JP3754214B2 - コネクタモジュール及びコネクタモジュールを備えた電話機ホルダー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロック機能をもつコネクタの操作性を高めるためのコネクタモジュール、及び、このコネクタモジュールを備えた電話機ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コネクタ同士の結合は、コネクタ端子同士の嵌合及びコネクタハウジング同士の嵌合によって行われるが、このような嵌合だけでは結合力が弱く、少しの引張荷重が加えられただけでコネクタ同士が切り離される場合がある。
【0003】
そこで従来は、一方のコネクタに他方のコネクタと係合可能な爪等のロック部を設け、両コネクタの結合時に上記ロック部が上記他方のコネクタと係合して結合状態を維持するようにし、かつ、上記一方のコネクタに設けられたボタン等の被操作部が押圧操作されることにより上記ロック部が動いて上記係合が解除され、コネクタの切離しが可能となるようにしたものが提供されるに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなロック機能をもったコネクタでは、コネクタ切離しの度に上記被操作部を操作する必要があるが、コネクタの設置場所によっては、必ずしも上記被操作部が外部から操作しやすい位置に露出するとは限らず、当該操作が困難となる場合がある。
【0005】
例えば、自動車内で携帯電話機を保持する電話機ホルダーにおいて、ホルダー本体に上記コネクタをホルダー側コネクタとして取付け、ホルダー本体内に挿入される携帯電話機のコネクタ(電話機側コネクタ)がホルダー側コネクタと結合されるように構成した場合、ホルダー側コネクタをホルダー本体の例えば奥部に配置すると、このコネクタの被操作部を外部から操作することはきわめて困難となる。
【0006】
なお、このような不具合を解消する手段として、上記ロック機能付コネクタを改造し、その操作方向を変えること等が考えられるが、当該手段では既存のロック機能付コネクタをそのまま利用することができず、汎用性及び経済性に欠ける不都合がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑み、既存のロック機能付コネクタをそのまま利用して、そのロック及びロック解除の操作を簡易化することができるコネクタモジュール及びこのコネクタモジュールを備えた電話機ホルダーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本発明は、相手方コネクタとの結合状態をロックするためのロック部及び外部から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作部の押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロック位置とに切換えられるロック機能付コネクタの当該ロック切換を当該コネクタの結合方向の操作によって行わせるためのコネクタモジュールであって、上記ロック機能付コネクタの外側に装着され、その表面に被係止部をもつコネクタカバーと、このコネクタカバー及び当該コネクタカバーが装着されたロック機能付コネクタを相手方コネクタとの結合方向に移動可能に保持するコネクタケースと、このコネクタケースに設けられ、上記被係止部と係合可能な係止手段と、上記ロック機能付コネクタを上記相手方コネクタに向かう方向に付勢する付勢手段とを備え、この付勢手段の付勢力によりロック機能付コネクタが押し出された状態では上記ロック部を上記非ロック位置に切換え、上記付勢手段の付勢力に抗してロック機能付コネクタがコネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロック部を上記ロック位置に切換えるべく当該ロック機能付コネクタの被操作部を操作するように上記コネクタケースを構成するとともに、上記ロック部が上記ロック位置に切換えられるまでコネクタケース内に押し込まれた位置で上記コネクタカバーの被係止部が上記係止手段に係止され、この係止位置からさらにロック機能付コネクタがコネクタケースの奥へ押し込まれた時に上記係止が解除されるように上記被係止部及び係止手段を構成したものである。
【0009】
