JPH1190532A - ローラレベラのロールユニット交換装置 - Google Patents

ローラレベラのロールユニット交換装置

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JPH1190532A
JPH1190532A JP25860297A JP25860297A JPH1190532A JP H1190532 A JPH1190532 A JP H1190532A JP 25860297 A JP25860297 A JP 25860297A JP 25860297 A JP25860297 A JP 25860297A JP H1190532 A JPH1190532 A JP H1190532A
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roll
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邦明 渡辺
Fumihide Nozaki
文秀 野嵜
Hiroyuki Hidaka
裕之 日高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上・下部ロールユニットをクレーンを用いず
に高能率で交換する。 【解決手段】 ローラレベラ100のロールユニット交
換装置1を、ユニット引出・押込装置10と、上・下部
ロールユニット101,102を個別に昇降させると共
に、ロールの軸と平行なレール2,2に沿って往復移動
するユニット搬送台車20と、レール2,2と直交する
内・外側サイドシフトベース3,3,4,4上を端部側
の補修位置とユニット搬送台車20の中心位置との間で
往復移動する下部ロールユニット横移動装置30および
上部ロールユニット横移動装置40と、外側サイドシフ
トベース4,4の外側に設けられ、上部ロールユニット
を回転させるユニット回転装置50および回転後の上部
ロールユニットの回転を防ぐユニット回転防止装置60
とから構成すれば、上・下部ロールユニット101,1
02をクレーンを用いずに高能率で交換することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚板、薄板の形状
を矯正するローラレベラのロールユニット交換装置の技
術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、ローラレベラは、ローラ
レベラ本体に複数のロールが平行に組込まれてなる一対
の上・下部ロールユニットを備えており、これら一対の
上・下部ロールユニットのロールにより、厚板や薄板等
に交互の繰り返し曲げを与えて厚板や薄板等の形状を矯
正するものである。ところで、これら上・下部ロールユ
ニットのロールは稼働の継続によって摩耗するので、逐
次補修する必要がある。ロールの補修に際しては、ロー
ラレベラ本体から上・下部ロールユニットを引出すが、
引出された上・下部ロールユニットは、天井クレーンま
たは地上置き重機により別々に吊上げられ、仮置きされ
る。また、上部ロールユニットは、通常ロールが下向き
となっているので、ロールが上向きになるように、クレ
ーンで共吊り、または仮置き台上でクレーン等により1
80°回転させ、その後別の仮置き台に移動させて、ロ
ールの補修を行うと共に、ロールユニットに組立てられ
てローラレベラ本体に組込まれる。勿論、上・下部ロー
ルユニットのロールの摩耗量が予め設定した基準値を越
えると、厚板や薄板等の矯正精度が悪化するので新品の
ロールが使用されることになる。
【0003】ところで、通常このような上・下部ロール
ユニットは、上・下部ロールユニットそれぞれ数10ト
ンから百数10トンという大重量物であり、例えば上部
ロールユニットを回転させる場合にクレーンを使用する
と、振れがでたりしたときや急に荷重が増えたときに危
険度が高くなってしまう。さらに、ロール補修後の上・
下部ロールユニットを再段積みするときに、クレーンを
使用すると上・下部ロールユニットのロールが強く接触
して、疵発生の原因になることが考えられる。また、位
置決めにも細心の注意を払う必要があり、交換作業に長
時間を要するという解決すべき課題があった。
【0004】ところで、ロールユニットの交換作業時間
を短縮し得るようにした種々の提案がなされている。例
えば、実開平3−57416号公報(従来例1)には、
自在継手スピンドル支持装置を示す部分断面図の図12
に示すように、上ロールのユニバーサルジョイントカッ
プリング5Uを上ロール用支持装置6により支持し、下
ロールのユニバーサルジョイント5Lを上ロール用支持
装置6の下方に配置した下ロール用支持装置7により支
持する。これらの支持装置6,7はカップリング5を受
ける支承台10U,Lが突設されるビーム11U,L、
ビームを昇降させるウオームジャッキ12U,L、ウオ
ームジャッキを動力伝達機構13U,Lを介して駆動す
るモータ14U,Lから構成され、下ロールの支承台1
0Lの支柱を上ロールのビーム11Uに貫通させること
により、上下のカップリング5U,Lの上下位置を個別
に調整し得るようになっている。ホールドダウンロール
のユニバーサルジョイントカップリング5′Uは、入り
側、出側における上ロールのカップリング5Uに近接し
て設置されていて、昇降調整装置9を介して上ロール支
持装置6に支持されている。この昇降調整装置9は、ホ
ールドダウンロールのカップリング5′Uを受ける支承
台15、この支承台をハンドル17で昇降させるウオー
ムジャッキ16を備えてなるものが提案されている。
【0005】従って、この従来例1に係るローラレベラ
の自在継手スピンドル支持装置によれば、上下ロールユ
ニットを引き込むに際して、先ず支持装置6,7を作動
させてロールの軸端芯と、そのロール用自在継手スピン
ドルのカップリング5の穴芯を一致させ、ロール軸端を
カップリングに挿入する手前で、昇降装置9によりホー
ルドダウンロールの軸端芯と、そのホールドダウンロー
ル用自在継手スピンドル3′のカップリング5′の穴芯
を微調整して一致させ、ロール軸端をカップリングに装
入する。ロールのロール径変化により、ホールドダウン
ロールの上下位置が変化していても、芯合わせを迅速か
つ容易に行うことができる。
【0006】また、特開昭54−118374号公報
(従来例2)には、ローラー反転装置の縦断面図の図1
3に示すように、レベラハウジングから横抜きしたロー
ラフレーム1をクレーンにてワイヤーロープ10で吊下
げて架台9の上に回転軸2,3に外嵌されてなる軸受4
を介して載せ、そして架台9に設けられたウオーム減速
機7で爪クラッチ5,6を介してローラフレーム1を反
転させるようにしたものが提案されている。なお、ロー
ラフレーム1を回転させるのにウオーム減速機7を用い
たのは、補修のために反転されたローラフレーム1の回
転防止を狙いとしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1に係る
