JP2632601B2 - 排気管 - Google Patents

排気管

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JP2632601B2
JP2632601B2 JP3044095A JP4409591A JP2632601B2 JP 2632601 B2 JP2632601 B2 JP 2632601B2 JP 3044095 A JP3044095 A JP 3044095A JP 4409591 A JP4409591 A JP 4409591A JP 2632601 B2 JP2632601 B2 JP 2632601B2
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pipes
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exhaust
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恵男 木村
勉 会田
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンから排出された
排気ガスをコンバーター等に導入するためのフロントパ
イプ又はヘッドパイプと呼ばれる排気管に関し、特に排
気マニホールドに2本のパイプを接続して構成した排気
管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2本のパイプを用いて構成した排気管の
第一の従来例について図6乃至図8を用いて説明する。
【0003】図に示すように、2本のインナーパイプ51
が所定の間隔を以て並列して配置されると共に、このイ
ンナーパイプ51の外形よりも大きな内径を有し且つイン
ナーパイプ51と略等しい長さを持ったアウターパイプ
52に収納されて夫々が独立した二重管として構成されて
いる。前記インナーパイプ51、アウターパイプ52の一方
の端部は図示しない排気マニホールドと接続されるフラ
ンジ53に夫々接続されている。
【0004】インナーパイプ51の他方の端部は三叉状に
成形された集合パイプ54に夫々独立して嵌合されて溶接
されている。またアウターパイプ52の他方の端部は集合
パイプ54と相似した形状に形成されたカバー55に嵌合さ
れると共に溶接によって固着されている。カバー55は略
等しい形状を持った上部カバー部材55aと下部カバー部
材55bとに分割成形されており、夫々の成形カバー55a、
55bに突起状に設けたフランジ55cを溶接することでカバ
ー55を構成している。
【0005】集合パイプ54の端部はフレキシブルチュー
ブ56と接続されており、またカバー55の一端はフレキシ
ブルチューブ56を収納するパイプ57と接続されている。
フレキシブルチューブ56は二重管構造を持ったパイプ58
と接続されており、このパイプ58はフランジ59に溶接さ
れている。またフレキシブルチューブ56を収納するパイ
プ57の端部はカバージョイント60によって閉塞されてい
る。
【0006】上記の如く構成された排気管はフランジ5
3、59の間が夫々二重管構造を有しており、且つ気密を
保持し得るように構成されている。この排気管はフラン
ジ53そをエンジンの排気マニホールドに接続し、且つフ
ランジ59をコンバーター或いはマフラーにと接続されて
使用される。
【0007】コンバータを効率的に作動させるために
は、該コンバーターに導入される排気ガスの温度をエン
ジンが冷機状態にある時であっても高温状態に保持する
ことが好ましいとされている。このため、排気管は排気
マニホールドからコンバーターの間における放熱を極力
減少させる構造であることが望ましい。即ち、排気管に
おける大気との熱交換面積を減少させることにより実現
することができる。
【0008】また、上記の如き従来の排気管に於いて、
フランジ53からカバー55に至る間はインナーパイプ51を
アウターパイプ52に収納した二重管構造となっている。
このため、この二重管部分に於ける表面積はインナーパ
イプ51の表面積より大きくなり、また重量もインナーパ
イプ51の重量の2倍以上となる。従って、大気との熱交
