JPH1189142A - 永久磁石式同期電動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機 - Google Patents

永久磁石式同期電動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機

Info

Publication number
JPH1189142A
JPH1189142A JP9245026A JP24502697A JPH1189142A JP H1189142 A JPH1189142 A JP H1189142A JP 9245026 A JP9245026 A JP 9245026A JP 24502697 A JP24502697 A JP 24502697A JP H1189142 A JPH1189142 A JP H1189142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
rotor
cfrp
ring
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9245026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3484051B2 (ja
Inventor
Haruo Miura
治雄 三浦
Kazuki Takahashi
一樹 高橋
Hideo Nishida
秀夫 西田
Naohiko Takahashi
直彦 高橋
Yasuo Fukushima
康雄 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24502697A priority Critical patent/JP3484051B2/ja
Priority to US09/146,349 priority patent/US6047461A/en
Priority to CN98119119A priority patent/CN1106065C/zh
Priority to FR9811249A priority patent/FR2768271B1/fr
Publication of JPH1189142A publication Critical patent/JPH1189142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3484051B2 publication Critical patent/JP3484051B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/278Surface mounted magnets; Inset magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • Y10T29/49012Rotor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49075Electromagnet, transformer or inductor including permanent magnet or core

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高速運転回転が可能であると共に、信頼性の高
い永久磁石を有する電動機及びそれに用いられる回転子
を提供する。 【解決手段】電動機の回転子は、回転軸1aとこの回転
軸1aに油圧嵌めにより嵌合された永久磁石スリーブと
を備えている。永久磁石スリーブは複数個のリング状の
永久磁石3を連設し、このリング状の永久磁石3の外周
部をCFRP4bで覆って形成される。永久磁石3の内
周側には鋼製スリーブ2bが、永久磁石3の両軸端側に
はチタンリング5、6が、それぞれ保護用に配置されて
いる。鋼製スリーブ2bに形成された油圧路20bか
ら、高圧の油を鋼製スリーブ2bの内周に導くことによ
りスリーブ内径を一時的に拡大し、回転軸との嵌合を可
能にすると共に、油圧を廃したときにはスリーブと回転
軸間に締め代を形成する。これにより高速回転時にもス
リーブの空回りを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石式同期電
動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を
備えた遠心圧縮機に係り、特に、圧縮機等を駆動する超
高速可変速電動機およびその製造方法ならびに永久磁石
式同期電動機を備えた遠心圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リング状永久磁石を有する回転子
を用いた永久磁石式同期電動機では、電動機の回転軸に
リング状の永久磁石を装着している。そして、この永久
磁石の外周側をカーボン繊維強化プラスチック(以下C
FRPという)で覆っている。回転子に対向して、コイ
ルを収納する固定子が配置され、固定子はケーシングに
保持されている。この例が特開平6−284609号公
報に開示されている。この公報に記載のものにおいて
は、回転子軸の周囲に複数の永久磁石片を配置し、永久
磁石片の間に鋼等からなる充填片を設置している。回転
子軸は、多角形の横断面を有し、永久磁石及び充填片は
これらの多角面に固定されている。また、永久磁石及び
充填片の周囲には、炭素繊維強化プラスチック等からな
るカバーが予荷重を付して嵌合されている。カバーの内
面は予めテーパ加工されており、回転軸に取り付けられ
外周面がテーパ加工された永久磁石及び充填片に対し
て、カバーを軸方向に移動することで回転子が組み立て
られる。
【0003】なお、回転軸に設けられた永久磁石と保持
リングとをテーパ面を利用して嵌合する回転子の例とし
ては、上記の他に特開平8−265997号公報等に記
載のものがある。
【0004】また、外周面に保護カバーを有し、円筒形
状の永久磁石を備えた回転子の例が、特開平8−107
641号公報および米国特許第3968390号公報に
記載されている。これら公報に記載のモータにおいて
は、ロータ軸の外周面に単体の円筒形永久磁石が取り付
けられており、外周面を繊維強化プラスチックからなる
保護カバーが覆っている。そして、ロータ軸に予め取り
付けられた円筒形永久磁石の外周に、保護カバーを圧入
や接着、冷やし嵌で取り付けている。また、回転子軸方
向に複数の円筒形永久磁石を配置して高磁力化した例
が、特開平5−22880号公報に開示されている。
【0005】ところで、上記各永久磁石式同期電動機に
おいて、高速の電動機を実現するために、回転子を小型
化し励磁電流を不要とするものも提案されている。この
場合、永久磁石の磁束密度を高めるために、磁石材料に
ネオジウム永久磁石等を用いている。この例が、「超高
速電動機の開発事例」(平成8年電気学会全国大会講演
前刷集 S18−9〜12頁)に記載されている。
【0006】なお、高磁束密度の永久磁石は希土類金属
を燒結した焼結金属で製作されることが多い。燒結金属
は衝撃に弱いので、衝撃から保護するために内周側を磁
性体の金属で覆っている。永久磁石の内周側を金属で覆
い、小さな締め代で回転軸に取り付けた例が特開平6−
284611号公報に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高速モータを実現する
ためには、回転体の残留アンバランスを極めて低くする
必要があり、そのため、回転軸の高精度な加工が要求さ
れる。特開平6−284609号公報に記載の回転子で
は、回転軸の周面に永久磁石と充填片を配置しており、
横断面が多角形になる。多角形の構造の場合、フライス
加工が必要となるが、フライス加工は、元来旋盤で加工
する回転軸の軸受部等との同軸加工が困難である。その
結果、回転軸にアンバランスが生じ、高速回転を阻害す
る恐れがある。
【0008】また、回転軸の外周に永久磁石及び充填材
を配置し、さらにその外周をカバーを用いて覆う際、こ
の磁石等とカバーとをテーパを利用して嵌合している。
一般にテーパ面の高精度な加工は難しく、特にテーパー
角が小さく、軸方向に長いテーパーの場合には、僅かな
テーパ角の誤差により大きな直径の誤差を生じる。この
ため、カバーにより付与される予荷重が軸の長手方向に
一様とならず、カバーに過大な張力が働いたり、逆に十
分な予荷重を与えられないという不具合を生じる恐れが
あった。
【0009】また、特開平8−265997号公報に記
載の永久磁石ロータでは、個々の保持リングの幅は磁石
1ヶの幅の数分の1と狭い。この磁石を保護するCFR
P等の繊維はリング両端部で切断され、強度が低下す
る。このため、端面での強度低下の影響が大きく、高速
回転に必要な十分な強度が得られない恐れがある。
【0010】さらに、特開平8−107641号公報や
米国特許第3968390号公報に記載のものは、ロー
タ軸の外周面に単体の円筒形永久磁石を用いている。モ
ータの高速大容量化を実現するために、永久磁石に磁束
密度の大きいネオジウム系の希土類焼結磁石を用いて小
型化を図ったとしても、永久磁石の長手寸法の増加が避
けられない。希土類焼結磁石は成形の自由度が小さく、
特に円筒形状の磁石では外径Dに対して全長Lを大きく
できない。このため、単体のリング磁石から構成される
上記ロータ軸では、高速大容量化が困難である。
【0011】また、単体リングの容量不足を補うために
回転軸方向に複数の円筒形永久磁石を配した特開平5−
22880号公報に記載のものでは、高速回転時に永久
磁石に働く遠心力を支えるための補強構造が設けられて
おらず、電動機の高速大容量化が困難である。
【0012】一方、「超高速電動機の開発事例」に記載
のものにおいては、ネオジウム等からなる永久磁石を用
いているので、磁石材料の破壊張力σamは約8kg/mm2
小さい。そのため、比強度の大きい材料CFRPを外周
部に巻き付け補強している。カーボン繊維単独の引張強
度は200kg/mm2以上であるが、CFRP材の繊維方向
と遠心力の作用する方向が一致しないことや、エポキシ
樹脂を含浸させていることから、数十kg/mm2程度の引張
強度しかない。
【0013】永久磁石をCFRPで補強するときには、
次式によりCFRPのリングの厚さを定めることができ
る。
【0014】 tc=(σm−σam)tm /(σac−σc) (1) ここで、σm:永久磁石に働く遠心張力、 σam:永久磁石の許容引張応力、 σc:CFRPの許容引張応力、 σac:CFRPに働く遠心応力、 tc:CFRPリングの厚さ、 tm:永久磁石リングの厚さ。
【0015】上記公知例では、具体的に、ロータ周速1
96m/sのとき、σmが約29.2kg/mm2、σcが7.
