JPH1188487A - 電子機器用電話機ホルダー - Google Patents

電子機器用電話機ホルダー

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JPH1188487A
JPH1188487A JP25056997A JP25056997A JPH1188487A JP H1188487 A JPH1188487 A JP H1188487A JP 25056997 A JP25056997 A JP 25056997A JP 25056997 A JP25056997 A JP 25056997A JP H1188487 A JPH1188487 A JP H1188487A
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JP
Japan
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connector
case
main body
telephone
mobile phone
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Withdrawn
Application number
JP25056997A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Yuichiro Tsutsumi
祐一郎 堤
Yasuhiro Hiura
靖博 日浦
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Masashi Sugimoto
雅司 杉本
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yoshito Sakai
義人 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機と電子機器とを電気的に接続しな
がら携帯電話機を電子機器側に安定した状態で保持す
る。 【解決手段】 携帯電話機Tが挿入、保持されるケース
30,40に、パーソナルコンピュータ10等の電子機
器の電話機接続部に接続可能な第1のコネクタと、携帯
電話機Tと結合可能な第2のコネクタとを組み込み、両
コネクタを電気的に接続する。第1のコネクタが電話機
接続部に接続された状態で、ケース30,40が電子機
器側に固定されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータや電子手帳等の電子機器に携帯電話機を電気的に
接続しながら、これを安定した状態で保持するための電
子機器用電話機ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の電子
機器を用いて無線通信を行う手段として、当該電子機器
に携帯電話機を電気的に接続することが行われている。
これら電子機器と携帯電話機とを接続する構造として
は、次のようなものが知られている。
【0003】A)電子機器のカード挿入口にPCカード
(電話機接続用カード)を挿入し、このPCカードに設
けられたコネクタに携帯電話機側のコネクタを直結する
ことにより、当該PCカードを接続媒体として電子機器
と携帯電話機とを接続する(例えば特開平8−1019
01号公報参照)。
【0004】B)両端にコネクタをもつ接続用ケーブル
を用い、このケーブルの一方のコネクタを上記PCカー
ドのコネクタに、他方のコネクタを上記携帯電話機のコ
ネクタにそれぞれ結合することにより、上記PCカード
及び接続用ケーブルを接続媒体として電子機器と携帯電
話機とを接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】A)のように携帯電話
機とPCカードとを直結する構造では、携帯電話機を単
独で使用する目的で上記PCカードから携帯電話機を取
り外す際や、再度携帯電話機をPCカードに結合する
際、その着脱のために携帯電話機に加えられる力がその
ままPCカードのコネクタや当該PCカードと結合され
る電子機器内端子に作用し、これらカードコネクタや機
器内端子が破損したり変形したりするおそれがある。さ
らに、PCカードに携帯電話機を結合した状態で、携帯
電話機にかかる重力がそのまま上記カードコネクタ等に
作用するため、静的荷重によるカードコネクタ等の強度
的負担も大きい。また、PCカードと携帯電話機との結
合のみによって携帯電話機が支持されているにすぎない
ので、その支持状態は不安定である。
【0006】一方、B)のように携帯電話機と電子機器
との間に接続用ケーブルを介在させる構造では、携帯電
話機の着脱の際にPCカード側に荷重が加わるおそれは
ないが、携帯電話機が電子機器に対して自由に動く状
態、換言すれば、携帯電話機が電子機器側に全く支持さ
れない状態となるため、使用者が電子機器を操作する際
には、携帯電話機を電子機器以外の場所(例えばテーブ
ルや膝の上)に載せておかねばならず、使い勝手が悪
い。また、誤ってテーブル等から携帯電話機が落下し、
破損してしまうおそれもある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、電話機
接続部等に大きな強度的負担をかけることなく、携帯電
話機と電子機器との電気的接続を行いながら携帯電話機
を安定した状態で保持することができる電話機ホルダー
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、電子機器の電話機接続部に携
