JPH10110796A - 制御弁、及び無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

制御弁、及び無段変速機の油圧制御装置

Info

Publication number
JPH10110796A
JPH10110796A JP26334396A JP26334396A JPH10110796A JP H10110796 A JPH10110796 A JP H10110796A JP 26334396 A JP26334396 A JP 26334396A JP 26334396 A JP26334396 A JP 26334396A JP H10110796 A JPH10110796 A JP H10110796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal pressure
valve
control valve
pressure
input port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26334396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
Norio Imai
教雄 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP26334396A priority Critical patent/JPH10110796A/ja
Priority to DE1997143708 priority patent/DE19743708A1/de
Priority to US08/943,202 priority patent/US5924450A/en
Publication of JPH10110796A publication Critical patent/JPH10110796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B13/00Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
    • F15B13/01Locking-valves or other detent i.e. load-holding devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H2061/6604Special control features generally applicable to continuously variable gearings
    • F16H2061/6608Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/86622Motor-operated
    • Y10T137/8663Fluid motor

Abstract

(57)【要約】 【課題】ソレノイドバルブの信号圧の変化に応じて移動
するスプールを備えた制御弁において、所定範囲の信号
圧の変動に対しては、スプールを所定位置に保持するよ
うにする。 【解決手段】スプリングKによって上方に付勢されたス
プールSを、リニアな信号圧Pを第1の入力ポートa、
第2の入力ポートbに入力して、下方に押し下げる。信
号圧Pが所定の範囲内にあるとき、入力ポートbに排出
ポートeが選択的に連通されて、信号圧Pの変動にもか
かわらず、スプールSが(f)に示す位置に保持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号圧に応じて移
動するスプールによって油路を切り換える制御弁、及び
該制御弁のスプールの移動による位置変化に対応して、
アップシフト、変速比固定、ダウンシフトを切り換え
る、無段変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Vベルト式の無段変速機は、一般に、固
定シーブと可動シーブとを有する2組のプーリ間にベル
トを掛け渡し、可動シーブを移動させてベルトの挟持圧
を変更することにより、プーリ比を変更するようにして
いる。
【0003】このような無段変速機のうち、ソレノイド
バルブの信号圧によってアップシフト、変速比固定、ダ
ウンシフトを行うものが知られている(例えば、特開平
8−178049号公報)。このものは、ソレノイドバ
ルブの信号圧を連続的に変化させて変速制御弁のスプー
ルを移動させ、このときのスプールの位置に応じて、油
路を切り換え、可動シーブの油圧アクチュエータに対す
る油圧の供給、保持、及び排出を行っている。そして、
油圧の供給、保持、及び排出に対応して、この順に、ア
ップシフト、変速比固定、及びダウンシフトを実現して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
無段変速機においては、変速比固定に対応するスプール
の位置が、アップシフト位置とダウンシフト位置との間
に設定されているため、変速比固定に対応するスプール
のランド幅を大きくとって、ソレノイドバルブの信号圧