8kg/mm2としている。σamを8kg/mm2、σacは安全率を
見込んで50kg/mm2とすると、tc/tmは約1/2とな
る。CFRPの縦弾性係数を10000kg/mm2とする
と、半径方向の歪み量は、0.005となる。すなわ
ち、直径100mmのロータにこの磁石を用いると、伸び
量は0.5mmとなる。このようなロータを分速数万回転
以上の高速で回転する高速電動機に用いると、アンバラ
ンスに起因するロータ振動を生じる恐れがある。
【0016】ところで、高速回転軸では、永久磁石部と
回転軸との界面には回転軸が回転中でも締め代が残るこ
とと、磁石の回転動に伴って回転軸が連れ回りすること
とが必要である。しかしながら、上記公知例において
は、半径方向の伸び量が0.5mmにもなり、磁石部と回
転軸との界面で滑りを生じる恐れがある。
【0017】また、特開平6ー284611号公報に記
載のものでは磁石部の分解を容易にするため、回転軸と
は少しの締め代しか付与していない。そのため、高速で
回転すると、界面で隙間が生じやすく、これは回転体の
アンバランス振動やトルクロスの原因となりうる。
【0018】このような不具合を回避するため、磁石部
と回転軸との界面に大きな締め代を付与することが考え
られるが、CFRP部材も永久磁石材料もともに、熱に
よる線膨張係数が低く、殆どゼロであり、慣用されてい
る焼き嵌めを使用できない。
【0019】本発明は上記従来技術に鑑みなされたもの
であり、その目的は、高速運転が可能な永久磁石を用い
た電動機を実現することである。本発明の他の目的は、
高速運転が可能でかつ高周速な電動機を提供することに
ある。そして、高速・高周速回転時においても、永久磁
石部と電動機の回転軸との界面での滑りやアンバランス
による振動を発生しない電動機およびその製造方法を提
供することにある。本発明のさらに他の目的は、高速回
転が可能な永久磁石を有する電動機を内蔵した多段遠心
圧縮機を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様は、永久磁石を有する回転子と、
固定子とを備えた永久磁石式同期電動機において、回転
子は、磁性体のリングとCFRP部材とこの磁性体リン
グとCFRP部材とによりサンドイッチされた複数の永
久磁石とを含む回転子部材と、回転軸とを有するもので
ある。
【0021】そして好ましくは、回転子部材は回転軸に
油圧嵌めにより嵌合されているか、または磁性体のリン
グに、回転子部材に油圧を導く油圧路が形成されている
ものである。
【0022】より好ましくは、回転軸の回転子部材との
嵌合部であって、回転子部材の一端側に対応する部分に
テーパが形成されていたり、複数の永久磁石は回転軸の
軸方向に連設されており、この連設された永久磁石の両
端部に非磁性の保護リングが配設されていたり、回転子
部材の外周部における周速が、250m/s以上であっ
たり、CFRP部材の炭素繊維の巻角を、回転軸方向に
対して85°ないし90°としているものである。ま
た、回転子は、複数の回転子部材を回転軸に嵌合してい
てもよい。
【0023】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様は、回転軸の両端部に遠心羽根車を有し、この回転
軸の中間部に電動機の回転子を形成した遠心圧縮機にお
いて、回転子は、磁性体のリングとCFRP部材とこの
磁性体リングとCFRP部材とによりサンドイッチされ
た複数の永久磁石とを含む回転子部材を有し、この回転
子部材を回転軸に油圧嵌めにより嵌合したものである。
【0024】上記目的を達成するための本発明の第3の
態様は、回転軸の両端部に遠心羽根車を有し、この回転
軸の中間部に電動機の回転子を形成した遠心圧縮機にお
いて、回転子は、磁性体のリングとCFRP部材とこの
磁性体リングとCFRP部材とによりサンドイッチされ
た複数の永久磁石とを含む回転子部材を有し、磁性体の
リングには油圧を導く油圧路が形成されているものであ
る。
【0025】上記目的を達成するための本発明の第4の
態様は、複数のリング状の永久磁石を連設して保持し、
この永久磁石の外周部に接着樹脂を含浸させつつ炭素繊
維を巻き付けCFRP層を形成した後、磁性体のスリー
ブを永久磁石の内径側に挿入して回転子部材を製作し、
この回転子部材を回転軸に油圧嵌めして永久磁石式同期
電動機を製造するものである。
【0026】上記目的を達成するための本発明の第5の
態様は、リング状のCFRP部材に複数の永久磁石を順
次挿入した後、磁性体のスリーブを永久磁石の内径側に
挿入して回転子部材を製作し、この回転子部材を回転軸
に油圧嵌めして永久磁石式同期電動機を製造するもので
ある。そして好ましくは、回転子部材の内径は、嵌合す
る回転軸の外径より小径とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】初めに本発明の概要を説明する。
本発明に係る永久磁石式同期電動機においては、CFR
P層を備えた永久磁石スリーブに、高速回転中において
も締め付け力が残るほどの大きな初期締め付け力を与え
ているので、リング状の永久磁石を保持する回転子構造
が得られる。これは、以下の理由による。
【0028】CFRP材の繊維方向,磁石材の熱膨張係
数は殆ど0であるので、磁石リングを介してCFRPス
リーブと回転軸との間に締め代を設けるためには、回転
軸を冷やした状態で磁石、CFRPを嵌め込む方法があ
る。この方法の場合は与えられる締め代は回転軸の温度
によって決まる。回転軸温度を下げるもっとも適切な方
法は、液体窒素を使用する方法である。この方法を用い
ても、得られる温度差は約170から180℃にすぎな
い。回転軸速度が高くなればなるほど回転軸の径が小さ
くなるので、熱収縮量も小さくなり、機械加工公差、作
業余裕代等を考慮すると、超高速回転子を得るのに必要
な締め代をこの方法で得ることは困難である。
【0029】さらに、冷却した回転軸が徐々に常温に戻
るとき、回転軸は軸方向にも伸びる。しかしながら、磁
石やCFRPは伸びないので、CFRPが強度の弱い軸
方向に引張られて、CFRPが破損するおそれがある。
このように冷やし嵌めをCFRPを有する高速回転体に
用いることには困難さが伴う。冷やし嵌めよりも半径方
向の締め代が得られ、かつ永久磁石スリーブに軸方向の
引張応力を生じさせなくするためには、機械的に永久磁
石スリーブの内径を一度拡大して回転軸を嵌合させれば
よいことに本発明者らは着目した。具体的には、油圧嵌
めを採用することにより、温度差を利用する焼き嵌めや
冷やし嵌めの不利な点を解消できる。これにより、運転
中であっても、回転軸、鋼製スリーブ、永久磁石、CF
RPの各層の界面で半径方向の隙間の発生を防止でき、
回転軸と各層ごとの同軸度を保つことができる。そし
て、トルク伝達のロスをも防止できる。
【0030】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明に係る永久磁石式回転子を有する
電動機で直接駆動する2段空気圧縮機の縦断面図であ
る。この図1において、圧縮機100はその中央部に電
動機101を有している。電動機101は回転子1と固
定子10とを備えており、回転子1は複数の円筒形永久
磁石を有する永久磁石組立体15bと永久磁石の軸端部
に配設されたリング5、6とを有している。さらに、回
転子1は、ラジアル軸受11a、11b及びアキシャル
軸受12a、12bにより回転自在に支承されるととも
に、両軸端には遠心羽根車13a、13bが取り付けら
れている。
【0031】図2及び図3に、上記遠心圧縮機の電動機
部について示す。図2は、回転子部を縦断面で示した
図、図3は図2のA矢視部における固定子と回転子との
横断面を示した図である。2極同期電動機の回転子を例
にとり示す。
【0032】永久磁石式回転子1は、磁性材料である鋼
製の中実の回転軸1aと、この回転軸1aの外周側に設
けた鋼製のスリーブ2aと、スリーブ2aの外周部に回
転軸方向に5ヶ連続して配置した円筒形状の永久磁石3
と、永久磁石3の外周部にこの永久磁石を覆って配置さ
れた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)からなる円
筒形状の補強部材4bとを備えている。
【0033】スリーブ2aには、後述する油圧注入路2
0bが形成されている。永久磁石3及びCFRP4bの
回転軸方向の両端部には、磁束の漏れを防止するため、
および永久磁石の端面を保護するため、非磁性材からな
るリング状部材5,6が装着されている。このリング状
部材5、6の材質としては、比強度の大きいTi−6A
l−4V材が望ましい。
【0034】永久磁石3は、高い磁束密度が得られるネ
オジウム−鉄−ボロン系の希土類磁石であり、磁化容易
軸が半径方向に配向された異方性磁石である。そして、
この永久磁石3は、円筒形状に焼結成形されており、2
極着磁がなされている。さらに、各永久磁石3片の軸方
向長さLは、外径Dに対してL<D/3となるように設
定されている。つまり、回転軸方向に円筒形永久磁石を
連続して配置したので、磁石の全長が回転子外径の3倍
以上必要な高出力電動機の場合であっても、円筒形磁石
を適用できる。
【0035】本実施例においては、円筒形磁石を用いた
ので、回転軸の外周を多角形状にフライス加工すること
が不要となり、回転軸の加工時間を大幅に短縮できる。
また、容易に加工精度を向上できるので、回転体として
のアンバランスも減少できる。さらに、円筒形磁石を回
転軸に同心状に嵌合するだけでよいので、組立が容易に
なる。
【0036】なお、図3に示したように、電動機の固定
子16の周方向複数箇所にコイル17が巻かれるスロッ
トが形成されている。スロットの数は、この図3では簡
便のため6個としているが、実際には24個等図に示し
たより多くのスロットが形成されている。
【0037】次に、このように構成した永久磁石を有す
る同期電動機の加工方法の詳細を、図4ないし図8を用
いて説明する。初めに、永久磁石にCFRP層を形成す
る。この場合、複数の磁石リングを連設した永久磁石の
