JPH11224731A - 電話機接続用コネクタ - Google Patents

電話機接続用コネクタ

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JPH11224731A
JPH11224731A JP2756098A JP2756098A JPH11224731A JP H11224731 A JPH11224731 A JP H11224731A JP 2756098 A JP2756098 A JP 2756098A JP 2756098 A JP2756098 A JP 2756098A JP H11224731 A JPH11224731 A JP H11224731A
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JP
Japan
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connector
main body
electronic device
mobile phone
telephone
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Withdrawn
Application number
JP2756098A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Masashi Sugimoto
雅司 杉本
Yasuhiro Hiura
靖博 日浦
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yuichiro Tsutsumi
祐一郎 堤
Yoshito Sakai
義人 酒井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、しかも容易に、携帯電話機と
電子機器との電気的接続状態を保ちながら携帯電話機を
電子機器側に安定して支持できるようにする。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ10等の電子機
器に携帯電話機Tを電気的に接続しながらその保持を行
うための電話機接続用コネクタ20。携帯電話機Tに接
続される本体コネクタ23等からなるコネクタ本体部
と、電子機器に固定される吸盤部33あるいはクリップ
部とを連結し、これら吸盤部33もしくはクリップ部が
電子機器に固定された状態で本体コネクタ23等に携帯
電話機Tを結合することにより、携帯電話機Tが電話機
接続用コネクタ20を介して電子機器側に保持されるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータや電子手帳等の電子機器に携帯電話機を電気的に
接続しながらその保持を行うためのコネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の電子
機器を用いて無線通信を行う手段として、当該電子機器
に携帯電話機を電気的に接続することが行われている。
これら電子機器と携帯電話機とを接続する構造として
は、次のようなものが知られている。
【0003】A)電子機器のカード挿入口にPCカード
を挿入し、このPCカードに設けられたコネクタに携帯
電話機側のコネクタを直結することにより、当該PCカ
ードを接続媒体として電子機器と携帯電話機とを接続す
る(例えば特開平8−101901号公報参照)。
【0004】B)両端にコネクタをもつ接続用ケーブル
を用い、このケーブルの一方のコネクタを上記PCカー
ドのコネクタに、他方のコネクタを上記携帯電話機のコ
ネクタにそれぞれ結合することにより、上記PCカード
及び接続用ケーブルを接続媒体として電子機器と携帯電
話機とを接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】A)のように携帯電話
機とPCカードとを直結する構造では、携帯電話機を単
独で使用する目的で上記PCカードから携帯電話機を取
り外す際や、再度携帯電話機をPCカードに結合する
際、その着脱のために携帯電話機に加えられる力がその
ままPCカードのコネクタや当該PCカードと結合され
る電子機器内端子に作用し、これらカードコネクタや機
器内端子が破損したり変形したりするおそれがある。ま
た、PCカードに携帯電話機を結合した状態で、携帯電
話機にかかる重力がそのまま上記カードコネクタ等に作
用するため、静的荷重によるカードコネクタ等の強度的
負担も大きい。
【0006】一方、B)のように携帯電話機と電子機器
との間に接続用ケーブルを介在させる構造では、携帯電
話機の着脱の際にPCカード側に荷重が加わるおそれは
ないが、携帯電話機が電子機器に対して自由に動く状
態、換言すれば、携帯電話機が電子機器側に全く支持さ
れない状態となるため、使用者が電子機器を操作する際
には、携帯電話機を電子機器以外の場所(例えばテーブ
ルや膝の上)に載せておかねばならず、使い勝手が悪
い。また、誤ってテーブル等から携帯電話機が落下し、
破損してしまうおそれもある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、電子機
器におけるPCカード等の電話機接続部に強度的負担を
かけることなく、携帯電話機と電子機器とを電気的に接
続しながら携帯電話機を良好に支持できる電話機接続用
コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、電子機器と携帯電話機とを電
気的に接続した状態で当該携帯電話機を上記電子機器側
に保持するための電話機接続用コネクタであって、上記