帯電話機を電気的に接続しながら当該携帯電話機を保持
するための電子機器用電話機ホルダーであって、上記携
帯電話機が挿入可能な電話機挿入空間を有し、この電話
機挿入空間内に挿入された携帯電話機を保持するケース
を備え、このケースに、上記電話機接続部に接続可能な
第1のコネクタと、この第1のコネクタに電気的に接続
され、上記電話機挿入空間内に挿入される携帯電話機と
結合可能な第2のコネクタとを組み込むとともに、上記
第1のコネクタが上記電話機接続部に接続された状態で
上記ケースが電子機器に固定可能となるように構成した
ものである。
【0009】この構成によれば、第1のコネクタと電子
機器の電話機接続部とを接続し、かつ、ケースを電子機
器に固定した状態で、携帯電話機を電話機挿入空間に挿
入して第2のコネクタに結合することにより、この第2
のコネクタ、第1のコネクタ、及び電話機接続用カード
を介して携帯電話機を電子機器に電気的に接続できると
ともに、上記ケースによって携帯電話機を電子機器側に
安定して保持することができる。従って、この状態で、
携帯電話機は放置したまま、電子機器を操作して無線通
信を行うことができる。しかも、第2のコネクタに対し
て携帯電話機を着脱する際、その着脱力は第1のコネク
タ及び電話機接続部側にはほとんど伝達されない。
【0010】上記ケースの具体的な形状は適宜設定が可
能であるが、これを、上記第1のコネクタが上記電話機
接続部に接続された状態で電子機器のコーナー部を覆う
略L字状とすれば、ケースを互いに異なる2方向から電
子機器の外面に当てることにより、その固定状態をより
安定させることが可能である。
【0011】上記ケースは、上記電子機器の本体に直接
固定してもよいし、上記電子機器に対して着脱され、そ
の装着状態で電子機器と他の機器とを接続するアダプタ
に固定するようにしてもよい。後者の場合、電子機器側
に固定部を加工する必要がないので、既存の電子機器に
対しても簡単にケースを固定することができる。
【0012】上記ケースにより保持される携帯電話機の
姿勢は特に問わないが、上記携帯電話機が電子機器の外
面に沿う姿勢で保持されるようにすれば、場所をとら
ず、コンパクトな状態にすることができる。
【0013】上記ケースは、その全体が一体成形された
ものでもよいが、上記第1のコネクタ及び第2のコネク
タが固定される本体ケースと、この本体ケースに対して
着脱可能に構成され、本体ケースに装着された状態で上
記第2のコネクタの手前側に上記電話機挿入空間を形成
する着脱ケースとに分割されたものとすれば、携帯電話
機の外面形状やコネクタ位置が変更されても、これに応
じて着脱ケースのみを交換すれば足り、電話機ホルダー
の両コネクタ及び本体ケースについては携帯電話機に関
係なく共通のものを使用することが可能になる。換言す
れば、使用する携帯電話機によって電話機ホルダー全体
を交換する必要がなく、汎用性及び経済性が高まる。
【0014】上記第2のコネクタには種々のものを用い
ることができるが、携帯電話機の電気的接続及び保持を
より確実にするためには、携帯電話機との結合状態をロ
ックするロック機能を備えたコネクタを用いることが、
より好ましい。この場合、上記第2のコネクタを、携帯
電話機との結合状態をロックするためのロック部及び外
部から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作部
の押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロッ
ク位置とに切換えられるロック機能付の本体コネクタ
と、この本体コネクタを携帯電話機との結合方向に移動
可能に保持するコネクタケースと、上記本体コネクタを
上記携帯電話機に向かう方向に付勢する付勢手段とを備
えたコネクタモジュールとし、このコネクタモジュール
において、上記付勢手段の付勢力により本体コネクタが
押し出された状態では上記ロック部を上記非ロック位置
に切換え、上記付勢手段の付勢力に抗して本体コネクタ
がコネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロック
部を上記ロック位置に切換えるべく当該本体コネクタの
被操作部を操作するように上記コネクタケースを構成す
るとともに、上記ロック部が上記ロック位置に切換えら
れるまでコネクタケース内に押し込まれた位置で本体コ
ネクタを係止し、この係止位置からさらに本体コネクタ
がコネクタケースの奥へ押し込まれた時に上記係止を解
除する係止手段をコネクタケースに設けるようにすれ
ば、携帯電話機と第2のコネクタとの結合及び切離しの
ための操作をきわめて容易にすることができる。
【0015】すなわち、この構成において、本体コネク
タが付勢力で押し出された状態から、この本体コネクタ
に携帯電話機を押付けるようにしながら両者の結合操作
を行えば、本体コネクタのロック部がそれまでの非ロッ
ク位置からロック位置に切換えられ、両コネクタの結合
状態が自動的にロックされるとともに、その位置で係止
手段により本体コネクタがコネクタケース側に係止され
ることになる(結合完了)。その後、さらに携帯電話機
を本体コネクタ側に押付ければ、係止手段による係止が
解除され、上記付勢力で本体コネクタが逆向きに押し出
されるため、本体コネクタのロック部は上記ロック位置
から非ロック位置に戻り、この本体コネクタと携帯電話
機とが切離し可能な状態に自動的に復帰する。従って、
携帯電話機をコネクタ本体側に押付けるだけの簡単な操