換面積が大きく熱の放散も大きい。
【0009】そこで、実願昭52−118778号公報
(以下第二の従来例という)には2本のパイプを互いに
接近させて配置し、且つそれらのパイプをパイプ外周面
から所定の距離を有する形状に成形されたカバーに収納
した排気管が記載されている。
【0010】この第二の従来例に於いては、表面積が減
少することから保温効果が向上し、また排気管の占有ス
ペースが減少すると共に、且つ重量が軽減されるという
効果を有している。
【0011】また、独立したインナーパイプ51を夫々集
合パイプ54に接続する部分では、この接続部の機密を保
持することが必要である。このため、集合パイプ54の端
部を2本のインナーパイプ51の周囲に沿った形状、即
ち、図8に示すようなめがね状に成形すると共に、イン
ナーパイプ51との嵌合部及び2本のインナーパイプ51と
の嵌合部の間に形成された閉塞部を溶接して構成してい
る。従って、集合パイプ54の成形形状が複雑となり、且
つ溶接長さが長く生産性が低下する虞がある。
【0012】アウターパイプ52をカバー55に接続する部
分では、独立した2本のアウターパイプ52を気密を保持
して接続することが必要であり、且つカバー55が複数の
成形カバー55a、55bに分割して形成されることから、成
形カバー55a、55bを気密を保持して溶接することが必要
である。このため、カバー55の端部を集合パイプ54と同
様にメガネ状に成形することとなる。またカバー55の長
さは集合パイプ54と略等しい長さで構成されている。従
って、成形形状が複雑となり、且つ溶接長さが長く、生
産性が低下する虞がある。
【0013】そこで、実願昭60−89169号公報
(以下第三の従来例という)には2本のパイプの互いに
対向する面に所定長さの平面部を形成し、この平面部を
互いに当接して固着させることにより断面略円形に形成
した排気管が示されている。
【0014】この第三の従来例に於いては、これにより
2本のパイプの固着された端部は断面積段部となり、曲
げ加工により2本のパイプの互いに対向する面に所定長
さの平面部を形成し、それぞれを断面略半円に形成し且
つ平面部を固着させて構成している。これにより、2本
のパイプの固着された端部は断面略円形となり、成形形
状を簡略化している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第二の従
来例においては、カバーの両側または片側の全長にわた
って溶接を行わなければならない。溶接長が長いという
ことは、生産性及びシール性に対する信頼性を低下させ
る虞がある。
【0016】かといって一体のパイプを曲げ成形するこ
とによりカバーを形成すれば、内蔵するパイプが昇温に
よって膨張したときにカバーと緩衝することを防止する
ため、パイプとカバーとの間隙が一定となるように保持
しなければならない。このため、曲げ作業を実施するた
めに冷凍機等の特殊な設備が必要となる。
【0017】また、上記第三の従来例に於いて、金属の
曲げ加工においては急激な角度の変化は困難があり、必
然的に前記平面部の端部がある程度の曲率を有してしま
う。従って、これら2本のパイプを接合させた上に集合
部材を嵌合させた際には、平面部の両端に間隙を形成す
ることとなり、排気流れに影響を及ぼす虞がある。
【0018】本発明の目的は溶接長を短くして溶接作業
の生産性を向上させると共に、シール性を向上させた排
気管を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る排気管は、屈曲部と直線部を有する2本
のパイプを接近させて配置し、該パイプの一端を排気マ
ニホールドに接続されるフランジに接続すると共に他端
を集合部材を以て集合させ、且つ前記パイプを該パイプ
の外周面より所定の間隔を有するカバーを以て覆うと共
に該カバーの一端を前記フランジに接続してなる排気管
であって、前記カバーは、複数の部材からなり前記2本
のパイプの屈曲部の外周面から所定の間隔を有して前記
パイプの屈曲部をカバーする成形カバーと、前記2本の
パイプの直線部の最大幅よりも大きな長径を有すると共
に一端を前記成形カバーの端部と略等しい形状に成形し
且つ他端を円形状に成形されて前記パイプの直線部をカ
