JPH1188485A - 電子機器への携帯電話機の取付構造 - Google Patents

電子機器への携帯電話機の取付構造

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JPH1188485A
JPH1188485A JP9244054A JP24405497A JPH1188485A JP H1188485 A JPH1188485 A JP H1188485A JP 9244054 A JP9244054 A JP 9244054A JP 24405497 A JP24405497 A JP 24405497A JP H1188485 A JPH1188485 A JP H1188485A
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JP
Japan
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connector
mobile phone
electronic device
main body
locking
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Withdrawn
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JP9244054A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Yuichiro Tsutsumi
祐一郎 堤
Yasuhiro Hiura
靖博 日浦
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Shigeki Sakai
茂樹 境
Masashi Sugimoto
雅司 杉本
Yoshito Sakai
義人 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、携帯電話機と電子機器との電
気的接続状態を保ちながら携帯電話機を電子機器側に安
定して支持する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ10等の電子機
器の電話機接続部に結合される第1のコネクタ16と、
これにケーブル18を介して接続され、携帯電話機Tに
結合される第2のコネクタ20とを備える。パーソナル
コンピュータ10の外面にブラケット40を固定する等
して係止部を設け、これに係止される被係止部を第2の
コネクタ20に設ける。その係止状態で第2のコネクタ
20に携帯電話機Tが結合されることにより、携帯電話
機Tとパーソナルコンピュータ10とが電気的に接続さ
れるとともに、パーソナルコンピュータ10側に携帯電
話機Tが支持されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータや電子手帳等の電子機器に対し、携帯電話機を電
気的に接続しながらその取付を行うための構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の電子
機器を用いて無線通信を行う手段として、当該電子機器
に携帯電話機を電気的に接続することが行われている。
これら電子機器と携帯電話機とを接続する構造として
は、次のようなものが知られている。
【0003】A)電子機器のカード挿入口にPCカード
を挿入し、このPCカードに設けられたコネクタに携帯
電話機側のコネクタを直結することにより、当該PCカ
ードを接続媒体として電子機器と携帯電話機とを接続す
る(例えば特開平8−101901号公報参照)。
【0004】B)両端にコネクタをもつ接続用ケーブル
を用い、このケーブルの一方のコネクタを上記PCカー
ドのコネクタに、他方のコネクタを上記携帯電話機のコ
ネクタにそれぞれ結合することにより、上記PCカード
及び接続用ケーブルを接続媒体として電子機器と携帯電
話機とを接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】A)のように携帯電話
機とPCカードとを直結する構造では、携帯電話機を単
独で使用する目的で上記PCカードから携帯電話機を取
り外す際や、再度携帯電話機をPCカードに結合する
際、その着脱のために携帯電話機に加えられる力がその
ままPCカードのコネクタや当該PCカードと結合され
る電子機器内端子に作用し、これらカードコネクタや機
器内端子が破損したり変形したりするおそれがある。ま
た、PCカードに携帯電話機を結合した状態で、携帯電
話機にかかる重力がそのまま上記カードコネクタ等に作
用するため、静的荷重によるカードコネクタ等の強度的
負担も大きい。
【0006】一方、B)のように携帯電話機と電子機器
との間に接続用ケーブルを介在させる構造では、携帯電
話機の着脱の際にPCカード側に荷重が加わるおそれは
ないが、携帯電話機が電子機器に対して自由に動く状
態、換言すれば、携帯電話機が電子機器側に全く支持さ
れない状態となるため、使用者が電子機器を操作する際
には、携帯電話機を電子機器以外の場所(例えばテーブ
ルや膝の上)に載せておかねばならず、使い勝手が悪
い。また、誤ってテーブル等から携帯電話機が落下し、
破損してしまうおそれもある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、電子機