携帯電話機と結合可能に構成され、その結合状態で当該
携帯電話機と上記電子機器とを電線類を介して電気的に
接続するコネクタ本体部と、上記電子機器の表面に固定
される吸盤部とを備え、この吸盤部が上記電子機器の表
面に固定された状態で上記コネクタ本体部に携帯電話機
が結合されることにより、この携帯電話機が上記コネク
タ本体部及び吸盤部を介して電子機器側に保持されるよ
うに構成したものである。
【0009】この構成によれば、コネクタ本体部を電子
機器に電気的に接続した状態(例えば、電線類端末に設
けられた電子機器接続用コネクタを電子機器側の接続部
に結合した状態)で、かつ、上記吸盤部を電子機器の表
面に固定した状態で、コネクタ本体部に携帯電話機を結
合することにより、このコネクタ本体部及び電線類を介
して携帯電話機を電子機器に接続することができるとと
もに、携帯電話機をコネクタ本体部及び吸盤部を介して
電子機器側に安定して支持することができる。
【0010】しかも、上記コネクタ本体部と吸盤部を相
対移動させることにより、このコネクタ本体部を電子機
器表面に対して自由に接離させることができるため、こ
のコネクタ本体部に結合される携帯電話機の形状、大き
さが変わっても、これに応じてコネクタ本体部と電子機
器表面との離間距離を調節することにより、携帯電話機
の形状、大きさにかかわらず、携帯電話機を電子機器表
面に近接する安定した状態で支持することができる。
【0011】このようなコネクタ本体部の位置調節を可
能にする具体的な構造としては、例えば、上記相対移動
方向に延びる脚部を備え、この脚部の端部に上記吸盤部
を設けるとともに、当該脚部を上記相対移動方向に相対
移動可能となるように上記コネクタ本体部に取付けたも
のが好適である。
【0012】また本発明は、電子機器と携帯電話機とを
電気的に接続した状態で当該携帯電話機を上記電子機器
側に保持するための電話機接続用コネクタであって、上
記携帯電話機と結合可能に構成され、その結合状態で当
該携帯電話機と上記電子機器とを電線類を介して電気的
に接続するコネクタ本体部と、上記電子機器の一部位を
挟むことにより当該部位に着脱可能に固定されるクリッ
プ部とを連結し、このクリップ部が上記電子機器の一部
位に固定された状態で上記コネクタ本体部に携帯電話機
が結合されることにより、この携帯電話機が上記コネク
タ本体部及び吸盤部を介して電子機器側に保持されるよ
うに構成したものである。
【0013】この構成においても、コネクタ本体部を電
子機器に電気的に接続した状態(例えば、電線類端末に
設けられた電子機器接続用コネクタを電子機器側の接続
部に結合した状態)で、かつ、上記クリップ部により電
子機器の適当な部位を挟んでこれにクリップ部を固定し
た状態で、コネクタ本体部に携帯電話機を結合すること
により、このコネクタ本体部及び電線類を介して携帯電
話機を電子機器に接続することができるとともに、携帯
電話機をコネクタ本体部及び吸盤部を介して電子機器側
に安定して支持することができる。
【0014】上記各コネクタにおいて、上記コネクタ本
体部に、このコネクタ本体部に結合される携帯電話機を
電子機器と反対の側から押えるばね部材を設ければ、比
較的大型の携帯電話機であっても、より安定した状態で
支持することができる。
【0015】この場合、上記ばね部材を、上記コネクタ
本体部に結合される携帯電話機と接触可能な使用位置
と、この使用位置から退避する退避位置との間で移動可
能にコネクタ本体部に取付けるようにすれば、このばね
部材を上記退避位置に退避させた状態で、このばね部材
が障害となることなく携帯電話機とコネクタ本体部との
結合作業を容易に行うことができ、その結合作業後に上
記ばね部材を使用位置へ移動させることにより、このば
ね部材を携帯電話機に接触させることができる。
【0016】上記コネクタ本体部は、例えばそのハウジ
ング全体が一体成形されたものであってもよいが、この
コネクタ本体部を、本体コネクタと、この本体コネクタ
を収納するケースとに分割し、このケースに上記吸盤部
やクリップ部を連結するようにすれば、上記本体コネク
タには既存のコネクタを使用しながら、この本体コネク
タにケースを介して固定部を付設できることとなり、汎
用性が高まる。特に、上記ケースとクリップ部とを一体
に形成したものでは、部品点数の削減によりコストをさ
らに低減できる。
【0017】上記ケース内に収容される本体コネクタに
は種々のものを用いることができるが、携帯電話機を電
子機器側により安定した状態で支持するには、携帯電話
機との結合状態をロックするロック機能を備えたコネク
タを用いることが、より好ましい。この場合、上記本体
コネクタを、携帯電話機との結合状態をロックするため
のロック部及び外部から押圧操作を受ける被操作部を有
し、この被操作部の押圧操作によって上記ロック部がロ
ック位置と非ロック位置とに切換えられるロック機能付
コネクタとし、この本体コネクタを携帯電話機との結合
方向に移動可能に上記ケース内に収容し、かつ、上記携
帯電話機に向かう方向に付勢するとともに、この付勢力
により本体コネクタが押し出された状態では上記ロック
部を上記非ロック位置に切換え、上記付勢力に抗して本
体コネクタがケース内に押し込まれた状態では上記ロッ
ク部を上記ロック位置に切換えるべく当該本体コネクタ
の被操作部を操作するように上記ケースを構成し、上記
ロック部が上記ロック位置に切換えられるまでケース内
に押し込まれた位置で本体コネクタを係止し、この係止
位置からさらに本体コネクタがケースの奥へ押し込まれ
た時に上記係止を解除する係止手段をケースに設けるよ
うにすれば、携帯電話機と本体コネクタとの結合及び切
離しのための操作をきわめて容易にすることができる。
【0018】すなわち、この構成において、本体コネク
