JPH119212A - 容器入りシリアル様食品の製造方法 - Google Patents

容器入りシリアル様食品の製造方法

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Publication number
JPH119212A
JPH119212A JP9177824A JP17782497A JPH119212A JP H119212 A JPH119212 A JP H119212A JP 9177824 A JP9177824 A JP 9177824A JP 17782497 A JP17782497 A JP 17782497A JP H119212 A JPH119212 A JP H119212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
cereal
heat
food
nuts
Prior art date
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Pending
Application number
JP9177824A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiko Kikuta
玲子 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Foods Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Foods Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsukishima Foods Industry Co Ltd filed Critical Tsukishima Foods Industry Co Ltd
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Publication of JPH119212A publication Critical patent/JPH119212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリアル食品を軽食や間食に利用する際に、
より簡便な個食化された容器入りシリアル様食品の製造
方法を提供するものである。 【解決手段】 ビスケット類の生地を耐熱性容器に入れ
て焼成した後、次いでナッツ類、乾燥果実類、シリアル
及び他の食品を耐熱性容器に充填して密封するか、又は
ビスケット類の生地とともにナッッ類、乾燥果実類を耐
熱性容器に詰めてから焼成後、次いでナッツ類、乾燥果
実類、シリアル及び他の食品を耐熱性容器に充填して密
封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアル食品のよ
うに軽食や間食に利用できる簡便性のある容器入りシリ
アル様食品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリアル食品は、コーン、米、麦等の穀
類を主原料として蒸煮、圧扁、成型、膨化、ばい焼等の
加工を行い、必要に応じてビタミン類、野菜、果実、ナ
ッッ類を加えて製造されており、美味しさ、健康、いつ
でも気軽に簡単に食することができるという簡便性によ
り朝食及び間食として広く利用されている。
【0003】その形状には、フレーク状(圧扁状)シリ
アル、膨化(パフ)シリアル、成型シリアルなどがあ
り、蒸煮後ロール圧扁する方法、エクストルー造粒後ロ
ール圧扁する方法、ガン・パフ法、押出膨化法、成型膨
化法など各タイプの形状のシリアル食品を得る為に、そ
れぞれ独自の特徴ある製造方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、シリア
ル食品について鋭意研究の結果、従来の製造方法と比べ
て、より簡単に製造することができ、かつ個食化された
容器入りシリアル様食品の製造方法を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビスケット類
の生地を耐熱性容器に入れて焼成した後、次いでナッツ
類、乾燥果実類、シリアルからなる群の中から1種又は
2種以上の食品を耐熱性容器に充填し、密封することを
特徴とする容器入りシリアル様食品の製造方法及びビス
ケット類の生地とナッツ類、乾燥果実類からなる群の中
から1種又は2種以上の食品を耐熱性容器に充填して焼
成した後、更にナッツ類、乾燥果実類、シリアルからな
る群の中から1種又は2種以上の食品を耐熱性容器に充
填して密封する容器入りシリアル様食品の製造方法であ
る。
【0006】本発明のビスケット類の生地とは、ハード
ビスケット、ソフトビスケット、クッキー又はクラッカ
ー等の生地であり、小麦粉、その他の穀粉類、澱粉、糖
類及び油脂類(マーガリン、ショートニング、バター)
を主原料とし、副原料として乳製品、卵、食塩、調味
料、膨剤、香料及び色素などを用いて、これに加水・混
合したものを星型、ハート型又はダイヤ型等のように任
意の型に成型した生地を用いることができる。
【0007】本発明に用いられるナッッ類は、 アーモ
ンド、ピーナッツ、カシューナッツ、ヘーゼナッツ、マ
カデミアナッツ、パンプキンシード及びパインシード等
であり、これらをハーフカット、クラッシュ、ダイズカ
ット、スライス又はプードル等に加工したナッッ加工品
を用いることができる。また、乾燥果実は、レーズン、
パパイヤ、リンゴ、アンズ、プラム、バナナ、パイナッ
プル、ナツメ及びイチジク等を用いることができる。
【0008】本発明の耐熱性容器は、電子レンジ、オー