外周に接着樹脂を含浸させながら炭素繊維を巻き付け、
高温炉内で樹脂を高温硬化させる方法と、予め作成され
たCFRPスリーブの内部に複数の永久磁石片を順次挿
入する方法とがある。
【0038】前者の場合は、図4に示すように、治具8
に円筒形永久磁石3a〜3e及びダミーピース7a、7
bを挿入し、その後ナット9を用いて各磁石3a〜3e
及びピース7a、7bを固定する。この磁石の連設体の
外周部に直接CFRP4aを巻き付け一体に構成する。
この後、CFRP4aの両端の折り返し部とダミーピー
スとを取り除き、所定長さに切り出す。本方法によれ
ば、圧入の工程を省略できるので、図5に示した永久磁
石組立体15aを簡便に製作できる。
【0039】上記実施例においては、ダミーピース7
a、7bとして円筒形永久磁石3aと同種のものを用い
ても良いが、永久磁石は高価であるから、アルミ合金等
安価な素材を用いるのが好ましい。また図4には明示し
ていないが、ダミーピース7aとナット9の間に、サラ
バネ等のバネ要素を配設することが好ましい。このよう
にすれば、CFRPを硬化させるため高温に加熱したと
きに、治具8と永久磁石3a〜3eとの間の熱膨張差を
バネの変位が吸収できる。したがって、加熱中に永久磁
石の固定が緩むことを防止できる。
【0040】次に、後者の方法の場合、予め所定の寸法
に成形したCFRP4bの内周部に、円筒形状の永久磁
石3a〜3eを所定の順番で順次挿入する。このとき、
CFRP4bの内径より、円筒形永久磁石3a〜3eの
外径をわずかに大きく形成し、永久磁石3a〜3eを圧
入する。永久磁石3a〜3eには圧縮の予荷重を作用さ
せているので、回転軸1aに永久磁石を嵌め込んだ場合
に永久磁石に働く引張荷重を軽減することができる。ま
た、必要に応じ円筒形磁石3a〜3eの外周面及びCF
RP4bの内周面をテーパ形状にすることも可能であ
る。
【0041】ところで、CFRPは繊維方向には極めて
高強度を発揮するが、繊維直角方向には樹脂相当の強度
しか得られない。すなわち、CFRPの引張強さ及び縦
弾性係数は、繊維方向と荷重方向のなす角の余弦に比例
する。本実施例に係る電動機は、高速回転に用いられる
ものであるから、永久磁石3a〜3eには高速回転時の
遠心力が作用することを考慮して、CFRP4aの巻角
を回転子軸方向に対し87°とした。この様に回転軸方
向に対してほぼ直角方向に繊維を巻いているので、CF
RP4aの軸方向端部付近においても強度の低下はほと
んどない。CFRP4aの厚さは、電動機の磁気特性と
永久磁石3a〜3eの許容遠心力とから、上述の式
(1)により求められる。なお、CFRP4aのマトリ
クス樹脂には、電動機が発熱により温度上昇するので、
耐熱性の高い樹脂を使用している。また、CFRPの巻
角は、回転軸方向に対してほぼ85°ないし90°の範
囲であれば、本発明の効果を達成できる。
【0042】次に、永久磁石3とCFRP4bを有する
永久磁石組立体15aの内径とほぼ同じ外径の鋼製スリ
ーブ2を別途製作する。そして、図6に示すように、鋼
製スリーブ2の外周に、チタンリング5、6を介して永
久磁石組立体15aを装着する。鋼製スリーブ2の内径
は、必要締め代分に相当する量だけ回転軸1aの外径よ
りも小さい。本実施例においては、回転軸の径はほぼ6
0mm、鋼製スリーブの肉厚は3mmとしている。な
お、鋼製スリーブ2には、後述する油圧嵌めのために、
油圧注入口20a及び油圧路20bが形成されている。
【0043】次に、鋼製スリーブ2aを含む永久磁石ス
リーブを回転軸1aに装着する様子を図7、図8により
説明する。図7は、永久磁石スリーブを回転軸へ装着す
る直前の状態であり、図8は永久磁石スリーブを回転軸
へ装着した後の状態を示している。上述したように、鋼
製スリーブ2の端部近傍にはこの鋼製スリーブの内周に
油圧を導入するための注入口20aおよび油圧路20b
が設けられている。永久磁石スリーブを、予め外筒治具
22を装着した内筒治具21の外周に嵌める。回転軸1
aの端部には、予めスタッドボルト23がねじ込まれて
いる。内筒治具を回転軸端部に装着し、締め付け治具2
4、25で固定する。なお、外筒治具22には押し込み
用の油圧をかけるために注入穴26が設けられている。
【0044】回転軸1の外径は概略締め代分だけ内筒治
具21の外径より大きいので、回転軸の端部には鋼製ス
リーブが入りやすいようにテーパを付けておくと良い。
この状態で、注入口20aから油圧をかけて鋼製スリー
ブ2aを押し広げる。それと同時に、注入口26から油
圧をかけて鋼製スリーブ2aを軸方向に押し込む。この
後、鋼製スリーブ2aの注入口部分の不要部分を加工削
除する。
【0045】ところで、鋼製スリーブの内径と回転軸の
外径寸法とは、永久磁石の遠心力伸びに見合う初期締め
代(初期締め付け力)が得られるように設定する。この
締め代は、概略次式で表わされる。
【0046】
【数1】
【0047】ここで、 ε:CFRPスリーブに与えたい初期歪み(鋼製スリー
ブに与えたい初期歪み)、 E:CFRPスリーブの縦弾性係数、 ν:CFRPスリーブのポアソン比、 r3:CFRPスリーブの外径、 r2:CFRPスリーブの内径、 r1:磁石リングの内径、 γCFRP:CFRPスリーブの比重量、 tCFRP:CFRPスリーブの厚さ、 tmag:磁石リングの厚さ、 γmag:磁石リングの比重量、 ω:回転子の回転角速度 D:CFRPスリーブの内径、 Δd:CFRPスリーブの初期締め代(鋼製スリーブの
初期締め代)。
【0048】(2)式の右辺第1項は、CFRPスリー
ブ自身の遠心力伸びを受け持つための締め代に相当し、
右辺第2項は永久磁石リングに働く遠心力をCFRPス
リーブが受け持つための締め代に相当する。両者の和以
上の初期締め代を鋼製スリーブに与えることにより、必
要な締め付け力をCFRPにも与えることができ、回転
中に磁石が鋼製スリーブ、ひいては回転軸から離れない
ようにできる。 また、締め代により回転部材が半径方
向に拘束されるので、それぞれの回転部材の同軸度が保
たれる。これにより、運転中に磁石リングとCFRPス
リーブの同軸度を保つことができ、超高速電動機が得ら
れる。さらに、本実施例に記載の電動機によれば、ロー
タ構造を軸対称構造にできるので、運転中のアンバラン
スの発生を低減するとともに、確実にトルクを発生でき
るので電動機の信頼性が向上する。
【0049】なお、電動機出力が大きくて必要磁石長さ
が長い場合には、図9に示すように、永久磁石スリーブ
を2個作成し、各永久磁石スリーブを回転軸の両軸端側
から装着しても良い。
【0050】上述した方法により作成した電動機を、2
段の遠心圧縮機に搭載した場合が図1である。円筒形永
久磁石を回転軸方向に複数配置して磁石長さを確保して
いる。これにより、圧縮機100の出力、約100kW
まで大容量化した。また、円筒形磁石の外周面をCFR
Pで補強したので、永久磁石部の周速を250m/s以
上まで高速化した。なお、本発明は、240m/s以上
の周速の回転軸において効果があり、250m/s以上
の周速で効果が顕著である。
【0051】電動機をいっそう高速高出力化するために
は、周速及び出力を増大する必要がある。周速に関して
は、永久磁石の補強部材の強度に依存するので、CFR
Pより大強度の材質を用いればよいことになる。しかし
ながら、現状ではそのような材料は得難い。一方、出力
に関しては、回転軸方向に連設する永久磁石の個数を増
すことで容易に解決できる。
【0052】上記実施例では2極同期電動機の場合につ
いて説明したが、電気機械の種類や極数がこれに制限さ
れるものではない。永久磁石や、補強部材の数量や材
質、製作方法等も、本実施例に制限されるものではな
く、同様の構成が可能であり、発明の主旨が実現できれ
ば、いかなる材質、製作方法であっても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような効果がある。
【0054】高速運転中に回転子にアンバランスを生じ
ないので、運転中の振動を抑制でき、また永久磁石に働
く遠心力も保持できるので、安定した、信頼性の高い運
転状態を得ることができる。即ち、超高速永久磁石式同
期電動機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機を備えた2段遠心圧縮機の
一実施例の縦断面図。
【図2】本発明の一実施例の回転子構造。
【図3】図2のA断面図。
【図4】回転子製作の一過程においてCFRPを処理す
るときの説明図。
【図5】回転子製作の一過程におけるCFRP処理後の
説明図。
【図6】回転子製作の一過程における内側スリーブ施工
時の説明図。
【図7】回転子製作の一過程における回転軸へ磁石を取
り付ける前の状態を説明する図。
【図8】回転子製作の一過程における説明する図。
【図9】本発明に係る回転子の他の実施例の断面図。
【符号の説明】
1…回転軸、2a,2b…鋼製スリーブ、3…永久磁石
リング、4a,4b…CFRPスリーブ、5,6…チタ
ンリング、10…電動機の固定子、13a,13b…羽
根車、14…ケーシング、15b…永久磁石部材、16
…固定子鉄心、17…コイル、20a…油圧注入口、2
1…内筒治具、22…外筒治具、26a…注入口、27
a,27b,27c…O−リング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 直彦 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内 (72)発明者 福島 康雄 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石を有する回転子と、固定子とを備
    えた永久磁石式同期電動機において、 前記回転子は、磁性体のリングとCFRP部材とこの磁
    性体リングとCFRP部材とによりサンドイッチされた
    複数の永久磁石とを含む回転子部材と、回転軸とを有す
    ることを特徴とする永久磁石式同期電動機。
