γとの関係で表わすことができる。図4は、その横軸にCVT300の速度比γとして、その縦軸を推力比τとしたものである。図4に示すように、CVT300によるエンジン100から駆動輪に伝達されるトルクがない場合には、速度比γと推力比τとの間には、「伝達トルク考慮なし」で表わされるように速度比γ=1.0と推力比τ=1.0との交点を交差する直線の関係が成立する。エンジン100が駆動輪により駆動される被駆動状態の場合には、「伝達トルク考慮なし」よりも上側の直線で、発進時などを含むエンジン100が駆動輪を駆動する駆動状態の場合には、「伝達トルク考慮なし」よりも下側の直線で、速度比γと推力比τとの関係がそれぞれ表わされる。
【0058】
速度比γは、CVT300の変速比であって、速度比γ={P(OUT)/P(IN)}で表わされる。推力比τは、プライマリ側およびセカンダリ側のピストンのシリンダ断面積にそれぞれの油圧を乗算した比率であって、推力比τ={W(OUT)/W(IN)}、W(OUT)=プライマリ側シリンダ断面積×P(IN)、W(IN)=セカンダリ側シリンダ断面積×P(OUT)で表わされる。
【0059】
図4においては、横軸を速度比γとして、図面の紙面右方がLow側、紙面左方がHigh側である。このため、油圧回路の流体給排装置が流体の供給および排出を行なっていない車両の停止時からの発進の際には、最大速度比になるようにCVT300が制御される。このとき、図5に示す従来の油圧回路では、図4に示すA点ではなくB点に移行してしまう。すなわち、発進時にライン圧が上昇し、従来用いられてきたチェックバルブ2147が、基本的に、プライマリ側の油圧とライン圧との差圧を一定に維持するように制御する。アクセル開度が低開度側でこの差圧を設定すると(その差圧になるように常に制御が行なわれるため)アクセルの高開度側でプライマリ側の油圧値が必要以上に高くなり過ぎてCVT300が増速側へ変速する傾向となる。このため、図4に示すB点に移行する。この結果、速度比γも推力比τも低下してしまい、発進時に必要なトルクを得ることができないで、良好な発進を行なえない。
【0060】
一方、本発明の実施の形態に係る油圧回路においては、出力軸側シリンダ手前圧と常に一定の比率を有する油圧になるように入力軸側シリンダ圧を制御できるので、図4に示すように、A点からB点へ移動することはない。このため、発進時に必要な十分なトルクを確保することができて、良好な発進特性を得ることができる。
【0061】
以上のようにして、本実施の形態に係る無段変速機の油圧制御装置によると、給排装置が作動していない状態において、減圧弁により、プライマリプーリ側のアクチュエータのシリンダにはセカンダリプーリ側のアクチュエータのシリンダに供給される手前の油圧と予め定められた比率(無段変速機の最大変速比に基づいて算出される比率)の油圧が供給される。従来は、ライン圧との差圧が一定になるような油圧が駆動側油圧室に補助的に供給されていたので、車両の発進時にライン圧が上昇すると、駆動側油圧室に供給される油圧が上昇して増速側へ変速する傾向であった。本実施の形態においては、ライン圧が上昇しても、パイロット圧としてセカンダリ側油圧室手前の油圧を導入した減圧弁により、セカンダリ油圧室手前の油圧と一定の比率を有する油圧をプライマリ側油圧室に供給する。これにより、車両の発進時にセカンダリプーリのアクチュエータのシリンダ圧に比例する油圧がプライマリプーリのアクチュエータのシリンダ圧として供給される。その結果、車両が停止している状態から発進するときに、無段変速機が増速側へ変速されることを防止できるとともに、車両の停止時から極低車速時におけるベルトの滑りを防止できる。
【0062】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る油圧制御回路が適用される自動変速機の制御ブロック図である。
【図2】図1に示すECUの詳細図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る油圧制御回路を示す図である。
【図4】速度比と推力比との関係を示す図である。
【図5】従来の油圧制御回路を示す図である。
【符号の説明】
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、290 前後進切換え装置、300 入力クラッチ、400 タービン回転数センサ、410 プライマリプーリ回転数センサ、420 セカンダリプーリ回転数センサ、500 プライマリプーリ、600 セカンダリプーリ、700 ベルト、800 デファレンシャルギヤ、1000 ECU、1010 エンジンコントロールコンピュータ、1020 トランスミッションコントロールコンピュータ、1100 油圧制御部、1110 変速速度制御部、1120 ベルト挟圧力制御部、1130 ロックアップ係合圧制御部、1140 クラッチ圧力制御部、1150 マニュアルバルブ、1200 変速制御用デューティソレノイド(1)、1210 変速制御用デューティソレノイド(2)、1220 ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド、1230 ロックアップソレノイド、1240 ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド、1500 減圧弁、2041 プライマリ側油圧アクチュエータ、2045セカンダリ側油圧アクチュエータ、2118 増速用ソレノイドバルブ、2119 減速用ソレノイドバルブ、2124 増速用流量制御弁、2125 減速用流量制御弁。

Claims (5)

  1. 無段変速機の油圧制御装置であって、
    駆動源側の駆動側油圧室と、
    駆動輪側の従動側油圧室と、
    前記油圧室に作動流体を供給する作動流体供給路と、
    前記油圧室から作動流体を排出する作動流体排出路と、
    前記作動流体供給路を経由させて前記油圧室に作動流体を供給する制御および前記油圧室の作動流体を前記作動流体排出路から排出させる制御が実行されていない状態において、前記従動側油圧室における油圧と予め定められた比率の油圧を前記駆動側油圧室に供給するための油圧制御手段とを含む、変速機の油圧制御装置。
  2. 前記予め定められた比率は、前記無段変速機の最大変速比に基づいて算出される比率である、請求項1に記載の変速機の油圧制御装置。
  3. 前記予め定められた比率は、前記無段変速機の最大変速比に対応する推力比になるように算出される比率である、請求項1に記載の変速機の油圧制御装置。
  4. 前記油圧制御手段は、前記従動側油圧室の油圧をパイロット圧とした減圧弁により構成される、請求項1〜3のいずれかに記載の変速機の油圧制御装置。
  5. 前記無段変速機は、ベルト式無段変速機により構成される、請求項1〜4のいずれかに記載の変速機の油圧制御装置。
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