「ローラレベラの自在継手スピンドル支持装置」および
従来例2に係る「レベラー用ローラーフレーム反転装
置」によれば、ロールの交換時間を短縮することができ
るので、それなりに有用である。しかしながら、従来例
1では、ローラユニットの横抜きは、抜出装置を用いる
ものではなく、そして横抜きされた上・下部ロールユニ
ットを、天井クレーンまたは地上置き重機により別々に
吊上げる必要があり、芯合わせが容易に行えるとはいう
もののロール交換作業能率の点で必ずしも十分ではな
い。また、従来例2では、ローラフレームは機械的に回
転されるものの、ローラフレームを天井クレーンまたは
地上置き重機により別々に吊上げる必要があり、安全性
ならびにロール交換作業能率の向上の観点からすると必
ずしも十分ではない。
【0008】従って、本発明の目的とするところは、天
井クレーン等を用いることなく上・下部ロールユニット
の抜出し、組込み、搬送し、しかも上部ロールユニット
を反転することができ、上・下部ロールユニットの交換
作業能率の向上を可能ならしめるローラレベラのロール
ユニット交換装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、従って上記課題を
解決するために、本発明の請求項1に係るローラレベラ
のロールユニット交換装置が採用した手段は、それぞれ
平行な複数のロールを備えた一対の上・下部ロールユニ
ットをローラレベラ本体から引出し、かつ本体に組込む
ユニット引出・組込装置と、上・下部ロールユニットの
それぞれを個別に昇降させる押上式の昇降手段を備えた
ユニット搬送装置と、前記ユニット引出・組込装置側で
あって、かつ前記ユニット搬送装置で搬送されてきた下
部ロールユニットが載置される下部ロールユニット載置
台と、下部ロールユニット載置台よりも外側であって、
かつ前記ユニット搬送装置で搬送されてきた上部ロール
ユニットが載置される上部ロールユニット載置台と、上
部ロールユニット載置台の外側に設けられ、上部ロール
ユニット載置台に載置された上部ロールユニットを回転
させるユニット回転装置および上部ロールユニットの回
転を防止するユニット回転防止装置とからなることを特
徴とする。
【0010】上記課題を解決するために、本発明の請求
項2に係るローラレベラのロールユニット交換装置が採
用した手段は、それぞれ平行な複数のロールを備えた一
対の上・下部ロールユニットをローラレベラ本体から引
出し、かつ本体に組込むユニット引出・組込装置と、上
・下部ロールユニットのロールと平行に設けられた縦行
通路に沿って往復動し、上・下部ロールユニットのそれ
ぞれを個別に昇降させる押上式の昇降手段を備えたユニ
ット搬送装置と、ユニット搬送装置のユニット支持位置
および縦行通路と直交する横方向外方の補修位置の間で
内側横行通路に沿って往復動し、ユニット搬送装置から
下部ロールユニットを受取ると共に、ユニット搬送装置
に引渡す下部ロールユニット横移動装置と、下部ロール
ユニット横移動装置よりも本体から離れた位置に設けら
れ、ユニット搬送装置のユニット支持位置および縦行通
路と直交する横方向外方の補修位置の間で外側横行通路
に沿って往復動し、ユニット搬送装置から上部ロールユ
ニットを受取ると共に、ユニット搬送装置に引渡す上部
ロールユニット横移動装置と、上部ロールユニット横移
動装置の補修位置の外方に設けられ、上部ロールユニッ
ト横移動装置に支持されている上部ロールユニットを正
・反転自在に回転させるユニット回転装置と、上部ロー
ルユニット横移動装置の補修位置の外方に設けられ、上
部ロールユニット横移動装置に支持されている上部ロー
ルユニットの回転を防止するユニット回転防止装置とか
らなることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に係るローラレベラのロ
ールユニット交換装置が採用した手段は、請求項2に記
載のローラレベラのロールユニット交換装置において、
前記内・外横行通路が縦行通路と直交する方向の両側に
延設されると共に、内側横行通路には2台の下部ロール
ユニット横移動装置が、また外側横行通路には2台の上
部ロールユニット横移動装置が配設されてなることを特
徴とする。
【0012】本発明の請求項4に係るローラレベラのロ
ールユニット交換装置が採用した手段は、請求項1,2
または3のうちの何れか1つの項に記載のローラレベラ
のロールユニット交換装置において、前記ユニット搬送
装置に設けられた昇降手段が、上・下部ロールユニット
に係合してこれら上・下部ロールユニットを個別に昇降
させる昇降爪と、昇降爪を押上げるスクリュージャッキ
と、爪昇降用モータの回転をスクリュージャッキに伝達
してこのスクリュージャッキを伸縮作動させる回転力伝
達機構とからなることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5に係るローラレベラのロ
ールユニット交換装置が採用した手段は、請求項1,
2,3または4のうちの何れか1つの項に記載のローラ
レベラのロールユニット交換装置において、前記レール
の近傍に設けられる停止位置決め金具と、前記ユニット
搬送装置に設けられ、前記停止位置決め金具を挟持し
て、このユニット搬送装置の停止位置のずれを調整する
同期開閉自在な一対の位置決めアームとからなる停止位
置決め装置を設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
るローラレベラのロールユニット交換装置を、その全体
平面図の図1と、上・下部ロールユニットを搬送するた
めのユニット搬送装置の正面図の図2と、ユニット搬送
装置の側面図の図3と、ユニット搬送装置の平面図の図
4と、図3のA部詳細図の図5と、下部ロールユニット
横移動装置の側面構成説明図の図6と、上部ロールユニ
ット横移動装置の側面構成説明図の図7と、ユニット回
転装置の正面図の図8(a)と、図8(a)のB矢視図
の図8(b)と、ユニット回転防止装置の正面図の図9
(a)と、ユニット回転防止装置の側面図の図9(b)
とを順次参照しながら説明する。
【0015】先ず、ローラレベラのロールユニット交換
装置の概要構成を、図1を参照しながら説明すると、こ
のロールユニット交換装置1は、それぞれ平行に配列さ
れた複数のロールRを備えてなる補修すべき一対の上・
下部ロールユニット101,102をローラレベラ10
0のローラレベラ本体から引出し、かつ補修後の上・下
部ロールユニット101,102をローラレベラ本体に
組込む後述する構成になるユニット引出・組込装置10
と、上・下部ロールユニット101,102のロールR
と平行に設けられた縦行通路である一対のレール2,2
に沿って往復動して、上・下部ロールユニット101,
102のそれぞれを個別に昇降させる左右一対ずつの第
1昇降爪23および第2昇降爪24を有する後述する構
成になるユニット搬送装置20とを備えている。
【0016】また、このユニット搬送装置20のユニッ
ト支持位置およびレール2,2と直交する横方向外方の