作で、携帯電話機とコネクタ本体との結合及び切離しが
できることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図11に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態
では、電子機器としてノート型のパーソナルコンピュー
タ10を示すが、本発明は、その他の電子機器であって
携帯電話機が接続されるもの、例えば電子手帳や携帯用
ナビゲータについても好適に利用できるものである。
【0017】図1等に示すパーソナルコンピュータ10
は、その側面にカード挿入口12を有し、このカード挿
入口12に対してPCカード(電話機接続用カード)1
4が挿脱可能とされている。このPCカード14にはI
Cが組み込まれ、当該PCカード14をカード挿入口1
2に挿入してパーソナルコンピュータ10内の接続用端
子に結合することにより、カード内回路とパーソナルコ
ンピュータ10内の回路とが電気的に接続されるように
なっている。また、このPCカード14の外側端面には
カード側コネクタ15が設けられている。
【0018】一方、本発明にかかる電話機ホルダーH
は、図2に示すような第1のコネクタ16と、第2のコ
ネクタ20と、本体ケース30及び着脱ケース40から
なるケースとを備えている。
【0019】本体ケース30は、基部31と、この基部
31から略直角方向に延びる腕部32とを一体に有する
略L字状をなし、これに蓋33が装着されるようになっ
ている。基部31にはコネクタ収納空間31aが形成さ
れ、その中に第2のコネクタ20が挿入、固定されてい
る。この第2のコネクタ20への携帯電話機挿入方向の
手前側(すなわち第2のコネクタ20の前側;図3では
左側)には、前方に開放された着脱ケース装着空間34
が形成され、この着脱ケース装着空間34に面するケー
ス内側面には、先端部が内側方向に撓み変形可能な上下
一対の撓み係止片34aが形成されている。
【0020】腕部32の先端(図3では下端)にもコネ
クタ収納空間35が形成され、これに第1のコネクタ1
6が挿入され、固定されている。この第1のコネクタ1
6の前端には前記カード側コネクタ15と嵌合される嵌
合部17が設けられ、この嵌合部17が基部31と同じ
側を向く(図3では左側を向く)状態で第1のコネクタ
16が固定されるとともに、両コネクタ16,20が腕
部32の後側(図3では右側)を通る配線18を介して
電気的に接続され、この配線18が蓋33によって塞が
れた状態となっている。
【0021】上記腕部32には、これを基部31と平行
な方向(図3では左右方向)に貫通するボルト挿通孔3
7が設けられる一方、パーソナルコンピュータ10のコ
ーナー部近傍にはネジ孔10aが設けられている。そし
て、上記第1のコネクタ16の嵌合部17をカード側コ
ネクタ15に嵌合した状態で、つば部36aをもつボル
ト36を上記ボルト挿通孔37に挿通して上記つば部3
6aが腕部32の外面に当たるまでボルト36をネジ孔
10aにねじ込むことにより、略L字状の本体ケース3
0がパーソナルコンピュータ10のコーナー部を覆う状
態でこれに固定されるようになっている。
【0022】なお、蓋33には図3に示すような貫通孔
33aが設けられ、この貫通孔33aを通じてボルト3
7の操作端部(図3では右側端部)が外方に露出してお
り、蓋33を装着したままの状態で外部からボルト37
の回転操作ができるようになっている。
【0023】着脱ケース40は、その内側に電話機挿入
空間42を形成する筒状をなしている。この着脱ケース
40の上下両外側面には、後側に開放された前後方向の
溝43(図2)が形成されるとともに、この溝43の前
端にさらに深い凹部44が形成されており、各溝43に
前記本体ケース30の撓み係止片34aの前端を挿入す
るようにしながら当該前端を凹部44に嵌め込むことに
より、着脱ケース40を本体ケース30の着脱ケース挿
入空間34内に着脱可能に固定できるようになってい
る。そして、この固定状態で、上記電話機挿入空間42
内に携帯電話機Tがその尾端から挿入されることによ
り、当該尾端に設けられた電話機側コネクタTCがその
まま上記第2のコネクタ20に結合可能となるように、
上記電話機挿入空間42の形状が設定されている。
【0024】この実施の形態では、互いに外面形状や電
話機側コネクタTCの位置が異なる複数種の携帯電話機
Tに対応できるよう、その外面形状等に合わせて複数種
の着脱ケース40が用意され、これらが共通の本体ケー
ス30に装着できるように構成されている。すなわち、
各着脱ケース40に形成される電話機挿入空間42は、
当該着脱ケース40に対応する携帯電話機Tがほぼ隙間
なく嵌入可能な形状とされ、かつ、この電話機挿入空間
42に挿入された携帯電話機Tの電話機側コネクタTC
がそのまま上記第2のコネクタ20と結合可能となるよ
うな位置に形成されている。
【0025】第2のコネクタ20は、図6〜図11にも
示すようなコネクタケース21及び本体コネクタ23を
備えたコネクタモジュールとされている。
【0026】コネクタケース21は、上方に開口する下
ケース21Aと、その開口を覆う上ケース21Bとから
なり、全体として前方(図6では左方)に開口する箱状
をなし、上記本体コネクタ23の主要部を上下動可能に
収容している。このコネクタケース21の後側(図8等
では下側)壁中央にはケーブル挿通孔21dが設けら
れ、その左右両脇にロッド挿通孔21eが設けられてい
る。
【0027】上ケース21Bの前側中央部には、前後方
向(図8等では上下方向)に延びるコネクタ係止ピン