バーするカバーパイプと、を互いに溶接することにより
構成したことを特徴とする排気管。
【0020】また、前記2本のパイプの前記フランジに
接続された端部と反対側の端部に於いて、互いに対向す
る面にパイプの直径よりも短い幅の平面部を形成して該
平面部を互いに固着させて断面瓢状に形成するととも
に、該端部に、一端の内周面を前記固着された端部の外
周面と略等しい瓢状に成形し且つ他端を円形状に成形し
た筒状の集合部材を取り付けたことを特徴とする請求項
1に記載の排気管。
【0021】
【作用】上記第一の排気管によれば、2本のパイプの屈
曲部に於いては複数の部材により成形カバーを形成し、
直線部に於いてはパイプ材によりカバーパイプを形成し
て、これらを互いに溶接することによりカバーを構成す
ることとした。すなわちカバーパイプ自体は単一の部材
であることから溶接により組み立てる必要が無く、また
カバーパイプ端部の形状が円又は楕円となることから、
カバーパイプと成形カバーとの嵌合部に於ける溶接線の
形状を単純化し且つ短くさせることができる。
【0022】また上記第二の排気管によれば、前記2本
のパイプの端部に於いて互いに対向する面にパイプの直
径よりも短い幅の平面部を形成し、これら平面部を固着
させることにより断面瓢状に形成した。これによりパイ
プ端部の曲げ加工の角度を減少させ、パイプ同士の接合
部における外周形状を連続させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下上記手段を適用した排気管の一実施例に
ついて図を用いて説明する。図1は排気管の平面図、図
2は排気管の一部断面側面図、図3は要部断面平面図、
図4は図2のA−A断面図、図5は図2のB−B断面図
である。
【0024】図に於いて、排気管1は、図示しない排気
マニホールドと接続されるフランジ2及び図示しないコ
ンバーター或いはマフラーと接続されるフランジ3との
間に、一端がフランジ2に溶接されて排気マニホールド
からの排気ガスを流通させる2本のインナーパイプ4、
これ等のインナーパイプ4と接続されて排気ガスを集合
して流通させる集合部材となる集合パイプ5、集合パイ
プ5と接続されるフレキシブルチューブ6、フレキシブ
ルチューブ6とフランジ3を接続する二重管10が連続し
て配列されており、且つこれ等の部材を成形カバー7、
カバーパイプ8、フレキシブルチューブカバー9によっ
てカバーして構成されている。
【0025】また前記インナーパイプ4、集合パイプ
5、フレキシブルチューブ6、フレキシブルチューブカ
バー9、及び成形カバー7、カバーパイプ8の夫々の接
続部或いは嵌合部は、排気管1から排気ガスが外部にリ
ークすることを防止するために、夫々気密を保持して溶
接接合されている。
【0026】インナーパイプ4は所定の径を持ったパイ
プを所定の長さで切断すると共に、予め設定された形状
に曲げ加工を施されている。2本のインナーパイプ4が
互いに接近して配置されており、夫々のインナーパイプ
4の一端はフランジ2に溶接された図示しないスリーブ
に嵌合されて接続されている。従って、インナーパイプ
4の温度に応じた伸縮はスリーブとの嵌合によって吸収
することが可能である。
【0027】また夫々のインナーパイプ4の他端である
端部4aの互いに対向する面には、図5に示すように直
径よりも短い幅の平面部4bが形成されており、且つ前
記平面部4bを互いに当接させた状態で固着されてい
る。従って図5に示すように、この端部4aの外周形状
はインナーパイプ4の一部である円弧と、この円弧を接
続する曲線とによって構成された瓢状となる。
【0028】上記の如くして互いに接近して配置された
2本のインナーパイプ4は、成形カバー7及びカバーパ
イプ8より構成されるカバーに収納する。
【0029】図4に示すように、成形カバー7は上部カ
バー部材7aと下部カバー部材7bとに分割して形成さ
れている。そして前記上部カバー部材7a、下部カバー
部材7bによってインナーパイプ4の屈曲部を挟み込む
ようにして収納し、その後、上部カバー部材7aと下部
カバー部材7bの側辺に夫々形成した入れ子状のフラン
ジ7cを溶接することで、気密を保持し得る成形カバー
7を構成している。
【0030】これ等の上部カバー部材7a、下部カバー