タが付勢力で押し出された状態から、この本体コネクタ
に携帯電話機を押付けるようにしながら両者の結合操作
を行えば、本体コネクタのロック部がそれまでの非ロッ
ク位置からロック位置に切換えられ、両コネクタの結合
状態が自動的にロックされるとともに、その位置で係止
手段により本体コネクタがケース側に係止されることに
なる(結合完了)。その後、さらに携帯電話機を本体コ
ネクタ側に押付ければ、係止手段による係止が解除さ
れ、上記付勢力で本体コネクタが逆向きに押し出される
ため、本体コネクタのロック部は上記ロック位置から非
ロック位置に戻り、この本体コネクタと携帯電話機とが
切離し可能な状態に自動的に復帰する。従って、携帯電
話機をコネクタ本体部側に押付けるだけの簡単な操作
で、携帯電話機とコネクタ本体部との結合及び切離しが
できることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図11に基づいて説明する。なお、以下の実施形態で
は、電子機器としてノート型のパーソナルコンピュータ
10を示すが、本発明は、その他の電子機器であって携
帯電話機が接続されるもの、例えば電子手帳や携帯用ナ
ビゲータに携帯電話機を接続する際にも好適に利用でき
るものである。
【0020】図1に示すパーソナルコンピュータ10
は、開閉可能な蓋11を有し、本体の側面にはカード挿
入口12が設けられている。このカード挿入口12に
は、PCカード14が着脱可能に挿入され、その挿入状
態でカード内回路とパーソナルコンピュータ10内の回
路とが電気的に接続されるようになっている。
【0021】上記PCカード14の外側端面にはカード
側コネクタ(電子機器側の接続部)が設けられ、このカ
ード側コネクタに電子機器接続用コネクタ16が着脱可
能に結合されるようになっている。この電子機器接続用
コネクタ16はケーブル(電線類)18を介して本発明
にかかる電話機接続用コネクタ20のコネクタ本体部に
接続されており、そのコネクタ本体部に携帯電話機T尾
端の電話機側コネクタTC(図8参照)が結合されるこ
とにより、携帯電話機Tが電話機接続用コネクタ20、
ケーブル18、電子機器接続用コネクタ16、及びPC
カード14を接続媒体としてパーソナルコンピュータ1
0の内部回路に電気的に接続されるようになっている。
【0022】なお、本発明にいう「電線類」は上記ケー
ブル18に限らず、電子機器接続用コネクタ16と電話
機接続用コネクタ20のコネクタ本体部とをフレキシブ
ルな状態で接続するものであればよく、例えば通常の電
線や、フラットケーブルといった特殊形状をもつケーブ
ルであってもよい。
【0023】上記電話機接続用コネクタ20は、図4に
示す本体コネクタ23と、図3に示す下ケース21A、
上ケース21B、左右一対の脚部30、及びばね部材4
0とを備え、上記本体コネクタ23と上下ケース21
A,21Bとによって上記コネクタ本体部が構成されて
いる。
【0024】本体コネクタ23の前端には、図9〜図1
3に示すような嵌合部23aが設けられ、この嵌合部2
3aと、携帯電話機Tの尾端に設けられた電話機側コネ
クタTCとが嵌合することにより、この電話機側コネク
タTCが本体コネクタ23を介して上記ケーブル18に
接続されるようになっている。
【0025】図4に示すように、本体コネクタ23のハ
ウジング内左右両側部には、前後方向(同図では上下方
向)に延びる板ばね23jが設けられている。この板ば
ね23jは、その後端部(図4では下端部)がコネクタ
ハウジング側に固定され、上端部が自由端部とされてお
り、当該自由端部に外向きのロック用爪23pが突設さ
れている。これらのロック用爪23pは、電話機側コネ
クタTCの内側面に形成された凹部内に嵌まり込んでコ
ネクタ結合状態をロックする略三角形状に設定されてい
る。板ばね23jの中段部には外向きに突出する被操作
部23bが設けられ、この被操作部23bの外側前端部
分には、後方に向かうに従って広がるテーパー面23n
が形成されている。
【0026】なお、この図4では、便宜上、上記嵌合部
23aの図示を省略している。
【0027】上記板ばね23jの下端部近傍には、略円
板状の板ばね規制部23kが設けられ、この板ばね規制
部23kと板ばね23jの下端部とが当接した状態で当
該当接個所を支点に板ばね23jがコネクタ中央側に撓
み変形できるようになっている。そして、板ばね23j
が無変形の状態(図4の実線の状態)では、コネクタハ
ウジング両側面に設けられた貫通孔23mを通じて被操
作部23bがコネクタハウジングの両外側に突出し、か
つ、両ロック用爪23pが嵌合部23aの両側面から側
方に突出するのに対し、これらロック用爪23pが内側
に押されて板ばね23jが同方向に撓み変形すると(同
図二点鎖線)、両ロック用爪23pが嵌合部23aの両
側面よりも内側に没入するようになっている。
【0028】下ケース21A及び上ケース21Bは、互
いに重合可能な形状を有し、当該重合状態で、上記本体
コネクタ23を収納するケースを構成するものである。
【0029】図5に示すように、下ケース21Aには、
上向きに開口するコネクタ収納凹部21aが形成され、
このコネクタ収納凹部21a内に本体コネクタ23の嵌
合部23a以外の部分がそのまま嵌入されるようになっ
ている。この下ケース21Aの左右両側面には、上下に
延びる前後一対の溝21pが形成され、各溝21pの底
面に係止爪21uが突設されている。
【0030】一方、上ケース21Bの下面には、上方に
凹む凹部21b(図9)が形成されている。図6に示す
ように、この上ケース21Bの両側壁には、上記各溝2
1pに上から嵌入可能な被係止片21nが下方に延設さ
れるとともに、各被係止片21nに被係止孔21tが設