(係止手段)24が取付けられている。このコネクタ係
止ピン24は、その前端部24a及び後端部24bが下
側に屈曲する略コ字状とされている。
【0028】上ケース21Bの天壁中央には上向きに開
口する孔21i(図6)が設けられ、この孔21iに上
記コネクタ係止ピン24の前端部24aが上から嵌入さ
れることにより、この前端部24aを中心としてコネク
タ係止ピン24全体が回動可能にコネクタケース21に
取付けられている。同じくケース天壁には、上記孔21
iを中心とする円弧と略同形状の貫通穴21hが形成さ
れ、この貫通穴21hを通じてコネクタ係止ピン24の
後端部24bがコネクタケース21の内側空間内へ下向
きに突出している。また、上記孔21iの近傍部分に
は、上記コネクタ係止ピン24の回動範囲をV字状に規
制する回動規制突起21gが形成されるとともに、コネ
クタ係止ピン24の抜けを阻止するための抜け止めピン
28が固定されている。
【0029】一方、本体コネクタ23の上面中央には、
前記コネクタ係止ピン24の後端部24bが上から侵入
可能な凹溝27が形成されている。この凹溝27は、上
下に延びる直線溝27aと、この直線部27aの上端と
つながり、略ハート状の凸部23fを取り囲む形状をも
つループ溝27bとからなっている。そして、本体コネ
クタ23がコネクタケース21の奥に侵入する(すなわ
ち後退する)に従って上記コネクタ係止ピン24の後端
部24bが直線溝27aからループ溝27bの左側を通
って上記凸部23fの中央窪み部Pに至り(図9〜図1
1)、さらに、この中央窪み部Pから上記後端部24b
が外れた状態で本体コネクタ23が逆行する(すなわち
上昇する)に従って上記後端部24bがループ溝27b
の右側を通って直線溝27a内に戻るように、ループ溝
27bの形状が設定されている。
【0030】この本体コネクタ23は、前記ケーブル1
8を介して前記第1のコネクタ16に接続されており、
このケーブル18が上記コネクタケース21のケーブル
挿通孔21dに挿通された状態で、コネクタケース21
内に収められている。
【0031】この本体コネクタ23の前端には、嵌合部
(携帯電話機との結合部)23aが設けられ、この嵌合
部23aと、携帯電話機Tの尾端に設けられた電話機側
コネクタTCとが嵌合することにより、この電話機側コ
ネクタTCが本体コネクタ23を介して上記ケーブル1
8に接続されるようになっている。
【0032】図7に示すように、本体コネクタ23のハ
ウジング内左右両側部には、前後方向(同図では上下方
向)に延びる板ばね23jが設けられている。この板ば
ね23jは、その下端部がコネクタハウジング側に固定
され、上端部が自由端部とされており、当該自由端部に
外向きのロック用爪23pが突設されている。これらの
ロック用爪23pは、図10及び図11に示されるよう
に電話機側コネクタTCの内側面に形成された凹部Ch
内に嵌まり込んでコネクタ結合状態をロックする略三角
形状に設定されている。板ばね23jの中段部には外向
きに突出する被操作部23bが設けられ、この被操作部
23bの外側前端部分には、下方に向かうに従って広が
るテーパー面23nが形成されている。
【0033】なお、この図7では、便宜上、上記嵌合部
23aの図示を省略している。
【0034】上記板ばね23jの下端部近傍には、略円
板状の板ばね規制部23kが設けられ、この板ばね規制
部23kと板ばね23jの下端部とが当接した状態で当
該当接個所を支点に板ばね23jがコネクタ中央側に撓
み変形できるようになっている。そして、板ばね23j
が無変形の状態(図7の実線の状態)では、コネクタハ
ウジング両側面に設けられた貫通孔23mを通じて被操
作部23bがコネクタハウジングの両外側に突出し、か
つ、両ロック用爪23pが嵌合部23aの両側面から側
方に突出する(図10及び図11参照)のに対し、これ
らロック用爪23pが内側に押されて板ばね23jが同
方向に撓み変形すると(図7の二点鎖線参照)、両ロッ
ク用爪23pが嵌合部23aの両側面よりも内側に没入
するようになっている(図8及び図9参照)。
【0035】上記本体コネクタ23からは下方に左右一
対のロッド23dが延設され、各ロッド23dの周囲に
嵌められた圧縮コイルばね(付勢手段)26によって本
体コネクタ23全体が前方に付勢されている。また、各
ロッド23dは上記コネクタケース21の各ロッド挿通
孔21eに挿通可能となっている。
【0036】コネクタケース21の左右両側壁内側面前
端には、その後方の部分よりも中央側に迫るコネクタ操
作部21kが形成されている。そして、上記圧縮コイル
ばね26の弾発力で本体コネクタ23が一定以上前へ押
し出されている状態(例えば図8の状態)では、その被
操作部23bがコネクタケース21側のコネクタ操作部
21kと当接して内側に押圧されるようになっている。
【0037】なお、このコネクタケース21内での本体
コネクタ23のセット位置は、後述の作用が得られるよ
うな位置に設定されている。
【0038】次に、この電話機ホルダーHの使用要領を
説明する。
【0039】 予めカード挿入口12にPCカード1
4を挿入しておく。また、本体ケース30には、使用す
る携帯電話機Tの形状に見合った着脱ケース40を装着
しておく。
【0040】 PCカード14のカード側コネクタ1
5に第1のコネクタ16の嵌合部17を嵌合する。これ
により、本体ケース30がパーソナルコンピュータ10
のコーナー部を覆う状態(すなわち基部31及び腕部3
2がそれぞれコーナー部を挟む2つの側面に接触する状
態)となる。