部材7bはインナーパイプ4の全長よりも短く、且つイ
ンナーパイプ4の屈曲部の外周面と一定の距離を有する
形状に形成されている。即ち上部カバー部材7a、7b
は夫々並列配置された2本のインナーパイプ4の外周面
と相似形となるように成形されている。
【0031】従って、インナーパイプ4と成形カバー7
との間には所定の間隙が形成され、この間隙により両者
の間に保温層が形成され、且つインナーパイプ4が熱に
より変形しても成形カバー7と干渉することが無い。
【0032】またインナーパイプ4を接近して配置する
ことから、これ等のインナーパイプ4の直線部分は後述
の比較単純な長円形の断面形状を有するカバーパイプ8
によってカバーすることが可能となる。従って、成形部
品からなる成形カバー7の長さをインナーパイプ4の全
長よりも短い長さで形成することが可能となり、溶接長
さを短くすることが可能となる。このことから、成形カ
バー7のシール性に対する信頼性を向上させることが可
能である。
【0033】成形カバー7の端部7dにカバーパイプ8
が嵌合される。前記端部7dの形状は図5に示すように
長円形となる。カバーパイプ8の成形カバー7側の端部
8aは長円形に成形されており、フレキシブルチューブ
カバー9側の端部8bはこのフレキシブルチューブカバ
ー9の径に対応した円形に成形されている。このカバー
パイプ8は集合パイプ5と同様に所定の径を持ったパイ
プを用い、一方の端部8aを長円状に成形すると共に他
方の端部8bを円形状に成形して構成されている。カバ
ーパイプ8の一端を長円形に成形することによって、成
形カバー7の端部7dを嵌合することが可能である。
【0034】前記端部8aに対する成形形状は従来技術
の如きメガネ状の形成形状よりも単純であり、且つ従来
の集合パイプが2分割した部材を溶接接合して構成され
ていたのに対し、溶接長さを格段に短くすることが可能
である。
【0035】従って、成形カバー7の端部7dをカバー
パイプ8の端部8aに嵌合したとき、この嵌合部を構成
する線は円弧と直線であり、然も、この形状は単純な長
円である。また接合部を構成する線が一平面上にあるこ
とから、溶接を自動化することが可能であり、溶接によ
るシール性に対する信頼性を向上させると共に作業性を
向上させることが可能である。
【0036】また、上記の如く構成されたインナーパイ
プ4及び成形カバー7、カバーパイプ8に於いて、2本
のインナーパイプ4が接近して配置されることから、対
向する面からの温度ロスを少なくすることが可能とな
る。また成形カバー7の表面積が従来の二重管構造と比
較して小さくなることから、大気との熱交換面積が小さ
くなる。従って、2本のインナーパイプ4に排気ガスが
流通したとき、インナーパイプ4からの放熱を軽減させ
ることが可能であり、排気ガスの温度を保持することが
可能となる。また成形カバー7の表面積が小さくなるこ
とから、重量を軽減させることが可能となる。
【0037】インナーパイプ4の端部4aは集合パイプ
5の一端に嵌合されている。集合パイプ5のインナーパ
イプ4側の端部5aは2本のインナーパイプ4の固着さ
れた端部4aと等しく瓢状に成形され、フレキシブルチ
ューブ6側の端部5bはフレキシブルチューブ6の径に
対応した円形に成形されている。この集合パイプ5は所
定の径を持ったパイプを用い、一方の端部5aを拡開し
て成形すると共に他方の端部5bを絞り加工によって円
形状に成形して形成されている。集合パイプ5の端部5
aを2本のインナーパイプ4の端部4aの形状である瓢
状に成形することによって、これ等のインナーパイプ4
の端部4aを嵌合させることが可能である。
【0038】前記端部5aに対する成形形状は従来技術
の如きメガネ状(図8参照)の形成形状よりも単純であ
り、且つ従来の集合パイプが2分割した部材を溶接接合
して構成されていたのに対し、溶接長さを格段に短くす
ることが可能である。また上記第二の従来例のように固
着されたインナーパイプの端部の断面を円形に形成した
のに対し、屈曲させるべき角度が小さいことから平面部
の両端に空間が形成されることが無い。
【0039】即ち、インナーパイプ4の端部4aと集合
パイプ5を嵌合したとき、この嵌合部を構成する線は円