けられている。そして、上記下ケース21Aのコネクタ
収納凹部21aに本体コネクタ23を嵌め込んだ状態
で、下ケース21Aの各溝21pに上ケース21Bの各
被係止片21nを上から嵌入し、被係止孔21tと上記
係止爪21uとを係合することにより、両ケース21
A,21Bが重合状態でロックされ、その凹部21a,
21b内に本体コネクタ23が前後移動可能となるよう
に収納されるようになっている。また、上ケース21B
の後壁にはケーブル挿通孔21dが設けられ、このケー
ブル挿通孔21dを通じて本体コネクタ23からのケー
ブル18がケース外に導出されるようになっている。
【0031】さらに、この実施の形態では、本体コネク
タ23及び両ケース21A,21Bからなるコネクタ本
体部が、携帯電話機Tの着脱操作に応じて自動的にコネ
クタ同士の結合のロック及びロック解除の切離しが行わ
れるコネクタモジュールとして構成されている。
【0032】図9〜図13に示すように、上ケース21
Bの上面中央前部には、前後方向(図10〜図13では
上下方向)に延びるコネクタ係止ピン(係止手段)24
が取付けられ、このコネクタ係止ピン24は、その前端
部24a及び後端部24bが下方に屈曲する略コ字状と
されている。上ケース21Bの上面中央には上向きに開
口する孔21iが設けられ、この孔21iに上記コネク
タ係止ピン24の前端部24aが前側から嵌入されるこ
とにより、この前端部24aを中心としてコネクタ係止
ピン24全体が回動可能にケース21に取付けられてい
る。このケース21の上壁には、上記孔21iを中心と
する円弧と略同形状の貫通穴21hが形成され、この貫
通穴21hを通じてコネクタ係止ピン24の下端部24
bがケース21A,21Bの内側空間内に突出してい
る。また、上記孔21iの近傍部分には、上記コネクタ
係止ピン24の回動範囲をV字状に規制する回動規制突
起21gが形成されるとともに、コネクタ係止ピン24
の抜けを阻止するための抜け止めピン28が固定されて
いる。
【0033】一方、本体コネクタ23の上面中央には、
前記コネクタ係止ピン24の後端部24bが上方から侵
入可能な凹溝27が形成されている。この凹溝27は、
前後に延びる直線溝27aと、この直線溝27aの前端
とつながり、略ハート状の凸部23fを取り囲む形状を
もつループ溝27bとからなっている。そして、本体コ
ネクタ23がケース21A,21B内を後退するに従っ
て上記コネクタ係止ピン24の後端部24bが直線溝2
7aからループ溝27bの左側を通って上記凸部23f
の中央窪み部Pに至り(図11〜図13)、さらに、こ
の中央窪み部Pから上記後端部24bが外れた状態で本
体コネクタ23が逆行する(すなわち前進する)に従っ
て上記後端部24bがループ溝27bの右側を通って直
線溝27a内に戻るように、ループ溝27bの形状が設
定されている。
【0034】なお、図11〜図13においてChは、電
話機側コネクタTCの内側面に形成された凹部であり、
この凹部Ch内にロック用爪23pが嵌まり込むことに
より、本体コネクタ23と電話機側コネクタTCとの結
合状態がロックされるようになっている。
【0035】上記本体コネクタ23からは後方に左右一
対のロッド23dが延設され、各ロッド23dの周囲に
嵌められた圧縮コイルばね26によって本体コネクタ2
3全体がケース21内で上方に付勢されている。また、
各ロッド23dは、上ケース21Bに形成された各ロッ
ド挿通孔21eに挿通可能となっている。
【0036】下ケース21Aの左右両側壁内側面前端に
は、その後方の部分よりも中央側に迫るコネクタ操作部
21kが形成されている。そして、上記圧縮コイルばね
26の弾発力で本体コネクタ23が一定以上前進してい
る状態(例えば図11の状態)では、その被操作部23
bがケース21側のコネクタ操作部21kと当接して内
側に押圧されるようになっている。
【0037】そして、このケース21A,21B内での
本体コネクタ23のセット位置は、次の作用が得られる
ように設定されている。
【0038】まず、本体コネクタ20に携帯電話機Tを
アプローチする前の状態では、ケース21A,21B内
における本体コネクタ23は、圧縮コイルばね26の弾
発力で図10に示すような最前端位置まで押し出され、
その両被押圧部23bがケース21側のコネクタ操作部
21kに押されてロック用爪23pが没入した状態とな
っている。
【0039】この状態から、図11に示すように上記嵌
合部23aを電話機側コネクタTC内に嵌入するように
しながら携帯電話機Tを押し込むと、この携帯電話機T
とともに本体コネクタ23が圧縮コイルばね26の弾発
力に抗してケース21A,21B内を後退し、両被押圧
部23bが両コネクタ操作部21kから後方に離脱した
時点で解放され、両ロック用爪23pが電話機側コネク
タTCの凹部Ch内に嵌まり込み、このようなロック状
態で本体コネクタ23は図12に示す最後端位置に到達
する。この位置では、初期状態で直線溝27a内に位置
していたコネクタ係止ピン後端部24bがループ溝27
bの左側部分を通って凸部23fの窪み部分Pの近傍ま
で到達している。
【0040】この最下端位置から携帯電話機Tの押し込
み力を解除すると、圧縮コイルばね26の弾発力で本体
コネクタ23が僅かに前進し、図13に示すように上記
コネクタ係止ピン後端部24bがループ溝27bに案内
されながら凸部23fの窪み部分Pに嵌まり込む位置で
止まる。これにより、本体コネクタ23はコネクタ係止
ピン24を介してケース21側に係止された状態とな
り、携帯電話機Tと本体コネクタ20との結合が完了す
る。
【0041】この状態から携帯電話機Tをさらに押し込
んで本体コネクタ23を後退させると、コネクタ係止ピ