が変動してスプールが多少移動してしてしまった場合で
も、アップシフトとダウンシフトとのハンチングが起き
ないようにしている。このため、変速制御弁が長くなっ
てしまうという問題があった。
【0005】さらに、スプールのランド幅を大きくする
ことで変速比固定位置は確保することができるものの、
スプールは信号圧の変動によって常に移動しようとする
ため制御の信頼性にかけるという問題もあった。
【0006】そこで、本発明は、信号圧発生手段(上述
ではソレノイドバルブ)の信号圧の所定範囲内での変動
に対しては、スプールが所定位置を保持しするように
し、もって長大化を防止するようにした制御弁を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、この制御弁
を変速制御弁として使用し、信号圧が所定範囲内で変動
した場合でも、スプールをアップシフト位置とダウンシ
フト位置との間に設けられている変速比固定位置に保持
することができる無段変速機の変速制御装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、付勢手段(K)によって付勢されたスプール(S)
を、信号圧発生手段(93)の信号圧(P)に応じて、
前記付勢手段(S)の付勢力に抗して移動させてなる制
御弁(92)において、前記信号圧(P)のうちの分岐
された一方が入力される第1の入力ポート(a)と、前
記信号圧のうちの分岐された他方が絞りを介して入力さ
れる第2の入力ポート(b)と、前記信号圧(P)が連
続的に変化する際に、所定範囲内の信号圧(P)に対応
して、前記第2の入力ポート(b)に選択的に連通され
る排出ポート(e)と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】請求項2に係る本発明は、付勢手段(K)
によって付勢されたスプール(S)を、信号圧発生手段
(93)の信号圧に応じて、前記付勢手段(K)の付勢
力に抗して移動させてなる制御弁(92)を備え、前記
スプール(S)の連続的な位置変化に対応させて油路
(c、d、f)を切り換えて、アップシフト、変速比固
定、ダウンシフトを実現する無段変速機の油圧制御装置
において、前記制御弁(92)が、前記信号圧のうちの
分岐された一方が入力される第1の入力ポート(a)
と、前記信号圧のうちの分岐された他方が絞り(99)
を介して入力される第2の入力ポート(b)と、前記信
号圧が前記スプール(S)をアップシフト位置、変速比
固定位置、ダウンシフト位置に連続的に変化させる際
に、前記変速比固定位置に対応する範囲内の信号圧
(P)に対応して、前記第2の入力ポート(b)に選択
的に連通される排出ポート(e)と、を有する変速制御
弁(92)である、ことを特徴とする。
【0010】
【発明の作用・効果】請求項1に係る本発明(制御弁)
によると、信号圧発生手段(92)の信号圧(P)が所
定範囲内にあるときは、第2の入力ポート(b)の信号
圧(P2 )の一部が選択的に排出ポート(e)から排出
される。したがって、信号圧(P)が所定範囲内で変動
した場合でも、余剰分が排出ポート(e)から排出され
て、第1の入力ポート(a)及び第2の入力ポート
(b)の信号圧(P1 、P2 )と、付勢手段(K)の付
勢力とがつりあって、スプール(S)を所定の位置の保
持することができる。
【0011】請求項2に係る本発明に(無段変速機の油
圧制御装置)によると、信号圧発生手段(92)の信号
圧(P)が変速比固定位置に対応する所定範囲内にある
ときは、第2の入力ポート(b)の信号圧(P2 )の一
部が選択的に排出ポート(e)から排出される。したが
って、信号圧(P)が大きくなった場合でも、余剰分が
排出ポート(e)から排出されて、第1の入力ポート
(a)及び第2の入力ポート(b)の信号圧(P1 、P
2 )と、付勢手段(K)の付勢力とがつりあって、スプ
ール(S)を所定の位置の保持することができる。つま
り、信号圧(P)が変速比固定位置に対応する所定範囲
内にあるときは、信号圧(P)が増減した場合でも、ス
プール(S)が所定の位置に保持される。このため、ア
ップシフトとダウンシフトのハンチングを防止すべくス
プールのランド幅を必要以上に大きくしなくてすみ、変
速制御弁の長大化を防止することができる。
【0012】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0014】まず、図1に沿って、本発明に係る無段変
速機の油圧制御装置(以下単に「油圧制御装置」とい
う)が適用された車輛用の無段変速機の概略構成を説明
し、つづいて、図2及び図3に沿って、ぞれぞれ無段変
速機の油圧回路及びその電気制御部分の概略を説明す
る。その後、これら図1ないし図3を参照しながら、無
段変速機全体の作用を簡単に説明する。そして、最後
に、図4以下の図に沿って、適宜図1ないし図3を参照
しながら、本発明に係る制御弁について詳述する。
【0015】図1に示す車輛用の無段変速機1は、ベル
ト式無段変速装置(以下「CVT」という)2、前後進
・モード切換え装置3、ロックアップクラッチ5を内蔵
したトルクコンバータ6、カウンタシャフト7、及びデ