器におけるPCカード等の電話機接続部に強度的負担を
かけることなく、携帯電話機と電子機器とが電気的に接
続された状態で携帯電話機を簡単な構造で支持できるよ
うにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、電子機器に設けられた電話機
接続部に携帯電話機を電気的に接続した状態で当該携帯
電話機を上記電子機器に取付けるための構造であって、
上記電話機接続部に対して着脱可能に接続される第1の
コネクタと、この第1のコネクタに電線類を介して接続
され、上記携帯電話機に対して着脱可能に接続される第
2のコネクタとを備え、これら第1のコネクタ及び第2
のコネクタを介して上記携帯電話機と電子機器とが電気
的に接続されるように構成するとともに、上記第2のコ
ネクタに設けられる被係止部と、上記電子機器の外面に
設けられ、上記被係止部を着脱可能に係止する係止部と
を備え、この係止部に上記被係止部が係止された状態で
上記第2のコネクタに携帯電話機が結合されることによ
り、この携帯電話機が電子機器側に支持されるようにし
たものである。
【0009】この構造によれば、第2のコネクタに設け
られた被係止部を電子機器に設けられた係止部に係合
し、かつ、その第2のコネクタに携帯電話機を結合する
だけの簡単な構成で、携帯電話機と電子機器とを電気的
に接続できるとともに、携帯電話機を電子機器側に支持
させることができる。従って、この状態で、携帯電話機
は放置したまま、電子機器を操作して無線通信を行うこ
とができる。しかも、第2のコネクタに対して携帯電話
機を着脱する際、その着脱力が第1のコネクタに作用す
ることはなく、この第1のコネクタや電子機器側の電話
機接続部に強度的負担がかかるおそれもない。
【0010】上記係止部と被係止部とは、互いに係合す
る構造のものであればよいが、上記被係止部を、上記第
2のコネクタから当該第2のコネクタにおける携帯電話
機結合部と反対の側に突出する突出片とし、上記係止部
を、上記電子機器の側面に設けられ、上記突出片が上か
ら挿入可能な挿入空間を形成する空間形成部とすれば、
上記突出片を挿入空間に挿入するだけで被係止部の係止
ができ、しかも、この状態で第2のコネクタに対して上
から携帯電話機を結合することにより、これら第2のコ
ネクタ及び携帯電話機を下から安定して支持することが
できる。
【0011】上記空間形成部は、電子機器に一体に形成
されたものであってもよいが、この電子機器とは別部品
のブラケットにより構成し、これを後から電子機器の側
面に固定するようにすれば、既成の電子機器を用いる場
合でもこれに上記挿入空間を容易に形成することができ
る。この場合、上記ブラケットを、上記電子機器のコー
ナー部を覆う略L字状をなし、当該コーナー部を挟む2
つの電子機器側面に同時に接触する状態で当該側面に取
付けられるものにすれば、電子機器の単一の側面のみに
ブラケットが接触した状態で固定される場合に較べ、電
子機器のコーナー部を有効に利用して上記ブラケットを
より安定した状態で固定することができ、ひいては携帯
電話機の支持状態をより安定させることが可能になる。
【0012】また、上記係止部を、上記電子機器に開閉
可能に設けられた蓋の外面に設け、この係止部に上記被
係止部が係止され、かつ、この被係止部が設けられた第
2のコネクタに携帯電話機が結合された状態で、この携
帯電話機が上記蓋の外面に沿う状態で電子機器側に支持
されるように構成すれば、場所をとらないコンパクトな
状態で携帯電話機を電子機器に取付けることができる。
【0013】この場合、上記係止部、被係止部のいずれ
か一方を一方向に延びる突条とし、他方を上記突条がそ
の長手方向に挿入可能な溝を形成する溝形成部とすると
ともに、上記突条及び溝の長手方向を上記第2のコネク
タに対する携帯電話機の結合方向に対して略直交させれ
ば、第2のコネクタに対する携帯電話機の着脱の際、そ
の着脱力によって溝から突条が抜けてしまう(すなわち
第2のコネクタの被係止部が係止部から外れてしまう)
のを防ぐことができる。
【0014】上記第2のコネクタには種々のものを用い
ることができるが、携帯電話機を電子機器側により安定
した状態で支持するには、携帯電話機との結合状態をロ
ックするロック機能を備えたコネクタを用いることが、
より好ましい。この場合、上記第2のコネクタを、携帯
電話機との結合状態をロックするためのロック部及び外
部から押圧操作を受ける被操作部を有し、この被操作部
の押圧操作によって上記ロック部がロック位置と非ロッ
ク位置とに切換えられるロック機能付の本体コネクタ
と、この本体コネクタを携帯電話機との結合方向に移動
可能に保持するコネクタケースと、上記本体コネクタを
上記携帯電話機に向かう方向に付勢する付勢手段とを備
えたコネクタモジュールとし、このコネクタモジュール
において、上記付勢手段の付勢力により本体コネクタが
押し出された状態では上記ロック部を上記非ロック位置
に切換え、上記付勢手段の付勢力に抗して本体コネクタ
がコネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロック
部を上記ロック位置に切換えるべく当該本体コネクタの
被操作部を操作するように上記コネクタケースを構成す
るとともに、上記ロック部が上記ロック位置に切換えら
れるまでコネクタケース内に押し込まれた位置で本体コ
ネクタを係止し、この係止位置からさらに本体コネクタ