ン後端部24bは窪み部分Pから外れてループ溝27b
によりその右側部分へ案内される。すなわち、係止が解
除される。従って、この状態から押し込み力を解除する
と、圧縮コイルばね26の弾発力により、上記後端部2
4bがループ溝27bの右側部分を通って直線溝27a
に戻るようにしながら本体コネクタ23が前進する。こ
れにより、被操作部23bが再びコネクタ操作部21k
に押圧操作され、ロック用爪23pが没入する。従っ
て、この状態で本体コネクタ20から携帯電話機Tをそ
のまま抜き取ることができる。
【0042】すなわち、この実施の形態にかかる構造で
は、携帯電話機Tをケース21A,21B側へ押し込む
だけの簡単な操作で、ロック及びロック解除を行うこと
が可能となっている。
【0043】図7に示すように、左右の脚部30は、上
下に延びる小判状の貫通孔31をもつ脚部本体32と、
この脚部本体32の下端に固定された吸盤部33とから
なり、吸盤部33はパーソナルコンピュータ10の適当
な部位の表面に着脱可能に吸着固定されるようになって
いる。
【0044】一方、前記下ケース21Aの左右両側面に
は、上下方向に延びる前後一対の突条21rが形成さ
れ、これら突条21r間に上記脚部本体32が挿入可能
となっている。さらに、突条21r間には、上下に延び
る小判状の突出部21sが形成され、その大きさは、上
記脚部本体32の貫通孔31よりもわずかに幅広で、か
つ、貫通孔31よりも上下方向に短尺に設定されてい
る。そしてこの貫通孔31内に上記突出部21sが圧入
されることにより、脚部30が下ケース21Aに取付け
られ、かつ、この脚部30に所定以上の力を加えること
により、当該脚部30が下ケース21Aに対して上下方
向に相対移動するようになっている。換言すれば、脚部
30の貫通孔31の左右内周面と突出部21sの左右外
周面との圧接による摩擦力で、脚部30と下ケース21
Aとの相対位置が固定されており、この摩擦力よりも大
きな力が加えられた場合に脚部30がケース21A,2
1Bに対して相対移動できるようになっている。
【0045】なお、本発明において当該相対位置を固定
する手段はこれに限らず、例えばねじ止めや固定ピンの
挿入等によって行うことも可能である。
【0046】下ケース21Aの底面及び上ケース21B
の上面には、板状のばね部材40が前後方向にスライド
可能に取付けられている。
【0047】具体的に、上記各ケース21A,21Bの
中央部には、ばね部材40を左右両外側さらには上下両
外側から囲む断面略L字状の保持部21vが形成される
とともに、下ケース21Aの底面及び上ケース21Bの
上面の後部に前後一対の係止窪み21wが凹設されてい
る(図面では図6の上ケース21Bの上面のみ図示)。
【0048】これに対してばね部材40は、左右に延び
る基部41と、この基部の左右両端から前方に延びる左
右一対の板ばね部42とを一体に有し、板ばね部42の
前端部には外側(図8では上側)に反る反り部42aが
形成されている。基部43の底面には、左右一対の被係
止突起43が形成され、基部41の表側側面には、操作
用のつまみ部44が突設されている。
【0049】そして、このばね部材40全体が両保持部
21v間に差し込まれることにより、当該ばね部材40
がケース21A,21Bに前後方向にスライド可能な状
態で保持されるとともに、当該ばね部材40の被係止突
起43が各ケース21A,21Bの後側の係止窪み21
wに嵌まり込むことにより、ばね部材40全体が最も後
退してケース21A,21Bの上下面にそれぞれほぼ収
まる退避位置に係止される一方、上記被係止突起43が
前側の係止窪み21wに嵌まり込むことにより、ばね部
材40全体が最も前進して両板ばね部42の前端部がケ
ース21A,21Bの前端から前方に大きく突出する使
用位置に係止されるように、各係止窪み21wの位置が
設定されている。
【0050】次に、この電話機接続用コネクタ20の取
付要領も含めた使用要領を説明する。
【0051】 電話機接続用コネクタ20の吸盤部3
3をパーソナルコンピュータ10の適所(図1に示す例
では蓋11の表面)に押付けてこれに吸着固定する。こ
れにより、パーソナルコンピュータ10に脚部30を介
してケース21A,21B及び本体コネクタ23が取付
けられた状態となる。
【0052】その際、各脚部30とケース21A,21
Bとの相対位置は、使用する携帯電話機Tのサイズに合
わせて調節する。すなわち、吸盤部33が蓋11の表面
に固定される際の当該蓋11の表面と下ケース21Aと
の離間距離H(図14)を調節する。この離間距離H
は、上記ケース21に収容された本体コネクタ23に携
帯電話機Tの電話機側コネクタTCが結合された状態
で、この携帯電話機Tの裏面と蓋11の表面との間に微
小すき間ができる(すなわち携帯電話機Tと蓋11とが
近接する)程度の距離に調節する。従って、上記本体コ
ネクタ23との結合位置からの厚み方向の突出量が小さ
い携帯電話機Tを結合する場合には、ケース21A,2
1Bを蓋11側に近付け、逆に上記突出量が大きい携帯
電話機Tを結合する場合にはケース21A,21Bを蓋
11から離して携帯電話機Tと蓋11との干渉を避ける
ように、脚部30の位置を調節しておく。
【0053】 カード挿入口12にPCカード14を
差し込むとともに、本体コネクタ23から導出されてい
るケーブル18の端末の電子機器側コネクタ16を上記
PCカード14のカード側コネクタに結合する。なお、
このと前記とは順序が入れ替わってもよい。
【0054】 本体コネクタ23の嵌合部23aと携
帯電話機Tの電話機側コネクタTCとを嵌合する。これ
により、携帯電話機Tは、本体コネクタ23、ケーブル
18、電子機器用コネクタ16、及びPCカード14を