  2. 【請求項2】前記回転子部材は前記回転軸に油圧嵌めに
    より嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の
    永久磁石式同期電動機。
  3. 【請求項3】前記磁性体のリングには、前記回転子部材
    に油圧を導く油圧路が形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の永久磁石式同期電動機。
  4. 【請求項4】前記回転軸の前記回転子部材との嵌合部で
    あって、回転子部材の一端側に対応する部分にテーパが
    形成されていることを特徴とする請求項2または3に記
    載の永久磁石式同期電動機。
  5. 【請求項5】前記複数の永久磁石は回転軸の軸方向に連
    設されており、この連設された永久磁石の両端部に非磁
    性の保護リングを配設したことを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の永久磁石式同期電動機。
  6. 【請求項6】永久磁石を有する回転子と、固定子とを備
    えた永久磁石式同期電動機において、 前記回転子は、磁性体のリングとCFRP部材とこの磁
    性体リングとCFRP部材とによりサンドイッチされた
    複数の永久磁石とを含む回転子部材と、回転軸とを有
    し、前記回転子部材の外周部における周速が、250m
    /s以上であることを特徴とする永久磁石式同期電動
    機。
  7. 【請求項7】前記CFRP部材の炭素繊維の巻角を、回
    転軸方向に対して85°ないし90°としたことを特徴
    とする請求項2または3に記載の永久磁石式同期電動
    機。
  8. 【請求項8】前記回転子は、複数の前記回転子部材を前
    記回転軸に嵌合したものである請求項2または3に記載
    の永久磁石式同期電動機。
  9. 【請求項9】回転軸の両端部に遠心羽根車を有し、この
    回転軸の中間部に電動機の回転子を形成した遠心圧縮機
    において、 前記回転子は、磁性体のリングとCFRP部材とこの磁
    性体リングとCFRP部材とによりサンドイッチされた
    複数の永久磁石とを含む回転子部材を有し、この回転子
    部材を前記回転軸に油圧嵌めにより嵌合したことを特徴
    とする永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機。
  10. 【請求項10】回転軸の両端部に遠心羽根車を有し、こ
    の回転軸の中間部に電動機の回転子を形成した遠心圧縮
    機において、 前記回転子は、磁性体のリングとCFRP部材とこの磁
    性体リングとCFRP部材とによりサンドイッチされた
    複数の永久磁石とを含む回転子部材を有し、前記磁性体
    のリングには油圧を導く油圧路が形成されていることを
    特徴とする永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機。
  11. 【請求項11】複数のリング状の永久磁石を連設して保
    持し、この永久磁石の外周部に接着樹脂を含浸させつつ
    炭素繊維を巻き付けCFRP層を形成した後、磁性体の
    スリーブを永久磁石の内径側に挿入して回転子部材を製
    作し、この回転子部材を回転軸に油圧嵌めしたことを特
    徴とする永久磁石式同期電動機の製造方法。
  12. 【請求項12】リング状のCFRP部材に複数の永久磁
    石を順次挿入した後、磁性体のスリーブを永久磁石の内
    径側に挿入して回転子部材を製作し、この回転子部材を
    回転軸に油圧嵌めしたことを特徴とする永久磁石式同期
    電動機の製造方法。
  13. 【請求項13】前記回転子部材の内径は、嵌合する回転
    軸の外径より小径であることを特徴とする請求項11ま
    たは12に記載の永久磁石式同期電動機の製造方法。
JP24502697A 1997-09-10 1997-09-10 永久磁石式同期電動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機 Expired - Fee Related JP3484051B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24502697A JP3484051B2 (ja) 1997-09-10 1997-09-10 永久磁石式同期電動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機
US09/146,349 US6047461A (en) 1997-09-10 1998-09-03 Rotor for permanent magnet excited, high-speed electric rotary machine, manufacturing method of the same and electric rotary machine including the same
CN98119119A CN1106065C (zh) 1997-09-10 1998-09-09 永磁高速电动旋转机械用转子及其制造方法
FR9811249A FR2768271B1 (fr) 1997-09-10 1998-09-09 Procede de fabrication d'un rotor pour machine electrique rotative, rotor et machine concernes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24502697A JP3484051B2 (ja) 1997-09-10 1997-09-10 永久磁石式同期電動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1189142A true JPH1189142A (ja) 1999-03-30
JP3484051B2 JP3484051B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=17127481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24502697A Expired - Fee Related JP3484051B2 (ja) 1997-09-10 1997-09-10 永久磁石式同期電動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6047461A (ja)
JP (1) JP3484051B2 (ja)
CN (1) CN1106065C (ja)
FR (1) FR2768271B1 (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001157491A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Hitachi Ltd 超高速永久磁石式回転電機システム
JP2001258195A (ja) * 2000-01-26 2001-09-21 General Electric Co <Ge> 非金属構造の回転子筐体
US7228615B2 (en) 2001-01-15 2007-06-12 Atlas Copco Air Power, Naamloze Vennootschap Method for manufacturing a permanent-magnet excited rotor for a high speed electric motor
JP2007336737A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Ihi Corp モータロータ及びその回転バランス修正方法
JP2008113553A (ja) * 2001-04-23 2008-05-15 Earnest Pacific Ltd 多段遠心コンプレッサ
KR100973284B1 (ko) * 2003-04-11 2010-07-30 삼성테크윈 주식회사 브러시리스 모터용 회전자 및 이의 제조방법
JP2013531964A (ja) * 2010-07-06 2013-08-08 フォンダツィオーネ・イスティトゥート・イタリアーノ・ディ・テクノロジャ 加圧下で、空気又は他の気体、あるいは、液体の供給源から電力を生成するための装置
CN103595194A (zh) * 2013-11-19 2014-02-19 江苏航天动力机电有限公司 一种高速永磁同步电机粘贴磁钢片的方法
DE102014104677A1 (de) 2013-04-03 2014-10-09 Fanuc Corporation Rotorteil zur Befestigung an der Welle eines rotierenden Elektromotors, Rotor mit Rotorteil, und Verfahren zur Herstellung eines rotierenden Elektromotors und eines Rotors
JP2015091202A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 川崎重工業株式会社 磁石浮上り及び飛散防止部材並びにロータ
JP2015119628A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 エスカエフ・マニュティック・メシャトロニク 永久磁石を有したロータアセンブリ、ならびに、その製造方法
DE102014119131A1 (de) 2013-12-27 2015-07-02 Fanuc Corporation Rotor eines Elektromotors mit Magnet-Halterungs-Vorrichtung und Elektromotor mit dem Rotor