がコネクタケースの奥へ押し込まれた時に上記係止を解
除する係止手段をコネクタケースに設けるようにすれ
ば、携帯電話機と第2のコネクタとの結合及び切離しの
ための操作をきわめて容易にすることができる。
【0015】すなわち、この構成において、本体コネク
タが付勢力で押し出された状態から、この本体コネクタ
に携帯電話機を押付けるようにしながら両者の結合操作
を行えば、本体コネクタのロック部がそれまでの非ロッ
ク位置からロック位置に切換えられ、両コネクタの結合
状態が自動的にロックされるとともに、その位置で係止
手段により本体コネクタがコネクタケース側に係止され
ることになる(結合完了)。その後、さらに携帯電話機
を本体コネクタ側に押付ければ、係止手段による係止が
解除され、上記付勢力で本体コネクタが逆向きに押し出
されるため、本体コネクタのロック部は上記ロック位置
から非ロック位置に戻り、この本体コネクタと携帯電話
機とが切離し可能な状態に自動的に復帰する。従って、
携帯電話機をコネクタ本体側に押付けるだけの簡単な操
作で、携帯電話機とコネクタ本体との結合及び切離しが
できることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図11に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態
では、電子機器としてノート型のパーソナルコンピュー
タ10を示すが、本発明は、その他の電子機器であって
携帯電話機が接続されるもの、例えば電子手帳や携帯用
ナビゲータについても好適に利用できるものである。
【0017】図1に示すパーソナルコンピュータ10
は、開閉可能な蓋11を有し、本体の側面にはカード挿
入口12が設けられている。このカード挿入口12に
は、PCカード14が着脱可能に挿入され、その挿入状
態でカード内回路とパーソナルコンピュータ10内の回
路とが電気的に接続されるようになっている。
【0018】上記PCカード14の外側端面にはカード
側コネクタ15が設けられ、このカード側コネクタ15
に第1のコネクタ16が着脱可能に結合されるようにな
っている。この第1のコネクタ16はケーブル(電線
類)18を介して第2のコネクタ20に接続されてお
り、この第2のコネクタ20に携帯電話機T尾端の電話
機側コネクタTC(図4等参照)が結合されることによ
り、携帯電話機Tが第2のコネクタ20、ケーブル1
8、第1のコネクタ16、及びPCカード14を接続媒
体としてパーソナルコンピュータ10の内部回路に電気
的に接続されるようになっている。
【0019】なお、本発明にいう「電線類」は上記ケー
ブル18に限らず、第1のコネクタ16と第2のコネク
タ20とをフレキシブルな状態で接続するものであれば
よく、例えば通常の電線や、フラットケーブル等の特殊
形状をもつケーブルであってもよい。
【0020】この実施の形態において、上記第2のコネ
クタ20は、図2〜図7に示すようなコネクタケース2
1及び本体コネクタ23を備えたコネクタモジュールと
されている。
【0021】コネクタケース21は、上方に開口する箱
状をなし、上記本体コネクタ23の主要部を上下動可能
に収容している。このコネクタケース21の底壁中央に
はケーブル挿通孔21dが設けられ、その左右両脇にロ
ッド挿通孔21eが設けられている。
【0022】コネクタケース21の前壁上側中央部に
は、上下に延びるコネクタ係止ピン(係止手段)24が
取付けられている。このコネクタ係止ピン24は、その
上端部24a及び下端部24bがケース奥側(図2では
左側)に屈曲する略コ字状とされている。
【0023】コネクタケース21の前壁中央には前向き
に開口する孔21i(図11)が設けられ、この孔21
iに上記コネクタ係止ピン24の上端部24aが前側か
ら嵌入されることにより、この上端部24aを中心とし
てコネクタ係止ピン24全体が回動可能にコネクタケー
ス21に取付けられている。このコネクタケース21の
前壁には、上記孔21iを中心とする円弧と略同形状の
貫通穴21hが形成され、この貫通穴21hを通じてコ
ネクタ係止ピン24の下端部24bがコネクタケース2
1の内側空間内に突出している。また、当該前壁の上記
孔21iの近傍部分には、上記コネクタ係止ピン24の
回動範囲をV字状に規制する回動規制突起21gが形成
されるとともに、コネクタ係止ピン24の抜けを阻止す
るための抜け止めピン28が固定されている。
【0024】一方、本体コネクタ23の前面中央には、
前記コネクタ係止ピン24の下端部24bが前方から侵
入可能な凹溝27が形成されている。この凹溝27は、
上下に延びる直線溝27aと、この直線部27aの上端
とつながり、略ハート状の凸部23fを取り囲む形状を
もつループ溝27bとからなっている。そして、本体コ
ネクタ23がコネクタケース21の奥に侵入する(すな
わち降下する)に従って上記コネクタ係止ピン24の下
端部24bが直線溝27aからループ溝27bの左側を
通って上記凸部23fの中央窪み部Pに至り(図5〜図
7)、さらに、この中央窪み部Pから上記下端部24b
が外れた状態で本体コネクタ23が逆行する(すなわち
上昇する)に従って上記下端部24bがループ溝27b
の右側を通って直線溝27a内に戻るように、ループ溝
27bの形状が設定されている。
【0025】この本体コネクタ23は、前記ケーブル1
8を介して前記第1のコネクタ16に接続されており、