ィファレンシャル装置9を備えており、これら装置等が
分割ケースにて覆われている。
【0016】トルクコンバータ6は、エンジン出力軸1
0にフロントカバー17を介して連結されているポンプ
インペラ11、入力軸12に連結されているタービンラ
ンナ13及びワンウェイクラッチ15を介して支持され
ているステータ16を有しており、さらに入力軸12と
フロントカバー17との間にロックアップクラッチ5が
介在している。なお、図中20は、ロックアップクラッ
チプレートと入力軸12との間に介在するダンパスプリ
ング、21は、ポンプインペラ11に連結して駆動され
るオイルポンプである。
【0017】CVT2は、プライマリシャフト22に固
定された固定シーブ23及びプライマリシャフト22に
摺動のみ自在に支持されている可動シーブ25からなる
プライマリプーリ26と、セカンダリシャフト27に固
定されている固定シーブ29及びセカンダリシャフト2
7に摺動のみ自在に支持されている可動シーブ30から
なるセカンダリプーリ31と、これら両プーリ26、3
1に巻掛けられた金属製のベルト32と、を備えてい
る。
【0018】さらに、プライマリ側の可動シーブ25の
背面にはダブルピストンからなる油圧アクチュエータ3
3が配置されており、またセカンダリ側の可動シーブ3
0の背面にはシングルピストンからなる油圧アクチュエ
ータ35が配置されている。上記プライマリ側の油圧ア
クチュエータ33は、プライマリシャフト22に固定さ
れたシリンダ部材36及び反力支持部材37と、可動シ
ーブ25に固定された筒状部材39及びピストン部材4
0を有しており、筒状部材39、反力支持部材37及び
可動シーブ25の背面にて第1の油圧室41を構成する
とともに、シリンダ部材36及びピストン部材40にて
第2の油圧室42を構成する。そして、これら第1の油
圧室41及び第2の油圧室42は、連通孔37aにて互
いに連通しており、同一油圧によりセカンダリ側の油圧
アクチュエータ35に比してほぼ倍する軸方向力を発生
する。一方、セカンダリ側の油圧アクチュエータ35
は、セカンダリシャフト27に固定されている反力支持
部材43及び可動シーブ30の背面に固定されている筒
状部材45を有しており、これら両部材により1個の油
圧室46を構成するとともに、可動シーブ30と反力支
持部材43との間にプリロード用のスプリング47が縮
設されている。
【0019】前後進・モード切換え装置3は、前後進切
換え用のダブルピニオンプラネタリギヤ50、リバース
ブレーキB1 、第1のクラッチC1 、第2の(エンジン
ブレーキ用)クラッチC2 、及びワンウェイクラッチF
を有しており、入力軸12とプライマリプーリ26の固
定シーブ23との間に、前記第2のクラッチC2 と、第
1のクラッチC1 及びワンウェイクラッチFとが並列に
配置されている。また、前記プラネタリギヤ50は、そ
のサンギヤSが入力軸12に連結されており、第1及び
第2のピニオンP1 、P2 を支持するキャリヤCRがプ
ライマリ側の固定シーブ23に連結されており、そして
リングギヤRが前記リバースブレーキB1 に連結されて
いる。
【0020】カウンタシャフト7には、大ギヤ51及び
小ギヤ52が固定されており、大ギヤ51はセカンダリ
シャフト27に固定されたギヤ53に噛合し、かつ小ギ
ヤ52はディファレンシャル装置9のギヤ55に噛合し
ている。
【0021】ディファレンシャル装置9は、前記ギヤ5
5を有するデフケース66に支持されたデフギヤ56の
回転が左右サイドギヤ57、59を介して左右車軸6
0、61に伝達される。
【0022】上述構成の車輛用の無段変速機1におい
て、本発明に係る制御弁は、プライマリプーリ26側の
油圧アクチュエータ33に対する油圧を制御するのに用
いられる。すなわち、油圧アクチュエータ33の油圧を
増減させて可動シーブ25を移動し、この移動により、
CVT2の変速比を変えたり、固定したりするのに使用
される。
【0023】つづいて、図2に沿って、本発明に係る制
御弁をその一部として含む、無段変速機の油圧回路につ
いて簡単に説明する。同図において、21は前記オイル
ポンプ、70はオイルポンプコントロールバルブ、71
は該コントロールバルブ用ソレノイドバルブである。ま
た、72はプライマリレギュレータバルブ、73はセカ
ンダリレギュレータバルブ、75はライン圧制御用リニ
アソレノイドバルブ、76はソレノイドバルブ用モジュ
レータバルブである。
【0024】77はマニュアルバルブであって、マニュ
アル操作により、同図中のマニュアルバルブ77の右上
の表に示すように、ポート1の油圧がポート2又はポー
ト3に切換えられる。79はモジュレータバルブ、80
はC2コントロールバルブ、81はデューティ制御用ソ
レノイドバルブ、C1、C2はそれぞれ前記クラッチC
1 、C2 用の油圧サーボ、B1は前記ブレーキB1 用油
圧サーボ、90、91はそれぞれB1用及びC1用アキ
ュムレータである。ポート2及びポート3の油圧は、そ
れぞれクラッチ及びブレーキ用油圧サーボC1及びB1
に供給されており、ポート1の油圧は、クラッチ及びブ
レーキ用モジュレート圧として、モジュレータバルブ7