介してパーソナルコンピュータ10の内部回路に電気的
に接続されるとともに、電話機接続用コネクタ20を媒
介として、蓋11の表面に沿った状態で当該蓋11側に
安定して支持される。しかも、上述のケース21A,2
1Bと蓋11との離間距離Hを調節することにより、携
帯電話機Tの形状や大きさにかかわらず、当該携帯電話
機Tの裏面を蓋11の表面に近接させることができるた
め、安定した、しかも場所をとらないコンパクトな状態
で携帯電話機Tの保持ができる。また、上記本体コネク
タ23とPCカード14とはフレキシブルなケーブル1
8を介して接続されているので、本体コネクタ23に対
する携帯電話機Tの着脱の際に加えられる操作力がPC
カード14側に伝達されるおそれがない。
【0055】さらに、の状態で、ばね部材40を前記
図1に示した退避位置から図14に示す接触位置まで前
進させるようにすれば、このばね部材40が携帯電話機
Tの表側面に近接し、もしくはばね部材40の撓み変形
を伴いながら携帯電話機Tの表側面にばね部材40が圧
接するので、大型の携帯電話機Tを接続する場合にも、
この携帯電話機Tを安定して保持することが可能にな
る。
【0056】また、電話機接続用コネクタ20を使用し
ない場合には、吸盤部33を蓋11から引き離すだけで
電話機接続用コネクタ20をパーソナルコンピュータ1
0から簡単に取り外すことができる。
【0057】第2の実施の形態を図15及び図16に示
す。ここでは、前記ばね部材40の基部41と両板ばね
部42とが別部材とされ、両者が連結されるようになっ
ている。具体的には、基部41の左右両端部にこれを上
下に貫通する貫通孔41aが設けられ、各板ばね部42
の後端に上方に突出する雄ねじ部42bが形成されてお
り、これら雄ねじ部42bが上記貫通孔41aを下から
貫通した状態で当該雄ねじ部42bにナット45が螺合
されることにより、基部41と両板ばね部42とが締結
されている。
【0058】このように、本発明ではばね部材の具体的
な形状や構造は特に問わない。
【0059】第3の実施の形態を図17に示す。ここで
は、上ケース21Bにおいてばね部材40を保持するた
めの左右両保持部21vが、上ケース21Bとは別の部
材として構成されている。さらに、両保持部21vから
は、内側に延び、さらに下方へ延びるアーム部21xが
形成され、当該アーム部21xの下向き端部が上ケース
21Bの上面の凹部21yに嵌め込まれており、保持部
21vに加え、アーム部21xによっても板ばね部40
がより安定した状態で保持されるようになっている。
【0060】第4の実施の形態を図18及び図19に示
す。この実施の形態にかかる電話機接続用コネクタ20
は、前記第1の実施の形態と同様にケース21及び本体
コネクタ23(図18には嵌合部23aのみ図示)から
なるコネクタ本体部と、クリップ部50とで構成されて
おり、上記本体コネクタ23には、ケーブル18を介し
て上述の電子機器側コネクタ16が接続されている。
【0061】クリップ部50は、左右一対の挟み片5
1,52を備え、これら挟み片51,52の中間部同士
が軸53を介して当該軸53回りに回動可能に連結され
ている。各挟み片51,52の一方の端部は操作部51
a,51bとされ、他方の端部には、上記軸53と平行
な軸54,55を介して回動可能にパッド56,57が
取付けられている。そして、これらパッド56,57が
互いに近接する方向(換言すれば、操作部51a,51
bが互いに離間する方向)に両挟み片51,52を付勢
するように、上記軸53回りに図略のねじりばねが取付
けられている。すなわち、このクリップ部50は、通常
の洗濯ばさみと同様の構造をなしている。そして、片側
の挟み片51におけるパッド56の裏側の位置に、上記
コネクタ本体部のケース21が連結されている。このケ
ース21は、挟み片51と別部材にして後から挟み片5
1と連結するようにしてもよいが、ケース21と挟み片
51とを合成樹脂等で一体成形すれば、部品点数が減っ
てより低コストとなる。
【0062】なお、図19は電話機接続用コネクタ20
の底面図であるが、同図ではケーブル18の図示を省略
している。
【0063】この構成によれば、両挟み片51,52の
操作部51a,52aをねじりばねの付勢力に抗して指
等でつまみ、これによりパッド56,57を開いた状態
で、両パッド56,57間にパーソナルコンピュータ1
0の適当な部位(図18では蓋11)を差し込み、この
状態でつまみ操作を止めてパッド56,57で蓋11等
を挟み込むことにより、電気環接続用コネクタ20全体
を蓋11に固定することができる。その後、前記及び
と同様の操作を行うことにより、携帯電話機Tを、本
体コネクタ23、ケーブル18、電子機器用コネクタ1
6、及びPCカード14を介してパーソナルコンピュー
タ10の内部回路に電気的に接続しながら、電話機接続
用コネクタ20を媒介として、蓋11の表面に沿った状
態で当該蓋11側に安定して支持することができる。
【0064】なお、図18及び図19では省略している
が、この第4の実施の形態においても、上記ケース21
に前記第1の実施の形態で示したばね部材40を当該実
施形態と同様にして取付けることにより、携帯電話機T
の安定した支持ができることはいうまでもない。
【0065】その他、本発明は次のような実施の形態を
とることも可能である。
【0066】(1) 本発明において、前記パーソナルコン
ピュータ10等の電子機器に吸盤部33やクリップ部5
0を固定する部位は適宜設定すれば良く、必ずしも図1
等に示したような蓋11に限られない。
【0067】(2) 前記実施形態では、PCカード14の
カード側コネクタに電子機器接続用コネクタ16が結合
されるもの、換言すれば、電子機器接続用コネクタ16