補修位置の間で内側横行通路である一対の内側サイドシ
フトベース3,3に沿って往復動して、ユニット搬送装
置20から下部ロールユニット102を受取ると共に、
ユニット搬送装置20に引渡す後述する構成になる下部
ロールユニット横移動装置30と、この下部ロールユニ
ット横移動装置30よりもローラレベラ本体から離れた
位置に設けられ、ユニット搬送装置20のユニット支持
位置およびレール2,2と直交する横方向外方の補修位
置の間で外側横行通路である一対の外側サイドシフトベ
ース4,4に沿って往復動して、ユニット搬送装置20
から上部ロールユニット101を受取ると共に、ユニッ
ト搬送装置20に引渡す後述する構成になる上部ロール
ユニット横移動装置40とを備えている。
【0017】さらに、上記レール2,2の先端側の外方
位置であって、かつレール2,2の幅方向の中間位置に
設けられ、上部ロールユニット横移動装置40に支持さ
れている上部ロールユニット101を正・反転自在に回
転させる後述する構成になるユニット回転装置50およ
び上部ロールユニット横移動装置40の補修位置の外方
位置に設けられ、上部ロールユニット横移動装置40に
支持されている上部ロールユニット101の回転を防止
する後述する構成になるユニット回転防止装置60とを
備えている。
【0018】先ず、上記ユニット引出・組込装置10
は、極く一般的な構成であるため図示していないが、上
・下部ロールユニット101,102をローラレベラ1
00から引出し、組込むに際して、上ロールユニットに
設けられたローラが転動する転動面と、左右方向の位置
ずれを防止するガイドとを備えてなるユニット載置台
と、このユニット載置台の反ローラレベラ100側に設
けられるロールユニット引出用ウインチおよびロールユ
ニット組込用ウインチと、ロールユニット引出用ウイン
チから繰出されている部分が前記ユニット載置台の上側
を通って巻取りにより上・下部ロールユニット101,
102を引出す引出用ロープと、ロールユニット組込用
ウインチから繰出されている部分が前記ユニット載置台
の下側を通ってシーブにより反転され、巻取りにより上
・下部ロールユニット101,102を組込む組込用ロ
ープとから構成されている。
【0019】そして、これらの引出・組込用ロープのロ
ールユニットへの連結ならびに連結解除は、何れも手作
業で行われるように構成されている。勿論、これら引出
・組込用ロープをロールユニットに自動的に連結し、か
つ連結を解除する機構を採用することは可能である。し
かしながら、上・下部ロールユニット101,102は
2〜3ケ月毎に1回交換するだけで良いので、上・下部
ロールユニット101,102の交換頻度と自動化コス
トとを勘案して手作業方式としたものである。
【0020】上記ユニット搬送装置20は、図2乃至図
5に示すように構成されている。即ち、上記一対のレー
ル2,2の転動面を転動し、かつブレーキ付の走行用電
動モータ22によってチェーン22aを介して正逆回転
自在に駆動される駆動輪21aと、自由回転する複数の
従動輪21bとを有する、横断形状が門型の枠状台車2
1を備えている。この枠状台車21の下部の内側には、
相対する方向に突出すると共に、上部ロールユニット1
01の厚板、薄板等の移動方向の両側面に設けられた水
平な溝に係合して上部ロールユニット101を昇降させ
る一対ずつの第1昇降爪23と、下部ロールユニット1
02の厚板、薄板等の移動方向の両側面に設けられた水
平な溝に係合して下部ロールユニット102を昇降させ
る一対ずつの第2昇降爪24とが設けられている。
【0021】上記第1昇降爪23は、後述する第1昇降
爪作動機構25により作動される。この第1昇降爪作動
機構25は、枠状台車21の上部梁の上面に設けられた
爪昇降用電動モータ25aと、この爪昇降用電動モータ
25aにより駆動される2軸出力式の減速機25bと、
この減速機25bから相対する方向に突出する一対の上
部水平回転軸25c,25cと、これら上部水平回転軸
25c,25cの回転を、垂直回転軸25e,25eに
伝達する上部回転力伝達機25d,25dと、枠状台車
21の下部位置であって、かつその走行方向と直交する
方向の両側の下部梁に設けられ、第1昇降爪23の上部
に設けられた受板23aの下面を持ち上げるスクリュー
ジャッキ25hに垂直回転軸25e,25eの回転を下
部水平回転軸25g,25gを介して伝達する下部回転
力伝達機25fとから構成されている。
【0022】上記第2昇降爪24は、後述する第2昇降
爪作動機構26により作動される。この第2昇降爪作動
機構26は、枠状台車21の上部梁の上面に設けられた
爪昇降用電動モータ26aと、この爪昇降用電動モータ
26aにより駆動される2軸出力式の減速機26bと、
この減速機26bから相対する方向に突出する一対の上
部水平回転軸26c,26cと、これら上部水平回転軸
26c,26cの回転を、垂直回転軸26e,26eに
伝達する上部回転力伝達機26d,26dと、枠状台車
21の下部位置であって、かつその走行方向と直交する
方向の両側の下部梁に設けられ、第2昇降爪24の上部
に設けられた受板24aの下面を持ち上げるスクリュー
ジャッキ26hに垂直回転軸26e,26eの回転を下
部水平回転軸26g,26gを介して伝達する下部回転
力伝達機26fとから構成されている。以上の説明から
良く理解されるように、この第2昇降爪作動機構26
は、上記第1昇降爪作動機構25と全く同構成になるも
のである。
【0023】従って、走行用電動モータ22の駆動によ
りユニット搬送装置20が移動されて、このユニット搬
送装置20が、段積状態で抜出されている上部ロールユ
ニット101と、下部ロールユニット102との位置に
移動してくると、第1昇降爪23,23が上部ロールユ
ニット101の両側面に設けられた溝の内側に、また第
2昇降爪24,24が下部ロールユニット102の両側
面に設けられた溝の内側に嵌り込むので、爪昇降用電動
モータ25a,26aの駆動でこれら第1昇降爪23,
23と、第2昇降爪24,24とがスクリュージャッキ
25h,26hを介して上昇して、上部ロールユニット
101と下部ロールユニット102とを持ち上げる。そ
して、ユニット搬送装置20が所定の場所に移動して停
止されると、今度は爪昇降用電動モータ25a,26a
の逆駆動によりこれら第1昇降爪23,23と、第2昇
降爪24,24とが下降され、上部ロールユニット10
1と下部ロールユニット102とが下ろされる。
【0024】また、ユニット搬送装置20と、レール2
の外方の近傍には、このユニット搬送装置20を予め定
められた定位置に停止させる停止位置ずれ調整機能を備
えた、図5に示すような停止位置決め装置27が設けら
れている。この停止位置決め装置27は、ユニット搬送
装置20の枠状台車21の下部であって、かつ走行方向
と直交する幅方向の両側にそれぞれ設けられる平行な支
持軸27a,27aと、一方の支持軸27aにより回動
自在に外嵌され、レール2の外側位置に設けられた停止
位置決め金具27eの一方の側面に当接する当接部を備