【0041】 ボルト36を回転操作してパーソナル
コンピュータ10のねじ孔10aにねじ込む。これによ
り、本体ケース30がパーソナルコンピュータ10に固
定される。
【0042】 電話機挿入空間42内に携帯電話機T
をその尾端から挿入し、当該尾端の電話機側コネクタT
Cをそのまま第2のコネクタ20に結合する。これによ
り、上記携帯電話機Tを第2のコネクタ20及び第1の
コネクタ16を介して電話機接続部であるPCカード1
4のカード側コネクタ15に電気的に接続することがで
き、このPCカード14を介してパーソナルコンピュー
タ10の内部回路に接続できるとともに、携帯電話機T
自身をパーソナルコンピュータ10側に安定して保持す
ることができる。従って、この携帯電話機Tをわざわざ
テーブル等に載置する必要はなく、当該携帯電話機Tは
放置したまま、パーソナルコンピュータ10を操作して
インターネットや電子メール等の無線通信をすることが
できる。逆に、携帯電話機Tを第2のコネクタ20から
切り離すことにより、携帯電話機Tを通常通り単独使用
することができる。しかも、第2のコネクタ20に対し
て携帯電話機Tを着脱する際、携帯電話機Tに加える力
が第1のコネクタ16及びPCカード14側に伝達され
ることはほとんどないため、PCカード14のコネクタ
やパーソナルコンピュータ10内の接続用端子に大きな
荷重が作用するおそれがない。
【0043】また、この実施の形態では、ケース30を
略L字状にし、パーソナルコンピュータ10のコーナー
部を覆う状態(すなわちコーナー部を挟む2つの面に当
たる状態)で固定されるようにしているので、例えばケ
ース30が単一の側面にのみ当たった状態で固定される
場合に較べ、その固定状態をより安定させることがで
き、ひいては携帯電話機Tの保持状態をさらに安定化さ
せることが可能となっている。
【0044】また、この実施の形態では、ケース30を
本体ケース31と着脱ケース32とに分割し、本体ケー
ス31側に両コネクタ16,20を固定して、着脱ケー
ス32のみを、使用する携帯電話機Tの外面形状や電話
機側コネクタTCの位置に応じて交換するようにしてい
るので、コネクタ16,20及び本体ケース30を複数
種の携帯電話機Tについて共通して使用することがで
き、電話機ホルダーHの汎用性及び経済性を高めること
が可能となっている。
【0045】さらに、この実施の形態では、上記第2の
コネクタ20を特殊構造のコネクタモジュールによって
構成しているので、極めて簡単な操作で携帯電話機Tの
着脱を行うことが可能となっている。その作用を以下に
詳しく説明する。
【0046】まず、電話機挿入空間42内に携帯電話機
Tを挿入する前の状態では、コネクタケース21内にお
ける本体コネクタ23は、圧縮コイルばね26の弾発力
で図8に示すような最上端位置まで押し上げられ、その
両被押圧部23bがコネクタケース21側のコネクタ操
作部21kに押されてロック用爪23pが没入した状態
となっている。
【0047】この状態から、図9に示すように上記嵌合
部23aを電話機側コネクタTC内に嵌入するようにし
ながら携帯電話機Tをコネクタケース21側に押付ける
と、この携帯電話機Tとともに本体コネクタ23が圧縮
コイルばね26の弾発力に抗してコネクタケース21内
に入り込み、両被押圧部23bが両コネクタ操作部21
kから後方に離脱した時点で解放され、両ロック用爪2
3pが電話機側コネクタTCの凹部Ch内に嵌まり込
み、このようなロック状態で本体コネクタ23は図10
に示す最後端位置に到達する。この位置では、初期状態
で直線溝27a内に位置していたコネクタ係止ピン後端
部24bがループ溝27bの左側部分を通って凸部23
fの窪み部分Pの近傍まで到達している。
【0048】この最後端位置から携帯電話機Tの押し込
み力を解除すると、圧縮コイルばね26の弾発力で本体
コネクタ23が僅かに前進し、図11に示すように上記
コネクタ係止ピン後端部24bがループ溝27bに案内
されながら凸部23fの窪み部分Pに嵌まり込む位置で
止まる。これにより、本体コネクタ23はコネクタ係止
ピン24を介してコネクタケース21側に係止された状
態となり、携帯電話機Tと第2のコネクタ20との結合
が完了する(前記図11の状態)。
【0049】この状態から携帯電話機Tをさらに押し込
んで本体コネクタ23を後退させると、コネクタ係止ピ
ン後端部24bは窪み部分Pから外れてループ溝27b
によりその右側部分へ案内される。すなわち、係止が解
除される。従って、この状態で携帯電話機Tを解放する
と、圧縮コイルばね26の弾発力により、上記後端部2
4bがループ溝27bの右側部分を通って直線溝27a
に戻るようにしながら本体コネクタ23が前進する。こ
れにより、被操作部23bが再びコネクタ操作部21k
に押圧操作され、ロック用爪23pが没入する(ロック
解除)。従って、この状態で第2のコネクタ20から携
帯電話機Tをそのまま引き抜くことができる。
【0050】すなわち、このコネクタモジュールでは、
携帯電話機Tを押圧するだけの簡単な操作で、ロック及
びロック解除を行うことが可能となっている。
【0051】第2の実施の形態を図12〜図17に示
す。前記第1の実施の形態では、本体ケース30が直接
パーソナルコンピュータ10に固定されているが、この
第2の実施の形態では、パーソナルコンピュータ10に
装着されるアダプタ50に本体ケース30が固定される
ようになっている。
【0052】上記アダプタ50は、パーソナルコンピュ
ータ10と他の関連機器(例えばプリンタやマウス)と
の接続媒体となるものであり、パーソナルコンピュータ