この構成において、ロック機能付コネクタ及びこれに装着されたコネクタカバーが付勢力で押し出された状態から、このロック機能付コネクタに相手方コネクタを押付けるようにしながら両コネクタを結合すると、ロック機能付コネクタのロック部がそれまでの非ロック位置からロック位置に切換えられ、両コネクタの結合状態がロックされるとともに、その位置で係止手段によりコネクタカバーの被係止部がコネクタケース側に係止され、ロック機能付コネクタが固定される。その後、さらにロック機能付コネクタ及び相手方コネクタをケース奥側に押し込むと、係止手段による被係止部の係止が解除され、上記付勢力でロック機能付コネクタ及びコネクタカバーが逆向きに押し出される。その際、ロック機能付コネクタのロック部は上記ロック位置から非ロック位置に戻り、このロック機能付コネクタと相手方コネクタとが切離し可能な状態になる。
【0010】
ここで、上記ロック機能付コネクタの係止は、このロック機能付コネクタの外側に装着したコネクタカバーの被係止部と係止手段との係合により行っているので、ロック機能付コネクタ自体を加工する必要がなく、このロック機能付コネクタには例えば市販のものをそのまま用いることができる。
【0011】
さらに、上記コネクタカバーを、互いに外形の異なる複数種のロック機能付コネクタの外側に共通して装着可能となるように構成すれば、コネクタモジュールを複数種のロック機能付コネクタに共用することができ、汎用性がさらに高まる。例えば、携帯電話機用のコネクタであって、充電機能を持つもののように、携帯電話機の種類によって異なる外形が設定される各種ロック機能付コネクタにも、共通のコネクタカバー及びコネクタケースを用いることが可能になり、量産性も高まる。
【0012】
具体的には、上記ロック機能付コネクタをコネクタ結合方向と平行な方向に拘束し、当該コネクタ結合方向と直交する方向にはロック機能付コネクタの形状変化を吸収するように上記コネクタカバーを構成してもよいし、上記コネクタカバーを、上記ロック機能付コネクタが隙間をもって挿入されるように構成するとともに、このコネクタカバーの内面とロック機能付コネクタの外面との隙間を埋めるスペーサを備えるようにしてもよい。
【0013】
前者の場合、上記コネクタカバーを、上記ロック機能付コネクタの側壁を覆い、かつ、当該ロック機能付コネクタを前側から拘束するカバー本体と、このカバー本体の後端部に着脱可能に装着され、その装着状態でロック機能付コネクタを後側から拘束する蓋とで構成することにより、ロック機能付コネクタへのコネクタカバーの装着が簡単になる。
【0014】
上記被係止部及び係止手段としては、例えば、上記コネクタカバーの表面に案内溝で囲まれた略ハート状のカムを形成し、この案内溝に嵌まり込み、かつ、上記カムの窪み部分と係合することによりロック機能付コネクタを係止する係止部材を上記カムの幅方向に回動可能にコネクタケースに取付けたものが、好適である。この構成によれば、係止状態からさらにロック機能付コネクタをケース奥へ押し込むと、上記カムの窪み部分から係止手段が離脱し、係止が解除されることになる。
【0015】
なお、上記コネクタカバーからロック機能付コネクタの被操作部が外側に突出できない構造である場合には、上記コネクタカバーに上記被操作部の外側に位置するボタンを被操作部の操作方向に移動可能に取付け、このボタンを媒介として上記被操作部がコネクタケースに操作されるようにすることにより、上記被操作部の自動操作が可能になる。
【0016】
また本発明は、自動車に設置され、携帯電話機を着脱可能に保持する電話機ホルダーであって、ホルダー本体に上述のコネクタモジュールを取付け、このコネクタモジュールのロック機能付コネクタと携帯電話機の電話機側コネクタとが結合された状態で当該携帯電話機が上記ホルダー本体に保持されるようにしたものである。
【0017】
この電話機ホルダーによれば、電話機側コネクタをコネクタモジュール側に押付けることにより、このコネクタモジュールのロック機能付コネクタと電話機側コネクタとを結合し、かつホルダー本体に携帯電話機を保持させることにより、当該携帯電話機の装着を完了することができる。そして、この装着後、さらにコネクタモジュール側に携帯電話機を押しつけるだけの操作で、両コネクタの結合状態のロックを解除することができ、電話機ホルダーから携帯電話機を取り出すことができる。
【0018】
この電話機ホルダーにおいて、上記携帯電話機の挿入方向やコネクタの配置は適宜設定すればよいが、上記ホルダー本体を一方向に開口する形状とし、この開口から携帯電話機がその長手方向に沿ってホルダー本体内に挿入されるように構成するとともに、その挿入方向奥部に上記コネクタを配置すれば、ホルダー本体への携帯電話機の挿入方向と、この携帯電話機とコネクタとの結合方向とが合致するため、携帯電話機の着脱操作はより簡略化される。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる第1の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