9によって適正な油圧に調圧される。92はレシオコン
トロールバルブ、93はCVT制御(レシオコントロー
ル)用のリニアソレノイドバルブ、33及び35は前記
プライマリ側及びセカンダリ側の油圧アクチュエータで
ある。
【0025】95はロックアップコントロールバルブ、
96はロックアップリレーバルブ、97はロックアップ
制御用のリニアソレノイドバルブである。6は前記ロッ
クアップクラッチ5を有するトルクコンバータであっ
て、6aはロックアップオフ側油室5aに連通する油
路、6bはロックアップオン側油室5bに連通する油路
である。
【0026】なお、同図中、×印はドレーンポートを示
す。
【0027】上述構成の油圧回路において、本発明に係
る制御弁は、レシオコントロールバルブ92であり、後
に詳述するように、リニアソレノイドバルブ93からの
信号圧(ソレノイド圧)に応じて、油圧アクチュエータ
33に対する圧油の供給量及び油圧アクチュエータ33
からの圧油の排出量を制御するように構成されている。
【0028】図3は、無段変速機1の電気制御部分を示
す図である。同図、及び上述の図1、図2に示すよう
に、エンジン回転数を検出するセンサ100、入力軸1
2の回転数を検出するセンサ101、セカンダリプーリ
29すなわち車速を検出するセンサ102、アクセル踏
込量すなわちスロットル開度を検出するセンサ103、
及びマニュアルバルブ77のポジション位置を検出する
センサ105が設けられており、これら各センサからの
信号は、車載コンピュータからなる制御部(ECU)1
06に送られる。そして、該ECU106にて各種演算
され、前記オイルポンプ用ソレノイドバルブ71、ライ
ン圧制御用リニアソレノイドバルブ75、C2制御用デ
ューティソレノイドバルブ81、レシオコントロール
(変速)用リニアソレノイドバルブ93、ロックアップ
制御用リニアソレノイドバルブ97に所定信号が出力さ
れる。
【0029】次に、図1ないし図3を参照しながら、上
記構成に基づく無段変速機1全体の作用について説明す
る。エンジン回転に基づくオイルポンプ21の回転によ
り、所定油圧が発生し、該油圧は、負荷トルク等に基づ
き演算される制御部106からの信号により制御される
リニアソレノイドバルブ75に基づきプライマリレギュ
レータバルブ72が制御されることにより、ライン圧に
調圧される。また、オイルポンプ21の油圧は、ほぼ等
しい流量で、ポート21a、21bに分配されており、
各部に必要な作動油量に応じて、制御部106からの信
号に基づきソレノイドバルブ71が制御され、比較的多
くの流量が必要とされる場合は、オイルポンプコントロ
ールバルブ70を左半位置に操作してポート21a、2
1bの油圧を該バルブ70を介して合流させてライン圧
とし、一方、比較的流量が少なくてすむ場合は、オイル
ポンプコントロールバルブ70を右半位置に操作して、
ポンプ21からの油圧のうちポート21bの油圧を直接
循環させて、ポート21aのみの油圧をライン圧とし、
ポンプ21の駆動トルクを低減させている。
【0030】マニュアルバルブ77のDレンジ及びLレ
ンジにあっては、ポート1からの油圧がポート2を介し
て第1のクラッチ用油圧サーボC1に供給され、第1の
クラッチC1 が接続する。この状態では、エンジン出力
軸10の回転は、トルクコンバータ6、入力軸12、ワ
ンウェイクラッチF及び第1のクラッチC1 を介してプ
ライマリプーリ26に伝達され、さらに適宜変速される
CVT2を介してセカンダリシャフト27に伝達され、
そしてカウンタシャフト7、ディファレンシャル装置9
を介して左右車軸60、61に伝達される。
【0031】マニュアルバルブ77がDレンジで、比較
的低車速の領域(例えば、40km/h以下)の場合
は、ワンウェイクラッチFが介在する上記第1のクラッ
チC1のみが接続しているので、コースト時はエンジン
ブレーキが作動しない。マニュアルバルブ77をLレン
ジにシフトした場合及びDレンジで比較的高車速の場
合、該シフト位置及び車速の検出に基づき、制御部10
6からソレノイドバルブ81にデューティ信号が出力さ
れて、C2コントロールバルブ80を制御して、所定調
圧が油圧サーボC2に作用し、第2のクラッチC2 も接
続する。これにより、コースト時エンジンブレーキが作
動する。なお、上記DレンジとLレンジとで、車輌走行
状況(例えばスロットル開度及び車速)に対するCVT
2の変速比を異ならせることが望ましい。
【0032】また、マニュアルバルブ77をリバースレ
ンジに操作すると、ポート1からの油圧はポート3を介
してブレーキ用油圧サーボB1に供給される。この状態
では、プラネタリギヤ50のリングギヤRが係止され、
入力軸12からのサンギヤSの回転は、キャリヤCRに
逆回転として取り出され、該逆回転がプライマリプーリ
26に伝達される。
【0033】このように動作する無段変速機1におい
て、エンジン出力軸10のトルクは、トルクコンバータ
6を介して入力軸12に伝達され、特に発進時にあって
は、該トルクコンバータ6によりトルク比が高くなるよ
うに変速されて入力軸12に伝達され、滑らかに発進す
る。また、該トルクコンバータ6は、ロックアップクラ