が結合される電話機接続部がPCカード14に設けられ
ているものを示したが、パーソナルコンピュータ10の
本体に直接電話機接続部が設けられているもの、すなわ
ち、パーソナルコンピュータ10の本体に直接電子機器
接続用コネクタ16が接続されるものであってもよい。
【0068】(3) 前記コネクタ本体部は、そのコネクタ
ハウジングが一体に形成されたものであってもよい。た
だし、前記各実施形態で示したように本体コネクタ23
をケース21A,21B等に収容し、当該ケースに固定
部を連結するようにすれば、本体コネクタ23には既存
のものをそのまま使用することが可能であり、汎用性及
び量産性を高めることが可能になる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明は、電子機器と携帯
電話機とを電気的に接続するためのコネクタ本体部と、
電子機器に固定される吸盤部あるいはクリップ部とを連
結し、これら吸盤部やクリップ部が上記電子機器に固定
された状態で上記コネクタ本体部に携帯電話機が結合さ
れることにより、この携帯電話機が上記コネクタ本体部
及び吸盤部を介して電子機器側に保持されるように構成
した構成したものであるので、簡単な構造でしかも容易
に、コネクタ本体部を電子機器に電気的に接続しなが
ら、電子機器側に強度的負担をかけることなく携帯電話
機を電子機器側に支持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる電話機接続
用コネクタをパーソナルコンピュータの蓋に固定した状
態を示す斜視図である。
【図2】上記電話機接続用コネクタの組立斜視図であ
る。
【図3】上記電話機接続用コネクタの本体コネクタを除
く部品を示す分解斜視図である。
【図4】上記電話機接続用コネクタの本体コネクタの一
部断面平面図である。
【図5】上記電話機接続用コネクタの下ケースの斜視図
である。
【図6】上記電話機接続用コネクタの上ケースの斜視図
である。
【図7】上記電話機接続用コネクタの脚部の斜視図であ
る。
【図8】上記電話機接続用コネクタのばね部材の斜視図
である。
【図9】上記電話機接続用コネクタの断面側面図であ
る。
【図10】上記電話機接続用コネクタのケース内におい
て本体コネクタが最も前進している状態を示す断面平面
図である。
【図11】上記本体コネクタと携帯電話機との結合が開
始した状態を示す断面平面図である。
【図12】上記ケース内において本体コネクタが最も後
退した状態を示す断面平面図である。
【図13】上記本体コネクタがケース側に係止された状
態を示す断面平面図である。
【図14】上記電話機接続用コネクタを媒介としてパー
ソナルコンピュータに携帯電話機が指示された状態を示
す斜視図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態にかかる電話機接
続用コネクタの組立斜視図である。
【図16】(a)は図15に示したばね部材の基部を示
す斜視図、(b)は同ばね部材の板ばね部を示す斜視図
である。
【図17】本発明の第3の実施の形態にかかる電話機接
続用コネクタの組立斜視図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態を示す全体斜視図
である。
【図19】図18に示す電話機接続用コネクタの底面図
である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ(電子機器) 11 蓋 16 電子機器接続用コネクタ 18 ケーブル(電線類) 20 電話機接続用コネクタ 21 ケース 21A 下ケース 21B 上ケース 21k コネクタ操作部 23 本体コネクタ 23b 被操作部 23p ロック用爪(ロック部) 24 コネクタ係止ピン(係止部材) 26 圧縮コイルばね(付勢手段) 30 脚部 33 吸盤部 40 ばね部材 50 クリップ部 T 携帯電話機 TC 電話機側コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/11 H04M 1/11 Z (72)発明者 杉本 雅司 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 日浦 靖博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 堤 祐一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器と携帯電話機とを電気的に接続
    した状態で当該携帯電話機を上記電子機器側に保持する
    ための電話機接続用コネクタであって、上記携帯電話機
    と結合可能に構成され、その結合状態で当該携帯電話機
    と上記電子機器とを電線類を介して電気的に接続するコ
    ネクタ本体部と、上記電子機器の表面に固定される吸盤
    部とを備え、この吸盤部が上記電子機器の表面に固定さ
    れた状態で上記コネクタ本体部に携帯電話機が結合され
    ることにより、この携帯電話機が上記コネクタ本体部及
    び吸盤部を介して電子機器側に保持されるように構成し
    たことを特徴とする電話機接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話機接続用コネクタに
    おいて、上記吸盤部が電子機器の表面に固定された状態
    で当該電子機器表面に対してコネクタ本体部が接離する
    方向に相対移動可能となるように吸盤部とコネクタ本体
    部とを連結したことを特徴とする電話機接続用コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電話機接続用コネクタに