10の本体背面に沿う形状、すなわち水平方向に延びる
形状を有している。このアダプタ50の左右には貫通孔
52が設けられ、これら貫通孔52にネジ54を挿通し
てパーソナルコンピュータ10の本体背面に設けられた
ネジ孔10bにねじ込むことにより、アダプタ50が着
脱可能に固定されるようになっている。このアダプタ5
0の片側の側面には、ネジ孔55が設けられ、その周囲
に位置決め用の複数の凹部56が形成されている。
【0053】一方、電話機ホルダーHの本体ケース30
は、第2のコネクタ20と携帯電話機との結合方向に延
びる形状を有し、その側面から第1のコネクタ16の嵌
合部17が側方に突出した状態となっている。この第1
のコネクタ16と第2のコネクタ20とを結ぶ配線は、
前記第1の実施の形態と同様に本体ケース30内に収納
されている(図示省略)。また、本体ケース30の適所
には、これを幅方向に貫通するボルト挿通孔30aが設
けられている。
【0054】この実施の形態では、着脱ケース40は、
第2のコネクタ20よりも前方に位置する本体ケース部
分の上に載せられた状態で固定されるようになってい
る。この着脱ケース40の電話機挿入空間42は、第2
のコネクタ20の前方に開放されているのに加え、その
入口側で上方にも開放されている。着脱ケース40の底
壁には、凹部45aが形成され、さらにその底壁にボル
ト挿通孔45aが貫設される一方、本体ケース30側に
は上記ボルト挿通孔45aと合致する位置にネジ孔30
cが設けられ、上方に開口している。そして、上記ボル
ト挿通孔45aに上からネジ46を挿入してネジ孔30
c内にねじ込むことにより、着脱ケース40を本体ケー
ス30に着脱可能に固定できるようになっている。
【0055】上記本体ケース30及び着脱ケース40の
片側の側面には、上記アダプタ50側の凹部に対応する
突起38,48が設けられている。そして、上記第1の
コネクタ16の嵌合部17がPCカード14のカード側
コネクタ15に嵌合する位置で、各突起38,48がア
ダプタ50側の凹部56に嵌まり込み、かつ、ボルト挿
通孔30aがネジ孔55と合致するように、これら突起
38,48及びボルト挿通孔30aの位置が設定されて
おり、その状態からボルト挿通孔30aにボルト36´
を挿通して上記ネジ孔55にねじ込むことにより、本体
ケース30をパーソナルコンピュータ10の本体側面に
固定できるようになっている。
【0056】この電話機ホルダーHにおいても、上記携
帯電話機挿入空間42内に携帯電話機Tを挿入してその
電話機側コネクタTCを第2のコネクタ20に結合する
ことにより、パーソナルコンピュータ10への携帯電話
機Tの電気的接続と、ケース30,40による携帯電話
機Tの安定した保持とを実現することができる。しか
も、この実施の形態では、アダプタ50側に固定部であ
るネジ孔55を加工するようにしているので、パーソナ
ルコンピュータ10の本体側に本体ケース30の固定部
を加工する必要がなく、既成のパーソナルコンピュータ
10を用いながらこれに電話機ホルダーHを取付けるこ
とが可能となっている。
【0057】以上の実施の形態の他、本発明は例えば次
のような実施の形態をとることも可能である。
【0058】(1) 前記各実施形態では、ケースが本体ケ
ース30と着脱ケース40とに分割されたものを示した
が、使用する携帯電話機Tの外面形状や電話機側コネク
タTCの位置が統一されている場合等には、ケース全体
を一体成形することも可能である。この場合も、ケース
内に両コネクタ16,20と両コネクタ16,20を結
ぶ配線とを組み込むことにより、ホルダー全体をコンパ
クトにまとめることができる。
【0059】(2) 前記実施形態では、PCカード14の
カードコネクタ15に第1のコネクタ16が結合される
もの、換言すれば、第1のコネクタ16が結合される電
話機接続部がPCカード14に設けられているものを示
したが、パーソナルコンピュータ10の本体に直接電話
機接続部が設けられているもの、すなわち、パーソナル
コンピュータ10の本体に直接第1のコネクタ16が接
続されるものであってもよい。
【0060】(3) 前記第1の実施の形態では、第2のコ
ネクタ20が本体コネクタ23及びコネクタケース21
を備えたコネクタモジュールであるものを示したが、通
常のコネクタ(例えば前記本体コネクタ23)のみを単
独で第2のコネクタとして使用するようにしてもよい。
第2の実施の形態で示した第2のコネクタ20について
も同様である。
【0061】(4) 本発明において、PCカード14と第
1のコネクタ16との結合方向や、第2のコネクタ20
と携帯電話機Tとの結合方向は自由に設定が可能であ
る。ただし、例えば前記第1の実施の形態のように、携
帯電話機Tがパーソナルコンピュータ10の外面(図例
では背面)に沿う状態で保持されるようにケースを構成
すれば、場所をとらないコンパクトな状態で携帯電話機
Tの保持ができる利点が得られる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、電話機挿入空間
を有してこれに挿入される携帯電話機を保持するケース
に、電子機器側の電話機接続部に接続可能な第1のコネ
クタと、携帯電話機と結合可能な第2のコネクタとを組
み込むとともに、上記第1のコネクタが上記電話機接続
部に接続された状態で上記ケースが電子機器に固定可能
となるように構成したものであるので、携帯電話機と電
子機器とを電気的に接続しながら、電子機器側に携帯電
話機を安定した状態で保持することができ、しかも、携