え、アーム駆動シリンダ27dのロッドの伸縮により回
動される駆動側位置決めアーム27bと、他方の支持軸
27aにより回動自在に外嵌され、停止位置決め金具2
7eの他方の側面に当接する当接部を備えると共に、前
記駆動側位置決めアーム27bの歯車部27b′に噛合
する歯車部27c′を備えた従動側位置決めアーム27
cとから構成されている。なお、停止位置決め金具27
eは、ユニット引出・組込装置10により引出された上
・下部ロールユニット101,102を昇降させる位
置、下部ロールユニット102を下部ロールユニット横
移動装置30に受渡し、かつ受取る位置と、上部ロール
ユニット101を上部ロールユニット横移動装置40に
受渡し、かつ受取る位置との3か所に一対ずつ設けられ
ている。
【0025】このユニット搬送装置20の停止位置は、
例えばパルスジェネレータあるいは近接スイッチによっ
て検知され、ほぼ目的とする定位置に停止されるように
構成されていて、慣性力や走行抵抗等の変化によって停
止位置にずれが生じるが、この停止位置ずれは、上記停
止位置決め装置27によって調整される。
【0026】つまり、慣性力や走行抵抗等の変化によっ
てユニット搬送装置20の停止位置が所定の停止位置か
らずれるが、アーム駆動シリンダ27dのロッドの伸長
作動により駆動・従動側位置決めアーム27b,27c
が閉じる方向に同期回動されると、何れか一方の位置決
めアームの当接部が停止位置決め金具27eの側面に当
接し、当接反力によりユニット搬送装置20が移動す
る。そして、駆動・従動側位置決めアーム27b、27
cのそれぞれの当接部が停止位置決め金具27eの相反
する側面に当接したときに、このユニット搬送装置20
の移動が停止される。そのため、ユニット搬送装置20
は予め定められた3か所の所定の位置に確実に停止され
ることになる。
【0027】ところで、上記枠状台車21に設けられて
いる走行用電動モータ22および爪昇降用電動モータ2
5a,26aを駆動するための電力は、このユニット搬
送装置20の枠状台車21の上に設けられた周知の構成
になるケーブルベア20aを介して供給される。
【0028】なお、この実施の形態1に係るロールユニ
ット交換装置にあっては、上記のとおり、上・下部ロー
ルユニット101,102を昇降させるのにスクリュー
ジャッキ25h,26hを有する第1・2昇降爪作動機
構25,26を採用しているが、例えばウインチとシー
ブと、これらシーブに掛け回されるワイヤロープとから
なる構成にすることもできる。しかしながら、昇降爪作
動機構をこのような構成にすると、クレーンとしての機
能を持つことになるため、製造し得るメーカー等が制限
されるのに加えて、上・下部ロールユニット101,1
02の重量が、例えば100トン以上もあることを考え
ると、極めて多数のシーブを設け、ワイヤーロープを多
重に掛け回す必要があってその構成が複雑になると共
に、メインテナンス所要コストも増大するので好ましく
ない。また、ワイヤーロープの切断等により上・下部ロ
ールユニット101,102の落下事故等の恐れがある
ので安全・設備破損防止の点からも好ましくない。
【0029】上記下部ロールユニット横移動装置30
は、図6に示すように、レール2,2と直交する内側サ
イドシフトベース3,3の上に2台配設されている。こ
れらは何れも同構成であるから一方だけの構成を説明す
る。これは、下面に所定の間隔で取付けられ、複数の平
行配設されたローラがチェーンにより無限軌道状に構成
されてなる複数の台搬送体31aを介して内側サイドシ
フトベース3,3の上に往復移動自在に載せられ、ユニ
ット搬送装置20から下部ロールユニット102を受取
り、かつユニット搬送装置20に下部ロールユニット1
02を受渡し得る位置と、内側サイドシフトベース3,
3の端部側の補修位置との間で往復移動する下部ロール
ユニット用横移動台31と、内側サイドシフトベース
3,3の間に水平配設されてなる台作動シリンダ32
と、この台作動シリンダ32の伸縮ロッド32aの先端
部に設けられると共に、内側サイドシフトベース3,3
の間に敷設されてなる摺動レール33,33上を滑る横
Uの字状の鍵爪支持ブロック34と、この鍵爪支持ブロ
ック34に水平なピン34aを介して設けられ、上記下
部ロールユニット用横移動台31の図示しない鍵爪係合
部に係合し得る鍵爪35と、この鍵爪35を上記ピン3
4aを支点として回動させる鍵爪作動シリンダ36とか
らなっている。
【0030】つまり、鍵爪作動シリンダ36のロッドの
伸長作動により鍵爪35を下部ロールユニット用横移動
台31の鍵爪係合部に係合させて台作動シリンダ32の
伸縮ロッド32aを伸縮させると、下部ロールユニット
用横移動台31が内側サイドシフトベース3,3の上を
往復移動し、想像線で示すように、鍵爪作動シリンダ3
6のロッドの縮小作動により鍵爪35を下部ロールユニ
ット用横移動台31の鍵爪係合部から外すと、この下部
ロールユニット用横移動台31は内側サイドシフトベー
ス3,3の上で停止するように構成されている。なお、
同図から良く理解されるように、下部ロールユニット用
横移動台31はレール2を横断して往復移動することに
なるが、複数の台搬送体31aの存在によりレール2を
横断する際にがたつくようなことがない。
【0031】上記上部ロールユニット横移動装置40
は、図7に示すように、一対のレール2,2と直交する
外側サイドシフトベース4,4の上に2台配設されてお
り、上記下部ロールユニット横移動装置30と同様に、
これらは何れも同構成であるから一方だけの構成を説明
する。即ち、下面に所定の間隔で取付けられてなる上記
台搬送体31aと同構成になる複数の台搬送体41aを
介して外側サイドシフトベース4,4の上に往復移動自
在に載せられ、ユニット搬送装置20から上部ロールユ
ニット101を、ロールRと平行に設けられた軸101
aと、先端に歯車101cが設けられてなる歯車付軸1
01bを移動方向の左右に突設された軸支持部材41
b,41bを介して受取り、かつユニット搬送装置20
に上部ロールユニット101を受渡し得る位置と、外側
サイドシフトベース4,4の端部側の補修位置との間で
往復移動する上部ロールユニット用横移動台41と、同
じく外側サイドシフトベース4,4の間に水平配設され
てなる台作動シリンダ42と、この台作動シリンダ42
の伸縮ロッド42aの先端部に設けられると共に、外側
サイドシフトベース4,4の間に敷設されてなる摺動レ
ール43,43上を滑る横Uの字状の鍵爪支持ブロック
44と、この鍵爪支持ブロック44に水平なピン44a
を介して設けられ、上記上部ロールユニット用横移動台
41の図示しない鍵爪係合部に係合し得る鍵爪45と、
この鍵爪45を上記ピン44aを支点として回動させる
鍵爪作動シリンダ46とからなっている。
【0032】つまり、鍵爪作動シリンダ46のロッドの
伸長作動により鍵爪45を上部ロールユニット用横移動
台41の鍵爪係合部に係合させて台作動シリンダ42の
伸縮ロッド42aを伸縮させると、上部ロールユニット
用横移動台41が外側サイドシフトベース4,4の上を