ッチ5を有しており、高速安定走行時にあっては、該ロ
ックアップクラッチ5が接続して、エンジン出力軸10
と入力軸12とが直結状態となって、トルクコンバータ
6の油流による損失を減少させている。さらに、該クラ
ッチ5が完全に係合するまでの低・中速領域にあって、
ロックアップクラッチ5の入力側と出力側の回転差が所
定値になるようにスリップ制御される。
【0034】また、上記無段変速機1において、CVT
2は、セカンダリプーリ31の油圧アクチュエータ35
にプライマリレギュレータバルブ72からのライン圧が
供給されており、負荷トルクに応じたベルト挟持力を作
用する。一方、制御部106からの変速信号に基づきリ
ニアソレノイドバルブ93が制御され、該ソレノイドバ
ルブ93からの信号圧によりレシオコントロールバルブ
92が制御されて、その出力ポートからの調圧がプライ
マリプーリ26のダブルピストンからなる油圧アクチュ
エータ33に供給され、これによりCVT2の変速比が
適宜制御される。
【0035】このCVT2の変速比を制御するのが、本
発明に係る制御弁(変速制御弁)である。本発明に係る
制御弁は、図2に示す油圧回路においては、レシオコン
トロールバルブ92(以下「制御弁」92という)に適
用されている。
【0036】図4(a)に示すように、制御弁92は、
スプールSと、これを上方に付勢するスプリング(付勢
部材)Kとを備えており、スプールSには、上方から順
に3個のランド、すなわち、ランドA、ランドB、ラン
ドCが形成されている。なお、ランドBは、上面の受圧
面積が、ランドAの下面の受圧面積よりも少し大きくな
るように形成されている。この受圧面積の差に基づき、
後述の第1の入力ポートに加えて第2の入力ポートに入
力された信号圧によっても、スプールSに下向きの力が
加えられることになる。スプリングKのばね定数は、前
述のレシオコントロール用のソレノイドバルブ(信号圧
発生手段)93から制御弁92に入力される信号圧(ソ
レノイド圧)Pの最低値と最高値との範囲内において、
スプールSが上限(図4(a))と下限(図4(i))
との間をストロークすることができるように設定されて
いる。なお、図4(a)〜(i)は、全ストロークに対
するスプールSの位置(以下「バルブストローク量」と
いう)を示している。ただし、(f)の位置(後述)を
基準として、上方をマイナス(−)、下方をプラス
(+)にとってある。これによると、バルブストローク
量は、スプールSが(a)に示す上限にあるときは−6
であり、(i)に示す下限にあるときは+4.5(+の
符号は省略)となる。また、バルブストローク量は、後
述のように、信号圧の増加に伴って、(a)から(i)
にそれぞれ示す値に変化する。
【0037】制御弁92は、リニアソレノイドバルブ9
3の信号圧Pのうちの分岐された第1(一方)の信号圧
1 が入力される第1の入力ポートaと、上述信号圧P
のうちの分岐されオリフィス(絞り)99を介した第2
(他方)の信号圧P2 が入力される第2の入力ポートb
とを有する。また、第2の入力ポートbよりも下方に、
前述のプライマリレギュレ−タバルブ72により調圧さ
れたライン圧PLが入力される入力ポートc、さらにそ
の下方に、前述のプライマリプーリ26側の油圧アクチ
ュエータ33に連通されたポートdを有する。さらに、
第2の入力ポートbと入力ポートcとの間の位置に、ラ
ンドBの位置によって選択的に、第2の入力ポートbに
連通される排出ポートeが設けてある。加えて、ポート
dの下方に、ランドCの位置によって選択的にポートd
に連通される排出ポートfを有し、その下方にランドC
の下方に連通する排出ポートgを有する。
【0038】なお、入力ポートc、及び排出ポートfに
は、それぞれノッチc1 、及びノッチf1 が形成されて
いて、スプールSが移動した際の、入力ポートc及び排
出ポートfの面積変化が緩やかに行われるようにしてい
る。
【0039】次に、上述構成の制御弁92の作用につい
て説明する。
【0040】まず、図4及び図5を参照して、バルブス
トローク量を基準としたときの、バルブストローク量
と、信号圧及び油路面積との関係を説明する。そして、
その後、図6を参照して、信号圧を基準としたときの、
信号圧と、油路面積及びバルブストローク量との関係を
説明する。なお、図5と図6とは、いずれも同じ内容の
ものを一部、縦軸と横軸とを入れ換えて図示したもの、
すなわち、図5では横軸にバルブストローク量を、一
方、図6では横軸に信号圧をとったものであるが、後者
の図6は、信号圧がリニアに変化した場合のバルブスト
ローク量を示しており、本発明の特徴をよく反映してい
るものといえる。ただし、図5は、バルブストローク量
と油路面積との関係が直接的に図示されていて、図4と
の対応が明瞭である。
【0041】まず、図4、図5を参照して、バルブスト
ローク量と油路面積との関係を説明する。
【0042】制御弁92には、上述のレシオコントロー
ル用のリニアソレノイドバルブ93によってリニアに変
化されたソレノイド圧が、信号圧Pとして入力される。
この信号圧Pは、2つの信号圧に分岐されて、第1の信
号圧P1 は、直接、第1の入力ポートaに入力される。
一方、オリフィス99によって圧力低下されてた第2の