【0020】
図1において、IPは、自動車の車室内に設けられたインストゥルメントパネルであり、このインストゥルメントパネルIPの下部に電話機ホルダーHが組み付けられている。
【0021】
図2に示すように、上記電話機ホルダーHは、ホルダー本体10と、コネクタモジュール20とを備えている。ホルダー本体10は、略角筒状をなし、側方に向かって開口する(図1ではインストゥルメントパネルIPから車室内に向かって開口する)携帯電話機挿入空間12を有しており、この携帯電話機挿入空間12内に携帯電話機Tがその長手方向に挿入可能とされている。そして、この携帯電話機挿入空間12の奥側部分(図2では右側部分)にコネクタモジュール20が固定されている。
【0022】
このコネクタモジュール20は、図3〜図5に示すように、コネクタカバーのカバー本体を構成する下側カバー22A及び上側カバー22Bと、コネクタケースを構成する下側ケース21A及び上側ケース21Bとを備え、これらが図5に示すビス40等によって相互に固定されている。
【0023】
ロック機能付コネクタ23は、電線Dの端末に設けられたものであり、その前端には、嵌合部(結合部)23aが設けられ、この嵌合部23aと、携帯電話機Tの後端に設けられた電話機側コネクタTC(図10,図11)とが嵌合することにより、この電話機側コネクタTCがロック機能付コネクタ23を介して上記電線Dに接続されるようになっている。
【0024】
図6に示すように、ロック機能付コネクタ23のハウジング内左右両側部には、前後方向(同図では上下方向)に延びる板ばね23jが設けられている。この板ばね23jは、その後端部がハウジング側に固定され、前端部が自由端部とされており、当該自由端部に外向きのロック用爪23pが突設されている。これらのロック用爪23pは、図10及び図11に示すように嵌合部23aから両外側に突出した状態で、電話機側コネクタTCの内側面に形成された凹部Ch内に嵌まり込んでコネクタ結合状態をロックする略三角形状に設定されている。また、板ばね23jの前後方向中間部には、外向きに突出する被操作部23bが設けられ、この被操作部23bの外側前端部分には、後方に向かうに従って(図6では下方に向かうに従って)広がるテーパー面23nが形成されている。
【0025】
なお、この図6では、便宜上、上記嵌合部23aの図示を省略している。
【0026】
上記板ばね23jの後端部近傍には、略円板状の板ばね規制部23kが設けられ、この板ばね規制部23kと板ばね23jの後端部とが当接した状態で当該当接個所を支点に板ばね23jがコネクタ中央側に撓み変形できるようになっている。そして、板ばね23jが変形していない状態(図6実線の状態)では、コネクタハウジング両側面に設けられた貫通孔23mを通じて被操作部23bがコネクタハウジングの両外側に突出し、かつ、両ロック用爪23pが嵌合部23aの両側面から側方に突出する(図10,図11参照)のに対し、これらロック用爪23pが内側に押されて板ばね23jが同方向に撓み変形すると(図6の二点鎖線参照)、両ロック用爪23pが嵌合部23aの両側面よりも内側に没入するようになっている(図9参照)。
【0027】
下側カバー22Aと上側カバー22Bは、本発明にいうコネクタカバーのカバー本体を構成するものであり、上記ロック機能付コネクタ23に対し、これを上下両側から挟む状態(当該コネクタ23の側面を覆う状態)で装着されている。
【0028】
図7に示すように、ロック機能付コネクタ23の後部には、その後端に向かうに従って広がる方向の下側テーパー面23c及び上側テーパー面23dが形成されているのに対し、下側カバー22Aの後部内側面及び上側カバー22Bの後部内側面は、上記下側テーパー面23c及び上側テーパー面23dにほぼ合致するテーパー面22a,22bとされている。すなわち、このコネクタカバーの内側面は、ロック機能付コネクタ23に装着された状態で当該コネクタ23を前側から規制する形状(すなわち当該コネクタ23の前側への抜けを阻止する形状)とされている。
【0029】
さらに、この実施の形態では、両テーパー面22a,22bがコネクタ後部テーパー面23c,23dと若干の隙間をおいてその外側に位置する形状であって、ロック機能付コネクタ後部テーパー面23c,23dの形状が多少変化してもこれを吸収してコネクタカバーが装着できる構成とされている。また、図9二点鎖線に示すように、コネクタ後部両側面についてもその形状の変化が吸収可能となるように、余裕をもってカバー内面形状が設定されている。
【0030】