往復移動し、鍵爪作動シリンダ46のロッドの縮小作動
によりを鍵爪45を上部ロールユニット用横移動台41
の鍵爪係合部から外すと、この上部ロールユニット用横
移動台41は外側サイドシフトベース4,4の上で停止
するようになっており、この上部ロールユニット横移動
装置40の構成は、以上の説明から良く理解されるよう
に、上記下部ロールユニット横移動装置30とほぼ同構
成になるものである。
【0033】上記ユニット回転装置50は、図1に示す
ように、レール2,2の先端側の外方位置であって、か
つレール2,2の幅方向の中間位置に設けられている
が、その構成は、図8(a)と図8(b)とに示すとお
りである。即ち、このユニット回転装置50は、正逆回
転自在な減速機付電動モータ51と、この減速機付電動
モータ51の出力軸に外嵌されてなる駆動側スプロケッ
ト52と、減速機付電動モータ51の回転中心を支点と
して回動される回動アーム54と、この回動アーム54
の先端に回転自在に支持されてなる従動スプロケット5
5と、前記駆動側スプロケット52と従動スプロケット
55とに掛装されるチェーン53と、従動スプロケット
55を回転させる軸に外嵌され、上部ロールユニット1
01の歯車101cに噛合するユニット回転用歯車56
と、回動アーム54を回動させるアーム作動シリンダ2
7とから構成されている。
【0034】従って、ユニット搬送装置20が上部ロー
ルユニット101が積載されている上部ロールユニット
用横移動台41から離れると、アーム作動シリンダ57
のロッドの伸長により回転アーム54が上向方向に回動
するので、ユニット回転用歯車56が歯車101cに噛
合する。次いで、減速機付電動モータ51が駆動される
と、ロールが上向きになるように、上部ロールユニット
101が180°回転され、上部ロールユニット101
が180°回転すると減速機付電動モータ51の駆動が
停止される。そして、上部ロールユニット101の補修
後はロールが下向きになるように180°逆転され、逆
転が終了すると減速機付電動モータ51の駆動が停止さ
れると共に、アーム作動シリンダ57のロッドの縮小に
よりユニット回転用歯車56が歯車101cから離れる
下向方向に回動アーム54が回動され、ユニット回転用
歯車56はその位置において維持される。
【0035】上記ユニット回転防止装置60は、図9
(a)と図9(b)とに示すように、補修位置の外側位
置であって、かつ上記ユニット回転装置50と相違する
位置に設けられている。即ち、これは、支柱部材と、こ
の支柱部材の頂部に水平に突設されてなる片持ち式の横
部材とからなるΓ状の一対の支持フレーム61,61
と、これら支持フレーム61,61の横部材のそれぞれ
の先端部であって、かつ上部に設けられるシリンダ支持
ブラケット62,62と、これらシリンダ支持ブラケッ
ト62,62の先端に設けられ、下方に伸縮するロッド
の先端に押圧パッド63aを備えてなる押圧シリンダ6
3,63とから構成されている。
【0036】つまり、これら押圧シリンダ63,63
は、上部ロールユニット101の上側面を押圧パッド6
3aを介して押圧して上部ロールユニット101の回転
を防止し、この上部ロールユニット101のロールの修
理作業を容易にする働きをするものである。勿論、修理
終了後は押圧シリンダ63,63のロッドが縮小され、
上部ロールユニット101は、軸101aと歯車付軸1
01bとを回転中心として回転し得る状態となる。
【0037】ところで、この実施の形態では、上記のと
おり、上部ロールユニット101の回転防止に押圧シリ
ンダ63,63を用いたが、ユニット回転防止装置を、
例えば上記第1昇降爪23が係合する上部ロールユニッ
ト101の水平な溝に係合し得る突起と、上部ロールユ
ニット101の下面を押さえる押さえ部材とを有するブ
ロックを設け、このブロックを上部ロールユニット10
1に押付ける構成にすることもできる。
【0038】以上の説明から良く理解されるように、下
部ロールユニット横移動装置30および上部ロールユニ
ット横移動装置40は何れも往復移動されると共に所定
の位置で停止されるように構成されているが、何れも所
定の停止位置では停止状態で維持され続ける必要があ
る。そのため、停止位置にはそれぞれロック用シリンダ
が配設されていて、これら横移動装置30,40が所定
の位置にきて停止されると、ロック用シリンダのロッド
が伸長され、ロッドの先端に設けられたロック部材が、
これら横移動装置30,40の下側に設けられたロック
用穴に挿入されるように構成されている。なお、上・下
部ロールユニット用横移動台31,41の停止位置は、
例えばパルスジェネレータあるいは近接スイッチによっ
て検知され、ほぼ目的とする定位置に停止されるように
構成されている。勿論、慣性力や移動抵抗等によって停
止位置にずれが生じるが、この停止位置ずれは、上記ロ
ック部材によって調整されることになる。
【0039】以下、上記構成になるロールユニット交換
装置1の使用態様を説明すると、先ず、ユニット引出・
組込装置10によりローラレベラ100から上・下部ロ
ールユニット101,102を段積状態で引出す。上・
下部ロールユニット101,102が引出されると、ユ
ニット搬送台車20が移動され、その内側中心と上・下
部ロールユニット101,102の中心とが一致する位
置でこのユニット搬送台車20が停止される。この時、
第1昇降爪23は上部ロールユニット101の溝の内側
に、また第2昇降爪24は下部ロールユニット102の
溝の内側に位置しているので、第1・2昇降爪作動機構
25,26を作動させて第1,2昇降爪23,24を上
昇させると、爪の先端上部が溝の上側内壁に引っ掛かる
ので、上・下部ロールユニット101,102が持ち上
げられ、そして上・下部ロールユニット101,102
が所定高さまで持ち上げられると、第1・2昇降爪作動
機構25,26の作動が停止される。上・下部ロールユ
ニット101,102は大重量であるが、スクリュージ
ャッキ25h,26hであるため、上・下部ロールユニ
ット101,102が自然降下したり、落下したりする
ような恐れがない。
【0040】これと平行して、下部ロールユニット横移
動装置30と上部ロールユニット横移動装置40との台
作動シリンダ32,42の伸縮ロッド32a,42aが
縮小され、上・下部ロールユニット用横移動台31,4
1がそれぞれ内・外側サイドシフトベース3,3,4,
4上を移動して、それらの移動方向の中心がレール2,
2の幅方向の中心に合致すると上・下部ロールユニット
用横移動台31,41の移動が停止されると共にロック
される。次いで、鍵爪作動シリンダ36,46のロッド
の縮小作動で鍵爪35,36が上側に回動されて、鍵爪
35,36が上・下部ロールユニット用横移動台31,
41の係合部から外されると共に、ユニット搬送台車2
0がレール2,2上を走行し得るように、台作動シリン
ダ32,42の伸縮ロッド32a,42aが伸長され
る。
【0041】そして、ユニット搬送台車20が移動さ
れ、持上げられている下部ロールユニット102が下部