信号圧P2 が第2の入力ポートbに入力される。
【0043】まず、信号圧Pが0、したがって、第1の
信号圧P1 及び第2の信号圧P2 が0(図4(a)のバ
ルブストローク量−6.0)の状態においては、スプー
ルSは、スプリングKの付勢力によって上方に押し上げ
られて、上限に位置する。このとき、同図中左側の、第
1の入力ポートa、第2の入力ポートbは、開放されて
おり、右側の各ポートについては、それぞれ排出ポート
eは閉鎖、入力ポートcは開放、ポートdは閉鎖、排出
ポートfは閉鎖、排出ポートgは開放されている。な
お、上述の各ポートのうち第1の入力ポートa及び排出
ポートgは、常時、開放されているので、これらのポー
トのついての開放又は閉鎖についての説明は以下省略す
るものとする。この状態において、入力ポートcからラ
イン圧PLが入力されるが、ポートdが閉鎖されてい
て、アプライ面積が0であるので、ライン圧PLは油圧
アクチュエータ33に供給されない。なお、アプライ面
積とは、入力ポートcとポートdとの開放面積のうちの
狭い方の面積、つまり圧油が流れることができる面積を
いうものとする。
【0044】信号圧Pがリニアに増加されて所定圧以上
となると、第1のポートa、及び第2のポートbに入力
される信号圧P1 、P2 によって、スプリングKのばね
力に抗してスプールSが押し下げられる。
【0045】そして、信号圧Pがさらに増加され、バル
ブストローク量−5.0(b)となると、それまでラン
ドCによって閉鎖されていたポートdの開放が開始さ
れ、アプライ面積が増加をはじめる。この状態がつづい
て、バルブストローク量が−3.75(c)になると、
入力ポートcの面積のうちランドBによって開放されて
いる面積と、ポートdの面積のうちランドCによって開
放されている面積とが等しくなり、アプライ面積が最大
となる。
【0046】さらに信号圧Pが増加されると、アプライ
面積が減少し、バルブストローク量が−2.5(d)に
なると、ランドBが入力ポートcのノッチc1 にかか
り、以後、バルブストローク量が−0.5(e)になる
までは、ノッチc1 の開放面積が減少するため、アプラ
イ面積の減少が緩やかになる。
【0047】バルブストローク量が−0.5(e)にな
ると、ノッチc1 を含む入力ポートcが完全に閉鎖さ
れ、アプライ面積が0になる。
【0048】さらに信号圧Pが増加されて、バルブスト
ローク量が0になると、それまでランドBによって閉鎖
されていた排出ポートeの開放がはじまり、第2の入力
ポートbと排出ポートeとの連通が開始される。する
と、第2の入力ポートbの信号圧P2 が低下し、これに
より、スプールSがスプリングKによってわずかに押し
上げられる。すると、再びランドBによって排出ポート
eが閉鎖され、信号圧P2 の増加がはじまる。このよう
にして、排出ポートeの開放と閉鎖とが繰り返されて、
信号圧Pが所定範囲内で変動した場合でも、スプールS
は、バルブストローク量0の位置に保持される。
【0049】そして、信号圧Pが所定範囲内を超える
と、再び、スプールSの下降が開始される。バルブスト
ローク量が0.5になると、それまで、ランドCによっ
て閉鎖されていた排出ポートfのノッチf1 が開放さ
れ、ポートdに連通される。これにより、油圧アクチュ
エータ33の圧油の排出が開始される。以下、バルブス
トローク量2.5(h)まで、ノッチf1 の開放によ
り、ドレン面積が緩やかに増加し、バルブストローク量
2.5(h)以降は、排出ポートfの開放面積の増加に
よって、ドレン面積が増す。これが、バルブストローク
量4.5(i)までつづく。
【0050】上述の、図5に点線で示された信号圧Pを
見ると、バルブストローク量0に対応して、上下に垂直
な部分があることが分かる。これは、信号圧Pが所定範
囲内で変動しているにもかかわらず、バルブストローク
量が0の位置で保持されていることを示す。
【0051】これについて、図6を参照して説明する。
【0052】図6は、前述のように、図5と同じ内容
を、横軸に信号圧Pをとって書き換えたものである。本
発明において、横軸の信号圧Pは、横軸のプラス方向に
向かって変化する。この信号圧Pの増加に対して、バル
ブストローク量は、その値が−6.0(a)から、−
5.0(b)、−3.75(c)、−2.5(d)、−
0.5(e)を介して、0(f)の左端までは直線状に
増加し、また、信号圧Pの所定範囲内(例えば、2.4
〜3.2kg/cm2 )で0(f)となり、0(f)の
右端から、再び、0.5(g)、2.5(h)、4.5
(i)まで直線状に増加する。
【0053】同図においては、油路面積が0、すなわち
アプライ面積及びドレン面積のいずれもが0となる、バ
ルブストローク量−0.5(e)とバルブストローク量
0.5(g)の間において、油圧アクチュエータ33内
の圧油は、供給も排出もされずに保持され、したがっ
て、CVT2は、変速比固定となる。これに対応する信
号圧Pは2.2〜3.4kg/cm2 となる。すなわ
ち、信号圧Pが2.2〜3.4kg/cm2 の範囲内に
あるとき、油路面積が0となり変速比固定となる。この
ときのバルブストローク量の差は、0.5−(−0.