このケーブル18が上記コネクタケース21のケーブル
挿通孔21dに挿通された状態で、コネクタケース21
内に収められている。
【0026】この本体コネクタ23の上端には、嵌合部
(携帯電話機との結合部)23aが設けられ、この嵌合
部23aと、携帯電話機Tの尾端に設けられた電話機側
コネクタTCとが嵌合することにより、この電話機側コ
ネクタTCが本体コネクタ23を介して上記ケーブル1
8に接続されるようになっている。
【0027】図3に示すように、本体コネクタ23のハ
ウジング内左右両側部には、前後方向(同図では上下方
向)に延びる板ばね23jが設けられている。この板ば
ね23jは、その下端部がコネクタハウジング側に固定
され、上端部が自由端部とされており、当該自由端部に
外向きのロック用爪23pが突設されている。これらの
ロック用爪23pは、電話機側コネクタTCの内側面に
形成された凹部Ch内に嵌まり込んでコネクタ結合状態
をロックする略三角形状に設定されている。板ばね23
jの中段部には外向きに突出する被操作部23bが設け
られ、この被操作部23bの外側上端部分には、下方に
向かうに従って広がるテーパー面23nが形成されてい
る。
【0028】なお、この図3では、便宜上、上記嵌合部
23aの図示を省略している。
【0029】上記板ばね23jの下端部近傍には、略円
板状の板ばね規制部23kが設けられ、この板ばね規制
部23kと板ばね23jの下端部とが当接した状態で当
該当接個所を支点に板ばね23jがコネクタ中央側に撓
み変形できるようになっている。そして、板ばね23j
が無変形の状態(図3の実線の状態)では、コネクタハ
ウジング両側面に設けられた貫通孔23mを通じて被操
作部23bがコネクタハウジングの両外側に突出し、か
つ、両ロック用爪23pが嵌合部23aの両側面から側
方に突出する(図6及び図7参照)のに対し、これらロ
ック用爪23pが内側に押されて板ばね23jが同方向
に撓み変形すると(図3の二点鎖線参照)、両ロック用
爪23pが嵌合部23aの両側面よりも内側に没入する
ようになっている(図4及び図5参照)。
【0030】上記本体コネクタ23からは下方に左右一
対のロッド23dが延設され、各ロッド23dの周囲に
嵌められた圧縮コイルばね(付勢手段)26によって本
体コネクタ23全体が前方に付勢されている。また、各
ロッド23dは上記コネクタケース21の各ロッド挿通
孔21eに挿通可能となっている。
【0031】コネクタケース21の左右両側壁内側面上
端には、その下方の部分よりも中央側に迫るコネクタ操
作部21kが形成されている。そして、上記圧縮コイル
ばね26の弾発力で本体コネクタ23が一定以上上昇し
ている状態(例えば図4の状態)では、その被操作部2
3bがコネクタケース21側のコネクタ操作部21kと
当接して内側に押圧されるようになっている。
【0032】なお、このコネクタケース21内での本体
コネクタ23のセット位置は、後述の作用が得られるよ
うな位置に設定されている。
【0033】コネクタケース21の片側面には、矩形状
の平板からなる被係止板30が固定されている。この被
係止板30の上部には複数の貫通孔32が設けられ、下
部には、その片側面の複数個所を凹ませることによりそ
の裏側面に略半球状の凸部34が形成されている。そし
て、図10に示すように、上記貫通孔32にネジ36を
挿入した状態で当該ネジ36をコネクタケース21に設
けられたネジ孔38にねじ込むことにより、上記凸部3
4を含む被係止板下半部がコネクタケース21から下方
に突出する状態で当該コネクタケース21に被係止板3
0が固定されている。すなわち、この被係止板30は、
コネクタケース21から下方に突出する突出片とされて
いる。
【0034】一方、パーソナルコンピュータ10の本体
後側コーナー部には、ブラケット40が固定されるよう
になっている。このブラケット40は、パーソナルコン
ピュータ本体後面を覆う後辺部41と、当該本体背面を
覆う側辺部42とを有する略L字状をなし、かつ、側辺
部42の前端部(図9では上端部)が内側に略180°
折り曲げられることにより、その折り曲げ端部42aと
側辺部42の本体部分との間に上下に開口する空間(挿
入空間)43が形成されている。この空間43の幅寸法
は、上記被係止板30において上記凸部34が形成され
ている部分の厚み寸法と同等もしくはこれよりも僅かに
小さく設定されている。
【0035】上記後辺部41には、複数の貫通孔44が
設けられている。そして、図9に示すように、上記貫通
孔44に外側からネジ46を挿通した状態で当該ネジ4
6をパーソナルコンピュータ10の本体後部のネジ孔4
8にねじ込むことにより、後辺部41と側辺部42の折
り曲げ端部42aとがそれぞれパーソナルコンピュータ
本体の背面と側面とに同時接触する状態で、当該パーソ
ナルコンピュータ本体のコーナー部にブラケット40が
固定されている。
【0036】この構造によれば、例えば次の要領で、パ
ーソナルコンピュータ10への携帯電話機Tの電気的接
続及び取付を行うことができる。
【0037】 パーソナルコンピュータ10の本体に
ブラケット40を固定しておくとともに、第2のコネク
タ20のコネクタケース21に被取付板30を固定して
おく。
【0038】 パーソナルコンピュータ10のカード
挿入口12にPCカード14を差し込むとともに、この
PCカード14のコネクタ15にケーブル18の端末の
第1のコネクタ16を結合する。
【0039】 ブラケット40により形成された空間