ロールユニット用横移動台31の直上になるとユニット
搬送台車20が停止され、第2昇降爪作動機構26の逆
作動により下部ロールユニット102が下降されて下部
ロールユニット用横移動台31上に載せられると、ユニ
ット搬送台車20が上部ロールユニット横移動装置40
の上部ロールユニット用横移動台41の方向に移動され
る。次いで、持上げられている上部ロールユニット10
1が上部ロールユニット用横移動台41の直上になる
と、ユニット搬送台車20が停止され、第1昇降爪作動
機構25の逆作動により上部ロールユニット101が下
降され、軸101aと歯車付軸101bとが一対の軸支
持部材41a,41に受けられて上部ロールユニット用
横移動台41上に載せられると、今度はユニット搬送台
車20がローラレベラ本体側に戻される。
【0042】ユニット搬送台車20が戻されると、ユニ
ット回転装置50によりロールが上向きになるように、
上部ロールユニット101が180°回転されると共
に、下部ロールユニット横移動装置30と上部ロールユ
ニット横移動装置40との台作動シリンダ32,42の
伸縮ロッド32a,42aが縮小され、鍵爪作動シリン
ダ36,46のロッドの伸長作動による鍵爪35,36
の下向回動で鍵爪35,36が上・下部ロールユニット
用横移動台31,41の係合部に係合され、そして上・
下部ロールユニット用横移動台31,41のロックが解
除されると、台作動シリンダ32,42の伸縮ロッド3
2a,42aが伸長されて、それぞれ上・下部ロールユ
ニット101,102を積載した上・下部ロールユニッ
ト用横移動台31,41が内・外側サイドシフトベース
3,3,4,4の一方の端部側の補修位置に移動され
る。そして、上部ロールユニット用横移動台41に積載
されている180°回転済みの上部ロールユニット10
1が、ロールの補修作業のためにユニット回転防止装置
60の押圧シリンダ63,63で固定される。
【0043】上・下部ロールユニット101,102を
積載した上・下部ロールユニット用横移動台31,41
の移動が終了すると、他方の端部の補修位置にあり、そ
して補修済の上・下部ロールユニット101,102が
積載されている他方側の上・下部ロールユニット用横移
動台31,41がレール2,2の幅方向の中心位置に移
動される。勿論、上部ロールユニット用横移動台41に
載せられている上部ロールユニット101はロールRが
下向きになるように回転されており、また他方の台作動
シリンダ32,42の伸縮ロッド32a,42aが伸長
され、ユニット搬送台車20がレール2,2上を走行し
得る状態にされる。
【0044】ローラレベラ本体側に戻されていたユニッ
ト搬送台車20が上部ロールユニット用横移動台41の
位置に移動されて停止され、第1昇降爪23の上昇によ
り上部ロールユニット用横移動台41上の上部ロールユ
ニット101を持上げられてユニット搬送台車20によ
り支持される。次いで、ユニット搬送台車20が下部ロ
ールユニット用横移動台31の位置に移動されて停止さ
れ、第2昇降爪24の上昇により下部ロールユニット用
横移動台31上の下部ロールユニット102が持上げら
れてユニット搬送台車20により支持されると共に、上
・下部ロールユニット101,102の組込位置に戻さ
れ、ここにおいて第1・2昇降爪が共に下降されて上・
下部ロールユニット101,102が段積状態で下ろさ
れる。このようにして、上・下部ロールユニット10
1,102が段積状態で下ろされると、これら上・下部
ロールユニット101,102がユニット引出・組込装
置10によりローラレベラ本体に組込まれる。これと平
行して、空荷になった上・下部ロールユニット用横移動
台31,41は待機のために、台作動用シリンダ32,
42の伸縮ロッド32a,42aの伸長により、内・外
側サイドシフトベース3,3,4,4の他方の端部側の
補修位置に移動される。
【0045】一方、先に内・外側サイドシフトベース
3,3,4,4の一方の端部の補修位置に移動された上
・下部ロールユニット用横移動台31,41上の上・下
部ロールユニット101,102は、この位置において
次のロールユニット交換時までの間に修理されて次のロ
ールユニット交換時に使用されることとなる。
【0046】このように、本発明の実施の形態に係るロ
ールユニット交換装置によれば、上・下部ロールユニッ
ト101,102の引出・組込作業、引出位置から補修
位置または補修位置から引出位置への搬送作業、上部ロ
ールユニット101の回転作業および回転防止作業の全
てが機械的に行われ、従来1,2のように一部の作業だ
けが機械的に行われるのではなく、そしてクレーンによ
る作業は上・下部ロールユニット101,102の補修
するロールだけで済む。従って、従来よりも高能率で上
・下部ロールユニット101,102を交換することが
でき、しかもクレーンによりロールユニットを吊上げ・
吊下げる作業をする必要がないので、上・下部ロールユ
ニット101,102の交換作業の安全性も向上する。
【0047】また、ローラレベラ本体に上・下部ロール
ユニット101,102を組込むために段積状態で下ろ
すときには、下部ロールユニット102の上に上部ロー
ルユニット101を下ろされるが、第1昇降爪作動機構
25の第1昇降爪23は揺れることなく下降するので、
上・下部ロールユニット101,102のロールに疵付
が発生するような恐れがなく、さらに確実に下部ロール
ユニット102の所定の位置に下ろされるので、位置合
わせのために注意を払う必要もない。
【0048】なお、以上では、内・外側サイドシフトベ
ース上にそれぞれ2台ずつの上・下部ロールユニット用
横移動台が配設され、内・外側サイドシフトベースの両
端部側に上・下部ロールユニットの補修位置が設けられ
ていて、ロール補修済みの上・下部ロールユニットを直
ちに組込む場合を例として説明したが、例えば内・外側
サイドシフトベース上にそれぞれ1台ずつの上・下部ロ
ールユニット用横移動台が配設されてなる構成であって
も良い。勿論、上記実施の形態に比較して交換所要時間
はロール修理時間分だけ長くなるが、上・下部ロールユ
ニットの引出・組込作業、引出位置から補修位置または
補修位置から引出位置への搬送作業、上部ロールユニッ
トの回転作業および回転防止作業の全てが機械的に行わ
れ、上・下部ロールユニットの補修するロールだけのク
レーン作業で済むので、従来よりもロールユニットの交
換時間が少なく、また上・下部ロールユニットの交換作
業の安全性も優れている。
【0049】また、以上では、引出した上・下部ロール
ユニット101,102を搬送する場合は、ユニット引
出・組込装置10と下部ロールユニット横移動装置との
間では、上・下部ロールユニット101,102を共に
搬送する場合を例として説明した。しかしながら、例え
ば先ず上部ロールユニット101を搬送して上部ロール
ユニット用横移動台41に積載し、次いで下部ロールユ
ニット102を搬送して下部ロールユニット用横移動台
31に積載する。そして、組込むときには補修済の下部
ロールユニット102を下部ロールユニット用横移動台