上記カバー22A,22Bからなるカバー本体の後端部には、蓋板30が着脱可能に装着されるようになっている。この蓋板30は、カバー本体の後部開口を塞ぐ形状を有し、その一方の側部は、カバー本体に形成された凹溝22g(図9〜図11)に嵌め込まれる形状を有する一方、他方の側部にはボルト挿通孔32が穿設されている。そして、このボルト挿通孔32に挿通されたボルト33がカバー本体後端のねじ孔22hにねじ込まれることにより、当該カバー本体後端に蓋板30が固定されるようになっている。この固定状態で、ロック機能付コネクタ23は後方からも拘束され、当該蓋板30及びカバー22A,22Bからなるコネクタカバーと一体に前後移動(コネクタ結合方向に移動)するようになっている。
【0031】
なお、図7において31は、ロック機能付コネクタ23に接続されている電線を通すために蓋板30に形成された切欠である。
【0032】
カバー22A,22Bからなるカバー本体の前部両側壁には、これを貫通する貫通孔22eが設けられ、この貫通孔22e内にボタン25が出没方向(被操作部23bの操作方向)に移動可能な状態で嵌め込まれている。そして、このボタン25が外部から押圧操作されることにより、当該ボタン25と連動してロック機能付コネクタ23の被操作部23bも押圧操作されるようになっている。
【0033】
なお、ロック機能付コネクタ23の被操作部23bが直接カバー22A,22Bから突出可能な形状である場合には、上記ボタン25を省略すればよい。
【0034】
下側ケース21A及び上側ケース21Bからなるコネクタケースは、前方に開口する箱状をなし、ロック機能付コネクタ23及びコネクタカバーの前端部を除く主要部を前後移動可能に収容している。
【0035】
図7及び図8に示されるように、上側ケース21Bの天壁前側中央部には、水平に延びるコネクタ係止ピン(係止手段)24が取付けられている。このコネクタ係止ピン24は、その前端部24a及び後端部24bが下向きに屈曲する略コ字状とされ、ピン押え28によって上から拘束されている。
【0036】
具体的に、上側ケース21Bの天壁中央には上向きに開口する孔21i(図7)が設けられ、この孔21iに上記コネクタ係止ピン24の前端部24aが上から嵌入されることにより、この前端部24aを中心としてコネクタ係止ピン24全体がコネクタ幅方向に回動可能に上側ケース21Bに取付けられている。この上側ケース21Bの天壁には、上記孔21iを中心とする円弧状と略同形状の貫通穴21hが形成され、この貫通穴21hを通じてコネクタ係止ピン24の後端部24bの下端が上側ケース21Bの裏側に突出している。また、当該天壁上面における上記孔21iの近傍部分には、上記コネクタ係止ピン24の回動範囲をV字状に規制する回動規制突起21gも形成されている。
【0037】
一方、前記上側カバー22Bの上面中央には、前記コネクタ係止ピン24の後端部24bの下端が侵入可能な凹溝(案内溝)27が形成されている。この凹溝27は、前後方向に延びる直線溝27aと、この直線溝27aの前端とつながり、略ハート状の凸部(カム)22fを取り囲む形状をもつループ溝27bとからなっている。そして、上側カバー22Bがロック機能付コネクタ23とともに上側ケース21Bの奥に侵入する(すなわち後退する)に従って上記コネクタ係止ピン24の後端部24bが直線溝27aからループ溝27bの左側を通って上記凸部22fの中央窪み部Pに至り(図9〜図11)、さらにこの位置から上側カバー22Bが逆行する(すなわち前進する)に従って上記後端部24bがループ溝27bの右側を通って直線溝27a内に戻るように、ループ溝27bの形状が設定されている。すなわち、上記コネクタ係止ピン24は、凸部22fの幅方向に回動可能となっている。
【0038】
上側ケース21Aの上面には、コネクタ係止ピン24等を覆うロックカバー29が装着されている。このロックカバー29の後端からは下方に背壁29aが延び(図7参照;図3では省略)、この背壁29aによってケース21A,21Bの後端開口が後方から覆われている。また、背壁29aには、ロック機能付コネクタ23に接続された電線を挿通するための切欠29bと、前記ボルト33との干渉を避けるための貫通孔29cとが形成されている。
【0039】
前記ケース21A,21Bからなるコネクタケースの左右両側壁内側面には、図9〜図11に示すような凹溝21fが形成されている。この凹溝21fは、コネクタケース前端よりも少し後方の位置からコネクタケース後端に至るまで前後方向に延びている。換言すれば、この凹溝21fの前方のコネクタ前端位置に、当該凹溝21fよりも内側に迫るコネクタ操作部21kが形成されている。そして、この凹溝21f内に上記両ボタン25の外側部が嵌入されることにより、このコネクタケース内にカバー22A,22B及びロック機能付コネクタ23が前後方向にスライド可能に保持されている。しかも、このケース21A,21Bに対してカバー22A,22B及びロック機能付コネクタ23が前進すると、ボタン25がコネクタ操作部21kと当接し、このボタン25さらにはその内側の被操作部23bが内方へ押圧操作されるようになっている(図9参照)。