43内に被取付板30の突出部分(凸部34を含む部
分)を上からほぼ圧入状態で差し込む。これにより、図
8に示すように、第2のコネクタ20が上向きの姿勢
(本体コネクタ23の嵌合部23aが上を向く姿勢)で
パーソナルコンピュータ10に支持される状態になる。
【0040】 嵌合部23aに対して上から携帯電話
機T下端の電話機側コネクタTCを結合する。この結合
により、携帯電話機Tが第2のコネクタ20、ケーブル
18、第1のコネクタ16、及びPCカード12を順に
介してパーソナルコンピュータ10内の回路に電気的に
接続されるとともに、図11に示されるように、携帯電
話機Tが直立状態でパーソナルコンピュータ10側に支
持されることとなる。従って、この携帯電話機Tをわざ
わざテーブル等に載置する必要はなく、当該携帯電話機
Tは放置したまま、パーソナルコンピュータ10を操作
してインターネットや電子メール等の無線通信をするこ
とができる。逆に、携帯電話機Tを第2のコネクタ20
から切り離すことにより、携帯電話機Tを通常通り単独
使用することができる。
【0041】すなわち、この構造では、ブラケット40
をパーソナルコンピュータ10に設けるだけの簡単な構
成で、携帯電話機Tの支持を行うことができる。しか
も、第2のコネクタ20に対して携帯電話機Tを着脱す
る際、携帯電話機Tに加える力が第1のコネクタ16に
作用することがないため、当該操作力によってPCカー
ド14のコネクタやパーソナルコンピュータ10内の接
続用端子が破損するおそれもない。
【0042】さらに、この実施の形態では、上記第2の
コネクタ20を特殊構造のコネクタモジュールによって
構成しているので、極めて簡単な操作で携帯電話機Tの
着脱を行うことが可能となっている。その作用を以下に
詳しく説明する。
【0043】まず、第2のコネクタ20に携帯電話機T
をアプローチする前の状態では、コネクタケース21内
における本体コネクタ23は、圧縮コイルばね26の弾
発力で図4に示すような最上端位置まで押し上げられ、
その両被押圧部23bがコネクタケース21側のコネク
タ操作部21kに押されてロック用爪23pが没入した
状態となっている。
【0044】この状態から、図5に示すように上記嵌合
部23aを電話機側コネクタTC内に嵌入するようにし
ながら携帯電話機Tを押し下げると、この携帯電話機T
とともに本体コネクタ23が圧縮コイルばね26の弾発
力に抗してコネクタケース21内を下降し、両被押圧部
23bが両コネクタ操作部21kから下方に離脱した時
点で解放され、両ロック用爪23pが電話機側コネクタ
TCの凹部Ch内に嵌まり込み、このようなロック状態
で本体コネクタ23は図6に示す最下端位置に到達す
る。この位置では、初期状態で直線溝27a内に位置し
ていたコネクタ係止ピン下端部24bがループ溝27b
の左側部分を通って凸部23fの窪み部分Pの近傍まで
到達している。
【0045】この最下端位置から携帯電話機Tの押し込
み力を解除すると、圧縮コイルばね26の弾発力で本体
コネクタ23が僅かに上昇し、図7に示すように上記コ
ネクタ係止ピン下端部24bがループ溝27bに案内さ
れながら凸部23fの窪み部分Pに嵌まり込む位置で止
まる。これにより、本体コネクタ23はコネクタ係止ピ
ン24を介してコネクタケース21側に係止された状態
となり、携帯電話機Tと第2のコネクタ20との結合が
完了する(前記図11の状態)。
【0046】この状態から携帯電話機Tをさらに押し下
げて本体コネクタ23を降下させると、コネクタ係止ピ
ン下端部24bは窪み部分Pから外れてループ溝27b
によりその右側部分へ案内される。すなわち、係止が解
除される。従って、この状態から押し下げ力を解除する
と、圧縮コイルばね26の弾発力により、上記下端部2
4bがループ溝27bの右側部分を通って直線溝27a
に戻るようにしながら本体コネクタ23が上昇する。こ
れにより、被操作部23bが再びコネクタ操作部21k
に押圧操作され、ロック用爪23pが没入する。従っ
て、この状態で第2のコネクタ20から携帯電話機Tを
そのまま取り上げることができる。
【0047】すなわち、このコネクタモジュールでは、
携帯電話機Tを押し下げるだけの簡単な操作で、ロック
及びロック解除を行うことが可能となっている。
【0048】なお、前記ブラケット40はコーナー部に
固定されるものに限らず、例えばパーソナルコンピュー
タ10の本体の側面中央に固定されるものでもよい。た
だし、上記のようにコーナー部に固定可能な略L字状に
ブラケット40を形成すれば、このブラケット40を方
向が相異なる2面でパーソナルコンピュータ10に接触
させることができるため、ブラケット40の固定状態ひ
いては携帯電話機Tの支持状態をより安定させることが
できる利点が得られる。
【0049】次に、第2の実施の形態を図12〜図15
に基づいて説明する。
【0050】この実施の形態では、パーソナルコンピュ
ータ10の蓋11の外面に、両面粘着テープ51等を用
いて係止部材50が貼着されている。この係止部材50
の表面には、蓋11を開いた状態で上下に延びる方向の
突出部52が形成され、各突出部52に同方向の溝54
が形成されている。各溝54は、図13に示すような断
面略T字状をなし、その下端が塞がれる一方、上端が上
方に開放されている。
【0051】一方、第2のコネクタ20の裏面には、上
記溝54の断面形状と略合致する形状(すなわち略T字