5)=1.0mmとなる。換言すると、バルブストロー
ク量のわずか1mmの変化で、変速比固定の範囲を信号
圧Pの2.2〜3.4kg/cm2 と大きく設定するこ
とができる。これは、(e)と(g)との間にバルブス
トローク量0の(f)を、2.2〜3.4kg/cm2
の範囲で実現しているからである。
【0054】なお、従来例のように、バルブストローク
量を長くして、変速比固定の範囲を大きくとるものにあ
っては、例えば、本発明と同様に、変速比固定の信号圧
Pを、2.2〜3.4kg/cm2 に設定しようとした
場合、図5の(e)と(g′)との間のバルブストロー
ク量、すなわち、3.0−(−0.5)=3.5mmの
バルブストローク量の差が必要となる。ちなみに、本発
明では上述のようにこれが1mmであった。
【0055】さらに、本発明においては、図6に示す、
信号圧Pが2.4〜3.2kg/cm2 の範囲内で、バ
ルブストローク量が0となり、信号圧Pがこの範囲内で
変化した場合であっても、バルブストローク量0は保持
されるので、従来のものとは異なり、ノイズ振動等に対
して信頼性の高いものとすることができる。
【0056】なお、上述の実施の形態においては、信号
圧Pが下限側から上限側にリニアに変化する場合につい
て説明したが、信号圧Pが上限側から下限側にリニアに
変化する場合は、上述の図4では(i)から(a)に、
また図5では、バルブストローク量を5から−6まで、
さらに図6では信号圧Pを6から0までといったよう
に、それぞれ上述の、信号圧Pを増加させる場合の逆を
たどればよい。
【0057】さらに上述では、信号圧Pがリニアに変化
する場合を例に説明したが、本発明は必ずしもこれに限
定されるものではなく、例えば、信号圧Pが単調増加
(単調減少)するものに対しても、上述の構成をそのま
ま維持した状態で、適用することができるのはもちろん
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無段変速機を示す概略図。
【図2】その油圧回路を示す図。
【図3】その電気制御部分を示す図。
【図4】(a)〜(i)は、制御弁におけるバルブスト
ローク量と各ポートの開閉関係を示す図。
【図5】バルブストローク量に対する、信号圧及び油路
面積の関係を示す図。
【図6】信号圧に対する、油路面積及びバルブストロー
ク量の関係を示す図。
【符号の説明】
1 無段変速機 2 ベルト式無段変速装置(CVT) 33 プライマリ側の油圧アクチュエータ 92 制御弁(レシオコントロールバルブ) 93 信号圧発生手段(リニアソレノイドバル
ブ) 99 絞り(オリフィス) 106 制御部 K 付勢手段(スプリング) P 信号圧(ソレノイド圧) P1 第1の入力ポートに入力される信号圧 P2 第2の入力ポートに入力される信号圧 S スプール a 第1の入力ポート b 第2の入力ポート e 排出ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付勢手段によって付勢されたスプール
    を、信号圧発生手段の信号圧に応じて、前記付勢手段の
    付勢力に抗して移動させてなる制御弁において、 前記信号圧のうちの分岐された一方が入力される第1の
    入力ポートと、 前記信号圧のうちの分岐された他方が絞りを介して入力
    される第2の入力ポートと、 前記信号圧が連続的に変化する際に、所定範囲内の信号
    圧に対応して、前記第2の入力ポートに選択的に連通さ
    れる排出ポートと、を備える、 ことを特徴とする制御弁。
  2. 【請求項2】 付勢手段によって付勢されたスプール
    を、信号圧発生手段の信号圧に応じて、前記付勢手段の
    付勢力に抗して移動させてなる制御弁を備え、前記スプ
    ールの連続的な位置変化に対応させて油路を切り換え
    て、アップシフト、変速比固定、ダウンシフトを実現す
    る無段変速機の油圧制御装置において、 前記制御弁が、 前記信号圧のうちの分岐された一方が入力される第1の
    入力ポートと、 前記信号圧のうちの分岐された他方が絞りを介して入力
    される第2の入力ポートと、 前記信号圧が前記スプールをアップシフト位置、変速比
    固定位置、ダウンシフト位置に連続的に変化させる際
    に、前記変速比固定位置に対応する範囲内の信号圧に対
    応して、前記第2の入力ポートに選択的に連通される排
    出ポートと、を有する変速制御弁である、 ことを特徴とする無段変速機の油圧制御装置。
JP26334396A 1996-10-03 1996-10-03 制御弁、及び無段変速機の油圧制御装置 Pending JPH10110796A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26334396A JPH10110796A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 制御弁、及び無段変速機の油圧制御装置
DE1997143708 DE19743708A1 (de) 1996-10-03 1997-10-02 Steuerventil und hydraulische Steuereinrichtung für stufenlose Getriebeeinrichtungen
US08/943,202 US5924450A (en) 1996-10-03 1997-10-03 Control valve and hydraulic control device for continuously variable transmission devices

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26334396A JPH10110796A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 制御弁、及び無段変速機の油圧制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10110796A true JPH10110796A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17388161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26334396A Pending JPH10110796A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 制御弁、及び無段変速機の油圧制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5924450A (ja)
JP (1) JPH10110796A (ja)