ブンで加熱できる容器(本体)であることが必要であ
り、陶磁器、アルミ箔容器、耐熱性ガラス容器及びプラ
スチック容器等を用いることができる。プラスチック容
器を用いる場合は、その材質が結晶化ポリエチレンテレ
フタレイト(C−PET)、ヒドロキシ安息香酸ポリエ
ステル及びポリエチレンテレフタレイト(飽和ポリエス
テル樹脂)等の耐熱温度が高い飽和ポリエステル系であ
る容器であればよい。蓋の材質はアルミ箔及び飽和ポリ
エステル系の材質のものを用いてもよく、また、ポリエ
チレン、ポリプロピレン製の蓋も用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、まず、小麦粉、その他
の穀粉類、澱粉、糖類及び油脂類を主原料とし、副原料
として乳製品、卵、食塩、調味料、膨剤、香料及び色素
などを用いて常法により加水、混合、成型して任意の型
の生地を調整する。この未焼成の生地を耐熱性容器に入
れてオーブンで焼成した後、次いでナッツ類、乾燥果実
類、シリアル及び他の食品等を耐熱性容器に充填し、ヒ
ートシール機又は蓋締機などで密封するか、又は、未焼
成の生地とともにナッッ類、乾燥果実類を耐熱性容器に
詰めてからオーブンで焼成後、次いでナッツ類、乾燥果
実類、シリアル及び他の食品を耐熱性容器に充填して密
封する。
【0010】本発明のシリアル様食品には、オートミー
ル、コーンフレーク等のシリアル、ごま、チョコレート
(粒状)などを加えてバラェテイ化することも可能であ
り、これらは、ビスケット生地とともに耐熱性容器に詰
めて焼成しても、また、焼成後、容器に詰めてもよい。
得られた容器入りシリアル様食品の蓋をはがして牛乳、
紅茶等の飲料を注いで電子レンジで加熱して食べること
ができる。また、加熱せずそのまま直接食べてもよい。
【0011】
【実施例】
実施例1 以下の配合及び製法によりクッキー生地を作成した。
【0012】 クッキー生地配合 ショートニング 32部 ココアパウダー 15部 全脂粉乳 2部 砂糖 44部 チョコレートフレーバー 0.2部 レシチン 0.1部 ハツミツ 4部 モルトエキス 2部 水 20部 食塩 1部 炭酸水素アンモニウム 0.6部 薄力粉 90部 小麦全粒粉 10部 重曹 1.2部
【0013】前記配合原料中、ショートニング、ココア
パウダー、全脂粉乳、砂糖、チョコレートフレーバー、
レシチンを加えて低速2分間ミキシングし、これにハツ
ミツ、モルトエキス及び食塩、炭酸水素アンモニウムを
溶解した水を加えて低速2分、中速3分間のミキシング
し、次いで薄力粉、小麦全粒粉、重曹を加えて低速2分
間ミキシングし、クッキー生地を得た。この生地をリバ
ースシーターにより厚さ約5mmのシート状生地とした
後、15×10mmの大きさにカットし、直方体のシリ
アル用クッキー生地を作製した。
【0014】以下の配合及び製法により容器入りシリア
ル様食品を作製した。
【0015】 シリアル様食品 クッキー生地 12g レーズン 20g チョコレート(チップ状) 7g オートミール 5g バナナチップ 3g くるみ 1.5g 炒りごま 1g
【0016】耐熱性容器は、直径6cm、深さ3cmの
カップ(セルペット・シート、積水化成品工業社製)を
用い、前記配合材料をカップに詰め、オーブンで170
℃、20分間焼成し、室温まで冷却後、コーンフレーク
(6g)、ドライパイン(ダイスカット、2g)を加
え、蓋(ポリエチリン製)をのせてヒートシール機にて
密封して容器入りシリアル様食品を得た。
【0017】得られた容器入りシリアル様食品の蓋をは
がし、牛乳を注ぎ、電子レンジで加熱して食したとこ
ろ、クッキー、ナッツ、ドライフルーツなどの各食材の
組合せがマッチした美味しいものであった。
【0018】
【発明の効果】本発明は、いつでも気軽に簡単に軽食や
間食に利用でき、牛乳、紅茶等の飲料を注いで電子レン
ジで調理してホットシリアルとして、そのまま若しくは
牛乳又はヨーグルトをかけてコールドシリアルとして等
の色々な食べ方ができるように個食化した容器入りのシ
リアル様食品を簡単に得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビスケット類生地を耐熱性容器に入れて
    焼成した後、次いでナッツ類、乾燥果実類、シリアルか
    らなる群の中から1種又は2種以上の食品を耐熱性容器
    に充填し、密封することを特徴とする容器入りシリアル
    様食品の製造方法。
  2. 【請求項2】 ビスケット類の生地とナッツ類、乾燥果
    実類からなる群の中から1種又は2種以上の食品を耐熱
    性容器に充填して焼成した後、更にナッツ類、乾燥果実
    類、シリアルからなる群の中から1種又は2種以上の食
    品を耐熱性容器に充填して密封することを特徴とする容
    器入りシリアル様食品の製造方法。
JP9177824A 1997-06-19 1997-06-19 容器入りシリアル様食品の製造方法 Pending JPH119212A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008508286A (ja) * 2004-07-28 2008-03-21 アボット・ラボラトリーズ 骨粗鬆症の治療または予防のための栄養組成物および治療または予防のための方法
JP2021048823A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 株式会社カネカ シリアル食品用低脂肪成分調整牛乳及びその製造方法

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