31から受取ると共にユニット引出・組込装置10のユ
ニット載置台の上に下ろし、次いで補修済の上部ロール
ユニット101を上部ロールユニット用横移動台41か
ら受取ると共に下部ロールユニット102上に下ろして
段積みするというように、それぞれ個別に搬送すること
もできる。このような個別搬送方法を採用すれば、ユニ
ット搬送装置20の往復動回数が多くなるので、搬送所
要時間に関しては不利になるが、ユニット搬送装置20
を低強度、低剛性にすることができるので、設備費に関
しては有利になるというコスト削減効果がある。
【0050】次に、本発明の実施の形態2に係るロール
ユニット交換装置を、その模式的平面図の図10を参照
しながら、上記実施の形態1と同一のもの並びに同一機
能を有するものに同一符号を付して説明する。これは、
ローラレベラ100への鋼板の出入り方向、つまりユニ
ット引出・組込装置10と直交する方向にレール2,2
を配設して、このレール2,2上を往復動する上記実施
の形態1とほぼ同構成になるユニット搬送装置20を配
設する。そして、このユニット搬送装置20の移動範囲
であって、かつユニット引出・組込装置10のこのユニ
ット引出・組込装置10を挟む両側位置に下部ロールユ
ニットが載置される下部ロールユニット載置台31,3
1を配設すると共に、それらの外側位置に上部ロールユ
ニットが載置される上部ロールユニット載置台41,4
1を配設する。さらに、上部ロールユニット載置台4
1,41の近傍にユニット回転装置50およびユニット
回転防止装置60を配設してなる構成としたものであ
る。
【0051】従って、ユニット引出・組込装置10によ
りローラレベラ100から引出された修理すべき上・下
部ロールユニットをユニット搬送装置20により搬送し
て、一方の下部ロールユニット載置台31の上に下部ロ
ールユニットを載置し、そして一方の上部ロールユニッ
ト載置台41の上に上部ロールユニットを載置する。次
いで、他方の下部ロールユニット載置台31上に載置さ
れている補修済の下部ロールユニットを受取ってユニッ
ト引出・組込装置10のユニット載置台の上に下ろすと
共に、他方の上部ロールユニット載置台41に載置され
ている補修済の上部ロールユニットを受取って下部ロー
ルユニット上に下ろして段積みして組込み得る状態にし
得るので、本実施の形態2は上記実施の形態1と同等の
効果があるのに加えて、上・下部ロールユニット載置台
を移動させるための台作動シリンダ等が不要であるた
め、上記実施の形態1よりも設備費に関して有利になる
という経済上の利点がある。
【0052】勿論、一方の上・下部ロールユニット載置
台31,41上に載置された上・下部ロールユニットは
次の交換工事のために補修されて、これら上・下部ロー
ルユニット載置台31,41上において待機させられる
こととなる。なお、この実施の形態2では、上・下部ロ
ールユニット載置台31,41がユニット引出・組込装
置10の幅方向の両側に配設されているが、何れか一方
側だけに配設されてなる構成にしても良い。
【0053】次に、本発明の実施の形態3に係るロール
ユニット交換装置を、その模式的平面図の図11を参照
しながら、上記実施の形態1と同一のもの並びに同一機
能を有するものに同一符号を付して説明すると、これ
は、ローラレベラ100ロールの長手方向に沿う方向、
つまりユニット引出・組込装置10の長手方向と同方向
にレール2,2を配設して、このレール2,2上を往復
動する上記実施の形態1と同構成になるユニット搬送装
置20を配設する。そして、このユニット搬送装置20
の移動範囲であって、かつユニット引出・組込装置10
側に下部ロールユニットが載置される下部ロールユニッ
ト載置台31を配設し、その外側位置に上部ロールユニ
ットが載置される上部ロールユニット載置台41を配設
すると共に、上部ロールユニット載置台41の近傍にユ
ニット回転装置50およびユニット回転防止槽60を配
設してなる構成にしたものである。
【0054】従って、ユニット引出・組込装置10によ
りローラレベラ100から引出された修理すべき上・下
部ロールユニットをユニット搬送装置20により搬送し
て、下部ロールユニット載置台31の上に下部ロールユ
ニットを載置し、そして上部ロールユニット載置台41
の上に上部ロールユニットを載置する。次いで、これら
上・下部ロールユニット載置台31,41上に載置され
ている上・下部ロールユニットを修理した後、下部ロー
ルユニットを受取ってユニット引出・組込装置10のユ
ニット載置台の上に下ろすと共に、上部ロールユニット
を受取って下部ロールユニット上に下ろして段積みする
ことができるので、本実施の形態3は上記実施の形態2
と同等の効果がある。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
乃至5に係るロールユニット交換装置によれば、上・下
部ロールユニットの引出・組込作業、引出位置から補修
位置または補修位置から引出位置への搬送作業、上部ロ
ールユニットの回転作業および回転防止作業の全てが機
械的に行われ、従来1,2のように一部の作業だけが機
械的に行われるのではなく、そして上・下部ロールユニ
ットの補修するロールだけのクレーン作業で済むので、
従来よりも高能率でロールユニットを交換することがで
き、しかもクレーンによりロールユニットを吊上げ・吊
下げる作業をする必要がないので、上・下部ロールユニ
ットの交換作業の安全性も向上するという極めて優れた
効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るロールユニット交
換装置の全体平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係り、ユニット搬送装
置の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係り、ユニット搬送装
置の側面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係り、ユニット搬送装
置の平面図である。
【図5】図3のA部詳細図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係り、下部ロールユニ
ット横移動装置の側面構成説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係り、上部ロールユニ
ット横移動装置の側面構成説明図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係り、図8(a)はユ
ニット回転装置の正面図、図8(b)は図8(a)のB
矢視図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係り、図9(a)はユ
ニット回転防止装置の正面図、図9(b)はユニット回
転防止装置の側面図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係るロールユニット