【0040】
なお、このケース21A,21B内でのカバー22A,22B及びロック機能付コネクタ23のセット位置は、後述の作用が得られるような位置に設定されている。
【0041】
上側カバー22Bの左右両翼部には、後方に開口する筒部22jが設けられている。筒部22jの中には、後方に突出する軸部22kが形成され、この軸部22kに圧縮コイルばね26の前端が外嵌される一方、当該ばね26の後端がロックカバー29の背壁29aに当接している。そして、この圧縮コイルばね26の弾発力により、カバー22A,22B及びロック機能付コネクタ23全体が前方に付勢されている。
【0042】
次に、この電話機ホルダーHの作用を説明する。
【0043】
まず、ホルダー本体10内に携帯電話機Tを挿入する前の状態では、ケース21A,21B内におけるロック機能付コネクタ23は、圧縮コイルばね26の弾発力で図9に示すような最前端位置まで押し出されている。この位置では、ロック機能付コネクタ23の両被操作部23bがボタン25を介して上側ケース21Aのコネクタ操作部21kに押し込まれ、当該コネクタ23のロック用爪23pが没入した状態となっており、係止ピン24の下端部24bは上側カバー22Bにおける案内溝27の直線溝27a内に位置している。
【0044】
この状態からホルダー本体10内に携帯電話機Tを挿入すると、その挿入方向にロック機能付コネクタ23及びカバー22A,22Bが押し込まれ、ボタン25がコネクタ操作部21kから後方に離れる(図10)。この時点で、両ボタン25が嵌入溝21f内に突出して(すなわちコネクタ操作部21kによる被操作部23bの押圧操作が解除されて)両ロック用爪23pが電話機側コネクタTCの凹部Ch内に嵌まり込み、両コネクタ23,TCの結合状態がロックされる。そして、カバー22A,22Bが図10に示す最後端位置に到達した時点では、同図に示されるように、コネクタ係止ピン後端部24bがループ溝27bの左側部分を通って凸部22fの窪み部分Pの近傍まで到達している。
【0045】
この最後端位置から携帯電話機Tの押し込み力を解除すると、圧縮コイルばね26の弾発力でロック機能付コネクタ23及びカバー22A,22Bが僅かに前進し、上記コネクタ係止ピン後端部24bがループ溝27bに案内されながら凸部22fの窪み部分Pに嵌まり込む位置で止まる(図11の状態)。これにより、ロック機能付コネクタ23及びカバー22A,22Bはコネクタ係止ピン24を介して上側ケース21B側に係止された状態(すなわち携帯電話機Tが電話機ホルダーHに完全装着された状態)となる。
【0046】
この状態から携帯電話機Tを再び後方へ押し込んでカバー22A,22Bを後退させると、コネクタ係止ピン後端部24bは窪み部分Pから外れてループ溝27bによりその右側部分へ案内される。すなわち、係止が解除される。従って、上記後端部24cがループ溝27bの右側部分を通って直線溝27aに戻るようにしながら、カバー22A,22B及びロック機能付コネクタ23が前進し、被操作部23bが再びボタン25を介してコネクタ操作部21kに押圧操作されてロック用爪23pが没入し始める。これによりコネクタ23,TC同士の結合ロックが解除され、携帯電話機Tを取り出すことが可能になる。
【0047】
従って、このコネクタモジュール20を備えた電話機ホルダーHでは、電話機ホルダーHに装着された携帯電話機Tをさらに奥側へ押圧するだけの簡単な操作で、ロック用爪23pによるコネクタ結合ロック状態を解除することができる。
【0048】
しかも、上記コネクタモジュール20は、その本体であるロック機能付コネクタ23に被着されるコネクタカバー(下側カバー22A及び上側カバー22B)を備え、その上側カバー22Bの表面に被係止部である凸部(カム)22f及び案内溝27を形成するようにしているので、ロック機能付コネクタ23には特別な加工を施す必要がなく、よって当該コネクタ23として既存のコネクタ(例えば市販のコネクタ)をそのまま利用することができる。
【0049】
特に、この実施の形態では、互いに外形の異なる複数種のロック機能付コネクタ23に共通のカバー22A,22Bを装着できるようにしているので、例えば充電機能をもった電話機用コネクタのように、使用する携帯電話機の種類によって形状が変更されるコネクタであっても、それらについて共通のコネクタモジュール20を使用することが可能となる。従って、経済性に優れ、量産性も高まる。