状)の突条56が左右に形成され、各突条56が各溝5
4に対して上から挿入されることにより、第2のコネク
タ20がパーソナルコンピュータ10側に係止されるよ
うになっている。
【0052】このような構造においても、カード挿入口
12にPCカード14を差し込み、そのカード側コネク
タ15に第1のコネクタ16を結合した状態で、この第
1のコネクタ16にケーブル18を介して接続されてい
る第2のコネクタ20をパーソナルコンピュータ10側
に係止し、この第2のコネクタ20に携帯電話機Tを結
合することにより、携帯電話機Tをパーソナルコンピュ
ータ10に電気的に接続するのと同時に、図15に示す
ように携帯電話機Tをパーソナルコンピュータ10側に
支持することができる。しかも、携帯電話機Tは蓋11
の外面に沿って支持された状態になるので、場所をとら
ず、構造全体をコンパクトに収めることができる。
【0053】なお、この実施の形態では、係止部材50
に溝54を形成し、第2のコネクタ20側に突条56を
形成しているが、逆に蓋11側に突条を形成し、第2の
コネクタ20側に溝を形成するようにしてもよい。
【0054】また、溝や突条の方向も自由に設定すれば
よい。ただし、図14に示すように溝54及び突条56
の長手方向を携帯電話機Tと第2のコネクタ20との結
合方向に対して略直交させるようにすれば、第2のコネ
クタ20への携帯電話機Tの着脱の際、その着脱力によ
って第2のコネクタ20の突条56が溝54から抜けて
しまうのを防ぐことができる。
【0055】その他、本発明は次のような実施の形態を
とることも可能である。
【0056】(1) 前記各実施形態では、パーソナルコン
ピュータ10に対し、これと別部品のブラケット40や
係止部材50を固定することにより係止部を設けている
が、本発明では電子機器の外面に係止部を一体に形成す
るようにしてもよい。ただし、上記のように別部品を後
から固定するようにすれば、既成の電子機器を用いなが
ら、これに携帯電話機を取付けることが可能となる。
【0057】(2) 前記実施形態では、PCカード14の
カードコネクタ15に第1のコネクタ16が結合される
もの、換言すれば、第1のコネクタ16が結合される電
話機接続部がPCカード14に設けられているものを示
したが、パーソナルコンピュータ10の本体に直接電話
機接続部が設けられているもの、すなわち、パーソナル
コンピュータ10の本体に直接第1のコネクタ16が接
続されるものであってもよい。
【0058】(3) 前記第1の実施の形態では、第2のコ
ネクタ20が本体コネクタ23及びコネクタケース21
を備えたコネクタモジュールであるものを示したが、通
常のコネクタ(例えば前記本体コネクタ23)のみを単
独で第2のコネクタとして使用するようにしてもよい。
第2の実施の形態で示した第2のコネクタ20について
も同様である。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明は、電子機器の電話
機接続部に接続される第1のコネクタと、携帯電話機に
接続される第2のコネクタとを媒介として携帯電話機と
電子機器とが電気的に接続されるように構成するととも
に、上記第2のコネクタに設けられる被係止部が、上記
電子機器の外面に設けられる係止部に係止されるように
し、その係止状態で上記第2のコネクタに携帯電話機が
結合されることにより、この携帯電話機が電子機器側に
支持されるようにしたものであるので、携帯電話機を電
子機器と電気的に接続しながら簡単な構造で電子機器側
に支持することができ、かつ、携帯電話機の着脱時等に
第1のコネクタや電子機器側の電話機接続部に強度的負
担がかかるのを防ぐことができる効果がある。
【0060】上記被係止部を、上記第2のコネクタから
当該第2のコネクタにおける携帯電話機結合部と反対の
側に突出する突出片とし、上記係止部を、上記電子機器
の側面に設けられ、上記突出片が上から挿入可能な挿入
空間を形成する空間形成部としたものでは、上記突出片
を挿入空間に挿入するだけで被係止部の係止ができ、し
かも、この状態で第2のコネクタに対して上から携帯電
話機を結合することにより、これら第2のコネクタ及び
携帯電話機を下から安定して支持することができる効果
が得られる。
【0061】さらに、上記空間形成部を、上記電子機器
のコーナー部を覆う略L字状をなし、当該コーナー部を
挟む2つの電子機器側面に同時に接触する状態で当該側
面に取付けられるブラケットとすれば、既成の電子機器
を用いながらもこれに携帯電話機を取付けることがで
き、しかも、当該電子機器のコーナー部を有効に利用し
て上記ブラケットの固定状態及び携帯電話機の支持状態
を安定させることができる効果が得られる。
【0062】上記係止部を、上記電子機器に開閉可能に
設けられた蓋の外面に設け、この係止部に上記被係止部
が係止され、かつ、この被係止部が設けられた第2のコ
ネクタに携帯電話機が結合された状態で、この携帯電話
機が上記蓋の外面に沿う状態で電子機器側に支持される
ように構成したものでは、場所をとらないコンパクトな
状態で携帯電話機を電子機器に取付けることができる効
果が得られる。
【0063】さらに、上記係止部、被係止部のいずれか
一方を一方向に延びる突条とし、他方を上記突条がその
長手方向に挿入可能な溝を形成する溝形成部とするとと
もに、上記突条及び溝の長手方向を上記第2のコネクタ
に対する携帯電話機の結合方向に対して略直交させたも
