JPH1189546A - 餃子成形装置 - Google Patents

餃子成形装置

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JPH1189546A
JPH1189546A JP9273961A JP27396197A JPH1189546A JP H1189546 A JPH1189546 A JP H1189546A JP 9273961 A JP9273961 A JP 9273961A JP 27396197 A JP27396197 A JP 27396197A JP H1189546 A JPH1189546 A JP H1189546A
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JP
Japan
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molding
skin
chinese
jiaozi
opening
Prior art date
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JP9273961A
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English (en)
Inventor
Hiraatsu Yuasa
平温 湯浅
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TOSE KOGYO KK
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TOSE KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH1189546A publication Critical patent/JPH1189546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 餃子成形装置で、食べ易く、かつ形の良い高
品質の餃子を成形可能にする。 【解決手段】 周面の対応位置に、餃子の具材内包部を
成形する成形用凹部9、10を設けると共に、成形用凹
部9、10の回転方向後方部と左右両側に餃子の耳部圧
着成形用シール部11、12を設けた一対の成形ロール
3、4を、内側へ対向して同期回転可能に並設する。め
ん皮を押込み挿通可能な開口部13bを設けためん皮載
置板13を両成形ロール3、4の上部に近接して配置す
る。めん皮載置板13の開口部13bに具材充填用ピス
トン19にて押込み挿通するめん皮の両側対称端辺を内
側へ折込み自在となるよう開口部13b内周縁の両成形
ロール3、4中間位置において突出片13d、13dを
内方へ対向突出して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、餃子の成形装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に従来の餃子は、図9に示した如
く、円形のめん皮aを二つ折り状態として具材を内包
し、周縁、つまり耳部bを圧着成形して正面略半円形状
に成形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記した
従来の餃子は、左右両端部分c、cが外側へ対称に突出
した横長形状であるため、一口では食べられず、食べ難
いものである。また、従来より餃子成形機や餃子成形型
が知られているが、これら成形機や成形型によると、特
に耳部bの両端部b1 、b1 の密着性が悪く、調理中に
剥れて具材がはみ出し、形が崩れたり、水餃子にあって
は湯が内部に侵入し、食味感が悪くなる。
【0004】
【目的】本発明は、上記した従来の技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたもので、従来(市販)と同
一大きさのめん皮を用いて一口で食することのできる食
べ易い餃子を成形できると共に、形状的に形の良い商品
価値の高い餃子を成形できる餃子成形装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の餃子成形装置は、各内側へ対向して同期回
転可能に近接状態にて並設され、周面の対応位置に、具
材内包部を成形する成形用凹部が設けられていると共
に、該両成形用凹部の回転方向後方側と左右両側に餃子
の耳部圧着成形用シール部が設けられている一対の成形
ロールと、めん皮を押し込み挿通可能な開口部を有し、
前記両成形ロールの上部に接近して配置されているめん
皮載置板と、具材充填用ピストンとを具備し、前記めん
皮載置板は、開口部に押し込み挿通されるめん皮の両側
対称端辺を内側へ折り込み自在となるよう、開口部の内
周縁に、両成形ロールの中間位置において内方へ対向突
出する突出片を設けてなり、具材充填用ピストンは前記
めん皮載置板の開口部上方に昇降自在に配設し、めん皮
載置板の開口部上に位置するめん皮を当該開口部を通し
て前記両成形ロールの成形用凹部へ押し込み得るように
構成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の餃子成形装置の実