    おいて、上記相対移動方向に延びる脚部を備え、この脚
    部の端部に上記吸盤部を設けるとともに、当該脚部を上
    記相対移動方向に相対移動可能となるように上記コネク
    タ本体部に取付けたことを特徴とする電話機接続用コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の電話機接続用コ
    ネクタにおいて、上記コネクタ本体部を、本体コネクタ
    と、この本体コネクタを収納するケースとに分割し、こ
    のケースに上記吸盤部を連結したことを特徴とする電話
    機接続用コネクタ。
  5. 【請求項5】 電子機器と携帯電話機とを電気的に接続
    した状態で当該携帯電話機を上記電子機器側に保持する
    ための電話機接続用コネクタであって、上記携帯電話機
    と結合可能に構成され、その結合状態で当該携帯電話機
    と上記電子機器とを電線類を介して電気的に接続するコ
    ネクタ本体部と、上記電子機器の一部位を挟むことによ
    り当該部位に着脱可能に固定されるクリップ部とを連結
    し、このクリップ部が上記電子機器の一部位に固定され
    た状態で上記コネクタ本体部に携帯電話機が結合される
    ことにより、この携帯電話機が上記コネクタ本体部及び
    吸盤部を介して電子機器側に保持されるように構成した
    ことを特徴とする電話機接続用コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電話機接続用コネクタに
    おいて、上記コネクタ本体部を、本体コネクタと、この
    本体コネクタを収納するケースとに分割し、このケース
    と上記クリップ部とを連結したことを特徴とする電話機
    接続用コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電話機接続用コネクタに
    おいて、上記ケースとクリップ部とを一体に形成したこ
    とを特徴とする電話機接続用コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項4,6,7のいずれかに記載の電
    話機接続用コネクタにおいて、上記本体コネクタを、携
    帯電話機との結合状態をロックするためのロック部及び
    外部から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作
    部の押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロ
    ック位置とに切換えられるロック機能付コネクタとし、
    この本体コネクタを携帯電話機との結合方向に移動可能
    に上記ケース内に収容し、かつ、上記携帯電話機に向か
    う方向に付勢するとともに、この付勢力により本体コネ
    クタが押し出された状態では上記ロック部を上記非ロッ
    ク位置に切換え、上記付勢力に抗して本体コネクタがケ
    ース内に押し込まれた状態では上記ロック部を上記ロッ
    ク位置に切換えるべく当該本体コネクタの被操作部を操
    作するように上記ケースを構成し、上記ロック部が上記
    ロック位置に切換えられるまでケース内に押し込まれた
    位置で本体コネクタを係止し、この係止位置からさらに
    本体コネクタがケースの奥へ押し込まれた時に上記係止
    を解除する係止手段をケースに設けたことを特徴とする
    電話機接続用コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の電話機
    接続用コネクタにおいて、上記電線類の端末に、上記電
    子機器側の接続部と着脱可能に接続される電子機器接続
    用コネクタを設けたことを特徴とする電話機接続用コネ
    クタ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の電話
    機接続用コネクタにおいて、上記コネクタ本体部に、こ
    のコネクタ本体部に結合される携帯電話機を電子機器表
    面と反対の側から押えるばね部材を設けたことを特徴と
    する電話機接続用コネクタ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の電話機接続用コネク
    タにおいて、上記ばね部材を、上記コネクタ本体部に結
    合される携帯電話機と接触可能な使用位置と、この使用
    位置から退避する退避位置との間で移動可能となるよう
    にコネクタ本体部に取付けたことを特徴とする電話機接
    続用コネクタ。
JP2756098A 1998-02-09 1998-02-09 電話機接続用コネクタ Withdrawn JPH11224731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107834316A (zh) * 2017-11-16 2018-03-23 镇江奥博通信设备有限公司 一种高效式推拉式网络连接器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107834316A (zh) * 2017-11-16 2018-03-23 镇江奥博通信设备有限公司 一种高效式推拉式网络连接器
CN107834316B (zh) * 2017-11-16 2024-05-24 镇江奥博通信设备有限公司 一种高效式推拉式网络连接器

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