のでは、溝内に突条を挿入するだけの操作で第2のコネ
クタの係止ができ、しかも、第2のコネクタに対する携
帯電話機の着脱の際、その着脱力によって第2のコネク
タの被係止部が係止部から外れてしまうのを防ぐことが
できる。
【0064】上記第2のコネクタを、携帯電話機との結
合状態をロックするためのロック部及び外部から押圧操
作を受ける被操作部を有し、この被操作部の押圧操作に
よって上記ロック部がロック位置と非ロック位置とに切
換えられるロック機能付の本体コネクタと、この本体コ
ネクタを携帯電話機との結合方向に移動可能に保持する
コネクタケースと、上記本体コネクタを上記携帯電話機
に向かう方向に付勢する付勢手段とを備えたコネクタモ
ジュールとし、このコネクタモジュールにおいて、上記
付勢手段の付勢力により本体コネクタが押し出された状
態では上記ロック部を上記非ロック位置に切換え、上記
付勢手段の付勢力に抗して本体コネクタがコネクタケー
ス内に押し込まれた状態では上記ロック部を上記ロック
位置に切換えるべく当該本体コネクタの被操作部を操作
するように上記コネクタケースを構成するとともに、上
記ロック部が上記ロック位置に切換えられるまでコネク
タケース内に押し込まれた位置で本体コネクタを係止
し、この係止位置からさらに本体コネクタがコネクタケ
ースの奥へ押し込まれた時に上記係止を解除する係止手
段をコネクタケースに設けるようにしたものでは、携帯
電話機と第2のコネクタとの結合及び切離しのための操
作をきわめて容易にすることができ、使い勝手をさらに
向上させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるパーソナル
コンピュータへの携帯電話機の取付構造を示す分解斜視
図である。
【図2】図1に示す第2のコネクタの断面側面図であ
る。
【図3】上記第2のコネクタに組み込まれる本体コネク
タの一部断面平面図である。
【図4】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタが最
も上昇している状態を示す断面平面図である。
【図5】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタと携
帯電話機との結合が開始した状態を示す断面平面図であ
る。
【図6】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタが最
も下降した状態を示す断面平面図である。
【図7】上記第2のコネクタにおいて本体コネクタがコ
ネクタケース側に係止された状態を示す断面平面図であ
る。
【図8】上記取付構造においてパーソナルコンピュータ
に第2のコネクタが取付けられた段階を示す斜視図であ
る。
【図9】上記取付構造におけるパーソナルコンピュータ
へのブラケットの固定状態を示す一部断面平面図であ
る。
【図10】上記取付構造においてブラケットの挿入空間
内に第2のコネクタ側の被係止板が挿入された状態を示
す一部断面側面図である。
【図11】図8に示す第2のコネクタに携帯電話機が結
合された状態を示す断面側面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態においてパーソナ
ルコンピュータの蓋の外面に係止部材が固定された段階
を示す斜視図である。
【図13】上記係止部材に第2のコネクタが係合された
状態を示す断面平面図である。
【図14】上記係止部材に第2のコネクタが係合された
状態を示す斜視図である。
【図15】図14に示す第2のコネクタに携帯電話機が
結合された状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ(電子機器) 11 蓋 16 第1のコネクタ 18 ケーブル(電線類) 20 第2のコネクタ 21 コネクタケース 21k コネクタ操作部 23 本体コネクタ 23b 被操作部 23p ロック用爪(ロック部) 24 コネクタ係止ピン(係止部材) 26 圧縮コイルばね(付勢手段) 30 被係止板(突出片) 40 ブラケット 43 空間(突出片挿入空間) 50 係止部材(溝形成部) 54 溝 56 突条 T 携帯電話機 TC 電話機側コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/02 H04M 11/00 302 1/21 G06F 1/00 312K 11/00 302 312E H04B 7/26 V (72)発明者 堤 祐一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 日浦 靖博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 杉本 雅司 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に設けられた電話機接続部に携
    帯電話機を電気的に接続した状態で当該携帯電話機を上
    記電子機器に取付けるための構造であって、上記電話機
    接続部に対して着脱可能に接続される第1のコネクタ
    と、この第1のコネクタに電線類を介して接続され、上
    記携帯電話機に対して着脱可能に接続される第2のコネ
    クタとを備え、これら第1のコネクタ及び第2のコネク
    タを介して上記携帯電話機と電子機器とが電気的に接続
    されるように構成するとともに、上記第2のコネクタに