JP2015154581A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 株式会社明電舎 分割型ロータコアを有する回転子
DE102015109030A1 (de) 2014-06-16 2015-12-17 Fanuc Corporation Rotorbauteil, welches an einer drehbaren Welle einer elektrischen Dreh-Maschine fixiert ist, Rotor, drehbare elektische Maschine und Verfahren zur Demontage eines Rotors
DE102015117373A1 (de) 2014-10-20 2016-04-21 Fanuc Corporation Magnethalteelement, das in einer elektrischen Rotationsmaschine verwendet wird, Rotor, elektrische Rotationsmaschine und Werkzeugmaschine
DE102015014405A1 (de) 2014-11-13 2016-05-19 Fanuc Corporation Rotorelement, Rotor, Elektromotor, Werkzeugmaschine und Herstellverfahren für Rotoren
DE102015014628A1 (de) 2014-11-19 2016-05-19 Fanuc Corporation Rotorbauelement, Drehachse, Rotor, Motor und Werkzeugmaschine
WO2016080191A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 株式会社神戸製鋼所 磁石埋込型回転電機
JP2016535969A (ja) * 2013-10-25 2016-11-17 エコモーターズ,インコーポレーテッド 電子制御式ターボ機械のロータの保持
JP2017506488A (ja) * 2013-07-19 2017-03-02 ジーケーエヌ ハイブリッド パワー リミテッド フライホイール・アセンブリ
JP2017163730A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社豊田自動織機 永久磁石式回転電機
DE102018005141A1 (de) 2017-07-26 2019-01-31 Fanuc Corporation Rotor und drehende elektrische Maschine
DE102018005979A1 (de) 2017-08-24 2019-02-28 Fanuc Corporation Rotor und drehende elektrische Maschine
CN112910203A (zh) * 2021-04-02 2021-06-04 威海锦阳电子有限公司 电机外转子的制造方法
WO2023190854A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 株式会社デンソー ロータ及びロータの製造方法
WO2023190855A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 株式会社デンソー ロータ及びロータの製造方法

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1305206C (zh) * 1999-11-09 2007-03-14 建准电机工业股份有限公司 电机转子及其制造方法
JP2002051521A (ja) * 2000-07-28 2002-02-15 Twinbird Corp 電磁往復駆動機構
EP1380093B1 (en) * 2001-03-24 2013-05-08 LG Electronics, Inc. Mover assembly of reciprocating motor and fabrication method thereof
US6481090B1 (en) 2001-06-25 2002-11-19 Electric Boat Corporation Installation and removal of energized permanent magnets in permanent magnet rotors
US6452301B1 (en) 2001-11-02 2002-09-17 Electric Boat Corporation Magnet retention arrangement for high speed rotors
US7768168B2 (en) * 2003-02-26 2010-08-03 Robert Bosch Gmbh Electric machine comprising a permanent magnet
GB0314553D0 (en) * 2003-06-21 2003-07-30 Weatherford Lamb Electric submersible pumps
US7701106B2 (en) * 2003-06-21 2010-04-20 Oilfield Equipment Development Center Limited Electric submersible pumps
GB0314550D0 (en) * 2003-06-21 2003-07-30 Weatherford Lamb Electric submersible pumps
US20050017597A1 (en) * 2003-07-23 2005-01-27 Mays Harold H. End ring support structure for electric motor
US7075204B2 (en) * 2003-08-06 2006-07-11 Honeywell International, Inc. Threaded inner sleeve for generator magnet
US6974522B2 (en) * 2003-09-29 2005-12-13 Torrington Research Co. Method and apparatus for mounting a plurality of magnet segments on a back ring
DE10348394A1 (de) 2003-10-17 2005-06-02 Robert Bosch Gmbh Rotor für eine elektrische Maschine mit verbesserter Temperaturbeständigkeit
JP4608967B2 (ja) * 2004-06-29 2011-01-12 日産自動車株式会社 ディスク型回転電機のロータ構造およびロータ製造方法
GB0426585D0 (en) * 2004-12-06 2005-01-05 Weatherford Lamb Electrical connector and socket assemblies
US7504754B2 (en) * 2005-10-31 2009-03-17 Caterpillar Inc. Rotor having multiple permanent-magnet pieces in a cavity
FR2894733B1 (fr) * 2005-12-08 2008-02-15 Leroy Somer Moteurs Procede de fabrication d'un rotor et rotor de machine tournante electrique.
US20070138891A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Emerson Electric Co. Magnet retention and positioning sleeve for surface mounted rotor assemblies
US20080080991A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-03 Michael Andrew Yuratich Electrical submersible pump
CN101606301A (zh) * 2007-02-05 2009-12-16 阿尔斯托姆科技有限公司 涡轮发电机
CN102751801B (zh) * 2007-07-06 2014-10-15 日本电产三协株式会社 转子、转子的制造方法以及具有该转子的马达
FI120566B (fi) * 2007-10-09 2009-11-30 High Speed Tech Ltd Oy Kestomagnetoidun sähkökoneen roottorirakenne
JP5468215B2 (ja) * 2008-06-09 2014-04-09 ダイキン工業株式会社 空気調和機及び空気調和機の製造方法
BE1018010A3 (nl) * 2008-06-13 2010-03-02 Atlas Copco Airpower Nv Werkwijze voor het met een klempassing monteren van een bus rond een gedeelte van een as.
US8415854B2 (en) * 2008-07-28 2013-04-09 Direct Drive Systems, Inc. Stator for an electric machine