施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発
明装置のめん皮載置板を分離した状態の斜視図を示し、
図2は本発明装置の平面図を示し、図3は図2における
A−A線矢視断面図を示し、図4、図5は本発明装置に
おける餃子成形過程の各断面図を示し、図6は図2にお
けるB−B線矢視断面図を示し、図7は本発明装置によ
るめん皮の成形途中の状態の斜視図を示し、図8は本発
明装置によって成形した餃子の斜視図を示す。
【0007】図1に示したように、左右一対の軸承部材
1、2には、同一径を有する二個一対の成形ロール3、
4を近接状態、つまり、僅小間隔をおいて、または接触
して回転自在に、かつ並行に軸支してある。
【0008】上記両成形ロール3、4は、図1及び図3
ないし図5に示したように、両端中心から突設した回転
軸5、6に同一大きさの歯車7、8を固定して相互に噛
合させてあり、これによって、図3に矢印イ、イが示す
内側、または反矢印イ、イ方向の外側へ同期回転され
る。
【0009】上記両成形ロール3、4の周面における対
応位置には、当該両成形ロール3、4の図3に矢印イ、
イで示した内側への回転により、図8に示した餃子Bの
具材内包部B1 を成形するための上面略台形状とした成
形用凹部9、10を各形成してある。図示例は、両成形
ロール3、4の軸方向に所要間隔をおいて二対成形用凹
部9、10を形成してあるが、一対、または三対以上形
成することも可能である。
【0010】上記両成形ロール3、4における成形用凹
部9、10の周縁、つまり図8に示した餃子Bにおける
具材内包部B1 の下部B2 を除いた左右両側縁から上縁
に成形される餃子Bの耳部B3 を所要幅にわたって圧着
成形用のシール部11、12を突設してある。
【0011】上記シール部11、12のうち、何れか一
方、または両方を波形の凹凸面に形成することができ
る。このように成形すると、図8に示した如く、耳部B
3 を波形の凹凸状に成形することができる。
【0012】上記した一対の成形ロール3、4の上方に
は、当該両成形ロール3、4と僅少間隔をおいてめん皮
載置板13を、上記した軸承部材1、2に止めネジ14
・・・にて固定して配置してある。
【0013】上記めん皮載置板13は、図1、図2に示
したように、めん皮Aを所定位置に位置決め載置可能な
るよう、当該めん皮Aと同一形状(例えば平面円形)の
めん皮載置凹部13aと、該めん皮載置凹部13aに載
置しためん皮Aを下方へ押し込み挿通可能な開口部13
bを、上記めん皮載置凹部13aの底壁13c中央部
に、上下方向へ貫通して形成してある。
【0014】上記開口部13bの内周縁には、前記両成
形ロール3、4の中間位置において相対向する内側へ突
出した突出片13d、13dを、基端は幅拡く、これよ
り先端へ徐々に幅狭くなるよう長く突設してあり、上記
開口部13bを押し込みによって挿通されるめん皮Aの
両側端片A1 、A2 を図7に示した如く内側へ平面略V
字形状に折り込めるように設けてある。
【0015】上記構成とした本発明装置を餃子自動成形
機に装備するには、前記軸承部材1、2の基部15を図
3ないし図5に二線鎖線示したコンベアやターンテ−ブ
ル等の走行手段16に固定し、当該装置全体が走行する
ようにする。
【0016】さらに、上記一対の成形ロール3、4の回
転手段としては、上記走行手段16に、当該装置の走行
方向へ湾曲して固定したガイドレール17に、一方の成
形ロールに、図示例では成形ロール3から突設したガイ
ドピン18のローラ18aを転動自在となるよう係合
し、当該装置の走行に伴ってガイドピン18が上下動す
ることにより両成形ロール3、4に回転力が与えられる
ように構成されている。
【0017】上記成形ロール3、4の回転手段として
は、一方の成形ロール3、または4を、図示しないモー
タ等の駆動源と減速装置を介して連動連結する構成とす
ることができる。
【0018】図面において、19はめん皮Aの中央へ具
材Cを供給すると共に、めん皮Aをめん皮載置板13の
開口部13bを通って両成形ロール3、4の成形用凹部
9、10内へ押し込む具材充填用ピストンであって、前
記のめん皮載置板13の各開口部13bの上方に昇降自
在に配設されている。
【0019】次いで、上記構成とした本発明装置による
餃子の成形動作について説示する。両成形ロール3、4
の成形用凹部9、10を図3に示した状態にある間に、
めん皮Aを、その載置板13の載置用凹部13a内に載
置する。
【0020】次いで、図4および図6に示したように、
具材充填用ピストン19を下降し、めん皮Aの中央部を
両成形ロール3、4の成形用凹部9、10内へ押し込む
と同時に、該具材充填用ピストン19からめん皮A上に
所定量の具材Cを供給する。
【0021】具材充填用ピストン19の下降と、具材C
の供給によってめん皮載置板13上のめん皮Aは開口部
13bより下方へ押し込まれて抜け落ち、両成形ロール
3、4の成形用凹部9、10内に嵌め込み、その内面に
沿った形状に成形される。
【0022】めん皮Aが開口部13bより下方へ抜ける
際、開口部13bの内周縁に対向突設されている突出片
13d、13dによってめん皮Aの両側端辺A1 、A2