【0050】
第2の実施の形態を図12〜図14に示す。この実施の形態では、カバー22A,22Bの内面形状をロック機能付コネクタ23の外面形状よりも十分大きくするとともに、ロック機能付コネクタ23の側面とカバー22A,22Bとの間に両者の隙間を埋めるスペーサ36を介在させ、ロック機能付コネクタ23の上面とカバー22A,22Bとの間にも両者の隙間を埋めるスペーサ35を介在させている。
【0051】
このような構成によれば、使用するロック機能付コネクタ23の形状が変わっても、これに応じた形状のスペーサを用いることにより(図13及び図14に示すスペーサ35を比較参照)、共通のコネクタカバーを使用することができる。すなわち、ロック機能付コネクタ23の種類ごとに異なる形状のコネクタカバーを用意する必要はなく、スペーサのみを交換すれば足りるので、前記第1の実施の形態と同様、高い経済性及び量産性を得ることができる。
【0052】
なお、このような形状対応の機能がなくても、ロック機能付コネクタ23側への特別な加工が不要となる分、経済性が高まることはいうまでもない。
【0053】
その他、本発明は次のような実施の形態を採ることも可能である。
【0054】
(1) 前記第1の実施の形態では、完成されたコネクタモジュール20をホルダー本体10に組み込んだものを示したが、当該コネクタモジュール20のコネクタケース(前記実施形態ではケース21A,21B)自体をホルダー本体と同等の形状すなわち携帯電話機Tが挿入可能なケース状に形成するようにしてもよい。
【0055】
(2) 本発明にかかる電話機ホルダーは、その設置の向きや設置の場所を問わない。例えば、前記電話機ホルダーHを図15に示すようにインストゥルメントパネルIPに縦向きに設置し、かつ、その下端部を中心に回動可能(開閉可能)に構成しても良いし、インストゥルメントパネルIP以外の部位、例えば、図16に示すように車両シートのシートバックSBの側面に電話機ホルダーHを設置してもよい。また、電話機ホルダーの用途も、例えば、自動車の車室内においてスピーカー等と携帯電話機とを接続する場合の他、無線通信を目的としてパーソナルコンピュータ等の電子機器に携帯電話機を接続する場合にも本発明の適用が可能である。
【0056】
(3) 本発明にかかる電話機ホルダーでは、ホルダー本体の具体的な形状を問わず、携帯電話機の挿入方向も問わない。例えば、第3の実施の形態として図17に示すように、ホルダー本体10の携帯電話機挿入空間12が上方に開放され、この携帯電話機挿入空間12内に携帯電話機Tが略水平な状態で挿入される横置き型のものにも本発明の適用が可能である。この場合には、上記携帯電話機挿入空間12の側方にコネクタモジュール20を設置し、携帯電話機挿入空間12内に挿入した携帯電話機Tをそのまま長手方向にスライドさせることにより、この携帯電話機Tの電話機側コネクタTCとロック機能付コネクタ23とを接続できるようにすればよい。
【0057】
すなわち、本発明では、必ずしもホルダー本体への携帯電話機の挿入方向と、携帯電話機及びコネクタの結合方向とが合致していなくてもよく、当該結合方向と同じ方向にロック機能付コネクタ23を移動可能に構成することによって、本発明の作用効果を得ることが可能である。ただし、前記第1の実施の形態で示したように、ホルダー本体10への携帯電話機Tの挿入方向奥部にコネクタモジュール20を配置することにより、当該挿入操作と、コネクタに対する着脱操作とを単一化することができ、操作性をさらに高めることができる利点が得られる。
【0058】
また、このような中空状のホルダー本体10に限らず、例えば第4の実施の形態として図18に示すように、平板状のホルダー本体10の上面にコネクタモジュール20が取付けられるとともに、このコネクタモジュール20から離れた位置で携帯電話機Tを保持する(図例では挟持する)保持部50を備えたものでも、優れた効果を得ることが可能である。
【0059】
(4) 本発明にかかるコネクタモジュールの用途は、前記電話機ホルダーのホルダー側コネクタに限らない。例えば、図19に示すように、第1の部材P1の装着部42に第2の部材P2を装着する場合(車両でいえば、インストゥルメントパネルにセンタークラスタやメータクラスタを装着する場合や、ボディ側にインストゥルメントパネルを装着する場合等)において、上記装着部42にコネクタモジュール20を、第2の部材P2の背面に相手方コネクタCをそれぞれ設け、第1の部材P1への第2の部材P2の装着時にコネクタモジュール20のロック機能付コネクタと相手方コネクタCとが結合されるようにコネクタ位置を設定すれば、装着後、さらに第2の部材P2をコネクタモジュール20側へ押し込むだけの簡単な操作で、上記ロック機能付コネクタと相手方コネクタCとの結合を解除することが可能になる。また、逆に、上記第2の部材P2の背面にコネクタモジュール20を、第1の部材P1の装着部42に相手方コネクタCをそれぞれ設置しても、同様の効果が得られる。