帯電話機の着脱時等に電話機接続用カードや電子機器側
に大きな強度的負担がかかるのを防ぐことができる効果
がある。
【0063】さらに、上記ケースを上記第1のコネクタ
が上記電話機接続部に接続された状態で電子機器のコー
ナー部を覆う略L字状に形成したものでは、その固定状
態をより安定させることができる効果が得られる。
【0064】また、上記電子機器に対して着脱され、そ
の装着状態で電子機器と他の機器とを接続するアダプタ
に上記ケースの固定部を設けたものでは、電子機器側に
固定部を加工する必要がなく、既存の電子機器に対して
も簡単にケースを固定できる効果が得られる。
【0065】上記携帯電話機を電子機器の外面に沿う姿
勢で保持するようにケースを構成したものでは、場所を
とらず、コンパクトな状態で携帯電話機の保持ができる
効果が得られる。
【0066】上記ケースを、上記第1のコネクタ及び第
2のコネクタが固定される本体ケースと、この本体ケー
スに対して着脱可能に構成され、本体ケースに装着され
た状態で上記第2のコネクタの手前側に上記電話機挿入
空間を形成する着脱ケースとに分割したものでは、携帯
電話機の外面形状やコネクタ位置にかかわらず共通のコ
ネクタ及び本体ケースを使用することができるので、電
話機ホルダーの汎用性及び経済性を高めることができ
る。
【0067】上記第2のコネクタを、携帯電話機との結
合状態をロックするためのロック部及び外部から押圧操
作を受ける被操作部を有し、この被操作部の押圧操作に
よって上記ロック部がロック位置と非ロック位置とに切
換えられるロック機能付の本体コネクタと、この本体コ
ネクタを携帯電話機との結合方向に移動可能に保持する
コネクタケースと、上記本体コネクタを上記携帯電話機
に向かう方向に付勢する付勢手段とを備えたコネクタモ
ジュールとし、このコネクタモジュールにおいて、上記
付勢手段の付勢力により本体コネクタが押し出された状
態では上記ロック部を上記非ロック位置に切換え、上記
付勢手段の付勢力に抗して本体コネクタがコネクタケー
ス内に押し込まれた状態では上記ロック部を上記ロック
位置に切換えるべく当該本体コネクタの被操作部を操作
するように上記コネクタケースを構成するとともに、上
記ロック部が上記ロック位置に切換えられるまでコネク
タケース内に押し込まれた位置で本体コネクタを係止
し、この係止位置からさらに本体コネクタがコネクタケ
ースの奥へ押し込まれた時に上記係止を解除する係止手
段をコネクタケースに設けるようにしたものでは、携帯
電話機と第2のコネクタとの結合及び切離しのための操
作をきわめて容易にすることができ、使い勝手をさらに
向上させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるパーソナル
コンピュータへの電話機ホルダーの装着状態を示す斜視
図である。
【図2】上記電話機ホルダーの分解斜視図である。
【図3】上記電話機ホルダーの装着状態を示す断面平面
図である。
【図4】上記電話機ホルダーに携帯電話機を装着した状
態を示す断面側面図である。
【図5】上記電話機ホルダーにおけるケースの断面正面
図である。
【図6】上記第2のコネクタの一部断面側面図である。
【図7】上記第2のコネクタに組み込まれる本体コネク
タの一部断面平面図である。
【図8】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタが最
も前進している状態を示す断面平面図である。
【図9】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタと携
帯電話機との結合が開始した状態を示す断面平面図であ
る。
【図10】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタが
最も後退した状態を示す断面平面図である。
【図11】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタが
コネクタケース側に係止された状態を示す断面平面図で
ある。
【図12】本発明の第2の実施の形態にかかるパーソナ
ルコンピュータ及び電話機ホルダーを後方から見た斜視
図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態にかかるパーソナ
ルコンピュータ及び電話機ホルダーを前方から見た斜視
図である。
【図14】図12に示す電話機ホルダーの本体ケースと
着脱ケースとを分割した斜視図である。
【図15】図12に示す電話機ホルダーに携帯電話機を
装着した状態を示す断面斜視図である。
【図16】図14に示す本体ケースに着脱ケースを装着
した状態を示す断面斜視図である。
【図17】図12に示すパーソナルコンピュータに電話
機ホルダーを装着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ(電子機器) 14 PCカード(電話機接続用カード) 15 カード側コネクタ(電話機接続部) 16 第1のコネクタ 20 第2のコネクタ 21 コネクタケース 21k コネクタ操作部 23 本体コネクタ 23b 被操作部 23p ロック用爪(ロック部) 24 コネクタ係止ピン(係止部材) 26 圧縮コイルばね(付勢手段) 30 本体ケース 40 着脱ケース 42 電話機支持部 50 アダプタ 55 ネジ孔(固定部) H 電話機ホルダー T 携帯電話機 TC 電話機側コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 祐一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 日浦 靖博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 杉本 雅司 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の電話機接続部に携帯電話機を