は内側へ略V字形状に折り込まれる。
【0023】そして、図4に示したように、めん皮A上
に具材Cが供給された状態から、具材充填用ピストン1
9が上昇、そして両成形ロール3、4の回転が進むにつ
れて、両成形用凹部9、10同志が下側から順に接近対
向し、これに沿ってめん皮Aは徐々に二つ折りされ、具
材Cを包み込む。
【0024】具材Cが完全に包み込まれると、シール部
11、12によってめん皮Aの内側に折り込まれている
部分が下端から上方へ順次圧着されていき、最後、上縁
が圧着され、これによって餃子Bの耳部B3 は確実に密
着する。
【0025】めん皮Aの左右両側端辺A1 、A2 は、図
7に示したように二つに折り込まれていることで、餃子
Bの両側耳部B4 、B4 は四重になって、シール部1
1、12により強く圧着されるため、この両側耳部B
4 、B4 の密着度は高くなる。
【0026】さらに、両成形ロール3、4が回転すると
完成した餃子Bは、当該両成形ロール3、4間から落下
するから、これを側方へ取り出せばよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、めん皮の両側端辺を各内側へ深く折り込む
ことで、横幅が狭く、小さく餃子を成形できるから、一
口で食べることができて食べ易く、また、特別に小さい
めん皮を用いることなく、市販のサイズのものを使用で
きる上、特に密着性が悪くなりがちな左右両側の耳部
は、めん皮が四重になって、圧着成形により強く圧着さ
れるので、この部分の密着性が高くなって、両側内部ま
で具材を十分量充填できると共に、内部の具材がはみ出
したり、また内部に湯が侵入することはないから、調理
後も形の良い、商品価値の高い餃子を成形することがで
きる。また、具材の充填とめん皮の成形ロールの成形用
凹部内への押し込みとを一個の具材充填用ピストンで同
時に行なえるため、装置の小型軽量と低コスト化を図り
得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る餃子成形装置を示すめん皮載置板
を取り外した状態の斜視図である。
【図2】同上装置を示す平面図である。
【図3】図2におけるA−A線矢視断面図である。
【図4】具材充填状態を示す図3と同一の断面図であ
る。
【図5】餃子成形状態を示す図3と同一の断面図であ
る。
【図6】図2におけるB−B線矢視断面図である。
【図7】同上装置によってめん皮を二つ折りした成形途
中の状態を示す斜視図である。
【図8】同上装置によって成形した餃子を示す斜視図で
ある。
【図9】従来の餃子を示す斜視図である。
【符号の説明】
3、4 成形ロール 9、10 成形用凹部 11、12 シール部 13 めん皮載置板 13b 開口部 13d 突出片 19 具材充填用ピストン A めん皮 B 餃子 B1 具材内包部 B3 、B4 耳部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各内側へ対向して同期回転可能に近接状
    態にて並設され、周面の対応位置に、具材内包部を成形
    する成形用凹部が設けられていると共に、該両成形用凹
    部の回転方向後方側と左右両側に餃子の耳部圧着成形用
    シール部が設けられている一対の成形ロールと、めん皮
    を押し込み挿通可能な開口部を有し、前記両成形ロール
    の上部に接近して配置されているめん皮載置板と、具材
    充填用ピストンとを具備し、前記めん皮載置板は、開口
    部に押し込み挿通されるめん皮の両側対称端辺を内側へ
    折り込み自在となるよう、開口部の内周縁に、両成形ロ
    ールの中間位置において内方へ対向突出する突出片を設
    けてなり、具材充填用ピストンは前記めん皮載置板の開
    口部上方に昇降自在に配設し、めん皮載置板の開口部上
    に位置するめん皮を当該開口部を通して前記両成形ロー
    ルの成形用凹部へ押し込み得るように構成したことを特
    徴とする餃子成形装置。
JP9273961A 1997-09-19 1997-09-19 餃子成形装置 Pending JPH1189546A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100744814B1 (ko) * 2005-08-24 2007-08-01 (주)삼포식품 만두 성형 장치
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KR101089700B1 (ko) 2009-06-18 2011-12-07 주식회사 사옹원 즉석 조리용 깻잎전의 제조방법 및 제조장치
NL2017325A (en) * 2015-11-26 2017-06-02 Chengdu Soontrue Rainbow Machinery Equipment Co Ltd Mould for wonton
WO2024019146A1 (ja) * 2022-07-22 2024-01-25 レオン自動機株式会社 折り畳み食品を形成する装置、及び、折り畳み食品の成形方法

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