    設けられる被係止部と、上記電子機器の外面に設けら
    れ、上記被係止部を着脱可能に係止する係止部とを備
    え、この係止部に上記被係止部が係止された状態で上記
    第2のコネクタに携帯電話機が結合されることにより、
    この携帯電話機が電子機器側に支持されるようにしたこ
    とを特徴とする電子機器への携帯電話機の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器への携帯電話機
    の取付構造において、上記被係止部を、上記第2のコネ
    クタから当該第2のコネクタにおける携帯電話機結合部
    と反対の側に突出する突出片とし、上記係止部を、上記
    電子機器の側面に設けられ、上記突出片が上から挿入可
    能な挿入空間を形成する空間形成部としたことを特徴と
    する電子機器への携帯電話機の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子機器への携帯電話機
    の取付構造において、上記空間形成部を、上記電子機器
    のコーナー部を覆う略L字状をなし、当該コーナー部を
    挟む2つの電子機器側面に同時に接触する状態で当該側
    面に取付けられるブラケットにより構成したことを特徴
    とする電子機器への携帯電話機の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子機器への携帯電話機
    の取付構造において、上記係止部を、上記電子機器に開
    閉可能に設けられた蓋の外面に設け、この係止部に上記
    被係止部が係止され、かつ、この被係止部が設けられた
    第2のコネクタに携帯電話機が結合された状態で、この
    携帯電話機が上記蓋の外面に沿う状態で電子機器側に支
    持されるように構成したことを特徴とする電子機器への
    携帯電話機の取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子機器への携帯電話機
    の取付構造において、上記係止部、被係止部のいずれか
    一方を一方向に延びる突条とし、他方を上記突条がその
    長手方向に挿入可能な溝を形成する溝形成部とするとと
    もに、上記突条及び溝の長手方向を上記第2のコネクタ
    に対する携帯電話機の結合方向に対して略直交させたこ
    とを特徴とする電子機器への携帯電話機の取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電子機
    器への携帯電話機の取付構造において、上記第2のコネ
    クタを、携帯電話機との結合状態をロックするためのロ
    ック部及び外部から押圧操作を受ける被操作部を有し、
    この被操作部の押圧操作によって上記ロック部がロック
    位置と非ロック位置とに切換えられる本体コネクタと、
    この本体コネクタを携帯電話機との結合方向に移動可能
    に保持するコネクタケースと、上記本体コネクタを上記
    携帯電話機に向かう方向に付勢する付勢手段とを備えた
    コネクタモジュールにより構成し、このコネクタモジュ
    ールにおいて、上記付勢手段の付勢力により本体コネク
    タが押し出された状態では上記ロック部を上記非ロック
    位置に切換え、上記付勢手段の付勢力に抗して本体コネ
    クタがコネクタケース内に押し込まれた状態では上記ロ
    ック部を上記ロック位置に切換えるべく当該本体コネク
    タの被操作部を操作するように上記コネクタケースを構
    成するとともに、上記ロック部が上記ロック位置に切換
    えられるまでコネクタケース内に押し込まれた位置で本
    体コネクタを係止し、この係止位置からさらに本体コネ
    クタがコネクタケースの奥へ押し込まれた時に上記係止
    を解除する係止手段をコネクタケースに設けたことを特
    徴とする電子機器への携帯電話機の取付構造。
JP9244054A 1997-09-09 1997-09-09 電子機器への携帯電話機の取付構造 Withdrawn JPH1188485A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6525932B1 (en) 1999-08-18 2003-02-25 Fujitsu Limited Expansion unit and electronic apparatus
GB2442524A (en) * 2006-10-03 2008-04-09 Fast Tech Computing Ltd A support for an electrical device which disables the latching mechanism of an electrical connector arranged within

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US6525932B1 (en) 1999-08-18 2003-02-25 Fujitsu Limited Expansion unit and electronic apparatus
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