US9667109B2 (en) 2011-03-31 2017-05-30 Abb Research Ltd. Permanent magnet electrical machine rotors with stacked annular magnets and retainers and construction methods therefor
JP2012257413A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Seiko Epson Corp 電気機械装置、ロボット、移動体及び電気機械装置の製造方法
EP2555385B1 (en) * 2011-08-01 2019-06-19 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Permanent magnet assembly with moulded plastic cover and method for protecting a permanent magnet
BR112014013071A2 (pt) 2011-11-30 2017-06-13 Abb Research Ltd máquinas elétricas e rotores de máquinas elétricas
CN102522837A (zh) * 2011-11-30 2012-06-27 西安久和能源科技有限公司 一种永磁电机转子
US20130293042A1 (en) * 2012-05-07 2013-11-07 Lubomir A. Ribarov Air-cooled electrical machine
ITMI20121592A1 (it) * 2012-09-25 2014-03-26 Mavel Srl Metodo per la fabbricazione di un rotore per motori elettrici e relativo rotore
CN105103410B (zh) * 2012-11-26 2018-06-05 塞马理工学院有限公司 高速永磁电机的转子轴
FR3004296B1 (fr) * 2013-04-05 2017-09-15 Sagem Defense Securite Moteur electrique a faible couple de court-circuit, dispositif de motorisation a plusieurs moteurs et procede de fabrication d`un tel moteur
EP2978102B1 (de) * 2014-07-22 2017-02-22 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung eines Rotors
JP6484002B2 (ja) * 2014-10-29 2019-03-13 Kyb株式会社 ロータ及びロータ製造方法
US10141822B2 (en) 2015-05-04 2018-11-27 Launchpoint Technologies, Inc. Axial flux brushless permanent magnet electrical machine rotor
US10651698B2 (en) 2016-01-26 2020-05-12 Mitsubishi Electric Corporation Rotor of rotary electric machine, rotary electric machine, and rotor member of rotary electric machine
JP6557180B2 (ja) * 2016-06-17 2019-08-07 ファナック株式会社 回転子部材、回転子、及び電動機
CN106849430B (zh) * 2017-03-15 2019-03-01 中能投资国际控股有限公司 电机用转子、电动机、发电机及电机用转子的制造方法
CN106849532B (zh) * 2017-03-27 2018-12-21 北京精密机电控制设备研究所 一种丝杠电机转子结构的制作方法
US11081919B2 (en) 2017-04-27 2021-08-03 Calnetix Technologies, Llc Electric machine with metallic shield rotor
US11081918B2 (en) * 2017-04-27 2021-08-03 Calnetix Technologies, Llc Electric machine having a rotor with retaining sleeve
US11489385B2 (en) 2017-05-29 2022-11-01 Mitsubishi Electric Corporation Rotor, rotary electric machine, and method for manufacturing rotor
JP7064850B2 (ja) * 2017-11-17 2022-05-11 日本電産サンキョー株式会社 ロータおよびモータ
FR3074622B1 (fr) * 2017-12-04 2021-07-30 Ifp Energies Now Dispositif de compression d'un fluide entraine par une machine electrique avec un arbre de rotor ayant une frette amagnetique
JP6616388B2 (ja) * 2017-12-11 2019-12-04 ファナック株式会社 回転子及び回転電機
KR102552016B1 (ko) * 2018-03-15 2023-07-05 현대자동차 주식회사 모터용 로터 조립체
GB201808657D0 (en) * 2018-05-25 2018-07-11 Lentus Composites Ltd Rotor
GB2582345B (en) 2019-03-20 2023-06-28 Safran Electrical & Power Improved method for manufacturing a rotor
KR20210064851A (ko) 2019-11-26 2021-06-03 삼성전자주식회사 Bldc모터
CN110932465A (zh) * 2019-12-10 2020-03-27 无锡市源昌机械制造有限公司 高速电机
CN111799907A (zh) * 2020-04-30 2020-10-20 潍坊翔云动力科技有限公司 一种表贴式永磁电机转子及其制造方法
US11652393B2 (en) * 2020-07-01 2023-05-16 Garrett Transportation I Inc Rotor assembly for electric motor of turbomachine with carbon-carbon composite magnet-retaining jacket member
CN111923395B (zh) * 2020-09-16 2021-01-05 北京航空航天大学 高速永磁同步电机复合转子周向垂直缠绕制备方法
US11973377B2 (en) * 2021-04-23 2024-04-30 Albany Engineered Composites, Inc. Process for applying fiber-reinforced plastic sleeves
WO2022251826A1 (en) * 2021-05-24 2022-12-01 Metal Forming & Coining Corporation Shaft assembly and method of producing the same

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4625135A (en) * 1983-07-19 1986-11-25 The Garrett Corporation Permanent magnet rotor
US4759116A (en) * 1983-11-03 1988-07-26 General Electric Company Method of applying containment shroud on permanent magnet rotors
US4617726A (en) * 1984-12-06 1986-10-21 The Garrett Corporation Maximum stiffness permanent magnet rotor and construction method
US4930201A (en) * 1985-08-14 1990-06-05 Kollmorgen Corporation Method for manufacturing a composite sleeve for an electric motor
GB2181318B (en) * 1985-10-04 1989-12-28 Sony Corp Two-dimensional finite impulse response filters
US4829657A (en) * 1987-02-27 1989-05-16 Maxtor Corporation In-spindle motor assembly for disk drive and method for fabricating the same
US5144735A (en) * 1988-06-08 1992-09-08 General Electric Company Apparatus for assembling a permanent magnet rotor
US4910861A (en) * 1988-10-07 1990-03-27 Emerson Electric Co. Method of manufacturing retention structure for electric motor rotor magnets