弧と曲線のみであり、然も、インナーパイプ4の外周に
沿った比較的単純な形状である。従って、溶接線が一平
面上の曲線によって構成されることから、溶接を自動化
することが可能であり、且つ溶接トーチを狭い場所に挿
入する必要がないため、溶接によるシール性に対する信
頼性を向上させると共に作業性を向上させることが可能
となる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
第1の排気管は、2本のインナーパイプの屈曲部を複数
の部材からなる成形カバーにて収納し、直線部をパイプ
材からなるカバーパイプによって収納した。従ってカバ
ーを形成する際の溶接線の形状を単純化すると共に、溶
接線の長さを短くすることができる。これにより溶接作
業が容易となって生産性が向上し、同時にシール性に対
する信頼性を向上させることができる。
【0041】また上記第2の排気管によれば、2本のイ
ンナーパイプ端部の外周形状を瓢状に形成したことによ
り、集合部材との接合部分を連続的な形状に形成するこ
とができる。さらにこの端部に一端の内周面を前記固着
された端部の外周面と略等しい形状に成形し且つ他端を
円形状に成形した筒状の集合部材を取り付けたことによ
り、溶接線の形状を単純化して密閉性を高めると共に溶
接長さを短くすることができ、生産性を向上させると共
にシール性に対する信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気管の平面図である。
【図2】排気管の一部断面側面図である。
【図3】要部断面平面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】従来の排気管の側面図である。
【図7】従来の排気管の要部断面平面図である。
【図8】図6のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 …排気管 2 …フランジ 3 …フランジ 4 …インナーパイプ 4a …端部 4b …平面部 5 …集合パイプ 5a …端部 5b …端部 6 …フレキシブルチューブ 7 …成形カバー 7a …上部カバー部材 7b …下部カバー部材 7c …フランジ 7d …端部 8 …カバーパイプ 8a …端部 8b …端部 9 …フレキシブルチューブカバー 10 …二重管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−112864(JP,A) 実開 昭54−91516(JP,U) 実開 昭61−204915(JP,U) 実開 昭53−36617(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲部と直線部を有する2本のパイプを
    接近させて配置し、該パイプの一端を排気マニホールド
    に接続されるフランジに接続すると共に他端を集合部材
    を以て集合させ、且つ前記パイプを該パイプの外周面よ
    り所定の間隔を有するカバーを以て覆うと共に該カバー
    の一端を前記フランジに接続してなる排気管であって、 前記カバーは、複数の部材からなり前記2本のパイプの
    屈曲部の外周面から所定の間隔を有して前記パイプの屈
    曲部をカバーする成形カバーと、前記2本のパイプの直
    線部の最大幅よりも大きな長径を有すると共に一端を前
    記成形カバーの端部と略等しい形状に成形し且つ他端を
    円形状に成形されて前記パイプの直線部をカバーするカ
    バーパイプと、を互いに溶接することにより構成したこ
    とを特徴とする排気管。
  2. 【請求項2】 前記2本のパイプの前記フランジに接続
    された端部と反対側の端部に於いて、互いに対向する面
    にパイプの直径よりも短い幅の平面部を形成して該平面
    部を互いに固着させて断面瓢状に形成するとともに、該
    端部に、一端の内周面を前記固着された端部の外周面と
    略等しい瓢状に成形し且つ他端を円形状に成形した筒状
    の集合部材を取り付けたことを特徴とする請求項1に記
    載の排気管。
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