JPH1193656A - 排気管接続構造 - Google Patents

排気管接続構造

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Publication number
JPH1193656A
JPH1193656A JP9301397A JP30139797A JPH1193656A JP H1193656 A JPH1193656 A JP H1193656A JP 9301397 A JP9301397 A JP 9301397A JP 30139797 A JP30139797 A JP 30139797A JP H1193656 A JPH1193656 A JP H1193656A
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JP
Japan
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exhaust
pipe
upstream
exhaust pipe
downstream
Prior art date
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Pending
Application number
JP9301397A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takagi
大 高木
Hiroyuki Izeki
博之 井関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Takaoka Co Ltd
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Takaoka Co Ltd filed Critical Aisin Takaoka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排気ガスの漏れない排気管接続構造を得る。 【解決手段】上流側排気管1に短管2を外嵌し、短管2
の排気上流側端部3を上流側排気管1に溶接4すると共
に、かつ短管2の排気下流側端部5の拡径部6に上流側
フランジ部材7を溶接する。上流側排気管1の排気下流
側に上流側排気管1と対向して下流側排気管14を配設
し、下流側排気管14の排気上流側管端15に下流側フ
ランジ部材16を溶接する。上流側排気管1の排気下流
側管端10aに凸球面11を有するシール部材12を外
嵌し、シール部材12を介して上流側排気管1と下流側
排気管14とを接続する。フランジ部材7とフランジ部
材16とをボルト22及びバネ24により接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温の排気ガスが
流通する排気管の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、排気管接続構造として、排気
下流側端部に上流側フランジ部材を固設した上流側排気
管と、凹球面を有する下流側フランジ部材を排気上流側
管端に固設した下流側排気管とを、該上流側排気管の排
気下流側管端に配置した凸球面を有するシール部材を介
して接続したものが知られている(例えば、特公平1−
17033号公報第3図)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の排
気管接続構造では上流側フランジ部材が上流側排気管の
排気下流側端部に溶接により固定されているため、溶接
時に生じた熱歪みが上流側排気管の排気下流側管端に残
存すると、上流側排気管の排気下流側管端に配置された
シール部材が歪み、下流側フランジ部材の凹球面と該シ
ール部材の凸球面との接触不良を生じ、排気ガスが排気
管接続部から漏れるという問題点がある。本発明はかか
る問題点を解決するためになされたものであり、排気管
接続部のシール部材が歪みにくい排気管接続構造を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、排気下流側端
部に上流側フランジ部材を固設した上流側排気管と、凹
球面を有する下流側フランジ部材を排気上流側管端に固
設した下流側排気管とを、該上流側排気管の排気下流側
管端に配置した凸球面を有するシール部材を介して接続
した排気管接続構造において、該上流側排気管に短管を
外嵌し、該短管の排気上流側端部を該上流側排気管に溶
接すると共に、該短管の排気下流側端部に該上流側フラ
ンジ部材を固着したことを特徴とする。
【0005】上記排気管接続構造では、短管の排気上流
側端部が上流側排気管の排気下流側管端と離間するた
め、該短管の排気上流側端部を該上流側排気管に溶接す
る際に、該上流側排気管の排気下流側管端に熱歪みが発
生せず、シール部材の凸球面が下流側フランジ部材の凹
球面に密着している。
【0006】
【発明の実施の形態】短管の長さは、溶接による熱歪み
がシール部材を配置した上流側排気管の排気下流側管端
に影響を及ぼさないために、20mm以上とすることが
望ましい。短管の排気下流側端部と上流側排気管とは接
触していてもよく、該短管の排気下流側端部と該上流側
排気管との間に間隙を有していてもよい。該上流側排気
管に該短管を溶着した状態でフランジ部材を該短管の外
周に溶接する際に、該短管から該上流側排気管への熱の
伝達量を低減する観点からは、該短管の排気下流側端部
と該上流側排気管との間に間隙を有することが望まし
い。上流側フランジ部材の短管への固着形態は特に限定
されず、例えば、溶接による固着であってもよく、かし
め接合による固着であってもよい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜2に基づいて
説明する。図1に第1実施例である排気管接続構造を示
す。図1に示すように、上流側排気管1に短管2が外嵌
されている。短管2の排気上流側端部3は上流側排気管
1に溶接4され、短管2の排気下流側端部5には上流側
排気管1との間に間隙を有する拡径部6が形成されてい
る。上流側排気管1の排気下流側端部10には上流側フ
ランジ部材7が配設されている。上流側フランジ部材7
は、円環状のフランジ本体部8とフランジ本体部8の内
縁から排気上流側に向けて拡径する中央管部9とからな
り、フランジ本体部8が上流側排気管1に外嵌すると共
に、中央管部9の排気上流側管端9aが短管2の拡径部
6の外周に溶接されている。上流側排気管1の排気下流
側管端10aには凸球面11を有するドーナツ状のシー
ル部材12が外嵌されると共に、シール部材12が上流
側フランジ部材7のシール座面13に密着して取り付け
られている。シール部材12には、膨張黒鉛及び(又
は)雲母からなる耐火材をワイヤーメッシュで補強した
構成のものが使用される。
【0008】上流側排気管1の排気下流側には上流側排
気管1と対向して下流側排気管14が配設され、下流側
排気管14の排気上流側管端15には下流側フランジ部
材16が溶接されている。下流側フランジ部材16に
は、シール部材12の凸球面11と同一円弧の凹球面1
7を有するフレア部18と、上流側フランジ部材7のフ
ランジ本体部8と対向するフランジ本体部19とが形成
されている。
【0009】上流側フランジ部材7のフランジ本体部8
にはネジ溝20が刻設され、下流側フランジ部材16の
フランジ本体部19にはネジ溝20に対向する位置に貫
通孔21が穿設されている。ボルト22は、貫通孔21
に遊嵌し、かつ、ネジ溝20に螺合しており、ボルト2
2のヘッド23とフランジ本体部19との間にバネ24
が縮設されている。バネ24は下流側フランジ部材16
を上流側フランジ部材7に向けて付勢し、シール部材1
2の凸球面11とフレア部18の凹球面17との間の球
面接触を保つ。また、上流側フランジ部材7と下流側フ
ランジ部材16との間には隙間Wが設けられ、上流側排
気管1と下流側排気管14とが隙間Wの範囲内で屈曲可
能とされている。
【0010】上記実施例の排気管接続構造では、短管2
の排気上流側端部3が上流側排気管1の排気下流側管端
10aと離間するため、短管2の排気上流側端部3を上
流側排気管1に溶接する際に、上流側排気管1の排気下
流側管端10aに熱歪みが発生せず、シール部材12の
凸球面11が下流側フランジ部材16の凹球面17に密
着している。そのため、上流側排気管1から下流側排気
管14に向けて排気ガスが流通する際、上流側排気管1
と下流側排気管14との接続部分のシール性が良好に保
たれ、該接続部分から排気ガスが漏れ出さない。
【0011】図2に第2実施例である排気管接続構造を
示す。第2実施例の排気管接続構造は、短管30の排気
下流側端部32が外向きに断面U字状に屈曲して形成さ
れ、上流側フランジ部材31の中央管部33の排気上流
側端部34が内向きに断面逆U字状に屈曲して形成さ
れ、短管30の排気下流側端部32と上流側フランジ部
材31の排気上流側端部34とが互いに咬合すると共に
かしめられて接合されている以外は、第1実施例と同様
の構造を有し、第1実施例と同様の作用を奏する。
【0012】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限られないことはもちろんであ
り、例えば、排気マニホルドの分岐管集合部と該分岐管
集合部の排気下流側に配設された排気管との接続構造に
本発明を適用することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、排気下流側端部に上流
側フランジ部材を固設した上流側排気管と、凹球面を有
する下流側フランジ部材を排気上流側管端に固設した下
流側排気管とを、該上流側排気管の排気下流側管端に配
置した凸球面を有するシール部材を介して接続した排気
管接続構造において、該上流側排気管に短管を外嵌し、
該短管の排気上流側端部を該上流側排気管に溶接すると
共に、該短管の排気下流側端部に該上流側フランジ部材
を固着したので、シール部材の凸球面が下流側フランジ
に密着しているため、シール部材によるシール性が向上
し、排気管接続部からの排気ガスの漏れがなくなり、排
気管接続部の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である排気管接続構造の断
面図である。
【図2】本発明の第2実施例である排気管接続構造の断
面図である。
【符号の説明】
1 上流側排気管 2 短管 3 排気上流側端部 5 排気下流側端部 7 上流側フランジ部材 10 排気下流側端部 10a 排気下流側管端 11 凸球面 12 シール部材 14 下流側排気管 15 排気上流側管端 16 下流側フランジ部材 17 凹球面 30 短管 32 排気下流側端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気下流側端部に上流側フランジ部材を固
    設した上流側排気管と、凹球面を有する下流側フランジ
    部材を排気上流側管端に固設した下流側排気管とを、該
    上流側排気管の排気下流側管端に配置した凸球面を有す
    るシール部材を介して接続した排気管接続構造におい
    て、 該上流側排気管に短管を外嵌し、該短管の排気上流側端
    部を該上流側排気管に溶接すると共に、該短管の排気下
    流側端部に該上流側フランジ部材を固着したことを特徴
    とする排気管接続構造。
JP9301397A 1997-09-25 1997-09-25 排気管接続構造 Pending JPH1193656A (ja)

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JP9301397A JPH1193656A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 排気管接続構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104736809A (zh) * 2012-10-03 2015-06-24 丰田自动车株式会社 排气系统部件

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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