US4918802A (en) * 1989-02-06 1990-04-24 Franklin Electric Co., Inc. Method and apparatus for making permanent magnet rotors
DE4142461C2 (de) * 1991-12-20 1997-06-05 Piller Gmbh Co Kg Anton Rotor für permanentmagneterregte elektrische Maschinen hoher Drehzahl sowie mit diesem Rotor konfektionierte elektrische Maschine
JP3411617B2 (ja) * 1993-03-25 2003-06-03 神鋼電機株式会社 回転電機における永久磁石型回転子
US5486045A (en) * 1993-11-01 1996-01-23 Whirlpool Corporation Shelf ladder reinforcement member for a refrigeration appliance
JPH07203645A (ja) * 1993-12-30 1995-08-04 Mabuchi Motor Co Ltd 小型モータ及びその回転子の製造方法
US5687471A (en) * 1994-06-14 1997-11-18 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of and apparatus for covering rotor magnets
GB2299217B (en) * 1995-03-23 1999-07-07 Aisin Seiki Method of assembling a permanent magnet rotor
JP3369024B2 (ja) * 1995-04-14 2003-01-20 松下電器産業株式会社 永久磁石回転子とその製造方法
JP3509304B2 (ja) * 1995-06-28 2004-03-22 株式会社明電舎 回転子の永久磁石

Cited By (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001157491A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Hitachi Ltd 超高速永久磁石式回転電機システム
JP2001258195A (ja) * 2000-01-26 2001-09-21 General Electric Co <Ge> 非金属構造の回転子筐体
JP4705722B2 (ja) * 2000-01-26 2011-06-22 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 非金属構造の回転子筐体
US7228615B2 (en) 2001-01-15 2007-06-12 Atlas Copco Air Power, Naamloze Vennootschap Method for manufacturing a permanent-magnet excited rotor for a high speed electric motor
JP2008113553A (ja) * 2001-04-23 2008-05-15 Earnest Pacific Ltd 多段遠心コンプレッサ
KR100973284B1 (ko) * 2003-04-11 2010-07-30 삼성테크윈 주식회사 브러시리스 모터용 회전자 및 이의 제조방법
JP2007336737A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Ihi Corp モータロータ及びその回転バランス修正方法
JP2013531964A (ja) * 2010-07-06 2013-08-08 フォンダツィオーネ・イスティトゥート・イタリアーノ・ディ・テクノロジャ 加圧下で、空気又は他の気体、あるいは、液体の供給源から電力を生成するための装置
DE102014104677B4 (de) 2013-04-03 2022-03-03 Fanuc Corporation Rotorteil zur Befestigung an der Welle eines rotierenden Elektromotors, Rotor mit Rotorteil, und Verfahren zur Herstellung eines rotierenden Elektromotors und eines Rotors
DE102014104677A1 (de) 2013-04-03 2014-10-09 Fanuc Corporation Rotorteil zur Befestigung an der Welle eines rotierenden Elektromotors, Rotor mit Rotorteil, und Verfahren zur Herstellung eines rotierenden Elektromotors und eines Rotors
JP2014212680A (ja) * 2013-04-03 2014-11-13 ファナック株式会社 回転電機の回転軸部に固定される回転子部材、回転子部材を備える回転子、および回転電機、ならびに、回転子を製造する方法
US10177619B2 (en) 2013-04-03 2019-01-08 Fanuc Corporation Rotator member to be fixed to rotary shaft of rotary electric machine, rotator including rotator member, and method for manufacturing rotary electric machine and rotator
US9583984B2 (en) 2013-04-03 2017-02-28 Fanuc Corporation Rotator member to be fixed to rotary shaft of rotary electric machine, rotator including rotator member, and method for manufacturing rotary electric machine and rotator
JP2017506488A (ja) * 2013-07-19 2017-03-02 ジーケーエヌ ハイブリッド パワー リミテッド フライホイール・アセンブリ
JP2016535969A (ja) * 2013-10-25 2016-11-17 エコモーターズ,インコーポレーテッド 電子制御式ターボ機械のロータの保持
JP2020079595A (ja) * 2013-10-25 2020-05-28 エコモーターズ,インコーポレーテッド 電子制御式ターボ機械のロータの保持
JP2015091202A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 川崎重工業株式会社 磁石浮上り及び飛散防止部材並びにロータ
CN103595194A (zh) * 2013-11-19 2014-02-19 江苏航天动力机电有限公司 一种高速永磁同步电机粘贴磁钢片的方法
JP2015119628A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 エスカエフ・マニュティック・メシャトロニク 永久磁石を有したロータアセンブリ、ならびに、その製造方法
DE102014119131A1 (de) 2013-12-27 2015-07-02 Fanuc Corporation Rotor eines Elektromotors mit Magnet-Halterungs-Vorrichtung und Elektromotor mit dem Rotor
US9413199B2 (en) 2013-12-27 2016-08-09 Fanuc Corporation Rotor of electric motor with magnet holding structure and electric motor including the rotor
JP2015154581A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 株式会社明電舎 分割型ロータコアを有する回転子
DE102015109030B4 (de) * 2014-06-16 2020-11-12 Fanuc Corporation Rotorbauteil, welches an einer drehbaren Welle einer elektrischen Dreh-Maschine fixiert ist, Rotor, drehbare elektrische Maschine und Verfahren zur Demontage eines Rotors
US10355544B2 (en) 2014-06-16 2019-07-16 Fanuc Corporation Rotor member fixed to rotary shaft of electrical rotating machine, rotor, rotary electric machine and method for disassembling rotor
US10103589B2 (en) 2014-06-16 2018-10-16 Fanuc Corporation Rotor member fixed to rotary shaft of electrical rotating machine, rotor, rotary electric machine and method for disassembling rotor