DE (1) DE19743708A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007298A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の油圧制御装置
US8478497B2 (en) 2009-06-26 2013-07-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control device and hydraulic control method for vehicle automatic transmission

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19881221D2 (de) * 1997-08-26 2000-01-27 Luk Getriebe Systeme Gmbh Druckmittelanlage
JP3993489B2 (ja) * 2002-08-26 2007-10-17 ジヤトコ株式会社 ベルト式無段変速機のベルト滑り防止装置
US20070173554A1 (en) 2005-10-27 2007-07-26 Yadollah Delaviz Method of manufacturing polystyrene foam with polymer processing additives
JP2008045576A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Yamaha Motor Co Ltd 無段変速装置
JP4762875B2 (ja) * 2006-12-15 2011-08-31 ジヤトコ株式会社 ベルト式無段変速機の変速制御装置
JP4297949B2 (ja) * 2007-04-26 2009-07-15 トヨタ自動車株式会社 レギュレータバルブ
FR2964929B1 (fr) * 2010-09-17 2012-09-28 Renault Sa Procede de commande de l'affichage au tableau de bord des rapports de transmission d'une boite de vitesse automatique et systeme associe

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3265882B2 (ja) * 1994-12-22 2002-03-18 日産自動車株式会社 ベルト式cvtの変速制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007298A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の油圧制御装置
US8478497B2 (en) 2009-06-26 2013-07-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control device and hydraulic control method for vehicle automatic transmission

Also Published As

Publication number Publication date
DE19743708A1 (de) 1998-04-16
US5924450A (en) 1999-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6612958B2 (en) Oil pressure control apparatus of continuously variable transmission
US5669846A (en) Continuously variable transmission with control of switching between a high mode and a low mode
US4459879A (en) Torque ratio control device for a V-belt type continuously variable transmission for vehicles
US6835147B2 (en) Hydraulic pressure controller for automatic transmission
JPS61105351A (ja) 変速機の制御装置
JPH02120568A (ja) 流体継手のスリップ制御装置
US7010911B2 (en) Fluid pressure control circuit
EP1531291A2 (en) Belt-type continuously variable transmission
JP2757304B2 (ja) 変速機の油圧制御装置
JPS63280955A (ja) 無段変速機の変速比制御方法および変速比制御装置
US4056991A (en) Hydraulic control device for use with automatic speed change gear device
JPH10110796A (ja) 制御弁、及び無段変速機の油圧制御装置
JPS61105353A (ja) 無段変速機の制御装置
JPH07317891A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
KR20010019805A (ko) 자동차용 무단 변속기의 유압 제어 시스템
KR20040028501A (ko) 벨트식 무단 변속기의 변속 유압 제어 장치
JPH1193987A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JPH05141511A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
US6019700A (en) Variable pressure gain control system for a CVT
JP3928276B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置及びベルト式無段変速装置
JPH10252847A (ja) 無段変速機の油圧制御装置
JP3736050B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JPS61105361A (ja) 車両用無段変速装置
JPH04285361A (ja) 車両用ベルト式無段変速機の制御装置
JP4513553B2 (ja) ベルト式無段変速機の制御装置