【0060】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ロック部及びその位置切換のための被操作部をもつロック機能付コネクタに被係止部をもったコネクタカバーを装着し、これらをコネクタケースに移動可能に保持して相手方コネクタに向かう方向に付勢し、この付勢手段の付勢力によりロック機能付コネクタが押し出された状態では上記ロック部を上記非ロック位置に切換え、上記付勢手段の付勢力に抗してロック機能付コネクタがコネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロック部を上記ロック位置に切換えるべく当該ロック機能付コネクタの被操作部を操作するようにコネクタケースを構成するとともに、上記ロック位置で被係止部を係止し、この係止位置からさらにロック機能付コネクタがコネクタケースの奥へ押し込まれた時に上記係止を解除する係止手段をコネクタケースに設けたコネクタモジュールであるので、その設置場所にかかわらず、上記ロック機能付コネクタのロック部の位置切換を簡単な操作で行うことを可能にし、コネクタ着脱操作を容易化することができる効果がある。
【0061】
しかも、係止手段に係止される被係止部を、ロック機能付コネクタに装着されるコネクタカバーに設けることにより、ロック機能付コネクタには既存のものをそのまま使用することができるようにしているので、経済性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる電話機ホルダーがインストゥルメントパネルに横向きに組み込まれた状態を示す斜視図である。
【図2】上記電話機ホルダーの断面側面図である。
【図3】上記電話機ホルダーに設けられたコネクタモジュールの分解斜視図である。
【図4】上記コネクタモジュールとこれに組み込まれるロック機能付コネクタの斜視図である。
【図5】上記コネクタモジュールの分解断面図である。
【図6】上記コネクタモジュールに組み込まれるロック機能付コネクタの一部断面平面図である。
【図7】上記コネクタモジュールの断面正面図である。
【図8】上記コネクタモジュールの上側カバーの上面構造を示す破断斜視図である。
【図9】上記コネクタモジュールのコネクタカバー及びロック機能付コネクタが最も前方に位置している状態を示す断面平面図である。
【図10】上記コネクタモジュールのロック機能付コネクタと電話機側コネクタとが嵌合された状態を示す断面平面図である。
【図11】上記コネクタモジュールのロック機能付コネクタが最も後方に位置している状態を示す断面平面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態にかかるコネクタモジュールの断面平面図である。
【図13】第2の実施の形態にかかるコネクタモジュールの断面側面図である。
【図14】第2の実施の形態にかかるコネクタモジュールにおいて図13に示すスペーサと形状の異なるスペーサを用いた状態を示す断面側面図である。
【図15】本発明において電話機ホルダーがインストゥルメントパネルに縦向きに設置された例を示す斜視図である。
【図16】本発明において電話機ホルダーがシートバックの側面に設置された例を示す斜視図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態にかかる電話機ホルダーの斜視図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態にかかる電話機ホルダーの斜視図である。
【図19】本発明にかかるコネクタモジュールの電話機ホルダー以外の用途を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ホルダー本体
12 携帯電話機挿入空間
20 コネクタモジュール
21 コネクタケース
21k コネクタ操作部
22A 下側カバー(コネクタカバーを構成)
22B 上側カバー(コネクタカバーを構成)
22f 凸部(略ハート状のカム)
23 ロック機能付コネクタ
23b 被操作部
23p ロック用爪(ロック部)
24 コネクタ係止ピン(係止部材)