交換装置の模式的平面図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係るロールユニット
交換装置の模式的平面図である。
【図12】従来例1に係り、自在継手スピンドル支持装
置を示す部分断面図である。
【図13】従来例2に係り、ローラー反転装置の縦断面
図である。
【符号の説明】
1…ロールユニット交換装置,2…レール,3…内側サ
イドシフトベース,4…外側サイドシフトベース 10…ユニット引出・組込装置 20…ユニット搬送装置,21…枠状台車,21a…駆
動輪,21b…従動輪,22…走行用モータ,22a…
チェーン,23…第1昇降爪,23a…受板,24…第
2昇降爪,24a…受板,25…第1昇降爪作動機構,
25a…爪昇降用電動モータ,25b…減速機,25c
…上部水平回転軸,25d…上部回転力伝達機,25e
…垂直回転軸,25f…下部回転力伝達機,25g…下
部水平回転軸,25h…スクリュージャッキ,26…第
2昇降爪作動機構,26a…爪昇降用電動モータ,26
b…減速機,26c…上部水平回転軸,26d…上部回
転力伝達機,26e…垂直回転軸,26f…下部回転力
伝達機,26g…下部水平回転軸,26h…スクリュー
ジャッキ,27…停止位置決め装置,27a…支持軸,
27b…駆動側位置決めアーム,27b′…歯車部,2
7c…従動側位置決めアーム,27c′…歯車部,27
d…アーム駆動シリンダ,27e…停止位置決め金具 30…下部ロールユニット横移動装置,31…下部ロー
ルユニット用横移動台,31a…台支持部材,32…台
作動シリンダ,32a…伸縮ロッド,33…摺動レー
ル,34…鍵爪支持ブロック,34a…ピン,35…鍵
爪,36…鍵爪作動シリンダ 40…上部ロールユニット横移動装置,41…上部ロー
ルユニット用横移動台,41a…台支持部材,41b…
軸支持部材,42…台作動シリンダ,42a…伸縮ロッ
ド,43…摺動レール,44…鍵爪支持ブロック,44
a…ピン,45…鍵爪,46…鍵爪作動シリンダ 50…ユニット回転装置,51…減速機付電動モータ,
52…駆動側スプロケット,53…チェーン,54…回
動アーム,55…従動側スプロケット,56…ユニット
回転用歯車,57…アーム作動シリンダ 60…ユニット回転防止装置,61…支持フレーム,6
2…シリンダ支持ブラケット,63…押圧シリンダ,1
00…ローラレベラ 101…上部ロールユニット,101a…軸,101b
…歯車付軸,101c…歯車,102…下部ロールユニ
ット R…ロール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ平行な複数のロールを備えた一
    対の上・下部ロールユニットをローラレベラ本体から引
    出し、かつ本体に組込むユニット引出・組込装置と、上
    ・下部ロールユニットのそれぞれを個別に昇降させる押
    上式の昇降手段を備えたユニット搬送装置と、前記ユニ
    ット引出・組込装置側であって、かつ前記ユニット搬送
    装置で搬送されてきた下部ロールユニットが載置される
    下部ロールユニット載置台と、下部ロールユニット載置
    台よりも外側であって、かつ前記ユニット搬送装置で搬
    送されてきた上部ロールユニットが載置される上部ロー
    ルユニット載置台と、上部ロールユニット載置台の外側
    に設けられ、上部ロールユニット載置台に載置された上
    部ロールユニットを回転させるユニット回転装置および
    上部ロールユニットの回転を防止するユニット回転防止
    装置とからなることを特徴とするローラレベラのロール
    ユニット交換装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ平行な複数のロールを備えた一
    対の上・下部ロールユニットをローラレベラ本体から引
    出し、かつ本体に組込むユニット引出・組込装置と、上
    ・下部ロールユニットのロールと平行に設けられた縦行
    通路に沿って往復動し、上・下部ロールユニットのそれ
    ぞれを個別に昇降させる押上式の昇降手段を備えたユニ
    ット搬送装置と、ユニット搬送装置のユニット支持位置
    および縦行通路と直交する横方向外方の補修位置の間で
    内側横行通路に沿って往復動し、ユニット搬送装置から
    下部ロールユニットを受取ると共に、ユニット搬送装置
    に引渡す下部ロールユニット横移動装置と、下部ロール
    ユニット横移動装置よりも本体から離れた位置に設けら
    れ、ユニット搬送装置のユニット支持位置および縦行通
    路と直交する横方向外方の補修位置の間で外側横行通路
    に沿って往復動し、ユニット搬送装置から上部ロールユ
    ニットを受取ると共に、ユニット搬送装置に引渡す上部
    ロールユニット横移動装置と、上部ロールユニット横移
    動装置の補修位置の外方に設けられ、上部ロールユニッ
    ト横移動装置に支持されている上部ロールユニットを正
    ・反転自在に回転させるユニット回転装置と、上部ロー
    ルユニット横移動装置の補修位置の外方に設けられ、上
    部ロールユニット横移動装置に支持されている上部ロー
    ルユニットの回転を防止するユニット回転防止装置とか
    らなることを特徴とするローラレベラのロールユニット
    交換装置。
  3. 【請求項3】 前記内・外横行通路が縦行通路と直交す
    る方向の両側に延設されると共に、内側横行通路には2
    台の下部ロールユニット横移動装置が、また外側横行通
    路には2台の上部ロールユニット横移動装置が配設され
    てなることを特徴とする請求項2に記載のローラレベラ
    のロールユニット交換装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニット搬送装置に設けられた昇降
    手段が、上・下部ロールユニットに係合してこれら上・
    下部ロールユニットを個別に昇降させる昇降爪と、昇降
    爪を押上げるスクリュージャッキと、爪昇降用モータの
    回転をスクリュージャッキに伝達してこのスクリュージ
    ャッキを伸縮作動させる回転力伝達機構とからなること
    を特徴とする請求項1,2または3のうちの何れか1つ
    の項に記載のローラレベラのロールユニット交換装置。
  5. 【請求項5】 前記レールの近傍に設けられる停止位置
    決め金具と、前記ユニット搬送装置に設けられ、前記停
    止位置決め金具を挟持して、このユニット搬送装置の停
    止位置のずれを調整する同期開閉自在な一対の位置決め
    アームとからなる停止位置決め装置を設けたことを特徴
    とする請求項1,2,3または4のうちの何れか1つの
    項に記載のローラレベラのロールユニット交換装置。
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