    電気的に接続しながら当該携帯電話機を保持するための
    電子機器用電話機ホルダーであって、上記携帯電話機が
    挿入可能な電話機挿入空間を有し、この電話機挿入空間
    内に挿入された携帯電話機を保持するケースを備え、こ
    のケースに、上記電話機接続部に接続可能な第1のコネ
    クタと、この第1のコネクタに電気的に接続され、上記
    電話機挿入空間内に挿入される携帯電話機と結合可能な
    第2のコネクタとを組み込むとともに、上記第1のコネ
    クタが上記電話機接続部に接続された状態で上記ケース
    が電子機器に固定可能となるように構成したことを特徴
    とする電子機器用電話機ホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器用電話機ホルダ
    ーにおいて、上記ケースを、上記第1のコネクタが上記
    電話機接続部に接続された状態で電子機器のコーナー部
    を覆う略L字状に形成したことを特徴とする電子機器用
    電話機ホルダー。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子機器用電話機ホルダ
    ーにおいて、上記電子機器に対して着脱され、その装着
    状態で電子機器と他の機器とを接続するアダプタを備え
    るとともに、このアダプタに、上記ケースが固定される
    固定部を設けたことを特徴とする電子機器用電話機ホル
    ダー。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電子機
    器用電話機ホルダーにおいて、上記携帯電話機を当該携
    帯電話機が電子機器の外面に沿う姿勢で保持するように
    上記ケースを構成したことを特徴とする電子機器用電話
    機ホルダー。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の電子機
    器用電話機ホルダーにおいて、上記ケースを、上記第1
    のコネクタ及び第2のコネクタが固定される本体ケース
    と、この本体ケースに対して着脱可能に構成され、本体
    ケースに装着された状態で上記第2のコネクタの手前側
    に上記電話機挿入空間を形成する着脱ケースとに分割し
    たことを特徴とする電子機器用電話機ホルダー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電子機
    器用電話機ホルダーにおいて、上記第2のコネクタを、
    携帯電話機との結合状態をロックするためのロック部及
    び外部から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操
    作部の押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非
    ロック位置とに切換えられる本体コネクタと、この本体
    コネクタを携帯電話機との結合方向に移動可能に保持す
    るコネクタケースと、上記本体コネクタを上記携帯電話
    機に向かう方向に付勢する付勢手段とを備えたコネクタ
    モジュールにより構成し、このコネクタモジュールにお
    いて、上記付勢手段の付勢力により本体コネクタが押し
    出された状態では上記ロック部を上記非ロック位置に切
    換え、上記付勢手段の付勢力に抗して本体コネクタがコ
    ネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロック部を
    上記ロック位置に切換えるべく当該本体コネクタの被操
    作部を操作するように上記コネクタケースを構成すると
    ともに、上記ロック部が上記ロック位置に切換えられる
    までコネクタケース内に押し込まれた位置で本体コネク
    タを係止し、この係止位置からさらに本体コネクタがコ
    ネクタケースの奥へ押し込まれた時に上記係止を解除す
    る係止手段をコネクタケースに設けたことを特徴とする
    電子機器用電話機ホルダー。
JP25056997A 1997-09-16 1997-09-16 電子機器用電話機ホルダー Withdrawn JPH1188487A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001017217A1 (en) * 1999-08-27 2001-03-08 Gi Young Jang Computer with telephone
US6525932B1 (en) 1999-08-18 2003-02-25 Fujitsu Limited Expansion unit and electronic apparatus
JP2011211462A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Nec Infrontia Corp 携帯端末機

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