26 圧縮コイルばね(付勢手段)
27 凹溝(案内溝)
30 蓋板
C 相手方コネクタ
H 電話機ホルダー
T 携帯電話機
TC 電話機側コネクタ
Claims (9)
- 相手方コネクタとの結合状態をロックするためのロック部及び外部から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作部の押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロック位置とに切換えられるロック機能付コネクタの当該ロック切換を当該コネクタの結合方向の操作によって行わせるためのコネクタモジュールであって、上記ロック機能付コネクタの外側に装着され、その表面に被係止部をもつコネクタカバーと、このコネクタカバー及び当該コネクタカバーが装着されたロック機能付コネクタを相手方コネクタとの結合方向に移動可能に保持するコネクタケースと、このコネクタケースに設けられ、上記被係止部と係合可能な係止手段と、上記ロック機能付コネクタを上記相手方コネクタに向かう方向に付勢する付勢手段とを備え、この付勢手段の付勢力によりロック機能付コネクタが押し出された状態では上記ロック部を上記非ロック位置に切換え、上記付勢手段の付勢力に抗してロック機能付コネクタがコネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロック部を上記ロック位置に切換えるべく当該ロック機能付コネクタの被操作部を操作するように上記コネクタケースを構成するとともに、上記ロック部が上記ロック位置に切換えられるまでコネクタケース内に押し込まれた位置で上記コネクタカバーの被係止部が上記係止手段に係止され、この係止位置からさらにロック機能付コネクタがコネクタケースの奥へ押し込まれた時に上記係止が解除されるように上記被係止部及び係止手段を構成したことを特徴とするコネクタモジュール。
- 請求項1記載のコネクタモジュールにおいて、上記コネクタカバーを、互いに外形の異なる複数種のロック機能付コネクタの外側に共通して装着可能となるように構成したことを特徴とするコネクタモジュール。
- 請求項2記載のコネクタモジュールにおいて、上記ロック機能付コネクタをコネクタ結合方向と平行な方向に拘束し、当該コネクタ結合方向と直交する方向にはロック機能付コネクタの形状変化を吸収するように上記コネクタカバーを構成したことを特徴とするコネクタモジュール。
- 請求項3記載のコネクタモジュールにおいて、上記コネクタカバーを、上記ロック機能付コネクタの側壁を覆い、かつ、当該ロック機能付コネクタを前側から拘束する形状の内側面をもつカバー本体と、このカバー本体の後端部に着脱可能に装着され、その装着状態でロック機能付コネクタを後側から拘束する蓋とで構成したことを特徴とするコネクタモジュール。
- 請求項2記載のコネクタモジュールにおいて、上記コネクタカバーを、上記ロック機能付コネクタが隙間をもって挿入されるように構成するとともに、このコネクタカバーの内面とロック機能付コネクタの外面との隙間を埋めるスペーサを備えたことを特徴とするコネクタモジュール。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のコネクタモジュールにおいて、上記コネクタカバーの表面に案内溝で囲まれた略ハート状のカムを形成し、この案内溝に嵌まり込み、かつ、上記カムの窪み部分と係合することにより当該カムを係止する係止部材を当該カムの幅方向に回動可能にコネクタケースに取付けたことを特徴とするコネクタモジュール。
- 請求項1〜6のいずれかに記載のコネクタモジュールにおいて、上記コネクタカバーに上記被操作部の外側に位置するボタンを被操作部の操作方向に移動可能に取付け、このボタンを媒介として上記被操作部がコネクタケースに操作されるようにしたことを特徴とするコネクタモジュール。
- 自動車に設置され、携帯電話機を着脱可能に保持する電話機ホルダーであって、ホルダー本体に請求項1〜7のいずれかに記載のコネクタモジュールを取付け、このコネクタモジュールのロック機能付コネクタと携帯電話機の電話機側コネクタとが結合された状態で当該携帯電話機が上記ホルダー本体に保持されるようにしたことを特徴とする電話機ホルダー。
- 請求項8記載の電話機ホルダーにおいて、上記ホルダー本体を一方向に開口する形状とし、この開口から携帯電話機がその長手方向に沿ってホルダー本体内に挿入されるように構成するとともに、その挿入方向奥部に上記コネクタモジュールを配置したことを特徴とする電話機ホルダー。
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