DE102015109030A1 (de) 2014-06-16 2015-12-17 Fanuc Corporation Rotorbauteil, welches an einer drehbaren Welle einer elektrischen Dreh-Maschine fixiert ist, Rotor, drehbare elektische Maschine und Verfahren zur Demontage eines Rotors
DE102015117373A1 (de) 2014-10-20 2016-04-21 Fanuc Corporation Magnethalteelement, das in einer elektrischen Rotationsmaschine verwendet wird, Rotor, elektrische Rotationsmaschine und Werkzeugmaschine
DE102015117373B4 (de) * 2014-10-20 2017-12-21 Fanuc Corporation Magnethalteelement, das in einer elektrischen Rotationsmaschine verwendet wird, Rotor, elektrische Rotationsmaschine und Werkzeugmaschine
JP2016082773A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 ファナック株式会社 回転電機に使用される磁石保持部材、回転子、回転電機および工作機械
US9680342B2 (en) 2014-10-20 2017-06-13 Fanuc Corporation Magnet holding member used in rotating electrical machine, rotor, rotating electrical machine, and machine tool
JP2016096641A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 ファナック株式会社 永久磁石電動機の回転子部材、回転子、および回転子の製造方法
DE102015014405A1 (de) 2014-11-13 2016-05-19 Fanuc Corporation Rotorelement, Rotor, Elektromotor, Werkzeugmaschine und Herstellverfahren für Rotoren
US10128727B2 (en) 2014-11-13 2018-11-13 Fanuc Corporation Rotor member, rotor, electric motor, machine tool, and manufacturing method of rotor
US9812914B2 (en) 2014-11-19 2017-11-07 Fanuc Corporation Rotor component member, rotating axis, rotor, motor, and machine tool
DE102015014628A1 (de) 2014-11-19 2016-05-19 Fanuc Corporation Rotorbauelement, Drehachse, Rotor, Motor und Werkzeugmaschine
WO2016080191A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 株式会社神戸製鋼所 磁石埋込型回転電機
JP2016100955A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 株式会社神戸製鋼所 磁石埋込型回転電機
US10305337B2 (en) 2016-03-10 2019-05-28 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Permanent magnet type rotating electric machine
JP2017163730A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社豊田自動織機 永久磁石式回転電機
US10594194B2 (en) 2017-07-26 2020-03-17 Fanuc Corporation Rotor and rotary electric machine
DE102018005141A1 (de) 2017-07-26 2019-01-31 Fanuc Corporation Rotor und drehende elektrische Maschine
DE102018005979A1 (de) 2017-08-24 2019-02-28 Fanuc Corporation Rotor und drehende elektrische Maschine
US10707711B2 (en) 2017-08-24 2020-07-07 Fanuc Corporation Rotor and rotating electrical machine
CN112910203A (zh) * 2021-04-02 2021-06-04 威海锦阳电子有限公司 电机外转子的制造方法
WO2023190854A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 株式会社デンソー ロータ及びロータの製造方法
WO2023190855A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 株式会社デンソー ロータ及びロータの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6047461A (en) 2000-04-11
CN1106065C (zh) 2003-04-16
JP3484051B2 (ja) 2004-01-06
CN1211100A (zh) 1999-03-17
FR2768271A1 (fr) 1999-03-12
FR2768271B1 (fr) 2000-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1189142A (ja) 永久磁石式同期電動機及びその製造方法ならびに永久磁石式同期電動機を備えた遠心圧縮機
EP0956634B1 (en) Improvements in high speed rotor shafts
US6688802B2 (en) Shrunk on industrial coupling without keys for industrial system and associated methods
JP2705982B2 (ja) 軸磁界型発電機
US6841912B2 (en) Permanent magnet rotor
US9667109B2 (en) Permanent magnet electrical machine rotors with stacked annular magnets and retainers and construction methods therefor
CN105449895B (zh) 一种电机用轴系结构及装配方法
EP1710892B1 (en) A rotor for an electrical machine
US20050099079A1 (en) Permanent magnet rotor construction wherein relative movement between components is prevented
US7084548B1 (en) Low cost high speed electrical machine
JP2636430B2 (ja) 永久磁石付き回転子及びその製造方法
US6969937B1 (en) Multiple, permanent-magnet rotor for a rotating electrical machine, and a method for producing same
US20190238016A1 (en) Rotor for an electric machine, electric machine with the rotor and to method for producing the rotor
EP1333558A2 (en) Rotor for rotating electric machine and method of fabricating the same, for gas turbine power plant
JPH08334123A (ja) 超電導軸受装置及びその製造方法
JPH1189143A (ja) 永久磁石式回転子
JPH08107641A (ja) Dcブラシレスモータ
JPH10243586A (ja) 永久磁石式同期電動機とその回転子
US11863026B2 (en) Electric machine rotor sleeve
JP2000145469A (ja) 発電・電動機を備えたターボチャージャの組立方法
WO2019150500A1 (ja) 回転子部材、回転子及び回転電機
US7565731B2 (en) Methods of manufacturing a rotor assembly
EP1017152A2 (en) Rotor for high speed permanent magnet motor
JP2003111323A (ja) 発電電動機のロータ
AU735783B2 (en) Improvements in high speed rotor shafts

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees